JPH04102417A - 調理用フード - Google Patents

調理用フード

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Publication number
JPH04102417A
JPH04102417A JP21803490A JP21803490A JPH04102417A JP H04102417 A JPH04102417 A JP H04102417A JP 21803490 A JP21803490 A JP 21803490A JP 21803490 A JP21803490 A JP 21803490A JP H04102417 A JPH04102417 A JP H04102417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
polymetallocarbosilane
coating film
hood
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21803490A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Nishihara
義夫 西原
Kunio Takai
高井 邦男
Takashi Yoshida
隆 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
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Publication of JPH04102417A publication Critical patent/JPH04102417A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ハンバーグあるいはステーキなどの食品を調
理する際に、調理板上に食品を覆うように置かれる調理
用フードに関する。
(従来の技術及びその問題点) 実開平2−4526号公報には、ポリメタロカルボシラ
ン、シリコーン樹脂及び無機充填材が有機溶剤に分散又
は溶解された耐熱性塗料が塗装焼付けされた調理用フー
ドが開示されている。
この公報に記載されている調理用フードは、未塗装の調
理用フードに比較して、使用中に表面が黒ずむことがな
く視覚的な美しさが維持されると共に、塗膜と基材金属
との密着性が高いので塗膜が基材金属と剥がれることが
ないという、優れた特徴を有している。
他方、上記公報に記載の調理用フードにおける塗膜は、
耐熱性塗料の一般的な焼成焼付は温度である250〜4
50℃に加′熱してポリメタロカルボシランを硬化させ
ることによって形成されるが、その塗膜の鉛筆硬度は2
H〜3Hであって比較的硬度が低く、塗膜に傷が付きや
すいという解決すべき問題点を有している。
従って、上記調理用フードの使用時あるいは洗浄時には
、塗膜に傷を付けないように注意深く取り扱う必要があ
る。
(問題点を解説するための技術的手段)本発明は、ポリ
メタロカルボシラン系塗料の優れた耐熱性を保持しつつ
硬度の高い塗膜が形成された調理用フードを提供する。
本発明によれば、食品が置かれている調理板を覆う金属
性の調理用フードにおいて、このフードの外面に、ポリ
メタロカルボシラン、シリコーン樹脂、無機充填材、及
びアルカリ金属ケイ酸塩からなる耐熱性塗料が塗装焼付
けされている調理用フードが提供される。
本発明におけるポリメタロカルボシランは、それ自体公
知の有機ケイ素重合体であり、例えば、特公昭61−4
9335号公報、同62−60414号公報、同63−
37139号公報、同63−49691号公報に記載の
方法に従って調製することができる。これら公報の記載
は本明細書の一部として参照される。
ポリメタロカルボシランの代表的な製法は、数平均分子
量が200〜1000のポリカルボシランとチタンある
いはジルコニウムのアルコキシドとを反応させる方法で
ある。この反応によって、ポリカルボシランが、その骨
格中のケイ素原子の一部が酸素原子を介してチタン原子
あるいはジルコニウム原子で結合された、数平均分子量
が700〜100゜000の架橋重合体であるポリメタ
ロカルボシランが得られる。
上記ポリメタロカルボシランの有機溶剤溶液が宇部興産
味からチラノコート[相]ワニスタイプとして市販され
ている。
本発明におけるシリコーン樹脂の具体例としては、ジメ
チルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、
ジフェニルポリシロキサンなどの純シリコーン樹脂、純
シリコーン樹脂をアルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、
アクリル樹脂、エポキシ樹脂などの変成用樹脂と反応さ
せた変成シリコーンが挙げられる。
シリコーン樹脂の配合割合は、ポリメタロカルボシラン
100重量部当たり、10〜900重量部、特に50〜
500重量部であることが好ましい。シリコーン樹脂の
配合割合が過度に小さいと焼付は塗膜の可撓性が低下し
、その割合が過度に高くなると焼付は塗膜の耐熱性及び
耐食性が低下する。
本発明における無機充填材としては、酸化物、ホウ化物
、リン酸塩、ケイ酸塩、ケイ化物、ホウ化物、窒化物及
び炭化物から選ばれる少なくとも一種が使用される。そ
の例としては、マグネシウム、カルシウム、バリウム、
チタン、ジルコニウム、クロム、マンガン、鉄、コバル
ト、ニッケル、綱、亜鉛、ホウ素、アルミニウム、ケイ
素の酸化物、炭化物、窒化物、ケイ化物、ホウ化物、リ
チウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシ
ウムあるいは亜鉛のホウ酸塩、リン酸塩、ケイ酸塩が挙
げられる。
無機充填材の配合割合は、ポリメタロカルボシラン10
0重量部当たり、10〜900重量部、特に50〜50
0重量部であることが好ましい。無機充填材を配合する
ことによって、焼付は塗膜の基材に対する密着性が向上
するが、その配合割合が過度に高くなると!!膜の可撓
性が低下する。
本発明におけるアルカリ金属ケイ酸塩としては、弐  
MzO・n5iO,−xH,0 〔式中、NばLi5Na、 K又はNR4(Rはアルキ
ル基)を示し、口は0.5〜4であり、χは0〜10で
ある。〕で表される化合物が一般的に使用される。
その具体例としては、メタケイ酸ソーダ9水和物、オル
トケイ酸ソーダ水和物、メタケイ酸カリウム水和物、及
びメタケイ酸リチウム水和物が挙げられる。
アルカリ金属ケイ酸塩の配合割合は、ポリメタロカルボ
シラン100重量部当たり、5〜100重量部、特に1
0〜50重量部であることが好ましい。アルカリ金属ケ
イ酸塩の配合割合が過度に小さいと塗装塗膜の硬度が充
分でなく、その割合を過度に高めても硬度の上昇に限度
があり、逆に塗膜の可撓性が小さ(なる。
本発明における上記塗料成分は有機溶剤に分散あるいは
溶解して使用される。有機溶剤としては、ポリメタロカ
ルボシラン及びシリコーン樹脂の溶解能がある溶剤であ
ればすべて使用することができる。その具体例としては
、トルエン、キシレン、n−ブタノール、イソブタノー
ル、酢酸ブチル、ミネラルスピリット、ソルベントナフ
サ、エチルセロソルブ、セロソルブアセテートが挙げら
れる。
有機溶剤の使用割合は、塗膜形成性成分の種類及び配合
割合に応じて種々異なるが、本発明の開示に従って当業
者が適宜決定することができる。
本発明における耐熱性塗料が塗装焼付けされる調理用フ
ードは、鉄板、金属網などの調理板の上で食品を調理す
る際に、食品を覆うように設計されているものである。
その例としては、チムニ■製のチムニ−ロースタ−が挙
げられる。
本発明における耐熱性塗料を調理法フードに塗装焼付け
する方法については特別の制限はなく、刷毛塗り、ロー
ルコータ、スプレー、浸漬などのそれ自体公知の手段に
よって塗装され、ついで乾燥され、焼付けされる。
耐熱性塗料の塗布量は20〜100g/rrfであるこ
とが好ましい。塗布量が過度に小さいと塗膜にピンホー
ルが発生しやすくなり、耐食性が低下する。
他方、塗布量が過度に大きいと塗膜が高温下又は冷熱サ
イクルに曝される際に塗膜にクラックが発生しやすくな
る。
焼付は温度は150℃以上、特に200°C以上である
ことが好ましい。焼付は温度が過度に低いと塗料成分の
一つであるポリメタロカルボシランの硬化が充分に起こ
らず、塗膜の強度が低くなると共に耐衝撃性も低下する
(実施例) 以下に実施例及び比較例を示す。実施例において特別の
言及がない限り、「%J及び「部」は、それぞれ、「重
量%」及び「重量部」を示す。
形成された塗膜の鉛筆硬度はJIS K 5400に従
って測定した。
また塗膜の耐熱性はつぎのようにして評価した。
即ち、被塗装物を1000℃で200時間空気オーブン
中に保持した後にオーブンから取り出しで空気中で徐冷
し、ついで塗膜に1閣ピツチのクロスカットをカッター
ナイフで入れ、この部分に粘着セロファンテープを貼り
付け、それを急激に剥がした後の塗膜の剥離の有無を調
べた。塗膜の剥離が認められないものを耐熱性「良」と
し、一部でも剥離が認められたものを耐熱性「不良」と
した。
実施例1 ポリチタノカルボシランの50%キシレン溶液(宇部興
産■製、チラノコート[有]フェスタイプ)100部、
メチルフェニルポリシロキサンの50%キシレン溶液(
東芝シリコーン社製、TSR−116)100部、炭化
ケイ素粉末100部、メタケイ酸ソーダ9水和物30部
及びキシレン70部をミキサーにより混合して耐熱製塗
料を調製した。
これとは別に基材として厚さ0.6閣のステンレス鋼板
(SUS 316L)をアセトンで脱脂した後に風乾し
た。
前記耐熱性塗料を基材にスプレーガンによって約30μ
11厚さに塗装し、空気オーブン中で300°Cで25
分焼成焼付けした後に徐冷した。
形成された塗膜の鉛筆硬度が9H以上であった。
また、この塗膜の耐熱性は「良」であった。
実施例2 メタケイ酸ソーダ9水和物に代えて、オルトケイ酸ソー
ダ水和物30部を使用した以外は実施例1を繰り返した
得られた塗膜の鉛筆硬度は9H以上であり、耐熱性は「
良」であった。
比較例1 メタケイ酸ソーダ9水和物を配合しなかった以外は実施
例1を繰り返した。
得られた塗膜の鉛筆硬度は2Hであり、耐熱性は「良」
であった。
実施例3 炭化ケイ素粉末に代えて窒化ケイ素粉末200部を使用
した以外は実施例1を繰り返した。
得られた塗膜の鉛筆硬度は9H以上であり、耐熱性は「
良」であった。
実施例4 炭化ケイ素粉末に代えて酸化ジルコニウム粉末50部を
使用した以外は実施例1を繰り返した。
得られた塗膜の鉛筆硬度は9H以上であり、耐熱性は「
良」であった。
実施例5 実施例工で調製した耐熱性塗料を、チムニ−■製のチム
ニ−ロースタ−の外表面に約30μ■厚さに塗装し、空
気オーブン中で300℃で25分焼成焼付けした後に徐
冷した。
得られた調理用フードは使用中に表面が黒ずむこともな
く、また傷が付きにくいものであった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 食品が置かれている調理板を覆う金属性の調理用フード
    において、このフードの外面に、ポリメタロカルボシラ
    ン、シリコーン樹脂、無機充填材、及びアルカリ金属ケ
    イ酸塩からなる耐熱性塗料が塗装焼付けされている調理
    用フード。
JP21803490A 1990-08-21 1990-08-21 調理用フード Pending JPH04102417A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21803490A JPH04102417A (ja) 1990-08-21 1990-08-21 調理用フード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21803490A JPH04102417A (ja) 1990-08-21 1990-08-21 調理用フード

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Publication Number Publication Date
JPH04102417A true JPH04102417A (ja) 1992-04-03

Family

ID=16713607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21803490A Pending JPH04102417A (ja) 1990-08-21 1990-08-21 調理用フード

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JP (1) JPH04102417A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7020945B2 (en) 2002-10-31 2006-04-04 Araco Kabushiki Kaisha Methods for adjusting clearance

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7020945B2 (en) 2002-10-31 2006-04-04 Araco Kabushiki Kaisha Methods for adjusting clearance

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