JPH04101805U - アクチユエータ - Google Patents
アクチユエータInfo
- Publication number
- JPH04101805U JPH04101805U JP1204291U JP1204291U JPH04101805U JP H04101805 U JPH04101805 U JP H04101805U JP 1204291 U JP1204291 U JP 1204291U JP 1204291 U JP1204291 U JP 1204291U JP H04101805 U JPH04101805 U JP H04101805U
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- JP
- Japan
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- spline
- rod
- cylinder body
- chuck
- actuator
- Prior art date
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- Withdrawn
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Actuator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 1対の指部材38を備えたチャックを全体的
に直動させるとともに前記指部材38を開閉動作させる
機能を備えた流体圧作動形のアクチュエータについて、
前記チャックに作動圧力を供給する配管の位置を変更
し、またガイドバーを省略することによって、当該アク
チュエータの横幅、占有スペースを小さくする。 【構成】 ピストン21を直動させる第1のシリンダ系
と、回転軸27を回転させる第2のシリンダ系を組み合
わせ、前者第1の系によってチャックを全体的に直動さ
せ、後者第2の系によって1対の指部材38を開閉動作
させる。チャックに作動圧力を供給する配管は第2のシ
リンダ系に接続される。ガイドバーに代わる回り止めは
スプラインナット22とスプラインロッド23の係合に
よる。
に直動させるとともに前記指部材38を開閉動作させる
機能を備えた流体圧作動形のアクチュエータについて、
前記チャックに作動圧力を供給する配管の位置を変更
し、またガイドバーを省略することによって、当該アク
チュエータの横幅、占有スペースを小さくする。 【構成】 ピストン21を直動させる第1のシリンダ系
と、回転軸27を回転させる第2のシリンダ系を組み合
わせ、前者第1の系によってチャックを全体的に直動さ
せ、後者第2の系によって1対の指部材38を開閉動作
させる。チャックに作動圧力を供給する配管は第2のシ
リンダ系に接続される。ガイドバーに代わる回り止めは
スプラインナット22とスプラインロッド23の係合に
よる。
Description
【0001】
本考案は、アクチュエータに係り、更に詳しくは、1対の指部材を備えたチャ
ックを全体的に直動させるとともに前記指部材を開閉動作させる機能を備えた流
体圧作動形のアクチュエータに関する。
【0002】
図3に示すように、1対の指部材2を備えたチャック1を全体的に直動Aさせ
るとともに前記指部材2を開閉動作Bさせる場合、従来は、同図に示したアクチ
ュエータが用いられている。
【0003】
すなわち、箱形のシリンダ本体3に図示しないピストンが直動自在に内挿され
、該ピストンに一端を接続したロッド4の他端にチャック支持板5を介してチャ
ック1が取り付けられている。6はロッド4と平行に配置され、一端をチャック
支持板5に接続し、他端をシリンダ本体3の端壁に形成した穴7に滑動自在に挿
入したガイドバーであって、チャック1およびチャック支持板5がその重量によ
りロッド4の中心軸を中心としてロッド4やピストンとともに回転してしまわな
いように回り止めする。ピストンはシリンダに対する圧力の給排によって往復動
し、シリンダ本体3に圧力供給ポート8,9が設けられている。またチャック1
も圧力の給排によって爪2を開閉させるものであって、このための圧力供給配管
10,11がチャック1に直接接続されている。配管10,11にはチャック1
が往復動してその位置を変えるため、これに追随できるよう長尺なフレキシブル
ホースが用いられている。
【0004】
上記従来のアクチュエータに対しては、次の問題が指摘される。
【0005】
すなわち、チャック1が往復動するたびに該チャック1に接続した圧力供給配
管10,11が当該アクチュエータに纏わり付くようにして動くために、該配管
10,11が動けるだけのスペースを当該アクチュエータの廻りに確保しておか
なければならない。またロッド4とガイドバー6とが並べられているため、当該
アクチュエータの横幅を大きくしなければならない。したがって、これらにより
当該アクチュエータの占有スペースが大きいという問題がある。
【0006】
本考案は以上の点に鑑み、上記従来技術にみられる問題を解決するために案出
されたものであって、この目的を達成するため、ピストンを直動自在に内挿した
第1のシリンダ本体と、前記第1のシリンダ本体の内部に固定された第1のスプ
ラインナットと、前記ピストンに接続され、前記第1のスプラインナットに係合
支持された中空の第1のスプラインロッドと、前記第1のシリンダ本体と別体ま
たは一体になり、中空の回転軸を回転自在に内挿した第2のシリンダ本体と、前
記回転軸の内周側に固定された第2のスプラインナットと、前記第2のスプライ
ンナットに係合支持された第2のスプラインロッドと、前記第1のスプラインロ
ッドの内周側に回転自在に貫挿され、前記第2のスプラインロッドに接続された
インナロッドと、前記第1のスプラインロッドに固定され、前記インナロッドと
軸受を介して接続されたチャックハウジングと、前記インナロッドに設けられた
ピニオンギヤと、前記チャックハウジングに支持され、前記ピニオンギヤと噛合
するラックを設け、互いに開閉動作する1対の指部材と、を備えたアクチュエー
タを提供する。
【0007】
第1のシリンダ本体に圧力を供給してピストンを直動させると、第1のスプラ
インロッド、チャックハウジングおよび1対の指部材がこれに従動し、すなわち
チャックが全体として直動する。また、このときインナロッドおよび第2のスプ
ラインロッドも従動する。第1のスプラインロッドは第1のスプラインナットに
係合支持されて第1のシリンダ本体に対して回り止めされており、このため、従
来のようにガイドバーを設ける必要がない。
【0008】
第2のシリンダ本体に圧力を供給して回転軸を所定の作動角度をもって回転さ
せると、第2のスプラインナット、第2のスプラインロッド、インナロッドおよ
びピニオンギヤがこれに従動し、ピニオンギヤとラックとの噛合位置が移動して
1対の指部材が開閉動作する。しかして、この第2のシリンダ本体に圧力を供給
する圧力供給配管は、これを第1のシリンダ本体に対してチャックとは反対側に
配置した第2のシリンダ本体に接続することとなり、チャックおよび第1のシリ
ンダ本体の廻りからチャックの直動に従動する配管を無くすことができる。
【0009】
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明する。
【0010】
図1および図2に示すように、箱形の第1のシリンダ本体20にピストン21
が直動自在に内挿され、前記第1のシリンダ本体20の内部に第1のスプライン
ナット22が固定されている。前記ピストン21に中空の第1のスプラインロッ
ド23がその一端をもって接続され、該第1のスプラインロッド23はその周面
に軸方向に延びる所要数のスプライン溝23aを有して前記第1のスプラインナ
ット22に係合支持され、第1のシリンダ本体20に対して回り止めされている
。また該第1のスプラインロッド23の他端は前記第1のシリンダ本体20の外
部へ突出せしめられている。24と25は圧力供給ポートであって、ピストン2
1の両側の室に連通し、該ポート24,25に交互に圧力(圧縮空気)を供給す
ることによりピストン21と第1のスプラインロッド23が往復動する。
【0011】
第1のシリンダ本体20の外部に第2のシリンダ本体26が並設され、該第2
のシリンダ本体26に中空の回転軸27が軸受29を介して回転自在に内挿され
、該回転軸27の内周側に第2のスプラインナット30が固定されている。回転
軸27はその外周側にベーン28を有し、該ベーン28の両側の室に交互に圧力
(圧縮空気)を供給することにより回転軸27と第2のスプラインナット30が
所定の作動角度をもって往復回転する。31と32はベーン28の両側の室に連
通した圧力供給ポートである。前記第2のスプラインナット30に第2のスプラ
インロッド33が係合支持されて回転軸27に対して従動回転するようになって
いる。前記第1のスプラインロッド23の内周側にインナロッド34が回転自在
に貫挿され、該インナロッド34はその一端において前記第2のスプラインロッ
ド33に接続されている。また該インナロッド34の他端にはピニオンギヤ35
が設けられている。前記第1のスプラインロッド23の端部にチャックハウジン
グ36が固定され、該チャックハウジング36は転がり軸受37を介してインナ
ロッド34と接続されている。前記チャックハウジング36にクロスローラベア
リング37を介して1対の指部材38が支持され、該指部材38はそれぞれピニ
オンギヤ35と噛合するラック39を有しており、ピニオンギヤ35の回転に伴
って開閉動作するようになっている。
【0012】
第1のシリンダ本体20に圧力(圧縮空気)を供給してピストン21を直動さ
せると、第1のスプラインロッド23、チャックハウジング36および1対の指
部材38がこれに従動し、すなわち第1のシリンダ本体20に圧力を供給するこ
とによりチャックを全体として直動させる。また、このときインナロッド34お
よび第2のスプラインロッド33も従動する。第1のスプラインロッド23は第
1のスプラインナット22に係合支持されて第1のシリンダ本体20に対して回
り止めされており、このため、従来のようにガイドバーを設ける必要がなく、当
該アクチュエータの横幅を小さくすることができる。
【0013】
第2のシリンダ本体26に圧力(圧縮空気)を供給して回転軸27を所定の作
動角度をもって回転させると、第2のスプラインナット30、第2のスプライン
ロッド33、インナロッド34およびピニオンギヤ35がこれに従動し、ピニオ
ンギヤ35とラック39との噛合位置が移動するために1対の指部材38が開閉
動作し、すなわち第2のシリンダ本体26に圧力を供給することにより1対の指
部材38を開閉動作させる。しかして、この第2のシリンダ本体26に圧力を供
給する圧力供給配管(図示せず)は、これを第1のシリンダ本体20に対してチ
ャックとは反対側に配置した第2のシリンダ本体26に接続することとなり、こ
のためチャックおよび第1のシリンダ本体20の廻りからチャックの直動に従動
する配管を無くすことができる。なお、図において、40はマグネット、41は
磁気近接スイッチを示しており、これらの制御手段を設けることによりピストン
21や回転軸27の位置を外部から検出することができる。
【0014】
本考案のアクチュエータは以上説明したように、チャックまたは第1のシリン
ダ本体の廻りからチャックの直動に従動する配管を無くし、またチャックが不要
な回転をしないように第1のスプラインロッドを第1のスプラインナットに係合
支持させてガイドバーを不要としたものであって、当該アクチュエータの横幅を
小さくし、当該アクチュエータの占有スペースを小さくすることができる。また
配管にフレキシブルホースなどの可動部分を必要としないため該配管の耐久性を
向上させることができる。スプラインナットとスプラインロッドの組合せは高精
度の作動を確保するものである。
【図1】本考案の実施例に係るアクチュエータの正断面
図
図
【図2】同アクチュエータの一部切欠した平面図
【図3】従来例に係るアクチュエータの斜視図
20 第1のシリンダ本体
21 ピストン
22 第1のスプラインナット
23 第1のスプラインロッド
23a スプライン溝
24,25,31,32 圧力供給ポート
26 第2のシリンダ本体
27 回転軸
28 ベーン
29,37 軸受
30 第2のスプラインナット
33 第2のスプラインロッド
34 インナロツド
35 ピニオンギヤ
36 チャックハウジング
37 クロスローラベアリング
38 指部材
39 ラック
40 マグネット
41 磁気近接スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 ピストン21を直動自在に内挿した第1
のシリンダ本体20と、前記第1のシリンダ本体20の
内部に固定された第1のスプラインナット22と、前記
ピストン21に接続され、前記第1のスプラインナット
22に係合支持された中空の第1のスプラインロッド2
3と、前記第1のシリンダ本体20と別体または一体に
なり、中空の回転軸27を回転自在に内挿した第2のシ
リンダ本体26と、前記回転軸27の内周側に固定され
た第2のスプラインナット30と、前記第2のスプライ
ンナット30に係合支持された第2のスプラインロッド
33と、前記第1のスプラインロッド23の内周側に回
転自在に貫挿され、前記第2のスプラインロッド33に
接続されたインナロッド34と、前記第1のスプライン
ロッド23に固定され、前記インナロッド34と軸受3
7を介して接続されたチャックハウジング36と、前記
インナロッド34に設けられたピニオンギヤ35と、前
記チャックハウジング36に支持され、前記ピニオンギ
ヤ35と噛合するラック39を設け、互いに開閉動作す
る1対の指部材38と、を備えたアクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1204291U JPH04101805U (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | アクチユエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1204291U JPH04101805U (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | アクチユエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04101805U true JPH04101805U (ja) | 1992-09-02 |
Family
ID=31745754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1204291U Withdrawn JPH04101805U (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | アクチユエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04101805U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002310107A (ja) * | 2001-04-11 | 2002-10-23 | Kuroda Precision Ind Ltd | 流体シリンダ装置 |
-
1991
- 1991-02-14 JP JP1204291U patent/JPH04101805U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002310107A (ja) * | 2001-04-11 | 2002-10-23 | Kuroda Precision Ind Ltd | 流体シリンダ装置 |
JP4607367B2 (ja) * | 2001-04-11 | 2011-01-05 | クロダニューマティクス株式会社 | 流体シリンダ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950518 |