JPH04101411U - 防振床パネル - Google Patents
防振床パネルInfo
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- JPH04101411U JPH04101411U JP246291U JP246291U JPH04101411U JP H04101411 U JPH04101411 U JP H04101411U JP 246291 U JP246291 U JP 246291U JP 246291 U JP246291 U JP 246291U JP H04101411 U JPH04101411 U JP H04101411U
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- iron
- vibration
- fixed
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】鉄製枠の間に従来の木製に代え、鉄製の根太を
架設する防振床パネルで、上面に施工される床材の振動
に対して、優れた振動減衰性能を有するものを提供す
る。 【構成】鉄製枠材3の間に、フランジ4aを有する複数
の鉄製根太材4を架設し、この鉄製根太材4の上面に床
下地板5を固定してパネル枠体2を構成し、このパネル
枠体2の鉄製根太材4のフランジ4aに端部7aが接触
しないようにして制振鋼板7を取り付け、この制振鋼板
7の端部7aに重錘体6を固定したものである。 【効果】上面に床下地板を固定したパネル枠体の鉄製根
太材のフランジに、重錘体を固定した端部が接触しない
ようにして制振鋼板を取り付けたことにより、床下地板
の上面に施工する床材の振動を、制振鋼板およびこの端
部に固定した重錘体の優れた振動減衰性能で減衰(吸
収)することができる。
架設する防振床パネルで、上面に施工される床材の振動
に対して、優れた振動減衰性能を有するものを提供す
る。 【構成】鉄製枠材3の間に、フランジ4aを有する複数
の鉄製根太材4を架設し、この鉄製根太材4の上面に床
下地板5を固定してパネル枠体2を構成し、このパネル
枠体2の鉄製根太材4のフランジ4aに端部7aが接触
しないようにして制振鋼板7を取り付け、この制振鋼板
7の端部7aに重錘体6を固定したものである。 【効果】上面に床下地板を固定したパネル枠体の鉄製根
太材のフランジに、重錘体を固定した端部が接触しない
ようにして制振鋼板を取り付けたことにより、床下地板
の上面に施工する床材の振動を、制振鋼板およびこの端
部に固定した重錘体の優れた振動減衰性能で減衰(吸
収)することができる。
Description
【0001】
この考案は、建築物の床面となる部分に施工する防振床パネルに関するもので
ある。
【0002】
従来の床パネルの構造の一例を図5に基づいて説明する。図5は、床パネル2
1を施工した建築物の縦断面図である。
この床パネル21は、鉄製枠材22の間に木製の複数の根太23を架設し、こ
の各根太23の上面に床下地板24を固定したものである。
【0003】
そして、この床パネル21は、地面51に下部を埋設施工した基礎52に固定
することにより施工され、建築物の一部となる。なお、53は基礎52の上端面
に固定された壁パネルである。
このような構造の床パネル21では、鉄製枠材22に架設する複数の根太23
が木製であることから、床下地板24の上面に施工する床材(図示せず)の振動
を吸収減衰する働きがある。
【0004】
上記ような構造の床パネル21を製造するためには、鉄製枠材22に木製の根
太23を架設する工程で多くの接合部品や工数を必要とすることや、多数の木製
の根太23を使用するから、合理化および木材資源の省資源の目的で木製の根太
23を鉄製の根太に変更することが提案されている。
【0005】
しかしながら、根太23を木製から鉄製に変更すると床パネル21自体の振動
減衰性能が低下することから、床パネル21の上面に施工される床材の振動が吸
収されず、結果として建築物の内部での快適な居住性が損なわれるという問題が
ある。
この考案の目的は、鉄製枠材に架設する根太を鉄製に変更しても優れた振動減
衰性能を有し、上面に施工する床材の振動を十分に減衰(吸収)することができ
る防振床パネルを提供することである。
【0006】
この考案の防振床パネルは、鉄製枠材の間にフランジを有する複数の鉄製根太
材を架設し、この鉄製根太材の上面に床下地板を固定してパネル枠体を構成し、
このパネル枠体の鉄製根太材のフランジに端部が接触しないようにして制振鋼板
を取付け、この制振鋼板の端部に重錘体を固定したものである。
【0007】
この考案の防振床パネルは、上面に床下地板を固定したパネル枠体の鉄製根太
材のフランジに、重錘体を固定した端部が接触しないようにして制振鋼板を取付
けたので、床下地板の上面に施工する床材の振動を高い振動減衰性能を持つ制振
鋼板および制振鋼板の端部に固定した重錘体で減衰(吸収)することがことがで
きる。
【0008】
この考案の防振床パネルの一実施例を図1ないし図3に基づいて説明する。
図1は、防振床パネル1の一部を構成するパネル枠体2の裏面図である。この
パネル枠体2は、鉄製枠材3の間にフランジ4aを有する複数の鉄製根太材4を
架設し、この鉄製根太材4の上面に床下地板5を固定したものである。
【0009】
なお、図1のAで示すパネル枠体2の鉄製根太材4のフランジ4aには、前工
程でプレス加工により図2に示すような上方に突出する絞り部4bを設けるとと
もに、ボルト挿通孔4cが設けられている。
そして、このフランジ4aの絞り部4bには、図3で示すようにボルト挿通孔
4c(図2)に下方から挿通したボルト8aへのナット8bの螺合により、重錘
体6を固定した端部7aがフランジ4aと接触しないようにして制振鋼板7が取
付けられている。
【0010】
このように、パネル枠体2の一部を構成する鉄製根太材4のフランジ4aに、
重錘体6を固定した端部7aが接触しないようにして制振鋼板7を取付けて防振
床パネル1としたことにより、床下地板5の上面に施工する床材(図示せず)の
振動を、上下方向に撓性移動することにより優れた振動減衰性能を持つ制振鋼板
7および制振鋼板7の端部に固定した重錘体6で減衰(吸収)することがことが
できる。
【0011】
なお、この実施例では、鉄製根太材4のフランジ4aに上方突設した絞り部4
bを設け、重錘体6を固定した端部7aが接触しないようにして制振鋼板7を絞
り部4bに取付けた例を説明したが、図4に示すように端部17aに重錘体6を
固定した制振鋼板17の中央部17bを下方に突出させ、端部17aが接触しな
いようにして中央部17bを鉄製根太材4のフランジ4aにボルト8aおよびナ
ット8bで取付けることにより、同様の作用・効果を得ることができる。
【0012】
この考案の防振床パネルは、上面に床下地板を固定したパネル枠体の鉄製根太
材のフランジに、重錘体を固定した端部が接触しないようにして制振鋼板を取付
けたことにより、床下地板の上面に施工する床材の振動を制振鋼板および制振鋼
板の端部に固定した重錘体の優れた振動減衰性能で減衰(吸収)することがこと
ができる。
【図1】実施例の防振床パネルのパネル枠体の裏面図で
ある。
ある。
【図2】実施例の防振床パネルの鉄製根太材と床下地板
との部分斜視図である。
との部分斜視図である。
【図3】実施例の防振床パネルの制振鋼板と重錘体との
正面図である。
正面図である。
【図4】他の実施例の防振パネルの制振鋼板と重錘体と
の正面図である。
の正面図である。
【図5】従来の床パネルの縦断面図である。
1 防振床パネル
2 パネル枠体
3 鉄製枠材
4 鉄製根太材
5 床下地板
6 重錘体
7,17 制振鋼板
Claims (1)
- 【請求項1】鉄製枠材の間にフランジを有する複数の鉄
製根太材を架設し、この鉄製根太材の上面に床下地板を
固定してパネル枠体を構成し、このパネル枠体の前記鉄
製根太材の前記フランジに端部が接触しないようにして
制振鋼板を取付け、この制振鋼板の前記端部に重錘体を
固定した防振床パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP246291U JPH0722414Y2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 防振床パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP246291U JPH0722414Y2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 防振床パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04101411U true JPH04101411U (ja) | 1992-09-02 |
JPH0722414Y2 JPH0722414Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=31730612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP246291U Expired - Lifetime JPH0722414Y2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 防振床パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722414Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100691518B1 (ko) * | 2004-12-21 | 2007-03-09 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 캔틸레버식 다중동조질량감쇠기를 이용한 천정바닥 부착형층간소음 저감장치 |
JP2018076698A (ja) * | 2016-11-09 | 2018-05-17 | 積水化学工業株式会社 | 床構造 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006028845A (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-02 | Tokai Rubber Ind Ltd | 床構造 |
JP2006037399A (ja) * | 2004-07-23 | 2006-02-09 | Tokai Rubber Ind Ltd | 床構造 |
JP2006070494A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Tokai Rubber Ind Ltd | 床構造 |
-
1991
- 1991-01-29 JP JP246291U patent/JPH0722414Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100691518B1 (ko) * | 2004-12-21 | 2007-03-09 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 캔틸레버식 다중동조질량감쇠기를 이용한 천정바닥 부착형층간소음 저감장치 |
JP2018076698A (ja) * | 2016-11-09 | 2018-05-17 | 積水化学工業株式会社 | 床構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0722414Y2 (ja) | 1995-05-24 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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