JPH04101169U - データキヤリア - Google Patents

データキヤリア

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JPH04101169U
JPH04101169U JP1991011229U JP1122991U JPH04101169U JP H04101169 U JPH04101169 U JP H04101169U JP 1991011229 U JP1991011229 U JP 1991011229U JP 1122991 U JP1122991 U JP 1122991U JP H04101169 U JPH04101169 U JP H04101169U
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JP
Japan
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data
data carrier
coil
memory
ferrite core
Prior art date
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Pending
Application number
JP1991011229U
Other languages
English (en)
Inventor
和徳 森川
好樹 岩前
Original Assignee
オムロン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by オムロン株式会社 filed Critical オムロン株式会社
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁結合によりデータ伝送を行うデータキャ
リアの小型化を図り、耐ノイズ性を向上させる。 【構成】 データキャリア20の電子回路部2を、フェ
ライトコア21の中央に設けた開口部21aに収納す
る。フェライトコア21の溝21bにデータ信号の発信
及び受信を行うコイル4を設け、ケース22内でフェラ
イトコア21を固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は工場における部品,製品等の物品の管理又は物流システムに用いられ 、物品の識別を行うデータキャリアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来工作機の工具の管理や工場における組立搬送ラインでの部品,製品の識別 等を機械化するためには、工具,部品,製品等の種々の物品を識別して管理する システムが必要となる。そこで特開昭63−221950号のように識別対象物にメモリ を有するデータキャリアを設け、外部からデータ伝送によってこのようなメモリ に必要な情報を書込んでおき、必要に応じてその情報を読出すようにした物品識 別システムが提案されている。
【0003】 ここで物品に取り付けられるデータキャリアと、書込/読出制御ユニットとの 通信は電磁結合を介して行われ、双方にアンテナコイルを用いてデータ伝送や電 力伝送が行われている。データキャリアのコイルは発信と受信を兼用しており、 伝送距離を大きくし、周囲金属からの影響を少なくするため、このコイルにコア が取り付けられている。図6は従来のデータキャリアの構造の一例を示す断面図 である。データキャリア1の電子回路部2はプリント基板3を含み、引出線4a ,4bを介してコイル4に接続されている。フェライトコア5は外形が円板状で あり、その一端面に環状の溝5aが設けられている。この溝5aにコイル4が埋 設され、電子回路部2とフェライトコア5等が共にケース6に収納される。又フ ェライトコア5はその中心軸を通る断面がE型の形状をしており、コイル4の出 射もしくは入射する磁束の方向を規制し、近接するリードライトヘッドと有効な 電磁結合を形成する。ケース5は電子回路部2,コイル4,フェライトコア5を 収納すると共に、搬送ラインの物品に対する取付部を有している。充填剤7は、 ケース6内に全ての部品が固定されてから、その空隙部を充填するものであって エポキシ樹脂が使用される。
【0004】 図7,図8はデータキャリア1の電子回路部2の構成を示すブロック図である 。これらの図において、データキャリア1は、コイル4、及びこれに接続され搬 送波から得られる信号を復調して2値信号に再生したり、伝送すべき信号を変調 してコイル4に与えるデータ伝送手段10を有する。データ伝送手段10は図示 しない復調回路,変調回路及び電源回路等から構成されている。更にデータキャ リア1は、データ伝送手段10から再生されたコマンド及びデータに従ってメモ リの所定の番地へデータを登録及び必要なデータを引き出すメモリ制御手段11 と、データを記憶するメモリ12a又は12bとを有している。図7に示す不揮 発性メモリ12aは例えばEEPROMであり、図8のメモリ12bはバッテリ ー13によってバックアップされたスタティックRAMである。
【0005】 このようなデータキャリア1は、自動化された製造ラインにおいて、表面が金 属の物品に取り付けられることが多い。データキャリア1は搬送ラインの物品の 表面にねじ止めされたり、又は物品の表面に凹部にを設け、この凹部に埋設され て取り付けられる。そして搬送ラインの特定の場所にこのデータキャリア1と近 接するよう、リードライトヘッドを含む書込/読出制御ユニットが設けられ、物 品の搬送に伴いデータキャリア1とデータ伝送が行われる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、データキャリアの形状がフェライトコアの 外形寸法より大きくなる。即ち電子回路部がフェライトコアと積層する状態で取 り付けられ、電子回路部の厚み分だけデータキャリアの厚みが増すという問題が あった。特にこのデータキャリアを搬送物品の表面に取り付けたとき、物品表面 からの突起量が多くなり、搬送ライン上の各設備に衝突する恐れがあった。又搬 送物品の表面に凹部を設けてこのデータキャリアを埋め込む場合、凹部の深さを 大きく取らねばならず、データキャリアを埋設できない場合があるという問題が あった。
【0007】 本考案はこのような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、データキャ リアをコアと同程度まで薄くすることを技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案はデータを保持するメモリ、及びメモリへのデータの書き込み/データ の読み出しを制御するメモリ制御手段、外部から与えられるコマンドとデータを 復調してメモリ制御手段に与え読み出されたデータを伝送するデータ伝送手段を 有し、識別対象である物品に取り付けられるデータキャリアであって、データ信 号の発信及び受信をするコイルと、コイルを収納する環状の溝及び溝の内周側に 位置し、データキャリアの電子回路部が埋設された開口部を有するコアと、を具 備することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
このような特徴を有する本考案によれば、コアの中央部に開口部を設け、この 開口部にデータキャリアの電子回路部を埋め込むので、外形寸法がコアの範囲内 で収まる偏平なデータキャリアを組み立てることができる。
【0010】
【実施例】
以下本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。図1は本考案の一 実施例におけるデータキャリア20のコアの構造を示す構造図である。フェライ トコア21は外形が偏平な円柱形であり、その中央部に、従来例と示すものとは 異なり開口部21aが設けられている。フェライトコア21の円柱の一端面側に は、開口部21aと同軸の溝21bと、この溝21bと円柱側面を結ぶ2つの切 欠き部21cが設けられている。
【0011】 次に図2はフェライトコア21を用いた本考案のデータキャリア20の構造を 示す断面図であり、(a)は中心軸と直角な面での断面図、(b)は中心軸を含 む面内での断面図である。尚従来例を示す図6と同一部分は同一の符号を付して 説明する。本図において、データキャリア20のケース22は薄型で一端が開口 された円筒形状を有し、底面の中央に支え22aが一体に形成されている。この 支え22aの高さはケース22より低く、プリント基板3に実装された電子回路 部2を保持するものである。尚電子回路部2の構成は従来例で示す図7又は図8 と同一であり、データ伝送手段10,メモリ制御手段11,不揮発性メモリ12 a又はメモリ12b等を含む。さてフェライトコア21の溝21b内にコイル4 を埋設し、その引出線4a,4bを切欠き部21cを経由して引き出し、フェラ イトコア21とコイル4とが一体にされてケース22の底面に設置される。そし て引出線4a,4bがプリント基板3の端子に接続された後、エポキシ樹脂など の充填剤7がケース22の上部から注入されて固着される。
【0012】 図3は搬送ラインの物品24に本実施例のデータキャリア20が取り付けらた 状態を示す概略図である。(a)は金属製の物品24の表面に凹部を設け、デー タキャリア20を埋設した状態を示し、(b)は物品24の表面に取付ねじを介 し固定した状態である。ここではコイル4から出射する磁束は、物品24の材質 の影響を殆ど受けることなく、データキャリア20の中心軸方向に放射される。
【0013】 図4は本実施例のデータキャリア20が物品と共に搬送ライン上で移動し、特 定の場所に固定されたリードライトヘッド30と近接したときの状態図である。 この位置ではデータキャリア20とリードライトヘッド30とがデータ信号の授 受を行える状態となる。リードライトヘッド30には送信コイル31,受信コイ ル32及びデータキャリア20側のフェライトコア21と電磁結合するコア33 とが夫々ケース34内に設けられる。この位置では図示のように、コイル4と送 信コイル31,受信コイル32間で磁束35が形成される。フェライトコア21 側の磁束は中央の開口部21aの側方と、溝21bの外周側を通り、電子回路部 2に悪影響を与えることがない。更に電子回路部2がフェライトコア21の開口 部21aに埋設されているので、周囲からの不要な漏洩磁束やノイズの影響を受 けにくい優れたデータキャリアとなる。
【0014】 尚電子回路部2のデータ伝送手段10やメモリ制御手段11に対する電源の供 給は電子回路部2に内設したバッテリーから行われるが、コイル4より得られる 誘導電流を整流・平滑して各部に供給してもよい。 又本実施例ではコアとして、図1に示すようにその断面形状がE型のフェライ トコア21を用いたが、図5に示す断面形状がT型のものであってもよい。本図 において、フェライトコア36は中央部に開口部36aを有し、その周囲にフェ ライトコア36の角を切り欠いた溝36bを設け、コイル4を溝36bに収納す ることは前述した実施例と同様である。
【0015】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案によれば、コイルのコアの中央に開口部を設 け、データキャリアの電子回路部を収納している。このためデータキャリアがコ アの外形寸法範囲内に収まり、電子回路部を収納する空間を別に設けるという必 要がなくなる。このため小型で偏平な形状となり、物品に取り付け易い優れたデ ータキャリアを実現することができる。又電子回路部がコア内に収納されるため 、外来のノイズの影響を受け難いデータキャリアとすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のデータキャリアに使用されるE型の
フェライトコアの構造図を示し、(a)は縦断面図、
(b)は立面図である。
【図2】本実施例におけるデータキャリアの構成を示
し、(a)は横断面図、(b)は縦断面図である。
【図3】本実施例のデータキャリアの取り付け状態を示
す概略図である。
【図4】本実施例におけるデータキャリアとリードライ
トヘッドが対向したときの磁束を示す断面図である。
【図5】本実施例における他のフェライトコアの構造図
を示し、(a)は縦断面図、(b)は立面図である。
【図6】従来のデータキャリアの一例を示す断面図であ
る。
【図7】データキャリアの電子回路部の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】データキャリアの電子回路部の他の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1,20 データキャリア 2 電子回路部 3 プリント基板 4 コイル 4a,4b 引出線 7 充填剤 10 データ伝送手段 11 メモリ制御手段 12a,12b メモリ 13 バッテリー 21,36 フェライトコア 21a,36a 開口部 21b,36b 溝 21c 切欠き部 22 ケース 22a 支え

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを保持するメモリ、及び前記メモリ
    へのデータの書き込み/データの読み出しを制御するメ
    モリ制御手段、外部から与えられるコマンドとデータを
    復調して前記メモリ制御手段に与え読み出されたデータ
    を伝送するデータ伝送手段を有し、識別対象である物品
    に取り付けられるデータキャリアであって、データ信号
    の発信及び受信をするコイルと、前記コイルを収納する
    環状の溝及び前記溝の内周側に位置し、前記データキャ
    リアの電子回路部が埋設された開口部を有するコアと、
    を具備することを特徴とするデータキャリア。
JP1991011229U 1991-02-06 1991-02-06 データキヤリア Pending JPH04101169U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02220896A (ja) * 1988-12-27 1990-09-04 Eta Sa Fab Ebauches 集積回路を有するカードまたはキーの様な小型の携帯可能な目的物のための電子モジュールとその製造方法
JPH02311978A (ja) * 1989-05-26 1990-12-27 Omron Corp 物品識別システム

Patent Citations (2)

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