JPH0410110A - 可変吸気制御弁用直流モータ型位置決め装置の初期化方法 - Google Patents

可変吸気制御弁用直流モータ型位置決め装置の初期化方法

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JPH0410110A
JPH0410110A JP2113755A JP11375590A JPH0410110A JP H0410110 A JPH0410110 A JP H0410110A JP 2113755 A JP2113755 A JP 2113755A JP 11375590 A JP11375590 A JP 11375590A JP H0410110 A JPH0410110 A JP H0410110A
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徹 橋本
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、対象物を直流モータで駆動して、対象物の
位置決めをなす直流モータ型位置決め装置の初期化方法
に関する。
(従来の技術) この種の直流モータ型位置決め装置は、種々のシステム
に組み込まれて使用されるが、例えば、そのシステムの
1つとして、内燃機関に於ける可変吸気システムが知ら
れている。
この可変吸気システムは、内燃機関の吸気系の長さを、
可変吸気制御弁の開閉により可変するようにしたもので
、より具体的に説明すると、主吸気通路の途中に、可変
吸気制御弁が配置されているともに、主吸気通路には、
可変吸気制御弁をバイパスするようにして、迂回吸気通
路が設けられているものである。従って、上述した吸気
系を有していれば、内燃機関の回転数が比較的低いとき
には、可変吸気制御弁を閉じて吸気系の有効通路長を長
(し、これに対し、内燃機関の回転数が比較的高いとき
には、可変吸気制御弁を開いて吸気系の有効通路長を短
くすることにより、広い回転数域に亙り、内燃機関の高
出力化を図ることができる。
そして、上述した可変吸気システムには、対象物として
の可変吸気制御弁の開閉をなすために、直流モータ型位
置決め装置が組み込まれており、この直流モータ型位置
決め装置は、直流モータと、この直流モータの出力軸と
可変吸気制御弁との間を接続する動力伝達経路を備えて
いる。従って、直流モータ型位置決め装置は、直流モー
タを駆動することで、可変吸気制御弁を駆動して、その
開閉をなすことができる。
また、直流モータ型位置決め装置には、直流モータ及び
動力伝達経路内に含まれる回転軸の回転に伴い、オン信
号及びオフ信号を交互に出力する回転数センサと、直流
モータの駆動を制御する制御回路とを備えており、この
制御回路は、回転数センサからの出力信号、即ち、オン
及びオフ信号を計数することて、可変吸気制御弁の実弁
開度を求め、そして、この実弁開度か目標弁開度に一致
するように、直流モータの駆動を制御するものとなって
いる。
上述した直流モータ型位置決め装置は、直流モータの代
わりにステップモータを使用した位置決め装置に比へて
安価に得られるばかりてなく、可変吸気制御弁の実弁開
度を回転数センサにより実際に検出してフィードバック
制御するものであるから、可変吸気制御弁の弁開度を高
精度に制御することができる。
(発明か解決しようとする課題) ところで、上述の説明から明らかな如く、直流モータ型
位置決め装置に於いては、回転数センサからのオン及び
オフ信号を計数して、可変吸気制御弁の実弁開度を算出
するようにしているか、この実弁開度の算出するにあた
っては、先ず、可変吸気制御弁の弁開度を例えば、その
全開位置又は全開位置の何れかに設定した初期位置に位
置付けておく必要がある。即ち、可変吸気制御弁の弁開
度が初期位置にあるときを基準として、回転数センサの
オン及びオフ信号を計数することで、初期位置からの可
変吸気制御弁の変位量、即ち、その実弁開度を正確に検
出することが可能となる。
このため、従来、上述した直流モータ型位置決め装置に
於いては、その作動が最初に開始されるときに、可変吸
気制御弁の弁開度を初期位置に確実に位置付けるため、
例えば、可変吸気制御弁の弁体がその初期位置を規定す
るストッパに当接するまで、直流モータを駆動するよう
にしており、この場合での直流モータの駆動時間は、可
変吸気制御弁の実弁開度が如何なる状態にあっても、そ
の実弁開度が確実に初期位置に達し、この結果、可変吸
気制御弁の弁体がストッパに当接した状態に維持される
時間に設定されている。
しかしながら、上述した直流モータ型位置決め装置の初
期化方法では、その初期化を実施するとき、可変吸気制
御弁の実弁開度がその初期位置の近傍にあると、その弁
体か既にストッパに当接した状態になるにも拘らず、直
流モータが長時間駆動されることになるので、この直流
モータにかかる負荷か大となり、直流モータに焼付きか
生じて、その損傷を招く虞かある。
この発明は、上述した事情に基づいてなされたもので、
その目的とするところは、その初期化を実施する際、直
流モータを不必要に駆動することかな(、対象物を確実
に初期位置に位置付け、且つ、直流モータの損傷を防止
することができる直流モータ型位置決め装置の初期化方
法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) この発明は、駆動されるべき対象物に動力伝達経路を介
して接続された直流モータと、この直流モータ及び動力
伝達経路内に含まれる回転軸が回転されたとき、この回
転軸の回転に伴い、オン信号及びオフ信号を交互に出力
する回転数センサと、この回転数センサのオン及びオフ
信号を計数して、対象物の実位置を求め、この実位置が
目標位置となるにように直流モータの回転を制御する制
御回路とを備えた直流モータ型位置決め装置に於いて、
この発明の直流モータ型位置決め装置の初期化方法は、
直流モータ型位置決め装置の制御作動が最初に開始され
たとき、直流モータを一定時間だけ駆動する駆動工程を
実施して、対象物の実位置をこの対象物の初期位置を規
定するストッパに向けて変位させ、上記駆動工程中に回
転数センサからのオンオフ信号か反転した場合には、上
記駆動工程を最初から繰り返して実施する一方、上託駆
動工程中、回転数センサからのオンオフ信号か反転しな
い場合に、直流モータ型位置決め装置の初期化か完了し
たとして判定することを特徴としている。
(作用) この発明の初期化方法によれば、直流モータを一定時間
ずつ駆動するような駆動工程を実施して、この駆動工程
中に回転数センサからのオンオフ信号が反転した場合に
は、駆動工程を繰り返し、そして、駆動工程中に回転数
センサからのオンオフ信号か反転しないときに初めて、
対象物が既に初期位置のストッパに当接していると判断
して、この時点で直ちに、直流モータ型位置決め装置の
初期化を完了させる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について、図面を参照して説
明する。
第1図は、可変吸気システムを備えた自動車用の内燃機
関を示しており、この内燃機関は、例えばV型6気筒の
ガソリンエンジンである。内燃機関の各燃焼室1には、
主吸気通路2及び排気通路3か夫々接続されており、ま
た、これら主吸気通路2及び排気通路3の夫々には、燃
焼室1に臨むようにして、吸気弁4及び排気弁5が配置
されている。
主吸気通路2には、上流側からエアクリーナ6゜スロッ
トル弁7及びインジェクタ8が順に配置されており、排
気通路3には、その上流側から3元触媒型の触媒コンバ
ータ9及びマフラ(図示しない)か順に配置されている
。尚、主吸気通路2に於いて、スロットル弁7よりも下
流側に位置する部分はサージタンクIOとなっており、
また、インジェクタ8は、〜主吸気通路2に於ける吸気
マニホルド部分に、各気筒毎に設けられている。
スロットル弁7は、図示されていないけれども、車室内
のアクセルペダルにアクセルワイヤ等を介して接続され
ており、これにより、スロットル弁7の弁開度がアクセ
ルペダルの踏み込み量に応じて、可変されるようになっ
ている。
そして、可変吸気システムは、主吸気通路2に於いて、
そのサージタンク10の直下流に位置した可変吸気制御
弁11と、この可変吸気制御弁11とサージタンク10
の双方をバイパスする迂回吸気通路I2とを備えている
。可変吸気制御弁11か第1図中実線で示した全閉位置
にあるとき、吸気は、主吸気通路2から迂回吸気通路1
2を経由して、再び主吸気通路2に戻るような長い吸気
経路を通って燃焼室1に至る。これに対し、可変吸気制
御弁11が第1図中破線で示した全開位置にあるときに
は、吸気は、迂回吸気通路12を経由することなく、主
吸気通路2のみの短い吸気経路を通って燃焼室1に至る
ことになる。
ここで、可変吸気制御弁11の弁体は、全開位置から全
閉位置までの間で回動することができ、そして、全開位
置及び全閉位置に達したとき、その弁体は、図示しない
ストッパに当接されるようになっている。
上述した可変吸気システムには、可変吸気制御弁11の
弁開度を制御するために、直流モータ型位置決め装置か
組み込まれており、以下には、この位置決め装置につい
て説明する。
位置決め装置は、先ず、直流モータ、即ち、DCモータ
13を備えており、このDCモータ13は、ブラシ付の
小形直流モータから構成されている。DCモータ13は
、第2図に示されているように、主吸気通路2に於いて
、可変吸気制御弁11の近傍の外壁に取付けられたケー
シング14内に収容されている。
そして、DCモータ13の出力軸15は、動力伝達経路
16を介して、可変吸気制御弁11に接続されている。
即ち、動力伝達経路16は、DCモータ13の出力軸1
5に取付けられた歯車17と、この歯車17に中間歯車
18を介して噛合された歯車19とを備えている。この
歯車19は、回転軸20に取付けられており、この回転
軸20は、ケーシング14内に幾つかの軸受21を介し
て回転自在に支持されている。
回転軸20の一端部には、ウオームギア22か取付けら
れており、このウオームギア22には、ウオームホイー
ル23が噛合されている。このウオームホイール23は
、可変吸気制御弁11の弁軸24(第1図参照)に取付
けられている。
従って、DCモータ13と可変吸気制御弁11との間が
上述した動力伝達経路16によって接続されていれば、
DCモータ13を駆動することで、可変吸気制御弁11
の弁軸24を回転させることができ、これにより、可変
吸気制御弁11の弁開度を全開位置と全開位置との間で
可変することができる。
更に、回転軸20の他端部側には、一対の回転数センサ
、つまり、第1及び第2回転数センサ25゜26か配置
されている。これら第1及び第2回転数センサ25,2
6は、第3図及び第4図に夫々示されているが、これら
回転数センサは、基本的に同一の構造をなしているので
、ここでは、第1回転数センサ25についてのみ説明す
る。
第1回転数センサ25は、回転軸20の周面に固定され
たリング磁石27aを備えている。このリング磁石27
aは、回転軸20に対し非磁性材のスリーブ28を介し
て取付けられるか、又は、回転軸20を非磁性材から形
成することで、この回転軸20に直接に取付けることが
できる。リング磁石27aは、第3図に示されているよ
うに、その半周面がN極に磁化されいるとともに、その
残りの半周面はS極に磁化されている。尚、第3図に於
いて、リング磁石27aに於ける磁極の領域が明確とな
るように、その境界に破線Xを施して示しである。そし
て、リング磁石27aの外周面近傍には、この外周面に
対して常時対向するようにして、ホールICからなる磁
気プローブ29aが配置されている。この磁気プローブ
29aは、リング磁石27aか回転軸20とともに回転
されるとき、リング磁石27aの磁極に対応した信号を
出力するようになっている。即ち、磁気プローブ29a
に対し、リング磁石27aが回転すると、磁気プローブ
29aは、リング磁石27aの半回転毎に異なる磁極を
検出することから、例えば、リング磁石27aのN極を
検出しているとき、磁気プローブ29aはオンとなって
Lレベルの信号を出力し、また、リング磁石27aのS
極を検出しているときには、磁気プローブ29aはオフ
となってHレベルの信号を出力することになる。従って
、回転軸20の回転に伴い、磁気プローブ29a、即ち
、第1回転数センサ25からの信号は、第5図にPlで
示されるように、オン信号及びオフ信号がパルス的に出
力されることになる。
第2回転数センサ26は、前述したように第1回転数セ
ンサ25と同一の構造を有しているので、ここでは、第
1回転数センサ25の部材と同一の機能を有する部材に
、その添字のみをbに置き換えた同一の符号を付して、
その説明は省略し、以下には相違する点のみを説明する
第2回転数センサ26の場合、第3図と第4図とを比較
すれば明らかなように、そのリング磁石27bは、回転
軸20に対する取付けの回転角位相か第1回転数センサ
25に於けるリング磁石27aの場合とは90°たけ異
なっている。従って、磁気プローブ29b、即ち、第2
回転数センサ26からのオン信号及びオフ信号の出力は
、第5図中P2て示されるものとなる。
第1及び第2回転数センサ25,26からの信号は、第
1図に示されているように、DCモータ13の駆動を制
御する制御回路としての電子制御袋@30に供給される
ようになっており、また、この電子制御装置30には、
エンジン速度センサ31、エアーフローセンサ32.ス
ロットルセンサ、大気圧センサ、吸気温センサ、アイド
ルスイッチ、02センサ、高温センサ、ノックセンサ。
水温センサ、TDCセンサ等からの信号もまた入力され
るようになっている。尚、第1図には、これら各種のセ
ンサのうち、エンジン速度センサ31及びエアーフロー
センサ32のみが示されており、また、第1及び第2回
転数センサに於いても、その磁気プローブ2.9aのみ
を示しである。
電子制御装置30は、第6図に概略的に示されているよ
うに、第1及び第2回転数センサ25゜26からの信号
が入力される実弁開度検出部33と、エンジン速度セン
サ31からの信号が入力される目標弁開度設定部34と
、これら実弁開度検出部33、目標弁開度設定部34並
びにエアフローセンサ32に夫々接続され、DCモータ
13の駆動を制御する制御信号を出力する制御部35と
を備えて構成されている。尚、エンジン速度センサ31
としては、内燃機関のクランク角度を検出するクランク
角センサで兼用することもできる。
次に、第7図及び第8図に示されたフローチャートに従
って、可変吸気システムの作動制御を説明する。
内燃機関がイグニッションキーにより、キーオンされて
始動されると、ステップSLで初期値設定が実施され、
この初期値設定では、各種のフラグ、例えばイニシャラ
イズフラグか0にリセットされる。
そして、次のステップからは、直流モータ型位置決め装
置の初期化、即ち、イニシャライズ処理が実施され、先
ず、ステップS2では、DCモータ13のバッテリ電圧
VBか所定値V1以上であまか否がか判別される。ここ
での判別が否(N)の場合には、ステップS9に進み、
このステップS9に於いて、前述したイニシャライズフ
ラグに1がセットされているか否かが判別される。この
場合、イニシャライズフラグは、先のステップS1に於
いて0にリセットされたままであるから、この場合、そ
の判別結果か否(N)となる。従って、ステップS9か
らステップSIOをバイパスして、ステップSllに至
り、このステップSllでもまた、イニシャライズフラ
グに1がセットされているか否かが判別される。ここで
の判別もまた否(N)となるので、ステップSllから
ステップS2に戻り再び、ステップS2か実施されるこ
とになる。この結果、ステップS2での判別か正(Y)
とならない限り、つまり、DCモータ13のバッテリ電
圧VBが所定値V1以上確保されていないと、直流モー
タ型位置決め装置は何ら作動しないことになる。
そして、ステップS2での判別か正(Y)となると、次
のステップS3が実施され、このステップS3では、イ
ニシャライズタイマに所定時間Tかセットされる。ここ
で、イニシャライズタイマは、DCモータ13のバッテ
リ電圧VBかV1以上であるときのみ作動する減算タイ
マから構成されており、また、この場合、所定時間Tは
、この実施例の場合、可変吸気制御弁11の弁開度を全
開位置と全開位置との間で可変するのに要する時間より
も十分に短く設定されている。
次のステップ$4では、DCモータ13が一方向に回転
駆動され、これにより、この実施例の場合にあっては、
可変吸気制御弁11の弁開度が全閉位置に向かって変化
されるような可変吸気制御弁11の駆動工程か実施され
る。このような駆動工程が実施されている間、次のステ
ップs5では、回転数センサ、この場合、第1回転数セ
ンサ25からの出力信号に反転があるか否か、即ち、第
1回転数センサ25からの出力信号かオン信号からオフ
信号に、又は、オフ信号からオン信号に反転したか否か
が判別される。ここでの判別が正(Y)の場合には、ま
だ、DCモータ13か実際に駆動していることから、ス
テップS2に戻って、前述したステップか繰り返して実
施される。即ち、DCモータ13が実際に駆動されてい
る間は、前述した駆動工程が繰り返して実施されること
になる。
しかしながら、ステップS5での判別か否(N)となっ
た場合には、つまり、駆動工程が実施されているとき、
第1回転数センサ25からの出力信号か反転しない場合
には、次のステップs6に於いて、イニシャライズタイ
マが0に達したか否かが判別される。この判別が否(N
)の場合には、ステップS12に於いて、DCモータI
3のバッテリ電圧VBが72以上に維持されているか否
がが判別され、この判別か正(Y)の場合には、ステッ
プS4に戻って、このステップ以降が繰り返して実施さ
れる。即ち、ステップS6での判別が正(Y)となるま
で、DCモータ13は一方向に回転駆動される。
しかしなから、DCモータ13が回転駆動中にあるとき
、つまり、前述した駆動工程か終了する前に、DCモー
タ13のバッテリ電圧VBがvlよりも所定値だけ低い
V2以下に降下すると、ステップS12での判別が否(
N)となって、ステップS2に戻る。従って、この場合
、DCモータ13の回転駆動は中断され、また、イニシ
ャライズタイマでの減算カウントも同時に停止される。
尚、DCモータ13のバッテリ電圧VBか再びV1以上
に達すると、ステツブS3以降のステップが実施される
ことになる。
そして、ステップS12での判別が否(N)となること
なく、また、ステップS5での判別が正(Y)となるこ
となく、イニシャライズタイマにセットされた所定時間
Tが経過するような場合には、DCモータ13を駆動し
ようとしても、このDCモータ13の回転駆動は実際に
なされていないことになるから、可変吸気制御弁11の
弁開度は既に全閉位置となり、そして、その弁体は全閉
位置を規定するストッパに当接した状態にあると判断す
ることができる。従って、この場合には、ステップS6
での判別か正(Y)となって、次のステップS7に進む
ことから、この時点て、DCモータ13の回転駆動が停
止され、そして、ステップS7では、イニシャライズフ
ラグに1かセットされて、これにより、直流モータ型位
置決め装置の初期化か完了したと判定される。
この後、ステップS7からステップS8か実施されるこ
とにより、可変吸気制御弁11の弁開度に、その初期値
である0かセットされる。
上述した直流モータ型位置決め装置のイニシャライズ処
理は、第9図のタイムチャートに概略的に示されている
。第9図から明らかなように、この実施例のイニシャラ
イズ処理では、DCモータ13のバッテリ電圧VBかV
1以上であることを条件として、イグニッションキーの
オン作動と同時にDCモータ13が一方向、つまり、可
変吸気制御弁11を全閉位置に向けて回転駆動されると
同時に、イニシャライズタイマに所定時間Tがセットさ
れて、前述した駆動工程が実施される。このような駆動
工程中に於いて、DCモータ13のバッテリ電圧VBが
v2以下になると、再び、V1以上となるまで、DCモ
ータ13の駆動及びイニシャライズタイマでの減算が停
止されることか分かり、また、駆動工程中、第1回転数
センサ25からの出力信号が反転すると、駆動工程か繰
り返して実施されるのか分かる。更に、1つの駆動工程
中、第1回転数センサ25からの出力信号が反転せず、
しかも、イニシャライズタイマか0となった場合に、D
Cモータ13の回転駆動か停止されて、位置決め装置の
イニシャライズ処理が完了することになる。
次に、ステップS8からは、ステップS9に進み、この
ステップS9では、イニシャライズフラグが1にセット
されているか否かが判別される。
前述したように位置決め装置のイニシャライズ処理が完
了した場合には、先のステップS7に於いて、イニシャ
ライズフラグには既にlかセットされているので、この
場合、その判別は正(Y)となり、そして、次のステッ
プSIOが実施される。
ステップSlOでは、可変吸気制御弁11の目標弁開度
制御が実施されることになる。この目標弁開度制御を簡
単に説明すれば、電子制御装置30の実弁開度検出部3
3では、第1及び第2回転数センサ25,26からの信
号に基つき、可変吸気制御弁11の実弁開度か検出され
て、制御部35に供給されることになるか、可変吸気シ
ステムの制御作動か開始された直後、即ち、前述した直
流モータ型位置決め装置のイニシャライズ処理か実施さ
れた直後では、可変吸気制御弁11の実弁開度は全閉位
置となっている。
また、目標弁開度設定部34に於いては、エンジン速度
センサ31からの信号に基つき、可変吸気制御弁11の
目標弁開度か設定され、そして、この目標弁開度もまた
制御部35に供給される。
二こて、目標弁開度は、第10図に示されているマツプ
、又は、このマツプを規定する関数から求められるよう
になっている。第1O図から明らかなように、可変吸気
制御弁11の目標弁開度は、内燃機関のエンジン速度が
低速値Nl(例えば3500rpm付近)以下の低速域
にあるときに全閉となり、エンジン速度が低速値N1よ
りも高い高速値N2(例えば4500rpm付近)以上
の高速域では全開となるように設定されており、また、
低速値N1と高速値N2との間の過渡領域では、エンジ
ン速度の上昇に従って、その弁開度が全閉から全開に向
かって徐々に大きくなるように設定されている。
従って、この実施例の場合、直流モータ型位置決め装置
のイニシャライズ処理に於いて、可変吸気制御弁11は
全開位置に位置付けられているから、内燃機関の始動時
、可変吸気制御弁は、既に、その目標弁開度に位置付け
られていることになり、内燃機関の始動性が良好となる
そして、実弁開度検出部33及び目標弁開度設定部34
に於いて、可変吸気制御弁11の実弁開度及び目標弁開
度か求められると、これらは、制御部35に於いて比較
され、そして、制御部35からは、実弁開度を目標弁開
度に一致させるべく、DCモータ13に向けて駆動制御
信号か出力される。
DCモータI3の駆動により、回転軸20か回転される
と、前述したように可変吸気制御弁11の弁軸24が回
転されて、その実弁開度か変化することになるか、一方
、回転軸20の回転に伴い、第1及び第2回転数センサ
25,26からは、第5図に示されるようなパルス的な
信号か出力されるから、実弁開度検出部33に於いて、
少なくとも一方の回転数センサからのパルス数を計数す
ることで、全開位置を基準とした可変吸気制御弁11の
実弁開度を常時算出することかでき、そして、実弁開度
が目標弁開度に一致した時点で、DCモータ13の駆動
が停止されることになる。
この実施例の場合、回転軸20には、第1及び第2回転
数センサ25,26の2つのセンサか備えられているか
ら、これら第1及び第2回転数センサ25.26からの
出カバターンの重なり状態を比較することで、DCモー
タ13か正回転状態にあるか、又は、逆回転状態にある
かを検知することか可能となり、これにより、可変吸気
制御弁11の実弁開度を、パルス数の加減算から求める
際に好都合なものとなる。
ここで、第10図に示した目標弁開度特性から明らかな
ように、可変吸気制御弁11の実弁開度は、エンジン速
度かN1以下の場合、全開位置に維持されることから、
内燃機関の燃焼室1に供給される吸気は、迂回吸気通路
12を経由した長い有効吸気経路を流れることになり、
これに対し、エンジン速度かN2以上の場合にあっては
、可変吸気制御弁11の実弁開度か全開位置に維持され
ることから、内燃機関の燃焼室1に供給される吸気は、
主吸気通路2のみを短い有効吸気経路を流れることにな
る。また、エンジン速度かN1とN2との間にある場合
、可変吸気制御弁11の実弁開度は、全閉と全開との間
で、そのエンジン速度の上昇に応じて、例えばl/4開
ずつ、その実弁開度が大きくなるように制御される。
従って、内燃機関の出力トルクは、第11図に示される
ようになり、この第11図から明らかな如く、そのエン
ジン速度の全域に亙って高い出力トルクを得ることかで
き、また、可変吸気制御弁11か全閉から全開に移行す
る際の出力トルクの変動をも小さく抑えることかできる
この発明は、上述した一実施例に制約されるものではな
く、種々の変形か可能である。例えば、一実施例では、
イニシャライズ処理か完了したか否かの判定に、第1回
転数センサ25の出力信号を利用したか、その信号は第
2回転数センサ26からの出力信号であってもよく、ま
た、第1及び第2回転数センサ25,26からの両方の
出力信号を監視するようにしもよい。
また、イニシャライズ処理を実施する条件として、一実
施例の場合には、DCモータ13のバッテリ電圧VBか
Vl又はV2以上としたか、これらvl及びv2の値は
、同一の値であってもよい。
更に、この発明は、可変吸気システムに組み込まれた直
流モータ型位置決め装置のみに適用できるものでばなく
、例えば、直流モータ型位置決め装置が内燃機関のアイ
トルスピートコントロールハルブの弁開度を制御するた
めに使用される場合であっても、この発明の初期化方法
を実施できることは勿論である。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明の直流モータ型位置決め
装置の初期化方法によれば、直流モータを先ず一定時間
駆動する駆動工程を実施し、そして、この駆動工程中、
回転数センサからのオンオフ信号か反転した場合には、
駆動工程を最初から繰り返して実施し、そして、駆動工
程中、回転数センサからのオンオフ信号か反転しない場
合に、位置決め装置の初期化が完了したと判定するよう
にしたから、対象物の初期位置を規定するストッパに対
し、対象物を確実に当接させて、この対象物を初期位置
に位置付けることができ、また、対象物が初期位置にあ
るにも拘らず、つまり、対象物かストッパに既に当接し
ているにも拘らず、直流モータか長時間に亙って駆動さ
れるようなこともないので、焼付き等の直流モータの故
障をも確実に防止できる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の一実施例を示し、第1図は、可変吸
気システムを備えた内燃機関の概略断面図、第2図は、
位置決め装置の構成を示す断面図、第3図及び第4図は
、第1及び第2回転数センサを夫々示す断面図、第5図
は、第1及び第2回転数センサからの夫々の出力を示す
グラフ、第6図は、電子制御装置のブロック構成図、第
7図及び第8図は、可変吸気システムの制御作動を説明
するためのフローチャート、第9図は、位置決め装置の
イニシャライズ処理を概略的に示すタイムチャート、第
10図は、可変吸気制御弁の目標弁開度特性を示すグラ
フ、第11図は、可変吸気システムの働きによって得ら
れる内燃機関の出力トルクとエンジン速度との関係を示
すグラフである。 2・・・主吸気通路、lO・・・サージタンク、11・
・・可変吸気制御弁、12・・・迂回吸気通路、13・
・・DCモータ、16・・・動力伝達経路、25.26
・・・回転数センサ、30・・・電子制御装置、31・
・・エンジン速度センサ。 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 駆動されるべき対象物に動力伝達経路を介して接続され
    た直流モータと、この直流モータ及び動力伝達経路内に
    含まれる回転軸が回転されたとき、この回転軸の回転に
    伴い、オン信号及びオフ信号を交互に出力する回転数セ
    ンサと、この回転数センサのオン及びオフ信号を計数し
    て、対象物の実位置を求め、この実位置が目標位置とな
    るにように直流モータの回転を制御する制御回路とを備
    えた直流モータ型位置決め装置に於いて、 直流モータ型位置決め装置の制御作動が最初に開始され
    たとき、直流モータを一定時間だけ駆動する駆動工程を
    実施して、対象物の実位置をこの対象物の初期位置を規
    定するストッパに向けて変位させ、上記駆動工程中に回
    転数センサからのオンオフ信号が反転した場合には、上
    記駆動工程を最初から繰り返して実施する一方、上記駆
    動工程中、回転数センサからのオンオフ信号が反転しな
    い場合に、直流モータ型位置決め装置の初期化が完了し
    たと判定することを特徴とする直流モータ型位置決め装
    置の初期化方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59229608A (ja) * 1983-06-10 1984-12-24 Amada Co Ltd 移動体の原点復帰方法
JPH0256606A (ja) * 1988-08-23 1990-02-26 Fanuc Ltd つきあて原点復帰方式

Patent Citations (2)

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JPH0256606A (ja) * 1988-08-23 1990-02-26 Fanuc Ltd つきあて原点復帰方式

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