JPH04100818U - 切断装置 - Google Patents

切断装置

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JPH04100818U
JPH04100818U JP361191U JP361191U JPH04100818U JP H04100818 U JPH04100818 U JP H04100818U JP 361191 U JP361191 U JP 361191U JP 361191 U JP361191 U JP 361191U JP H04100818 U JPH04100818 U JP H04100818U
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plate
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JP361191U
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Inventor
茂 松尾
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積水化学工業株式会社
岡山積水工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】天板以上の大きさを有する被切断物を安定して
切断する。 【構成】天板2のスリット3から突出する回転刃4を通
り抜ける開口部24を設けるとともに天板2よりも大き
な面積に形成された板体22を有する補助テーブル21
を基台1に被せて固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、瓦、その他を切断する切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、天板に回転刃が出入り可能なスリットが形成された基台と、この基 台の内部に配設された駆動源により回転し、その一部をスリットから突出するよ うに付勢された回転刃からなる切断装置が汎用されている(図3参照)。
【0003】 このような切断装置は、持ち運びができるようにコンパクトに形成され、屋根 などに持ち上げられて瓦などの切断に使用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような切断装置を用いて被切断物を切断する際、被切断物がス レート瓦などのように大判の場合には、その一部が天板からはみ出して全体を支 持することができないことから、被切断物を安定して切断することが困難であっ た。しかも、屋根上での作業であることを考慮すると、安全上問題がある。
【0005】 本考案は、このような問題点に鑑みてなされたもので、大判の被切断物であっ ても安定して切断することのできる切断装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、スリットが前後方向に形成された天板を有する基台と、この基台に 回動自在に軸支され、天板のスリットから突出する方向に付勢されたアームと、 このアームの先端に回転自在に軸支された回転刃からなり、さらに、この基台の 天板には、スリットから突出する回転刃を通り抜けることのできる開口部が設け られるとともに天板よりも大きな面積に形成された板体を有する補助テーブルを 固定できるように構成したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
天板の面積を越えるような大判の被切断物を切断するには、天板よりも大きな 面積に形成され、スリットから突出する回転刃を通り抜けることのできる開口部 が設けられた板体を有する補助テーブルを基台の天板に被せて固定し、大きな面 積の作業台を形成する。この場合、補助テーブルの板体に設けた開口部を通して 回転刃が突出する。次いで、この補助板上に被切断物を載置した後、始動スイッ チを操作して回転刃を回転させ、その被切断物を上方向に移動させることにより 切断することができる。
【0008】 このように、被切断物の大きさに合わせて基台の天板により大きな面積の作業 台を形成することができることから、大判の被切断物であっても安定して切断す ることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0010】 基台1の天板2には、その略中央部にスリット3が前後方向(図3において左 右方向)に形成されており、このスリット3からは後述する回転刃4の一部が突 出している。
【0011】 一方、基台1に設けられた回動基部5の支持軸6には回動可能なアーム7が軸 支されており、このアーム7の先端に設けた回転軸8には前述した回転刃4が回 転自在に軸支されている。そして、前述の支持軸6に設けられたプーリ9と回転 軸8に設けられたプーリ10間にはベルト11が巻回されており、図示しない電 動モータを介してプーリ9を回転させることにより、回転刃4を回転することが できる。なお、回転刃4の側方には回転刃4よりも小径の円盤状規制ガイド12 が設けられており、被切断物が一定以上深く切断されることを防止している。
【0012】 さらに、アーム7の下部と基台1の内壁適所間にはスプリング13が連結され ている。したがって、このスプリング13により、アーム7は回転刃4が常時ス リット3から突出するように反時計回り方向に付勢され、一方、被切断物の切断 負荷が回転刃4に作用すると、このスプリング13の付勢力に抗してアーム7が 時計回り方向に回動する。
【0013】 また、前記アーム7の背面に位置して基台1の内面にはストッパ14が固着さ れており、前記スプリング13の付勢力に抗してアーム7が回動してストッパ1 4に当接すると、それ以上の回動が阻止される。
【0014】 一方、基台1の内部には、集塵受け部15が形成されており、アーム7の支持 軸6を中心とする円弧状曲面を有する防塵板16と、この防塵板16の下方より 前方に向けて連設した集塵受け板17とより構成されている。そして、防塵板1 6にはアーム用スリット18が形成され、アーム7はこのスリット18を挿通し て回動可能に構成されている。なお、アーム7には前記防塵板16の前面に沿っ て摺動し、アーム用スリット18を塞ぐ鍔19が一体に設けられている。
【0015】 前述の集塵受け部15は、詳細には図示しないが内部にフィルターを有する集 塵槽を介して吸引ブロアーに接続されている。
【0016】 ところで、前述した基台1の天板2には、この天板2の面積よりも大きな面積 に形成された板体22と、この板体22の裏面に固定された断面L字状の枠体2 3からなる補助テーブル21が固定できるように構成されている。そして、板体 22には開口部24が設けられており、後述するように補助テーブル21を基台 1に被せて嵌合した際、この開口部24は天板2のスリット3から突出している 回転刃4を通り抜けることができる。一方、枠体23は、板体22の周縁部およ び基台1の外郭に合わせて配設されており、板体22を補強すると同時に、基台 1への嵌合を案内し、さらに、基台1からの抜け出しを防止している。
【0017】 また、枠体23の適所には複数個の受金具25が固定され、一方、基台1の側 壁にはこれらの受金具25と係合可能な固定金具26が設けられている。そして 、補助テーブル21を基台1に被せて嵌合した際、枠体23に設けた受金具25 に基台1に設けた固定金具26を係合することにより、補助テーブル21を基台 1に確実に固定することができる。
【0018】 なお、基台1の天板2に対する補助テーブル21の固定は、固定金具26と受 金具25とに限定するものではなく、例えば、天板2に磁石を設けて板体22を 固定したり、あるいは、天板2に係合穴を設け、一方、この係合穴に対応して補 助テーブル21の板体22に係合ピンを設け、係合穴に係合ピンを挿入して固定 するようにしてもよい。
【0019】 さらに、前述した補助テーブル21の前後縁部には複数個の嵌合穴27が形成 されており、この嵌合穴27には、ガイド枠28の下面に突設された固定ピン( 図示せず)が嵌入できるように構成されている。そして、ガイド枠28を補助テ ーブル21の嵌合穴27に嵌入して固定した場合には、回転刃4からガイド枠2 8までの間隔が一定となることから、このガイド枠28に沿って被切断物を前方 向に移動させることにより、被切断物を同一寸法に切断することができ、同一寸 法の被切断物を多数枚必要な場合には便利となる。
【0020】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、天板のスリットから突出する回転刃を通り抜け ることのできる開口部が設けられるとともに被切断物の大きさに対応して天板よ りも大きな面積に形成された板体を有する補助テーブルを基台に固定できるよう に構成したことにより、大判の被切断物であっても安定して載置することが可能 となり、屋根上などでの切断作業を安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】補助テーブルを被せて固定した切断装置を示す
斜視図
【図2】切断装置に補助テーブルを被せる直前を示す斜
視図
【図3】切断装置の全体構成を一部破断して示す側面図
【符号の説明】
1 基台 2 天板 3 スリット 4 回転刃 21 補助テーブル 22 板体 23 枠体 24 開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリットが前後方向に形成された天板を
    有する基台と、この基台に回動自在に軸支され、天板の
    スリットから突出する方向に付勢されたアームと、この
    アームの先端に回転自在に軸支された回転刃からなり、
    さらに、この基台の天板には、スリットから突出する回
    転刃を通り抜けることのできる開口部が設けられるとと
    もに天板よりも大きな面積に形成された板体を有する補
    助テーブルを固定できるように構成したことを特徴とす
    る切断装置。
JP361191U 1991-02-04 1991-02-04 切断装置 Expired - Lifetime JP2521683Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP361191U JP2521683Y2 (ja) 1991-02-04 1991-02-04 切断装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP361191U JP2521683Y2 (ja) 1991-02-04 1991-02-04 切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04100818U true JPH04100818U (ja) 1992-09-01
JP2521683Y2 JP2521683Y2 (ja) 1996-12-25

Family

ID=31732670

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JP361191U Expired - Lifetime JP2521683Y2 (ja) 1991-02-04 1991-02-04 切断装置

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