JPH04100785A - エアスポイラ装置 - Google Patents

エアスポイラ装置

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Publication number
JPH04100785A
JPH04100785A JP21775990A JP21775990A JPH04100785A JP H04100785 A JPH04100785 A JP H04100785A JP 21775990 A JP21775990 A JP 21775990A JP 21775990 A JP21775990 A JP 21775990A JP H04100785 A JPH04100785 A JP H04100785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air spoiler
vehicle
brake
air
spoiler
Prior art date
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Pending
Application number
JP21775990A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsumasa Koujiya
糀谷 睦雅
Seiji Kawaguchi
清司 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04100785A publication Critical patent/JPH04100785A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両に設けられるエアスポイラに関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来の可動フロントスポイラは、例えば、実開平1−1
32482号公報にみられるように、悪路走行時におい
てはスポイラを破損から守るために収納している場合が
多い。又、スポイラ以外の装置において、空気の流れを
強制的に変化させ熱交換を促進させる手段(実開平1−
108326号公報)はみうけられるか、それらは主に
エンジンルーム内におけるいろいろな装置(特に、ラジ
ェータ、コンデンサ)に着眼して設けられたものである
〔発明か解決しようとする課題〕
しかしなから′、熱的負荷が高い箇所はエンジンルーム
とともにブレーキ系も同様であり、特に、山岳路の下り
においては、オーバーヒートではな(フェード現象が問
題となる。従って、ブレーキを頻繁に使用する場合には
、ブレーキ系統に強制的に空気を送り冷却を促進してや
る必要がある。
この発明の目的は、ブレーキ系統の冷却効率を向上させ
ることができるエアスポイラ装置を提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、車両の前側底部に収納及び展開自在に配置
され、展開状態で車両下部に流れ込んだ車速風の一部を
前輪に設けられたブレーキ装置の発熱部に導くためのエ
アスポイラと、前記ブレーキ装置の発熱部の発熱に伴い
前記エアスポイラを展開する展開機構とを備えたエアス
ポイラ装置をその要旨とするものである。
〔作用〕
ブレーキ装置の発熱部の発熱に伴い展開機構にてエアス
ポイラが展開される。このスポイラの展開により車両下
部に流れ込んだ車速風の一部が前輪に設けられたブレー
キ装置の発熱部、例えば、ブレーキシュー等に導かれ、
当該ブレーキ装置の発熱部が冷却される。
〔実施例〕
以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。
第1図及び第2図に示すように、車両1の前側底部にお
ける左右の前輪21の間での車両1のノくネ下の剛体部
には左右一対のステー(図示路)が設けられ、両ステー
間にエアスポイラ2が設けられている。
エアスポイラ2は、前記両ステー間にベアリングを介し
て回動可能に支持されたシャフト3と、基端部において
シャフト3に固定された平板部4と、その平板部4の先
端の片面から突出する突出部5とから構成されている。
エアスポイラ2の平板部4及び突出部5の長さAはタイ
ヤハウス間の距離Bより短かく、又、エアスポイラ2の
平板部4及び突出部5の厚みCは10w程度となってい
る。エアスポイラ2の平板部4及び突出部5は路上の石
等による破損防止のためにゴム等の弾性体が使用される
エアスポイラ2は後記第3図に示す展開時においてその
エアスポイラ2下端と地上との距離Hが車両の最低地上
高を変更しないものとなっている。
さらに、前述のようにエアスポイラ2の取り付は位置は
車両1のバネ下にあたるため、車両lの浮き沈みに関係
なく常に地上から一定のクリアランスが確保されている
。従って、車両の最低地上高さえ侵さなければ、スポイ
ラ破損の危険は非常に小さいものとなっている。
第5図はエアスポイラ2を回動駆動させるための駆動機
構を示す。エアスポイラ2の平板部4を貫通するシャフ
ト3の一端部にはウオームホイール6か備えつけられて
いる。ウオームホイール6の後側近傍には正逆転可能な
展開機構としてのモータ(キャードモータ)7が配置さ
れ、そのモータ7の回転軸7aと一体となって回転する
ウオームギヤが前記ウオームホイール6と噛み合ってい
る。よって、モータ7から駆動力を受けてエアスポイラ
2が回動駆動され、平板部4が地面と平行な収納状態(
第1,2図)又は平板部4が地面と垂直な展開状態(第
3,4図)にすることができる。
尚、エアスポイラ2の展開動作での最終停止の際に(平
板部4が直立した時)、スポイラ回動停止用ストッパに
よりその回動動作が停止されるようになっている。又、
展開・収納の動作終了を検出するリミットスイッチ(図
示路)が設けられ、このスイッチからの信号によりモー
タ7の駆動が停止されるようになっている。
さらに、エアスポイラ2の展開状態での走行中、何らか
の外力が加わった場合、エアスポイラ2が破損すること
のないように、摩擦クラッチ8が設けられている。つま
り、エアスポイラ2にある値以上の負荷が加わった場合
、エアスポイラ2は収納側へ回動することにより破損を
防ぐ。
即ち、シャフト3とウオームホイール6は回動自由な構
成となっているが、シャフト3にプレート9が固定され
、ウオームホイール6が前記プレート9と皿バネ10と
に挾まれた状態でナツトllによりプレート9に押し付
けられている。よって、ウオームホイール6の片面とプ
レート9の片面の間で大きな摩擦力が生じており、通常
はモータ7の回動又は静止にエアスポイラ2が従うが、
摩擦力に勝る外力がエアスポイラ2に作用した場合は、
エアスポイラ2が自由に回動することにより破損が未然
に防止される。
第6図には、エアスポイラ装置の電気的構成を示す。
車両1の内部には電子制御ユニット(以下、ECUとい
う)12が設置され、ECU12は中央処理装置(以下
、CPUという)13と、A/D変換器14と、D/A
変換器15と、入力インターフェイス16と、出力イン
ターフェイス17とを備えている。温度センサ18はブ
レーキオイルの温度を検出する。又、ブレーキペダルス
トロークセンサ19はブレーキペダルのストロークを検
知するもので、スライド式可変抵抗器等が使用される。
CPUl3は温度センサ18からの検出信号とブレーキ
ペダルストロークセンサ19からの検出信号を入力イン
ターフェイス16とA/D変換器14を介して入力する
。又、CPU13はD/A変換器15と出力インターフ
ェイス17を介してモータ7を駆動制御する。
次に、このように構成したエアスポイラ装置の作用を第
7図に基づいて説明する。
CPU13はステップ100で温度センサ18からブレ
ーキ油温を読み取る。そして、CPU 13はステップ
101でこの読み取り油温Tが限界ブレーキ油温TH以
上であれば、ステップ102でモータ7を駆動してブレ
ーキオイル冷却のためエアスポイラ2を展開させる。
その結果、第3図及び第4図に示すようにエアスポイラ
2が展開状態となり、車両下腹部にもぐり込んだ車速風
Wの一部はエアスポイラ2にせき止められ、アンプカバ
ー20付近に滞る。そして、その中の一部はエアスポイ
ラ2に導かれタイヤハウス近傍を通過して車輪側(前輪
21側)へ流れ出す。この車速風Wが前輪ホイール付近
を通過する時、ディスクバットやブレーキシュー等のブ
レーキ装置の発熱部22の熱を奪い取りブレーキオイル
の過熱を未然に防ぐ。この時、エアスポイラ2の突出部
5により車速風Wが左右方向に導かれ易くなっている。
又、このエアスポイラ2の展開の際に、エアスポイラ2
によってアンプカバー20部分の圧力が高まり上向きの
力が発生するため、ノーズダイブが軽減される。
一方、CPUl3はステップ101で読み取り油温Tが
限界ブレーキ油温78未満であれば、ステップ103で
ブレーキペダルストロークセンサ19によりブレーキペ
ダルストロークLを読み取り、ステップ104でブレー
キペダルストロークLが限界ブレーキペダルストローク
センサ上であればステップ102でエアスポイラ2を展
開する。
その結果、急激な制動動作によるノーズダイブが緩和さ
れる。
又、CPU13はステップ104でブレーキペダルスト
ロークLがLH未満であればステップ105でモータ7
を駆動してエアスポイラ2を収納させる。
その結果、第1図及び第2図に示すようにエアスポイラ
2が収納状態となる。この状態では、エアスポイラ2の
平板部4が地面と平行になり、車両が走行中に受ける車
速風Wがアンダカバー20及びエアスポイラ2に導かれ
滑らかに車両下腹部を通過する。この際、車両1の抗力
低減が図られるとともに、車両下腹部の流速増加に伴い
圧力が低下して揚力低減が図られる。
このように本実施例では、エアスポイラ2を車両lの前
側底部に収納及び展開自在に配置して、展開状態で車両
下部に流れ込んだ車速風Wの一部を前輪21に設けられ
たブレーキ装置の発熱部22に導くことができるように
し、温度センサ18にてブレーキ油温か所定温度より高
いとCPUl3がモータ7 (展開機構)を駆動してエ
アスポイラ2を展開するようにした。つまり、ブレーキ
装置の発熱部22の発熱に伴いエアスポイラ2を展開す
るようにした。その結果、ブレーキ系統の冷却効率を向
上させることができることとなる。
尚、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
以下のように実施してもよい。
(1)エアスポイラ2を油圧を用いて駆動するようにし
てもよい。この場合、車両下腹部は空気の流れが比較的
速いため、高速走行においてはスポイラ展開に非常に大
きな力が必要となるので、駆動源に油圧を用いることは
必要に応じた力を作り出す上で有利である。
(2)エアスポイラ2をワイヤにて駆動してもよい。こ
のワイヤは、ブレーキペダルを踏むことにより伸縮し、
ブレーキペダルを開放する際にり、り−ンスプリングに
て戻るようにするものである。
(3)ブレーキ装置の発熱部での温度のセンシング方法
として、ブレーキオイルの油温を検出する代わりに、ブ
レーキバット(ブレーキシュー)を直接検出してもよい
。つまり、ブレーキオイルの温度が上昇しはしめてから
の検出では、油温の温度上昇が急激すぎてエアスポイラ
の展開が間に合わない場合があるが、ブレーキバットの
温度を直接センシングするこきにより、速い時期にエア
スポイラを展開させることができる。
(4)エアスポイラの断面形状は上記実施例のようにL
字形状に限らず、第8図に示すように円弧状にし空気を
せき止めやすくして、エアスポイラの展開時に車両の下
に廻り込んだ空気の流れの一部を前輪内側へ導き易くし
てもよい。
(5)第9図に示すようにブレーキシュー付近にのみエ
アスポイラ2a、2bを装着してもよい。
このようにすると、スペース的に余裕がない場合に有効
となる。又、この程度の大きさであれば左右の前輪21
を結ぶ線Llに対しある程度の傾きθを設けることか可
能となり、ブレーキシュ一方向へ車速風(第9図中、W
lで示す)が流れやすくなる。
(6)エアスポイラ2の展開度合(展開角度)を、ブレ
ーキ装置の発熱部の温度と車速に応じて制御してもよい
。つまり、車速か高くなれば車速風Wも強くなるので展
開角度が一定でも風量が変化する。従って、ブレーキ系
を冷却するのに必要な風量から、走行時の速度に見合っ
たスポイラ展開角度を算出してその角度になるようにモ
ータ7を制御してもよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したようにこの発明によれば、ブレーキ系統の
冷却効率を向上させることができる優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のエアスポイラ装置を備えた車両の側面
図、第2図は車両の底面図、第3図はエアスポイラの展
開時の車両の側面図、第4図はエアスポイラの展開時の
車両の底面図、第5図はエアスポイラの駆動系統を示す
図、第6図は電気的構成を示す図、第7図はフローチャ
ート、第8図は別例のエアスポイラ装置を示す斜視図、
第9図は他の別例のエアスポイラ装置を備えた車両の底
面図である。 1は車両、2はエアスポイラ、7は展開機構としてのモ
ータ、21は前輪、22はブレーキ装置の発熱部、Wは
車速風。 特許出願人  日本電装  株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、車両の前側底部に収納及び展開自在に配置され、展
    開状態で車両下部に流れ込んだ車速風の一部を前輪に設
    けられたブレーキ装置の発熱部に導くためのエアスポイ
    ラと、 前記ブレーキ装置の発熱部の発熱に伴い前記エアスポイ
    ラを展開する展開機構と を備えたことを特徴とするエアスポイラ装置。
JP21775990A 1990-08-18 1990-08-18 エアスポイラ装置 Pending JPH04100785A (ja)

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JP21775990A JPH04100785A (ja) 1990-08-18 1990-08-18 エアスポイラ装置

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JP (1) JPH04100785A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003528772A (ja) * 2000-03-30 2003-09-30 イヴァン ブルールハルト 自動車用空力スタビライザー
FR2909320A1 (fr) * 2006-12-04 2008-06-06 Renault Sas Bouclier de vehicule automobile muni d'un volet mobile de refroidissement
JP2010083429A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Toyota Motor Corp 車体前部の導風構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003528772A (ja) * 2000-03-30 2003-09-30 イヴァン ブルールハルト 自動車用空力スタビライザー
FR2909320A1 (fr) * 2006-12-04 2008-06-06 Renault Sas Bouclier de vehicule automobile muni d'un volet mobile de refroidissement
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