JPH04100736A - 差動制限制御装置 - Google Patents
差動制限制御装置Info
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- JPH04100736A JPH04100736A JP21869390A JP21869390A JPH04100736A JP H04100736 A JPH04100736 A JP H04100736A JP 21869390 A JP21869390 A JP 21869390A JP 21869390 A JP21869390 A JP 21869390A JP H04100736 A JPH04100736 A JP H04100736A
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- 230000000670 limiting effect Effects 0.000 title claims abstract description 39
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 230000006870 function Effects 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000008676 import Effects 0.000 description 1
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- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動車の動力伝達装置に利用する。
本発明は、駆動力を左右車輪に分離する差動手段に関す
る。
る。
本発明は、自動車の左右駆動輪に駆動力を配分する差動
手段に発生する差動制限トルクを各駆動輪の回転差を演
算パラメタとして制御する差動制限制御装置において、 前記演算パラメタにアクセル開度の条件を加味すること
により、 差動制限トルクの大きさを走行状態の変動に適合させる
ものである。
手段に発生する差動制限トルクを各駆動輪の回転差を演
算パラメタとして制御する差動制限制御装置において、 前記演算パラメタにアクセル開度の条件を加味すること
により、 差動制限トルクの大きさを走行状態の変動に適合させる
ものである。
自動車の駆動輪は左右の差動作用を制限する差動制限装
置(L S D)が知られている。この装置は左右両輪
の駆動軸端間に多板クラッチなどの摩擦抵抗力を発生さ
せる手段と、これを自動制御するプログラム制御回路と
を設けたものである。すなわち左右の駆動輪の回転差を
センサが検出すると、その条件に対応して所定の流体圧
を差動装置のハウジングを介して回転するデイファレン
シアルケース内に設けられた多板クラッチに送り込み、
その流体圧により多板クラッチに生ずる摩擦抵抗力を制
御して所定の差動制限トルクを発生させる。
置(L S D)が知られている。この装置は左右両輪
の駆動軸端間に多板クラッチなどの摩擦抵抗力を発生さ
せる手段と、これを自動制御するプログラム制御回路と
を設けたものである。すなわち左右の駆動輪の回転差を
センサが検出すると、その条件に対応して所定の流体圧
を差動装置のハウジングを介して回転するデイファレン
シアルケース内に設けられた多板クラッチに送り込み、
その流体圧により多板クラッチに生ずる摩擦抵抗力を制
御して所定の差動制限トルクを発生させる。
差動制限トルクの値は、空転のはげしい程、すなわち回
転差が大きい程大きくなるように制御する。
転差が大きい程大きくなるように制御する。
しかし車両が曲率の大きいカーブを走行する場合や制動
中に機関のトルクを与えた場合などにも駆動輪の回転差
が発生するが、このような場合には差動制限トルクを必
要としないことがある。このため前輪の回転や機関の回
転などをセンサで取込み、プログラム制御回路に与えて
総合的な制御を行うように構成されている。
中に機関のトルクを与えた場合などにも駆動輪の回転差
が発生するが、このような場合には差動制限トルクを必
要としないことがある。このため前輪の回転や機関の回
転などをセンサで取込み、プログラム制御回路に与えて
総合的な制御を行うように構成されている。
駆動輪の両輪差動による空転は、その車両の荷重ととも
に、機関の出力を制御するアクセルの開度に関する関数
であるにもかかわらず、従来の装置では、プログラム制
御回路にアクセル開度条件についてのパラメタは用いら
れていなかった。このたt単に回転差によって定められ
る差動制限トルクの値では、軽荷重のときには前記差動
制限トルク値が大きすぎて、ぬかるみなどからの脱出が
衝撃的になり、重荷重のときは差動制限トルク値が小さ
すぎて脱出できないことがあった。
に、機関の出力を制御するアクセルの開度に関する関数
であるにもかかわらず、従来の装置では、プログラム制
御回路にアクセル開度条件についてのパラメタは用いら
れていなかった。このたt単に回転差によって定められ
る差動制限トルクの値では、軽荷重のときには前記差動
制限トルク値が大きすぎて、ぬかるみなどからの脱出が
衝撃的になり、重荷重のときは差動制限トルク値が小さ
すぎて脱出できないことがあった。
本発明は、このような課題を解決して、アクセル開度、
つまりアクセルペダルの踏込量に応じて適当な差動制限
トルク値が発効できる差動制限制御装置を提供すること
を目的とする。
つまりアクセルペダルの踏込量に応じて適当な差動制限
トルク値が発効できる差動制限制御装置を提供すること
を目的とする。
本発明は、差動制限制御装置の制御条件に運転者が模作
するアクセル開度条件を演算パラメタに加味したもので
ある。
するアクセル開度条件を演算パラメタに加味したもので
ある。
すなわち、本発明は、機関の駆動力を左右の駆動輪に差
動を許容しながら配分伝達する差動手段と、この差動手
段に制御信号に基づき差動制限トルクを発生させる差動
制限手段と、左右の駆動輪にそれぞれ設けられた二つの
第一回転センサと、この回転センサの出力から得られる
左右の駆動輪の回転差を演算パラメタとして制御信号を
発生するプログラム制御手段とを備えた差動制限制御装
置において、 機関のアクセル開度を検出する開度センサを設け、この
開度センサの出力がプログラム制御手段の演算パラメタ
として加えられたことを特徴とする。
動を許容しながら配分伝達する差動手段と、この差動手
段に制御信号に基づき差動制限トルクを発生させる差動
制限手段と、左右の駆動輪にそれぞれ設けられた二つの
第一回転センサと、この回転センサの出力から得られる
左右の駆動輪の回転差を演算パラメタとして制御信号を
発生するプログラム制御手段とを備えた差動制限制御装
置において、 機関のアクセル開度を検出する開度センサを設け、この
開度センサの出力がプログラム制御手段の演算パラメタ
として加えられたことを特徴とする。
非駆動輪に設けられその出力をプロクラム制御手段に与
える第二回転センサを設け、プログラム制御手段には、
この第二回転センサの出力から駆動輪の両輪が空転状態
にあるか片輪が空転状態にあるかを検出する手段と、こ
の検出する手段の出力にしたがってアクセル開度に対す
る差動制限トルクの関数について異なる関数を利用する
手段とを含むことができる。
える第二回転センサを設け、プログラム制御手段には、
この第二回転センサの出力から駆動輪の両輪が空転状態
にあるか片輪が空転状態にあるかを検出する手段と、こ
の検出する手段の出力にしたがってアクセル開度に対す
る差動制限トルクの関数について異なる関数を利用する
手段とを含むことができる。
運転者の模作するアクセルペダルの開度を検出するアク
セル開度センサが運転席に設けられこのセンサ出力がプ
ログラム制御回路に取込まれる。
セル開度センサが運転席に設けられこのセンサ出力がプ
ログラム制御回路に取込まれる。
したがってアクセル開度の変化に対応して駆動輪に発生
する差動制限トルクの値は適切なものとなるので、脱輪
状態からの脱出は円滑に行われる。
する差動制限トルクの値は適切なものとなるので、脱輪
状態からの脱出は円滑に行われる。
また第二回転センサが左右の非駆動輪に設けられる場合
は駆動輪の両輪が空転状態にあるか、片輪が空転状態に
あるかが検出され、それぞれの場合に異なる関数で制御
されるので、その状態に対応した差動制限トルクが発生
する。したがってその脱出は円滑に行われる。
は駆動輪の両輪が空転状態にあるか、片輪が空転状態に
あるかが検出され、それぞれの場合に異なる関数で制御
されるので、その状態に対応した差動制限トルクが発生
する。したがってその脱出は円滑に行われる。
次に、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明一実施例の全体配置図であり、第2図
は同じく制御回路のブロック構成図であり、第3図は制
御流れ図を示す。また第4図は差動制御装置の模式構成
図である。
は同じく制御回路のブロック構成図であり、第3図は制
御流れ図を示す。また第4図は差動制御装置の模式構成
図である。
本実施例は、駆動輪が後輪である自動車に実施したもの
である。
である。
第4図では、説明を容易にするため模式的に表現してい
る。本図で機関IAの出力はクラッチおよび変速機IB
を介して、さらにプロペラシャフト2を介して、差動装
置の71ウジング3内に設けられたドライブギア2Aに
伝えられる。ドライブギア2Aは、ディファレンシアル
ケース4に固定されたハイポイドギア4Aと噛み合って
いるので、ディファレンシアルケース4は前記機関の出
力により駆動輪RL、RRの駆動軸5L、5Rの軸線ま
わりに回転する。この左右の駆動軸5Lと5Rとはそれ
ぞれの対向端で多板クラッチ6を介して結合されている
。この多板クラッチ6は通常の走行状態では開放され、
この多板クラッチ6を結合することにより差動制限トル
クが得られる。多板クラッチ6は、アクチュエータ7の
押圧力に応じて接話を行い、この押圧力の大きさに対応
する摩擦抵抗を多板クラッチ6に発生させる。リザーバ
9の空気圧は、プロテクションバルブ9Aを備えた管路
10Aを介して、コントロールバルブ11に導かれる。
る。本図で機関IAの出力はクラッチおよび変速機IB
を介して、さらにプロペラシャフト2を介して、差動装
置の71ウジング3内に設けられたドライブギア2Aに
伝えられる。ドライブギア2Aは、ディファレンシアル
ケース4に固定されたハイポイドギア4Aと噛み合って
いるので、ディファレンシアルケース4は前記機関の出
力により駆動輪RL、RRの駆動軸5L、5Rの軸線ま
わりに回転する。この左右の駆動軸5Lと5Rとはそれ
ぞれの対向端で多板クラッチ6を介して結合されている
。この多板クラッチ6は通常の走行状態では開放され、
この多板クラッチ6を結合することにより差動制限トル
クが得られる。多板クラッチ6は、アクチュエータ7の
押圧力に応じて接話を行い、この押圧力の大きさに対応
する摩擦抵抗を多板クラッチ6に発生させる。リザーバ
9の空気圧は、プロテクションバルブ9Aを備えた管路
10Aを介して、コントロールバルブ11に導かれる。
プログラム制御手段を実装した制御パネル8からの制御
信号により、このコントロールバルブ11が適宜調節さ
れた空気圧が管路10Bを介してアクチュエータフに送
られる。
信号により、このコントロールバルブ11が適宜調節さ
れた空気圧が管路10Bを介してアクチュエータフに送
られる。
また左右の駆動輪RL、RRにそれぞれ設けられた二つ
の第一回路センサRLSSRR3の出力が制御パネル8
のプログラム制御手段に取込まれる。
の第一回路センサRLSSRR3の出力が制御パネル8
のプログラム制御手段に取込まれる。
車両がブレーキ状態であることを検出するブレーキセン
サBKが設けられ、この出力プログラム制御手段に取込
まれる。これらの出力をパラメタとし、プログラム制御
手段は前記コントロールバルブ11に与える制御信号を
発生する。
サBKが設けられ、この出力プログラム制御手段に取込
まれる。これらの出力をパラメタとし、プログラム制御
手段は前記コントロールバルブ11に与える制御信号を
発生する。
ここに本発明の特徴とするところは、運転席のアクセル
ペダルAPに設けられた開度センサASと、非駆動輪で
ある前輪FL、FRのそれぞれに設けられた第二回転セ
ンサFLSSFR3と、これらの出力により、駆動輪の
両輪または片輪のいずれかが空転状態にあると検出する
手段とを含み、この開度センサの出力Aが前記プログラ
ム制御手段に演算パラメタとして与えられて差動制限ト
ルクの関数を演算し、前記検出する手段の出力にしたが
ってこの関数を異なる関数に利用することにある。
ペダルAPに設けられた開度センサASと、非駆動輪で
ある前輪FL、FRのそれぞれに設けられた第二回転セ
ンサFLSSFR3と、これらの出力により、駆動輪の
両輪または片輪のいずれかが空転状態にあると検出する
手段とを含み、この開度センサの出力Aが前記プログラ
ム制御手段に演算パラメタとして与えられて差動制限ト
ルクの関数を演算し、前記検出する手段の出力にしたが
ってこの関数を異なる関数に利用することにある。
すなわち、第1図および第2図を参照すると、第一回転
センサRLS、RR3,第二回転センサFLS、FR5
、荷重センサRLW、RRW、ブレーキセンサBKおよ
び開度センサASの各出力と手動で差動制限制御に切替
える手動スイッチSWの出力とは制御パネル8に実装さ
れたプログラム制御手段であるプロセッサCPUに入力
される。
センサRLS、RR3,第二回転センサFLS、FR5
、荷重センサRLW、RRW、ブレーキセンサBKおよ
び開度センサASの各出力と手動で差動制限制御に切替
える手動スイッチSWの出力とは制御パネル8に実装さ
れたプログラム制御手段であるプロセッサCPUに入力
される。
プロセッサCPUはこれらの出力を一旦メモ’JRAM
に取り込み、これを演算パラメタとしてメモIJROM
にあらかじめ格納されたプログラムに従って演算し、こ
の演算結果によって前記コントロールバルブ11の調圧
値を制御するものである。
に取り込み、これを演算パラメタとしてメモIJROM
にあらかじめ格納されたプログラムに従って演算し、こ
の演算結果によって前記コントロールバルブ11の調圧
値を制御するものである。
次に第2図および第3図をし照して本実施例の動作を説
明する。
明する。
プロセッサCPUは、手動スイッチSWが閉成され、ブ
レーキセンサBKの出力がないとき、各センサの出力を
メモIJRAMに取り込み、この取り込んだデータのう
ちから第一回転センサRLSとRR3のデータから回転
差δを演算し、この回転差δが所定値α1を越えたか否
かを判定する。
レーキセンサBKの出力がないとき、各センサの出力を
メモIJRAMに取り込み、この取り込んだデータのう
ちから第一回転センサRLSとRR3のデータから回転
差δを演算し、この回転差δが所定値α1を越えたか否
かを判定する。
越えている場合は条件のとじ、越えないときは第二回転
センサFLSとFR3との回転差が所定値α2を越えた
か否かを判定し、越えている場合は条件■とする。次に
メモりRAMより、前記の各データδ、W、 、W2お
よびAを読み出す。ここでWlは荷重センサRLWの検
出値であり、W2は荷重センサRRWの検出値であり、
Aはアクセル開度センサASの検出値である。前記条件
■のときはメモIJROMに格納されたプログラムf、
(δ、Wl、W2、A) により演算し、条件■のときは、同様にf2 (δ、W
、、W2、A) により演算し、このそれぞれの演算結果により差動制限
手段を制御し、ランプPLを点灯する。
センサFLSとFR3との回転差が所定値α2を越えた
か否かを判定し、越えている場合は条件■とする。次に
メモりRAMより、前記の各データδ、W、 、W2お
よびAを読み出す。ここでWlは荷重センサRLWの検
出値であり、W2は荷重センサRRWの検出値であり、
Aはアクセル開度センサASの検出値である。前記条件
■のときはメモIJROMに格納されたプログラムf、
(δ、Wl、W2、A) により演算し、条件■のときは、同様にf2 (δ、W
、、W2、A) により演算し、このそれぞれの演算結果により差動制限
手段を制御し、ランプPLを点灯する。
具体的には前記コントロールバルブ11により所定圧に
調圧された圧力空気をアクチュエータ7に送出する。
調圧された圧力空気をアクチュエータ7に送出する。
さらに駆動輪と前輪との回転差(l PR3−FR3I
およびl RLS−FLS l) δ′が所定値α3以
上であるか否かを判定し、以上であれば差動制限手段を
解除する。
およびl RLS−FLS l) δ′が所定値α3以
上であるか否かを判定し、以上であれば差動制限手段を
解除する。
δ′≦α3
の場合は、条件■であり、この場合はプログラムfz
(δ′、Wl、W2、A) により、演算を行い、その演算結果により差動制限手段
を制御する。
(δ′、Wl、W2、A) により、演算を行い、その演算結果により差動制限手段
を制御する。
この結果、運転者が脱輪に際してのアクセルペダルの踏
み過ぎによる空転が防止できる。また荷重が変化する車
両においても、可及的に空転を起こすことなく脱輪状態
より脱出できるほか、脱輪状態になったときおこる荷崩
れに対しても差動制限効果が有効になる。さらにカーブ
を切っているときに発生する脱輪のように、−旦は脱出
しかけても、再空転して脱出できないような場合にも、
適宜に差動制御トルクが制御され脱出できる。
み過ぎによる空転が防止できる。また荷重が変化する車
両においても、可及的に空転を起こすことなく脱輪状態
より脱出できるほか、脱輪状態になったときおこる荷崩
れに対しても差動制限効果が有効になる。さらにカーブ
を切っているときに発生する脱輪のように、−旦は脱出
しかけても、再空転して脱出できないような場合にも、
適宜に差動制御トルクが制御され脱出できる。
第5図は、本実施例によるアクセル開度と差動制限トル
ク値との特徴を示す図である。
ク値との特徴を示す図である。
第5図(a)は両輪の空転状態の場合を示し、第5図ら
)は片輪が空転状態の場合を示す。
)は片輪が空転状態の場合を示す。
以上の実施例では、説馴しなかったが、回転差δがある
一定値を越えた場合には、二つの荷重センサの出力値の
差が大きくなったときは、変速機を直ちに中立位置とす
ることにより、脱輪の復旧を中止させるようにすること
もできる。これは例えば路肩側の駆動輪が脱輪し、その
側に荷崩れにより荷重が増大した場合に、車両の転倒を
防止するものである。
一定値を越えた場合には、二つの荷重センサの出力値の
差が大きくなったときは、変速機を直ちに中立位置とす
ることにより、脱輪の復旧を中止させるようにすること
もできる。これは例えば路肩側の駆動輪が脱輪し、その
側に荷崩れにより荷重が増大した場合に、車両の転倒を
防止するものである。
以上説明したように、本発明によれば、差動制限トルク
の演算に車両の荷重が加味されるから、差動制限トルク
が実情に適合する値などよりぬかるみからの脱出がきわ
島で円滑に行われる効果がある。
の演算に車両の荷重が加味されるから、差動制限トルク
が実情に適合する値などよりぬかるみからの脱出がきわ
島で円滑に行われる効果がある。
第1図は、本発明一実施例の全体配置図。
第2図は、同実施例の制御回路のブロック構成図。
第3図は、同実施例の制御流れ図。
第4図は、同実施例の装置の模式構成図。
第5図は、同実施例のアクセル開度と差動制限トルクと
の関係図。第5図(a)は両輪空転状態の場合、第5図
(b)は片輪空転状態の場合を示す図。 IA・・・機関、IB・・・クラッチおよび変速機、2
・・・プロペラシャフト、2A・・・ドライブギア、3
−・・差動装置のハウジング、4・・・ディファレンシ
アルケース、4A・・・ハイポイドギア、5L、5R・
・・駆動軸、6・・・多板クラッチ、7・・・アクチュ
エータ、8・・・制御パネル、9・・・リザーバ、9A
・・・プロテクションバルブ、10A、10B・・・管
路、11・・・コントロールバルブ、AP・・・アクセ
ルペダルペAS・・・開度センサ、BK・・・ブレーキ
センサ、CPU・・・プロセッサ、FL、PR・・・被
駆動輪、FLS、PR3・・・第二回転センサ、PL・
・・ランプ、RAM、ROM・・・メモリ、RL、RR
・・・駆動輪、RLS、PR3・・・第一回転センサ、
SW・・・手動スイッチ。 特許出願人 日野自動車工業株式会社代理人 弁理
士 井 出 直 孝 笑磨例企体配置図 yFJl 図 実沿例 判御?ILれ図 y 3 図 実沿例 回路プロ・・夕図 42 図 襞1の撲式揖威図 兇 40
の関係図。第5図(a)は両輪空転状態の場合、第5図
(b)は片輪空転状態の場合を示す図。 IA・・・機関、IB・・・クラッチおよび変速機、2
・・・プロペラシャフト、2A・・・ドライブギア、3
−・・差動装置のハウジング、4・・・ディファレンシ
アルケース、4A・・・ハイポイドギア、5L、5R・
・・駆動軸、6・・・多板クラッチ、7・・・アクチュ
エータ、8・・・制御パネル、9・・・リザーバ、9A
・・・プロテクションバルブ、10A、10B・・・管
路、11・・・コントロールバルブ、AP・・・アクセ
ルペダルペAS・・・開度センサ、BK・・・ブレーキ
センサ、CPU・・・プロセッサ、FL、PR・・・被
駆動輪、FLS、PR3・・・第二回転センサ、PL・
・・ランプ、RAM、ROM・・・メモリ、RL、RR
・・・駆動輪、RLS、PR3・・・第一回転センサ、
SW・・・手動スイッチ。 特許出願人 日野自動車工業株式会社代理人 弁理
士 井 出 直 孝 笑磨例企体配置図 yFJl 図 実沿例 判御?ILれ図 y 3 図 実沿例 回路プロ・・夕図 42 図 襞1の撲式揖威図 兇 40
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、機関の駆動力を左右の駆動輪に差動を許容しながら
配分伝達する差動手段と、 この差動手段に制御信号に基づき差動制限トルクを発生
させる差動制限手段と、 前記左右の駆動輪にそれぞれ設けられた二つの第一回転
センサと、 この回転センサの出力から得られる前記左右の駆動輪の
回転差(δ)を演算パラメタとして前記制御信号を発生
するプログラム制御手段と を備えた差動制限制御装置において、 前記機関のアクセル開度を検出する開度センサを設け、 この開度センサの出力(A)が前記プログラム制御手段
の演算パラメタとして加えられたことを特徴とする差動
制限制御装置。 2、非駆動輪に設けられその出力を前記プログラム制御
手段に与える第二回転センサを備え、前記プログラム制
御手段には、 この第二回転センサの出力から前記駆動輪の両輪が空転
状態にあるか片輪が空転状態にあるかを検出する手段と
、 この検出する手段の出力にしたがって、前記アクセル開
度に対する差動制限トルクの関数について異なる関数を
利用する手段と を含むことを特徴とする請求項1記載の差動制限制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21869390A JPH04100736A (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 差動制限制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21869390A JPH04100736A (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 差動制限制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04100736A true JPH04100736A (ja) | 1992-04-02 |
Family
ID=16723935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21869390A Pending JPH04100736A (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 差動制限制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04100736A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0624254A (ja) * | 1992-07-06 | 1994-02-01 | Nissan Motor Co Ltd | トラクションと差動制限トルクとの総合制御装置 |
JP2006522287A (ja) * | 2003-04-04 | 2006-09-28 | フェラーリ ソシエタ ペル アチオニ | 電子制御可能なセルフロック差動部を備えた後輪駆動の車両 |
JP2018154253A (ja) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | 日立建機株式会社 | ホイールローダの差動制限装置 |
-
1990
- 1990-08-20 JP JP21869390A patent/JPH04100736A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0624254A (ja) * | 1992-07-06 | 1994-02-01 | Nissan Motor Co Ltd | トラクションと差動制限トルクとの総合制御装置 |
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JP4819672B2 (ja) * | 2003-04-04 | 2011-11-24 | フェラーリ ソシエタ ペル アチオニ | 電子制御可能なセルフロック差動部を備えた後輪駆動の車両 |
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