JPH04100533A - 真空容器 - Google Patents

真空容器

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Publication number
JPH04100533A
JPH04100533A JP21760990A JP21760990A JPH04100533A JP H04100533 A JPH04100533 A JP H04100533A JP 21760990 A JP21760990 A JP 21760990A JP 21760990 A JP21760990 A JP 21760990A JP H04100533 A JPH04100533 A JP H04100533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
seal material
sealing material
main body
vacuum container
Prior art date
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Pending
Application number
JP21760990A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Maruyama
隆弘 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP21760990A priority Critical patent/JPH04100533A/ja
Publication of JPH04100533A publication Critical patent/JPH04100533A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は被処理物の出し入れ口を開閉する蓋体を備えた
真空容器に関し、特に蓋体用シール材の構造に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の真空容器としては、例えば半導体記憶装
置を製造する際に使用するエツチングチャンバーがある
。このエツチングチャンバーを第3図によって説明する
第3図は従来のエツチングチャンバーの概略構成を示す
断面図である。同図において、■はエツチングチャンバ
ーの本体で、この本体1は内部に処理室1aが設けられ
、−側部にはこの処理室1aに対して半導体ウェハ(図
示せず)を出し入れするための出し入れ目2が開口され
ている。
3は前記出し入れ口2を開閉するための蓋体としての扉
で、この扉3は本体1に接離自在に支持されている。4
は前記扉3と本体lとの間の隙間から気体が漏洩するの
を防くためのシール材で、このシール材4としては、ふ
っ素糸ゴムによって形成された0リングが使用されてい
る。そして、このシール材4は前記834こ保持されて
おり、扉3をボルト(図示せず)等の締結部材によって
本体lに固定して出し入れ口2を塞いだ時に、本体1の
側面に圧接されるように構成されている。
5は本体1内の気体を排出するための排気装置で、排気
管6を介して本体1の処理室1aに連通されている。な
お、7は排気管6を開閉するためのパルプである。
このように構成された従来のエンチングチャンバーでは
、扉3を開いて半導体ウェハを本体1の処理室la内に
挿入し、扉3を閉して排気装置5によって処理室la内
を減圧させる。この状態でエンチングガスが供給される
。エツチング終了後は、排気装置5によってエツチング
ガスを排出させてから扉3を開き、エンチング処理の終
了した半導体ウェハを本体1外へ取り出す。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、このように構成された従来の工、チングチャ
ンハーでは、扉3のシール材4としてゴム製のOリング
を使用しているため、扉3の気密性が低いものであった
。また、このようなゴム製の0リングを使用すると、エ
ツチングに用いる腐食性の高いガスによってシール材4
自体が膨潤したりして劣化しやすく、リークや発塵の原
因となる。気密性、耐腐食性の高いシール材としては金
属製のメタルシールがあるが、これは加圧による変形に
対して復元性が殆ど無いために繰り返し使用することが
できない。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る真空容器は、蓋体と真空容器本体との間に
介装されるシール材を形状記憶合金によって形成すると
共に、このシール材を転移温度以上に加熱して復元させ
るヒータを設けたものである。
〔作 用〕
蓋体を真空容器本体に締め付けることにより形状記憶合
金製シール材が変形して気密が保持され、蓋体を開いた
時にヒータで前記シール材を加熱することによって、シ
ール材は変形前の形状に復元する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図(a)〜(d)によっ
て詳細に説明する。
第1図(a)〜(d)は本発明に係る真空容器の概略構
成を示す断面図で、同図(a)は扉を閉める前の初期状
態、同図(b)は扉を閉めた状態、同図(c)は処理後
に扉を開けた状態、同図(d)はヒーターにより加熱を
行なった状態を示す。これらの図において前記第3図で
説明したものと同一もしくは同等部材については、同一
符号を付し詳細な説明は省略する。これらの図において
、11は本体1と扉3との間の気密を保持するためのシ
ール材で、このシール材11は形状記憶合金からなり、
断面略円形の円環状に形成されている。そして、このシ
ール材11は、扉3における本体1と対向する部分に形
成された環状の凹溝12内に装着されて保持されており
、扉3を本体1に固定して出し入れ口2を閉塞した時に
、本体1の側面に圧接されるように構成されている。こ
のソール材11を形成する形状記憶合金としては、例え
ばチタンとニッケルの合金が採用されており、ある転移
温度以下で変形させても転移温度以上に加熱すれば元の
形状に戻すことができる。この転移温度は、チタン−ニ
ッケル合金の場合、その混合比を変えることによって、
−180℃〜100℃程度まで調整することができる。
本実施例では転移温度が70℃になるように合金の混合
比を調整したものを使用した。
13は前記シール材11を転移温度以上に加熱するため
のヒーターで、このヒーターI3は扉3に内蔵されてい
る。
次に、このように構成された真空容器の動作について説
明する。先ず、扉3を開けた状態で出し入れ口2から半
導体ウェハを処理室la内に挿入し、扉3を閉しる。シ
ール材11は、扉3を閉しる前に予め加熱して第1図(
a)に示すように初期状態にしておく。扉3を閉じて締
結部材によって本体1に締付けると、シール材11は第
1図(b)に示すように、扉3と本体lとの間で潰れる
ように変形する。これによって、通常のメタルシールの
ように高い気密性を得ることができる。半導体ウェハの
エツチング処理終了後、扉3を開いて半導体ウェハを本
体l外へ取り出す。扉3を開けると、室温程度ではシー
ル材11は第1図(c)に示すように変形したままであ
るが、扉3に内蔵されたヒーター13により扉3の温度
を70℃以上に上げることによって、シール材11は第
1図(d)に示すように元の変形前の形状に復元する。
したがって、本発明に係る真空容器では、エツチングガ
スの悪影響を受けることの少ないシール材11を繰り返
し使用することができ、しかも扉3を反復して開閉して
も、その都度高い気密性が得られる。
なお、本実施例ではシール材11を断面円形を呈する円
環状に形成した例を示したが、シール材としては、断面
C字状を呈する円環状に形成したり、管体を円環状に丸
めて形成したりすることもできる。断面C字状に形成し
た例を第2図に示す。
第2図は断面C字状を呈する円環状に形成されたシール
材の他の実施例を示す斜視図である。同図において前記
第1図(a)〜(d)で説明したものと同一もしくは同
等部材については、同一符号を付し詳細な説明は省略す
る。第2図に示すシール材11は、断面C字状を呈する
円環状に一体成形されており、円環の内周部分が開放さ
れている。
このような構造とすると、扉3を本体lに締結させる力
を小さく済ますことができ、シールの信頼性を高めるこ
とができる。
また、本実施例では真空容器としてエンチングチャンバ
ーを例示したが、本発明はこのような限定にとられれる
ことなく、開閉する扉を有する真空容器であれば、どの
ような容器であっても適用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る真空容器は、蓋体と真
空容器本体との間に介装されるシール材を形状記憶合金
によって形成すると共に、このシール材を転移温度以上
に加熱して復元さセるヒータを設けたため、蓋体を真空
容器本体に締め付けることにより形状記憶合金製シール
材が変形して気密が保持され、蓋体を開いた時にヒータ
で前記シール材を加熱することによって、シール材は変
形前の形状に復元する。したがって、一つのシール材を
繰り返し使用することができ、しかも蓋体を反復して開
閉しても、その都度高い気密性が得られる。このため、
ランニングコストが低くしかも信頼性の高い真空容器が
得られる。また、本発明を半導体記憶装置の製造過程で
用いられるエツチング装置に応用した場合、従来のゴム
製のシール材を用いた時のようなエツチングガスにょる
膨潤や腐食がなくなる関係から、耐久性に優れがっ発塵
の少ないエツチング装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明に係る真空容器の概略構
成を示す断面図で、同図(a)は扉を閉める前の初期状
態、同図(b)は扉を閉めた状態、同図(c)は処理後
に扉を開けた状態、同図(d)はヒーターにより加熱を
行なった状態を示す。第2図は断面C字状を呈する円環
状に形成されたシール材の他の実施例を示す斜視図、第
3図は従来の工、チングチャンハーの概略構成を示す断
面図である。 1・・・・本体、2・・・・扉、11・・・・シール材
、13・・・・ヒーター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被処理物の出し入れ口を開閉する蓋体を備えた真空容器
    において、前記蓋体と真空容器本体との間に介装される
    シール材を形状記憶合金によって形成すると共に、この
    シール材を転移温度以上に加熱して復元させるヒータを
    設けたことを特徴とする真空容器。
JP21760990A 1990-08-18 1990-08-18 真空容器 Pending JPH04100533A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21760990A JPH04100533A (ja) 1990-08-18 1990-08-18 真空容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21760990A JPH04100533A (ja) 1990-08-18 1990-08-18 真空容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04100533A true JPH04100533A (ja) 1992-04-02

Family

ID=16706975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21760990A Pending JPH04100533A (ja) 1990-08-18 1990-08-18 真空容器

Country Status (1)

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JP (1) JPH04100533A (ja)

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