JPH039972A - ガラス板の接着方法 - Google Patents

ガラス板の接着方法

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JPH039972A
JPH039972A JP14411789A JP14411789A JPH039972A JP H039972 A JPH039972 A JP H039972A JP 14411789 A JP14411789 A JP 14411789A JP 14411789 A JP14411789 A JP 14411789A JP H039972 A JPH039972 A JP H039972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
sheet
glass plates
film
ultraviolet
Prior art date
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Pending
Application number
JP14411789A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Uchiyama
宏 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IIC KAGAKU KOGYO KK
Original Assignee
IIC KAGAKU KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ガラス板の接着方法に関する。
(従来の技術) 従来、ガラスの接着剤としてはエポキシ樹脂があり、硬
化剤と共に2液性接着剤として使用されている。しかし
、エポキシ樹脂よりなる接着剤は、耐光性が悪く、黄変
し且つ接着も充分でない。又、ポリビニールブチラール
のような粘着性を持った高分子フィルムを、二枚のガラ
スの間に入れ、合わせガラスをつくることは、自動車の
フロントガラスに利用されている。然し、この方法は二
枚のガラスを圧着するためコストが高い。
最近、窓ガラスのような薄いガラスに紙、不織布、布、
プラスチックフィルム、ガラス繊維、金属の網や線等を
はさみ、建材として利用されているが、これらはエチレ
ン−酢ビ樹脂(EVA)のフィルムを紙等の両側に当て
、更に2枚のガラス板にはさんで高温でプレスし融着す
る方法がとられている。これは、ホットメルト方式であ
るが、100’c近い温度と冷却しなければ持ち運びで
きず作業性は極めて悪い。また耐熱温度が低く100℃
以下でもズレを生じ接着強度も弱い。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者は、これらの欠点を解決すべく種々検討した結
果、ガラスに対し著しい接着性を持つ粘着付与剤(タッ
キファイア−)と特定の紫外線硬化性アクリルオルゴマ
−及びモノマーの混合物に耐光性の良い光反応開始剤を
添加した組成物が非常に強い接着性をもち且つ180℃
以上の温度でもズレをおこさないことを見出し、本発明
を完成するに至ったもので、本発明の目的は、紫外線に
より硬化し且つ透明で180℃以上の耐熱温度を有する
紫外線硬化ガラス接着剤組成物を使用して、連続的に簡
単な操作によって、ガラスを接着する方法を提供するに
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明の要旨は、基材フィルム又はシートの両面に紫外
線硬化性感圧接着剤を塗布又は含浸させて得た接着性フ
ィルム、又はシートを二枚のガラス板の間に介在させ、
圧着すると共に、少なくとも一方の面より紫外線を照射
して前記接着性フィルム又はシートを硬化させることを
特徴とするガラス板の接着方法である。
すなわち、本発明は紙、プラスチックフィルム、布等の
基材シート又はフィルムの両面に本発明によりつくられ
た紫外線硬化性感圧接着剤を塗装するか、又は浸漬し、
更にガラス板に挾んで片面、又は両面より紫外線を照射
し、紫外線硬化性感圧接着剤を効果せしめることによっ
て、ガラスを接着するのである。
更に本発明の詳細な説明する。
本発明で使用する基材フィルム又はシートとしては、紙
、プラスチックフィルム、ガラス繊維製品、布等であり
、その厚みは特に制限はないが、余り厚すぎると内部の
硬化が悪くなり、接着性が落ちるので、通常Q、 In
mからInm程度のものが適当である。基材してレース
編等のものを使用することによって接着されたガラス板
に装飾性を賦与することができる。
本発明で使用する紫外線硬化性感圧接着剤としては、紫
外線硬化性アクリルオリゴマーとモノマーとの混合物に
粘着性保存剤(別名タッキファイヤ−)を加え、均一に
溶解して感圧性をもたせたものである。タッキファイア
としては天然ロジン及びその誘導体、テルペン樹脂、石
油樹脂、キシレン樹脂、スチレン樹脂誘導体低分子量の
スチレン樹脂誘導体等が使用されるが、本発明の目的に
は低分子量のスチレン樹脂が最も好ましく、その分子量
は、通常分子量は200〜400、好ましくは250〜
350、最も好ましくは300〜350がよい。低分子
量のポリスチレンは液状又は半固状でアクリルオリゴマ
ー及び千ツマ−と混合しやすく透明度も極めて高い。
本発明で使用する紫外線硬化性アクリル樹脂としてはポ
リエステル変性アクリルオリゴマーと芳香族モノアクリ
レートモノマーの混合物がよく、アクリルオリゴマーは
2官能性、モノマーは単官能性のものが好ましい。また
、この中にエポキシ変性のアクリルモノマーを添加して
も非常に良好な接着性が得られるが、若干黄変する場合
があるため、透明なものや、白色のものには好ましくな
い場合がある。
芳香族モノアクリレートモノマーは、−数式%式% または類似の構造式で表わされるもので、これらは、何
れも硬度が軟らかく弾性に富んでいるものである。
ポリエステル変性のアクリレートは2価のアルコールと
2塩基酸に2モルのアクリル酸がエステル結合している
もので、千ツマ−でも良いが、硬化性が悪く、オルゴマ
−の方が良い。
本発明で使用する接着組成物の混合方法の1例を示す。
先ず、ポリエステル変性アクリルオルゴマ−25部と芳
香族モノアクリレートモノマー15部を混合し充分に撹
拌する。この中に、タッキファイヤ−である低分子量の
ポリスチレン50部を加え、40℃〜50℃の温度で撹
拌し溶解させる。最後にエポキシ変性アクリルモノマー
7部と光硬化剤3部を混合することによって、容易に得
られる。
本発明で使用する接着剤の各成分は、ポリエステル変性
アクリルオリゴマーは15部〜35部、芳香族モノアク
リレートモノマーは55部〜lO部、エポキシ変性アク
リルモノマーは0部〜25部の間でよく、光硬化剤は通
常3部〜4部である。
本発明は、上述の方法によって得られた接着粗形物を基
材フィルムもしくはシートの両面に塗布若しくは、含浸
する。その塗布、若しくは、含浸手段としては、特に制
限はなく、例えば、通常使用されているロールコータ−
等を使用する。
本発明を更に具体的に説明するが、本発明は、下記の実
施例に限られるものではない。
実施例1 芳香族モノアクリレートモノマー   25部低分子量
ポリスチレン        42部光硬化剤    
           3部以上の各成分を前述の混合
方法によって混合、溶解して本発明において使用する接
着剤組成物を製造する。
得られた接着剤組成物を、厚みQ、Iinのガラスクロ
スに含浸し、両側より3m+n厚のガラス板で挾み両側
より紫外線を照射する。80w/1cmの紫外線ランプ
を使用して2秒で完全に接着する。
実施例2 芳香族モノアゲリレートモノマー   20部エポキシ
変性アクリレートモノマー   22部低分子量ポリス
チレン        40部光硬化剤       
        3部以上の各成分を前述の混合方法に
よって混合、溶解して本発明において使用する接着剤組
成物を製造する。
得られた接着剤組成物を、厚み0.25mmのポリエス
テルフィルムの両面に10ミクロンの厚みに塗装する。
次に両側より3mm厚のガラス板で挾み両側より紫外線
を照射する。 80w/Icmの紫外線ランプを使用し
て1秒で完全に接着する。透明なフィルムは片側だけの
照射で充分接着する。
これらの実施例で得られた二枚のガラス板の接着面積を
25calとし、一方のガラス板の一端を固定し、他方
のガラス板の他端に1kgの荷重を加えて吊り下げ、雰
囲気の温度を上げ、ガラス板のズレ落ちるときの温度を
測定したところ、180℃でもズレを生じなかった。
一方、従来使用されているエチレン−酢ビ樹脂(EVA
)について、同様の試験を行なったところ、80℃でズ
レを生じた。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明は紫外線硬化性感圧接着剤を
塗布若しくは含浸させた基材フィルム若しくはシートを
二枚のガラスの間に介在させ、圧着すると共に、少なく
とも一方の面より紫外線を照射するという極めて簡単な
手段によって二枚のガラルは完全に接着し、従来方法の
ように高温度に加熱あるいは加圧する必要はなく、また
、基材シートとしてレース等を使用することによって、
装飾的なはりあわせガラスを得ることができる等の効果
を奏する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基材フィルム又はシートの両面に紫外線硬化性感圧
    接着剤を塗布又は含浸させて得た接着性フィルム又はシ
    ートを、二枚のガラス板の間に介在させ、圧着すると共
    に、少なくとも一方の面より紫外線を照射して前記接着
    性フィルム又はシートを硬化させることを特徴とするガ
    ラス板の接着方法。 2、紫外線硬化性感圧接着剤は、紫外線硬化性を有する
    アクリル系樹脂と粘着性保存剤とからなる組成物である
    請求項第1項記載の接着方法。
JP14411789A 1989-06-08 1989-06-08 ガラス板の接着方法 Pending JPH039972A (ja)

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JP14411789A JPH039972A (ja) 1989-06-08 1989-06-08 ガラス板の接着方法

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JPH039972A true JPH039972A (ja) 1991-01-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006112311A1 (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Mitsubishi Plastics, Inc. 両面接着シート及びパネル積層体

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WO2006112311A1 (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Mitsubishi Plastics, Inc. 両面接着シート及びパネル積層体

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