JPH0399226A - 車両用計器の通気孔 - Google Patents
車両用計器の通気孔Info
- Publication number
- JPH0399226A JPH0399226A JP23756589A JP23756589A JPH0399226A JP H0399226 A JPH0399226 A JP H0399226A JP 23756589 A JP23756589 A JP 23756589A JP 23756589 A JP23756589 A JP 23756589A JP H0399226 A JPH0399226 A JP H0399226A
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- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 32
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 16
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 8
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Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、特に2輪車等のように、外部環境中に露出し
て装着される車両用計器の通気孔に関するものである。
て装着される車両用計器の通気孔に関するものである。
外部環境中に露出して装着される車両用計器は、計器内
部の結露水又は計器外部から浸入した水が、第6図に於
いて計器のケースI内に溜り、照明ランプ7の点灯熱等
により加熱されて蒸発し、計器の覗き窓である透明カバ
ー6の内面に付着して透明カバー6に曇りを発生させ、
それによって、文字板3や指針5の視認が困難となる場
合がある。
部の結露水又は計器外部から浸入した水が、第6図に於
いて計器のケースI内に溜り、照明ランプ7の点灯熱等
により加熱されて蒸発し、計器の覗き窓である透明カバ
ー6の内面に付着して透明カバー6に曇りを発生させ、
それによって、文字板3や指針5の視認が困難となる場
合がある。
そのため、従来は、ケース1の底面に貫通状の通気孔1
aを設け、計器内に生じた水蒸気を通気孔1aから計器
外に放散させて、透明カバー6の曇りの発生を防止して
いた。
aを設け、計器内に生じた水蒸気を通気孔1aから計器
外に放散させて、透明カバー6の曇りの発生を防止して
いた。
併しながら、上記のような単に貫通させた通気孔では、
計器外の水や埃が通気孔から計器内に浸入して、計器の
作動に支障を来たす場合がある。
計器外の水や埃が通気孔から計器内に浸入して、計器の
作動に支障を来たす場合がある。
そこで、通気孔からの水や埃の浸入を阻止するため、例
えば、実開昭60−3416号公報や実開昭52−16
2155号公報に開示されているような通気孔があるが
、これ等の通気孔は何れも貫通孔に対して通気抵抗の大
きい孔形状となっているので、水や埃の浸入を阻止する
作用はある反面、計器内に生じた水蒸気を通気孔から計
器外に確実に放散させることができず、そのため、透明
カバーの曇りの発生を未然に防止することができなかっ
た。
えば、実開昭60−3416号公報や実開昭52−16
2155号公報に開示されているような通気孔があるが
、これ等の通気孔は何れも貫通孔に対して通気抵抗の大
きい孔形状となっているので、水や埃の浸入を阻止する
作用はある反面、計器内に生じた水蒸気を通気孔から計
器外に確実に放散させることができず、そのため、透明
カバーの曇りの発生を未然に防止することができなかっ
た。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目
的とする所は、水や埃の計器内への浸入を確実に阻止す
ると共に、計器内に生じた水蒸気を確実に放散させるこ
とのできる通気抵抗の小さい車両用計器の通気孔を提供
することにある。
的とする所は、水や埃の計器内への浸入を確実に阻止す
ると共に、計器内に生じた水蒸気を確実に放散させるこ
とのできる通気抵抗の小さい車両用計器の通気孔を提供
することにある。
本発明は、上記の目的を達戒するために、外部環境中に
露出して装着され、且つ計器の前面を覆うと共に計器の
覗き窓となる透明カバーを有した車両用計器に於いて、 前記計器の構戒部材を収納固定するケースに、このケー
スの内外を連通ずる螺旋状通路を有する筒部を設けて通
気孔を形成させる技術手段を用いるものである。
露出して装着され、且つ計器の前面を覆うと共に計器の
覗き窓となる透明カバーを有した車両用計器に於いて、 前記計器の構戒部材を収納固定するケースに、このケー
スの内外を連通ずる螺旋状通路を有する筒部を設けて通
気孔を形成させる技術手段を用いるものである。
〔作用〕
上記の手段によれば、本発明による通気孔は、通気孔内
に螺旋状通路が設けられているため、外部から通気孔に
浸入しようとする水や埃は、この螺旋状通路の壁によっ
て阻止される。
に螺旋状通路が設けられているため、外部から通気孔に
浸入しようとする水や埃は、この螺旋状通路の壁によっ
て阻止される。
なお、螺旋状通路を形戒する螺旋状部材の薄板が、通気
孔内の通気面積を減するだけであるから貫通孔に近い通
気面積が得られるため、貫通孔と略同レベルの小さい通
気抵抗となり、計器内に生じた水蒸気は自然対流により
通気孔から放散される。
孔内の通気面積を減するだけであるから貫通孔に近い通
気面積が得られるため、貫通孔と略同レベルの小さい通
気抵抗となり、計器内に生じた水蒸気は自然対流により
通気孔から放散される。
以下、本発明を図に示す実施例について説明する.
第1図は、本発明の通気孔を有する車両用計器の一実施
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
第l図に於いて、lは樹脂等のケースで、ケース1の中
には計器本体2が収納固定されていて、計器本体2の上
方に文字板3が配設され、文字板3の上には計器本体2
の指針軸4と連動する指針5があり、−指針5の可動に
より文字板3の上に設けられた目盛が、指針5によって
指示されて読み取られるようになっている。なお、6は
文字仮3や指針5等を防塵のため覆い且つ計器の覗き窓
となる例えばガラス製の透明カバーであり、7は文字板
3と指針5の夜間照明のために用いられるランプである
。
には計器本体2が収納固定されていて、計器本体2の上
方に文字板3が配設され、文字板3の上には計器本体2
の指針軸4と連動する指針5があり、−指針5の可動に
より文字板3の上に設けられた目盛が、指針5によって
指示されて読み取られるようになっている。なお、6は
文字仮3や指針5等を防塵のため覆い且つ計器の覗き窓
となる例えばガラス製の透明カバーであり、7は文字板
3と指針5の夜間照明のために用いられるランプである
。
次に、10はケースlの底面に2個設けられた通気孔で
あり、この通気孔10の拡大断面図を第2図に示す。
あり、この通気孔10の拡大断面図を第2図に示す。
第2図に於いて、8は樹脂製のケース1に一体戒形され
た樹脂製の例えば円筒状の筒部で、この筒部8の中に樹
脂製の螺旋状部材9が挿入され、筒部8の端部8aで螺
旋状部材9の端部が熱融着されて固定されることにより
、第3図に示すように、通気孔10内に螺旋状通路9a
が形成される.次に、上記の実施例について作用を説明
する.第1図に於いて、ケース1の外部から水や埃が通
気孔10に漫人しようとした場合、第2図に示すように
、空気は通気孔10の中で矢印yの経路でケース1内に
流入、又は矢印yの逆の経路でケース1外に流出するこ
とができるが、水や埃は螺旋状部材9によって阻止され
るので、通気孔10を介してケースlの中に水や埃が流
入することは防止される. なお、通気孔10内に設けられた螺旋状通路9aは、螺
旋状通路9aを形戒する螺旋状部材9の薄い板厚の分だ
けが、通気孔10の通気面積を滅しるだけであるため、
単なる貫通孔に近い通気面積となり、それによって貫通
孔と略同レベルの小さい通気抵抗が得られる。そのため
、ランプ7の点灯等により、ケース1内の結露水等が加
熱されて蒸発しても、蒸発した水蒸気は、通気抵抗の小
さい通気孔10から自然対流によって計器外に放散され
るので、透明カバー6の内面に水蒸気が付着して透明カ
バー6が曇るというような現象は生しない。
た樹脂製の例えば円筒状の筒部で、この筒部8の中に樹
脂製の螺旋状部材9が挿入され、筒部8の端部8aで螺
旋状部材9の端部が熱融着されて固定されることにより
、第3図に示すように、通気孔10内に螺旋状通路9a
が形成される.次に、上記の実施例について作用を説明
する.第1図に於いて、ケース1の外部から水や埃が通
気孔10に漫人しようとした場合、第2図に示すように
、空気は通気孔10の中で矢印yの経路でケース1内に
流入、又は矢印yの逆の経路でケース1外に流出するこ
とができるが、水や埃は螺旋状部材9によって阻止され
るので、通気孔10を介してケースlの中に水や埃が流
入することは防止される. なお、通気孔10内に設けられた螺旋状通路9aは、螺
旋状通路9aを形戒する螺旋状部材9の薄い板厚の分だ
けが、通気孔10の通気面積を滅しるだけであるため、
単なる貫通孔に近い通気面積となり、それによって貫通
孔と略同レベルの小さい通気抵抗が得られる。そのため
、ランプ7の点灯等により、ケース1内の結露水等が加
熱されて蒸発しても、蒸発した水蒸気は、通気抵抗の小
さい通気孔10から自然対流によって計器外に放散され
るので、透明カバー6の内面に水蒸気が付着して透明カ
バー6が曇るというような現象は生しない。
第4図は、上記の実施例による本発明品の効果を実験に
より確認したもので、通気孔の形状として、貫通孔と本
発明品(螺旋状通気孔)と比較品(実開昭60−341
6号公報の通気孔)の3者を取上げ、夫々の通気孔につ
いて、水の浸入量と通気量とを比較試験した。
より確認したもので、通気孔の形状として、貫通孔と本
発明品(螺旋状通気孔)と比較品(実開昭60−341
6号公報の通気孔)の3者を取上げ、夫々の通気孔につ
いて、水の浸入量と通気量とを比較試験した。
ここで、貫通孔の場合に於ける水の浸入量と通気量を夫
々100とした場合、第4図に示すように、本発明品は
、3者の中で水の浸入量が最も少く、且つ通気量(透明
カバー6の曇り程度と関連する特性)は貫通孔に近いレ
ベルにあり、極めて効果のあることが確認された。
々100とした場合、第4図に示すように、本発明品は
、3者の中で水の浸入量が最も少く、且つ通気量(透明
カバー6の曇り程度と関連する特性)は貫通孔に近いレ
ベルにあり、極めて効果のあることが確認された。
次に、本実施例では、樹脂のケースlと一体戒形された
樹脂の筒部8の中に、樹脂の螺旋状部材9を挿入し熱融
着により固定して、通気孔10内に螺旋状通路9aを形
成したが、第5図に示すように、金属のケース11にゴ
ム等の弾性体より成る円筒状のリング12を溝12aに
よって水密に嵌合し、螺旋状部材9をこのリング12の
中にきつく挿入して、通気孔10内に螺旋状通路を形成
しても良い。なお、この場合に螺旋状部材9は、樹脂以
外の材質、例えば金属を用いても良い。さらには、予め
螺旋状通路9aの或型された筒部8或いはリング12を
用いることにより螺旋状部材9を廃止することもできる
。
樹脂の筒部8の中に、樹脂の螺旋状部材9を挿入し熱融
着により固定して、通気孔10内に螺旋状通路9aを形
成したが、第5図に示すように、金属のケース11にゴ
ム等の弾性体より成る円筒状のリング12を溝12aに
よって水密に嵌合し、螺旋状部材9をこのリング12の
中にきつく挿入して、通気孔10内に螺旋状通路を形成
しても良い。なお、この場合に螺旋状部材9は、樹脂以
外の材質、例えば金属を用いても良い。さらには、予め
螺旋状通路9aの或型された筒部8或いはリング12を
用いることにより螺旋状部材9を廃止することもできる
。
また、本実施例では、ケース1の底面に通気孔10を2
個設けたが、十分な通気量が得られるならば1個設ける
だけでも良く、通気孔1oを配設する個数は特に限定す
るものではない。なお、通気孔10の配設位置について
も、ケース1の底面に特に限定するものではなく、必要
に応じてケース1の任意の場所に配設することができる
。
個設けたが、十分な通気量が得られるならば1個設ける
だけでも良く、通気孔1oを配設する個数は特に限定す
るものではない。なお、通気孔10の配設位置について
も、ケース1の底面に特に限定するものではなく、必要
に応じてケース1の任意の場所に配設することができる
。
本発明は、以上説明したように構威されているため、水
や埃の計器内への浸入が防止されるので、水や埃の浸入
による計器の作動不良の発生が防止されると共に、計器
内で生じた水蒸気は通気孔から放散されて水蒸気による
透明カバーの曇りの発生が無くなるので、透明カバーを
通した計器の良好な視認性が確保される。
や埃の計器内への浸入が防止されるので、水や埃の浸入
による計器の作動不良の発生が防止されると共に、計器
内で生じた水蒸気は通気孔から放散されて水蒸気による
透明カバーの曇りの発生が無くなるので、透明カバーを
通した計器の良好な視認性が確保される。
第1図は本発明の通気孔を有する車両用計器の一実施例
を示す断面図、第2図は同通気孔を拡大して示す断面図
、第3図は同通気孔の内部を透視して示す斜視図、第4
図は通気孔の形状と効果の関係を示す図、第5図は本発
明の通気孔の他の実施例を示す断面図、第6図は従来の
通気孔を有する車両用計器の断面図である。 1・・・ケース.6・・・透明カバー.8・・・筒部,
9・・・螺旋状部材,9a・・・螺旋状通路,10・・
・通気孔。
を示す断面図、第2図は同通気孔を拡大して示す断面図
、第3図は同通気孔の内部を透視して示す斜視図、第4
図は通気孔の形状と効果の関係を示す図、第5図は本発
明の通気孔の他の実施例を示す断面図、第6図は従来の
通気孔を有する車両用計器の断面図である。 1・・・ケース.6・・・透明カバー.8・・・筒部,
9・・・螺旋状部材,9a・・・螺旋状通路,10・・
・通気孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 外部環境中に露出して装着され、且つ計器の前面を覆う
と共に計器の覗き窓となる透明カバーを有した車両用計
器に於いて、 前記計器の構成部材を収納固定するケースに、このケー
スの内外を連通する螺旋状通路を有する筒部を設けて通
気孔を形成させたことを特徴とする車両用計器の通気孔
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23756589A JPH0399226A (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 車両用計器の通気孔 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23756589A JPH0399226A (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 車両用計器の通気孔 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0399226A true JPH0399226A (ja) | 1991-04-24 |
Family
ID=17017197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23756589A Pending JPH0399226A (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 車両用計器の通気孔 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0399226A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007144082A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Sakae Suzuki | 温灸器 |
-
1989
- 1989-09-13 JP JP23756589A patent/JPH0399226A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007144082A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Sakae Suzuki | 温灸器 |
JP4676327B2 (ja) * | 2005-11-29 | 2011-04-27 | 榮 鈴木 | 温灸器 |
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