JPH0398807A - 包装装置のフイルム送り装置構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術はスーパーマーケットで取扱われる商品等を包
装するプラスチック等のフイルム製のビロータイプ等の
包装袋の製造装置のフイルム送り装置の構造の技術分野
に属する。

〈要旨のＷ要〉 而して、この出願の発明は所定長さロール状に巻装した
フィルムボビンから所数のアイドルローラやダンサーロ
ーラ、ガイドローラ等を介し、包装装置本体のフオーマ
ーにフイルムを送給するプロセスに於で、その送りを司
どるピンチローラがサーボモータ等の駆動装置に連係ざ
れると共に、押えローラに対向ざれ印字装置やマーク検
知用センサを併設されている包装装置のフイルム送り装
置構造に関する発明であり、特に、上記ピンチローラの
径が対向する押えローラの径よりも数倍の大きざに大サ
イズ化されてフイルム巻き付け角が１８０゜以上にざれ
、印字装置やマーク検知用センサがフイルム巻き付けゾ
ーンに併設ざれている包装装置のフイルム送り装置に係
る発明である。

く従来技術〉 周知の如く、スーパーマーケット等に於で取扱われる商
品は多くの種類があるが、商品自体が直接的に裸の状態
で取引きざれることは殆どなく、多くの場合は衛生的見
地や取扱いの関係から包装状態で取引きざれる態様が一
般的であり、そのうち、所謂ピロータイプのプラスチッ
ク等のフイルムから作られた袋に包装ざれて取引きざれ
る態様が多い。

而して、かかるピロータイプ等の包装袋はシート状のプ
ラスチックフイルム等によって製造ざれている場合がほ
とんどであり、かかる包装袋の製造装置としては、例え
ば、特開昭５６−３２２０３＠公報（特公昭５９−３３
２５号公報〉等の発明に示ざれているような包装装置が
あり、該包装装置は第４図に示ざれている様な基本的な
構造であって、ロール状に巻装されたフィルムボビン２
からのシート状のフイルム３はガイドローラ４、ダンサ
ーローラ４′を通りフイルム送り装置５のピンチローラ
６、及び、押えローラ７に図示しない駆動装置を介し、
所定の強性送りをざれてガイドローラ４を介し、包装装
置本休８のフオーマー９に送り込まれて円筒状にされて
引き降し装置１０により引き降されて縦シーラー１１に
より縦シールされ、次いで横シーラー１２により横シー
ルされ、上部の前段供給装置に接続するシュートホッパ
−１３から投下ざれる図示しない商品を収納し包装袋１
４、１４とされて次段に送給するようにざれている。

く発明が解決しようとする課題〉 きりながら、上述包装装置についてはフイルム送り装置
５のピンチローラ６が押えローラ７に対しその径が同径
程度に小さいサイスに形戒されているために、フイルム
３に対する送り速度の回転数が著しく多くなり、したが
って、慣性モーメント等から回転制御が著しく煩瑣とな
る欠点があり、又、フイルム３がピンチローラ６と押え
ローラ７の間の挟装であるために該フイルム３の送りに
スリップ等が生じ易く、正確な送り制御が出来難いとい
う難点もあった。

更に、フイルムには所定ピッチ毎の制御用のマークが印
ざれているが、それに対するマーク検知用センサ１５や
所定の印字を行う印字装置１６がピンチローラ６に対し
所定距離離隔した点に設置ざれることから、フイルム３
の送りに対し同期制御や調整が煩瑣となる不具合があっ
た。

したがって、マーク検知用センサ１５のピンチローラ６
に対する取合いが組付においても難しく、ラベラーによ
るラベル貼付も同期タイミングがとり難いという不都合
さがあった。

加えてピンチローラに対する押えローラ７がその軸方向
複数のディスク状のローラである場合には、フイルム３
の種類やサイズチェンジ等にあいて交換取付け時に要す
る時間が多くなり、又、操作も著しく煩瑣で熟練を要す
るというマイナス点があった。

そして、ピンチローラ６の駆動装置にサーボモータ等を
設けてロータリーエンコーダ等と電気的に接続して制御
することが出来ないという不都合さもあった。

〈発明の目的〉 この出願の発明の目的は上述従来技術に基づく包装数に
おけるフイルム送りの問題点を解決すべき技術的課題と
し、フィルムボビンから包装装置本体のフオーマーにか
けてのフイルム送りが確実に行われ、しかも、送りにお
けるフイルムのスリップ等も生ぜず、制御管理が容易で
あり、そのうえマーク検知用センサや印字装置のピンチ
ローラに対する併設が可能であってラベル貼付等も正確
、且つ、スムースに行えるようにして流通産業における
包装技術利用分野に益する優れた包装装置のフイルム送
り装置構造を提供せんとするものである。

〈課題を解決するための手段・作用〉 上述目的に沿い先述特許請求の範囲を要旨とするこの出
願の発明の構或は前述課題を解決するために、フィルム
ボビンからのシート状のフイルムはガイドローラやダン
サー口−ラを介し、包装装置本体のフオーマーに送給さ
れるに際し、その送りがフイルム送り装置のピンチロー
ラと該ピンチローラに対向する押えローラとの挟装を介
して行なわれ、しかも、ピンチローラの前段のアイドル
口−ラやガイドローラと後段のガイドローラとの間のフ
イルムのピンチローラに対する巻き付け角がピンチロー
ラに於で巻き付け角を１８０゜以上と大きくすることに
より、スリップすることなく確実な送りが可能となり、
フイルム送り量に対するピンチローラの回転数をかかる
ピンチローラの径をして押えローラの径に対し数倍の大
きさにすることにより大きく押えることが出来るように
し、又、フイルムの巻き付けゾーンを大きくすることに
よってマーク検知用センサや印字装置も該巻き付けゾー
ンに臨ませてピンチローラに併設することが可能であり
、マーク検出や印字が確実な同明タイミングで行え、し
たがって、ピンチローラに対する駆動装置もサーボモー
タ等とすることも出来、又、ロータリーエンコーダ等を
用いることにより、フイルム送り制御やピンチローラの
回転数制御が確実に行え、ガイドローラの数を削減し、
簡潔なフイルム送り装置とすることによるフイルムの種
類、サイズ等による交換も熟練を要せず、簡易に行うこ
とが出来、更に、ラベラーによるラベル貼付も確実に同
期的に行うことが出来るようにした技術的手段を講じた
ものである。

〈実施例〉 次に、この出願の発明の１実施例を第１乃至３図に基づ
いて説明すれば以下の通りである。

尚、第４図と同一態様部分は同一符号を用いて説明する
ものとする。

第２図に示す態様において１′はこの出願の発明の包装
装置であり、ピロータイプの包装袋１４を製造するもの
に供され、前述在来態様同様にプラスチック等のシート
状のフイルム３を巻装したフィルムボビン２からのフイ
ルム３がガイドローラ４、４ダンサーローラ４′を介し
包装装置本体８のフオーマ−９に送給されるプロセスに
おいて、この出願の発明の要旨の中心を威すフイルム送
り装Ｍ５′に係合して強制送りされるようにされており
、該フィルム送り装置５′に於では、第１、３図に示す
様に、ピンチローラ６′の径は対向したフイルム３を挟
装する押えローラ７′の径に対し５〜８倍程度の数倍の
大きざに形或されており、前段のガイドローラ４からフ
オーマ−９の前段のガイドローラ４に至るフイルム３の
押えローラ７に係合するプロセスに於けるピンチローラ
６′の巻き付け角が当該実施例においては、例えば、２
７０’前後の１８０゜以上の広い巻き付けゾーンを形成
するようにされており、該巻き付けゾーンに於でピンチ
ローラ６′にマーク検知用センサ１５、及び、印字装置
１６が併設ざれている。

而して、該ピンチローラ６′の回転軸１７には駆動装置
としてのサーボモータ１８、及び、エンコーダとしての
ロータリーエンコーダ１９が設けられている。

上述構成において、フィルムボビン２からのシート状の
フイルム３がガイドローラ４、ダンサーローラ４′を経
てピンチローラ６′の前段のガイドローラ４からピンチ
ローラ６′に巻き付けざれて押えローラ７′を経てかイ
ドローラ４がら包装装置本体８のフオーマ−９に送り装
置５′により強制的に送給され、シリンダーに巻き付け
られて引き降し装置１０により引き降ざれて縦シール装
置１１により縦シールざれ、フロータイプのロータリー
式の横シーラー１２’　、１２’により横シールざれる
と共に、上部のシュートホッパ−１３から商品を投入ざ
れて横切断され、包装ざれて包装袋１４とざれ次段に送
給されていく。

尚、引き降し装置１０の送りベルトによる引き降し速度
の方が送り装置５′より僅かに早くざれフロー式の処理
がスムースに行なわれるようにざれている。

上述プロセスにおいて、ピンチローラ６′に於では前述
した如く、押えローラ７′の径よりビンヂローラ６′の
それが数倍大きく、フイルム３の該ピンチローラ６′へ
の巻き付け角が約２７０゜と大きいことから確実に送り
作用がなされ、印字装置１６とマーク検知用センサ１５
がピンチローラ６′の巻き付けゾーンに於で併設されて
いることがら、印字と検出作用がタイミングズレ無く確
実に行われ、駆動装置のサーボモータ１８によるピンチ
ローラ６′の回転数も、該ピンチローラ６′の径が押え
ローラ７′の径よりも数倍大きいことからその回転数は
比較的少なく、ロータリーエンコーダ９による回転数検
出計測も確実に行われ送り制御も確実であって、フイル
ム３の包装装置本体８のフオーマ−９への送給も確実に
行える。

したがって、フイルム送りが確実であり、その送り量が
計測制御ざれる為にフイルム３のは著しく安定した状態
で正確に行われる。

而して、図示しないラベラーによる所定のラベル貼付も
同時併行的にタイミング良く正確に行うことも可能であ
る。

そして、袋１４の送りプロセスにおいて、フイルム３の
サイズ、種類等の変更によりフイルム３を交換するよう
な場合においても、従来の如く、ガイドローラや送りが
少ないことにから交換作業は手際良く簡易に行え、又、
熟練を要することなくスムースに行われる。

尚、この出願の発明の実施態様は上述実施例に限るもの
でないことは勿論であり、例えば、駆動装置はサーボモ
ー夕に代えて公知のクランク装置や電磁クラッチブレー
キ等を組合せるようにする種々の態様が採用可能である
。

そして、設計変更的にはピンチローラの巻き付け角を１
８０゜から３００’等の間の所定の巻き付け角にするこ
とが可能である。

又、適用するシートはフイルムに代えて網シート等にす
ることも可能なことは勿論のことである。

〈発明の効果〉　　′ 以上、この出願の発明によれば、基本的にプラスチック
等のフイルム等によるピロータイプ等の包装袋を製造す
る包装装置において、そのフィルムボビンからのフイル
ムを包装装置本体のフオーマーに送給するフイルム送り
装置のピンチローラの径を該ピンチローラに当接して対
向する押え口−ラの径よりも数倍大きな径としたことに
より、前段のガイドローラ等からのフイルムをピンチロ
ーラ直接巻き付けするに巻き付け角を１８０゜以上の巻
き付け角にすることが出来るために、該ピンチローラと
とフイルムの摩擦が大きくなり、ピンチローラ押えロー
ラによるフイルム送りが確実に行われ、スリップ等がな
く、正確な送りとするばかりでなく、該ピンチローラの
回転数を少なく押えることことが出来るために、回転数
制御や管理が正確に行え、又、ピンチローラにロータリ
ーエンコーダ等を設けることが出来ることによって回転
計測を正確にし、確実な送り制御が行え、安定した送給
を図ることが出来、結果的に正確な包装袋製造が出来る
という効果が奏される。

又、ピンチローラに対する直接的なフイルムの巻き付け
をその巻き付けゾーンを長く大きくとることが出来るた
めに、マーク検知用センサや巻き付けを該フイルムの巻
き付けゾーンに併設することが出来ることから、タイミ
ング良い印字やマーク検出が確実に行われ、フイルム送
給制御や印字タイミングが正確に行なわれるという効果
もある。

而して、マーク検知用センサや印字装置がピンチローラ
の巻き付けゾーンに併設されることがらガイドローラや
アイドルローラを数多く配設する必要が無く、フイルム
取扱いが容易になり、該フイルムの種類やサイズの変更
等による交換の際の作業が熟練を要することなく簡易に
行なわれるという効果もある。

更に、巻き付けゾーンにラベラー等を設けてラベル貼付
をも行うようにすることが出来る利点もある。

そして、マーク検知用センザや印字装置をピンチローラ
に併設出来ると共に、ガイドローラの数を減少させるこ
とが出来ることから装置のコパクト化、機能化を図るこ
とが出米、組イ１や保守点検整備等のメンテナンス作業
もし易くなるという副次的刊点もあり、コストダウンが
図れるという利点もある。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図はこの出願の発明の１実施例の説明図
であり、第１図はピンチローラと押え口−ラとガイドロ
ーラマーク検知用センサ、印字装置の取合い概略側面図
、第２図は包装装置の概略側面図、第３図はピンチロー
ラと駆動装置、及び、エンコーダの取合い側面図、第４
図は従来技術に基づく包装装置の模式概略側面図である
。 ２・・・フィルムボビン ７′・・・押え一ローラ １５・・・マーク検知用センサ １８・・・駆動装置 ６′・・・ピンチローラ ９・・・フオーマー １６・・・印字装置 １９・・・エンコーダ 第２図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）フィルムボビンからフオーマーへのプロセスに介
   装され、押えローラに対向されるピンチローラが駆動装
   置に連係されている包装装置のフィルム送り装置構造に
   おいて、上記ピンチローラの径が押えローラの径より数
   倍大きく形成されフィルム巻き付け角が１８０゜以上に
   されていることを特徴とする包装装置のフィルム送り装
   置構造。
2. （２）上記ピンチローラのフィルム巻取ゾーンに臨ませ
   てマーク検知用センサが併設されていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の包装装置のフィルム送り
   装置構造。
3. （３）上記ピンチローラのフィルム巻取ゾーンに臨ませ
   て印字装置が併設されていることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の包装装置のフィルム送り装置構造。
4. （４）上記ピンチローラにエンコーダが併設されている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の包装装置
   のフイルム送り装置構造。