JP3245706B2 - 包装機のウェブ終了検出方法および装置 - Google Patents

包装機のウェブ終了検出方法および装置

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JP3245706B2
JP3245706B2 JP30098896A JP30098896A JP3245706B2 JP 3245706 B2 JP3245706 B2 JP 3245706B2 JP 30098896 A JP30098896 A JP 30098896A JP 30098896 A JP30098896 A JP 30098896A JP 3245706 B2 JP3245706 B2 JP 3245706B2
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俊則 谷口
一浩 花木
勲 齋藤
充洋 岡崎
昌典 橋本
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株式会社フジキカイ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、包装機のウェブ
終了検出方法および装置に関し、更に詳細には、原反ロ
ールから引出されるウェブの終端部が到来した際や、移
送中におけるウェブの予期せぬ切断時にこれを検出する
ウェブ終了検出方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】横型または縦型製袋充填機等の包装機で
は、図7に示す如く、ウェブとしての帯状フィルム1を
紙管2に所要直径で巻回した原反ロール3を、ロールホ
ルダ等の装填手段4に装填し、該原反ロール3から引出
された帯状フィルム1を製袋器(図示せず)に供給して筒
状に成形するよう構成されている。この帯状フィルム1
の移送経路には、原反ロール3の帯状フィルム1が使い
尽くされたことを検出するフィルム終了検出装置が配設
される。この検出装置は、原反ロール3から引出された
帯状フィルム1が巻掛け案内される案内ローラ5に形成
された周溝6と、この案内ローラ5に巻掛けられている
帯状フィルム1を挟んで周溝6と対向する位置に配設さ
れた検出スイッチ7とから構成されている。また、検出
スイッチ7における周溝6側に付勢される検出片7a
は、周溝6の外側に臨む帯状フィルム1に当接するよう
構成されている。すなわち、帯状フィルム1が存在して
いる状態では、検出片7aが周溝6の外部に臨んでフィ
ルム有りを検知し、図8に示す如く、帯状フィルム1の
終端部が案内ローラ5を通過することで検出片7aが周
溝6の内部に入ることにより、帯状フィルム1が終了し
たことを検知するよう設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したフィルムの終
了検出方式では、装置コストが嵩むことなく、フィルム
終端部が案内ローラ5の周面を通過することで、帯状フ
ィルム1の終了を確実に検知することはできる。しか
し、一般に原反ロール3の紙管2とフィルム終端部とは
粘着テープ等で止着されており、この粘着テープの貼着
力が強い場合には、終了間際の帯状フィルム1の引出し
力に対して抗力が作用し、該フィルム1に過度な張力が
加わってしまい、帯状フィルム1が蛇行して良好な包装
が行なえなくなる問題が指摘される。また、原反ロール
3の紙管2が装填保持される装填手段4を回転駆動する
方式が採用されている場合には、紙管2からフィルム終
端部が離間せずに装填手段4の回転力によって帯状フィ
ルム1が紙管2に巻取られてしまい、正常時のフィルム
引出し方向と相反する方向に向けて帯状フィルム1に引
張り力が働き、該フィルム1が引きちぎられてしまうお
それもある。
【0004】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提
案されたものであって、ウェブの終端部が紙管に粘着テ
ープ等で止着されている場合であっても、ウェブの終了
を確実に検知し得る包装機のウェブ終了検出方法および
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を好適に達成するため本発明に係る包装機のウェ
ブ検出方法は、原反ロールから引出されたウェブにより
被包装物を包装する包装機において、前記原反ロールか
ら引出されるウェブの移送経路に配設されて該ウェブに
所定の張力を付与するダンサローラが、予め設定した変
動上下限位置への変動、または所定時間当りの急激な変
動の何れかを検出することにより、ウェブの終了を検知
することを特徴とする。
【0006】また前記課題を克服し、所期の目的を好適
に達成するため本願の別の発明に係る包装機のウェブ検
出装置は、原反ロールから引出されたウェブにより被包
装物を包装する包装機において、前記原反ロールから引
出されるウェブの移送経路に配設され、該ウェブに所定
の張力を付与し得るよう設定されたダンサローラと、前
記ダンサローラの変動を検出可能なローラ変動検出手段
と、前記ローラ変動検出手段からの信号入力によって、
前記ダンサローラの変動上下限位置への変動、または所
定時間当りの急激な変動の何れかを検出して、ウェブの
終了信号を出力する終了検出手段とから構成したことを
特徴とする。
【0007】
【作用】原反ロールから引出されたウェブは、該ウェブ
に所定の張力を付与し得るよう設定されたダンサローラ
を介して下流側に給送される。原反ロールからウェブの
終端部が離間し、ダンサローラに加わるウェブからの負
荷が無くなると、該ダンサローラは予め設定された変動
下限位置に変動し、これを検出してウェブの終了が検知
される。また原反ロールからウェブの終端部が離間しな
かったり逆に巻取られた場合に、ダンサローラに大きな
負荷が加わると、該ダンサローラは予め設定された変動
上限位置に変動し、これを検出してウェブの終了が検知
される。更に、ダンサローラが所定時間当りに急激に変
動したことを検出したときにも、ウェブの終了を検知す
る。そして、ウェブの終了を検知した場合に、包装機の
運転を停止して、ウェブが蛇行して良好な包装が行なえ
なくなる事態の発生やウェブが引きちぎられてしまうの
を未然に防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る包装機のウェ
ブ終了検出方法および装置につき、好適な実施例を挙げ
て、添付図面を参照しながら以下説明する。なお、実施
例では製袋充填包装機の原反ロールのフィルム終了検出
を例に挙げて説明することとする。
【0009】
【第1実施例について】図1は、本発明に係るウェブ終
了検出装置を横型製袋充填機に採用した第1実施例を示
すものであって、この横型製袋充填機10は、上流側か
ら供給される被包装物としての物品12を、無端チェン
14に所定間隔で取付けた多数のアタッチメント16に
より一定間隔毎に筒状フィルム26a(後述する)に送り
込む供給コンベヤ18を備えている。
【0010】前記供給コンベヤ18の上方には、装填手
段22が回転自在に配設され、該装填手段22には、紙
管24に帯状フィルム26を所要直径で巻回した原反ロ
ール28が、その紙管24を介して一体回転可能に装填
保持される。この装填手段22は、後述するフィルム移
送用の第1モータ56の回転に依存した速度で回転制御
される第2モータ58により駆動され、装填手段22に
装填保持された原反ロール28を強制的に回転駆動し
て、帯状フィルム26が一定速度で引出されるよう該ロ
ール28の巻径の減少に伴い徐々に高速回転する変速制
御が行なわれるようになっている。また、第2モータ5
8はエンコーダ62を備え、該エンコーダ62の信号は
図1に示す制御手段20に供給されるよう構成される。
なお、第2モータ58としては、サーボモータが好適に
使用される。
【0011】前記装填手段22に装填保持された原反ロ
ール28から引出された帯状フィルム26は、複数の案
内ローラ30を介して前記供給コンベヤ18の下流側に
配設した製袋器32に供給され、該製袋器32を通過し
て筒状に成形された筒状フィルム26aは、その長手方
向の重合端縁部を対向し合う一対の送りローラ34,3
4(一方のみ図示)で挟圧して該ローラ34,34の回転
により所要の送りが与えられるよう構成される。また、
この移送手段としての送りローラ34の下流側に、筒状
フィルム26aの重合端縁部を挟んで対向し合う一対の
縦シールローラ36,36(一方のみ図示)を備えた縦シ
ーラ38が配設され、該シーラ38により筒状フィルム
26aの重合端縁部に縦シールが施されるようになって
いる。送りローラ34および縦シールローラ36は、サ
ーボモータ等の第1モータ56により駆動され、該第1
モータ56は、所定時間当りの包装速度とフィルムカッ
トピッチとから得られるフィルム移送速度に対応した速
度にて回転駆動される。また第1モータ56はエンコー
ダ60を備え、該エンコーダ60の信号が前記制御手段
20に供給されるようになっている。
【0012】前記縦シーラ38の下流側には、筒状フィ
ルム26aに横シール・切断を施す横シール機構40が
配設される。この横シール機構40は、サーボモータ等
の駆動手段(図示せず)により不等速回転する一対の横シ
ーラ42,42を、筒状フィルム26aの上下に対向し
て備えている。そして、横シーラ42,42が同期的に
1回転する間に、該フィルム26aが1カットピッチ分
移送されることで、筒状フィルム26aの物品12を挟
む前後に横シール・切断が施されるよう構成される。
【0013】前記装填手段22から製袋器32に至る帯
状フィルム26の移送経路には、該フィルム26に所定
の張力を付与するダンサローラ44が配設されている。
このダンサローラ44は、図2に示す如く、上端部を介
して揺動自在に配設した揺動アーム46の下端部に回動
自在に枢支されると共に、該アーム46と適宜の固定部
との間に張設した引張りばね48により、ダンサローラ
44に巻掛けられている帯状フィルム26に所要の張力
を付与可能な方向(図の左側)に向けて常に付勢されるよ
う構成されている。また揺動アーム46と一体的に回動
する支軸50には、ローラ変動検出手段としてのポテン
ショメータ52が配設され、該ポテンショメータ52か
らの検出信号によってダンサローラ44の変動位置を検
出し得るようになっている。そして、予め設定されるダ
ンサローラ44の〔目標位置〕T0(図2参照)からの変
動を、ポテンショメータ52で検出して前記制御手段2
0に入力するよう設定してある。なお、揺動アーム46
を挟んで左右に離間する位置にストッパ54,54が配
設され、両ストッパ54,54により揺動アーム46の
揺動範囲が規定されるようになっている。
【0014】図1に示す制御手段20は、フィルムの終
了検出手段64を備えている。また、横型製袋充填機1
0は操作パネル等からなる入力手段66を備え、これに
設けたキーボードやタッチパネル等によって、包装速度
やフィルムカットピッチ等の包装条件が制御手段20に
データ入力されるようになっている。そして制御手段2
0では、入力手段66を介して入力されたデータに基づ
いて、前記第1モータ56および第2モータ58の夫々
を連続的に同期駆動制御するよう構成される。また入力
手段66では、前記ダンサローラ44の位置に関し、前
記製袋器32に移送される帯状フィルム26に所望の張
力を与えるべく、フィルムの厚さ、材質等の性状に応じ
たダンサローラ44の〔目標位置〕T0を任意の値とし
て制御手段20にデータ入力し得るようになっている。
【0015】前記制御手段20では、製袋充填機10の
連続運転中において、前記ダンサローラ44を〔目標位
置〕T0に保持し、帯状フィルム26に付与する張力を
変動させることなく、該フィルム26を一定速度で移送
させるように第2モータ58を変速制御するよう構成さ
れる。すなわち、前記ポテンショメータ52により検出
される原反ロール28の巻径の減少に伴うダンサローラ
44の〔目標位置〕T0から〔現在位置〕T1への変化の
信号を受けて、その変動量に応じて第2モータ58に変
速制御信号を与えて、ダンサローラ44を常に〔目標位
置〕T0に復帰させるよう設定される。例えば、図3に
示す如く、ダンサローラ44が〔目標位置〕T0より張
力増加側(図の右側)へ変動した際には、第2モータ58
に増速信号を与えて、ダンサローラ44を〔目標位置〕
0に保持するよう制御する。また仮に、図4に示す如
く、ダンサローラ44が〔目標位置〕T0より張力減少
側へ変動したとしても、第2モータ58に減速信号を与
えることで、ダンサローラ44が〔目標位置〕T0に保
持される。これにより、原反ロール28から引出された
帯状フィルム26は、前記第1モータ56により移送さ
れる筒状フィルム26aの移送速度より僅かに低速で移
送されるよう第2モータ58が速度制御されると共に、
製袋器32に向けて一定の張力が付与された状態で移送
されるようになっている。
【0016】また制御手段20は、前記送りローラ34
の所定回転毎(実施例では送りローラ34の1/2回転
に相当するエンコーダ60からの発信パルス数毎)に、
第2モータ58に付設されたエンコーダ62からの発信
パルス数をカウントし、その間の第2モータ58の回転
量から得られるフィルム移送量により、原反ロール28
の巻径を演算し、第2モータ58の基準回転速度を決定
する制御を行なうよう構成される。
【0017】前記制御手段20におけるフィルムの終了
検出手段64は、ポテンショメータ52で検出されるダ
ンサローラ44の変動量から、原反ロール28から引出
される帯状フィルム26の終了を検知するべく機能す
る。すなわち、前記ダンサローラ44の〔目標位置〕T
0を挟む左右両側でかつストッパ54,54に近接する位
置に、図2に示す如く、右側の〔変動上限位置〕T2
左側の〔変動下限位置〕T3とが設定され、ダンサロー
ラ44が〔変動上限位置〕T2または〔変動下限位置〕
3まで変動したことをポテンショメータ52が検出し
た際に、制御手段20は帯状フィルム26の終了を検知
するよう構成されている。例えば、帯状フィルム26の
終端が原反ロール28の紙管24から離間すると、ダン
サローラ44による帯状フィルム26への張力付与状態
が解除されるため、前記引張りばね48の弾力によって
揺動アーム46は左側に揺動してダンサローラ44が
〔変動下限位置〕T3まで変動するから、このときにフ
ィルム終了検出信号が出力される。なお、製袋充填機1
0に使用される原反ロール28の帯状フィルム26は、
その終端部が紙管24に粘着テープ等で止着されている
ため、帯状フィルム26が使い尽くされるときに、引出
されようとする帯状フィルム26に対してテープ止着部
の引き剥がし抵抗が加わることがあり、その際に揺動ア
ーム46が右側に揺動してダンサローラ44が〔変動上
限位置〕T2まで変動した場合でもフィルム終了検出信
号が出力される。そして、フィルム終了検出信号が出力
されたことを条件として、製袋充填機10の運転を停止
すると共に、警報を鳴らしたりランプを点灯して、作業
者にフィルム終了を覚知させるよう構成される。
【0018】また、前記ポテンショメータ52の検出値
(変動量)と制御手段20から発信されるクロックパルス
値とによって、ダンサローラ44が所定時間当りに急激
に変動した場合にも、フィルム終了検出信号を出力する
よう設定されている。これにより、帯状フィルム26の
終端部が紙管24から離間したり、何等からかの原因で
該フィルム26が破断した際に、この状態を早期かつ確
実に検出することができるようになっている。
【0019】
【第1実施例の作用】次に、第1実施例に係る包装機の
フィルム終了検出装置の作用につき、フィルム終了検出
方法との関係で説明する。なお、前記制御手段20に
は、帯状フィルム26に付与する張力に応じた前記ダン
サローラ44の〔目標位置〕T0および〔変動上限位
置〕T2と〔変動下限位置〕T3が予め設定入力されてい
る。
【0020】前記装填手段22に装填されている原反ロ
ール28から引出された帯状フィルム26を各機構にセ
ットして前記送りローラ34により移送可能な状態とし
たもとで、前記第1モータ56が前記演算されたフィル
ム移送速度に対応した速度にて回転駆動されると共に、
第2モータ58が第1モータ56の回転に依存した速度
で同期回転駆動される。両モータ56,58の同期回転
により、装填手段22に装填されている原反ロール28
から帯状フィルム26が引出され、該フィルム26はダ
ンサローラ44および案内ローラ30を介して製袋器3
2に向けて給送される。
【0021】前記ポテンショメータ52から制御手段2
0への信号入力によって、ダンサローラ44の〔現在位
置〕T1が検出され、該ローラ44の〔現在位置〕T1
〔目標位置〕T0とを比較し、図3または図4に示すよ
うに、ダンサローラ44が〔目標位置〕T0から変動し
た場合は、その変動量に応じて第2モータ58に変速制
御信号が与えられる。そして、第2モータ58は、前記
ダンサローラ44を〔目標位置〕T0に保持するよう変
速制御され、原反ロール28から引出される帯状フィル
ム26は、前記第1モータ56の駆動により送りローラ
34で移送される筒状フィルム26aより僅かに低速で
移送されるよう第2モータ58が速度制御されて一定の
張力が付与された状態で製袋器32に向けて移送され
る。
【0022】また、第1モータ56に付設されたエンコ
ーダ60の回転量を常に監視し、該エンコーダ60によ
って得られる送りローラ34の1/2回転目のパルスカ
ウント数に達する毎に、該ローラ34が1/2回転した
間の第2モータ58の回転量をエンコーダ62から読込
み、該エンコーダ62からのパルスカウント量により帯
状フィルム26の移送量を求める。次いで、そのフィル
ム移送量から現在の原反ロール28の巻径を演算し、こ
の巻径を基に、第2モータ58の基準回転速度が設定さ
れて第1モータ56の速度に依存する速度で第2モータ
58が回転駆動される。これにより、帯状フィルム26
は製袋器32で良好に筒状成形され、得られた筒状フィ
ルム26aは下流側で縦シーラ38による縦シールおよ
び横シール機構40による横シール・切断が好適に施さ
れる。
【0023】すなわち、製袋充填機10の連続運転中に
おいてダンサローラ44の変動量(張力の変動)を常に監
視し、その変動量に応じて第2モータ58が変速制御さ
れて、該ローラ44を〔目標位置〕T0に保持するの
で、原反ロール28から引出される帯状フィルム26は
一定の張力が付与された状態で製袋器32に向けて移送
され、良好な包装を行ない得る。また、送りローラ34
の所定回転毎に求めた原反ロール28の巻径から第2モ
ータ58の基準回転速度を演算するので、正確な値に基
づいて帯状フィルム26を移送することができる。
【0024】ここで、前記原反ロール28から引出され
る帯状フィルム26が使い尽くされ、前記紙管24から
フィルム終端部が離間すると、前記揺動アーム46は引
張りばね48の弾力によって揺動し、ダンサローラ44
が〔変動下限位置〕T3まで変動(図2における左側の二
点鎖線の状態)したことを前記ポテンショメータ52に
より検出すると、制御手段20におけるフィルムの終了
検出手段64ではフィルム終了検出信号を出力する。ま
た前述した如く、フィルム終端部が紙管24から離間す
る際のテープ止着部の引き剥がし抵抗がダンサローラ4
4に加わったときには、揺動アーム46が揺動してダン
サローラ44が〔変動上限位置〕T2まで変動(図2にお
ける右側の二点鎖線の状態)したことをポテンショメー
タ52により検出すると、前記フィルムの終了検出手段
64ではフィルム終了検出信号を出力する。更に、ポテ
ンショメータ52の検出値と制御手段20から発信され
るクロックパルス値とによって、ダンサローラ44が所
定時間当りに急激に変動したと判定された場合にも、フ
ィルム終了検出信号が出力される。
【0025】そして、このようにフィルム終了検出信号
が出力されると、製袋充填機10の運転を停止すると共
に、警報やランプ等によって作業者にフィルム終了を確
実に覚知させる。すなわち、原反ロール28の紙管24
からフィルム終端部が離間した際に、製袋器32までの
経路に臨む帯状フィルム26の張力が無くなった状態が
ダンサローラ44で検出されるので、フィルム終了を早
期に検出できる。また、帯状フィルム26の終端部が紙
管24に強固にテープ止めされたものが引き剥がされる
際に、フィルム引出し方向と逆方向に作用する力によっ
て帯状フィルム26に過度の張力が加わることなく、早
期にフィルム終了を検出することができる。更に、粘着
テープの粘着力が強く、フィルム終端部が紙管24から
離間することなく、帯状フィルム26が逆方向に巻取ら
れることで該フィルム26が引きちぎられるのを未然に
防止し得ると共に、早期にフィルム終了を検出し得る。
【0026】
【第2実施例について】図5は、本発明に係るフィルム
終了検出装置を縦型製袋充填機に採用した第2実施例を
示すものであって、この縦型製袋充填機68では、装填
手段69に紙管70を介して装填保持された原反ロール
71から引出された帯状フィルム72は、多数の案内ロ
ーラ73を経て製袋器74に向け間欠的に給送されるよ
う構成される。製袋器74は、直立配置した充填筒75
の上部に略同心的に配設され、前記帯状フィルム72は
この製袋器74を通過することにより、筒状に成形され
るようになっている。筒状成形されたフィルム72a
は、前記充填筒75の外周に沿わされると共に、該充填
筒75を挟んで対向的に配置した一対の送りベルト7
6,76(一方のみ図示)によって下方へ積極的に間欠移
送される。また、筒状フィルム72aの長手方向の重合
端縁部は、移送手段としての送りベルト76,76の間
欠休止期間中に、充填筒75の外側に位置する縦シーラ
77によって縦シールが施されるよう構成される。な
お、充填筒75を挟んで縦シーラ77と反対側に配設し
た1基の送りベルト76で筒状フィルム72aを移送す
るようにしてもよい。
【0027】前記送りベルト76は、制御手段78によ
り制御されるサーボモータ等の第1モータ79によって
駆動されると共に、該第1モータ79には、その回転量
を検出するエンコーダ80が設けられ、その出力は制御
手段78に供給されている。そして、この第1モータ7
9は、使用されるフィルムの特性や包装条件等に応じて
任意に設定された、送りベルト76を間欠駆動させるた
めの増速値、減速値および最高速度値に基づいて運転制
御される。また前記装填手段69は、第1モータ79の
回転に依存した速度で回転制御されるサーボモータ等の
第2モータ81により駆動され、装填手段69に装填保
持された原反ロール71を強制的に回転駆動して、帯状
フィルム72が一定速度で引出されるよう原反ロール7
1の巻径の減少に伴い徐々に第2モータ81を高速回転
する変速制御が行なわれる。また第2モータ81は、エ
ンコーダ82を備え、該エンコーダ82の信号は前記制
御手段78に供給される。
【0028】前記製袋器74の直上には、各種の物品8
3が投入されるホッパ84が配設され、下方に位置する
前記充填筒75とその軸心を整列させている。このホッ
パ84の上方には、物品83を所定時間間隔毎に落下供
給する供給装置(図示せず)が設けられている。また充填
筒75の下方には、相互に近接・離間可能に対向配置し
た一対の横シーラ85,85からなる横シール機構86
が配設され、この横シーラ85,85により筒状フィル
ム72aに横シール・切断を施すようになっている。
【0029】前記装填手段69から製袋器74に至る帯
状フィルム72の移送経路には、該フィルム72に所定
の張力を付与するダンサローラ44が配設されている。
なお、ダンサローラ44に関連する構成は、基本的には
第1実施例と同一であるので、同一部材には同じ符号を
付して示すこととする。すなわち、ダンサローラ44
は、図6に示す如く、長手方向の一端を介して揺動自在
に配設した揺動アーム46の他端部に回動自在に枢支さ
れると共に、該アーム46と適宜の固定部との間に張設
した引張りばね48により、ダンサローラ44に巻掛け
られている帯状フィルム72に所要の張力を付与可能な
方向(図の下側)に向けて常に付勢されるよう構成されて
いる。また、揺動アーム46と一体的に回動する支軸5
0にポテンショメータ52が配設され、該ポテンショメ
ータ52の検出信号によってダンサローラ44の変動位
置を検出し得るようになっている。そして、予め設定さ
れるダンサローラ44の〔目標位置〕T0からの変動
を、ポテンショメータ52で検出して前記制御手段78
に入力するよう設定される。なお、揺動アーム46は、
該アーム46を挟んで上下に離間するストッパ54,5
4によって揺動範囲が規定される。
【0030】図5に示す制御手段78は、第1実施例と
同様にフィルムの終了検出手段87を備えると共に、入
力手段88を介して包装速度やフィルムカットピッチ等
の包装条件およびフィルムの厚さ、材質等の性状に応じ
たダンサローラ44の〔目標位置〕T0を任意の値とし
てデータ入力されるよう構成される。また縦型製袋充填
機68においては、入力データに基づいて第1モータ7
9および第2モータ81の夫々を間欠的に同期駆動制御
するよう設定されている。
【0031】前記制御手段78では、ポテンショメー
タ52により検出される原反ロール71の巻径の減少に
伴うダンサローラ44の〔目標位置〕T0から〔現在位
置〕T1への変化の信号を受けて、その変動量に応じて
第2モータ81に変速制御信号を与えて、ダンサローラ
44を常に〔目標位置〕T0に復帰させる制御、送り
ベルト76の所定回転毎(例えば送りベルト76の駆動
プーリの1/2回転に相当するエンコーダ80からの発
信パルス数毎)に、第2モータ81の回転量から得られ
るフィルム移送量により原反ロール71の巻径を演算
し、第2モータ81の基準回転速度を決定する制御、お
よびダンサローラ44の〔目標位置〕T0を挟む上方
に設定された〔変動上限位置〕T2または下方に設定さ
れた〔変動下限位置〕T3までダンサローラ44が変動
したことをポテンショメータ52が検出した場合や、ポ
テンショメータ52の検出値と制御手段78から発信さ
れるクロックパルス値とによってダンサローラ44が所
定時間当りに急激に変動した場合に、帯状フィルム72
の終了を検知してフィルム終了検出信号を出力し、製袋
充填機68の運転を停止すると共に、警報を鳴らしたり
ランプを点灯する制御が行なわれる。なお、前記の制
御については、制御手段78におけるフィルムの終了検
出手段87により行なわれる。
【0032】
【第2実施例の作用について】次に、第2実施例に係る
包装機のフィルム終了検出装置の作用につき、フィルム
終了検出方法との関係で説明する。なお、前記制御手段
78には、帯状フィルム72に付与する張力に応じた前
記ダンサローラ44の〔目標位置〕T0および〔変動上
限位置〕T2と〔変動下限位置〕T3が予め設定入力され
ている。
【0033】前記装填手段69に装填されている原反ロ
ール71から引出された帯状フィルム72を各機構にセ
ットして前記送りベルト76により移送可能な状態とし
たもとで、前記第1モータ79が予め設定されたフィル
ム移送速度に対応した速度にて間欠的に回転駆動される
と共に、第2モータ81が第1モータ79の回転に依存
した速度で同期回転駆動される。両モータ79,81の
同期回転により、前記装填手段69に装填されている原
反ロール71から帯状フィルム72が引出され、該フィ
ルム72はダンサローラ44および案内ローラ73を介
して製袋器74に向けて給送される。
【0034】前記ポテンショメータ52からの信号入力
により検出されるダンサローラ44の〔現在位置〕T1
と〔目標位置〕T0とが比較され、前記制御手段78に
より第2モータ81は、ダンサローラ44を〔目標位
置〕T0に保持するよう変速制御される。これにより、
原反ロール71から引出される帯状フィルム72は、前
記第1モータ79の駆動により送りベルト76で移送さ
れる筒状フィルム72aより僅かに低速で移送されるよ
う第2モータ81が速度制御されて、一定の張力が付与
された状態で製袋器74に向けて移送される。また、送
りベルト76の駆動プーリが1/2回転する毎に帯状フ
ィルム72の移送量を求めると共に、このフィルム移送
量から現在の原反ロール71の巻径を演算し、この巻径
を基に第2モータ81の基準回転速度が設定されて、第
1モータ79の速度に依存する速度で第2モータ81が
回転駆動される。これにより、帯状フィルム72は製袋
器74で良好に筒状成形され、得られた筒状フィルム7
2aは下流側で縦シーラ77による縦シールおよび横シ
ール機構86による横シール・切断が好適に施される。
【0035】また第2実施例においても、前記原反ロー
ル71から引出される帯状フィルム72が使い尽くされ
て前記紙管70からフィルム終端部が離間したり、フィ
ルム終端部が紙管70から離間する際のテープ止着部の
引き剥がし抵抗がダンサローラ44に加わることによ
り、揺動アーム46に配設したダンサローラ44が〔変
動上限位置〕T2または〔変動下限位置〕T3まで変動し
たことをポテンショメータ52が検出すると、制御手段
78におけるフィルムの終了検出手段87ではフィルム
終了検出信号が出力される。また、ポテンショメータ5
2の検出値と制御手段78から発信されるクロックパル
ス値とによって、ダンサローラ44が所定時間当りに急
激に変動したと判定された場合にも、フィルム終了検出
信号が出力される。そして、このようにフィルム終了検
出信号が出力されると、製袋充填機68の運転を停止す
ると共に、警報やランプ等によって作業者にフィルム終
了を確実に覚知させる。従って、前述した第1実施例と
同様に、原反ロール71の紙管70からフィルム終端部
が離間したときにフィルム終了を早期に検出し得ると共
に、帯状フィルム72の終端部が紙管70に強固にテー
プ止めされたものが引き剥がされる際に該フィルム72
に過度の張力が加わるのを防ぎ、併せてフィルム終端部
が紙管70から離間することなく、帯状フィルム72が
逆方向に巻取られることで該フィルム72が引きちぎら
れるのを未然に防止し得る。
【0036】
【変更例について】実施例では、原反ロールの紙管を装
填保持する装填手段に関し、モータで積極駆動する構成
のものについて説明したが、装填手段が回転自在に構成
され、帯状フィルムを引出す際に所定の制動力を付与す
るブレーキ手段が連結された方式等、必要に応じ各種方
式を採用し得る。また、実施例では横型および縦型製袋
充填機にフィルム終了検出装置を採用した場合を例示し
たが、本発明はこれに限らず、各種包装機にも採用可能
であり、かつ包装材もフィルムに限らず、紙その他のウ
ェブにも利用可能である。
【0037】更にダンサローラの変動量を検出する手段
としては、前記ポテンショメータに限られるものでな
く、必要に応じエンコーダ等のパルス発信機あるいは他
の位置検知センサ等の信号入力を受けて、少なくともダ
ンサローラの〔現在位置〕を検出可能なものであれば、
他のものを採用し得る。なお、ダンサローラは実施例の
ような左右または上下への揺動式に限らず、上下垂直移
動または左右水平移動方式等種々の方式に改変可能であ
る。
【0038】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係る包装
機のウェブ終了検出方法および装置によれば、原反ロー
ルから引出されたウェブの終了検出について、ウェブの
終端部が紙管に粘着テープ等で止着されている場合で
も、ウェブ引出し張力の変化をダンサローラの変動によ
り検出することで、ウェブの終了を確実かつ早期に検知
することができる。特に、原反ロールの紙管を装填保持
する装填手段が回転駆動される構成においては、ウェブ
に過度な引張り力が働いたことをダンサローラの急激な
変動や、ダンサローラの変動上限位置への変動により検
出することで、ウェブの移送手段や包装機の運転を停止
することができる。すなわち、紙管に強固にテープ止め
されたウェブ終端部が引き剥がされる際に該フィルム7
2に過度の張力が加わるのを防ぐと共に、ウェブ終端部
が紙管から離間せずにウェブ引出し方向とは逆方向にウ
ェブが巻取られてしまう事態を未然に防止することがで
き、包装不良品の発生やウェブの伸び、引き裂き等が発
生することなく良好な包装を行ない得る。更に、何等か
の要因で移送途中のウェブが切断された場合には、ウェ
ブの引出し張力が変化することから、この場合において
もウェブ終了として検知して、フィルムの移送手段や包
装機の運転を停止して迅速に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るフィルム終了検出装
置を備えた横型製袋充填機の概略構成図である。
【図2】第1実施例に係るフィルム終了検出装置のダン
サローラの構成を示す説明図である。
【図3】第1実施例に係るフィルム終了検出装置のダン
サローラの現在位置が目標位置より張力増加側に変動し
ている状態を示す説明図である。
【図4】第1実施例に係るフィルム終了検出装置のダン
サローラの現在位置が目標位置より張力減少側に変動し
ている状態を示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るフィルム終了検出装
置を備えた縦型製袋充填機の概略構成図である。
【図6】第2実施例に係るフィルム終了検出装置のダン
サローラの構成を示す説明図である。
【図7】従来の技術に係るフィルム終了検出装置におい
てフィルムを検出している状態を示す説明図である。
【図8】従来の技術に係るフィルム終了検出装置におい
てフィルムの終了を検出している状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10 横型製袋充填機(包装機) 12 物品
(被包装物) 20 制御手段 22 装填手
段 24 紙管 26 帯状フ
ィルム(帯状ウェブ) 26a 筒状フィルム(筒状ウェブ) 28 原反ロ
ール 32 製袋器 34 送りロ
ーラ(移送手段) 44 ダンサローラ 52 ポテンショメータ(ローラ変動検出手段) 56 第1モータ 58 第2モ
ータ 64 終了検出手段 68 縦型製
袋充填機(包装機) 69 装填手段 70 紙管 71 原反ロール 72 帯状フ
ィルム(帯状ウェブ) 72a 筒状フィルム(筒状ウェブ) 74 製袋器 76 送りベルト(移送手段) 78 制御手
段 79 第1モータ 81 第2モ
ータ 83 物品(被包装物) 87 終了検
出手段 T2 変動上限位置 T3 変動下
限位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡崎 充洋 愛知県名古屋市西区中小田井4丁目380 番地 株式会社フジキカイ名古屋工場内 (72)発明者 橋本 昌典 愛知県名古屋市西区中小田井4丁目380 番地 株式会社フジキカイ名古屋工場内 (56)参考文献 特開 平4−128105(JP,A) 特開 平5−201592(JP,A) 実開 平4−37148(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 57/02 - 57/08 B65B 41/00 501 B65B 41/12 B65B 41/16 B65H 19/00 - 19/30 B65H 26/02 - 26/04

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原反ロール(28,71)から引出されたウェ
    ブ(26,72)により被包装物(12,83)を包装する包装機にお
    いて、 前記原反ロール(28,71)から引出されるウェブ(26,72)の
    移送経路に配設されて該ウェブ(26,72)に所定の張力を
    付与するダンサローラ(44)が、予め設定した変動上下限
    位置(T2,T3)への変動、または所定時間当りの急激な変
    動の何れかを検出することにより、ウェブ(26,72)の終
    了を検知することを特徴とする包装機のウェブ終了検出
    方法。
  2. 【請求項2】 原反ロール(28,71)から引出されたウェ
    ブ(26,72)により被包装物(12,83)を包装する包装機にお
    いて、 前記原反ロール(28,71)から引出されるウェブ(26,72)の
    移送経路に配設され、該ウェブ(26,72)に所定の張力を
    付与し得るよう設定されたダンサローラ(44)と、 前記ダンサローラ(44)の変動を検出可能なローラ変動検
    出手段(52)と、 前記ローラ変動検出手段(52)からの信号入力によって、
    前記ダンサローラ(44)の変動上下限位置(T2,T3)への変
    動、または所定時間当りの急激な変動の何れかを検出し
    て、ウェブ(26,72)の終了信号を出力する終了検出手段
    (64,87)とから構成したことを特徴とする包装機のウェ
    ブ終了検出装置。
  3. 【請求項3】 所定時間当りのダンサローラ(44)の急激
    な変動は、前記ローラ変動検出手段(52)からの信号入力
    により検出されるダンサローラ(44)の変動量と、制御手
    段(20,78)のクロックパルスとの対比によって検出され
    る請求項2記載の包装機のウェブ終了検出装置。
  4. 【請求項4】 前記包装機は製袋充填機であり、原反ロ
    ール(28,71)の紙管(24,70)を装填保持する装填手段(22,
    69)と、前記原反ロール(28,71)から引出されてダンサロ
    ーラ(44)を介して移送される帯状ウェブ(26,72)を筒状
    成形する製袋器(32,74)と、この製袋器(32,74)により筒
    状成形されたウェブ(26a,72a)を下流側に向けて移送す
    る移送手段(34,76)と、該移送手段(34,76)を駆動する第
    1モータ(56,79)と、前記装填手段(22,69)を駆動する第
    2モータ(58,81)とを備え、前記第2モータ(58,81)は、
    第1モータ(56,79)の回転に依存する速度で原反ロール
    (28,71)の巻径に応じて変速制御され、帯状ウェブ(26,7
    2)を原反ロール(28,71)から一定速度で引出すよう構成
    される請求項1〜3の何れかに記載の包装機のウェブ終
    了検出装置。
  5. 【請求項5】 所定時間当りのダンサローラ(44)の急激
    な変動は、前記移送手段(34,76)の回転量に対応する値
    と、制御手段(20,78)のクロックパルスとの対比によっ
    て検出される請求項4記載の包装機のウェブ終了検出装
    置。
  6. 【請求項6】 前記製袋充填機は横型製袋充填機(10)で
    あって、前記移送手段は、筒状ウェブ(26a)の長手方向
    の重合端縁部を挾持して下流側に向けて移送する一対の
    送りローラ(34,34)からなり、該送りローラ(34,34)を回
    転駆動する第1モータ(56)と前記装填手段(22)を駆動す
    る第2モータ(58)との夫々は連続的に同期回転駆動され
    て、前記原反ロール(28)から帯状ウェブ(26)を引出すと
    共に筒状ウェブ(26a)を水平方向下流側に向けて移送す
    るよう構成される請求項4または5記載の包装機のウェ
    ブ終了検出装置。
  7. 【請求項7】 前記製袋充填機は縦型製袋充填機(68)で
    あって、前記移送手段は、筒状ウェブ(72a)を下流側に
    向けて移送する送りベルト(76)からなり、該送りベルト
    (76)を回転駆動する第1モータ(79)と前記装填手段(69)
    を駆動する第2モータ(81)との夫々は間欠的に同期回転
    駆動されて、前記原反ロール(71)から帯状ウェブ(72)を
    引出すと共に筒状ウェブ(72a)を下方に向けて移送する
    よう構成される請求項4または5記載の包装機のウェブ
    終了検出装置。
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