JPH0398769A - 電着研磨シート - Google Patents

電着研磨シート

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Publication number
JPH0398769A
JPH0398769A JP23662089A JP23662089A JPH0398769A JP H0398769 A JPH0398769 A JP H0398769A JP 23662089 A JP23662089 A JP 23662089A JP 23662089 A JP23662089 A JP 23662089A JP H0398769 A JPH0398769 A JP H0398769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abrasive grains
polishing
extra
cutting edges
grains
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23662089A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Toda
戸田 一夫
Junya Oe
大江 潤也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP23662089A priority Critical patent/JPH0398769A/ja
Publication of JPH0398769A publication Critical patent/JPH0398769A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、#6000〜15000の超砥粒を用いた研
磨砥石と同等の仕上精度が得られ、しかも遥かに長寿命
を有する電着研磨シートに関する。
「従来の技術」 仕上げ研磨の中でも特に高精度が要求される用途には、
従来より#6000〜15000程度の微細な超砥粒を
用いた研磨砥石が使用されている。
”一,:7:が砥粒がこソ′11工ど細かいと、研磨に
伴う砥粒の破砕や磨耗が著しく、使用寿命が短いため、
この種の研磨砥石では、砥粒を固定する結合材として、
コストのかかる電着相よりもレジノイドボンドが一般に
使用されている。
「発明が解決しようとする課題」 しかし最近では、この種の研磨砥石においても、研磨効
率を向上して生血性を高めることが強く望まれており、
従来品と同等の研磨精度が得られて、しかも長寿命を有
する研磨砥石の出現が待たれていた。
また、上記のような研磨砥石では、レジノイドボンドの
砥粒保持力が小さいため、研磨中に砥粒の脱落が多く、
これら脱落砥粒が被削面と研磨面の間に挟まり、被削面
に条痕を形成する欠点も有していた。
「課題を解決するための手段」 本発明は上記課題を解決するためになされたもので、以
下、図面を用いて具体的に説明する。
第1図は本発明に係わる電着研磨シートの一例を示す縦
断面図である。図中符号1は金属薄板で、この金属薄板
lの片面には、ダイヤモンドやCBN等の超砥粒2が、
NiやCu等からなる金属めっき相3によって固着され
ている。
前記金属薄板1はSK鋼、真ちゅう、リン青銅、ステン
レス等の耐食性に優れた金属からなり、厚さは0.05
〜0 . I Imであることが望ましい。厚さが0.
0511未満では強度が不足し、O . l xmより
厚いと剛性が高すぎて使用に支障を来す。必要であれば
電着を行なわない面にCrめっき等を施し、耐食性を高
めてもよい。
前記超砥粒2の粒度は#800〜2000とされる。#
800未満の砥粒が混入すると、突出量が不揃いになり
仕上げ面粗さを悪化させる。また#2000より細かい
砥粒が混入すると、その砥拉が脱落しやすく条痕形成の
原因となる。
各超砥粒2は十分な固着強度が得られる範囲で、配置密
度が最大になるように薄板l上に固着されている。また
、超砥粒2の金属めっき相3から突出した部分は、薄板
1とほぼ平行に破砕され、多数の微小切刃2Aを有する
平坦面となっている。
なお、金属めっき相3からの超砥粒2の平均突出量Tは
、これらの平均粒径の20〜40%であることが望まし
い。20%未満では切刃2Aの切り込み量が不足して十
分な切れ味が得られない。また40%より大では、切刃
2Aの切り込み量が大きくなって#6000〜1 50
00の砥粒に相当する研磨精度が得られない。
次に、上記電着研磨シートの製造方法を説明する。まず
十分に清浄化した金属薄板lをめっき液中に水平に配置
し、めっき液中に均一に超砥粒2を分散しつつ、薄板の
上方に平行配置したNi陽極との間で通電する。
次いで、薄板lを取り出して洗浄・乾燥し、第2図に示
すように、各超砥粒2の突出部をダイヤモンドシ一トを
用いて平坦状に破砕する。ここで使用するダイヤモンド
シ一トは、粒度が#800〜6000程度であることが
望ましく、#800未満では破砕度が大きすぎて超砥粒
2の微小切刃2Aが不揃いになり、#6000より細か
いものでは超砥粒2が平坦になり過ぎて微小切刃2Aが
不足する問題を生じる。
ダイヤモンドシ一トによる共磨りが終了したら、さらに
通常のドレッサを用いて研磨面のドレッシングを行ない
、金属めっき相3の厚さを前記の範囲に整える。前記共
磨りおよびドレッシングを合わせた平均破砕量Sは、破
砕前の超砥粒2の平均粒径の10〜30%程度であるこ
とが望ましい。
10%未満では十分に切刃2Aが揃わず、30%より大
では超砥粒2が平坦化しすぎて切れ味が低下する。
こうして得られた電着研磨シートは、適当なサイズに裁
断された後、ブロック状、ドラム状、ホイール状等の砥
石基体の表面に接着剤等で貼付され、研磨に供される。
上記構戊からなる電着研磨シートでは、#800〜20
00程度の比較的大きな超砥粒2を単層状に電着したう
え、これら超砥粒2の突出部を破砕して、平坦化すると
ともに微細な切刃2Aを多数形成しているので、#60
00〜1 5000の微細砥粒を用いた砥石と同様の研
磨精度が得られる。そして砥粒径か大きい分、超砥粒2
と金属めっき相3との接着面積が大きいうえ、結合材と
して金属めっき相3を使用しているので、砥粒保持力が
大きく、超砥粒2が脱落しにくく、脱落砥粒による条痕
発生を防ぐことができる。
また、各超砥粒2の露出面は比較的広く平坦で、ここに
多数の微視的な切刃2Aが形成されているため、研磨面
における切刃2Aの分布密度がレジノイドボンド砥石な
どに比して格段に高く、研磨効率の向上が図れるうえ、
各切刃2Aにかかる荷重が平均化するため切刃2Aの破
砕が少なく、良好な研磨性能が長時間維持できる。
さらに、超砥粒2において発生する熱が金属めっき相3
を通じて金属薄板lに分散するため、冷却性に優れて過
熱のおそれが少ないうえ、シート状であるから任意の砥
石基体に貼付して広い用途に使用でき、磨耗したら交換
することら可能で、製造コストが安いという利点も有す
る。
「実施例」 次に実施例として、厚さ0.1xIIの真ちゅう製の薄
板上に、Niめっきにより#2000のダイヤモンド砥
粒を単層状に固着した。次いで、#800〜6000の
ダイヤモンドシ一トにより研磨面を共磨りし、研磨面か
ら突出した砥粒先端を約3μl(平均粒径の約30%)
破砕した。さらに、研磨面にドレッシングを施し、超砥
粒の平均突出量を3μ次程度とした。
こうして得られた砥石シートを、金属ブロックの平面に
接着剤で加圧貼付し、ブロック砥石とした。
さらに、このブロック砥石を用いて、石英ガラス板の研
磨を行なった結果、#6000〜15000のダイヤモ
ンド砥粒を用いたコーティング研磨合威紙とほぼ同等の
緻密な研磨面が得られた。
「発明の効果」 本発明に係わる電着研磨シートによれば、次のような優
れた効果か得られる。
■ #800〜2000程度の比較的大きな超砥粒を単
層状に電着したうえ、これら超砥粒の突出部を破砕して
、平坦化するとともに微細な切刃を多数形威しているの
で、#6000〜15000の微細砥粒を用いた砥石と
同等の研磨精度が得られる。
■ 砥粒径が大きい分、超砥粒と金属めっき相との接着
面積が大きいうえ、結合相として金属めっき相を使用し
ているので砥粒保持力が大きく、砥粒の脱落が少なく、
脱落砥粒による条痕発生が少ない。
■ 砥粒の露出面がほぼ平坦で、この平坦面に多数の微
視的な切刃が形成されているため、研磨面における切刃
の分布密度がレジノイドボンド砥石などに比して格段に
高く、研磨効率の向上が図れるうえ、各切刃にかかる荷
重が平均化するため切刃が破砕されに<<、良好な研磨
性能が長時間維持でき、極めて長寿命である。
■ 砥粒で発生する熱が金属めっき相を通じて金属薄板
に逃げるから、冷却性に優れ過熱のおそれが少ないうえ
、任意の砥石基体に貼付して使用できるため用途が広く
、磨耗したら交換することも可能で、製造コストも安い
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる電着研磨シートの一例を示す縦
断面図、第2図は同研磨ンートの製造方法を説明するた
めの縦断面図である。 第1図 l・金属薄板、2・・・超砥粒、2A・・・微小切刃、
3・・金属めっき相、T・・超砥粒の平均突出量、S・
・・平均破砕量。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属薄板の表面に#800〜2000の超砥粒を金属め
    っき相により単層状に固着したうえ、これら超砥粒の突
    出部を超砥粒の平均粒径の10〜30%破砕して平坦化
    し、多数の微小切刃を形成したことを特徴とする電着研
    磨シート。
JP23662089A 1989-09-12 1989-09-12 電着研磨シート Pending JPH0398769A (ja)

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JP23662089A JPH0398769A (ja) 1989-09-12 1989-09-12 電着研磨シート

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JPH0398769A true JPH0398769A (ja) 1991-04-24

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ID=17003338

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1015819A (ja) * 1996-06-28 1998-01-20 Asahi Daiyamondo Kogyo Kk ドレッサ及びその製造方法
JP2006517471A (ja) * 2003-02-12 2006-07-27 信越石英株式会社 管状脆性材料の内表面研摩方法および該研摩方法で得られた管状脆性材料
JP2007038317A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Allied Material Corp 電着砥石の製造方法および装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61265276A (ja) * 1985-05-20 1986-11-25 Goei Seisakusho:Kk 切断研磨共用ダイヤモンドシ−トとその製造方法
JPS6327257B2 (ja) * 1979-02-08 1988-06-02 Ici Plc

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