JPH0398276A - ケーブルの補強絶縁体加熱方法 - Google Patents

ケーブルの補強絶縁体加熱方法

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JPH0398276A
JPH0398276A JP23395989A JP23395989A JPH0398276A JP H0398276 A JPH0398276 A JP H0398276A JP 23395989 A JP23395989 A JP 23395989A JP 23395989 A JP23395989 A JP 23395989A JP H0398276 A JPH0398276 A JP H0398276A
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JP
Japan
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temperature
reinforcing insulator
heating
distribution
heating element
Prior art date
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Pending
Application number
JP23395989A
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English (en)
Inventor
Tamami Shimomura
珠三 霜村
Shigeru Owada
茂 大和田
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ゴム●プラスチック電力ケーブルの接続部に
おいて補強絶縁体を形戊する際のケーブルの補強絶縁体
加熱方法に関するものである。
[従来の技術] 一般的に、ゴム●プラスチック電力ケーブルの接続部は
、第4図に示すように接続すべき2つのケーブルla,
lbの絶縁層2a、2bを鉛筆削状に形成し、2本の導
体同志を導体接続管3により接続し、これらの周囲に紡
錘状の補強絶縁体4を設けている。この補強絶縁体4の
形成方法としては、未架橋の絶縁テープを接続部の周囲
に巻回し、或いは接続部の周囲に配置した金型内に未架
橋の絶縁材料を注入して略円筒形とし、その後にこれら
を加熱して架橋すると共に、ケーブル絶縁層2a、2b
と一体化させる方法が実施されている。゛この場合に、
架橋の際の加熱は勿論のこと、金型内への絶縁材料の注
入の際にも保温のための加熱が必要である。
ところで、形成される補強絶縁体4の絶縁性能の良否は
、上述の加熱時の温度条件に大きく左右される。即ち、
温度むらや極端な高温郁分、或いは温度分布の非対称等
は、絶縁体の高温劣化、水分や内部ポイドの発生等の原
因となり、絶縁性能の低下を招来する。従って、ケーブ
ル接続部の絶縁を良好に保持するためには、加熱時の補
強絶縁体の温度を所定の値に保つことが不可欠となる。
このため、従来から加熱時には補強絶縁体4の周囲に温
度センサを設け、これにより補強絶縁体4の温度を求め
、この温度に応じて加熱量を制御する方法が採られる場
合が多い。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、一般に形成すべき略円筒形の補強絶縁体
4は半径方向の厚みが一定でなく、加熱量を制御した場
合でもその厚みが大きい部分では温度が上昇し難く、逆
に薄い部分では過度に温度が上昇してしまうため、良好
な絶縁性能が得られないという問題を有している.これ
を解決する一例としては、温度センサと小面積の独立し
た発熱源をそれぞれ多数組配置し、温度センサからの測
定値により各発熱源の発熱量を多次元制御する方法など
が考えられる。しかし、この方法では例えば地下マンホ
ール等における現場作業性は著しく損われる。また、断
線の心配が大きくなるという問題もあり、好ましい解決
方法であるとは云えない。
本発明の目的は、補強絶縁体の加熱量を的確に制御する
ことにより、ケーブル接続部の絶縁性能を良好に保持す
ることができる簡便なケーブルの補強絶縁体加熱方法を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明に係るケーブルの
補強絶縁体加熱方法においては、ケーブル接続部に補強
絶縁体を形成する過程で、発熱源により前記補強絶縁体
を加熱する場合において、前記補強絶縁体の厚さの分布
に応じて前記発熱体の発熱量の分布を予め定めておき、
前記補強絶縁体の温度を少なくとも一点において測定し
、該測定温度を一定に保持するように前記発熱源の総発
熱量を制御することを特徴とするものである。
[作用] 上記の構威を有するケーブルの補強絶縁体加熱方法は、
発熱体の発熱量の分布が絶縁体の厚さの違いによる熱抵
抗の分布を相殺し、補強絶縁体の温度を1点において一
定に保持することにより、補強絶縁体の全体を所望の温
度に保持する。
[実施例] 本発明を第1図〜第3図に図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本発明の方法を補強絶縁体材料の注入時に適用
する場合の一例を示し、接続すべき2つのケーブル1a
.1bの絶縁層2a.2bを鉛筆削状に形成し、2木の
導体同志は導体接続管3により接続する.このケーブル
接続部の周囲には、補強絶縁体を所望の形状とするため
の雌形l1を内側に設けた外側が円筒状の注入金型l2
を、゛導体接続管3が内部中央に配する−ように左右対
称に取り付ける。また、注入金型l2の外周には発熱体
13を配設し、更に注入金型12のケーブル接続部の中
央付近位置に温度センサ14を1個又は適宜個数埋め込
む。なお、ここで発熱体l3は例えば伝熱線を巻回をし
たものであれば、中央付近では密に、周辺では疎に巻回
する等の方法により、例えば注入金型l2の表面A及び
注入金型12の内部Bにおいて横軸を接続部の位置とじ
た第2図の曲線TA及びTBで示されるような、中心付
近で高温となる発熱パターンを持たせるものとする。
このようにして、注入金型l2の図示しない注入口から
未架橋の絶縁材料15を注入するが、注入後に充分に時
間が経過すると、接続部中央の絶縁材料l5が厚いため
に温度低下が大きく、絶縁材料15が薄い周辺部では温
度低下が小さくなる結果、絶縁層2a、2bの表面Cで
は第2図に示す曲線TGのようにほぼ温度は一定となる
従って、予め所望のケーブル表面温度分布TOを与える
ような発熱パターンTA. THに調整しておけば、温
度センサl4で検知される温度を曲線TBの接続部中央
での温度値OPと常に一致させるように、発熱体13に
与える総エネルギ量を制御することにより、絶縁層2a
、2bの表面Cでは最適な温度分布を得ることができる
.このようにして、絶縁にとって重要なケーブル界面と
なるCでは、ポイドや水分の発生を的確に防止できるこ
とになる。
本発明の方法は、続く加熱架橋の際にも同様に適用でき
る。第3図に示すように、前工程において未架橋の絶縁
材料l5を巻回或いは注入金型12への注入によって形
成したケーブル接続部の周囲には、中空円筒形のモール
ド金型21を取り付け、ケーブル1a、1bとの隙間を
シールし、内部はガス、油等の流動伝熱体22を充填す
る。
そして、モールド金型21の外周には発熱体23を配設
し、ケーブル接続部の中央に相当する位置のモールド金
型21に、温度センサ24を1個又は適宜個数埋め込む
このようにして、発熱体23により流動伝熱体22を介
して絶縁材料15に加熱するが、この際に前述の金型注
入時と同様に予め発熱体23の発熱パターンを定めてお
き、この総発熱量を温度センサ24での温度が一定とな
るように制御すればよい。
上述の実施例において、温度センサ14、24は金型1
2、2lの接続郁の中央に相当する場所に設けたが、最
適な加熱時での温度が既知の個所7 であれば何れの位置でもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係るケーブルの補強絶縁体
加熱方法は、少なくとも1点の温度を一定に保つことに
より補強絶縁体の全体の温度をむらの少ない所定温度に
保つことができるので、絶縁性能の良好な補強絶縁体を
簡便に形戒することができる。
【図面の簡単な説明】
図面第1図〜第3図は本発明に係るケーブルの補強絶縁
体加熱方法の実施例を示し、第1図は本発明の方法を未
架橋絶縁材料の金型注入時に適用した場合の縦断面図、
第2図は第1図の実施例の際の接続部分の温度分布のグ
ラフ図、第3図は絶縁材料の架橋のための加熱時に適用
した場合の縦断面図であり、第4図はケーブル接続部の
縦断面図である。 符号1a,lbはケーブル、2a、2bは絶縁層、4は
補強絶縁体、12は注入金型、l3、23は発熱体、1
4、24は温度センサ、15は8 絶縁材料、2lほモールド金型である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ケーブル接続部に補強絶縁体を形成する過程で、発
    熱源により前記補強絶縁体を加熱する場合において、前
    記補強絶縁体の厚さの分布に応じて前記発熱体の発熱量
    の分布を予め定めておき、前記補強絶縁体の温度を少な
    くとも一点において測定し、該測定温度を一定に保持す
    るように前記発熱源の総発熱量を制御することを特徴と
    するケーブルの補強絶縁体加熱方法。
JP23395989A 1989-09-08 1989-09-08 ケーブルの補強絶縁体加熱方法 Pending JPH0398276A (ja)

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DE102014218188A1 (de) 2014-09-11 2016-03-17 Evonik Degussa Gmbh Oberflächenvergütung auf Basis von vernetzbaren gesättigten Polyesterharzen und Fluorpolymeren

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