JPH0398264A - 平板型固体電解質燃料電池 - Google Patents
平板型固体電解質燃料電池Info
- Publication number
- JPH0398264A JPH0398264A JP1236459A JP23645989A JPH0398264A JP H0398264 A JPH0398264 A JP H0398264A JP 1236459 A JP1236459 A JP 1236459A JP 23645989 A JP23645989 A JP 23645989A JP H0398264 A JPH0398264 A JP H0398264A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- interconnector
- solid electrolyte
- power generation
- fuel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 title claims abstract description 47
- 239000007787 solid Substances 0.000 title description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims abstract description 33
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims abstract description 19
- 239000007800 oxidant agent Substances 0.000 claims abstract description 19
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 46
- 239000007784 solid electrolyte Substances 0.000 claims description 39
- 238000010248 power generation Methods 0.000 claims description 26
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 claims description 12
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims description 12
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- 239000012784 inorganic fiber Substances 0.000 claims description 9
- 239000000155 melt Substances 0.000 claims description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims 1
- 239000002737 fuel gas Substances 0.000 abstract description 6
- 238000010030 laminating Methods 0.000 abstract 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 12
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 8
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 description 4
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 4
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 239000005995 Aluminium silicate Substances 0.000 description 1
- 244000043261 Hevea brasiliensis Species 0.000 description 1
- 239000004113 Sepiolite Substances 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 235000012211 aluminium silicate Nutrition 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- NLYAJNPCOHFWQQ-UHFFFAOYSA-N kaolin Chemical compound O.O.O=[Al]O[Si](=O)O[Si](=O)O[Al]=O NLYAJNPCOHFWQQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 1
- 229920000126 latex Polymers 0.000 description 1
- 239000004816 latex Substances 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 239000010445 mica Substances 0.000 description 1
- 229910052618 mica group Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920003052 natural elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920001194 natural rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 1
- 229910052624 sepiolite Inorganic materials 0.000 description 1
- 235000019355 sepiolite Nutrition 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
- 239000000454 talc Substances 0.000 description 1
- 229910052623 talc Inorganic materials 0.000 description 1
- 235000012222 talc Nutrition 0.000 description 1
- -1 vermicierite Substances 0.000 description 1
- 229910001233 yttria-stabilized zirconia Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は平板型固体電解質燃料電池に関する。
従来の平板型固体電解質燃刺電池を第3図に示すO
第3図において12は、モジェールであD複数の単セル
1を積眉して構成される。単セル1は、発電層5、燃料
@10及び酸化剤側支持層11・インターコネクター層
9を積層し、焼結させている。
1を積眉して構成される。単セル1は、発電層5、燃料
@10及び酸化剤側支持層11・インターコネクター層
9を積層し、焼結させている。
(1)第3図に示すように、燃料側支持層10と酸化剤
側支持層11が直交し、燃料1 3 (H2,co等)
と酸化剤1 4 (Air o 02等)が混合しない
ようにする必要がある。そのためモジュール12のコー
ナ一部ではガスシールのため発電層5、インターコネク
タ層9を曲げて発電層5はインターコネクター層9、イ
ンターコネクター層9は発電層6に接続しガスシールを
行っている。しかし、発電層5、インターコネクター層
9は膜厚100μm〜200μm程度であるため、ガス
シール性に劣b燃料13と酸化剤14が混合し、電池の
性能劣化の原因となる。
側支持層11が直交し、燃料1 3 (H2,co等)
と酸化剤1 4 (Air o 02等)が混合しない
ようにする必要がある。そのためモジュール12のコー
ナ一部ではガスシールのため発電層5、インターコネク
タ層9を曲げて発電層5はインターコネクター層9、イ
ンターコネクター層9は発電層6に接続しガスシールを
行っている。しかし、発電層5、インターコネクター層
9は膜厚100μm〜200μm程度であるため、ガス
シール性に劣b燃料13と酸化剤14が混合し、電池の
性能劣化の原因となる。
(2)単セル1を積層してモジュール12を形成するが
、モジェール120重量を支えるのは、燃料側10及び
酸化剤側支持層11である。しかし、これらの支持層は
100Itm程度の薄膜セラミックスであるため、強度
が弱く積層に限界がある。
、モジェール120重量を支えるのは、燃料側10及び
酸化剤側支持層11である。しかし、これらの支持層は
100Itm程度の薄膜セラミックスであるため、強度
が弱く積層に限界がある。
(3)インタコネクター101と支持棒102と電解質
膜103を単に接着材で、焼成接着する場合、各材料の
線膨張係数の差異のため、各々の部材に大きな熱応力が
発生する。そのため燃料ガス108と酸化材ガス109
を完全に分離し、固体電解質として働く必要のある電解
質膜103にクラプクが発生し、両ガスの混合が生じる
結果、発電性能の大巾な機能低下が生じる。
膜103を単に接着材で、焼成接着する場合、各材料の
線膨張係数の差異のため、各々の部材に大きな熱応力が
発生する。そのため燃料ガス108と酸化材ガス109
を完全に分離し、固体電解質として働く必要のある電解
質膜103にクラプクが発生し、両ガスの混合が生じる
結果、発電性能の大巾な機能低下が生じる。
本発明はこれらの問題を解決する固体電解質燃料電池を
提供することを目的とする。
提供することを目的とする。
本発明に係る平板型固体電解質燃料電池は、(1)発電
層と、インタコネクタ層と、前記両層の間に設けた支持
層からなる燃料電池において、前記発電層は燃料極と酸
素極と前記両極に挾まれた固体電解質膜からなり、前記
インタコネクタ層は燃料電極とインタコネクタ材と酸素
電極からなう,前記支持層は発電層の上下に燃料通路と
酸化剤通路を形成し、前記支持層の両端部にはガスシー
ル用の支持棒を設けたことを特徴とする。
層と、インタコネクタ層と、前記両層の間に設けた支持
層からなる燃料電池において、前記発電層は燃料極と酸
素極と前記両極に挾まれた固体電解質膜からなり、前記
インタコネクタ層は燃料電極とインタコネクタ材と酸素
電極からなう,前記支持層は発電層の上下に燃料通路と
酸化剤通路を形成し、前記支持層の両端部にはガスシー
ル用の支持棒を設けたことを特徴とする。
(2)発電層と、インタコネクタと、前記両者の間に介
在する支持棒からなる固体電解質燃料電池において、前
配発電層は燃料極と、wl素極と、前記両極に挾筐れた
固体電解質膜からなり、前配インタコネクタと発電層は
前配発電層の上下に互いに直交する方向に流路を形成し
、前記発電層とインタコネクタの接合部に介在する支持
棒の接合面にはシール膜を接着し、前記シール膜は燃料
電池運転時に軟化もしくは半溶融することを特徴とする
。
在する支持棒からなる固体電解質燃料電池において、前
配発電層は燃料極と、wl素極と、前記両極に挾筐れた
固体電解質膜からなり、前配インタコネクタと発電層は
前配発電層の上下に互いに直交する方向に流路を形成し
、前記発電層とインタコネクタの接合部に介在する支持
棒の接合面にはシール膜を接着し、前記シール膜は燃料
電池運転時に軟化もしくは半溶融することを特徴とする
。
(3)前記(2)記載の平板型固体電解質燃料電池にか
いてシール膜は1000℃でも軟化しない無機繊維ファ
イバーと1000℃で軟化もしくは半溶融する無機軟化
性粉体を混合し成形することを特徴とする。
いてシール膜は1000℃でも軟化しない無機繊維ファ
イバーと1000℃で軟化もしくは半溶融する無機軟化
性粉体を混合し成形することを特徴とする。
(1) ガスシール面は、支持棒の巾を増すことによ
シ広くなる自従来は、発電層、インターコネクター層の
巾でしかガスシール面がなかった。そのため巾200μ
mのガスシール面ではシール不足でー5ー あった。本発明では支持棒の巾を5sp&程度にするこ
とによシ〃スシール面が増加しガスシール性能が向上す
る。
シ広くなる自従来は、発電層、インターコネクター層の
巾でしかガスシール面がなかった。そのため巾200μ
mのガスシール面ではシール不足でー5ー あった。本発明では支持棒の巾を5sp&程度にするこ
とによシ〃スシール面が増加しガスシール性能が向上す
る。
(2)モ・ゾユールの重量をモジa−ル内でイダタ状に
組まれた支持棒で支えるため、強度が向上し、単セルの
高積層が可能となる。支持棒は、棒状のセラミックス体
であるため支持層に比べ強度が向上する。
組まれた支持棒で支えるため、強度が向上し、単セルの
高積層が可能となる。支持棒は、棒状のセラミックス体
であるため支持層に比べ強度が向上する。
(3) シール膜は支持棒に接着されているが、イン
タコネクタと電解質に対してはシール面圧荷重によb圧
着されているのみであるので、熱膨張は自由に生じ得る
。そのため熱応力は極めてわずかであう,電解質膜の破
損を生じることはない。
タコネクタと電解質に対してはシール面圧荷重によb圧
着されているのみであるので、熱膨張は自由に生じ得る
。そのため熱応力は極めてわずかであう,電解質膜の破
損を生じることはない。
またシール膜は低いシール面圧荷重でシール効果を発揮
させるため、無機繊維ファイバーと無機軟化性粉体で構
成し、無機繊維7アイ/4−は運転温度で軟化しない物
質の繊維、無機軟化性粉体は運転温度で軟化する物質の
粉末を使用しているため、シール膜は運転状態では、無
機繊維ファイバー間を半溶融の無機軟化性粉体が充満し
、ガスシー6一 一ルを確実にする。
させるため、無機繊維ファイバーと無機軟化性粉体で構
成し、無機繊維7アイ/4−は運転温度で軟化しない物
質の繊維、無機軟化性粉体は運転温度で軟化する物質の
粉末を使用しているため、シール膜は運転状態では、無
機繊維ファイバー間を半溶融の無機軟化性粉体が充満し
、ガスシー6一 一ルを確実にする。
本発明の第1実施例を第1図〜第2図に示す。
発電層5は、イットリア安定化ジルコニア(以下ysz
)などでなる固体電解質膜3を1 300℃以上で焼
成し、その両面には燃料電極4、酸素電極2を塗布し、
1200℃以上で焼成することにようできる。燃料電極
にはNiOとyszの混合材等を、酸素電極にはLaS
rMn05等を使用する。
)などでなる固体電解質膜3を1 300℃以上で焼
成し、その両面には燃料電極4、酸素電極2を塗布し、
1200℃以上で焼成することにようできる。燃料電極
にはNiOとyszの混合材等を、酸素電極にはLaS
rMn05等を使用する。
インターコネクター層9も同様にして製作する。
インターコネクター材7には、LaMgCr03等を使
用する。
用する。
発電層5に燃料側支持層10(燃料電極と同じ材質)を
接着し両端には、支持棒15を接着する。
接着し両端には、支持棒15を接着する。
その上にインターコネクター層9を接着し、さらに酸素
側支持層11と支持棒15を接着すると、単セル1とな
り、単セル1を積層することにょシモジ募一ル12とな
る。
側支持層11と支持棒15を接着すると、単セル1とな
り、単セル1を積層することにょシモジ募一ル12とな
る。
第4図に本発明の第2実施例すなわちシール膜110を
適用した波形支持膜106,107を持つ平板型固体電
解質燃料電池を示す。第2実施例では上下面にあらかじ
めシール膜110を接着した支持棒102をインターコ
ネクター101と固体電解質膜103間に設置し上部の
インターコネクターに重量物を乗せシール面圧荷重11
3を加えた構成にしている。前記の構成で1000℃の
運転温度に昇温すると後述のように、無機軟化性粉体1
12と無機繊維ファイバー111の作用により燃料ガス
10Bや酸化材ガス109がシール面(インターコネク
ターとシール膜間、固体電解質膜とシール膜間)から漏
洩するのを防止すると共にインターコネクター101と
固体電解質膜103の熱膨張差をシール面の滑シによう
逃げ、固体電解質膜103の過大な熱応力の発生を防止
する。
適用した波形支持膜106,107を持つ平板型固体電
解質燃料電池を示す。第2実施例では上下面にあらかじ
めシール膜110を接着した支持棒102をインターコ
ネクター101と固体電解質膜103間に設置し上部の
インターコネクターに重量物を乗せシール面圧荷重11
3を加えた構成にしている。前記の構成で1000℃の
運転温度に昇温すると後述のように、無機軟化性粉体1
12と無機繊維ファイバー111の作用により燃料ガス
10Bや酸化材ガス109がシール面(インターコネク
ターとシール膜間、固体電解質膜とシール膜間)から漏
洩するのを防止すると共にインターコネクター101と
固体電解質膜103の熱膨張差をシール面の滑シによう
逃げ、固体電解質膜103の過大な熱応力の発生を防止
する。
第5図に示す平板型固体電解質燃料電池の各部材の寸法
と線膨張係数等を以下に示す。電池の寸法は100簡角
平板とする。
と線膨張係数等を以下に示す。電池の寸法は100簡角
平板とする。
?記の寸法と、線膨張係数と、構造から1000℃で各
部材を接着した時インターコネクターの線膨張係数が他
の部材のそれと比較し小さく、またインターコネクター
が寸法的に最も剛であるため、インターコネクターと固
体電解質膜の線膨張係数の差に基づく下記熱応力が固体
電解質膜103に働くことになる。
部材を接着した時インターコネクターの線膨張係数が他
の部材のそれと比較し小さく、またインターコネクター
が寸法的に最も剛であるため、インターコネクターと固
体電解質膜の線膨張係数の差に基づく下記熱応力が固体
電解質膜103に働くことになる。
δ1■=(αysz一αLMC) EIT= (1 0
.6X1 0″″’−9.8X1(r’)xa.5x1
0’xl000=28(ψ漬2〕ここで、α:線膨張係
数 Eニヤング率 一9− この応力は固体電解質膜iosの許容応力10〜1 5
k97wm2の268〜1,9倍程度と大きく固体電
解質膜の破損を生じる。
.6X1 0″″’−9.8X1(r’)xa.5x1
0’xl000=28(ψ漬2〕ここで、α:線膨張係
数 Eニヤング率 一9− この応力は固体電解質膜iosの許容応力10〜1 5
k97wm2の268〜1,9倍程度と大きく固体電
解質膜の破損を生じる。
したがって、本発明では、インターコネクターと固体電
解質膜の熱伸び差を吸収するシール膜を開発すると共に
、そのシール膜をインターコネクター101と支持棒1
02、固体電解質膜103−1α一 と支持棒102の2ケ所に設け熱応力を緩和する構造に
する。
解質膜の熱伸び差を吸収するシール膜を開発すると共に
、そのシール膜をインターコネクター101と支持棒1
02、固体電解質膜103−1α一 と支持棒102の2ケ所に設け熱応力を緩和する構造に
する。
第5図(&)は第4図の拡大図でシール膜110と常温
でのインタコネクター101、固体電解質膜103との
位置関係を示している。第5図(b)は1000℃運転
状態の各構成材の熱膨張後の位置関係を示している。す
なわち固体電解質膜103は411 ,インタコネクタ
ー101はlt2だけ膨張している。本発明ではシール
膜110は支持棒102に接着されているがインタコネ
クター101と固体電解質膜103に対しては、シール
面圧荷重113により圧着されているのみであるのでお
互の熱膨張は自由に生じ得る。そのため熱応力は極めて
微かであり固体電解質膜103の破損を生じることはな
い。
でのインタコネクター101、固体電解質膜103との
位置関係を示している。第5図(b)は1000℃運転
状態の各構成材の熱膨張後の位置関係を示している。す
なわち固体電解質膜103は411 ,インタコネクタ
ー101はlt2だけ膨張している。本発明ではシール
膜110は支持棒102に接着されているがインタコネ
クター101と固体電解質膜103に対しては、シール
面圧荷重113により圧着されているのみであるのでお
互の熱膨張は自由に生じ得る。そのため熱応力は極めて
微かであり固体電解質膜103の破損を生じることはな
い。
會た本発明のシール膜110は低いシール面圧荷重11
3でシール効果を発揮さすため第5図(a),第5図(
b)に示すように無機繊維ファイバー111と無機軟化
性粉体112によD構或する。その場合無機繊維ファイ
バー111は1000℃にて軟化しない物質(高シリカ
ガラス、スラグ、セラミクク等)の繊維(直径0.1〜
1μm,長さ10〜50μ1m)を使用し、無機軟化性
粉体は1000℃で軟化する物質(タルク、カオリン、
セピオライト、バーミキエライト、マイカ等)の粉末(
直径0.1〜10μm)を主成分として使用し、その重
量比は、前者を5〜40係、後者を30〜95%残bを
結合材(天然ゴム、合成ゴム、ラテックス、各種ノ臂ル
f)とする。
3でシール効果を発揮さすため第5図(a),第5図(
b)に示すように無機繊維ファイバー111と無機軟化
性粉体112によD構或する。その場合無機繊維ファイ
バー111は1000℃にて軟化しない物質(高シリカ
ガラス、スラグ、セラミクク等)の繊維(直径0.1〜
1μm,長さ10〜50μ1m)を使用し、無機軟化性
粉体は1000℃で軟化する物質(タルク、カオリン、
セピオライト、バーミキエライト、マイカ等)の粉末(
直径0.1〜10μm)を主成分として使用し、その重
量比は、前者を5〜40係、後者を30〜95%残bを
結合材(天然ゴム、合成ゴム、ラテックス、各種ノ臂ル
f)とする。
したがってシール膜110は1000℃運転状態では無
機繊維ファイバー111間を半溶融の無機軟化性紛体1
12が充満した状態となってh,6荷重111にてシー
ル面(インタコネクターとシール膜間、固体電解質膜と
シール膜間)へも半溶融無機軟化性粉体112が浸透し
ガスシールを確実にする。
機繊維ファイバー111間を半溶融の無機軟化性紛体1
12が充満した状態となってh,6荷重111にてシー
ル面(インタコネクターとシール膜間、固体電解質膜と
シール膜間)へも半溶融無機軟化性粉体112が浸透し
ガスシールを確実にする。
第6図は本発明の第3実施例すなわちシール膜を、溝付
平板型固体電解質燃料電池に適用した例を示す。第3実
施例ではシール膜110をインタコネクター101と固
体電解質膜103間に直接挿入した構成としている。第
7図は本発明の第4実施例で、第7図(.)は燃料極1
04、酸素極10Bを端部まで延長した上にシール膜1
10を接着した常温状態を示し、第7図(b)は第7図
(&)がiooo℃に上昇された場合の各構成材の位置
関係を示している。すなわち、第7図(b)ではインタ
コネクター101とシール膜110、酸素極105とシ
ール膜110、燃料極104とシール膜110が接着さ
れているため、シール膜110の断面は平行四辺形に変
形する。しかしシール膜110は軟化もしくは半溶融状
態のため変形に伴なう反力は生じ無いため、固体電解質
103に過大な応力を発生さすことはない。
平板型固体電解質燃料電池に適用した例を示す。第3実
施例ではシール膜110をインタコネクター101と固
体電解質膜103間に直接挿入した構成としている。第
7図は本発明の第4実施例で、第7図(.)は燃料極1
04、酸素極10Bを端部まで延長した上にシール膜1
10を接着した常温状態を示し、第7図(b)は第7図
(&)がiooo℃に上昇された場合の各構成材の位置
関係を示している。すなわち、第7図(b)ではインタ
コネクター101とシール膜110、酸素極105とシ
ール膜110、燃料極104とシール膜110が接着さ
れているため、シール膜110の断面は平行四辺形に変
形する。しかしシール膜110は軟化もしくは半溶融状
態のため変形に伴なう反力は生じ無いため、固体電解質
103に過大な応力を発生さすことはない。
本発明は前述のように構成されているので以下に記載す
るような効果を奏する。
るような効果を奏する。
(1)支持棒が燃料側支持層及び酸化剤側支持層の両端
に有b燃料側では酸化剤、酸化剤側では燃料のガスが侵
入することを防ぐ。支持棒の巾がシール面となう従来よ
りシール面積が大巾に増える−13− ためシール性能が向上する。
に有b燃料側では酸化剤、酸化剤側では燃料のガスが侵
入することを防ぐ。支持棒の巾がシール面となう従来よ
りシール面積が大巾に増える−13− ためシール性能が向上する。
(2)従来は、モジェールの重量を支持層で支えていた
が支持層は、100μm程度の薄膜セラくツクで出来て
いるため強度が弱く単セルの積み重々bに限度があった
。しかし本発明では支持棒でも重量を支えるため強度が
大巾に向上する。
が支持層は、100μm程度の薄膜セラくツクで出来て
いるため強度が弱く単セルの積み重々bに限度があった
。しかし本発明では支持棒でも重量を支えるため強度が
大巾に向上する。
(3)平板型固体電解質燃料電池の固体電解質膜に発生
している過大な熱応力を零に近い程軽微な応力とするこ
とが可能なため、熱応力を原因とするクラック発生に伴
なう大巾な電気出力低下を防止でき、平板薄膜型固体電
解質燃料電池の実用化を可能にする。
している過大な熱応力を零に近い程軽微な応力とするこ
とが可能なため、熱応力を原因とするクラック発生に伴
なう大巾な電気出力低下を防止でき、平板薄膜型固体電
解質燃料電池の実用化を可能にする。
第1図と第2図は本発明の第1実施例を示す図、第3図
は従来のガスシール構造を示す図、第4図と第5図は本
発明の第2実施例を示す図、第6図は本発明の第3実施
例を示す図、第7図は本発明の第4実施例を示す図であ
る。 1・・・単セル、2.8・・・酸素電極、4,6・・・
燃料電極、3・・・固体電解質膜、5・・・発電層、7
・・・イン−14− ターコネクター材、9・・・インターコネクター層、1
0・・・燃料側支持層、11・・・酸化剤側支持層、1
2・・・モジュール、13・・・燃料、14・・・酸化
剤、101・・・インタコネクター 102・・・支持
棒、103・・・固体電解質膜、104・・・燃料極、
105・・・酸素極、106・・・燃料極側波形支持膜
、107・・・酸素極側波形支持膜、10B・・・燃料
ガス、109・・・酸化材ガス、110・・・シール膜
、111・・・無機繊維ファイバー 112・・・無機
軟化性粉体。
は従来のガスシール構造を示す図、第4図と第5図は本
発明の第2実施例を示す図、第6図は本発明の第3実施
例を示す図、第7図は本発明の第4実施例を示す図であ
る。 1・・・単セル、2.8・・・酸素電極、4,6・・・
燃料電極、3・・・固体電解質膜、5・・・発電層、7
・・・イン−14− ターコネクター材、9・・・インターコネクター層、1
0・・・燃料側支持層、11・・・酸化剤側支持層、1
2・・・モジュール、13・・・燃料、14・・・酸化
剤、101・・・インタコネクター 102・・・支持
棒、103・・・固体電解質膜、104・・・燃料極、
105・・・酸素極、106・・・燃料極側波形支持膜
、107・・・酸素極側波形支持膜、10B・・・燃料
ガス、109・・・酸化材ガス、110・・・シール膜
、111・・・無機繊維ファイバー 112・・・無機
軟化性粉体。
Claims (2)
- (1)発電層と、インタコネクタ層と、前記両層の間に
設けた支持層からなる燃料電池において、前記発電層は
燃料極と酸素極と前記両極に挾まれた固体電解質膜から
なり、 前記インタコネクタ層は燃料電極とインタコネクタ材と
酸素電極からなり、 前記支持層は発電層の上下に燃料通路と酸化剤通路を形
成し、 前記支持層の両端部にはガスシール用の支持棒を設けた
ことを特徴とする平板型固体電解質燃料電池 - (2)発電層と、インタコネクタと、前記両者の間に介
在する支持棒からなる固体電解質燃料電池において、 前記発電層は燃料極と、酸素極と、前記両極に挾まれた
固体電解質膜からなり、 前記インタコネクタと発電層は前記発電層の上下に互い
に直交する方向に流路を形成し、 前記発電層とインタコネクタの接合部に介在する支持棒
の接合面にはシール膜を接着し、前記シール膜は燃料電
池運転時に軟化もしくは半溶融することを特徴とする平
板型固体電解質燃料電池(3)シール膜は1000℃で
も軟化しない無機繊維ファイバーと1000℃で軟化も
しくは半溶融する無機軟化性粉体を混合し成形すること
を特徴とする請求項(2)記載の平板型固体電解質燃料
電池。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1236459A JPH0398264A (ja) | 1989-09-12 | 1989-09-12 | 平板型固体電解質燃料電池 |
US07/578,499 US5145753A (en) | 1989-09-12 | 1990-09-06 | Solid electrolyte fuel cell |
DE69016352T DE69016352T2 (de) | 1989-09-12 | 1990-09-07 | Brennstoffzelle mit festen Elektrolyten. |
AU62268/90A AU634812B2 (en) | 1989-09-12 | 1990-09-07 | Solid electrolyte fuel cell |
EP90250227A EP0426265B1 (en) | 1989-09-12 | 1990-09-07 | Solid electrolyte fuel cell |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1236459A JPH0398264A (ja) | 1989-09-12 | 1989-09-12 | 平板型固体電解質燃料電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0398264A true JPH0398264A (ja) | 1991-04-23 |
Family
ID=17001061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1236459A Pending JPH0398264A (ja) | 1989-09-12 | 1989-09-12 | 平板型固体電解質燃料電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0398264A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2377191A2 (en) * | 2008-12-17 | 2011-10-19 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Electrode gas channel supports and methods for forming internal channels |
JP2011210423A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 固体酸化物形燃料電池及びその製造方法 |
JP2014194941A (ja) * | 2002-12-24 | 2014-10-09 | Versa Power Systems Ltd | 固体酸化物燃料電池スタック |
-
1989
- 1989-09-12 JP JP1236459A patent/JPH0398264A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014194941A (ja) * | 2002-12-24 | 2014-10-09 | Versa Power Systems Ltd | 固体酸化物燃料電池スタック |
EP2377191A2 (en) * | 2008-12-17 | 2011-10-19 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Electrode gas channel supports and methods for forming internal channels |
JP2012512520A (ja) * | 2008-12-17 | 2012-05-31 | サン−ゴバン セラミックス アンド プラスティクス,インコーポレイティド | 電極のガス流路支持体および内部流路の形成方法 |
EP2377191A4 (en) * | 2008-12-17 | 2013-05-22 | Saint Gobain Ceramics | SUPPORTS OF ELECTRODE GAS CHANNELS AND METHODS FOR FORMING INTERNAL CHANNELS |
JP2011210423A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 固体酸化物形燃料電池及びその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3064167B2 (ja) | 固体電解質燃料電池 | |
US5162167A (en) | Apparatus and method of fabricating a monolithic solid oxide fuel cell | |
JP4347902B2 (ja) | 電極板構造体、高圧電気化学電池装置及びその製造方法 | |
US5145753A (en) | Solid electrolyte fuel cell | |
US20070111068A1 (en) | Compliant feed tubes for planar solid oxide fuel cell systems | |
US5882809A (en) | Solid oxide fuel cell with multi-unit construction and prismatic design | |
JPH07249417A (ja) | 燃料電池の単電池およびその製造方法 | |
JP3102809B2 (ja) | 中空薄板式固体電解質燃料電池 | |
JPH03238762A (ja) | 固体電解質型燃料電池 | |
JP2000048831A (ja) | 固体電解質型燃料電池 | |
JP5113350B2 (ja) | Sofc用ガスシール方法及び構造 | |
JP3783703B2 (ja) | 燃料電池の単電池およびその製造方法 | |
JPH0398264A (ja) | 平板型固体電解質燃料電池 | |
EP0549695B1 (en) | Apparatus and method of fabricating a monolithic solid oxide fuel cell | |
JPH0668885A (ja) | 固体電解質型燃料電池の製作方法 | |
JP3494560B2 (ja) | 固体電解質型燃料電池 | |
JPH01197972A (ja) | 平板型固体電解質型燃料電池 | |
JPH10289722A (ja) | 固体高分子型燃料電池およびその製造方法 | |
JPH0737596A (ja) | 平板型固体電解質電解セル | |
JP3079268B2 (ja) | 組立式円筒直列型固体電解質燃料電池 | |
JPH0658804B2 (ja) | 一体構造固体電解質燃料電池の製造方法 | |
JPH01124964A (ja) | 平板型固体電解質燃料電池 | |
JP2980921B2 (ja) | 平板型固体電解質燃料電池 | |
JPS6255874A (ja) | 燃料電池 | |
JPH01206567A (ja) | 平板型固体電解質燃料電池 |