JPH039809B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH039809B2
JPH039809B2 JP61066443A JP6644386A JPH039809B2 JP H039809 B2 JPH039809 B2 JP H039809B2 JP 61066443 A JP61066443 A JP 61066443A JP 6644386 A JP6644386 A JP 6644386A JP H039809 B2 JPH039809 B2 JP H039809B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machining
time
mold
command
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61066443A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62224436A (ja
Inventor
Tamiji Tezuka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anritsu Corp filed Critical Anritsu Corp
Priority to JP61066443A priority Critical patent/JPS62224436A/ja
Publication of JPS62224436A publication Critical patent/JPS62224436A/ja
Publication of JPH039809B2 publication Critical patent/JPH039809B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えばプレス金型やレーザ光線を用
いて金属板等の板状物に所望形状の穴を加工プロ
グラムに従つて自動的に形成する穴あけ加工装置
に用いられる加工プログラムでもつて加工に要す
る時間を前もつて試算する穴あけ加工装置におけ
る加工実時間試算装置に関する。
[従来の技術] 例えば複数種類のプレス金型を順次選択して金
属板に所望形状の穴を自動的に形成する穴あけ加
工装置においては、第9図に示すように、加工さ
れるべき板状物としての金属板1を搭載するテー
ブル2に対向して種々の加工形状を有する金型3
が上下移動自在に配置され、図示しない駆動機構
にて金型3をテーブル2に搭載された金属板2に
押当て(パンチ加工)して金属板2に所望形状の
加工穴を得る。なお、金属板3上の加工位置(加
工座標)を移動させる場合はテーブル2を移動す
る。また、各金型3の選択機構は、第10図に示
すように、扇型フレーム4の円周に沿つて所定角
度θ毎にそれぞれ加工形状が異なる複数種類の金
型3が取付けられており、扇型フレーム4を中心
軸5の軸回りに回転させることにより、所望の金
型3が加工位置6に位置する機構となつている。
各金型3は例えば[T10][T20]のように加工
形状および加工寸法によつてそれぞれ異なる型番
が付されている。また、円径の金型3以外の各金
型3はその金型の中心軸回りに回転自在に扇型フ
レーム4に取付られている。なお、図中7は各金
型3で得られない加工形状の穴を得る場合に使用
するレーザ加工光線を出力するレーザ光線ノズル
である。
したがつて、金属板1上に設定されたX−Y座
標系に対し第11図に示すような半径10mmの円形
穴を得る場合は、テーブル2を移動して加工位置
6を金属板1の加工座標(100、100)に合せ、扇
型フレーム4を回動させて[T10]の金型3を加
工位置6へ移動させた後、パンチ加工を行なう。
同様に矩形穴9を得る場合は、加工位置6を加工
座標(100、200)へ移動するとともに[T20]の
金型3を加工位置6へ移動する。同時に[T20]
の金型3を水平位置からα=45゜だけ回転させて
パンチ加工する。また、長方形穴10を得る場合
は、矩形穴9を形成した状態で、テーブル2を
45゜方向に移動させながらピツチ100mmで同一金型
3および同一回転角度α=45゜でもつて3回パン
チ加工する。
このような第11図に示す各穴8,9,10の
加工動作はこの穴あけ加工装置に組み込まれた加
工プログラムによつて自動的に実行されるが、多
数の金属板1を同一形状に穴あけ加工する場合
は、1枚の金属板1を穴あけ加工するに要する加
工時間を予め正確に求めておくことは、製造費や
製造時間を算出するために非常に重要なことであ
る。
従来、上記加工時間を予め加工プログラムから
求める場合は次の手順で人手にて計算していた。
すなわち、印字出力されたプログラムリストを参
照して加工プログラムを構成する各加工命令に含
まれるパンチ加工回数を計算し、このパンチ加工
回数に今までの経験から求められた一回のパンチ
加工に必要とする概略の平均パンチ加工時間を乗
じて総パンチ加工時間を求める。次に各加工命令
から加工座標位置の総移動距離を算出し、この総
移動距離にテーブル2の平均移動速度を乗じて総
移動時間を算出する。そして、総移動時間と総パ
ンチ加工時間との合計時間を加工時間としてい
た。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のように加工プログラムの
各加工命令からパンチ加工回数および総移動距離
を求めて、それぞれ経験に基づく平均的なパンチ
加工時間および移動速度を乗ずることによつて求
めた加工時間であれば、次のような問題があつ
た。すなわち、平均的な経験値を基にして加工時
間を算出しているので、加工プログラムによつて
は、計算結果と実際の加工時間との間の大きな誤
差が生じる懸念がある。したがつて、正確な加工
時間を求めることは困難であつた。
また、加工プログラムの各加工命令は、例えば
一つの加工命令で一つの加工形状を決定する場合
と、複数の加工命令で一つの加工形状を決定する
場合とがあり、加工プログラムの各加工命令の意
味を熟知している者でないと、簡単にパンチ加工
回数および総移動距離を正確に算出できない。し
たがつて、熟練者でないと加工時間を予め算出す
ることは困難であつた。
また、たとえ熟練者といえども一つの加工プロ
グラムに対する加工時間を算出するには多大の時
間を必要とした。
本発明はこのような事情に基づいてなされたも
のであり、その目的とするところは、加工プログ
ラムにおける一つ前の前回ステツプにおける加工
命令実行後の最終状態と今回のステツプの加工命
令の加工動作から今回の加工命令実行に要する単
位加工時間を算出することにより、加工プログラ
ムに精通していない者であつても、簡単な操作に
より、短時間かつ正確に加工時間を算出できる穴
あけ加工装置における加工実時間試算装置を提供
することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明の穴あけ加工装置における加工実時間試
算装置は、第1図に示すように、加工プログラム
記憶手段11にて穴あけ加工装置に用いられる加
工プログラムを記憶し、加工命令解釈手段12に
よつて、加工プログラムを構成する各加工命令を
1ステツプずつ読み出し、読み出された加工命令
から板状物上の加工座標、加工距離、使用金型、
金型の回転角度、金型のパンチ加工回数のうち少
なくとも一つを含む解釈データを求め、前回状態
メモリ13にて一つ前のステツプで読み出された
加工命令にて動作した穴あけ加工装置の最終状態
を記憶し、さらに、単位時間算出手段14にて前
回状態メモリから読み出された最終状態と前記解
釈データとから少なくとも板状物を搭載したテー
ブルの移動時間、金型の選択時間、金型の回転時
間、金型のパンチ加工時間を算出し、単位加工時
間算出手段15にて前記算出された移動時間、選
択時間、回転時間のうちの最大時間と少なくとも
パンチ加工時間とを加算して一つの加工命令を実
行するに要する単位加工時間を算出する。そし
て、加工時間積算手段16にて前記算出された単
位加工時間を1ステツプずつ読み出された加工命
令毎に積算したのち、表示手段17によつて前記
積算された加工時間を表示するようにしたもので
ある。
[作用] このように構成された穴あけ加工装置における
加工実時間試算装置であれば、加工プログラム記
憶手段11に記憶された加工プログラムの各加工
命令は1ステツプずつ読み出されて加工位置、加
工距離等の解釈データに解釈される。そして、こ
の解釈データと1ステツプ前の加工命令にて動作
された装置の最終状態とから今回加工命令に対応
するテーブルの移動時間、金型の選択時間、金型
の回転時間、金型のパンチ加工時間等が算出さ
れ、次に算出された移動時間、選択時間、回転時
間のうちの最大時間と少なくともパンチ加工時間
とが加算されて一つの加工命令を実行するに要す
る単位加工時間が算出される。そして、この単位
加工時間が1ステツプずつ読み出された各加工命
令毎に積算され、一つの加工プログラムに対する
加工時間が求められて表示される。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
第2図は実施例の穴あけ加工装置における加工
実時間試算装置の概略構成を示すブロツク図であ
る。図中21は各種演算処理を実行するCPU(中
央処理装置)であり、このCPU21は、アドレ
スバスおよびデータバスからなるバスライン22
を介して加工時間を算出するための制御プログラ
ムを記憶するROM23、加工プログラム記憶手
段としてのRAM24、加工プログラムの各加工
命令の解釈データ等の各可変データを格納する
RAM25等を制御する。
また、操作用キーが配列されたキーボード26
からのキー信号が入力されるキーボード回路2
7、表示手段としてのCRT表示部28へ表示デ
ータを送出するCRT制御回路29、例えばRAM
24へ加工時間を試算すべき加工プログラムを入
力する入力端末機等が接続されるインターフエー
ス回路30が前記バスライン22を介してCPU
21に接続されている。
前記RAM24内には、第3図に示すように、
加工プログラムの各加工命令31をプログラムカ
ウンタPC順に記憶する加工プログラムメモリ3
2が形成されている。前記各加工命令31は、図
示するように、加工座標位置、加工形状等の複数
の命令から構成されている。例えば、PC=25に
おける[X100Y100T10]の加工命令31におい
ては、第11図に示すように、加工されるべき金
属板1のX−Y座標の(100mm、100mm)位置に第
6図に示す[T10]の型番の金型3を用いて半径
10mmの円形穴8を形成することを示す。
同様にPC=26の[Y200C45T20]においては、
X座標は一つ前のPC=25におけるX座標(X=
100)を移動させずに、Y座標を200へ移動させ
て、第6図に示す矩形(10mm×100mm)の[T20]
の型番の金型3をα=45゜だけ回転させてパンチ
加工することにより、第11図に示すように、
(100、200)座標位置に45゜傾斜した[10×100]
の矩形穴9を形成することを示す。
さらに、PC=27の[G28I100J45K3]の加工命
令31における[G28]は繰返しを示す。すなわ
ち、一つ前のPC=26の加工命令31による矩形
穴9をピツチ100mmでもつて、45゜方向に3回繰返
した形状の長方形穴10をパンチ加工することを
示す。
また、前記RAM25内には、第4図に示すよ
うに、加工プログラムメモリ32から読み出され
た各加工命令31を解釈して、この加工命令31
にて形成される第11図の各穴8,9,10等の
加工形状を特定する解釈データを記憶する命令解
釈メモリ33が形成されている。この解釈データ
は、金属板1上の加工位置を示す加工位置座標
(X、Y)と、一つの加工命令31で複数回のパ
ンチ加工を実施する場合における前記加工位置座
標の移動距離を示す加工距離L、使用する金型3
の型番No.、使用金型3の回転角α、一つの加工命
令31で複数回のパンチ加工を実施する場合にお
けるパンチ加工回数N等で構成されている。
さらに、RAM25内には、一つ前のステツプ
で加工プログラムメモリ32から読み出された加
工命令31により加工動作した後の穴あけ加工装
置の最終状態における金属板1の最終位置座標
(X0、Y0)、使用金型3の型番No.、回転角α0を記
憶する前回状態メモリ13、第5図に示すよう
に、金属板1を搭載したテーブル2の移動特性お
よび金型3の回転特性におけるそれぞれの立上り
立下がり時間TC、Td、および最高速度FH、Rを
記憶する動作特性メモリ34、第7図に示すよう
に、1回のパンチ加工動作に要する実パンチ時間
と待ち時間を加えたパンチ時間TPを、金属板1
の厚さや使用金型3の種類等によつて予め操作者
が設定しておくパンチ時間メモリ35が設けられ
ている。すなわち、操作者はパンチ時間メモリ3
5に設定されたa〜fのうちの一つの値をパンチ
時間TPとして予めキーボード26等にて指定す
る。
さらに、RAM25内には、加工位置移動時間
T1、金型選択時間T2、金型回転時間T3、加工距
離移動時間T4、パンチ加工時間T5の各時間を格
納する領域36,37,38,39,40が形成
されるとともに加工プログラムメモリ32の読み
出すべき加工命令31を示すプログラムカウンタ
PCを記憶するカウンタ領域41、およびこの加
工プログラムを実行するに要する全体の加工時間
を示す集計時間TTを積算する集計時間メモリ4
2とが形成されている。
しかして、この加工実時間試験装置の電源が投
入され、外部入力端末機から試算すべき加工プロ
グラムをRAM24の加工プログラムメモリ32
へ書き込まれた状態でキーボード26から起動指
令が入力すると、前記CPU21は第8図の流れ
図に従つて、書き込まれた加工プログラムに対す
る加工時間の算出処理を実行するようにプログラ
ム構成されている。
すなわち、流れ図が開始されるとP1にて
RAM25の集計時間メモリ42の集計時間TT
を0にクリアするとともにP2にてカウンタ領域
41のプログラムカウンタPCを初期値1に設定
する。また、P3にて前回状態メモリ13の位置
座標、すなわち加工開始位置(X0、Y0)を金属
板1の基準点である(0、0)に設定する。
以上の初期処理が終了すると、P4にて加工プ
ログラムメモリ32内のカウンタ領域41のプロ
グラムカウンタPCの指定する一つの加工命令3
1を読み出す。そして、P5にて読み出した加工
命令31が加工終了命令でないことを確認する
と、P6にて、読み出された加工命令31から、
加工位置座標(X、Y)、加工距離L、型番No.、
回転角α、パンチ加工回数N等の解釈データを算
出してRAM25の命令解釈メモリ33へ格納す
る。すなわち、例えば読み出した加工命令31が
PC=25の加工命令31のように、加工命令自
体に加工位置座標(X=100、Y=100)が含まれ
る場合はその加工位置座標をそのまま加工位置座
標の解釈データとして格納し、PC=26,27
の加工命令31のように加工命令自体に加工位置
座標(X、Y)が含まれていない場合は、X、Y
座標が含まれている加工命令31が検出されるま
でPCを遡つてX、Y座標を求める。
次にP7,8にて前回状態メモリ13から前回
動作の最終位置座標(X0、Y0)を読み出し、命
令解釈メモリ33の加工位置座標(X、Y)との
間における移動距離を求める。なお、この場合テ
ーブル2は斜め方向に移動できないので、X方向
の移動距離とY方向の移動距離とを比較して、長
い方の移動距離を計算上の移動距離lとする。そ
して、第5図のテーブル2の台形移動特性におけ
る動作特性メモリ34に記憶された立上り立下り
時間TCおよび最高速度FHを用いてこの移動距離
lに対する加工位置移動時間T1を算出する。そ
して領域36に格納する。
同様に前回状態メモリ13の型番No.と命令解釈
メモリ33の型番No.とを比較して、第10図にお
ける扇型フレーム4の回転角nθを求める。そし
てこの回転角nθけ扇型フレーム4を回転させる
に要する時間を算出して金型選択時間T2として
領域37へ格納する。なお、同一金型3を使用す
る場合は当然金型選択時間T2は0である。また、
前回状態メモリ13から前回の金型3の回転角α0
と命令解釈メモリ33の回転角αとを比較して、
今回の加工命令31によつて回転させる回転角α1
を求める。そして、前述と同様に、第5図の金型
3に台形回転特性における動作特性メモリ34に
記憶された立上り立下がり時間Tdおよび最高速
度Rを用いてこの回転角α1に対する金型回転時間
T3を算出する。そして領域38に格納する。な
お、α0=α1の場合はT3=0である。
次にP9にて領域36,37,38の各単位時
間T1,T2,T3を読み出し、これ等3つの時間の
うち最大時間を集計時間メモリ42の集計時間
TTに加算する。なお、3つの時間のうち最大時
間を採用するのは、テーブル2の移動動作と、扇
型フレーム4の回転動作と、金型3の回転動作と
は平行して実施されるので、そのなかの最大時間
を採用する必要があるからである。
P10にてパンチ時間メモリ35から予め操作
者にて指定されたパンチ時間TPを読み出す。そ
して、命令解釈メモリ33のパンチ加工回数Nと
の積(TP×N)をこの加工命令31に対するパ
ンチ加工時間T5として領域40へ格納するとと
もに、集計時間メモリ42へ加算する。また、P
12にて命令解釈メモリ33のパンチ加工回数N
が2以上であつて加工距離Lが0でなければ、こ
の加工距離Lに対応する加工距離移動時間T4
前述のテーブル2の移動時間T1と同様の手法で
求めて領域39に格納するとともに集計時間メモ
リ42へ加算する。
以上の処理で一つの加工命令31に対する単位
加工時間の算出および集計時間メモリ42への加
算が終了したので、P13にてこの加工命令31
によつて移動したテーブル2の最終座標位置
(X0、Y0)、使用金型3の型番No.、最終の回転角
α0を前回状態メモリ13へ格納する。そして、P
14にてカウンタ領域41のプログラムカウンタ
PCを1だけ増加する。そして、流れ図のP4へ
戻り、増加後のPCの指定する加工命令31を読
み出す。
そして、P5にて読み出した加工命令31が終
了命令の場合は、この加工プログラムを構成する
全部の加工命令31に対する単位加工時間の集計
が終了したので、P15にて集計時間メモリ42
に集計された集計時間TTを加工時間としてCRT
表示部28へ表示する。
このように構成された加工実時間試算装置であ
れば、操作者が入力端末機からRAM24の加工
プログラムメモリ32が試算されるべき加工プロ
グラムを書き込ませた後にキーボード26で起動
指令を入力すると、加工プログラムを構成する各
加工命令31が読み出されて各加工命令31を実
行するに要する必要最小限の単位加工時間が集計
時間メモリ42に順次集計される。そして、計算
が終了した時点でCRT表示部28にこの加工プ
ログラムを実行するに要する加工時間が表示され
る。
したがつて、加工プログラムに熟達していない
操作者であつても簡単な操作でかつ短時間に加工
時間を求めることができる。
また、各加工命令31毎に加工位置座標の移動
距離、加工距離、型番、回転角、パンチ加工回数
等の解釈データを求め、前回動作の最終状態との
間の変化量から今回の加工命令31を実行するに
要する必要最小限の単位加工時間を求めるように
しているので、従来のように、加工プログラムに
おける総パンチ回数に平均パンチ時間を乗じた
り、総移動距離に平均速度を乗じたりして加工時
間を求める手法と比較して求められた加工時間の
精度を大幅に向上させることが可能である。
また、この実施例においては、動作特性メモリ
34にテーブル2の移動特性として立上り立下が
時間TCおよび最高速度FHを設定するとともに金
型3の回転特性における立上り立下が時間Td
よび最高速度Rを設定するようにしているので、
穴あけ加工装置の種類が変更した場合等において
は、これ等の特性値をその装置の機械特性に適し
た値に変更することにより正確な加工時間を得る
ことが可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、加工プロ
グラムにおける一つ前のステツプにおける加工命
令実行後の最終状態と今回ステツプの加工命令の
加工動作から今回の加工命令実行に要する単位加
工時間を算出するようにしている。したがつて、
加工プログラムに精通していない者であつても、
簡単な操作により、単時間でかつ正確に加工時間
を算出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の穴あけ加工装置における加工
実時間試算装置を示すブロツク図、第2図乃至第
8図は本発明の一実施例に係わる穴あけ加工装置
における加工実時間試算装置を示すものであり、
第2図は全体を示すブロツク構成図、第3図およ
び第4図は記憶部の主なメモリを示す図、第5図
はテーブルおよび金型の動作特性図、第6図は金
型の加工形状を示す図、第7図はパンチ動作時間
を説明する図、第8図は動作を示す流れ図であ
り、第9図および第10図はそれぞれ穴あけ加工
装置の要部を取り出して示す模式図、第11図は
金属板上における各加工形状を示す図である、 1……金属板、2……テーブル、3……金型、
4……扇型フレーム、8……円形穴、9……矩形
穴、10……長方形穴、21……CPU、23…
…ROM、24,25……RAM、26……キー
ボード、28……CRT表示部、30……インタ
ーフエース回路、31……加工命令、32……加
工プログラムメモリ、33……命令解釈メモリ、
34……動作特性メモリ、35……パンチ時間メ
モリ、36〜40……領域、41……カウンタ領
域、42……集計時間メモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の加工命令で構成された加工プログラム
    の各加工命令を1ステツプずつ順次読み出して、
    読み出した各加工命令に従つて、加工形状が異な
    る複数の金型から一つの金型を選択して該金型を
    所定の加工位置まで回転移動させ、また板状物を
    載置したテーブルを該板状物上の前記加工命令に
    て指定された加工座標が前記加工位置に位置する
    まで移動させたのち、前記選択された金型でもつ
    て前記板状物に対して順次穴あけ加工を実行する
    穴あけ加工装置における加工実時間試算装置にお
    いて、 前記加工プログラムを記憶する加工プログラム
    記憶手段11と、 該加工プログラム記憶手段に記憶された加工プ
    ログラムを構成する加工命令を1ステツプずつ読
    み出し、読み出された加工命令から前記板状物上
    の加工座標、加工距離、使用金型、金型の回転角
    度、金型のパンチ加工回数等の解釈データを求め
    る加工命令解釈手段12と、 前記加工プログラム記憶手段から一つ前のステ
    ツプで読み出された加工命令にて動作した前記穴
    あけ加工装置におけるテーブルの最終座標位置、
    最終の使用金型、最終の使用金型の回転角度等の
    最終状態を記憶する前回状態メモリ13と、 該前回状態メモリから読み出された一つ前の加
    工命令終了時における最終状態と今回のステツプ
    の加工命令に対応する解釈データとから今回のス
    テツプの加工命令を実行するための前記テーブル
    の移動時間、前記金型の選択時間、前記金型の回
    転時間、および今回の金型のパンチ加工時間を算
    出する単位時間算出手段14と、 該単位時間算出手段にて算出されたテーブルの
    移動時間、前記金型の選択時間、前記金型の回転
    時間のうちの最大時間と前記パンチ加工時間とを
    加算して今回のステツプの加工命令を実行するに
    要する単位加工時間を算出する単位加工時間算出
    手段16と、 該単位加工時間算出手段にて算出された単位加
    工時間を前記加工プログラム記憶手段から1ステ
    ツプずつ読み出された加工命令毎に積算する加工
    時間積算手段16と、 該加工時間積算手段にて積算された加工時間を
    表示する表示手段17とを備えたことを特徴とす
    る穴あけ加工装置における加工実時間試算装置。
JP61066443A 1986-03-25 1986-03-25 穴あけ加工装置における加工実時間試算装置 Granted JPS62224436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61066443A JPS62224436A (ja) 1986-03-25 1986-03-25 穴あけ加工装置における加工実時間試算装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61066443A JPS62224436A (ja) 1986-03-25 1986-03-25 穴あけ加工装置における加工実時間試算装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62224436A JPS62224436A (ja) 1987-10-02
JPH039809B2 true JPH039809B2 (ja) 1991-02-12

Family

ID=13315921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61066443A Granted JPS62224436A (ja) 1986-03-25 1986-03-25 穴あけ加工装置における加工実時間試算装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62224436A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012245539A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Panasonic Industrial Devices Sunx Co Ltd レーザマーキング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012245539A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Panasonic Industrial Devices Sunx Co Ltd レーザマーキング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62224436A (ja) 1987-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0044192B2 (en) A method for preparing numerical control information
US4651601A (en) Device for preventing a collision between a work holder and a tool in numerical control for a turret punch press
JPWO2017168727A1 (ja) ワークの測定装置および工作機械
JPH039809B2 (ja)
JPH0736519A (ja) ロボットのニアミスチェック方法
JPH0337701A (ja) ロボットの制御方法及び装置
JPH0648444B2 (ja) 加工プログラミング装置
JPH039808B2 (ja)
JPH09120308A (ja) 工具経路描画方法
WO1990011560A1 (en) Method of plotting tool shape
JP2003181699A (ja) プレス機械のラム作動パターン設定システム
JP2698977B2 (ja) プログラム作成方法及びプログラムデータ入力装置
JPS6010322B2 (ja) Ncテ−プの作成方法
JP3939074B2 (ja) プレス加工方法およびプレス加工機
JPS63159908A (ja) 加工プログラムのシユミレ−ト方法
JP2642156B2 (ja) 折曲げ機の工程設定方法及び工程設定装置
JPS6010321B2 (ja) Ncテ−プの作成方法における情報入出力方法
JP2000343466A (ja) 産業用ロボットの教示方法、産業用ロボットおよびシミュレーション装置
JP2650706B2 (ja) 板材加工機における制御装置
JPH06110522A (ja) 連続位置測定方式
JPS5876905A (ja) 産業用ロボツトのptp教示方法
JP2021060806A (ja) 加工プログラム作成装置
JPS63709A (ja) 対話形nc装置
JPH02108910A (ja) 3次元座標測定機のオフラインティーチング装置
JP2837927B2 (ja) 回転軸の軌跡表示機能を備えた数値制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees