JPH0397693A - 有機金属化合物の気化供給装置 - Google Patents
有機金属化合物の気化供給装置Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
り化合物半導体のエビタキシャル薄膜を製造する場合に
、その原料として用いられる有機金属化合物の気化供給
装置に関するものである。
を用いたMOCVD法が注目を集めている。 MOCVD法は、化合物あるいは混晶半導体のエビタキ
シャル薄膜を作製するうえで良く用いられる結晶成長手
段の一つで、例えばfcHal−Ga、(CH3) s
A1などの有機金属化合物を原料とし、その熱分解反応
を利用して薄膜の結晶成長を行なう方法である。 有機金属化合物を結晶成長炉内へ供給する方法としては
、原料である有機金属化合物中にlli等のキャリアガ
スを導入し、発泡(パブリング)によって接触させ、所
定の温度における有機金属化合物の飽和蒸気を結晶成長
炉内に導入する方法がある。得られた半導体薄膜の品質
は、エビタキシャル原料である有機金属化合物を気化供
給する装置により直接左右される。 従来の気化供給装置の一例を第7図に示す。同図におい
て21はキャリアガス(例えばH.)の容器、22ぱ減
圧弁、23はキャリアガスの質量流量を希0卸するマス
フローコントローラ、24はエビタキシャル原料である
有機金属化合物,25はシリンダ容器で液体有機金属化
合物24を充填してある.26は恒温槽、27は入口用
バルブ、28は導入管(ディップチューブ)で、キャリ
アガスをシリンダ容器25内の下方に導入する。 29は出口用バルブ、30はニードルバルブである。l
1は結晶成長を行なう結晶成長炉で、12はヒータ、l
3は基板である。 この装置は以下のように使用する。先ず恒温槽26の温
度を正確に設定して有機金属化合物24の蒸気圧を決め
る。次にマスフローコントローラ23で正確に制御した
キャリアガスをバルブ27を開いてシリンダ容器25内
に導入し、バルブ29を開き所定濃度の有機金属化合物
を含むキャリアガスを結晶成長炉ll内に導入する。基
板13には化合物半導体のエビタキシャル薄膜が形成さ
れてゆく。結晶成長を減圧下で行なう場合には、ニード
ルバルブ30を操作して出口用バルブ29付近の圧力を
約1気圧になるように調整する。 薄膜はこのようにして形成されるが、原料の最適な供給
量は得ようとする膜厚によって異なっている。例えば、
厚さの異なる膜を積層する場合には,流量を一定に設定
したままで生産しても効率が悪いため、膜厚に応じて数
種の流量を使い分けている。しかし第7図の装置では流
量の切り換えが難しい。流量切り換え後の流量安定化時
間ががなり必要で、作業性が悪化するとともに製品の歩
留まりが低下するという問題がある。 その対策として,第8図に示すような同一の有機金属化
合物を複数の経路で供給する装置が用いられる。各経路
の流量は、夫々が厚さの異なる膜形成に最適な流量に設
定してある。この装置で流量を素早く変更するには,各
二一ドルバルブ30の後方に結晶成長炉に至るバルブ3
1・33と、排気用のバルブ32・34とを設置してお
く。例えば同図上方の装置から原料を供給する場合には
バルブ31・34を開き、バルブ32・33を開じてお
く。同図下方の装置に切り換えるときにはバルブ31・
34を閉じ、バルブ32・33を開いて使用する。 第9図は混晶系の結晶を成長させる供給装置である。こ
の装置は、原料として複数種の有機金属化合物を用意し
,夫々について一台の供給装置を使用している。 しかし、前述した気化供給装置は、シリンダ容器25の
温度を精密に制御してもキャリアガスの温度がシリンダ
容器25内の温度と異なる場合があり、有機金属化合物
24の蒸気圧制御が難しい。また、気化供給される有機
金属化合物の質量流量を計測して制御する手段がないた
め、供給贋の変動を検知して制御することができない。 また,供給量を設定するうえで最も重要な指針となる有
機金属化合物の蒸気圧曲l!図が、同一の有機金属化合
物に対して多数存在することが多く判断基準があいまい
であり、どの図に基いて判断するべきかがわからず、目
的とする供給量を得るのに必要な温度が正確に求まらな
いという問題がある。 さらに第9図に示した混晶系の結晶成長用の装置は、例
えばInGaAs. InGaAsPのような3元素や
4元素の混晶を得るためには有機金属化合物24ごとに
恒温槽が必要であり、システム全体が大きくなり不便で
ある,
雑で微細な多層構造を有する多元素混晶半導体を5低価
格で均一に、しかも再現性良く得ることが可能な有機金
属化合物の気化供給装置を提供することを目的とする。
応する図面を用いて説明する。 本発明の第1発明の有機金属化合物の気化供給装置は、
第1図に示すように、有機金属化合物1を充填した一つ
の原料ガス容器2からメインバルブ3を経て複数の導管
が分岐し、夫々の導管に原料ガス用マスフローコントロ
ーラ4.・4■が接続され、各マスフローコントローラ
414,の排出側から原料ガス供給バルブ515■を経
て加熱減圧下の結晶成長炉IIに接続された複数の原料
ガスの経路と、キャリアガス源からキャリアガス用マス
フローコントローラ8,・8t、熱交換器992および
キャリアガスバルブ61・6■を経て、前記各原料ガス
経路の原料ガス供給バルブ5l・52の排出側に夫々接
続する複数のキャリアガスの経路とを有している。 容器2、その容器2から結晶成長炉11へ至る原料ガス
の経路およびキャリアガスの経路は、恒温槽20の内部
に配置されている。 第2発明の有機金属化合物の気化供給装置は、?2図お
よび第3図に示すように、有機金属化合物1を充填した
一つの原料ガス容器2からメインバルブ3を経て複数の
導管が分岐し、夫々の導管に原料ガス用マスフローコン
トローラ4142が接続され、各マスフローコントロー
ラ4,・4雪の排出側から原料ガス供給バルブ5.・5
■を経て加熱減圧下の結晶成長炉11に接続された複数
の原料ガスの経路と、 キャリアガス源からキャリアガス用マスフローコントロ
ーラ8を経て分配器l5に接続され、その分配器l5を
経て複数の原料ガス経路と同数に分岐した導管が夫々キ
ャリアガスバルブ616,を経て原料ガス供給バルブ5
l・52の排出側に夫々接続された複数のキャリアガス
経路とを有している。 容器2、その容器2から結晶成長炉(不図示)へ至る原
料ガス経路およびキャリアガス経路は、恒温槽20の内
部に配置されている。 キャリアガス経路のキャリアガス源とキャリアガス用マ
スフローコントローラ8との間、キャリ?ガス用マスフ
ローコントローラ8と分配器15との間、および分配器
l5とキャリアガスバルブ6,・62との間のうち少な
くとち一か所に熱交換239a・9b・91・92が設
けてある。 第3発明の有機金属化合物の気化供給装置は、第4図に
示すように、有機金属化合物II・12を充填した複数
の原料ガス容器2,・2■から、夫々メインバルブ31
3,を経て原料ガス用マスフローコントローラ41・4
2へ接続され、各マスフローコントローラ41・4■の
排出側がら原科ガス供給バルブ51・5■を経て加熱減
圧下の結晶成長炉(不図示)へ接続された複数の原料ガ
ス経路と、キャリアガス源からキャリアガス用マスフロ
ーコントローラ8,・8,、熱交換器91・92および
キャリアガス供給バルプ616■を経て原料ガス供給バ
ルブ51・5,の排出側に夫々接続する複数のキャリア
ガス経路とを有している。 上記の複数の原料ガス容器2,・2,には、夫々異なる
有機金属化合物1 +’l−が充填してあり、前記全て
の原料ガス容器212■、夫々の原料ガ?容器2122
から結晶成長炉(不図示)へ至る原料ガス経路およびキ
ャリアガス経路が一つの恒渇槽内に配置されている。 第4発明の有機金属化合物の気化供給装置は、第1発明
、第2発明または第3発明の装置の複数の原料ガス用マ
スフローコントローラ4,・4■の流偵制御領域が全て
同一の範囲である。 第5発明の有機金属化合物の気化供給装置は、第1発明
、第2発明または第3発明の装置の複数の原料ガス用マ
スフローコントローラ4、・42のうち、少なくとも一
つのマスフローコントローラの流量制御領域が他のマス
フローコントローラの流量制御領域と異なっている。 第6発明の有機金属化合物の気化供給装置は、第1発明
、第2発明、第3発明、第4発明または第5発明の装置
の原料ガス供給バルブ515,とキャリアガスバルブ6
162とが夫々一体化したブロックバルブ7■・7■で
ある。そのブロックバルブ7,・7,は有機金属化合物
ガス用のマスフローコントローラ414■の排出側に直
結されて?る。 第7発明の有機金属化合物の気化供給装置は,第5図に
示すように第1発明、第2発明、第3発明、第4発明、
第5発明または第6発明の装置の容器2に第4図に示す
加熱手段l6が付設してある。 第8発明の有機金属化合物の気化供給装置は、第6図に
示すように第1発明、第2発明,第3発明、第4発明、
第5発明、第6発明または第7発明の装置の容器2に、
容器2の内部の温度を測定する温度センサl7を備えて
ある。 なお、前記各発明の装置の原料ガス経路およびキャリア
ガス経路の数は2〜5であることが好ましい。また、原
料ガス容器が複数の場合、その数は2〜5である。
よび62を開弁する。すると規定量のキャリアガスがマ
スフローコントローラ8・88■で定量されて結晶成長
炉11に導入される。 ?温槽20を一定温度に昇温すると、シリンダ容器2・
212■内の有機金属化合物1−11・l2が気化して
蒸気圧が上昇する。キャリアガスは熱交換器91・9,
・9・9aによって加熱される。メインバルブ3および
原料ガス供給バルブ5152を開くと、気化した有機金
属化合物lがマスフローコントローラ41・4■に導入
され、流量が計鰯されて一定値に調整された後、ブロッ
クバルブ7.・7■の内部でキャリアガスと混合され、
結晶成長炉11に供給される。
置の概略図である。同図に示すように、有機金属化合物
lを入れたシリンダ容器2は、バルブ3を介して複数の
経路に分岐している。この図では、そのうちの二つの経
路について説明する。分岐した経路は、夫々マスフロー
コントローラ41および42に接続される。マスフロー
コン?ローラ4,・42の排出側は、夫々原料ガス供給
バルブ5Iおよび5■を介して結晶成長炉1lに接続さ
れている。結晶成長炉11はヒータl2で加熱される構
造であるとともに、真空ボンブ14が接続されている。 キャリアガスの経路は、マスフローコントローラ8,、
熱交換器9,およびキャリアガスバルブ6Iを経る経路
と、マスフローコントローラ82、熱交換器9■および
キャリアガスバルブ62を経る経路によー)で、夫々原
料ガス供給バルブ55■の排出側に接続されている。 これらのバルブ51・615■・6,は、応答時間が短
い空気作動式バルブである。原料ガス供給バルブ51と
キャリアバルブ6.は一体化されて三方ブロックバルブ
7,を構成している。また、原料ガス供給バルブ52と
キャリアバルブ626、同様に一体化されて三方ブロッ
クバルブ7■を構成している。ブロックバルブ71・7
■は内部のデッドスペースが小さくなっている。これら
は、マスフローコントローラ4142の排出口に直結?
ている。 シリンダ容器2、メインバルブ3、マスフローコントロ
ーラ41・418、・8■、ブロックバルブ717■お
よび熱交換器919■は、空気恒温槽20に収容されて
いる。 この装置は以下のように動作させる。 先ず、結晶成長炉l1に基板l3を装着し、ヒータ12
により所定の温度に加熱するとともに真空ボンブl4で
系内を減圧する。キャリアガスバルブ61および6■を
開弁し、規定量のキャリアガス(例えばH.)をマスフ
ローコントローラ8lおよび8■で定量して導入してお
く。キャリアガスの導入量は、1分間当たり有機金属化
合物供給用配管の全内容積の2〜3倍以上の量が必要で
、ioo〜500ml/分程度に設定する。 恒温槽20を一定温度に昇温すると、シリンダ容器2内
の有機金属化合物1の蒸気圧が上昇して気化し始め、キ
ャリアガスは熱交換器91・9,によって加熱される。 ここでメインバルブ3および原料ガス供給バル?51・
5.を開弁する。すると気体化した有機金属化合物lの
ガスはメインバルブ3を経てマスフローコントローラ4
142に導入され、質量流量が直接計量される。計量さ
れた有機金属化合物1のガスは、一定値に調整された後
ブロックバルブ7172内部にてキャリアガスと混合さ
れ、結晶成長炉1lに供給される。ブロックバルブ77
,は、内部のデッドスペースが小さく、マスフローコン
トローラ4.・42の排出側に直結してあるため、有機
金族化合物20のガスは均一な濃度のまま結晶成長炉1
lに素早く供給される。 このようにして結晶成長炉11内の基板l3に化合物半
導体のエビタキシャル薄膜が形成されてゆく。所定の膜
厚が得られたら、バルブ5,・5■を閉じ、有機金族化
合物ガスの供給を停止する。 有機金属化合物ガスの供給量を変えるには、マスフロー
コントローラ4,・42の設定値を変化させる。または
、マスフローコントローラ4142の夫々の流量を予め
別々な値に設定しておき、原料ガス供給バルブ5I・5
,の開閉により経路を切?換えて6良い。供給量は瞬時
に変更される。 マスフローコンl・ローラ4,および4■は流量制御領
域が同一のものでも良いが、制御流量が極端に異なる場
合には、制御流量範囲の異なるものを用いれば、流量を
より広範囲または精密に制御することも可能である。 第2図は本発明の供給装置の別な実施例である。この装
置では、キャリアガスは1本の経路で導入され、マスフ
ローコントローラ8および熱交換器9を経た後、分配器
l5によって分配され、ブロックバルブ6■および62
に供給される。この装置は、有機金属化合物ガスの供給
経路が多い場合に、装置を小型化したり、低コスト化す
るうえで有効である。 有機金属化合物ガスの供給経路数が多くなれば、キャリ
アガスの供給it増加し、熱交換器9のみではキャリア
ガスを充分昇温することができないことがある。このよ
うな場合、第3図に示すように、熱交換器9に加えて、
マスフローコントローラ8の吸入側や分配H15の出口
側に熱交換?9a・9.・9■を増設すれば良い。熱交
換器9a・9・919■自体を電熱ヒータや加熱抵抗体
を用いて直接加熱しても良い。 多元混晶結晶の成長を行なう場合には、第4図に示すよ
うに、異種の有機金属化合物l,・l2を夫々充填した
容器21と容器2,とを同一の恒温槽20に収容する。 これらの容器2,・2,を、同一の温度に加熱すること
により、数種類の有機金属化合物の供給をl台の装置で
行なうことができる。 この装置において有機金属化合物111■の加熱は、恒
温槽20内の空気によってなされるが、結晶成長炉に供
給される有機金属化合物ガスの量が多くなると気化熱が
多く奪われるため、有機金属化合物l1・1■に対する
熱の供給が不十分になることがある。そのような場合に
は、第5図に示すように電熱ヒータや加熱抵抗体(例え
ばブロックヒータ)などの加熱手段l6を用い、容器2
,・2■自体を直接加温することが望ましい。また、第
6図に示すように渇度センサ17を用いて容器?■・2
■内部の温度を計測すれば,より適正な温度管理が可能
となる。
化供給装置は、一つの原料容器から原料ガスを複数の供
給経路に分けて供給可能である。 また、一台の供給装置から複数種の原料ガスを供給する
ことができる。そのため,同等の機能を有する従来の供
給装置に比べ、装置自体が小型で部品点数が少ない。 原料の供給量制御を精密かつ迅速に行なえ、台の装置で
圧膜から超薄膜までの半導体結晶製造に対応する。ヘテ
ロ結晶の組成も任意かつ自在に変化させることが可能な
ため、結晶界面の急峻性が高い。さらに、原料ガスの供
給量を常時計測して制御しているため、組成のばらつき
が極めて小さい。 これらの結果、高品質の有機金属化合物結晶を効率良く
生産することができる。その結晶から得られるデバイス
のコストも大幅に低減される。
置の一実施例を示す概略構成図、第2図〜第4図は別な
実施例を示す概略構成図,第5図および第6図は実施例
の要部を示す拡大断面図、第7図〜第9図は従来の気化
供給装置の概略構成図である。 l−l1l,・・・有機金属化合物 2・2,・2,・・・容器 3・31・3,・・・メインバルブ 4142・・・原料ガス用マスフローコン1・ローラ5
.・5,・・・原料ガス供給バルブ 616,・・・キャリアガスバルブ 7+7*=・ブロックバルブ 8・818,・・・ キャリアガス用マスフローコントローラ9・9a・91
・92・・・熱交換器 11・・・結晶成長炉 l2・・・ヒータl3・・
・基板 l4・・・真空ポンプl5・・・分
配器 l6・・・ブロックヒータl 7・・・温度センサ 20・・・恒温槽
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、有機金属化合物を充填した一つの原料ガス容器から
メインバルブを経て複数の導管が分岐し、夫々の導管に
原料ガス用マスフローコントローラが接続され、前記各
マスフローコントローラの排出側から原料ガス供給バル
ブを経て加熱減圧下の結晶成長炉に接続された複数の原
料ガス経路と、キャリアガス源からキャリアガス用マス
フローコントローラ、熱交換器およびキャリアガスバル
ブを経て、前記各原料ガス経路の原料供給バルブの排出
側へ夫々接続した複数のキャリアガス経路とを有し、 前記容器、その容器から結晶成長炉へ至る原料ガス経路
およびキャリアガス経路が恒温槽内に配置されているこ
とを特徴とする有機金属化合物の気化供給装置。 2、有機金属化合物を充填した一つの原料ガス容器から
メインバルブを経て複数の導管が分岐し、夫々の導管に
原料ガス用マスフローコントローラが接続され、前記各
マスフローコントローラの排出側から原料ガス供給バル
ブを経て加熱減圧下の結晶成長炉に接続された複数の原
料ガス経路と、キャリアガス源からキャリアガス用マス
フローコントローラを経て分配器に接続され、前記分配
器を経て前記複数の原料ガス経路と同数に分岐した導管
が夫々キャリアガスバルブを経て前記原料ガス供給バル
ブの排出側に夫々接続された複数のキャリアガス経路と
を有し、 前記容器、その容器から結晶成長炉へ至る原料ガス経路
およびキャリアガス経路が恒温槽内に配置されており、 前記キャリアガス経路のキャリアガス源とキャリアガス
用マスフローコントローラとの間、キャリアガス用マス
フローコントローラと分配器との間、および分配器とキ
ャリアガスバルブとの間のうち少なくとも一か所に熱交
換器が設けてあることを特徴とする有機金属化合物の気
化供給装置。 3、有機金属化合物を充填した複数の原料ガス容器から
、夫々メインバルブを経て原料ガス用マスフローコント
ローラへ接続され、前記各マスフローコントローラの排
出側から原料ガス供給バルブを経て加熱減圧下の結晶成
長炉へ接続された複数の原料ガス経路と、 キャリアガス源からキャリアガス用マスフローコントロ
ーラ、熱交換器およびキャリアガス供給バルブを経て前
記原料ガス供給バルブの排出側に夫々接続する複数のキ
ャリアガス経路とを有し、前記複数の原料ガス容器に夫
々異なる有機金属化合物が充填してあり、前記全ての原
料ガス容器、夫々の原料ガス容器から結晶成長炉へ至る
原料ガス経路およびキャリアガス経路が一つの恒温槽内
に配置されていることを特徴とする有機金属化合物の気
化供給装置。 4、請求項第1項、第2項または第3項記載の複数の原
料ガス用マスフローコントローラの流量制御領域が全て
同一の範囲であることを特徴とする有機金属化合物の気
化供給装置。 5、請求項第1項、第2項または第3項記載の複数の原
料ガス用マスフローコントローラのうち、少なくとも一
つのマスフローコントローラの流量制御領域がほかのマ
スフローコントローラの流量制御領域と異なっているこ
とを特徴とする有機金属化合物の気化供給装置。 6、請求項第1項、第2項、第3項、第4項または第5
項記載の原料ガス供給バルブとキャリアガス供給バルブ
とが一体化したブロックバルブであり、そのブロックバ
ルブが有機金属化合物ガス用マスフローコントローラの
排出側に直結されていることを特徴とする有機金属化合
物の気化供給装置。 7、請求項第1項、第2項、第3項、第4項、第5項ま
たは第6項記載の原料ガス容器に加熱手段が付設してあ
ることを特徴とする有機金属化合物の気化供給装置。 8、請求項第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、
第6項または第7項記載の原料ガス容器に容器内部の温
度を測定する温度センサを備えてあることを特徴とする
有機金属化合物の気化供給装置。
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