JPH0397232A - 電界効果トランジスタ - Google Patents
電界効果トランジスタInfo
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- JPH0397232A JPH0397232A JP23280189A JP23280189A JPH0397232A JP H0397232 A JPH0397232 A JP H0397232A JP 23280189 A JP23280189 A JP 23280189A JP 23280189 A JP23280189 A JP 23280189A JP H0397232 A JPH0397232 A JP H0397232A
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Landscapes
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は,高銀動能力および超高速性を有する電界効果
トランジスタにかかり、特に化合物半導゜体集積回路の
高速性を高めるのに好適な電界効果トランジスタに関す
る。
トランジスタにかかり、特に化合物半導゜体集積回路の
高速性を高めるのに好適な電界効果トランジスタに関す
る。
[従来の技術】
従来の選択成長層を用いたG a A s M E S
F ETは、1989年(平或元年)春季第36回応
用物理関係連合講演会予稿集第3分冊2 p −T−
15,p.1018 ”P層を有するn十選択成長構造
GaAsMESFET”において論じられている。
F ETは、1989年(平或元年)春季第36回応
用物理関係連合講演会予稿集第3分冊2 p −T−
15,p.1018 ”P層を有するn十選択成長構造
GaAsMESFET”において論じられている。
そのMESFETは第2図で示すように、n′NJ3を
耐熱性ゲート電瓶1に対して自己整合的に形成し、さら
に耐熱性ゲート電極1と側!29をマスクとして、均一
な高濃度エピタキシャル成長層であるn+選択エピタキ
シャル層25を上記n′層3上に選択成長している。従
来は、この構造を用いてゲート長0.5μmまでの短チ
ャネル効果を抑えていた。
耐熱性ゲート電瓶1に対して自己整合的に形成し、さら
に耐熱性ゲート電極1と側!29をマスクとして、均一
な高濃度エピタキシャル成長層であるn+選択エピタキ
シャル層25を上記n′層3上に選択成長している。従
来は、この構造を用いてゲート長0.5μmまでの短チ
ャネル効果を抑えていた。
[発明が解決しようとする課題1
一般にゲート長を短縮した場合、FETの本質的な性能
は向上する。しかし現実のFETでは、短チャネル効果
(ソースードレイン間に電流リークが生じる現象)とソ
ース抵抗(チャネルーソース電極間の抵抗)という2つ
の寄生或分によって、性能が劣化する。
は向上する。しかし現実のFETでは、短チャネル効果
(ソースードレイン間に電流リークが生じる現象)とソ
ース抵抗(チャネルーソース電極間の抵抗)という2つ
の寄生或分によって、性能が劣化する。
上記従来技術では,例えばゲート長を0.3μmに短縮
した場合、短チャネル効果による特性劣化が生じ、高性
能化が困難であるという問題があった・ 例えば第2図に示す構造で、短チャネル効果を低減する
には,高濃度イオン打ち込み層であるnN3の濃度を下
げる、あるいはn’ff同士の距離を広げるという対策
が考えられた。しかしどちらの手段もソース抵抗を増大
させてしまい、FETの性能はかえって低下することが
わかった6本発明の目的は,短チャネル効果とソース抵
抗の低減を両立できる素子構造を提案し、高性能なFE
Tを提供することにある。
した場合、短チャネル効果による特性劣化が生じ、高性
能化が困難であるという問題があった・ 例えば第2図に示す構造で、短チャネル効果を低減する
には,高濃度イオン打ち込み層であるnN3の濃度を下
げる、あるいはn’ff同士の距離を広げるという対策
が考えられた。しかしどちらの手段もソース抵抗を増大
させてしまい、FETの性能はかえって低下することが
わかった6本発明の目的は,短チャネル効果とソース抵
抗の低減を両立できる素子構造を提案し、高性能なFE
Tを提供することにある。
【課題を解決するための手段1
上記目的を達或するために,まずn’ M (ソースー
ドレイン)間の距離を,ゲート長Lgより大きくした。
ドレイン)間の距離を,ゲート長Lgより大きくした。
さらに,ゲートffiiをマスクとしてFETのソース
,ドレイン部に選択エピタキシャル層を形戊する時に、
ゲート電極の少なくともソース側の側壁を取り去り、選
択エピタキシャル層をゲートtIl極に接するように成
長した。さらにその選択エピタキシャル層の不純物濃度
を成長途中で変化させて、I&長初期の濃度を成長後期
の濃度に比べ低くしたものである。
,ドレイン部に選択エピタキシャル層を形戊する時に、
ゲート電極の少なくともソース側の側壁を取り去り、選
択エピタキシャル層をゲートtIl極に接するように成
長した。さらにその選択エピタキシャル層の不純物濃度
を成長途中で変化させて、I&長初期の濃度を成長後期
の濃度に比べ低くしたものである。
[作用1
n’JW(ソースードレイン)間距離をゲート長Lgよ
り大きくすることにより、チャネル層下部の電界を緩和
することができる。すなわちゲート長を短縮したときの
、ソースードレイン間の電界の増加に伴う短チャネル効
果を,低減できる.さらに、ゲート電極に接するように
形成した選択エピタキシャル層によって、n′層間の距
離を大きくしたことによるソース抵抗の増加を抑制でき
る。この効果が得られるのは、次の二つの現象による。
り大きくすることにより、チャネル層下部の電界を緩和
することができる。すなわちゲート長を短縮したときの
、ソースードレイン間の電界の増加に伴う短チャネル効
果を,低減できる.さらに、ゲート電極に接するように
形成した選択エピタキシャル層によって、n′層間の距
離を大きくしたことによるソース抵抗の増加を抑制でき
る。この効果が得られるのは、次の二つの現象による。
(1)ゲート電陽直下以外の位置にあるチャネル層は、
その上部を選択エピタキシャル屑におおわれる。このた
め、従来問題となっていた表面空乏層による高抵抗化を
回避できるので、上記のチャネル層は比較的低抵抗にで
きる。例えばEFETの場合、従来のようにSi○2が
表面にあった時、シート抵抗が10kΩ/口であったチ
ャネル層は、この構造では2kΩ/口と小さくなった。
その上部を選択エピタキシャル屑におおわれる。このた
め、従来問題となっていた表面空乏層による高抵抗化を
回避できるので、上記のチャネル層は比較的低抵抗にで
きる。例えばEFETの場合、従来のようにSi○2が
表面にあった時、シート抵抗が10kΩ/口であったチ
ャネル層は、この構造では2kΩ/口と小さくなった。
(2)従来、チャネル層からn′層を通って選択エピタ
キシャル層に流れていた電流パスに加えて、n′層を通
らずに、選択エピタキシャル層に直接通り抜ける電流パ
スが新たに生じる。この電流パスは、ソース抵抗Rsを
低くする効果を持つ。
キシャル層に流れていた電流パスに加えて、n′層を通
らずに、選択エピタキシャル層に直接通り抜ける電流パ
スが新たに生じる。この電流パスは、ソース抵抗Rsを
低くする効果を持つ。
第4図にこの効果を検討した計算結果を示す.この図に
よれば,特性長ΔLを0.1μm程度まで大きくしても
、ソース抵抗を従来のトランジスタより低くできる。こ
こで特性長ΔLは第工図中で示すように、ゲート端から
n′層までの距離を表している。
よれば,特性長ΔLを0.1μm程度まで大きくしても
、ソース抵抗を従来のトランジスタより低くできる。こ
こで特性長ΔLは第工図中で示すように、ゲート端から
n′層までの距離を表している。
さらに選択エピタキシャル層の成長初期の濃度を成長後
期の濃度,ご比べ低くしたことにより、選択エピタキシ
ャル層のシート抵抗を増加せずに、ゲートーソース間の
耐圧を十分大きく保つことができる。また、選択エピタ
キシャル層のエピタキシャル成長は連続して行うので,
成長中断時に生じる界面での高抵抗層を生じることがな
いという利点を持つ。また、選択エピタキシャル層の成
長後期の濃度を十分高くすることによって、オーミック
電極との接触状態を、従来通り良好に保つことができる
。
期の濃度,ご比べ低くしたことにより、選択エピタキシ
ャル層のシート抵抗を増加せずに、ゲートーソース間の
耐圧を十分大きく保つことができる。また、選択エピタ
キシャル層のエピタキシャル成長は連続して行うので,
成長中断時に生じる界面での高抵抗層を生じることがな
いという利点を持つ。また、選択エピタキシャル層の成
長後期の濃度を十分高くすることによって、オーミック
電極との接触状態を、従来通り良好に保つことができる
。
[実施例]
以下、本発明の実施例1を第1図および第3図によって
説明する。第1図はMESFETの断面構造図、第3図
(a)〜(c)はその製造工程を示した断面図である。
説明する。第1図はMESFETの断面構造図、第3図
(a)〜(c)はその製造工程を示した断面図である。
まず,その製造工程を説明する。第3図(a)において
、半維縁性GaAs基板8上にn型能動層2、およびp
m 7をイオン打ち込み工程とアニール工程によって
形成する。n型能動層2のイオン打ち込みにはSiイオ
ンを用い、その打ち込み量は、所望のしきい電圧が得ら
れるように選ぶ(例えば、加速電圧5 0 k eV
,打ち込み量4.5 x 1 0”/cd) 。+ p
層7にはMgイオンを用い、加速電圧200keVで,
2 X 1 012/aJの量を打ち込む。これらを
、H2ガス雰囲気中で800”C15分間の高温熱処理
を行うアニール工程により、活性化する。続いてWSi
x(タングステンシリサイド)膜をスパツタ法により3
00nm被着し、ドライエッチ加工を行って耐熱性ゲー
ト電極1を形成する6 次に第3図(b)において、S i O2膜をCVD法
により100nm堆積し、異方性エッチングにより耐熱
性ゲート電極1の両脇に側壁9を形成する.n型不純物
を比較的高濃度にイオン打ち込みし、n′層3を形成す
る。このとき耐熱性ゲート電極1、および側壁9をマス
クとして用いることにより n l層3を自己整合的に
精度良く形成できる。またそのn’Ji73は、短チャ
ネル効果を抑制するために、p層7よりも浅く形成する
必要がある。そのため通常50keV,2XIO”/一
の条件でSiイオンを打ち込んで形成する。
、半維縁性GaAs基板8上にn型能動層2、およびp
m 7をイオン打ち込み工程とアニール工程によって
形成する。n型能動層2のイオン打ち込みにはSiイオ
ンを用い、その打ち込み量は、所望のしきい電圧が得ら
れるように選ぶ(例えば、加速電圧5 0 k eV
,打ち込み量4.5 x 1 0”/cd) 。+ p
層7にはMgイオンを用い、加速電圧200keVで,
2 X 1 012/aJの量を打ち込む。これらを
、H2ガス雰囲気中で800”C15分間の高温熱処理
を行うアニール工程により、活性化する。続いてWSi
x(タングステンシリサイド)膜をスパツタ法により3
00nm被着し、ドライエッチ加工を行って耐熱性ゲー
ト電極1を形成する6 次に第3図(b)において、S i O2膜をCVD法
により100nm堆積し、異方性エッチングにより耐熱
性ゲート電極1の両脇に側壁9を形成する.n型不純物
を比較的高濃度にイオン打ち込みし、n′層3を形成す
る。このとき耐熱性ゲート電極1、および側壁9をマス
クとして用いることにより n l層3を自己整合的に
精度良く形成できる。またそのn’Ji73は、短チャ
ネル効果を抑制するために、p層7よりも浅く形成する
必要がある。そのため通常50keV,2XIO”/一
の条件でSiイオンを打ち込んで形成する。
続いて第3図(c)において、側壁9をエッチングによ
って取り去る。耐熱性ゲート電極1をマスクとして、M
OCVD (有機金属熱分解)法によりn型選択エピタ
キシャル層4およびn1選択エピタキシャル層5を連続
して戒艮する。n型選択エピタキシャル層4は,Siま
たはSeを5×to”/c++lの濃度でドーブした厚
さ100nmのGaAsから戊る。この層4はn+選択
エピタキシャル層5より濃度を低くしたという特徴を持
つ。
って取り去る。耐熱性ゲート電極1をマスクとして、M
OCVD (有機金属熱分解)法によりn型選択エピタ
キシャル層4およびn1選択エピタキシャル層5を連続
して戒艮する。n型選択エピタキシャル層4は,Siま
たはSeを5×to”/c++lの濃度でドーブした厚
さ100nmのGaAsから戊る。この層4はn+選択
エピタキシャル層5より濃度を低くしたという特徴を持
つ。
また,5X10”/一という濃度は、ゲートーソース耐
圧を5v以上に保つために好適な濃度である。n+選択
エピタキシャル層5は、SiまたはSeを3 X 1
0”/一の濃度でドープした厚さ300nmのGaAs
から戊る。この層5の厚さは、オーミンク電極6を合金
化することによってオーミック電極6の下部に生じるア
ロイ領域より厚く、特にソース抵抗を低減するために好
適な厚さである。
圧を5v以上に保つために好適な濃度である。n+選択
エピタキシャル層5は、SiまたはSeを3 X 1
0”/一の濃度でドープした厚さ300nmのGaAs
から戊る。この層5の厚さは、オーミンク電極6を合金
化することによってオーミック電極6の下部に生じるア
ロイ領域より厚く、特にソース抵抗を低減するために好
適な厚さである。
次に第1図において、AuGe系から成るオーミック電
極6をリフトオフ法で形成することにより,MESFE
Tが完成する。
極6をリフトオフ法で形成することにより,MESFE
Tが完成する。
以上の工程で作製したMESFETの動作を次に説明す
る。耐熱性ゲート電極1をはさんで位置する2個のオー
ミック電極6(ソース、ドレイン電極)間に電圧を加え
ると、n+選択エピタキシャル層5,n型選択エピタキ
シャル層4、n′層3およびn型能動層2を通って電流
が流れる。n型能動M2上に設けた耐熱性ゲート電極1
に電圧を印加することによりこの電流を制御して、トラ
ンジスタ動作を行う。pm7は、n’層3の間にポテン
シャル障壁を形成し、短チャネル効果を抑制する。
る。耐熱性ゲート電極1をはさんで位置する2個のオー
ミック電極6(ソース、ドレイン電極)間に電圧を加え
ると、n+選択エピタキシャル層5,n型選択エピタキ
シャル層4、n′層3およびn型能動層2を通って電流
が流れる。n型能動M2上に設けた耐熱性ゲート電極1
に電圧を印加することによりこの電流を制御して、トラ
ンジスタ動作を行う。pm7は、n’層3の間にポテン
シャル障壁を形成し、短チャネル効果を抑制する。
本実施例1によれば、高精度に形成される側壁9をマス
クに用いるので,短チャネル効果に最も影響するn’J
t!3の形状を再現性良く形戊できる。
クに用いるので,短チャネル効果に最も影響するn’J
t!3の形状を再現性良く形戊できる。
さらに、オーミック電極6の下部に生じるアロイ領域よ
りn+選択エピタキシャルWJ5を厚くしたことにより
,ソース抵抗に占める、オーミック電極6のコンタクト
抵抗の戊分を低減できる。
りn+選択エピタキシャルWJ5を厚くしたことにより
,ソース抵抗に占める、オーミック電極6のコンタクト
抵抗の戊分を低減できる。
上記実施例1において、n型能動層2tP層7はMOC
VD法あるいはMBE法などのエピ或艮によって形成し
てもよい。また、p層7はアンドープ、あるいはP型の
A Q G a A s Jiであってもよい。
VD法あるいはMBE法などのエピ或艮によって形成し
てもよい。また、p層7はアンドープ、あるいはP型の
A Q G a A s Jiであってもよい。
次に,本発明の実施例2を第5図によって説明する。実
施例1との違いは、ドレイン側の側壁69をマスクとし
て、ドレイン側のn型選択エピタキシャルM64および
n+選択エピタキシャル層65を形成したことにある。
施例1との違いは、ドレイン側の側壁69をマスクとし
て、ドレイン側のn型選択エピタキシャルM64および
n+選択エピタキシャル層65を形成したことにある。
側壁69は,ソース側のn’Jl53, ドレイン側の
n′ 63をイオン打ち込みにより形戊したのち、ソー
ス側の側壁だけをエッチングして形成する。ソース側の
n型選択エピタキシャル層54,n+選択エピタキシャ
ル層55は耐熱性ゲート電極1に接して形成され、ドレ
イン側のn型選択エピタキシャル層64,n4選択エピ
タキシャル層65はゲート1に離れて形成される。
n′ 63をイオン打ち込みにより形戊したのち、ソー
ス側の側壁だけをエッチングして形成する。ソース側の
n型選択エピタキシャル層54,n+選択エピタキシャ
ル層55は耐熱性ゲート電極1に接して形成され、ドレ
イン側のn型選択エピタキシャル層64,n4選択エピ
タキシャル層65はゲート1に離れて形成される。
本実施例2によれば、ドレイン側の側壁69の下に位置
するn型能動層2において、ゲートードレイン間の電界
強度が緩和されるため,FETのドレイン耐圧を高くで
きるという効果がある。
するn型能動層2において、ゲートードレイン間の電界
強度が緩和されるため,FETのドレイン耐圧を高くで
きるという効果がある。
次に本発明の実施例3を第6図によって説明する。実施
例1との違いは、Pl7,GaAsからなるn型能動層
2,アンドープAQ.GaAs層101,およびアンド
ープG a A s 層1 0 2を、MOCVD法あ
るいはMBE法などによってエピタキシャル成長したこ
とにある。アンドープARGa A s m 1 0↓
の組或は、通常A Q !1 ”3 G a o ”7
ASのものを用いる。
例1との違いは、Pl7,GaAsからなるn型能動層
2,アンドープAQ.GaAs層101,およびアンド
ープG a A s 層1 0 2を、MOCVD法あ
るいはMBE法などによってエピタキシャル成長したこ
とにある。アンドープARGa A s m 1 0↓
の組或は、通常A Q !1 ”3 G a o ”7
ASのものを用いる。
本実施例3によれば、耐熱性ゲート電極1の下部にアン
ドープA Q G a A s Jll 1 0 1を
挿入したことにより、ゲート耐圧を劣化させずに、Ga
ASからなるn型能動層2を高濃度、薄層化することが
可能となる。これにより、FETを高性能とすることが
できる。
ドープA Q G a A s Jll 1 0 1を
挿入したことにより、ゲート耐圧を劣化させずに、Ga
ASからなるn型能動層2を高濃度、薄層化することが
可能となる。これにより、FETを高性能とすることが
できる。
上記実施例3において,n型能動層2にはInG a
A sを用いてもよい。GaAs半導体に比べ、I n
GaAs半導体は不純物濃度の上限が高く、電子移動度
が大きいので、FETをさらに高性能にすることができ
る。
A sを用いてもよい。GaAs半導体に比べ、I n
GaAs半導体は不純物濃度の上限が高く、電子移動度
が大きいので、FETをさらに高性能にすることができ
る。
[発明の効果1
本発明によれば、FETの特性劣化の原囚であるソース
抵抗を増大することなく、n’ffの間隔を広げること
ができ、短チャネル効果に対し著しい改善効果が得られ
る。この結果、ゲート長の短縮による高性能化が可能と
なり,高腫動能力および超高速性を有するFETを実現
することができる。
抵抗を増大することなく、n’ffの間隔を広げること
ができ、短チャネル効果に対し著しい改善効果が得られ
る。この結果、ゲート長の短縮による高性能化が可能と
なり,高腫動能力および超高速性を有するFETを実現
することができる。
第l図は本発明の実施例1の電界効果!・ランジスタの
断面構造図、第2図は従来の電界効果トランジスタの断
面構造図、第3図(a)〜(C)は本発明の実施例1の
電界効果トランジスタの製造工程を説明する断面構造図
,第4図は本発明による電界効果トランジスタのソース
抵抗の計算例を示すグラフ、第5図は本発明の実施例2
の電界効果トランジスタの断面構造図、第6図は本発明
の実施例3の電界効果トランジスタの断面構造図である
。 符号の説明 1・・・耐熱性ゲート電極,2・・・n型能動層,3・
・・n層,4・・・n型選択エピタキシャル層,5・・
・n + ;双択エピタキシャル層,6・・・オーミッ
ク電極,7・・p層,8・・・半絶縁性G a A s
基板,9・・・側壁,25・・・n+選択エピタ゛キシ
ャル層,29・・・側壁,53・・・ソース側のn′層
,54・・・ソース側のn型選択エピタキシャル層,5
5・・・ソース側のn+選択エピタキシャル層,63・
・・ドレイン側のnJ,64・・・ドレイン側のn型選
択エピタキシャル層,65・・・ドレイン側のn+選択
エピタキシャル層,69・・・ドレイン側の側壁,10
1・・・アンドープAQ G a A s層, 1 0
:l=アンドープGaAsl劣 / 函 請2図 カ 3 図
断面構造図、第2図は従来の電界効果トランジスタの断
面構造図、第3図(a)〜(C)は本発明の実施例1の
電界効果トランジスタの製造工程を説明する断面構造図
,第4図は本発明による電界効果トランジスタのソース
抵抗の計算例を示すグラフ、第5図は本発明の実施例2
の電界効果トランジスタの断面構造図、第6図は本発明
の実施例3の電界効果トランジスタの断面構造図である
。 符号の説明 1・・・耐熱性ゲート電極,2・・・n型能動層,3・
・・n層,4・・・n型選択エピタキシャル層,5・・
・n + ;双択エピタキシャル層,6・・・オーミッ
ク電極,7・・p層,8・・・半絶縁性G a A s
基板,9・・・側壁,25・・・n+選択エピタ゛キシ
ャル層,29・・・側壁,53・・・ソース側のn′層
,54・・・ソース側のn型選択エピタキシャル層,5
5・・・ソース側のn+選択エピタキシャル層,63・
・・ドレイン側のnJ,64・・・ドレイン側のn型選
択エピタキシャル層,65・・・ドレイン側のn+選択
エピタキシャル層,69・・・ドレイン側の側壁,10
1・・・アンドープAQ G a A s層, 1 0
:l=アンドープGaAsl劣 / 函 請2図 カ 3 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、化合物半導体基板表面に形成された一導電型を有す
る半導体から成る能動層と、前記能動層に対し電界を印
加できる位置に形成されたゲート電極と、前記能動層の
前記ゲート直下部をはさんで対向する位置にイオン打ち
込み法により形成された前記能動層より不純物濃度が大
きな二つの高濃度領域と、前記高濃度領域の上部に結晶
成長によって形成したエピタキシャル層と、前記エピタ
キシャル層の上部にオーミック電極を有する電界効果ト
ランジスタにおいて、前記二つの高濃度領域間の距離が
前記ゲート電極のゲート長より大であり、一方または両
方の前記エピタキシャル層の端が前記ゲート電極端に接
するか少なくとも前記ゲート電極端と前記高濃度領域の
中間に位置し、前記エピタキシャル層の成長初期の不純
物濃度が成長後期の不純物濃度に比べて小であることを
特徴とする電界効果トランジスタ。 2、上記高濃度領域を上記ゲート電極と上記ゲート電極
に設けられた側壁をマスクとして自己整合的に形成した
ことを特徴とする、特許請求範囲第1項記載の電界効果
トランジスタ。 3、上記能動層がn型の導電型を有し、上記能動層と上
記ゲート電極の間に上記能動層より電子親和力の小さな
第二の化合物半導体層をはさんだことを特徴とする、特
許請求範囲第1項記載の電界効果トランジスタ。 4、上記能動層がGaAs半導体から成ることを特徴と
する、特許請求範囲第1項記載の電界効果トランジスタ
。 5、上記能動層がGaAs半導体から成り、上記第二の
化合物半導体層がAlGaAs半導体から成ることを特
徴とする、特許請求範囲第3項記載の電界効果トランジ
スタ。 6、上記能動層がInGaAs半導体から成り、上記第
二の化合物半導体層がAlGaAs半導体から成ること
を特徴とする、特許請求範囲第3項記載の電界効果トラ
ンジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23280189A JPH0397232A (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 電界効果トランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23280189A JPH0397232A (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 電界効果トランジスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0397232A true JPH0397232A (ja) | 1991-04-23 |
Family
ID=16944976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23280189A Pending JPH0397232A (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 電界効果トランジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0397232A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0880188A2 (de) * | 1997-05-21 | 1998-11-25 | Degussa Aktiengesellschaft | CO-toleranter Anodenkatalysator für PEM-Brennstoffzellen und Verfahren zu seiner Herstellung |
JP2009075882A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Sharp Corp | 電圧可変レギュレータ |
-
1989
- 1989-09-11 JP JP23280189A patent/JPH0397232A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0880188A2 (de) * | 1997-05-21 | 1998-11-25 | Degussa Aktiengesellschaft | CO-toleranter Anodenkatalysator für PEM-Brennstoffzellen und Verfahren zu seiner Herstellung |
EP0880188A3 (de) * | 1997-05-21 | 2000-07-12 | Degussa-Hüls Aktiengesellschaft | CO-toleranter Anodenkatalysator für PEM-Brennstoffzellen und Verfahren zu seiner Herstellung |
JP2009075882A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Sharp Corp | 電圧可変レギュレータ |
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