JPH039662B2 - - Google Patents

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JPH039662B2
JPH039662B2 JP58145899A JP14589983A JPH039662B2 JP H039662 B2 JPH039662 B2 JP H039662B2 JP 58145899 A JP58145899 A JP 58145899A JP 14589983 A JP14589983 A JP 14589983A JP H039662 B2 JPH039662 B2 JP H039662B2
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JP
Japan
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step size
quantizer
equation
quantization
multiplier
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Application number
JP58145899A
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English (en)
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JPS6062751A (ja
Inventor
Tomoyoshi Takebayashi
Yoshihiro Tomita
Kazuo Murano
Shigeyuki Umigami
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B14/00Transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B14/02Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation
    • H04B14/04Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation using pulse code modulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は音声や音声の帯域内データの帯域圧縮
のための量子化器において、量子化ステツプサイ
ズを量子化器出力信号に応じて逐次更新する適応
量子化器に係り、特に、伝送ビツト誤りに対する
特性劣化を最小限にする方式(Robust化方式)
に関する。
〔従来の技術〕
従来の量子化器ステツプサイズ適応方式におい
て、次式によつてステツプサイズの圧伸を行う方
式が採用されている。
Δo=Δo-1〓Mo-1 ―――(1) ここで、Moは量子化器出力Ioによつて決まる
係数であり、これによつてステツプサイズの圧伸
を適応的に行つている。γは充分1に近く、1よ
りは小さい定数(例えば0.98)である。これは、
伝送エラーによつて符号器側の量子化器と復号器
側の量子化器におけるステツプサイズに相違を生
じた場合、徐々にその影響が減少するように設け
られたものである。
ここで、(1)式に基づいて量子化を行う量子化器
の例を第1図に示す。
a図は送信側を、b図は受信側を示している。
a図において、入力信号Xoは量子化器11に入
力され、量子化されてIoとして出力されるが、こ
の時のステツプサイズΔoは次の様にして求めら
れている。
つまり、量子化出力を1サンプル分遅延回路1
2により遅延した信号Io-1を係数発生回路に入力
し、係数Mo-1を得る。一方、量子化ステツプサ
イズを遅延回路14により遅延した1サンプル前
の量子化ステツプサイズΔo-1に基づいて、テー
ブル15からΔo-1〓なる値を出力する。係数器1
6によりMo-1とΔo-1〓を乗算し量子化ステツプサ
イズΔoを求める。
一方、b図においては、入力Ioを逆量子化器2
1により逆量子化し、X^oを出力するが、この時
のステツプサイズΔo′はa図と同様に遅延回路2
2,24,係数発生回路23,テーブル25,乗
算器26により求めている。
〔発明が解決しようとする課題〕
この適応量子化方式をデイジタル信号処理用プ
ロセツサ(DSP)を使つて行う場合に問題とな
るのは、関数Δ〓の実現方法である。すなわちテ
ーブルを用いてΔ〓を計算する場合、十分な精度
で行うためにはテーブルの量が増大し、特に汎用
DSPを用いる場合には望ましくないという欠点
があつた。
本発明の目的は、簡単な計算で伝送誤りに対す
る特性劣化を最小限にする適応量子化器のロバー
スト化方式の提供にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明では、現在の
量子化ステツプサイズと、量子化ステツプサイズ
の最大値の逆数の2分の1より小さい正の定数と
前記ステツプサイズの積を1より減じた値との積
について量子化器出力により定まる圧伸係数を乗
ずることで、次のサンプルに対する量子化ステツ
プサイズを与える。
〔作 用〕
本発明では、Δの誤更新の影響を減らすために
はΔに1より小さい数を乗ずればよいことに注目
し、更にΔが大きいほど減らし方を大きくすれば
速く収束することを考慮し、係数(1−αΔ)を
乗算することで、Δをγ乗することと同じ効果を
実現している。そして、これを多項式で表すと、
前記(1)式のΔ〓をΔ(1−αΔ)に代えて次式にな
る。
Δo=Δo-1(1−αΔo-1)Mo-1 ――(1′) ここで、Mo-1は従来と同様な、ステツプサイ
ズ圧伸の為の係数である。αは定数であり、伝送
ビツトエラーによつて差異を生じた符号器側のス
テツプサイズΔo′と真のステツプサイズΔoとの比
が1に収束するように設定する。従つて関数Δo
を用いる場合に比べてテーブルの準備の必要が無
く、DSPで処理する場合に適している。
以下に、(2)式で示される本発明のステツプ更新
式を用いることで、伝送誤りの影響が軽減される
ことを示す。個々で、実現上の観点からΔの取り
うる範囲としては、上限、下限を持つものとす
る。即ち、次式を満たすものとする。
Δmin≦Δ≦Δmax ―――(2) この時、αが以下の(3)式条件を満たす場合には
ΔとΔ′の比が1に収束する。即ち、伝送誤りの
影響が無くなることを以下に示す。
0<α<1/(2Δmax) ―――(3) 伝送誤りや内場合には、送信側、及び受信側の
量子化ステツプサイズは一致しており、この場合
をΔとする。ある時点で伝送誤りが発生し、その
結果、受信側の量子化ステツプサイズがΔ′とな
つたとする。
誤りが発生した以降の任意の時点n−1での量
子化ステツプサイズを基に、時点nでの量子化ス
テツプサイズは以下の様に与えられる。
Δo′=Δo-1′(1−αΔo-1)M(Io-1) ――(4) ここで、伝送誤りが無かつた場合の量子化ステ
ツプサイズ(あるいは送信側の量子化ステツプサ
イズ)ΔoとΔo′との比ηoは次式で示される。
ηo=Δo/Δo′ =Δo-1(1−αΔo-1)Mo-1/Δo-1′(1−α
Δo-1′)Mo-1 ηo-11−αΔo-1/1−αΔo-1′ ―――(5) ここで、(2)式から Δnio/Δnax≦ηo≦Δnax/Δnio ――(6) となる。
ηoを以下の二つの場合に分けて、何れの場合に
も1に収束することを次に示す。
(i) 次式が成り立つ場合 Δo-1>Δo-1′(ηo-1>1) ――(7) (2)式よりΔo-1′≦Δmaxとなる。また、(5)式よ
り、 ηo-1−ηo=ηo-1−ηo-11−αΔo-1/1−αΔo
-1
′ =ηo-1α(Δo-1−Δo-1′)/1−α
Δo-1′ となり、同時に、 ηo−1=Δo-1(1−αΔo-1)/Δo-1′(1−α
Δo-1′)−1 =
(Δo-1−Δo-1′)(1−α(Δo-1+Δo-1′)/Δo-
1
′(1−αΔo-1′) となる。ここで、(7)式より Δo-1−Δo-1′>0, (3)式より 1−αΔo-1>1−αΔnax>0, 1−α(Δo-1+Δo-1′)>1−2αΔnax>0 であるから、 ηo−1>0 故に、 1<ηo<ηo-1 ―――(8) となる。ηoは(7)式を満たすので、以降任意のnに
対し(8)式で示される関係が成立する。これは、ηo
が一様に減衰し、且つ下限を持つことからηが収
束することを示している。この時の収束値をη+
と表す。(5)式より ηo=ηo-11/Δo-1′−αΔo-1/Δo-1′/1/
Δo-1′−α ηo-11/Δo-1′−αηo-1/1/Δo-1′−α
―(9) となる。η+は(9)式のηo,ηo-1をη+で置き換えた場
合を満足すべきであるから、 η+=η+1/Δo-1′−αη+/1/Δo-1′−α―
―(10) となる。ηo≠0であるから、 1=1/Δo-1′−αη+/1/Δo-1′−α, 1/Δo-1′−α=1/Δo-1′−αη+, αη+=α, η+=1 となる。したがつてηoが1に収束することが証明
される。
(ii) Δo-1<Δo-1′(ηo-1<1)の場合 (i)の場合と不等号の向きが逆になるだけで、同
様に、 1>ηo>ηo-1 となり、ηoが収束することが示される。この時の
収束値をη-とすると、(9)式のηo,ηo-1をη-で置き
換えた式から(i)と同様に η-=1 となり、ηoは1に収束することが示される。
以上のように、上記(i),(ii)の何れの場合もηは
1に収束する。よつて、本発明の適応量子化方式
は伝送誤りの影響を軽減化する効果があることが
示される。
〔実施例〕
第2図a,bは本発明実施例による量子化器を
示し、図中17,18,27,28は乗算器,1
9,29は加算器であり第1図と同一回路には同
一符号を付与している。
まずa図の符号器側からXoを量子化する場合
を例にとつて説明すると、遅延回路12からの1
サンプリング分遅延した出力Io-1に応じた係数
Mo-1は乗算器16に入力される。
一方、遅延回路14で遅延されたステツプサイ
ズΔo-1は乗算器17,18に入力される。
乗算器18はステツプサイズΔo-1と定数αの
乗算(αΔo-1)を行い、その出力を加算器19に
入力する。加算器19は“1”から(αΔo-1)を
算し(1−αΔo-1)、乗算器17に入力する。乗
算器17はΔo-1と(1−αΔo-1)を乗算し{Δo-1
(1−αΔo-1)}、乗算器16へ出力する。乗算器
16はMo-1と{Δo-1(1−αΔo-1)}を乗算し
{Δo-1(1−αΔo-1)Mo-1}、次のステツプサイズ
Δoとして量子化器11に出力する。
次に復号器側について説明すると、Ioが入力し
てきた場合、係数発生回路23からはMo-1′が乗
算器26へ出力される。一方、乗算器28では
αΔo-1′なる乗算を行い、加算器29へ出力する。
加算器29は(1−αΔo-1′)なる加算を行い、
乗算器27へ出力する。乗算器27ではΔo-1
(1−αΔo-1′)なる乗算を行い、乗算器26へ出
力する。乗算器26はΔo-1′(1−αΔo-1′)Mo-1
なる乗算を行い、ステツプサイズΔo′として逆量
子化器21へ出力する。
〔発明の効果〕 本発明によれば、大量のテーブルを準備する必
要がないため、回路規模を小さくでき、特にハー
ドウエアとして汎用DSPを用いる場合に便利で
ある。また、Δoの大きな場合の収束速度が速い
ので、伝送エラーによるΔoとΔo〓との差が大きい
場合、即ち影響が大のエラーに対して有効である
という理由からS/N的にも従来方式に比べて有
効である。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来の適応量子化方式を示す
図、第2図a,bは本発明による適応量子化方式
を示す図である。 図において、11は量子化器、21は逆量子化
器、12,14,22,24は遅延回路、15,
25はテーブル、16,17,18,26,2
7,28は乗算器、19,29は加算器をそれぞ
れ示している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ステツプサイズを量子化器出力信号に応じて
    逐次更新する量子化器において、現在の量子化ス
    テツプサイズと、量子化ステツプサイズの最大値
    の逆数の2分の1より小さい正の定数と前記ステ
    ツプサイズの積を1より減じた値との積について
    量子化器出力により定まる圧伸係数を乗ずること
    で、次のサンプルに対する量子化ステツプサイズ
    を与えることを特徴とした適応量子化方式。
JP58145899A 1983-08-10 1983-08-10 適応量子化方式 Granted JPS6062751A (ja)

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JP58145899A JPS6062751A (ja) 1983-08-10 1983-08-10 適応量子化方式

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JP58145899A JPS6062751A (ja) 1983-08-10 1983-08-10 適応量子化方式

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JPS6062751A JPS6062751A (ja) 1985-04-10
JPH039662B2 true JPH039662B2 (ja) 1991-02-08

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550753A (en) * 1978-10-05 1980-04-12 Nec Corp Quantizer of adaptive type
JPS594320A (ja) * 1982-06-30 1984-01-11 Nec Corp 適応量子化器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550753A (en) * 1978-10-05 1980-04-12 Nec Corp Quantizer of adaptive type
JPS594320A (ja) * 1982-06-30 1984-01-11 Nec Corp 適応量子化器

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JPS6062751A (ja) 1985-04-10

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