JPH0396626A - 駆動力遮断装置及びその制御装置 - Google Patents

駆動力遮断装置及びその制御装置

Info

Publication number
JPH0396626A
JPH0396626A JP23142889A JP23142889A JPH0396626A JP H0396626 A JPH0396626 A JP H0396626A JP 23142889 A JP23142889 A JP 23142889A JP 23142889 A JP23142889 A JP 23142889A JP H0396626 A JPH0396626 A JP H0396626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
way clutch
chain
main drive
driving force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23142889A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Okada
岡田 正貴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP23142889A priority Critical patent/JPH0396626A/ja
Publication of JPH0396626A publication Critical patent/JPH0396626A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、過大負荷力の入力時に主駆動軸から副駆動
軸への駆動力の伝達を遮断する駆動力遮断装置及びその
制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、ターボリターダについては、例えば、特願昭63
−273034号に開示されたものがある.該ターボリ
ターダは、ケーシング内上部にクラッチで断続されてコ
ンプレッサを駆動する伝動軸を収容し、下部に両軸端に
プロペラシャフトと結合するセンタベアリングを取付け
た入力軸を収容し、これらの軸のスプロケットにチェー
ンを巻き掛け、上記ケーシング上部に車両等の取付ステ
ーを設けたものである。
従来、ワンウェイクラッチとしては、第5図(A)及び
第5図(B)で示すように、外輪41と内輸42との間
に、外側保持器43と内側保持器44で円周等分に配置
した多数のスプラグ45を配置し、全てのスブラグ45
を常に同時に作動させてトルクを均等に分担させるもの
が開示されている.第5図(A)において、外輸4lが
A方向に回転し且つ内輪42がB方向に回転している。
従って、スブラグ45の傾斜方向からして、外輪4lと
内輪42とは、トルクが伝達されない空転状態になる.
また、第5図(B)において、外輸41がB方向に回転
し且つ内輪42がA方向に回転している。従って、スプ
ラグ45の傾斜方向からして、外輪41と内輪42とは
、トルクが伝達する状態であり、スプラグ45の傾斜程
度は伝達されるトルクの大きさによって異なるものであ
り、図示の状態は高トルク状態を示している.〔発明が
解決しようとする課題〕 ところで、プロペラシャフト等に駆動力を伝達する主駆
動軸から、コンブレソサ等の負荷を駆動力する副駆動軸
を分岐し、主駆動軸のトルクの一部を副駆動軸に分配し
、該副駆動軸をクラッチを介してコンプレソサ等の負荷
を作動し、例えば、コンブレッサの作動力をブレーキ力
に利用するターボリターダ等の動力伝達システムについ
ては、副駆動軸側において各伝達系に不具合、例えば、
軸の焼付き、折損、かみ込み等が発生した場合に、副駆
動軸とコンプレッサ等の負荷との間に設けたクラノチよ
り負荷側におけるトラブルの時には、該クラソチを直ち
にオフして切ることによって、主駆動軸側への悪影響を
遮断できるが、例えば、クラノチ自体が焼き付き等のト
ラブルが発生した時、主駆動軸に連結された主駆動系に
大きな駆動反力が伝動され、主駆動系に大きな損傷を与
えることとなる。そのため、駆動系に何れかの部位がロ
ック状態になって車両の走行が不能になる状態、或いは
大きな破損となり、駆動系以外のものに損害を与えると
いう安全上の問題も発生する.そこで、副駆動軸系側で
トラブルが発生した時、その過大な駆゜動力を感知し、
自動的に該副駆動軸系をフリーにし、或いは一度停止し
、暫定使用として駆動状態をフリーにする等によって、
主駆動軸系を保護すると共に、副駆動軸系の駆動力伝達
系を完全に切り離し、本来のシンプルな駆動形態に復帰
させる機能が要望される。
この発明の目的は、上記の課題を解決することであり、
コンプレッサ等の負荷を駆動する副駆動軸系の動力伝達
系が正常な状態の時には、主駆動軸から副駆動軸へワン
ウェイクラッチを介してトルクが伝達できる状態にし、
副駆動軸系において過大トルクが発生した時には、ワン
ウェイクラッチをフリーにしてワンウェイクラッチの伝
達機能を無効にし、主駆動軸の駆動系を保護することを
特徴とする駆動力遮断装置及びその制御装置を提供する
ことである. 〔課題を解決するための手段〕 この発明は、上記の目的を達戒するため、次のように構
成されている。即ち、この発明は、主駆動軸にワンウェ
イクランチを介して取付けたスブロケフト、負荷の駆動
力を伝達する副駆動軸に取付けたスプロケット、前記各
スプロケットを互いに伝動連結するチェーン、及び前記
ワンウェイクラッチの前記主駆動軸から前記副駆動軸へ
の伝達機能を無効にする機構を備えた駆動力遮断装置に
関する. 或いは、この発明は、主駆動軸にワンウェイクラッチを
介して取付けたスプロケット、負荷の駆動力を伝達する
副駆動軸に取付けたスプロケット、前記各スプロケット
を互いに伝動連結するチェーン、前記副駆動軸に掛かる
トルクの大きさを検出するセンサー、及び該センサーに
よるトルク検出値が所定以上の値に応答して前記ワンウ
ェイクラッチの伝達機能を無効に制御するコントローラ
から戒る駆動力遮断制御装置に関する。
更に、この駆動力遮断制御装置において、前記センサー
によって検出される前記トルクの大きさは前記チェーン
の張力の大きさとして検出されるものである。
〔作用〕
この発明による駆動力遮断装置及びその制御装置は、以
上のように構威され、次のように作用する.即ち、この
駆動力遮断装置は、主駆動軸にワンウェイクラッチを介
して取付けたスプロケット、負荷の駆動力を伝達する副
駆動軸に取付けたスプロケット、前記各スブロケソトを
互いに伝動連結するチェーン、及び前記ワンウェイクラ
ッチの前記主駆動軸から前記副駆動軸への伝達機能を無
効にする機構から構威したので、ドライバの意志或いは
自動的に感知することによって前記機構を作動して前記
主駆動軸から前記副駆動軸への駆動力の伝達を直ちに遮
断することができる。
或いは、この駆動力遮断制御装置は、主駆動軸にワンウ
ェイクラッチを介して取付けたスプロケットと負荷の駆
動力を伝達する副駆動軸に取付けたスプロケットとを伝
動連結するチェーン、前記副駆動軸に掛かるトルクの大
きさを検出するセンサー、及び該センサーによるトルク
検出値が所定以上の値に応答して前記ワンウェイクラッ
チの伝達機能を無効に制御するコントローラから構戒し
たので、副駆動軸系における過大駆動力の発生時には、
副駆動軸系を主駆動軸系から直ちに、自動的に且つ確実
に切り離すことができ、主駆動軸系の動力伝達部品及び
該主駆動系のシステムを保護することができる. 〔実施例〕 以下、図面を参照して、この発明による駆動力遮断装置
及びその制御装置の実施例を詳述する.第1図はこの発
明による駆動力遮断装置の一実施例を示す断面図である
.第1図において、この駆動力遮断装置は、車両のエン
ジンに取付け且つエンジンを制動するターボリターダに
通用したものであり、主として、主駆動軸1をワンウエ
イクラフチ20及びチェーン10を介して伝動連結した
副駆動軸24、及びワンウェイクラッチ20の主駆動軸
1から副駆動軸24への駆動力の伝達機能を無効にする
機構から構威されている。主駆動軸1には、ワンウェイ
クラフチ20を介してスプロケット4が取付けられ、ま
た、副駆動軸24には、スプロケット18が取付けられ
ている.スプロケット4とスプロケット18とは、トル
ク伝達用のサイレントチェーンから構威されたチェーン
10によって伝動連結されている。このチェーンIOに
は可動テンショナ−15が設けられており、該可動テン
ショナ−15はチェーンlOに瞬時に掛かる衝撃を緩衝
する機能を果たし、ドライバのフィーリングを向上させ
、チェーン10の切断、損傷等の事故の発生を防止する
ものである。また、この駆動力遮断装置では、主駆動軸
lから副駆動軸24への駆動力伝達系にワンウェイクラ
ッチ20を組み込んだので、例えば、車両が前進する時
には主駆動軸lから副駆動軸24へ駆動力は伝達状態に
なるが、車両がバフクする時には、ワンウェイクラッチ
20が空転するので、主駆動軸lから副駆動軸24への
駆動力の伝達状態はない.従って、副駆動軸2にターボ
リターダを設ける場合には、副駆動軸24への伝達系に
ワンウェイクラッチ20を組み込んでも、何ら不都合は
ない。
ターボリターダとしては、副駆動軸24のトルク伝達系
は、副駆動軸24を多板クラッチ25及び歯車伝動装置
27を介してコンプレソサ26に伝動連結しており、ま
た、主駆動軸1の駆動系は、主駆動軸1に取付けた連結
フランジ28を通じて車両のプロペラシャフト(図示せ
ず)に伝動連結されている.従って、ターボリターダの
機能は、多仮クランチ25が接続されると、エンジンか
らの出力は伝達機構(図示せず)を通じて主駆動軸lに
駆動され、咳主駆動軸1の駆動力はスプロケット4、チ
ェーンlO、スプロケット18、多板クラッチ25、次
いで歯車伝動機構27を通じてコンブレンサ26に伝達
される.コンプレッサ26の回転運動は、コンプレッサ
26のインペラを回転させ、矢印C方向から空気はコン
ブレッサ26に吸い込まれ、コンブレッサ26によって
空気は圧縮されて矢印D方向に吐き出される。この時に
、コンブレッサ26によってエネルギーが消費され、こ
の消費エネルギーは主駆動軸lの制動力として作用する
.しかしながら、この駆動系において、例えば、多板ク
ラッチ25とコンプレフサ26との間での駆動系にトラ
ブルが発生した場合には、多板クラソチ25を解放する
ことによって主駆動軸1への悪影響を防止できるが、も
し、多板クラッチ25自体に焼き付き等のトラブルが発
生した場合には、そのトラブルがそのまま主駆動軸lに
影響することになる。そこで、この発明による駆動力遮
断装置は、上記の状態が発生した時の安全装置として、
主駆動軸1とスプロケソト4との間にワンウェイクラッ
チ20を組み込み、該ワンウェイクランチ20の伝達機
能を無効にする機構を設けたものである。
次に、この発明による駆動力遮断装置の特徴であるワン
ウェイクラッチ20及びワンウェイクランチ20の伝達
機能を無効にする機構の一実施例について説明する。
まず、ワンウェイクラッチ20は、第5図(A)及び第
5図(B)で示すものと同等の構或のものが適用されて
いる.このワンウエイクラソチ20を、特に、第3図を
参照して説明する。スプロケット4は外輪を構威し、ま
た、主駆動軸lは内輪を構威している。スプロケット4
と主駆動軸1との間には、外側保持器22と内側保持器
2lで円周等分に配置した多数のスブラグ29が配置さ
れている。更に、内側保持器2lには、カム23を形威
したカム形戒部が設けられている。このカム23には、
第1図に示すように、主駆動軸lに設けた中空穴30に
配置されたカム体3の傾斜面によって上下動するレバー
l9が当接している。
このワンウェイクラッチ20において、スプロケット4
がA方向に回転し且つ主駆動軸lがB方向に回転する時
には、スブラグ29の傾斜方向からして、スプロケソト
4と主駆動軸lとは、トルクが伝達されない空転状態に
なる。また、スプロケント4がB方向に回転し且つ主駆
動軸lがA方向に回転する時には、スブラグ29の傾斜
方向からして、主駆動軸lとスブロケソト4とは、トル
クが伝達する状態である。
次に、第2図を参照して、この発明による駆動力遮断装
置を自動的に作動する駆動力遮断制御装置について説明
する.この駆動力遮断制御装置は、主として、主駆動軸
1をワンウェイクラッチ20及びチェーンlOを介して
伝動連結した副駆動軸24、該副駆動軸24に掛かるト
ルクの大きさを検出するセンサーl4、及びセンサー1
4によるトルク検出値が所定以上の値に応答してワンウ
ェイクランチ20の伝達機能を無効にする機構を制御す
るコントローラl3から構威されている。このチェーン
lOには可動テンショナ−15が設けられている.該可
動テンショナー15は、フレーム17とセンサー14間
に配置されたスプリング16によってチェーン10の張
力を調節するものであり、可動テンショナ−15に設け
たセンサー14は、チェーン10が所定の張力以上にな
った場合にスイッチがオンするように構或されてル)る
.即ち、このセンサー14は、チェーンlOの変位或い
はチェーン10に掛かる荷重を感知することができ、可
動テンショナ−15の変位或いは荷重をチェーン10に
掛かる張力として検出することができるものである。チ
ェーン10は、トルクを伝達する機能を果たすものであ
り、チェーン10に掛かる衝撃的作動時には瞬時にチェ
ーン自体の張力を増すが、この時、チェーンlOに設け
た可動テンショナ−l5が該衝撃を緩和する機能そ果た
す。言い換えれば、チェーンIOに掛かる張力の大きさ
に応して、可動テンショナ−15は変位して過大トルク
を吸収する。そこで、可動テンショナ−15の該変位量
をセンサー14で検出することによってチェーン10に
掛かる張力Tを検出でき、該張力Tが所定の張力T0よ
り大きい場合には、コントローラ13は該検出信号を受
けて電磁バルブ11を開放し、電磁バルブ11の開放に
よってエア圧がワンウェイクラッチ20の伝達機能を無
効にする制御装置を作動し、主駆動軸1と該主駆動軸1
に取付けたスプロケット4との間の伝達状態を解放する
ワンウェイクラッチ20の伝達機能を無効にする制御装
置を達戒するための機構は、例えば、次のように構戒で
きる。第2図において、電磁バルブ11の開放によって
、エアタンク12内のエアはエア通路9を経てエアシリ
ンダ7に供給されるように構成する。エアシリンダ7内
には往復動可能なピストン8が配置されている。第l図
に示すように、ピストン8に固定したピストンロノド端
部6は、揺動レバー5の一端を揺動させるように構威さ
れている。揺動レバー5の揺動はブフシャー4を揺動さ
せるように構威されている。主駆動軸1には、中空穴3
0が形戒されており、この中空穴30には該中空穴30
内を往復移動するカム体3が配置されている.カム体3
は傾斜面を有し、該傾斜面にレバーl9が上下動可能に
当接している.レバー19の端部は、ワンウェイクラッ
チ20を構或する内側保持器21に設けたカム23に当
接しており、該カム23に案内されてレバー19は上方
への移動可能になる。そこで、カム23に案内されるレ
バーl9の規制によって、第3図に示すように、内側保
持器2lはワンウェイクラッチ20の内輪を構或する主
駆動軸1に対して所定の位置に静止状態に維持される.
内側保持器2lが主駆動軸1に対して所定の位置に静止
することによって、内側保持器2lに形威した多数の貫
通孔31を貫通するスプラグ29が所定の姿勢に規制さ
れ、スプラグ29の両端は、内輪の主駆動軸1の外周面
と外輪となるスプロケット4の内周面とに無接触状態に
なる。
この発明による駆動力遮断制御装置の作動の一例を、第
4図の処理フロー図を参照して説明する.チェーン10
に設けた可動テンショナ−15の移動量を検出し、該検
出値をコントローラl3に入力し、該コントローラ13
においてその検出値をチェーン10の張力Tに換算する
(ステップ40)。該張力Tが予め設定した張力T0よ
り大きいか否かを比較判断する(ステフプ41)。チェ
ーン10の張力Tが予め設定した張力T0より小さい場
合には、副駆動軸24の駆動系は正常に駆動状態である
ので、そのまま主駆動軸1から副駆動軸24への駆動力
伝達を続ける.また、チェーン10の張力Tが予め設定
した張力Toより大きい場合には、多板クラッチ25の
焼き付き等が発生している可能性があるので、コントロ
ーラl3は電磁バルブ11へ指令を発し、電磁バルブ1
1を開放する(ステンブ42).電磁バルブ11の開放
によってエアタンク12或いはコンブレッサ(図示せず
)よりエアがエア通路9を通ってエアシリンダ7へ供給
される。エアシリンダ7にエアが供給されると、エアシ
リンダ7が作動し、エアシリンダ7内でピストン8が移
動し、ピストン8に設けたピストンロンド端部6が移動
する(ステップ43)。ピストンロンド端部6の移動は
揺動レバー5を揺動させ、次いでブソシャ−2を揺動さ
せる.ブノシャ−2の揺動によって、主駆動軸1内に往
復動可能に配置されたカム体3が図の左方へ移動する。
カム体3の移動によって、カム体3の斜面に当接するレ
バー19が上方への移動を開始する。レバーl9の端部
は、ワンウェイクランチ20を構戒する内側保持器21
に設けたカム23に当接しており、カム23に案内され
てレバ−19の上方への移動に応じて、内側保持器21
はカム23の規制によってワンウェイクラッチ20の内
輪を構戒する主駆動軸lに対して所定の位置に静止され
る。内側保持器21が主駆動軸1に対して所定の位置に
静止することによって、内側保持器2lに形威した多数
の貫通孔3Iを貫通するスプラグ29が所定の姿勢に規
制され、スプラグ29の両端は、内輪の主駆動軸1の外
周面と外輪となるスプロケット4の内周面とに無接触状
態を維持するようになる.即ち、内輪の主駆動軸1と外
輪となるスプロケット4とは、トルク伝達機能が無効に
なった状態になる(ステップ44).このような状態、
即ち、主駆動軸1とスプロケット4のトルク伝達機能の
無効状態は、表示器によってドライバに警報する(ステ
ップ45)。
以上、この発明による駆動力遮断装置及びその制御装置
の実施例を説明したが、この発明は、上記各実施例に限
定されるものではない.例えば、上記実施例では、主駆
動軸lとスプロケット4と・の間にワンウェイクラッチ
20を設けて駆動力の遮断或いはその遮断制御したが、
ワンウェイクラッチに限らず、例えば、遊星歯車を組み
込み、通常の駆動力伝達時には、遊星歯車軸を駆動入力
側とし、太陽歯車軸を駆動出力側に構成する。過大駆動
力の発生時に、コントローラの指令によってリングギャ
をフリーにし、主駆動軸から副駆動軸側への駆動力の伝
達機能を遮断するように構成することもできる. 〔発明の効果〕 この発明による駆動力遮断装置及びその制御装置は、以
上のように構威されているので、次のような効果を有す
る。即ち、この駆動力遮断装置は、主駆動軸にワンウェ
イクラッチを介して取付けたスプロケット、負荷の駆動
力を伝達する副駆動軸に取付けたスプロケット、前記各
スプロケットを互いに伝動連結するチェーン、及び前記
ワンウェイクラフチの前記主駆動軸から前記副駆動軸へ
の伝達機能を無効にする機構から構成したので、ドライ
バの意志或いは自動的に感知することによって、前記機
構を作動して前記主駆動軸から前記副駆動軸への駆動力
の伝達を遮断することができ、例えば、前記副駆動軸に
伝動連結されたターボリターダ等の負荷の作動を無効に
することができ、従って、駆動力疏断装置を自由にコン
トロールすることができる. 或いは、この駆動力遮断制御装置は、主駆動軸にワンウ
ェイクラッチを介して取付けたスブロケフト、fL荷の
駆動力を伝達する副駆動軸に取付けたスプロケソト、前
記各スプロケットを互いに伝動連結するチェーン、前記
副駆動軸に掛かるトルクの大きさを検出するセンサー、
該センサーによるトルク検出値が所定以上の値に応答し
て前記ワンウェイクラッチの伝達機能を無効に制御する
コントローラから構戒したので、前記副駆動軸系が正常
時には、前記主駆動軸から前記副駆動軸へ前記ワンウェ
イクラッチを介してトルクが伝達される状態に伝動連結
し、副駆動系において過大トルクが発生した時には、前
記ワンウェイクラッチをフリーにして伝達機能を直ちに
、自動的に且つ確実に無効にし、前記主駆動軸の動力伝
達部品及び該主駆動系のシステムへの悪影響を強制的に
カットして保護をすることができる。
また、前記センサーによって検出される前記トルクの大
きさは前記チェーンの張力の大きさとして検出するよう
に構威したので、前記チェーンに可動テンショナーを設
けて、該可動テンショナ一の移動量或いは可動テンショ
ナーに掛かる荷重によって、前記チェーンに掛かる張力
を簡単に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による駆動力遮断制御装置の一実施例
を示す断面図、第2図は第1図のワンウェイクラッチの
伝達機能を無効にする制御装置の一例を示す説明図、第
3図は第1図のワンウェイクラッチの一部を示す概略図
、第4図はこの発明による駆動力遮断制御装置の作動の
一例を示す処理フロー図、並びに第5図(A)及び第5
図(B)は従来のワンウェイクラッチの一例を示す概略
説明図である。 l−・一生駆動軸、4 .  1 8−−−−−−スプ
ロケット、10−・一・一・−チェーン、11−・・・
一電磁バルブ、13・−・〜コントローラ、1 4−−
−−−センサー、1 5−−一・一可動テンショナー、
2 0−−−−−−ワンウェイクラッチ、24・一・・
−・副駆動軸. 第  2 図 第  3  図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主駆動軸にワンウェイクラッチを介して取付けた
    スプロケット、負荷の駆動力を伝達する副駆動軸に取付
    けたスプロケット、前記各スプロケットを互いに伝動連
    結するチェーン、及び前記ワンウェイクラッチの前記主
    駆動軸から前記副駆動軸への伝達機能を無効にする機構
    から成る駆動力遮断装置。
  2. (2)主駆動軸にワンウェイクラッチを介して取付けた
    スプロケット、負荷の駆動力を伝達する副駆動軸に取付
    けたスプロケット、前記各スプロケットを互いに伝動連
    結するチェーン、前記副駆動軸に掛かるトルクの大きさ
    を検出するセンサー、及び該センサーによるトルク検出
    値が所定以上の値に応答して前記ワンウェイクラッチの
    伝達機能を無効に制御するコントローラから成る駆動力
    遮断制御装置。
  3. (3)前記センサーによって検出される前記トルクの大
    きさは前記チェーンの張力の大きさとして検出される請
    求項2に記載の駆動力遮断制御装置。
JP23142889A 1989-09-08 1989-09-08 駆動力遮断装置及びその制御装置 Pending JPH0396626A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23142889A JPH0396626A (ja) 1989-09-08 1989-09-08 駆動力遮断装置及びその制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23142889A JPH0396626A (ja) 1989-09-08 1989-09-08 駆動力遮断装置及びその制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0396626A true JPH0396626A (ja) 1991-04-22

Family

ID=16923417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23142889A Pending JPH0396626A (ja) 1989-09-08 1989-09-08 駆動力遮断装置及びその制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0396626A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9739347B2 (en) 2014-03-11 2017-08-22 Ford Global Technologies, Llc Belt slip monitor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9739347B2 (en) 2014-03-11 2017-08-22 Ford Global Technologies, Llc Belt slip monitor
US10502287B2 (en) 2014-03-11 2019-12-10 Ford Global Technologies, Llc Belt slip monitor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5890565A (en) Elevator emergency escape device
US4498552A (en) Lawn mower friction drive mechanism
JPH0396626A (ja) 駆動力遮断装置及びその制御装置
US20020078671A1 (en) Bush cutting machine
JP3951857B2 (ja) エンジン始動システム
GB2360071A (en) Torque limiter for mechanical assist mobile storage system
EP0080255B1 (en) Engine control with self-energizing flywheel brake
JP2630656B2 (ja) 牽引装置
JPH08200230A (ja) エアーコンプレッサー
KR100514875B1 (ko) 클러치 조작 장치
JPS5844237A (ja) エンジンにおける弁作動制御装置
JP2002539954A (ja) 安全で環境に適応するプレス
JPH0711247B2 (ja) ファン駆動機構
US4636604A (en) Emergency ignition shutoff system
JPH01195932A (ja) アクチユエータ付スロツトル機構
JP2545130B2 (ja) 作業車の走行変速構造
KR100211691B1 (ko) 차량용 가속 페달
KR100444471B1 (ko) 차량의 클러치 작동에 따른 연료분사차단시스템
JP2000087829A (ja) エンジン始動装置
JPH10331871A (ja) 車両のクラッチ制御装置
JPS5836859Y2 (ja) 水力機械におけるガイドベ−ン装置
JPH02146601A (ja) 制御装置
JPS5824652A (ja) オ−トマチツクトランスミツシヨン
JPH034479Y2 (ja)
JPS60256669A (ja) フライホイ−ルカ−