JPH0395048A - 自動原稿搬送装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置

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JPH0395048A
JPH0395048A JP22875989A JP22875989A JPH0395048A JP H0395048 A JPH0395048 A JP H0395048A JP 22875989 A JP22875989 A JP 22875989A JP 22875989 A JP22875989 A JP 22875989A JP H0395048 A JPH0395048 A JP H0395048A
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JP22875989A
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Yasushi Yamada
山田 恭
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真複写機等の記録装置における自動原
稿搬送装置の改良に関するものである。
〔発明の背景〕
自動原稿搬送装置は、一般に複写機等の画像露光部の原
稿台ガラス(プラテンガラス)上に装着して使用する。
この自動原稿搬送装置を装着した光学系移動型複写機に
おいては、シート状原稿(以後単に原稿と称す)を載置
した原稿載置台(スタック部)から自動原稿搬送装置に
よって1枚ずつ繰出された原稿は、搬送ベルトによって
原稿台ガラス上に給送され、ここで複写機本体内の露光
部ランプにより所定のコピー枚数だけ露光された後、更
に原稿排紙台上に搬出される。
このような自動原稿搬送装置による原稿台ガラス上の原
稿交換動作は、従来、原稿台上の原稿が排紙されたこと
を排紙センサによる検知後に、スタック部から次原稿を
送り出して原稿台ガラス上に搬送させ所定位置に停止さ
せていた。このため原稿交換時間が多くなり、従ってコ
ピー処理時間を多く要し、コビ−生産性が低下していた
〔発明が解決しようとする課題〕
自動原稿搬送装置を使用して、原稿を原稿台上に自動給
送・排出する原稿交換動作時に、露光時間中や、走査光
学系の戻り時間内に原稿交換に必要な動作を行うように
すれば、コピー生産性は100%となり無駄な時間は要
しない。
そのためには、スタック部の原稿重送防止位置から原稿
台ガラス面の原稿停止位置に至る原稿搬送速度を高速化
したり、上記、無駄時間を活用する必要がある。
しなし沈から、単純に原稿搬送速度を高速にしたり、ま
I;先行原稿に係る動作が未完了の時点で次原稿に係る
動作をしたりすると、原稿とプラテンガラスとの摩擦等
によって、動作が不安定となり、原稿を常に所定の位置
に停止させるのは困難となり、ジャム等の原因となる。
またモー、夕の大型化、消費電力の増加、原稿破損度の
増大、原稿分離性能の低下等の種々の問題が生じる。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、自動原稿搬送装置における上記の問題を解
決するとともに、コピー処理枚数を向上させることを目
的とするものである。
上記目的を達或する本発明の自動原稿搬送装置は、複数
枚のシート状原稿を順次画像露光部に搬送し、該原稿を
該画像露光部に原稿ストツパによって所定の位置に停止
させ、光学系を移動して走査露光を行い、露光時間中に
次原稿の給紙動作が行われ、待機位置に停止し露光後に
該原稿を原稿排紙台に搬出するとともに待ayiC稿を
所定位置に停止させる自動原稿搬送装置において、先行
原稿を搬送する搬送ベルトの動作が停止してから、次原
稿の給紙をスタートさせるようにし!こことを特徴とす
るものである。
また、本発明の自動原稿搬送装置は、次M稿スター]・
タイミングは原稿交換のための駆動モータスタートタイ
ミングを基準とすることを特徴とする。
また、本発明の自動原稿搬送装置は、次原稿スタートタ
イミングは、同期センサによる先行原稿先端検知信号を
基準とすることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
@1図はこの発明による自動原稿搬送装置の原稿搬送経
路を示す構戊図、第2図は自動原稿搬送装置の駆動系(
動力伝達系)を示す構戊図、第3図は上記装置内部の原
稿搬送系と駆動系を示す斜視図、第4図は自動原稿搬送
装置の要部平面図である。更に第5図は自動原稿搬送装
置を装着した複写機上部の外観斜視図である。第6図(
A)は原稿搬送経路を示す模式図である。なお、これら
図示の装置は原稿自動反転機能付の自動原稿搬送装置(
RADF)である。
まず第1図,第3図,第5図及び第6図(A)によって
自動原稿搬送装置の構造と動作について説明する。
自動[稿搬送装置の上面左方には原稿載置台lが設けら
れていて、原稿を積層載置可能とする。
該原稿載置台1の先端部下側には、原稿セットソレノイ
ドSDlおよび該ソレノイドSDIによって揺動可能な
原稿先端ストッパIDが設けられている。該先端ストツ
パIDの上端部が、原稿,t置台1の先端部付近に突出
した状態で、原稿束を原稿載置台l上に載置し、原稿束
の先端部を上記原稿先端ストツバIDに突き当て紙揃え
する。
原稿束を原稿載置台l上に載置すると、原稿載置台上の
原稿の有無が、原稿セット検知センサ(原稿ゼロ枚検知
センサ) .p s 2によって検出され、複写機本体
l00のコントロールパネル110にADFモードが表
示される。
上記原稿載置台1上には、原稿の横幅方向を規制するた
めの横幅規制板IA.IAが設けられている。この横幅
規制板IAは、原稿載置台lの下面において、ピニオン
歯車IBを挟んで互い違いに横tg動できるラ7ク歯車
1c.IGにそれぞれ連繋し、センタ中心に対称的に移
動可能になっている。このラック歯車lc.ICは横幅
規制板1A,IAにそれぞれ接続し、その移動量は原稿
サイズ検知センサPSlで検出することにより、原稿の
横サイズが読取れるようになっている。この読取値によ
って規格サイズの原稿Dの長さが自動的に換算される。
従って原稿載置台l上に原稿束を載置し、横幅規制板I
A,IAを摺動させて原稿の横幅に当接させることによ
り、各種原稿サイズ、すなわち各原稿長さが記憶される
ようになっている。
前記原稿載置台lの先端部付近上方には、ビックアップ
ローラ2が給紙ソレノイド(ラッチ型)SD2の作動お
よびばね圧によって上下動可能になっているとともに駆
動モータMの駆動力によって回転可能になっている。前
記コントロールパネル110のコピーボタン11.1を
操作することによって、自動原稿搬送装置が起動し、上
記給紙ソレノイドSD2に通電されて作動し、これに連
繋するビックアップローラ2を下降させて、原稿束の最
上面に圧接し、同時に駆動モータMの駆動力によって回
動を始め原稿が送り出される。
上記ビックアップローラ2の原稿給送下流側には、フィ
ードローラ3Aを巻回し回動するフィードベルト3と、
その下方に位置する重送防止ローラ4とから或る分離給
紙手段が設けてある。該分離給紙手段は、駆動モータM
の駆動力が電磁クラッチK2を介して伝達され、前記ピ
ックアップローラ2により送り出された複数枚の原稿の
うち最上位にある原稿一枚のみを分離して送り出す。
上記分離給紙手段の原稿給送下流側には、原稿通過検知
センサPS3、中間搬送ローラ5、湾曲するガイド板6
が設けてある。
分離給紙手段によって送り出された一枚の原稿は、原稿
通過検知センサPS3によって原稿先端の通過が検知さ
れ、次いでその近傍の一対の中間搬送ローラ5によって
給送され、ガイド板6の間を通って給送される。この給
送路の中間に配置された原稿通過同期センサ(反転原稿
通過検知センサ)ps5を原稿先端が通過したとき、検
知信号を発し原稿搬送を制御する。該原稿通過同期セン
サPS5は、後述の原稿ストツバl02.駆動モータM
,給紙クラッチ,K2,搬送クラッチKl等の作動をタ
イマーを介して制御する。
次いで、回動ずる搬送ベルト8および複写機本体100
上面の原稿画像露光用原稿台ガラス(以下原稿台ガラス
と称す)101の間に挟圧されて搬送され、原稿ストツ
バソレノイド(ラッチ型)SD3の作動により原稿台ガ
ラスlOlの左端上面より突出状態になっている原稿ス
トツパ102に原稿の先端部が突き当る位置で停止する
上記搬送ベルト8は、搬送ベルト駆動ローラ9、従動ロ
ーラlO、3個の原稿押えローラ11、テンションロー
ラ12の間に張架されている。
原稿は原稿台ガラス101上の停止位置において複写機
本体内の露光ランプ103によって露光され、レンズ、
ミラー等から戒る光学系の走査によって原稿画像が記録
体上に形戊される。
原稿に対する一連のコピープロセスが終了したとき、前
記原稿ストッパ102の突当部が原稿台ガラス1旧の上
面から退避して原稿の先端を解放し、再び回動を始めた
搬送ベルト8および一対の排紙ローラl3によって原稿
は搬出され、原稿後端通過が原稿排紙検知センサPs4
によって検知されたのち、排紙トレイ(原稿排紙台)1
4上に排出・載置される。
更に、この自動原稿搬送装置は、原稿反転経路によって
原稿の表裏反転を行うための原稿反転部30を設けてい
る。該原稿反転部3oは、搬送ローラ群31.32.3
3と、ガイド板34と、該反転部3o内を通過する原稿
を検知するための反転原稿通過検知センサPS5が配置
されている。
次に、第2図.第3図,第4図によって上記ローラ群及
びベルトの動力駆動系について説明する。
駆動モータMはDCモータと速度制御用装置(エンコー
ダ又はタコゼネレー夕等)を一体化したサーポモータで
ある。該サーポモータMの駆動軸2oと一体をなす歯付
プーリPlと、中間軸2lに固定されt;歯付プーリP
2との各プーり間には、歯付ベル}Blが張設され、中
間軸2lはモータMの駆動回転により回転される。
上記中間軸2l上には、上記歯付ブーU P 2の他に
、歯付ブーリP3,P4および電磁クラッチKlが軸着
してある。該歯付プーリP3と前記搬送ベルト駆動ロー
ラ9の軸端に固定した歯付プーリP5との両プーり間に
は、歯付ベルトB2が巻回・歯合して回動可能になって
いる。
上記搬送ベルト駆動ローラ9の回転により搬送ベルト8
を介して従動ローラ10が回転し、従動ローラ10の軸
端に固定した歯付プーりPIOは、歯付ベルトB5を介
して歯付ブーりPllに歯合し、排紙ローラl3を回転
させる。
また、前記中間軸21に設けた歯付プーリP4の外周を
巻回して歯合する歯付ベル}B3は、7イードローラ3
Aを歯車Gl.G2を介して回転させるフィードローラ
軸22の軸端に軸着された歯付プーリP6、および中間
搬送ローラ5と一体をなす中間搬送ローラ軸23の軸端
に軸着されt;歯付プーりP7の各外周歯部に巻回・歯
合している。なお、R1.R2は上記歯付ベルトB3の
外周面に外接して緊張設させるテンションローラである
歯付ベルトB3の回動により、歯付プーリP6と一体を
なすフィードローラ軸22は歯車Gl,G2を介して7
イードローラ3Aを回転させ、これにより従動ローラ3
Bとの間に巻回されたフィードベルト3を回動させ、更
に歯付プーリP8,P9および歯付ベルトB4により、
ピックアップローラ2を回転させる。一方、フィードロ
ーラ軸22の他端には電磁クラッチK2が取り付けられ
ていて、入力信号に基づいて制御され、上記フィードベ
ルト3およびビックアップローラ2を回動せしめて原稿
給紙を行う。
両面原稿複写時には、前述のプロセスにより第1面の露
光を終えた原稿は露光終了に同期して搬送ベルト駆動ロ
ーラ9が反時計方向に回転を始めるので、搬送ベルト8
によって原稿台ガラス101上を右方向に搬送される。
搬送された原稿の右端部は前記原稿反転部30に送り込
まれる。従って原稿Dは原稿反転部30内を、ガイド板
34に沿って搬送ローラ31,32.33により順次扶
持されて周回搬送されI;のち、原稿Dの右端部すなわ
ちこの場合の先端部が原稿台ガラス101上に送り出さ
れるが、その事前に、原稿の先端部が反転原稿通過検知
センサPS5の信号にもとづいて前記搬送ベルト駆動ロ
ーラ9の回転を再び時計方向に切換えるようになってい
る。
以上は駆動モータMにより動力伝達される駆動系の概略
構戊であるが、次に、該駆動系の動作について説明する
。第6図(B ).(C )は原稿の給送・搬送過程を
示す模式図、第7図は駆動系による各給祇ローラの回転
速度を示す図、第8図は該駆動系のブロック図、第9図
はタイムチャートである。
■ W.稿載置台l上に厚稿束を積載して、上昇位置で
停止している原稿先端ストッパIDに突当てると、原稿
セット検知センサPS2が原稿有無を検知してADFモ
ードに設定される。
■ 横幅規制板IA,IAを移動操作して原稿束の横幅
側縁に当てると、原稿サイズ検知センサPSlが原稿横
幅を検出して、CPUが原稿長さを換算し記憶する。
■ コピー枚数設定キー112によって必要とするコピ
ー枚数を設定してから、コピーボタンtxtを押すと、
コピー開始信号が入力され、複写機本体l00および自
動原稿搬送装置が起動する。
■ このADF起動信号により、原稿セットソレノイド
SDIに電圧が印加され、原稿先端ストツパIDの先端
を下降させる。同時に給紙ソレノイドSD2に電圧が印
加され、ピックアップローラ2が下降して原稿束の最上
層を圧接する。
■ また、同時に駆動モータMの駆動開始により、モー
タ駆動軸20上の歯付プーリP1が回転して、歯付ベル
トBlを介して歯付プーリPiを有する中間軸2lを回
転させる。このとき電磁クラッチK1,K2はともにO
N状態となっていて、歯付ベルトB3の回動により7イ
ードローラ軸22は駆動回転されて、歯車Gl,G2,
フィードローラ3Aを経てフィードベルト3が回動され
、更に歯付ベルトB4によりビックアップローラ2も回
転される。同時に上記歯付ベルトB3に歯合する歯付プ
ーリP7も回転されて、中間搬送ローラ軸23を回転さ
せ、中間搬送ローラ軸5は回転状態となる。
また、これと同時に前記中間軸2【に巻回された歯付ベ
ルl−82は、歯付プーリP5を有する搬送ベルト駆動
ローラ9を回転させる。これによって該ローラ9と従動
ローラlO間に巻回された搬送ベルト8を回動させる。
なお、このとき、ピックアップローラ2、フィードベル
ト3、中間搬送ローラ5、搬送ベルト8の各周速は何れ
も高速搬送モードvl(例えば、周速v r − 12
00mm/sec)である。
上記各ローラ回転、ベルト回動により、原稿載置台l上
の原稿束のうち最上層の原稿DIは、ビックアップロー
ラ2により送り出され、7イードベルト3と重送防止ロ
ーラ4により捌かれて最上層の1枚目の原稿DIは分離
給送される。
■ 分離給送された上記原稿DIの先端が、原稿通過検
知センサPS3を通過したとき、先端通過信号が発せら
れて、この信号発生からタイマーが計時を開始し、計時
t3で給紙クラッチK2をOFFする。これにより原稿
DIの先端は中間搬送ローラ5によるニップ位置を通過
後、ビックアップローラ2および7イードベルト3の駆
動回転は停止し、従動回転となる。
■ 引続き中間搬送ローラ5は駆動回転されて原稿DI
を給送し、原稿通過同期センサPS5を通過し、次いで
回動状態の搬送ベルト8にょり挟圧されて原稿台ガラス
101上を滑走する。
■ 上記同期センサPS5の原稿通過時より計時してt
6後に、原稿ストッパソレノイドSD3が作動され、原
稿ストッパ102が原稿台ガラス101の左端上面に突
出する。
■ 上記同期センサPS5の原稿通過時より計時してt
9後に、原稿の先端が原稿ストツバ102に突き当る位
置より手前で、駆動モータMを一時OFF[,て停止さ
せ、かっモータブレーキをかけて慣性力にてストッパに
突当てる。なお、本実施例では、このモータOFFはス
トッパ手前5〜10mm程度で行われ、原稿の搬送は減
速し停止する。
[相] その後、約計時t8で搬送クラッチKlをOF
Fとなし、搬送ベルト8を制御し停止させる。
そしてほぼ同時にクロックを高速から低速に切換える。
■ 計時t 10で給紙クラッチK2のONおよび駆動
モータMを駆動させる。これによりビックアップローラ
2およびフィードローラ3による次原稿D2の給紙が行
われる。
この画像露光部における先行原稿DIは静止状態になっ
ていて、複写機本体100の光学系103による走査露
光を開始する。そして走査露光動作が完了するまでに次
原稿D2を送り出し、フィードローラ3および中間搬送
ローラ5を経て給送し次原稿D2の先端が原稿通過検知
センサPS3を通過した時、検知信号を発し、タイマー
による計時tによって、この原稿D2を所定の位置に停
止、待機させておくようにする。しかしこの次原稿D2
の給紙を、先行原稿DIを搬送する搬送ベルト8が完全
に停止していない状態で行うと、原稿D2の給紙速度が
低速ではあるが、所定の停止位置に停止させることが不
確実になる。また原稿さばきの動作も不安定となって、
原稿を一枚ずつ確実に給紙しにくくなる等の問題がある
そこで、次原稿が待機している間、給紙用電磁クラッチ
K2はON,搬送用電磁クラッチK1はOFFとなって
いて、先行原稿搬送用の搬送ベルト8の動作は完全に停
止させておく(露光動作中の先行原稿DIは停止状態に
なっている。)。そして、搬送ベルト8の停止後、原稿
D2は低速搬送モードv2で給紙されていて、その先頭
部は原稿台ガラス101の近傍に達して待機しているよ
うにする。I;だし、この間の動作は、少なくとも走査
露光動作が終了後、再スタート信号が発生する以前に完
了するようv,(例えばv2・500/sec)の速度
を決定している。
以上の動作関係を第9図のタイムチャートに示す。
先行原稿D1に関してはまずコピーボタンを操作し、即
ちADFのスタートによって駆動モータMをはじめ各ク
ラッチやソレノイドがONとなるが、搬送クラッチK1
もONとなり、搬送ベルト8が駆動される。また原稿同
期センサPS5がONとなると同時にタイマーが始動し
、計時が開始される。そして計時t8で搬送クラッチK
lがOFFとなって搬送ベルトは停止する。(先行原稿
は原稿ストソバによって所定の位置に停まる。)そして
僅かの時間Δt後の計時tlOで、次原稿D2を給送す
るために給紙クラッチK2がONとなり、計時【2でO
FFとなって次原稿は所定の位置で待機する。
次原稿D2に関しては第2回目のADFスタートによっ
てタイマーの各計時が開始され、前記同様、同時に駆動
モータMと搬送クラッチK1とがONとなって次原稿D
2を所定の露光位置まで搬送し、計時t8で搬送クラッ
チK1はOFFとなり搬送ベルト8は停止する。そして
僅かの時間Δ(後の計時t 10で第3原稿を給送する
ために給紙クラッチK2がONとなり、以下同様のサイ
クルを原稿があるまで繰り返し行われる。
上述の計時【5ないしtl4に対するタイマーの開始は
最初の先行原稿otに対しては原稿同期センサPS5の
ONと同時に行っているが、次原稿D2以後に対しては
複写機本体からのADFスター]・信号によって行われ
る。
そこでタイマーは最初の先行原稿Dlに対しては電子回
路で構戊したものを使用し、次1ji!’稿D2以後は
この電子回路による方法でもよいが、駆動モータMの回
転軸にエンコーダを直結し、駆動モータMの回転による
パルスを計数するタイマーを構成してもよい。
原稿サイズ検知PSlが原稿サイズを検知してCPUが
その原稿サイズ信号とタイマー計時を処理し、ストッパ
による停止位置や後続原稿の待機位置に対応したクラッ
チや搬送ベルト等の制御を行っている。
第6図(B)は上記先行原稿Dlと後続原稿D2の給紙
・搬送過程を示す模式図である。
次原稿D2先端部が原稿通過検知センサPS3を通過し
たときからタイマーによる計時が開始され、計時t2で
給紙クラッチK2がOFFとなり、給紙を停止する。次
に、次原稿D2の先端部が原稿同期センサPS5を通過
したときからタイマーによる計時tl4に、駆動モータ
Mの駆動が停止される。なお、上記一時停止位置Pにあ
る次原稿D2の先端部は、原稿台ガラス101の近傍で
搬送ベルト8に圧接されない位置であるから、先行原稿
の後端部とは短距離に接近している。
■ 次に、走査露光終了時に、複写機本体100からA
DFスタート信号を発し、2枚目の原稿に対する露光動
作を行う。すなわち、駆動モータMをONし、搬送用の
!磁クラッチK1をONすることで、先行原稿DIは搬
送ベルト8により搬送されて、排紙ローラl3を経て排
紙トレイ14上に排出・載置される。また同時に後続の
Ili[稿D2が待機位置から原稿台ガラス101上で
扶持滑走して、前記停止動作にて原稿ストッパ102に
達して原稿交換が終了する。この時の計時t8による原
稿搬送は高速搬送モードV,である。
■ 既に述べたようにADFスタート信号により計時t
 5,t 6,t 7,t 8.t 9.tlOが同時
に起動する。計時t5,t7は原稿ストツバソレノイド
SD3のセットを、計時t5およびtlLは該ソレノイ
ドSD3のリセットを作動させる。また、計時t8は搬
送クラッチK. lのOFF信号を発する。更に、計時
t9.tlOおよびtl4は駆動モータMのON,OF
Fを制御する。
2枚目のyK稿D2は、前記一時停止位置P2から高速
モードV1で、原稿台ガラス101上に搬送され、計時
t9で一時停止後、慣性で原稿ストッパ102に突き当
てられて停止する。以下前記先行原稿DIと同様に作動
され、露光処理および排紙される。
なお、この実施例では、1個のモータと2個の電磁クラ
ッチで上記2系統の駆動系を制御し動作したが、同様な
動作をモータ2個と電磁クラッチ1個で行うことも可能
である。
また、両面原稿複写時に、原稿反転部30へ原稿を逆送
・反転させ、再度原稿台ガラスへ搬送する場合にも、反
転原稿通過検知センサPS5の通過検知から計時開始し
て前述と同様に原稿の一時停止位置を設定すれば同様の
効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明の自動原稿搬送装置によれば
、原稿搬送時間の短縮が可能であるばかりでな<、原稿
給送時の低速捌きにより、分離性能の安定化向上や原稿
搬送の円滑化や原稿先端損傷の防止等に有効である。特
に、先行原稿に対する走査露光の動作中に次原稿は準備
動作を行い、所定の位置で待機しているので全体のコピ
ースピードがあがり、効率が良くなった。そしてこれら
の一連の動作が常に安定で確実に動作し、信頼性の高い
自動原稿搬送装置を提供できるようになった。これらは
主にプログラムの変更で達或できるものであるから、簡
単明瞭であり、誤作動要因も少なく、かつ製造コストも
低減できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による自動原稿搬送装置の原稿搬送経
路を示す構戊図、第2図は自動原稿搬送装置の駆動系(
動力伝達系)を示す構戒図、第3図は上記装置内部の原
稿搬送系と駆動系を示す斜視図、第4図は自動原稿搬送
装置の要部平面図である。更に第5図は自動原稿搬送装
置を装着した複写機上部の外観斜視図である。第6図(
A ).CB ),(C)は原稿搬送過程を示す模式図
、第7図は駆動系による各給紙ローラの回転速度を示す
図、第8図は該駆動系のブロック図、第9図は原稿の給
搬送過程のタイムチャートである。 l・・・原稿載置台    IA・・・横幅規制板IB
・・・ピニオン歯車  1C・・・ランク歯車ID・・
・原稿先端ストッパ 2・・・ビックアップローラ 3・・・フィードベルト  3A・・・7イードローラ
4・・・重送防止ローラ  5・・・中間搬送ローラ6
・・・ガイド板     8・・・搬送ベルト9・・・
搬送ベルト駆動ローラ l3・・・排紙ローラ    l4・・・排紙トレイ3
0・・・原稿反転部    31,32.33・・・搬
送ローラ群34・・・ガイド板     100・・・
複写機本体+01・・・画像露光部(原稿台ガラス)1
02・・・原稿ストツバ 110・・・フントロールパネル Ill・・・コピーボタン 112・・・コピー枚数設定キー Kl,K.2・・・電磁クラッチ(MC)M・・・駆動
モータ    D・・・原稿D1・・・先行原稿   
 D2・・・後続原稿PSl・・・原稿サイズ検知セン
サ PS2・・・原稿セット検知センサ PS3・・・原稿通過検知センサ PS4・・・原稿排紙検知センサ PS5・・・反転原稿通過検知センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数枚のシート状原稿を順次画像露光部に搬送し
    、該原稿を該画像露光部に原稿ストッパによって所定の
    位置に停止させ、光学系を移動して走査露光を行い、露
    光時間中に次原稿の給紙動作が行われ、待機位置に停止
    し露光後に該原稿を原稿排紙台に搬出するとともに待機
    原稿を所定位置に停止させる自動原稿搬送装置において
    、先行原稿を搬送する搬送ベルトの動作が停止してから
    、次原稿の給紙をスタートさせるようにしたことを特徴
    とする自動原稿搬送装置。
  2. (2)次原稿スタートタイミングは原稿交換のための駆
    動モータスタートタイミングを基準とすることを特徴と
    する請求項1に記載の自動原稿搬送装置。
  3. (3)次原稿スタートタイミングは、同期センサによる
    先行原稿先端検知信号を基準とすることを特徴とする請
    求項1に記載の自動原稿搬送装置。
JP22875989A 1989-09-04 1989-09-04 自動原稿搬送装置 Pending JPH0395048A (ja)

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