JPH039427Y2 - - Google Patents
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- JPH039427Y2 JPH039427Y2 JP17371285U JP17371285U JPH039427Y2 JP H039427 Y2 JPH039427 Y2 JP H039427Y2 JP 17371285 U JP17371285 U JP 17371285U JP 17371285 U JP17371285 U JP 17371285U JP H039427 Y2 JPH039427 Y2 JP H039427Y2
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- phase
- circuit
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- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical group [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 2
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 1
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
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- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案はビームインデツクス型カラーテレビジ
ヨン受像機に関する。
ヨン受像機に関する。
(ロ) 従来の技術
ビームインデツクス型カラーテレビジヨン受像
機は、従来より種々提案されており、これを受像
管のドライブ方法から見ると、パルスドライブ方
式とサインドライブ方式に大別されるが、その
夫々の長所を備える第3の方式を本願出願人は先
に提案している。即ち、その新しい方式は、実開
昭60−82886号公報に詳しく記載されているが、
端的に言えばトリプレツト周波数の三相のゲート
パルスで三原色同時信号をゲートして得た方形波
状のR,G,B順次信号を正弦波信号に変換した
のち輝度信号と合成し、これをカラードライブ信
号としてビームインデツクス型受像管に印加する
ようにしたものである。
機は、従来より種々提案されており、これを受像
管のドライブ方法から見ると、パルスドライブ方
式とサインドライブ方式に大別されるが、その
夫々の長所を備える第3の方式を本願出願人は先
に提案している。即ち、その新しい方式は、実開
昭60−82886号公報に詳しく記載されているが、
端的に言えばトリプレツト周波数の三相のゲート
パルスで三原色同時信号をゲートして得た方形波
状のR,G,B順次信号を正弦波信号に変換した
のち輝度信号と合成し、これをカラードライブ信
号としてビームインデツクス型受像管に印加する
ようにしたものである。
ところで、上記何れの方式に於いても、受像管
に印加されるカラードライブ信号中の各色成分は
フエースプレート内面に形成されたR,G,B螢
光体ストライプに正確に合致する位相で印加され
なければならない。このため、上記螢光体と一定
の規則的関係をもつて配列されたインデツクス素
子の出力をパルス化したインデツクスパルスを基
準信号とするPLL回路を使用し、このPLL回路
内の発振器の出力を分周して前述の三相のゲート
パルスを作成している。しかしながら、上記発振
器出力はインデツクスパルスと一定の位相関係に
ロツクされていても、R,G,B各螢光体の位置
に必ずしも一致していないので、例えば実公昭60
−29264号公報に示されるように、インデツクス
素子の出力を可変位相回路で適当な位相に調整し
てからパルス化してPLL回路に供給するように
していた。
に印加されるカラードライブ信号中の各色成分は
フエースプレート内面に形成されたR,G,B螢
光体ストライプに正確に合致する位相で印加され
なければならない。このため、上記螢光体と一定
の規則的関係をもつて配列されたインデツクス素
子の出力をパルス化したインデツクスパルスを基
準信号とするPLL回路を使用し、このPLL回路
内の発振器の出力を分周して前述の三相のゲート
パルスを作成している。しかしながら、上記発振
器出力はインデツクスパルスと一定の位相関係に
ロツクされていても、R,G,B各螢光体の位置
に必ずしも一致していないので、例えば実公昭60
−29264号公報に示されるように、インデツクス
素子の出力を可変位相回路で適当な位相に調整し
てからパルス化してPLL回路に供給するように
していた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
しかしながら、上記従来例のようにPLL回路
に供給されるインデツクスパルスの位相を変化さ
せると、PLL回路の位相ロツクがかかるまでの
引込み時間が長くなる。なぜなら、PLL回路内
の位相比較回路やローパスフイルタ等は、位相比
較される二信号間の特定の位相差に対して引込み
時間が最も短くなるように設計されているので、
インデツクスパルスの位相を変化させると、上記
特定の位相差からずれてしまうからである。この
ため、水平方向の始端部側で前述の三相のゲート
パルスの位相が螢光体ストライプと正確に一致し
ない場合が生じると云う欠点があつた。
に供給されるインデツクスパルスの位相を変化さ
せると、PLL回路の位相ロツクがかかるまでの
引込み時間が長くなる。なぜなら、PLL回路内
の位相比較回路やローパスフイルタ等は、位相比
較される二信号間の特定の位相差に対して引込み
時間が最も短くなるように設計されているので、
インデツクスパルスの位相を変化させると、上記
特定の位相差からずれてしまうからである。この
ため、水平方向の始端部側で前述の三相のゲート
パルスの位相が螢光体ストライプと正確に一致し
ない場合が生じると云う欠点があつた。
そこで、本考案は、前記ゲートパルスの位相を
変化させて螢光体ストライプに対する位相合せを
行なつても、クロツクパルス作成用のPLL回路
の引込み時間が変化せず、それを最小状態に保持
できるようにすることを目的としている。
変化させて螢光体ストライプに対する位相合せを
行なつても、クロツクパルス作成用のPLL回路
の引込み時間が変化せず、それを最小状態に保持
できるようにすることを目的としている。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案では、三原色同時信号を三相のゲートパ
ルスでそれぞれゲートして得たR,G,B順次信
号をバンドパスフイルタを通したのち、輝度信号
と合成してインデツクス型受像管に印加する型式
のカラーテレビジヨン受像機に於いて、前記バン
ドパスフイルタと加算回路の間に可変移相回路を
設けた。
ルスでそれぞれゲートして得たR,G,B順次信
号をバンドパスフイルタを通したのち、輝度信号
と合成してインデツクス型受像管に印加する型式
のカラーテレビジヨン受像機に於いて、前記バン
ドパスフイルタと加算回路の間に可変移相回路を
設けた。
(ホ) 作用
上記構成に依れば、可変位相回路の調整によつ
てR,G,B順次信号の位相を変化させて前述の
位相合せを行なつても、PLL回路に入力される
インデツクスパルスとクロツクパルス間の位相差
は何等影響を受けず、従つて、前記PLL回路の
位相ロツク時間が変化しない。
てR,G,B順次信号の位相を変化させて前述の
位相合せを行なつても、PLL回路に入力される
インデツクスパルスとクロツクパルス間の位相差
は何等影響を受けず、従つて、前記PLL回路の
位相ロツク時間が変化しない。
(ヘ) 実施例
第1図は本考案によるビームインデツクス型カ
ラーテレビジヨン受像機の一実施例の要部概略構
成を示している。同図に於いて、1はそのフエー
スプレート1aの内面に第2図aの如く三原色螢
光体ストライプR,G,B及びインデツクススト
ライプI1,I2,I3…がそれぞれ水平走査方向に繰
返し配置された偏平のインデツクス型カラー受像
管である。この受像管1の上記フエースプレート
内面を電子銃からの単一電子ビームによつて走査
したときに、前記インデツクス素子I1,I2,I3…
からの各出力光を検出器2で光電変換して得られ
るインデツクス信号(第2図b)がインデツクス
パルス化回路3に入力される。
ラーテレビジヨン受像機の一実施例の要部概略構
成を示している。同図に於いて、1はそのフエー
スプレート1aの内面に第2図aの如く三原色螢
光体ストライプR,G,B及びインデツクススト
ライプI1,I2,I3…がそれぞれ水平走査方向に繰
返し配置された偏平のインデツクス型カラー受像
管である。この受像管1の上記フエースプレート
内面を電子銃からの単一電子ビームによつて走査
したときに、前記インデツクス素子I1,I2,I3…
からの各出力光を検出器2で光電変換して得られ
るインデツクス信号(第2図b)がインデツクス
パルス化回路3に入力される。
ここで前記インデツクスストライプI1,I2,I3
…は、一組の螢光体ストライプR,G,Bが4回
繰返す間に3本設けられ、且つ、最初の蛍光体
(第2図aではR)よりも更に水平走査の始端部
側に同一間隔で2個I1,I2前置されている。この
ため、前記インデツクス信号bは、R,G,B螢
光体組の繰返し周波数即ちトリプレツト周波数t
の3/4倍の周波数の図示の如き正弦波信号となつ ている。
…は、一組の螢光体ストライプR,G,Bが4回
繰返す間に3本設けられ、且つ、最初の蛍光体
(第2図aではR)よりも更に水平走査の始端部
側に同一間隔で2個I1,I2前置されている。この
ため、前記インデツクス信号bは、R,G,B螢
光体組の繰返し周波数即ちトリプレツト周波数t
の3/4倍の周波数の図示の如き正弦波信号となつ ている。
前記インデツクスパルス化回路3は、1H(1水
平走査期間)遅延回路やコンパレータを備え、イ
ンデツクス信号bから図示の位相のインデツクス
パルスcを作成する。このインデツクスパルスc
のうち特に先頭のパルスがランインパルスと称さ
れ、このランインパルス及び水平ブランキングパ
ルスBPがタイミングコントロール回路4に供給
される。また、上記インデツクスパルスcは
PLL回路5にも入力される。このPLL回路5は
発振周波数が4tのVCO6、1/4分周回路7、位 相比較回路8及びローパスフイルタ9からなる周
知の構成であり、上記VCO6から出力されるク
ロツクパルスがタイミングコントロール回路4及
び1/3分周路10にも供給される。
平走査期間)遅延回路やコンパレータを備え、イ
ンデツクス信号bから図示の位相のインデツクス
パルスcを作成する。このインデツクスパルスc
のうち特に先頭のパルスがランインパルスと称さ
れ、このランインパルス及び水平ブランキングパ
ルスBPがタイミングコントロール回路4に供給
される。また、上記インデツクスパルスcは
PLL回路5にも入力される。このPLL回路5は
発振周波数が4tのVCO6、1/4分周回路7、位 相比較回路8及びローパスフイルタ9からなる周
知の構成であり、上記VCO6から出力されるク
ロツクパルスがタイミングコントロール回路4及
び1/3分周路10にも供給される。
前記タイミングコントロール回路4は、後述す
る各種のパルスを作成するが、その一つとして水
平ブランキングパルスBPの前縁で立下り、前述
のランインパルスの立下りで立上るパルス(第2
図d)が作成され、このパルスが前記各分周回路
7,10のリセツト信号として、また、VCO6
の発振開始信号としてそれぞれ与えられる。従つ
て、上記VCO6からクロツクパルスは第2図e
のようになり、これに同期した3相のゲートパル
スf,g,hが1/3分周回路10から得られる。
る各種のパルスを作成するが、その一つとして水
平ブランキングパルスBPの前縁で立下り、前述
のランインパルスの立下りで立上るパルス(第2
図d)が作成され、このパルスが前記各分周回路
7,10のリセツト信号として、また、VCO6
の発振開始信号としてそれぞれ与えられる。従つ
て、上記VCO6からクロツクパルスは第2図e
のようになり、これに同期した3相のゲートパル
スf,g,hが1/3分周回路10から得られる。
ここで、前記クロツクパルスeを前述のパルス
dによつて各1H内のt1時点以後に発生させるよ
うにしたのは、VCO6を常に発振状態にする
(即ち、水平ブランキング期間内ではフリーラン
の状態にする)よりもこのようにした方が、
VCO6の位相ロツクが早くなるからである。し
かし、このようにしても位相比較回路8やローパ
スフイルタ9の特性に基づく前述の引込み時間の
存在により、クロツクパルスeは図示のようにそ
の最初の数個では同期状態から脱れている。
dによつて各1H内のt1時点以後に発生させるよ
うにしたのは、VCO6を常に発振状態にする
(即ち、水平ブランキング期間内ではフリーラン
の状態にする)よりもこのようにした方が、
VCO6の位相ロツクが早くなるからである。し
かし、このようにしても位相比較回路8やローパ
スフイルタ9の特性に基づく前述の引込み時間の
存在により、クロツクパルスeは図示のようにそ
の最初の数個では同期状態から脱れている。
前記1/3分周回路10からの各ゲートパルスf,
g,hは第1ゲート回路11に与えられ、その各
パルスの期間だけ各アナログスイツチS1,S2,S3
を閉じて、色信号入力端子TR,TG,TBに入力
された三原色信号R,G,Bを通過させる。従つ
て、今、上記各端子TR,TG,TBにカラーバー
の黄色相当のR=G=1、B=0の信号が入力さ
れると、第1ゲート回路11の出力は第2図iの
如き順次信号になり、この信号がバンドパスフイ
ルタ12に入力される。このバンドパスフイルタ
12は前述のトリプレツト周波数t(3MHz程度)
を中心にその前後±20%程度の範囲を通過帯域と
している。従つて、このフイルタ12からは第1
ゲート回路11の出力信号i中の周波数tの正弦
波信号成分jのみが取り出される。
パルスの期間だけ各アナログスイツチS1,S2,S3
を閉じて、色信号入力端子TR,TG,TBに入力
された三原色信号R,G,Bを通過させる。従つ
て、今、上記各端子TR,TG,TBにカラーバー
の黄色相当のR=G=1、B=0の信号が入力さ
れると、第1ゲート回路11の出力は第2図iの
如き順次信号になり、この信号がバンドパスフイ
ルタ12に入力される。このバンドパスフイルタ
12は前述のトリプレツト周波数t(3MHz程度)
を中心にその前後±20%程度の範囲を通過帯域と
している。従つて、このフイルタ12からは第1
ゲート回路11の出力信号i中の周波数tの正弦
波信号成分jのみが取り出される。
ここで、前記バンドパスフイルタ12の出力信
号jをカラードライブ回路17に直接供給して受
像管1に印加するようにしたのでは、第2図図中
にハツチングを付して示すように、上記信号jに
対して受像管1の赤螢光体Rと緑螢光体Gが同一
の強さで励起されないことになる。このため本実
施例では、上記フイルタ12の後段に略±π/2以 内の移相量を持つ可変移相回路13を設け、この
回路で前記信号jを移相せしめて信号kとなし、
上記両螢光体R,Gが同じ強さで励起されるよう
にしている。その際、上記可変移相回路13はト
リプレツト周波数tの正弦波に対するものでよい
から、第4図の如くCE位相分割用の第1トラン
ジスタTr1と、移相用の可変抵抗VR1及びコンデ
ンサC1と、合成兼バツフア用の第2トランジス
タTr2等からなる非常に簡単な構成で実現してい
る。
号jをカラードライブ回路17に直接供給して受
像管1に印加するようにしたのでは、第2図図中
にハツチングを付して示すように、上記信号jに
対して受像管1の赤螢光体Rと緑螢光体Gが同一
の強さで励起されないことになる。このため本実
施例では、上記フイルタ12の後段に略±π/2以 内の移相量を持つ可変移相回路13を設け、この
回路で前記信号jを移相せしめて信号kとなし、
上記両螢光体R,Gが同じ強さで励起されるよう
にしている。その際、上記可変移相回路13はト
リプレツト周波数tの正弦波に対するものでよい
から、第4図の如くCE位相分割用の第1トラン
ジスタTr1と、移相用の可変抵抗VR1及びコンデ
ンサC1と、合成兼バツフア用の第2トランジス
タTr2等からなる非常に簡単な構成で実現してい
る。
また、前記バンドパスフイルタ12を通すことに
よつて第1ゲート回路11の出力信号i中の直流
成分が失なわれるので、それを補うため次のよう
になつている。即ち、前記入力端子TR,TG,
TBの三原色信号R,G,Bは加算平均化回路1
4にも入力され、その出力として1/3(R+G+ B)の大きさを持つ輝度信号M(第3図参照)が
先ず得られる。この輝度信号Mは第2ゲート回路
15内の第3アナログスイツチS3に入力され、第
2アナログスイツチS2には可変抵抗VR2による白
レベル(R=G=B=1)の2/3程度の一定レベ ルの電圧が、また、第1アナログスイツチS1には
黒レベル(R=G=B=0)に相当するアースレ
ベルの電圧がそれぞれ印加されている。
よつて第1ゲート回路11の出力信号i中の直流
成分が失なわれるので、それを補うため次のよう
になつている。即ち、前記入力端子TR,TG,
TBの三原色信号R,G,Bは加算平均化回路1
4にも入力され、その出力として1/3(R+G+ B)の大きさを持つ輝度信号M(第3図参照)が
先ず得られる。この輝度信号Mは第2ゲート回路
15内の第3アナログスイツチS3に入力され、第
2アナログスイツチS2には可変抵抗VR2による白
レベル(R=G=B=1)の2/3程度の一定レベ ルの電圧が、また、第1アナログスイツチS1には
黒レベル(R=G=B=0)に相当するアースレ
ベルの電圧がそれぞれ印加されている。
そして、前記第1〜第3アナログスイツチS1〜
S3には、前記タイミングコントロール回路4から
の水平ブランキングパルスBP、このパルスの立
下りから第2図dのパルスの立上り時点t1までに
相当するパルス幅のタイミングパルスRT、及び
この両パルスBP,RTのNOR出力に相当する映
像表示期間パルスVP(何れも第3図参照)がそれ
ぞれ印加され、その各パルス幅の期間だけ各スイ
ツチが閉じられる。従つて、この第2ゲート回路
15の出力信号は第3図のM′となり、この信号
M′が加算回路16で前記可変移相回路13の出
力信号kに重畳されてカラードライブ回路17に
され、電圧増幅されたのち受像管1の第1グリツ
ドに印加されるのである。
S3には、前記タイミングコントロール回路4から
の水平ブランキングパルスBP、このパルスの立
下りから第2図dのパルスの立上り時点t1までに
相当するパルス幅のタイミングパルスRT、及び
この両パルスBP,RTのNOR出力に相当する映
像表示期間パルスVP(何れも第3図参照)がそれ
ぞれ印加され、その各パルス幅の期間だけ各スイ
ツチが閉じられる。従つて、この第2ゲート回路
15の出力信号は第3図のM′となり、この信号
M′が加算回路16で前記可変移相回路13の出
力信号kに重畳されてカラードライブ回路17に
され、電圧増幅されたのち受像管1の第1グリツ
ドに印加されるのである。
なお、前記輝度信号M′中に一定レベルの信号
V0を挿入したのは、前記パルスRTの期間でも受
像管1のフエースプレート1a内面が充分な強度
の電子ビームで走査されて、第2図aの前置イン
デツクス素子I1,I2から確実にインデツクスパル
スが得られるようにするためである。
V0を挿入したのは、前記パルスRTの期間でも受
像管1のフエースプレート1a内面が充分な強度
の電子ビームで走査されて、第2図aの前置イン
デツクス素子I1,I2から確実にインデツクスパル
スが得られるようにするためである。
また、前記可変移相回路13の出力信号kは、
他方ではπ/2移相回路18によつて90゜移相せしめ られてクロマスキヤンドライブ回路19に入力さ
れ、ここで電圧増幅されたのち受像管1のクロマ
スキヤンコイル20に印加されるが、このクロマ
スキヤン動作は既に周知であり、且つ、本考案の
要旨に直接関係しないので、これ以上の説明は省
略する。
他方ではπ/2移相回路18によつて90゜移相せしめ られてクロマスキヤンドライブ回路19に入力さ
れ、ここで電圧増幅されたのち受像管1のクロマ
スキヤンコイル20に印加されるが、このクロマ
スキヤン動作は既に周知であり、且つ、本考案の
要旨に直接関係しないので、これ以上の説明は省
略する。
(ト) 考案の効果
本考案のビームインデツクス型カラーテレビジ
ヨン受像機では、受像管に印加するカラードライ
ブ信号と受像管の三原色螢光体ストライプ間の位
相合せを、クロツクパルス作成用のPLL回路の
動作に何等影響を与えずに行うことができるの
で、上記位相合せによつてPLL回路の引込み時
間が設定された最小状態よりも長くならず、従つ
て、水平方向の始端部に於いても、カラードライ
ブ信号の位相ずれが生じることがなく、常に正確
な色再現が可能となる。
ヨン受像機では、受像管に印加するカラードライ
ブ信号と受像管の三原色螢光体ストライプ間の位
相合せを、クロツクパルス作成用のPLL回路の
動作に何等影響を与えずに行うことができるの
で、上記位相合せによつてPLL回路の引込み時
間が設定された最小状態よりも長くならず、従つ
て、水平方向の始端部に於いても、カラードライ
ブ信号の位相ずれが生じることがなく、常に正確
な色再現が可能となる。
第1図は本考案の一実施例の概略構成を示すブ
ロツク図、第2図及び第3図はその各部の信号波
形を示す図、第4図は上記実施例に使用する可変
移相回路の具体例を示す回路図である。 1:受像管、2:インデツクス光検出器、5:
PLL回路、12:バンドパスフイルタ、13:
可変移相回路、16:加算回路。
ロツク図、第2図及び第3図はその各部の信号波
形を示す図、第4図は上記実施例に使用する可変
移相回路の具体例を示す回路図である。 1:受像管、2:インデツクス光検出器、5:
PLL回路、12:バンドパスフイルタ、13:
可変移相回路、16:加算回路。
Claims (1)
- フエースプレート内面にストライプ状のR,
G,B三原色螢光体及びインデツクス素子が形成
された受像管を備え、前記インデツクス素子の出
力信号に同期して前記螢光体の配列周期に対応す
るトリプレツト周波数で繰返し且つ位相が互いに
120゜づつ異なる三相のゲートパルスを作成し、こ
の各ゲートパルスでR,G,B三原色同時信号を
それぞれゲートして順次信号に変換し、この順次
信号を前記トリプレツト周波数を通過帯域とする
バンドパスフイルタに通したのち、輝度信号と加
算回路で合成して前記受像管に印加するようにし
たテレビジヨン受像機に於いて、前記バンドパス
フイルタと加算回路の間に可変移相回路を設け、
この可変移相回路によつて前記バンドパスフイル
タの出力信号の位相を調整することにより前記順
次信号が前記螢光体の配列位置に合致する位相で
受像管に印加されるようにしたことを特徴とする
ビームインデツクス型カラーテレビジヨン受像
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17371285U JPH039427Y2 (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17371285U JPH039427Y2 (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6284281U JPS6284281U (ja) | 1987-05-29 |
JPH039427Y2 true JPH039427Y2 (ja) | 1991-03-08 |
Family
ID=31111432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17371285U Expired JPH039427Y2 (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH039427Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8966284B2 (en) | 2005-09-14 | 2015-02-24 | Sandisk Technologies Inc. | Hardware driver integrity check of memory card controller firmware |
-
1985
- 1985-11-12 JP JP17371285U patent/JPH039427Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8966284B2 (en) | 2005-09-14 | 2015-02-24 | Sandisk Technologies Inc. | Hardware driver integrity check of memory card controller firmware |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6284281U (ja) | 1987-05-29 |
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