JPH0394004A - 超微細孔を有する貴金属多孔質体の製造法 - Google Patents

超微細孔を有する貴金属多孔質体の製造法

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JPH0394004A
JPH0394004A JP4589890A JP4589890A JPH0394004A JP H0394004 A JPH0394004 A JP H0394004A JP 4589890 A JP4589890 A JP 4589890A JP 4589890 A JP4589890 A JP 4589890A JP H0394004 A JPH0394004 A JP H0394004A
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JP
Japan
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porous body
noble metal
super fine
powder
ultrafine
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Pending
Application number
JP4589890A
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English (en)
Inventor
Masahiro Uda
雅広 宇田
Katsuhisa Osaki
大崎 勝久
Yoshikazu Morita
芳和 守田
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,芳香剤等を含浸させてその戒分を長時間にわ
たり保持することのできる装身具.装飾品等の用途に適
した超微細孔を有する貴金属多孔質体の製造法に関する
〔従来の技術〕
従来,金属多孔質体を作或するには,金属粉末の粒子間
に有機質粘着剤を介在させて形威し.焼結時に,この有
機質粘着剤を消失させて,その部分に空孔を形或する方
法(特公昭23−621号公報)や,金属粉末にはほと
んど成形圧力を掛けない状態で焼結し,その後,その多
孔体に.包囲板を圧着する方法(実公昭60−2107
4号公報)などが知られている。いずれにしても,原料
金属粉末として粒径が1μm以下のような超微粉を用い
ている例はなく.数十μm以」二の粉末を用いるもので
あった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
芳香剤等を金属多孔質体に含浸させる場合に,該多孔質
体が微細孔をもつほど,またその微細な孔が均等に分散
しているほど,芳香剤威分を長時間にわたって保持でき
るが2従来のように粒径が数十μm以」二の原料金属粉
末を用いて,数μm以下の微細孔をもつような金属多孔
質体を製造しようとすると気孔率が非常に小さくならざ
るを得す他方,充分な気孔率を得ようとすると,孔径が
大きくなるといった問題があり,従って孔径を微細にし
同時に気孔率を高めることはできなかった。
本発明はこのような問題を解決することを目的としたも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は,平均粒径が1μm以下の貴金属超微粉を10
00kg/cm2以下のプレス圧で成形し、該成形体を
任意の雰囲気中で焼結して3μm以下の微細な空孔が均
一に分散した焼結品を得ることを特徴とする超微細孔を
有する貴金属多孔質体の製造法を提供するものである。
使用する貴金属としては銀,金,白金等が挙げられる。
〔作用] 貴金属を平均粒径が1μm以下と言った超微粉にすると
,これを適当な圧( 1000kg/cm”以下)でプ
レス成形して焼結した場合に,微細な空孔と高い気孔率
を安定して形威させることができる。また.かような超
微粉を使用することにより低温域で充分な強度をもつ焼
結品とすることができ.この低温域での焼結によって微
細な空孔が均一に分散した状態にすることができる。
〔実施例1〕 本発明者の一人が先に発明した特開昭61−93828
号公報に記載の方法によって平均粒径が1μm以下の銀
超微粉を製造した。この銀超微粉を金形プレスにて25
0kg/cm2のプレス圧で成形し,300’Cで焼結
して,平均孔径1μm程度の微細な空孔が均一に分散し
た気孔率15〜30%の超微細孔銀多孔質体を得た。
第1表に,該銀超微粉をプレス圧300 kg/cm2
で成形した場合の戒形品の密度とそれから求めた気孔率
,更に,この戒形品を焼結温度300゜C,400’c
,soo゜Cとし保持時間をそれぞれ1時間として焼結
した場合の焼結品の密度と気孔率を示した。
また第1図に300“Cで焼結したもののSUM像を示
した。
第1表
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う銀多孔質体の金属組織の一例を示
す走査型電子顕微鏡写真(SEM像)1第2図は本発明
に従う金多孔質体の金属組織の一例を示す走査型電子顕
微鏡写真(SEM像)である。 (実施例2) 本発明者の一人が先に発明した特開昭61−93828
号公報に記載の方法によって平均粒径が1μm以下の金
超微粉を製造した。この金超微粉を金形ブレスにて25
0kg/cm”の圧で戒形し.300゜Cで1時間焼結
すると密度lO〜Ilg/cm”+ 気孔率45%程度
の超微細礼金多孔質体が得られた。そのSEM像を第2
図に示した。 〔発明の効果〕 貴金属多孔体は装飾品の香料含浸体として注目されてい
るが,本発明の焼結品は,その微細かつ気孔率の高い空
孔を有するという特徴を利用して長時間香りを保持する
ことができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)貴金属超微粉を1000kg/cm^2以下のプ
    レス圧で成形し、該成形体を焼結して3μm以下の微細
    な空孔が均一に分散した焼結品を得ることを特徴とする
    超微細孔を有する貴金属多孔質体の製造法。
  2. (2)貴金属超微粉は平均粒径が1μm以下の銀または
    金の超微粉である請求項1に記載の貴金属多孔質体の製
    造法。
JP4589890A 1989-06-09 1990-02-28 超微細孔を有する貴金属多孔質体の製造法 Pending JPH0394004A (ja)

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JP14544989 1989-06-09
JP1-145449 1989-06-09

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007263834A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Nippon Oil Corp 画像センサーによる多孔質金属−金属酸化物複合体の評価方法
WO2015019493A1 (ja) * 2013-08-09 2015-02-12 株式会社徳力本店 焼結体材
WO2015019494A1 (ja) * 2013-08-09 2015-02-12 株式会社徳力本店 焼結体材

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WO2015019493A1 (ja) * 2013-08-09 2015-02-12 株式会社徳力本店 焼結体材
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