JPH039381A - 帯電用部材 - Google Patents

帯電用部材

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JPH039381A
JPH039381A JP14337089A JP14337089A JPH039381A JP H039381 A JPH039381 A JP H039381A JP 14337089 A JP14337089 A JP 14337089A JP 14337089 A JP14337089 A JP 14337089A JP H039381 A JPH039381 A JP H039381A
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tin oxide
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surface layer
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JP14337089A
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Hisami Tanaka
久巳 田中
Masabumi Hisamura
久村 正文
Masami Okunuki
奥貫 正美
Junichi Kishi
淳一 岸
Noriko Hirayama
典子 平山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は帯電用部材に関し、特には電子写真法における
1次帯電用、転写帯電用、除電帯電用に用いられる帯電
用部材に関する。
〔従来の技術〕
電子写真感光体を用いた電子写真プロセスにおける帯電
プロセスは、従来より殆ど金属ワイヤーに高電圧(DC
5〜8KV)を印加し発生ずるコロナにより帯電を行な
っている。しかし、この方法ではコロナ発生時にオゾン
やNOx等のコロナ生成物により感光体表面を変質させ
画像ボケや劣化を進行させたり、ワイヤーの汚れが画像
品質に影響し、画像白抜けや黒スジを生じる等の問題が
あった。−方、電力的にも感光体に向う電流は、その5
〜30%にすぎず、殆どがシールド板に流れ帯電手段と
しては効果の悪いものであった。
こうした欠点を補うために直接帯電させる方法が研究さ
れ多数提案されている(特開昭57−178267号公
報、特開昭56−104351号公報、特開昭58−4
0566号公報、特開昭58−139156号公報、特
開昭58−150975号公報等)。しかし実際には感
光体をF記のような接触帯電法により帯電処理しても感
光体表面の各部均一な帯電はなされず、斑点状帯電ムラ
を生じる。例えば斑点現像方式では、その斑点状帯電ム
ラ状態の感光体に光像露光以下のプロセスを適用しても
出力画像は斑点状帯電ムラに対応した斑点上の黒点画像
となり、正規像方式では斑点状ムラに対して斑点状の白
点画像となり高品位な画像を得られていない。
また直接帯電方法は、多数の提案があるにもかかわらず
、市場実績が全くない。その理由として帯電の均一性、
直接電圧を印加することによる感光体の放電絶縁破壊等
の発生が挙げられる。放電絶縁破壊は1つの破壊点は、
例えば円筒状感光体の場合、軸方向全体の帯電がその破
壊点に流れ帯電しなくなる欠点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上述の如き欠点を解決し帯電の不均一による斑
点状かぶり、感光体の放電絶縁破壊による画像欠陥等の
発生のない高品位の画像を安定して供給できる帯電用部
材を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、酸化スズ粒子を含有する表面層を
有することを特徴とする?4)軍用部材である。
以下本発明をさらに詳しく説明する。
本発明の帯電用部材は、第1図に示すよう導電性基体1
上に多層構成をどっていることを、基本形態としている
。表面層の体積抵抗率は10’−10”Ω・Cmの範囲
が好ましい。また特願昭62−230334号公報に示
されるように表面層の体積抵抗率が表面層に接する下層
の体積抵抗率より大きいことが好ましい。下層の体積抵
抗としてはlO°〜1011Ω”cm、特に10”〜1
0” Q ・cmの範囲が好ましい。下層2としてはア
ルミニウム、鉄、銅等の金属、ポリアセチレン、ポリピ
ロール、ポリヂオフエン等の導電性高分子、カーボン、
金属等を分散させて導電性処理したゴムや絶縁性樹脂、
又はポリカーボネート、ポリエステル等の絶縁性樹脂や
ゴノ・の表面を金属や他の導電付物質によってラミネー
ト又はコートシたものなどを用いることができる。また
、この下層2は必要に応じて機能分離したような多層構
成であってもよい。
導電性基体lとしては、鉄、鍜、ステンレスなどを用い
ることができる。
表面層3に用いられる酸化スズ粒子4(J1酸化スズを
機械粉砕したもの、溶液状態から結晶析出さぜたもの、
スズ微粒子を酸化させたものが用いられ、平均粒系は0
.5μm以下が好ましい。
酸化スズ粒子をパイ・シダー樹脂中に含有させる方法と
しては、ボールミル、サンドミル、インペラーミル、超
音波ホモジナイザーなどが挙げられる。
表面層におけるバインダー樹脂5としては、ポリメチル
メタクリレ・−ト、ポリブチルメタクリレート等のアク
リル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセクー
ル、ボリアリレート、ポリカーボネート、ポリエステル
フェノキシ樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリアミド、ポリビ
ニルピリジン、セルロース樹脂などをあげることができ
る。
帯電用部材としては、電気抵抗が外部環境の変化、特に
大気中の湿度の変化によって影響を受けないことも必要
であるが、例えば表面層がナイロンの場合は特に低温低
湿下(たとえば15℃、  10%RH)において体積
抵抗が3ケタ高抵抗化するなどの問題があった。
さらに、帯電同部材の表面層に導伝性力・−ボンを含有
した樹脂塗膜を用いると、体積抵抗の湿度変化は少ない
が、帯電をかけた時に帯電用部材の表面層にピンホール
が発生し、リークが起こる等の問題があった。
本発明の酸化スズ粒子を含有した樹脂膜では低温低湿下
でも、体積抵抗率の変動が少な(、帯電によるピンホー
ルの発生もないため、安定した帯電用部材として用いる
ことができる。
表面層の膜厚は5〜500μ、m、特には20−200
μmの範囲が好ましい。
帯電用部材の形状は、ローラー形状やブレード形状など
いずれでもよいが、均一帯電の点ではローラー形状が好
ましい。
電子写真感光体は、導電性支持体」二に感光層を設けた
構成を基本としている。導電性支持体としては、支持体
自体が導電性をもつもの、例えばアルミニウム、アルミ
ニウム合金、ステンレス、クロム、チタンなどを用いる
ことができ、そのほかにアルミニウム、アルミニウム合
金、酸化インジウム−酸化錫合金などを真空蒸着によっ
て被膜形成された層を有する前記導電性支持体やプラス
チック、導電性粒子(例えばカーボンブラック、酸化錫
粒子など)を適当なバインダーとともにプラスチックや
紙に含浸した支持体、導電性バインダーを有するプラス
デックなどを用いることができる。
導電性支持体と感光層の中間に、バリヤー機能と接着機
能をもつ下引層を設けることもてきる。下引層はカゼイ
ン、ポリビニルアルコール、二l・ロセルロース、エヂ
レンーアクリル酸コポリマー、ポリアミド、ポリレタン
、ゼラグーン、酸化アルミニウムなどによって形成でき
る。下引層の膜厚は、5 l1m以下、好ましくは0.
5〜・3μmが適当である。
下引層はその機能を発揮するためには、10’Ω・cm
以上であることが望ましい。
感光層はたとえば、有機光導電体、アモルファスシリコ
ン、セレンなどの光導電体を必要に応じて決着剤と共に
塗料化して塗布形成または真空蒸着によってされる。ま
た、有機光導電体を用いる場合、露光により電荷担体を
発生する電荷発生層と発生した電荷担体を輸送する能力
を持つ電荷輸送層との組み合わせからなる感光層も有効
に用いることができる。
電荷発生層は、アゾ顔料、キノン顔料、キノンアニン顔
料、ペリレン顔料、インジゴ顔料、ビスベンゾイミダゾ
ール顔料、フタロシアニン顔料、キナクドリン顔料など
の電荷発生材料の1種類あるいは2種類量トを蒸着する
か、または適当なバインダーと共に(バインダーが無(
でも可)分散し塗工によって形成できる。
バインダーは広範囲な絶縁性樹脂または有機光導電性ポ
リマーから選択できる。たとえば絶縁性樹脂としてはポ
リビニルブチラール、ポリアリ1ノート(ビスフェノー
ルAとフタル酸の縮重合体等)、ポリカーボネート、ポ
リエステル、フェノキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリアク
リルアミド樹脂、ポリアミド、セルロース系樹脂、ウレ
タン樹脂、ゴーボキシ樹脂、カゼイン、ポリビニルアル
コールなどをあげることができる。また、有機光導電性
ポリマーとしては、カルバゾール トラセン、ポリビニルピレンなどが挙げられる。
電荷発生層の膜厚は0.01=15μm1好ましくは0
.05〜5μmであり、電荷発生層と結着剤との重量比
は10:l〜1:20である。
電荷発生層用塗料に用いる溶剤は、使用する樹脂や電荷
輸送材料の溶解性や分散安定性から選択されるが、有機
溶剤としてはアルコール類、スルホキシド類、エーテル
類、エステル類、脂肪族ハロゲン化炭化水素類あるいは
芳香族化合物などを用いることができる。
塗工は、浸漬コーティング法、スプレーコーティング法
、マイヤーバーコーティング法、ブレードコーティング
法などのコーティング法を用いて行なうことができる。
電荷輸送層は、電荷輸送材料を成膜性のある樹脂に溶解
させて形成される。本発明に用いられる有機の電荷輸送
材料の例としては、ヒドラゾン系化合物、スチルベン系
化合物、ピラゾリン系化合物、オキサゾール系化合物、
チアゾール系化合物、トリアリールメタン系化合物など
が挙げられる。これらの電荷輸送物質は1種または2種
以上組み合わせて用いることができる。
電荷輸送層に用いる結着剤の例としては、フェノキシ樹
脂、ポリアクリルアミド、ポリビニルブチラール、ボリ
アリレー1”−ポリスルホン、ポリアミド、アクリル樹
脂、アクリロニトル樹脂、メタクリル樹脂、塩化ビニル
樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂
、ポリエステル、アルキド樹脂、ポリカーボネート、ポ
リウレタンあるいはこれらの樹脂の緑返し単位のうち2
つ以上を含む共重合体、たとえばスチレン−ブタジェン
コポリマー、スチ・レンーアクリロニトルコボリマース
チ!ノン−マレイン酸コポリマーなどを挙げることがで
きる。また、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニ
ルアントラセン、ボリビ,ニルビlノンなどの有機導電
性ポリマーからも選択できる。
電荷輸送層の膜厚は5〜501im,好ましくは8〜2
0μmであり、電荷輸送物質と結着剤との重量比は5:
l〜1:5、好ましくは3:1〜1:3種度である。塗
工は前述のようなコーチ、イング法を行なうことができ
る。
さらに、色素、顔料、有機電荷輸送物質などは、一般に
紫外線、オゾン、オイルなどによる汚れ、金属などに弱
いため必要に応じて保護層を設けてもよい。この保詩層
上に静電潜像を形成するためには表面抵抗率が1011
Ω以上であることが望ましい。
本発明で用いることができる保護層はポリビニルブチシ
ール、ポリエステル、ポリ力・−ホネツ]・、アクリル
樹脂、メタクリル樹脂、ナイロン、ポリイミド、ボリア
リレート、ポリウレタン、スチレン−ブタジェンコポリ
マー、スチレン−アクリル酸コポリマー、スチレン−ア
クリロ、ニトリルコポリマーなどの樹脂を適当な有機溶
剤によって溶解した液を感光層の上に塗布、乾燥して形
成できる。
この際、保護層の膜厚は、一般に0.05〜20μmの
範囲である。この保護層中に紫外線吸収剤などを含ませ
てもよい。
本発明の帯電用部材は、例えば第2図に示すような電子
写真装置に適用することができる。この装置は、電子写
真感光体12の周面上に帯電用部材6、像露光手段7、
現像手段8、転写帯電手段9、クリーニング手段10、
前露光手段11が配置されている。
電子写真感光体12上に接触配置されている帯電用部材
6に、外部より電圧(例えば200部以上2000V以
下の直流電圧とピーク間電圧4000V以下の交流電圧
を重畳した脈流電圧)を印加し、電子写真感光体12表
面を帯電させ、像露光手段7によって原稿」二の画像を
感光体に像露光し静電潜像を形成する。次に現像手段8
中の現像剤を感光体に付着させることにより、感光体上
の静電潜像を現像(可視像化)し、さらに感光体上の現
像剤を転写帯電手段9によって紙などの非転写部材13
に転写し、クリーニング手段10によって転写時に紙に
転写されずに感光体上に残った現像剤を回収する。
このような電子写真プロセスによって画像を形成するこ
とができるが、感光体に残留電荷が残るような場合には
、1次帯電を行なう前に前露光手段11によって感光体
に光を当て残留電荷を除電したほうがよい。
本発明の帯電用部材は、機械的強度、化学的安定性の点
で劣化しやすい、有機光導電体を含有する感光層を有す
る電子写真感光体に適用することにより、その特性を顕
著に発揮することができる。
本発明における感光体に接触させる帯電用部材の設置に
ついては特定の方法に限らず、帯電用部材は固定方式、
感光体と同方向または逆方向で回転等の移動方式いずれ
の方式を用いることもてきる。さらに帯電用部材に感光
体上の現像剤クリーニング装置として機能させることも
可能である。
本発明の直接帯電における帯電用部材への印加電圧、印
加方法に関しては、各々の電子写真装面の仕様にもよる
が瞬時に所望する電圧を印加する方式の他にも感光体の
保護の目的で段階的に印加電圧を上げていく方式、直流
に交流を重畳させた形で印加の場合ならば直流→交流ま
たは交流中直流の順序で電圧を印加する方式をとること
ができる。
また、本発明においては、画像露光、現像およびクリー
ニング等のプロセスは静電写真の分野に公知の任意の方
法を採用することができ現像剤、の種類など特定のもの
に限定されるものではない。本発明の帯電用部材は複写
器だけでなく、1ノザープリンターやCRTプリンター
、電子写真式製版システムなどの電子写真応用分野にも
用いることができる。
実施例1 導電性支持体として、肉厚0.5mmで60φX260
m、t。
のアルミニウムシリンダーを用意した。
共重合ナイロン(商品名: 0M8000、東゛i)(
株)製)4部およびタイプ8ナイロン(商品名ニラツカ
マイト5003、大日本インキ(株)製)4部をメタノ
ール50部、n−ブタノール50部に溶解し、上記支持
体上に浸漬塗布して0.6μm厚の下引き0層を形成し
た。
下記構造式のジスアゾ顔料を10部、 及びポリビニルブチラール樹脂(商品名:エスレツクB
M2積水化学(株)製)10部を、シクロへキサノン1
20部と共にサンドミル装置で10時間分散した。分散
液にメチルエチルケトン30部を加えて上記下引き層上
に塗布し、0.15μ厚の電荷発土層を形成した。
重量平均分子[12万のポリカーボネ−1−Z樹脂(三
菱瓦斯化学(株)製)10部を用意し、下記構造式のヒ
ドラゾン化合物 10部と共にモノクロルベンゼン80部に溶解した。
これを」二記電荷発生層」−に塗布17て、16μm厚
の電荷輸送層を形成し、電子写真感光体No、1を製造
した。
次にクロロブレンゴム100重量部に導電性カーボン5
重量部を熔融混練し、中心にφX260mynのステン
レス軸を通してφ20X240rnmになるように成型
し、ローラ形状帯電用部材の基層を設けた。
この帯電用部材基層の体積抵抗を、温度22℃、湿度6
0%の環境で測ると3X10’Ω・cmである。
次に酸化スズ粒子(平均粒系0.2μm) 57部1量
部、ナイロン6−66−115重量部、メタノール90
市量部にボールミル分散し、前記帯電用部材基層の11
′:浸漬塗工し、乾燥後膜厚200 l1mの表面層を
設け、ローラー形状帯電用部材を製造した。アルミシー
ト上に同様に表面層を設け、体積抵抗を測定した。
この帯電用部材を正現像方式複写機PC−20(キャノ
ン製)の−次コロナ帯電器の代わりに取りつけ、−次帯
電は、直流電圧−750vと交流ピーク間電圧1500
 Vの重畳を行ない、暗電位と明電位の電位測定及び感
光体上に1 m mのピンホールを開けた場合の画像を
検討した。
結果を表1に示した。
さらに、温度15℃、湿度10%の低温低湿状態での帯
電用部材の表面層の体積抵抗とこの帯電用部材を正現像
方式複写機にとりつけた時の電位特性と画像を同様に検
討し表1に示し・た。
実施例2 実施例1と同様に帯電用部材基層を用意し7た。
次に酸化スズ粒子(平均粒径O23μrn)5重量部、
メトキシメチル化ナイロン−65重量部、メタノール9
0重量部をボールミル分散し、帯電用部材基層の土に浸
漬塗工し、乾燥後膜厚200μmの表面層を設け、ロー
ラー形状帯電用部材を製造した。
これを実施例1と同様に評価し、結果を表1および表2
に示した。
実施例3 実施例1と同様に帯電用部材基層を用意した。。
次に酸化スズ粒子(平均粒径OJμrn)6重量部、ポ
リビニルブチラール5重量部、メタノール90重量部を
ボールミル分散し、帯電用部材基層の1に浸漬塗工し、
乾燥後膜厚200μmの表面層を設け、ローラー形状帯
電用部材を製造した。
これを実施例1と同様に評価し、結果を表1および表2
に示した。
比較例1 実施例1と同様に帯電用部材基層を用意した。
次にクロロブレンゴム10重量部、導電性カーボン0.
2重量部にジクロルメタン90重量部を加え、ボールミ
ル勺散し、帯電用部材基層の上に浸漬塗工し、乾燥後膜
厚200μmの表面層を設け、ローラー形状帯電用部材
を製造した。
これを実施例1と同様に評価し、結果を表1および表2
に示した。
比較例2 実施例1の同様に帯電用部材を用意した。
次に、ナイロン6−66−10 10重量部に導伝性カ
ーボン0.2重11部、メタノール90重量部を加えて
、ボールミルで分散した。
この分散液を帯電用部材基層の上に浸漬塗工し、乾燥後
膜厚200μmの表面層を設はローラー形状帯電用部材
を製造した。
これを実施例1と同様に評価し、結果を表1及び表2に
示した。
比較例3 実施例1と同様に帯電用部材基層を用意した。
次に、ナイロン6−66−10 10重量部をメタノー
ル90重量部に溶解し、帯電用部材基層の上に浸漬塗工
し、乾燥後膜厚20011mの表面層を設け、ローラー
形状帯電用部材を製造した。
これを実施例1 と同様に評価し、 結果を表1およ び表2に示した。
実施例1,2.3と比較例1を比較してわかるよう6ご
、本発明の酸化スズ粒子含有表面層を用いることにより
、ピンホールによろリークが妨げられ横スジ白ヌケが防
止されている。また、実施例1、 2.3と比較例2を
比較してわかるように、表面層の体積抵抗が同程度でも
本発明の酸化スズ粒子含有表面層を用いることにより、
帯電が安定し画像濃度が適性に保たれ、画像欠陥の発生
が抑えられている。
バインダー樹脂のみの材料を用いた比較例3では特に低
温低湿下で帯電が充分行なオー)れず画像濃度が薄くな
る。
このように、常温及び低温低湿下でも酸化スズ微粒子含
有表面層を用いることにより安定した帯電特性を示し、
画像濃度も適性で画像欠陥も発生しない。
実施例4 実施例1と同様にして下引き層までを塗工した感光体を
用意した。
次に、ε−銅フタ口ンアニン(東洋インキ(株)製)2
0部、ポリビニルブチラール(エスレ゛、r ツノ11
 LS1積水化学製)10部、メチルエチルヶ!・ラフ
0部をサンドミルで分散し、分散後電荷発住層用塗料を
得た。この電荷発生層用塗料を先の下引き層の土に浸漬
塗工し、膜厚0.2071mの電荷発斗層を形成した。
さらに実施例1と同様に電荷輸送層を塗]用ッ、↑I5
子写真感光体NO12を製造した。
次に実施例1と同様にしてローラー形状帯電用部材基層
を用意した。
次に酸化スズ粒子(平均粒径0.2μm)6重F部、ナ
イロン6−66−11 4重量部、メタノール90重量
部をボールミル分散し、帯電用部材基層の十に浸漬塗工
1.7、乾燥後膜厚を80μmの表面層を設けたローラ
形状帯電用部材を製造した。アルミシーi・上に同様に
表面層を設け、体積抵抗を測定t7だ1、この帯電用部
材を反転現像方式レーザープリンター L B P  
8(キャノン製)の−次コロナ帯?It器の代わりに取
り〜つけ、感光体はNo、2を用いた。
次帯電、は、直流πi圧−750Vと交流ピーク間電圧
1500Vの重畳を行ない、明電位と明電位の電位測定
及び感光鉢土に1 m mのピンホールを設けた場合の
画像を検討した。
結果を第3表に示した。
さらに温度15℃、湿度10%の低温低湿状態での帯電
用部材の表面層の体積抵抗とこの帯電用部材を正現像方
式複写機にとりつけた時の電位特性と画像を同時に検討
し、表41ご示11、た9、実施例5 実施例4と同様に帯電用部材基層を用意し7だ。
次に酸化スズ粒子(平均粒径0.3μm)6重量部、メ
トキシメチル化ナイロン−64重員部にメタノール90
重量部を加えボールミル分散し4帯電用部材基層の上に
浸漬塗工し、乾燥後膜厚80μmの表面層を設はローラ
ー形状帯電用部材を製造した。
これを実施例4と同様に評価し、結果を表3および表4
に示した。
実施例6 実施例4と同様に帯電用部材基層を用意した。
次に酸化スズ粒子(平均粒径0.1/1m)6重量部、
ポリビニルブチうル4重量部に、メタノール90重1部
を加えホールミル分散し、帯電用部材基層の上に浸漬塗
工し、乾燥後膜厚80μmの表面層を設はローラー形状
帯電用部材を製造した。
これを実施例4と同様に評価し、結果を表3および表4
に示した。
比較例4 実施例4と同様に帯電用部材基層を用意した。
次にクロロブL/ンゴムlO重量部、導電性カーボン0
.2型組部にジクロルメタン90重里を加えボールミル
分散し、帯電用部材邦1層の上に浸漬塗]−シ、乾燥後
膜厚80μmの表面層を設はローラー形状帯電用部材を
製造した。
これを実施例4と同様に訃′価し、結果を表3および表
4に示した。
比較例5 実施例4と同様に帯電用部材基層を用意した。
次にナイロン6−66−1010重量部に導電性カーボ
ン0.2重量部、メチルエチルケトン90重量部を加え
て、ボールミルで分散した。
この分散液を、帯電用部材基層の上に浸漬塗工し、乾燥
後膜厚80μmの表面層を設けたローラー形状帯電用部
材を製造した。
これを実施例4と同様に評価し、結果を表3および表4
に示した。
比較例6 実施例4と同様に帯電用部材基層を用意した。
次にナイロン−6−66−1010重量部をメタノール
90重量部に溶解し、帯電用部材基層の上に浸漬塗工し
、乾燥後膜厚80μmの表面層を設けたローラー形状帯
電用部材を製造した。
これを実施例4と同様に評価し、結果を表3および表4
に示した。
実施例4. 5. 6と比較例4を比較してわかるよう
に本発明の酸化スズ粒子含有表面層を用いることにより
、ピンホールによるリークが妨げられ横スジ黒帯が防止
さねでいる。
また、実施例4. 5.6と比較例5を比較してわかる
ように、表面層の体8!抵抗が同程度でも本発明の酸化
スズ微粒子へ有表面層を用いることにより、帯電が安定
し、画像Iar!Lが適性に保たわ、画像欠陥の発生が
抑えられている。
一方、バインダー樹脂のみの材料を用いた比較例6では
特に低温低湿下で帯電が充分行なわ第1ず反転現像では
、画像濃度が濃くなる。
このように、低温低湿下でも酸化スズ微粒子含有表面層
を用いることにより安定した帯電特性を示し、画像濃度
も適性で画像欠陥も発生しない。
〔発明の効果〕
以上の結果より明らかなように、本発明の帯電用部材を
用いることにより、安定した電位特性が得られ、画像欠
陥も少なくピンホールによるリークを軽減することがで
きる。特に低温低湿下でも安定した電位特性、両像時ヤ
トが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はローラー形状帯電用部Hの中心軸力同断面図、
第2図は電子写真装置の断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸化スズ粒子を含有する表面層を有することを特
    徴とする帯電用部材。
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