JPH0393184A - 導電体に連結要素を圧着するための圧着器及び自動圧着装置 - Google Patents

導電体に連結要素を圧着するための圧着器及び自動圧着装置

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JPH0393184A
JPH0393184A JP2228537A JP22853790A JPH0393184A JP H0393184 A JPH0393184 A JP H0393184A JP 2228537 A JP2228537 A JP 2228537A JP 22853790 A JP22853790 A JP 22853790A JP H0393184 A JPH0393184 A JP H0393184A
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、導電体に連結要素を圧着する機器、即ち圧着
器と、及びこの圧着器を備える自動圧着装置に関するも
のである. 特に、本発明の圧着器は、たとえば、予め露出されたケ
ーブルの導電体の端部にピンを圧着することを目的とし
ている. それに限るわけではないが、圧着器は航空分野において
適用することが特に適切である.当該航空分野では、航
空機を操縦したり種々の作業を実施したりする゜ために
必要な多数の電気・電子装置が、種々のタイプの多数の
電気的連結部を包含している. 一例として、ヘリコプターにおいては、電気・電子装置
における種々の部品間の電気的連結部の数は12000
のオーダーにもなり、これは501fを越えるケーブル
の外に、装置毎に35000を越える電気ケーブルの端
部の処理作業、及び同等の数量の連結部が存することを
意味している. この端部処理は、そのほとんどの場合、ほぼ円筒形のピ
ンを、端部が予め露出されたケーブルの導電体上に圧着
することにより実施される.この後、導電体は、コネク
タにより相互にグループ化されて、装置の種々の部品間
を連結するか、あるいは航空機の壁を通過させられる.
従って、特に、利用される電流の強さ及び導電体の幾何
形状により、広範なピン(色々な圧着痕の位置、長さ、
径)、及び広範な適用された導電体(色々な圧着痕の深
さや径)が用いられなければならない.導電体の端部に
ピンを圧着するにあたり、現時点では、それぞれ所定タ
イプの圧着パンチを備えた色々な手動圧着が用いられて
おり、利用される所定範囲のピンに適用できるようにな
っている.さらに、満足できる機械的圧着を達成するた
め、各圧着器は、得られるピンと導電体との連結部の関
数としての圧着パンチの貫入深さ、及び導電体の端部に
対するピンの軸心方向貫入量を調整し、圧着器の圧着パ
ンチの下側に、圧着されるピンのシャンク(軸部)を適
切に位置決めする手段を備えている. 従って、多数のピン及びケーブルが利用されると共に、
異なる圧着器が必要になると同時に、その調整がなされ
ることから、その結果は誤差を生じる危険を有する.こ
れは、特に、不適切な圧着器を利用するか、あるい,は
圧着パラメータの誤った調整により生じるものである. そして、実施されたすべての圧着作業をチェックするこ
とは、全体的に管理することが困難であることから、不
適切な圧着が検出されないことがある. したがって、このような誤った圧着作業は航空機の飛行
中に、操縦席における情報の喪失、あるいは装置の一部
の制御の喪失をもたらし、深刻な結果をもたらす危険を
生じる. さらに、このような潜在的な誤作業の危険に加えて、す
べての圧着作業はかなりの時間と多くの人員を必要とす
る. 本発明の目的はこれらの問題点を解決することにある. そこで、本発明は、ピンのような連結要素を導電体に圧
着する圧着器を特徴としており、この圧着器は、次の構
戒要素を具備している.即ち、圧着されるべきピンが周
囲に配置される導電体に対して、半径方向に可動の1セ
ットn個のパンチを複数セット備えるパンチ保持部材と
、前記パンチ保持部材に取り付けられると共に、半径方
向に可動の押圧体を備える第1部片であり、第1駆動手
段により前記パンチ保持部材に対して可動であることに
より、押圧体を、選択されたセ?トのパンチに対向配置
させるようにした前記第1部片と、 前記第1部片に取り付けられると共に、パンチにより及
ぼされる圧着力をもたらすために前記押圧体を移動する
移動手段を有する第2部片であって、第2駆動手段によ
り前記第1部片及び前記パンチ保持部材に対して可動で
あることにより、移動手段が押圧体に作用し、それによ
りパンチが作用を受けてピンが導電体上に圧着されるよ
うにした前記第2部片と、 を備えている. したがって、本発明において、この圧着器は導電体のピ
ンの寸法特徴に応じて圧着を実施するために必要な複数
セットのn個のパンチを具備していることから、圧着器
の誤った選択による誤操作の危険性が回避される. 好ましい実施態様において、前記パンチ保持#!1材及
び前記第1、第2部片は、それぞれほぼ円■形状である
と共に、相互に同軸に配置されており、かつ前記第2部
片は、前記パンチ保持部材を包囲する前記第1部片を包
囲している. 本圧着器の他の特徴によれば、解放自在なロック手段が
第1部片及び第2部片間に、これら2つの部片を相互に
ロックするために設けられており、前記ロック手段が作
動状態にある時、第1駆動手段により所定セットのパン
チが選択され、前記ロック手段が非作動状態にある時、
2つの部片が離脱されて、第2駆動手段により第2部片
が、第1部片及びパンチ保持部材に対して移動され得る
ようにすると良い. 第1部片及び第2部片のそれぞれの第1駆動手段及び第
2駆動手段は、例えば電動モータを含んでいるのが好適
である. かかる場合、第1駆動手段のモータによる第1部片の回
動が、前記モータに連結されると共に、前記第1部片の
周縁に形成された対応有歯セクターとかみ合う無限ねじ
により達成される.また、第2駆動手段のモータによる
第2部片の回動が、前記モータの摺動ロッドにより達成
され、該摺動ロッドが、その自由端で、軸心の回りにて
、前記第2部片から突出する半径方向耳状部に連結され
るのが良い. 有効な実施態様において、セットをなすパンチが同一半
径平面内に配置されると共に、相互に等角度間隔で配置
され、かつ各セットのn個のパンチも相互に等角度間隔
で配置される.この結果、パンチにより及ぼされる圧着
力は、導電体に圧着されるピンのシャンクの周囲に、等
間隔に作用する. 好適な実施態様において、各セットのn個のパンチは前
記パンチ保持部材に設けられた対応の半径方向通路に収
容され、前記パンチが弾性復帰手段の作用により引込み
位置を占め、かつ導電体上にピンを圧着する作業に対応
して、各押圧体の作動により突出位置を占めることがで
きる6押圧体は、前記第1部片に形成された半径方向通
路に収容されると共に、その一端で、第2部片に設けら
れた移動手段と共働し、かつ他端で、選択されたセット
のパンチと共働する. 特に重要な実施態様において、前記押圧体及びパンチを
移動する前記移動手段は、前記第2部片に形成されると
共に前記押圧体の対応端部を受容する凹所により画定さ
れ、第2部片の回動中、凹所が押圧体を漸進的に駆動し
、それが同時にパンチに作用されて、押圧体上での四所
の回動にしたがって圧着痕が得られる. 本発明の他の特徴によれば、圧着器は、ピンの径に応じ
て、ビンをパンチ保持部材に対してセンタリングするセ
ンタリング手段であり、第31!動手段の作用により制
御され得るようになっている前記センタリング手段を備
える. 特定の実施態様において、前記センタリング手段は、前
記パンチ保持部材と同軸の2つのディスクを備え、一方
のディスクは固定されると共に、他方のディスクは第3
駆動手段により回動可能であり、前記可動ディスクには
弧状開口が設けられ、該開口に、固定ディスクに形成さ
れた半径溝内を摺動できる要素のピンがそれぞれ係合さ
れる.したがって、第3駆動手段の作動により、要素は
、円運動を直線運動に変換するピンを介して半径方向に
移動し、ピン・導電体連結部をセンタリングし、それを
パンチ保持部材に対して所定位置に保持する. さらに、lグループn個の弧状開口が2グループ設けら
れ、これらの開口は相互に等角度間隔で配置されると共
に、第1グループの開口が対応する要素の直線移動によ
り、0.5輪一〜4一輪の径を有するピンのセンタリン
グを行い、かつ第2グループの開口が、他の要素により
2■〜4mmの径を有するピンの案内及びセンタリング
を行う。
好ましくは、第3駆動手段は電動モータを備え、そのシ
ャフトはピンを介して、可動ディスクから延びる半径方
向耳状部に連結される. 本発明の他の特徴によれば、圧着器は、ビンの長さに応
じてパンチ保持部材における当該ピンの深さを調整する
と共に、第4駆動手段により制御される調整手段を備え
る. これらの調普手段は、第4駆動手段により前記パンチ保
持部材に同軸に導入されるようにした中空円筒形ガイド
と、該ガイドの内側に配置されると共に、前記ピンのた
めのセンタリング用円錐部を有するロッドとを備え、前
記ガイドは、前記ロッドに対して摺動して、前記ガイド
に設けられたストッパにより、調整が正しい時に前記ロ
ッドに当接できるようになっている. 前記第4駆動手段はリニア電動モータを備え、その制御
ロッドが前記円筒形ガイドに同軸に連結されるのが良い
. 本発明はまた、導電体に連結要素を自動的に圧着するた
めの自動圧着装置にも関する.従って、本発明によれば
、ピンのような連結要素を導電体に自動的に圧着する自
動圧着装置は、前述したような少なくとも1つの圧着器
と、使用される種々のタイプの導電体及びピンに関する
寸法データ及び圧着パラメータを記憶するプログラム可
能な制御ユニットであって、駆動手段、ロック手段、及
び各ピンを所望位置に維持すると共に、プログラムサイ
クルにしたがって圧着作業を開始させるトリガ手段が連
結されている前記制御ユニットと、を備えている. したがって、導電体が在ることを確認後、前記ユニット
は導電体及びピンの寸法データの関数として、自動的に
圧着パラメータ及び利用されるパンチのセットを決定す
る。この結果、圧着全体が自動的に行われ、前述の誤作
業の危険性は回避される。
更に、圧着力を指示するセンサが第2部片に関連して配
置されると共に、第2駆動手段に連結されて、パンチに
より作用される力が所定値に到達した時に圧着作業を中
断するように、前記センサを前記制御ユニットに連結部
により電気的に連結するのが良い. 図面は本発明の実施態様を良好に示している。
これらの図面において、同一参照記号は,同一要素を示
すものとする. 第1図について説明する.ピンのような連結要素を導電
体上に自動的に圧着する装置は、プログラム可能な制御
ユニット2に関連されたる圧着器1を備えている.この
ユニット2は、利用される可能性のある種々の導電体及
びピンに関するすベての寸法情報又はデータ,及び形成
される各ピン・導電体連結部間の圧着作業に関するすべ
てのパラメータ、を含んでいる.後述するが、予め確立
されたプログラムは、圧着器に連結された駆動手段によ
り全体的な自動圧着作業の達戒を可能にする、作業サイ
クルの遂行を可能にする. 概略的に図示されている実施例において、圧着器1は長
手方向軸心3に関して同軸に、円筒パンチ保持部材4と
、パンチ保持部材4を包囲する円筒形状の第1部片5と
、第1円筒部片5を包囲する円筒形状の第2部片6と、
パンチ保持部材4に対してピンをセンタリングする手段
7と、前記ピンの挿入深さを調整する手段8とを備えて
いる.さらに、第1駆動手段10は第1部片5と共働し
て、第l部片5がパンチ保持部材4に対して回転移動す
ることを可能にしており、また第2駆動手段11は第2
部片6に作用して、第2部片6が第1部片5及びパンチ
保持部材4に対して回転移動することを可能にしている
.第2駆動手段11は連結部14により制御ユニット2
に連結されており、第1駆動手段10は連結部l5によ
り第2駆動手段11に連結されている. Il&で説明
するが、解放自在なロック手段16が第1部片5及び第
2部片6間に設けられると共に、連結部17により制御
ユニット2に連結されている.さらに、連結部19によ
り制御ユニット2に連結される第3駆動手段18はピン
センタリング手段7を制御し、また連結部21によりユ
ニット2に連結される第4駆動手段20は、ピンの深さ
を調整する手段8を制御する.このシステムはさらに、
手段8に関連される、圧着サイクルを開始するトリガ手
段22を備えている.これらトリガ手段22は連結部2
3により、制御ユニット2に連結される連結部19に連
結されており、また連結部24により、ユニット2に連
結される連結部14に連結されている.最後に、センサ
25が第2駆動手段11と第2部片6との間に配置され
て、作用される圧着力を示すようになっていると共に、
連結部26により、プログラム可能な制御ユニット2に
連結されている. 第1図、第2図及び第3図において、円筒形パンチ保持
部材4は、軸方向貫通路4Aを備えると共に、軸心3に
対して半径方向に可動の1セットn個のパンチが複数セ
ット装着されている.本実施例において、部材4は、そ
れぞれ同一平面内に配置される4つパンチ4Cから成る
セット4B.4 B 2及び4 B 3 を備え、各セ
ット4B,,4B,及び4 B sは相互に30゜の等
間隔で配置されており、また各セットの4つのパンチ4
Cは相互に90゜の等間隔で配置されている.図面には
示されていないが、セットをなすパンチの端部の形状は
、行われる圧着のタイプにより異なっている.第3図か
ら特に明らかなように、各圧着パンチ4Cは部材4に形
成される半径方向通路4D内に収容されている.各セッ
トのパンチは2つの端部位置を占めることができる.即
ち,第3図、第13図及び第14図に示されるような第
l引込み位置においては、パンチはこの位置に弾性復帰
スプリング4Eの作用により保持されており、前記スプ
リング4Eはパンチを包囲すると共に、前記円筒形部材
4の周囲に配置されるリング4Fに当接している.開口
4Gが各バンチ4Cに対応してリング4Fに形成されて
、後述のように第1部片を装着する押圧体の自由通過を
可能にしている.開口4Gの径はパンチ4Cより小さい
.第l図、第15図及び第16図において、セットをな
すパンチが第2突出位.置にある状態を示されており、
この位置は導電体上にピンを適切に圧着させる位置に相
当する. 第l図、第4図及び第5図において、第1円筒形部片5
は軸方向貫通路5Aを備え、そこにパンチ保持部材4が
受容され得る.この第1部片5は、同一平面内に配置さ
れるセットをなす4つの半径方向に可動の押圧体5Cを
備えており、前記押圧体5Cは第1駆動手段10により
、選択されたセットのパンチに対向配置される. 各セットのパンチの数と同数の押圧体5Cは、相互に9
0”で等角度間隔で配置される半径方向通路5B内に収
容されている.復帰スプリング5Dが対応する押圧体の
周囲を囲み各半径方向通路5B内に設けられて、当該押
圧体が突出位置に復帰され得るようになっており、そこ
では押圧体の頭部5Eは円筒形部片5の周縁から出現し
ている.他方、第2部片6が装着された移動手段の作用
により、押圧体は引込み位置へ半径方向に移動し、パン
チ4を移動させる. 第1部片5は、第1駆動手段10により、利用されるセ
ットのパンチを選択することができる.この第1駆動手
段10は第1部片5をパンチ保持部材4に対して回転さ
せて、押圧体5Cを選択されたセットのパンチに対向さ
せることを可能にしている.そのため第1図において、
駆動手段10はこの実施例において、ステップ式電動モ
ータ10Aから成り、その駆動シャフト10Bには、円
筒形部片5の周縁に形戒された有歯セクター5Fと共働
する無限ねじ10Cが取り付けられている.保持部材4
が相互に30゜の間隔の3セットのパンチから構成され
ているから、有歯セクターは3セットのパンチをカバー
するため、少なくとも約60゜の角度を形戒している.
したがって、電動モータ10A及び無限ねじ10Cと、
有歯セクター5Fとの連結により与えられる円筒形部片
5の回転によって、利用されるセットのパンチは、押圧
体5Cを前記セットに対応配置させることにより、容易
に選゛択され得ることが理解されよう。
さて、第l図、第6図及び第7図において、円筒形の第
2部片6が軸方向貫通路6Aを備え、そこに第13図〜
第16図に示されるように部材4を受容する第1部片5
が受容されている.軸方向貫通路6A内に、押圧体5C
を、そして選択されたセットのパンチを移動する手段6
Bが設けられている.これらの手段6Bは、第7図に示
されるような凹所6Cにより両定されるのが有効であり
、これら凹所は4つが相互に90゜の関係で配置されて
いる。これらの凹所6Cに対して、押圧体5の頭部5E
がそれぞれ突出位置において係合される.さらに、第2
円筒形部片6は、第2駆動手段11により、第1部片5
及びパンチ保持部材4に対して回動され得る.この実施
例において、これらの手段11はリニア電動モータ11
Aにより形威され、その摺動ロッド11Bがピン11C
により第2部片6の半径方向耳状部6Dに取り付けられ
ている.したがって、モータ11Aの作用による第2部
片6の回動中、凹所6Cはその円運動により押圧体5C
を徐々に押圧し、押圧体5Cは選択されたセットのバン
チ4Cに作用する.導電体上のビンの位置水準において
得られる圧着痕は、押圧体上での凹所の回転角度に依存
する.最大痕跡は凹所、したが)で第2部片6が、第1
6図に示されるように、約35゜の角度動かされた時に
得られる.従って、それから得られる圧着力及び痕跡は
、モータ11Aにより制御されるようにした押圧体に対
する凹所の回転角度の間数として調整され得る。
さらに、第1部片5及び第2部片6の解放自在なロック
手段16は、部片5(第4図及び第5図)の半径方向耳
状部5Gに固定された電磁石16Aを備え、電磁石16
Aのロッド16Bは第2部片6(第6図及び第7図)に
形成された孔6E内に導入され得る.したがって、ロッ
ク手段16が作動状態にある時,電磁石16Aのロッド
16Bが孔6E内に係合された状態で、部片5、6は回
転できるよう連?され、その状態で第1駆動手段10に
より、押圧体を選択されたパンチに対応配置させること
により、所望セットのパンチを選択することが可能にな
る. 他方、ロック手段16が非作動状態にある時は、2つの
部片5、6はもはや回転のために相互にロックされるこ
とはなく、したがって第2部片6は第2駆動手段11に
より、第1部片5及びパンチ保持部材6に対して回転す
ることができ、したがって凹所6Cを介して、対応パン
チによりピンを導電体上に圧着することができる. 第1図及び第8〜11図を参照して、ピンを軸心3に対
してセンタリングする手段7は、相互■に関連する2つ
の同軸ディスク7A、7Bを備え、その一方のディスク
7Aは固定されており、他方のディスク7Bは第3駆動
手段18により、軸心3の回りに回転駆動され得る.そ
のため図示実施例において、第3駆動手段18はステッ
プ式電動モータ18Aを備え、その駆動シャフト18B
はピン18Cによりディスク7Bの半径方向耳状部7C
に連結されている. この例(第8図及び第9図)において、固定ディスク7
Aには、等角度間隔に配置された8つの丁字形の半径方
向7117Dが設けられている.これらの溝7D内で要
素7Eがピン7Fを介して摺動することができ、これら
のピン7Fはそれぞれ要素7Eに取り付けられると共に
、渭7Dに対し直角゜に、すなわち軸心3に対して平行
に配置されている.これらのピン7Fはさらにそれぞれ
、可動ディスク7Bに形成された弧状開口7Gに係合さ
れている.第10図において、等角度間隔を有する4つ
の開口が2グループ、設けられており、第1グループの
弧状開口7G,は第2グループの開口7G,より強調さ
れている.各ピン7Fが係合されている可動ディスクの
4つの開口7 G +は、モータ18Aの作用により、
そして前記ピンを介して、固定ディスクの対応の溝7D
内で要素7Eの直線移動を許容し、それにより要素7F
の薄肉端部7Hにより、たとえば0.5m一〜4■の径
を有するビンがセンタリングされる.弧状開口7G.に
間しては、これら開口は2一一〜411一の径を有する
ピンを同一方法によりセンタリングする.したがってこ
れらのセンタリング手段7において、導電体を包囲する
各ピンは、等角度間隔を有する可動要素7Eの8つの端
部7Hのうちの少なくとも4つにより、パンチ保持部材
に対して完全にセンタリングされる.さらに、システム
の作動中に明らかなように、ピンがセンタリングされて
、圧着パンチの下に導入される時、可動要素7Eの端部
7Hが導電体を所定位置に保持する. 第1図及び第12図において、ピンの長さに応じて、パ
ンチ保持部材4に対するビンの挿入深さを調整する手段
8は、中空円筒形ガイド8Aを備えており、その一方の
端部8Bにおいて底部8Cにより閉鎖されている.ガイ
ド8Aは軸心3と同軸に、第4駆動手段20により部材
4の通路4Aに導入されるようになっている. 図示実施例において、これらの手段20はステップ式リ
ニア駆動シリンダ20Aを備え、その摺動ロッド20B
はその自由端において、前記ガイド8Aの底部8Cに形
成された適切な孔8Dに固定されている.第12図に示
されるように、ロッド8Eはガイド8A内を摺動するよ
うに取り付けられると共に、ロッド8Eの細い部分を包
囲する保持スプリング8Fにより所定位置に保持される
,ガイドの開放端部方向に曲げられたロッドの端面8G
には円錐部8Hが設けられ、そこにピンの端部が受容さ
れ得ると共に、薄肉部分の端面8Jは、ガイド8Aの底
部8Cの面8Kを形戒するストッパと共働することがで
きる. したがって、ビンの長さに応じて、ガイドの移動量が調
整され、ガイド8Aのストッパ8Kがシリンダ20Aの
作用によりロッド8Eの端面8Jに接触する時、ピンの
シャンクは圧着パンチに関して所望位置にあることにな
る. さらに、第1図及び第l2図において、ガイド8Aに設
けられた圧着サイクルを起動するトリガ手段22は、主
に、光電チェック装置22A及びトリガセンサ22Bか
ら構成される.トリガセンサ22Bは、ガイド及びロッ
ドの相対位置の関数としてピンの正しい位置を検出し、
ピン及び導電体が連結部23を介してセンタリング手段
7により所定位置に保持された後、圧着作業を開始する
.自動圧着装置の作動は以下のとおりである。
制御ユニット2は、利用される導電体のマーキングの参
照記号、ピンの参照記号、導電体及びビンの寸法特性、
及びピンの幾何形状を記憶している. 操作者により得られる導電体上のマーキングの読取りが
、前記導電体上にマークされたアルファ数字記号の読取
り器又はバーコード読取り器により、自動的に行われる
ことが好ましい.したがってこの読取りから、制御ユニ
ット2は圧着パラメータ、たとえば使用されるピンの長
さ、径及び圧着痕の位買、及び導電体の径及び形成され
る圧着痕の深さ、を引出す. その時点で自動圧着装置の作動サイクルが以下のように
行われる. ・電磁石16による第1円筒形部片5及び第2円筒形部
片6のロック作動.この作動サイクルステップは第13
図及び第14図に対応し、図示の圧着器1は、第2部片
6により包囲される第1部片5により包囲されているパ
ンチ保持部材4を備えている.センタリング手段7が、
部材4及び2つの部片5、6により形威される組立体の
入口部に配置されており、また調整手段8が組立体の他
側部に配置され、千段8のガイド8Aがパンチ保持部材
4の軸方向通路4Aに同軸に貫入される。したがって、
ロック手段16は作動状態にあり、第1部片5及び第2
部片6は回転できるよう連結状態となる. ・モータ10Aの作動、及び第1部片5の有歯セクター
5Fと無限ねじ10Cとの連結部を介する、2つの部片
5、6の回転によるセットをなす圧着パンチの選択.同
時に、電気パルスがモータ10Aに送られ、圧着のため
の移動及び基準整合が行われる. ・ユニット2により限定されるようにした使用されるピ
ンの長さの関数として手段8(ガイド8A、ロッド8E
)を調整するシリンダ20Aの制御.・センタリング手
段7の可動ディスク7Bに作用するモータ16Aを制御
して、弧状開口7Gにより付与される円形移動を直線移
動に転換するピン7Fを介して、摺動要素7Eの端部7
Hを相互に前記ピンの径方向に引寄せること.これらす
べての作動は極めて速く、10分の数秒で十分である.
・ピン30の導入及び圧着器における導電体上へのセッ
ティング. ・端部がロッド8Fの円錐部8Hに接触しているピン3
0の正しい位置の、センサ22Bによる検出.・電動モ
ータ18Aを介する摺動要素7Eの端部7Hによる、ピ
ン30を装着された導電体31の所定位置への保持. 電磁石16Aのロッド16Bの引込めによる、第1部片
5及び第2部片6のロック解除.・モータ11Aにより
第2部片6を回転することにより、バンチ4Cにより導
t体31上にビン30を圧着させること。この作動サイ
クルステップは第15図及び第■6図に示されている.
すなわち、第1部片5及びパンチ保持部材4に対する第
2部片6の回転により、第2部片の押圧体5Cを凹所6
Cが漸進的に駆動して、選択されたセットのバンチ4C
に作用を与えることは明らかであろう.パンチの端部は
ピン30のシャンクに作用し、ピンを導電体上に圧着す
る.圧着痕の深さは、第2部片6の回転量を大きく、あ
るいは小さくすることにより調整される. ・作用される力を表示するセンサ25による圧着力のチ
ェック. ・適切に行われた圧着作業の停止. ・第2部片6の逆回転,スプリング5Dの作用による押
圧体5Cの頭部5Eの凹所6Cへの係合、による圧着パ
ンチ4Cの引込み位置への復帰.・モータ18Aにより
センタリング千段7を解放して、摺動要素7Eを軸心3
から離れる方向に移動させること. ・圧着されたピン30を備える導電体31を操作者によ
り取り外すこと. ・ピン及び部片5、6の深さの調整のために、手段8を
初期位置へ復帰すること. こうして自動圧着装置は新しいサイクルが可能になる。
この自動圧着装置において、前述の誤作動の危険性は回
避され、したがって完全なビンと導電体の結合が保証さ
れることが理解されるであろう.
【図面の簡単な説明】 第l図は圧着器及びプログラム可能な制御ユニットを具
備する本発明による自動圧着装置の概略分解図、第2図
は、圧着器のパンチ保持部材の測立面図、第3図は、第
2図の■一■線に沿うパンチ保持部材の拡大部分断面図
、第4図は、パンチ保持部材を包囲する第1部片の側立
面図、第5図は、第4図の■−v線に沿う、第1部片の
一部断面頂面図、第6図及び第7図はそれぞれ、第1部
片を包囲する第2部片の側立面図及び正面図、第8図は
、ピンをパンチ保持部材に対してセンタリングする手段
の固定ディスクの平面図、第9図は、第8図の[− 1
X線に沿う固定ディスクの断面図、第10図及び第11
図はそれぞれ、ピンをセンタリングする手段の可動ディ
スクの正面図及び側立面図、第l2図は、圧着サイクル
の開始のためのトリガ一手段が関連されたピン深さ調整
手段の長手方向断面図、第13図は圧着作業前の本発明
による圧着器の長手方向断面図、第14図は、パンチ保
持部材及び第l、第2部片の相対位置を示す、第13図
の)NV−XW線に沿う圧着器の断面図、第15図は圧
着作業中の圧着器の長手方向断面図、第l6図は、圧着
作業中のパンチ保持部材及び第1、第2部片の相対位置
を示す、第15図のX■X■線に沿う圧着器の断面図で
ある.図中、1・・・圧着器     2・・・制御ユ
ニット4・・・パンチ保持部材 4C・・・パンチ5・
・・第l部片    5C・・・押圧体6・・・第2部
片    6B・・・移動手段7・・・センタリング手
段 8・・・ピン深さ調整手段 10・・・第1駆動手段  11・・・第2駆動手段2
2・・・トリガ手段   30・・・ピン31・・・導
電体 936

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ピンのような連結要素を導電体に圧着するための圧
    着器であって、 圧着されるべきピンが周囲に配置される導電体に対して
    、半径方向に可動の1セットn個のパンチ(4C)を複
    数セット備えるパンチ保持部材(4)と、 前記パンチ保持部材に取り付けられると共に、半径方向
    に可動の押圧体(5C)を備える第1部片(5)であっ
    て、第1駆動手段(10)により前記パンチ保持部材に
    対して可動であることにより、押圧体(5C)を、選択
    されたセットのパンチ(4C)に対向配置させるように
    した前記第1部片(5)と、前記第1部片(5)に取り
    付けられると共に、パンチにより及ぼされる圧着力をも
    たらすために前記押圧体(5C)を移動する移動手段(
    6B)を有する第2部片(6)であって、第2駆動手段
    (11)により前記第1部片及び前記パンチ保持部材に
    対して可動であることにより、移動手段(6B)が押圧
    体(5C)に作用し、それによりパンチ(4C)が作用
    を受けてピンが導電体上に圧着されるようにした前記第
    2部片(6)と、 を備えていることを特徴とする、導電体に連結要素を圧
    着するための圧着器。 2、前記パンチ保持部材(4)及び前記第1、第2部片
    (5、6)が、それぞれほぼ円筒形状であると共に、相
    互に同軸に配置されており、かつ前記第2部片(6)が
    、前記パンチ保持部材(4)を包囲する前記第1部片(
    5)を包囲していることを特徴とする、請求項1記載の
    圧着器。 3、解放自在なロック手段(16)が第1部片(5)及
    び第2部片(6)間に、これら2つの部片を相互にロッ
    クするために設けられており、前記ロック手段が作動状
    態にある時、第1駆動手段(10)により所定セットの
    パンチが選択され、前記ロック手段が非作動状態にある
    時、2つの部片が離脱されて、第2駆動手段(11)に
    より第2部片が、第1部片及びパンチ保持部材に対して
    移動され得るようにしたことを特徴とする、請求項1記
    載の圧着器。 4、第1部片(5)及び第2部片(6)のそれぞれの第
    1駆動手段(10)及び第2駆動手段(11)が、電動
    モータ(10A、10B)を含んでいることを特徴とす
    る、請求項1記載の圧着器。 5、第1駆動手段(10)のモータ(10A)による第
    1部片(5)の回動が、前記モータに連結されると共に
    、前記第1部片(5)の周縁に形成された対応有歯セク
    ター(5A)とかみ合う無限ねじ(10C)により達成
    されるようにしたことを特徴とする、請求項2又は4記
    載の圧着器。 6、第2駆動手段(11)のモータ(11A)による第
    2部片(6)の回動が、前記モータの摺動ロッド(11
    B)により達成されるようになっており、該摺動ロッド
    が、その自由端で、軸心(11c)の回りにて、前記第
    2部片から突出する半径方向耳状部(6D)に連結され
    ていることを特徴とする、請求項2又は4記載の圧着器
    。 7、セット(4B_1、4B_2、4B_3)をなすパ
    ンチが同一半径平面内に配置されると共に、相互に等角
    度間隔で配置されており、かつ各セットのn個のパンチ
    も相互に等角度間隔で配置されていることを特徴とする
    、請求項2記載の圧着器。 8、各セットのn個のパンチ(4C)が前記パンチ保持
    部材(4)に設けられた対応の半径方向通路(4D)に
    収容されており、前記パンチが弾性復帰手段(4E)の
    作用により引込み位置を占め、かつ導電体上にピンを圧
    着する作業に対応して、各押圧体(5C)の作動により
    突出位置を占めることができることを特徴とする、請求
    項2記載の圧着器。 9、前記押圧体(5C)が前記第1部片(5)に形成さ
    れた半径方向通路(5B)に収容されると共に、前記押
    圧体(5C)が、その一端で、第2部片(6)に設けら
    れた移動手段(6B)と共働し、かつ他端で、選択され
    たセットのパンチ(4C)と共働することを特徴とする
    、請求項2記載の圧着器。 10、前記押圧体及びパンチを移動する前記移動手段(
    6B)が、前記第2部片(6)に形成されると共に前記
    押圧体(5C)の対応端部を受容する凹所(6C)によ
    り画定されており、第2部片の回動中、凹所(6C)が
    押圧体を漸進的に駆動し、それが同時にパンチ(4C)
    に作用されて、押圧体上での凹所の回動にしたがって圧
    着痕が得られるようにしたことを特徴とする、請求項2
    記載の圧着器。 11、ピンの径に応じて、ピンをパンチ保持部材に対し
    てセンタリングするセンタリング手段(7)であり、第
    3駆動手段(18)の作用により制御され得るようにな
    っている前記センタリング手段を備えることを特徴とす
    る、請求項1記載の圧着器。 12、前記センタリング手段(7)が、前記パンチ保持
    部材と同軸の2つのディスクを備え、一方のディスク(
    7A)は固定されると共に、他方のディスク(7B)は
    第3駆動手段により回動可能であり、前記可動ディスク
    (7B)には弧状開口(7G)が設けられ、該開口(7
    G)に、固定ディスク(7A)に形成された半径溝(7
    D)内を摺動できる要素(7E)のピン(7F)がそれ
    ぞれ係合されていることを特徴とする、請求項11記載
    の圧着器。 13、1グループn個の弧状開口が2グループ設けられ
    、これらの開口は相互に等角度間隔で配置されると共に
    、第1グループの開口(7G_1)が対応する要素の直
    線移動により、0.5mm〜4mmの径を有するピンの
    センタリングを行い、かつ第2グループの開口(7G_
    2)が、他の要素により2mm〜4mmの径を有するピ
    ンの案内及びセンタリングを行うようにしたことを特徴
    とする、請求項12記載の圧着器。 14、第3駆動手段(18)が電動モータ(18A)を
    備え、そのシャフト(18B)がピン(18C)を介し
    て、可動ディスク(7B)から延びる半径方向耳状部(
    7C)に連結されることを特徴とする、請求項11記載
    の圧着器。 15、ピンの長さに応じてパンチ保持部材における当該
    ピンの深さを調整すると共に、第4駆動手段(20)に
    より制御される調整手段(8)を備えることを特徴とす
    る、請求項1記載の圧着器。 16、前記調整手段(8)が、第4駆動手段(20)に
    より前記パンチ保持部材(4)に同軸に導入されるよう
    にした中空円筒形ガイド(8A)と、該ガイドの内側に
    配置されると共に、前記ピンのためのセンタリング用円
    錐部を有するロッド(8E)とを備え、前記ガイド(8
    A)が前記ロッドに対して摺動して、前記ガイドに設け
    られたストッパ(8K)により、調整が正しい時に前記
    ロッド(8E)に当接できるようにしたことを特徴とす
    る、請求項15記載の圧着器。 17、前記第4駆動手段(20)がリニア電動モータ(
    20A)を備え、その制御ロッド(20B)が前記円筒
    形ガイド(8A)に同軸に連結されていることを特徴と
    する、請求項16記載の圧着器。 18、導電体に連結要素を自動的に圧着するための自動
    圧着装置であって、 少なくとも1つの請求項1記載の圧着器と、使用される
    種々のタイプの導電体及びピンに関する寸法データ及び
    圧着パラメータを記憶するプログラム可能な制御ユニッ
    ト(2)であって、駆動手段(10、11、18、20
    )、ロック手段(16)、及び各ピンを所望位置に維持
    すると共に、プログラムサイクルにしたがって圧着作業
    を開始させるトリガ手段(22)が連結されている前記
    制御ユニット(2)と、 を備えていることを特徴とする自動圧着装置。 19、圧着力を指示するセンサ(25)が第2部片(6
    )に関連して配置されると共に、第2駆動手段(11)
    に連結されて、パンチにより作用される力が所定値に到
    達した時に圧着作業を中断するように、前記センサを前
    記制御ユニットに連結部(26)により電気的に連結し
    ていることを特徴とする、請求項18記載の自動圧着装
    置。
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