JPH0392820A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH0392820A
JPH0392820A JP23010789A JP23010789A JPH0392820A JP H0392820 A JPH0392820 A JP H0392820A JP 23010789 A JP23010789 A JP 23010789A JP 23010789 A JP23010789 A JP 23010789A JP H0392820 A JPH0392820 A JP H0392820A
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JP
Japan
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frequency
liquid crystal
crystal display
frame frequency
flicker
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Pending
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JP23010789A
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Susumu Kondo
進 近藤
Tadakatsu Hirai
平井 保功
Hitoshi Hado
羽藤 仁
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は液晶表示装置に係り、特にその駆動手段に関
する。
(従来の技術) 近年、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュ〜夕等に
液晶表示装置が利用されるようになり、表示面積の大形
化が要求され、多桁のマルチブレクス駆動が行なわれる
ようになってきている。
以下に、液晶表示装置におけるマルチプレクス駆動法の
原理を図面を用いて説明する。
即ち、第6図はマルチプレクス駆動を行なう一般的なド
ットマトリクス形液晶表示素子の断面図を示す。この図
において、互いに直交する帯状の透明電極(以下X電極
と記す)21、透明電極(以下Y電極と記す)22と配
向膜23、24が形成された基板25、26がほぼ平行
に設置されており、この間には戒晶組成物27が封入さ
れ、その周囲はシール剤28で封正固定されており、液
晶セルとなっている。
更に、この液晶セルの上下には、偏光板29、30及び
反射板又は背面光源(以下バックライトと記す)31が
配置され、液晶表示素子となっている。
第7図は上記液晶セルを上方より見た場合の上下基板上
25、26のX電極21とY電極22の配置を示したも
のである。同図はM本のX電極とN本のY電極が直交し
て配置され、その交差部からなるMXN個の画素が存在
することを表わしている。
このようにドットマトリクス形液晶表示素子では、1つ
の電極に複数の画素が接続されているので、液晶を応答
させるために、電極に印加する電圧は時分割したパルス
となる。即ち、それぞれの画素は或る周期で間欠的に電
圧励起を受けることになる。一般的には、Y電極群を或
る一定のフレム周M(フレーム周波数)で線順次走査し
、これに同期してX電極に信号を加える。この時、X電
極及びY電極に印加されるマルチブレクス駆動波形を第
8図(A)、(B)、(C)に示す。
第8図の(A)、(B)、(C)共、横軸に時間、縦軸
に電圧をとって示してある。図中の(A)はY電極の1
番目Y,からN番目YNまで走査する電圧V(’Y+)
〜V(YN)を表わし、図中のTは1番目からN番目ま
でのY電極を1回走査する時間つまりフレーム周期を表
わし、これの逆数f−1/Tがフレーム周波数となる。
そして、この時、例えば(Xi,Y+)画素をオン状態
、(X J , Yl )画素をオフ状態にしようとす
るならば、それぞれXiSXj電極にはY1電極と同期
させて、それぞれ(B)に示すような波形の電圧を加え
ればよく、液晶に掛かる電圧の波形はv (y)とV 
(X)の差として(C)に示すようにぴる。
尚、図中のVは最適な表示状態となるように適当に設定
し、aは走査電極数Nにより決定される係数である。a
の決め方には、最適バイアス広、1/2バイアス法、1
/3バイアス法と呼ばれる方法がある。
以上のようなマルチブレクス駆動波形の実効値に対し、
液晶はその誘電異方性によりその配向方向を変えて応答
し、透過率を変化させる。この時、液晶の応答がフレー
ム周波数より速い場合、同図(C)に示される波高値の
高い選択パルスに対しての応答と波高値の低い非選択期
間での応答は違ったものとなり、このため、その光学応
答はフレーム周波数と同じ周期Tで変化することになる
以上のようなマルチプレクス駆動において、一般にその
フレーム周波数は特に限定されておらず、液晶表示装置
使用時の周囲光又はバックライトの明るさの時間的変化
とは無関係であった。このような場合、例えば一般の蛍
光灯下で液晶表示装置を使用したり、又は冷陰極ランプ
(F L)やエレクトロルミネッセンス・ランプ(以下
ELと記す)等、或る周波数で明滅を繰り返す光源をバ
ックライトに用いた場合、フレーム周波数の設定値によ
っては、周期的に変化し、液晶を通過する光と液品の透
過率の変化の周波数との干渉により、画面のちらつき(
フリッカ)や、走査電極(Y電極)と平行な濃淡の縞模
様、走査電極と垂直方向に流れる表示ムラが目蜆にて観
測され、非常に見づらい状態となることがある。
バックライトの明暗の繰返しの周波数は、バックライト
を駆動する交流電圧の周波数と等価である。具体的には
、バックライトの明暗の繰返しの周波数は、それを駆動
する交流電圧の周波数の2倍となる。
上記フリッカを解決する方法として、バックライトを駆
動する交流電圧の周波数をフレーム周波数に対してフリ
ッカの出ない適当な値に設定する方法が、特開昭63−
271230号公報において提案されている。この方法
は、バックライトの駆動周波数f+(Hz)をフレーム
周波数f2(Hz)に対し、 nf2 20(Hz)≦f ,5nf ,−1 (H 
z )及び n f ++1 (H z )  ≦f1≦nf2 +
20  (Hz)(但し、nは自然数) を除いた範囲に固定することによるものである。
画面上に現われるフリッカや縞模様の流れるムラは、f
1とf2との干渉の結果生ずるいわゆる唸り現象である
。従って、fImnf2又はf,− l / n f 
2の場合は、唸りの現象は起こらず、表示に上記障害は
現われないことが知られている,一般的に、マルチブレ
クス駆動時のフレーム周波数は、その基となる発振部に
水晶発振器を使用し、一定の周波数(例えば7 .0 
H z )になるように固定されている。一方、透過形
(半透過形)液晶表示装置に用いるバックライトの光の
駆動用電源の周波数は、L−C−R発振器を使用してい
るため、経時変化が大きい。又、発光源にELを用いた
場合には、その容量変化が大きく、駆動用電源の周波数
は大きく変動する。
従って、上記の特開昭63−271230号公報の方法
を用いた場合、液晶表示装置の点灯初期にはフリッカは
ないが、バックライト用電源の発振周波数の経時変化な
どにより、フリッヵが発生し問題となる。
又、周囲先を光源として用いる反射型の液晶表示装置の
場合には、一般的に最もよく用いる周囲光(例えば商用
50Hz蛍光灯)下で、最もフリッカの目立たないフレ
ーム周波数を選ぶ。しかし、このような従来のフレーム
周波数が固定されている方式では、周囲光の点滅周波数
が変化したとき(例えば50Hz商用電源蛍光灯用に合
わせたものを60Hz商用電源蛍光灯や、インバー夕方
式蛍光灯にさらした時)には、フリッカが発生し問題と
なる。又、透過型、反射型のどちらにも使える半透過型
液晶表示装置においても、上記と同様な問題が生しる。
(発明が解決しようとする課題) 上記のようにマルチブレクス駆動を行なう従来の液晶表
示装置において、フレーム周波数の設定値によってはフ
リッカが観測され、視認上支障を来たすことがあった。
又、従来のバックライトの駆動周波数を適当な値に固定
する方法では、反射柳の液晶表示装置に適用出来ない、
バックライトの駆動周波数変動に対応出来ないという問
題があった。
この発明は、上記の従来の問題点を解決しようとするも
ので、周囲光又はバックライトの周波数に応じて、自動
的にフレーム周波数を適当なフリッカの生じない値に変
化させ、どのような光源の下でもフリッカを生じない液
晶表示装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を射決するための手段) この発明は、X−Yマトリクス電極の形成された基板で
構威される液晶表示素子と、この渣晶表示素子を駆動す
る駆動回路とを具備し、フレーム周波数fL以上でマル
チプレクス駆動される液晶表示装置において、 周囲光又はバックライトの駆動用交流電源の周波数fa
を検知する素子を備え、この素子により検知した周波数
に対して、上記フレーム周波数fLを fa<80Hzのとき n−fa−1<fL<n−fa+1 80Hz≦f,5200Hzのとき n−f l1 < r L < n−t , + 1又
は1/n−fa−1<fL<1/n−fa+1fa>2
00Hzのとき 1 / n−f ,  l < f L < 1 / 
n−f . +1(但し、nは自然数) の範囲内に制御する液晶表示装置である。
(作 用) この発明によれば、バックライト或いは周囲先の点滅周
波数を光検出素子により検知し、この周波数を基にフリ
ッカの生じないフレーム周波数に自動的に設定する。
ところで、通常LCDに用いられるフレーム周波数の範
囲は、40Hzから最大でも400Hz程度である。何
故なら、フレーム周波数が40Hzより小さい場合、 スキャン自体がフリッカとして見え、又、フレーム周波
数の上限はドライバICのデータ転送スピードにより制
限されるからである。従って、バックライトの点滅の周
波数(電源周波数はfa)と、4 0 H z 〜4 
0 0 H zのフレーム周波数fLとがビートを起こ
さないためには、以下に見られるようにfLの設定範囲
をf,の値に応じて場合分けする必要がある。
それゆえに、フリッカの生じないフレーム周波数fLは
バックライト或いは周囲光の点滅周波数、即ち、バック
ライトを駆動する交流電圧の周波数faに対して、 fa<80Hzのとき n−fa−1くfLくn−fa+1 80Hz≦fa≦200HZのとき n−fa −1.< fL<n−fa +1又は1/n
 − fa−1<fL<1/n ’ f, +1fa>
200Hzのとき 1/n−fa−1<f1,<1./no f, +1(
但し、nは自然数) を満たす範囲内にあれば良い。又、フリッカが生しない
条件は、原理的にfL−1./n−fa又はf L −
n ’ f mてあるが、fLがl/n−fj又はn−
f hを中心に1 (Hz)未満の範囲内であれば、フ
リッカとして認識することが出来ないことが実験的に判
っている(上記の特開昭63−271230号公報参照
)。
従って、この発明によれば、どのような点滅周波数を持
つ光のもとでも、フリツカのない表示が可能となる。
(実施例) 以下、図面を参照して、この発明による液晶表示装置の
実施例を3つ詳細に説明する。
〈実施例1〉 この発明による岐品表示装置の実施例1は第1図(a)
、(b)に示すように構成されるか、液晶表示装置で用
いるドットマトリクス形液晶表示素子は、従来と同様に
第6図に示すように構成されている。
即ち、互いに直交する帯状の透明電極(X電極)21、
(Y電極)22と配向膜23、24か形成された基板2
5、26とがほぼ平行に設置されており、この間には液
晶組成物27が封入されている。そして、その周囲はシ
ール剤28で封入固定されており、液晶セルとなってい
る。この液晶セルの上下には、偏光板2つ、30及び半
透過反射阪31が配置され、半透過型の液晶表示素子と
なっている。
第7図は、この液晶セルを上方より見た場会の上下基板
25、26上のX電極21とY電極22の配置を示した
ものであるが、この発明においては電極数は、X電極2
1が640本、Y電極22が200本である。
このような液晶表示素子を使用したこの発明の液晶表示
装置は、第1図(a)、(b)に示すように構或され、
LCDモジュール部はケース1内に収容された液晶セル
2と走査線、ドライバIC3、信号線ドライバICとL
CD駆動用電圧発生回路4と先検出素子5とからなって
いる。尚、光検出素子5としてフォトダイードを用い、
バックライト6と周囲先のいずれの光も受光出来るよう
に、液晶セル2外側(観察面側)へ設けられている。
一方、表示データが供給される表示データ制御回路7は
ビデオR A M 8に接続され、このビデオRAM8
はLCDコントローラー9に接続され、このLCDコン
トローラー9はx4極21とY電極22に接続されてい
る。又、電源10はLCD駆動電圧発土回路11に接続
され、このLCD駆動電圧発生回路11はX電極21と
Y電極22に接続されている。
更に、光検出素子5は波形整形回路12に接続され、こ
の波形整形回路12は30Hz以下検出器13に接続さ
れると共に、位相比較器14に接続されている。そして
、30Hz以下検出器13は切替えスイッチ15に接続
されて制御し、位相比較器16はループフィルタ17に
接続され、このループフィルタ17は電圧制御型可変周
波数発振器(以下、VCOと略称)18に接続されてい
る。このVCO1 8はデバイダ1つを介して上記位相
比較器14に接続されると共に、切替えスイッチ15に
接続されている。
又、切替えスイッチ15は固定周波数発振器20に接続
されると共に、上記LCDコントロラー9に接続されて
いる。
さて動作時には、LCDモジュールの駆動信号は、通常
、LCDコントローラー9によって与えられる。表示デ
ータは、一時、ビデオRAM8へ表示データ制御回路7
を通じて書き込まれる。次に表示データは、LCDコン
トローラー9によって順次LCDモジュールの信号線ド
ライバーICへ、走査ライン毎に転送される。
この時、走査線を選択すべ.<、信号を走査線ドライバ
ICへ供給する。この05,データ転送の速さ、即ち、
フレーム周波数を決定するのが、LCDコントローラー
9へ供給されるクロック周波数である。通常、クロック
周波数は所望とするフレーム周波数により固定されてお
り、例えば640X200ドットのLCDの場合、クロ
ツク周波数は1.1:2MHz(データ転送3ビット、
フレーム周波数70Hzの時)となる。
この実施例1では、バックライ1・6又は周囲光の点滅
周波数を基に、クロツク周波数を変化させ、結果的にフ
レーム周波数を制御する方広を採用している。
即ち、光検出素子5であるフォトダイードで検出した光
源の点滅周波数を、波形整形回路12により波形整形し
、TTLレベルの信号を得て、この周波数を1/2に分
周して、これを光源駆動用電源の周波数15として検出
し、faと一致したフレーム周波数を得るに必要な夕ロ
ツクfφを、VC018にて発生させた。
ここで用いたクロック周波数(VCOの出力)の制御系
は、P L L (Phxse lockedLoop
 )構成をとっている。即ち、VC018の発振周波数
fφをデバイダ1つで分周し、分周した周波数と光の点
滅周波数faとを位相比較器14で比較し、その結果得
られる周波数差をループフィルター17を通してVC0
18へ帰還し、常哨、faにロックしたfφを得る。こ
こで、デバイダ19の分周化を人力fφに対し とすることにより、常に光の点滅周波数f,と等しいフ
レーム周波数fLを得ることが出来る。
この実施例1では、LCDモジュールがバ.,クライト
駆動用電源周波数が40Hz未満の蛍光灯や自然光、自
然灯下にさらされた場合に、フレーム周波数が低下し過
ぎぬよう、検出回路を付加し、VC018から固定周波
数発振器(発振周波数一1 .  1 2 M H z
 ) 2 0に切替えが出来るようにしている。
さて、周囲に商用電源用蛍光灯を用い、その電源周波数
を40Hzから120Hzまで変化させて、液晶表示装
置を駆動させたところ、フレーム周波数も40Hzから
120Hz (クロツク周波数は0.64MHzか1.
92MHz)と変化し、全くフリッカのない表示が得ら
れた。この時、フレーム周波数を±IHz変化させたが
、フリ・ンカは認められなかった。一方、フレーム周波
数を固定した従来の液晶表示装置(フレーム周波数70
Hz)では、周囲光の点滅周波数とフレーム周波数の差
の周波数に相当するフリッカが生じ、見難い表示となっ
た。
次に、この液晶表示装置のバックライト6に商用電源用
蛍光灯を用い、透過型LCDとした。同様に電源周波数
を40Hzから120Hzまで変化させて、この液晶表
示装置を駆動させたところ全くフリッカのない表示が得
られた。一方、フレーム周波数を固定した従来の液晶表
示装置では、周囲光の点滅周波数とフレーム周波数との
差に相当するフリッカが生じ、見難い表示となった。
この丈施例1では、PLL部分を個別部品より構成した
が、VC018、位相比較器14、ループフィルター1
7をPLLICに置き換えることが出来る。
〈実施例2〉 この実施例2の液晶表示装置を第2図に示す。
この液晶表示装置では、LCDモジュール部、LCDコ
ントローラ部、クロック発生制御部(VC018、ルー
プフィルター17、位}目比較器14)は上記実施例1
と同様に構或されている(VC018、ループフィルタ
ー17、位相比較器14はPLLICを用いることも出
来る)。
更に、この実施例2では、光検出素子5は周波数カウン
ター32に接続され、この周波数カウンター32はマイ
クロプロセッサ33に接続されている。このマイクロブ
ロセソサ33は切替えスイッチ15に接続されると共に
、プログラマブルデバイダ(プログラマブル分周器)3
4に接続され、このプログラマブルデバイダ34は位相
比較器14に接続されると共に、切替えスイッチ15に
接続されている。
さて、動作時には、光検出素子5であるフォトダイオー
ドで周囲光或いはバックライトの点滅周波数を検出し、
この1/2の周波数を駆動用電源の周波数faとじて周
波数カウンター32で検知し、マイクロプロセッサ33
で適切な分周比nを決定し、この値をプログラマブルデ
バイダ34へ印加し、VC018の出力周波数fφをf
8/ (640X200)l  Xnに分周し、位相比
較器14へ印加することにより、(1/n)xfaのフ
レーム周波数を得た。
この実施例2では、LCDモジュールがバノクライト駆
動用電源周波数が40Hz未満の蛍光灯や自然光、自然
灯下にさらされた場合に、フレーム周波数が低下し過ぎ
ぬよう、検出回路を付加し、VC018から固定周波数
発振器(発振周波数一1.12MHz)20に切換えが
出来るようにしている。
更に、この実施例2では、光の検出周波数をマイクロプ
ロセッサ33で演算し、フレーム周波数を制御するので
、周囲光、バックライトの点滅周波数範囲を広く取るこ
とが出来る。
ところで動作時には、光の点滅周波数に対応してフレー
ム周波数が制御されるが、この時、フレーム周波数を高
く取り過ぎるのは実用的でない。
即ち、駆動用ICのデータ転送クロツク周波数は4〜6
.5’MHz (転送ビット数は4〜8)であり、従っ
て640X200ドットの場合のフレーム周波数は40
0Hz以下とするのが実用的である。
この実施例2では、フレーム周波数は約40〜400H
zとなるように、マイクロプロセッサ33で演算・制御
した。制御のフローチャートを第3図に示す。
又、この実施例2では、周囲光としてインバータ方式の
蛍光灯を用いており、インバータ方式蛍光灯の駆動周波
数は20KHzである。
動作時に、フォトダイオードにより検出された20KH
zの駆動用電源周波数より、例えばn −80となり、
フレーム周波数250Hzに設定されている。この時、
液晶表示素子の表示にはフリッカは全く見られなかった
。又、フレーム周波数を250Hz±IHz未満の間で
変化させたが、フリッカを認知することは出来なかった
。インバタ方式蛍光灯の電源周波数を連続的に15KH
zまで変化させたが、それに伴って、フレーム周波数が
185.2Hz (n−80)まで変化し、フリッカの
ない表示が維持出来た。
ここで、インバータ方式蛍光灯を内蔵したバツクライト
を点灯したところ、フレーム周波数はバックライトの光
の点滅周波数に基づき変化した。
バックライトの強度は、通常、周囲光強度より大きいた
め、バックライトの駆動用電源周波数を15KHzから
5KHzまで変化させたが、フリッカのない表示が維持
出来た。
又、バックライトに駆動用電源周波数が400HzのE
Lを用いたが、この場合にもフレーム周波数が133H
z (n−3)となり、フリッカのない表示が得られた
。ELの光の駆動用電源周波数を200Hzから5KH
zまで連続的に変化させたが、フレーム周波数もこれに
伴い1.. 0 0 H z(n−2)から200Hz
 (n−25)まで変化し、良好な表示が維持出来た。
バックライトに商用電源用蛍光灯を用いた場合において
も、n−1となり、電源周波数(50〜120Hz)に
対応したフレーム周波数となり、フリッカのない表示が
再られた。
尚、この実施例2では、制御回路をLCD表示部の外部
に設置したが、制御回路部、コントロ−ラ回路をLCD
表示部と一体化し、LCDモジュールとすることも出来
る。
〈実施例3〉 この実施例3の液晶表示装置を第4図に示す。
この液晶表示装置では、LCDモジュール部、LCDコ
ントローラ部、クロック発生制御部(VC018、ルー
プフィルター17、位相比較器14)は上記実施例1と
同様に構成されている(VCO1.8、ループフィルタ
ー17、位相比較器14はPLLICを用いることも出
来る)。
更に、この実施例3では、光検出素子5は周波数カウン
ター32に接続されると共に、プログラマブルブリスク
ーラ35に接続されている。マイクロプロセッサ33は
切替えスイッチ15に接続されると共に、プログラマブ
ルプリスクーラ(プログラマブル分周器)35に接続さ
れ、このプログラマブルブリスクーラ35は位相比較器
14に接続されている。そして、VCO18は切替えス
イッチ15に接続されると共に、デバイダー19に接続
され、このデバイダー19は位相比較器14に接続され
ている。
さて動作時には、光検出素子5であるフォトダイオード
で検出した周囲光或いはバックライトの点滅周波数を検
出し、この1/2の周波数を駆動用電源の周波数faと
じて周波数カウンター32で検知し、マイクロプロセッ
サ33で適切な分周比nを決定し、この値をプログラマ
ブルブリスクーラ35へ印加し、VC018の出力周波
数fφを8/ (640X200Xn)に分周し、位相
比較器14へ印加することにより、nfsのフレーム周
波数を得た。
この実施例3では、LCDモジュールが駆動用電源周波
数が40Hz未満の蛍光灯や自然光、自然灯下にさらさ
れた場合に、フレーム周波数が低下し過ぎぬよう、検出
回路を付加し、VC018から固定周波数発振器(発振
周波数−1.12MHz)20に切換えが出来るように
している。
更に、この実施例3では、光の検出周波数をマイクロプ
ロセッサ33で演算し、フレーム周波数を制御するので
、周囲光、バックライトの点滅周波数範囲を広く取るこ
とが出来る。
又、動作時には、光の点滅周波数に対応してフレーム周
波数が制御されるが、この時、フレーム周波数を高く取
り過ぎるのは実用的でない。即ち、駆動用ICのデータ
転送クロック周波数は4〜6.5MHz(転送ビット数
は4〜8)であり、従って6 4 0 X 2 0 0
ドットの場合のフレーム周波数は400Hz以下とする
のが実用的である。
この実施例3では、フレーム周波数は約40〜400H
zとなるように、マイクロプロセッサ33で演算・制御
した。制御のフローチャートを第5図に示す。
この大施例3では、周囲光として先ず一般の商用?IS
7[により点灯する蛍光灯を用いた。蛍光灯の点滅周波
数は、50Hz (東日本)である。
動作時には、フォトダイオードにより検出された50H
zの周波数より、例えばn−2となり、フレーム周波数
100Hzに設定されている。この時、液晶表示素子の
表示にはフリッカは全く見られなかった。
次に、インバータ方式の蛍光灯を周囲光として用いた。
これにより周波数を連続的に50Hzから1 00Hz
まで変化させたが、それに伴って、フレーム周波数が1
00Hzから200Hz(.n−2)まで変化し、フリ
ッカのない表示が維持出来た。
更に、インバータ方式蛍光灯を内蔵したバックライトを
点灯したところ、フレーム周波数はバックライトの光の
点滅周波数に基づき変化した。バックライトの駆動用電
源周波数を50Hzから100Hzまで変化させたが、
フリッカのない表示が維持出来た。
尚、この実施例3では、制御回路をLCD表示部の外部
に設置したが、制御回路部、コントローラ回路をLCD
表示部と一体化し、LCDモジュールとすることも出来
る。
[発明の効果] この発明によれば、液晶表示装置において、フレーム周
波数を周囲光又はバックライトの周波数に応じて適当に
変動させる機能を持たせているので、両周波数の干渉に
よって発生するフリッカを完全に除去することが出来、
この結果、表示品(立が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)はこの発明の一実施例に係る液晶
表示装置を示すブロック線図と液晶表示素子を示す断面
図、第2図はこの発明の変形例を示すブロック線図、第
3図は第2図の変形例においてフレーム周波数をマイク
ロプロセッサで演算・制御する場合を示すフローチャー
ト、第4図はこの発明の他の変形例を示すブロック線図
、第5図は第4図の変形例においてフレーム周波数をマ
イクロプロセッサで成算・制御する場合を示すフローチ
ャート、第6図は一般的な液晶表示素子を示す断面図、
第7図は第6図の液晶表示素子の電極構成を示す平面図
、第8図(A)、(B)、(C)は液晶表示素子のX電
極とY電極に印加されるマルチブレクス駆動波形を示す
信号波形図である。 21・・・X電極、22・・・Y電極、23、24・・
・配向膜、 2 5 、 ク 6 ・・・基板、 9 7 ・・液晶組成吻、 つ 8・・ シ ル剤、 2 9、 3 0・・・偏光板、 3 1 ・・・半 透過反射板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 X−Yマトリクス電極の形成された基板で構成される液
    晶表示素子と、この液晶表示素子を駆動する駆動回路と
    を具備し、フレーム周波数f_Lでマルチプレクス駆動
    される液晶表示装置において、周囲光又はバックライト
    駆動用交流電源の周波数f_aを検知する素子を備え、
    この素子により検知した周波数に対して、上記フレーム
    周波数f_Lを f_a<80Hzのとき n・f_a−1<f_L<n・f_a+1 80Hz≦f_a≦200Hzのとき n・f_a−1<f_L<n・f_a+1 又は1/n・f_a−1<f_L<1/n・f_a+1
    f_a>200Hzのとき 1/n・f_a−1<f_L<1/n・f_a+1(但
    し、nは自然数) の範囲内に制御することを特徴とする液晶表示装置。
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