JPH07244273A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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Publication number
JPH07244273A
JPH07244273A JP3263294A JP3263294A JPH07244273A JP H07244273 A JPH07244273 A JP H07244273A JP 3263294 A JP3263294 A JP 3263294A JP 3263294 A JP3263294 A JP 3263294A JP H07244273 A JPH07244273 A JP H07244273A
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JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
random number
gradation
random numbers
lighting
Prior art date
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Pending
Application number
JP3263294A
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English (en)
Inventor
Katsuya Miyoshi
勝也 三好
Yoshihisa Mitsunaga
芳久 光永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hiroshima Opt Corp
Kyocera Display Corp
Original Assignee
Hiroshima Opt Corp
Kyocera Display Corp
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Publication date
Application filed by Hiroshima Opt Corp, Kyocera Display Corp filed Critical Hiroshima Opt Corp
Priority to JP3263294A priority Critical patent/JPH07244273A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フレーム階調駆動における中間調表示時のフリ
ッカー等の周期性のチラツキを抑制して、表示品位を向
上させる。 【構成】フレーム間引きの間引くタイミングを、乱数発
生器2 からの出力と階調値4 とから比較器3 で比較し、
同一階調であっても間引くタイミングを変えることによ
り、低周波のフリッカーを抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレーム階調による階
調駆動を行う液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スーパーツイステッドネマチック
(STN)技術を用いた液晶表示装置を用いたワープロ
やパソコンが多く使用されている。一方、薄膜トランジ
スタ(TFT)技術を用いた液晶表示装置も使用され始
めており、STNよりもきれいな表示が得られる。
【0003】このため、STN液晶表示装置は、階調表
示やカラー表示を行うようにされてきている。この階調
表示では、フレーム間引き方式や面積階調方式等が知ら
れているが、通常のSTN液晶表示装置では、複数フレ
ームを用いてフレーム間引きで階調表示を行うフレーム
階調を採用することが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フレーム階調
駆動は、複数フレームを用いてフレーム間引きで階調表
示を行うので、本来のフレーム周波数以下の周波数での
フリッカーが目立つ傾向にある。図2を参照しつつこれ
を具体的に説明する。
【0005】図2は4階調表示とした場合の例を示す。
この場合、3フレームでのフレーム階調となり、階調4
では全点灯で3フレーム全てが点灯状態になる。階調3
では2フレームが点灯、1フレームが非点灯となり、階
調2では1フレームが点灯、2フレームが非点灯とな
り、階調1では全フレームが非点灯となる。以下説明を
簡略化するために、各階調におけるオンを「 1」、オフ
(間引き)を「 0」で表すことにする。即ち、この例の
場合、階調4は「 111」、階調3は「 110」、階調2は
「 100」、階調1は「 000」と表されることになる。
【0006】この階調駆動法を用いた場合、階調3と階
調2とでは、夫々「110110110110…」、「100100100100
…」となるので、間引くフレームが一定のため、3フレ
ームを1周期としたオンオフが生じ、フレーム周波数の
1/3のフリッカーを生じる。即ち、フレーム周波数が60
Hzの場合、20Hzのフリッカーを生じることになる。
【0007】上記の例では、説明を簡単にするために4
階調表示としたが、通常白黒表示では 8〜16階調が、カ
ラー表示の場合では 4〜16階調(64〜4096色)が採用さ
れることが多い。このため、より複雑な複数の周波数の
フリッカーを生じることが多くなる。
【0008】本発明は、このフレーム階調駆動における
低周波数のフリッカー等の周期性の表示の変動を抑制
し、液晶表示装置の見栄えを向上させることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決すべくなされたものであり、一対の電極付基板間に液
晶組成物を挟持した液晶セルを用い、時分割駆動しなが
ら複数フレームで階調表示を行う液晶表示装置におい
て、複数フレームで階調表示を行う際にフレームにおけ
るオンオフを、乱数発生器からの出力と階調値とにより
決定して駆動することを特徴とする液晶表示装置を提供
する。
【0010】また、その乱数発生器が乱数表を記憶した
ROMであり、そのROMから乱数を順次読みだしてき
て出力することを特徴とする液晶表示装置、及び、それ
らの液晶セルが、少なくとも 200本以上の走査電極を有
する液晶セルであり、その液晶のねじれ角が 180〜 360
°とされ、液晶セルの各画素にカラーフィルターが配置
されているものを用いることを特徴とする液晶表示装置
を提供する。
【0011】本発明の液晶表示装置の基本的な構成を図
1に示す。図1において、 1はフレーム同期信号であ
り、乱数発生器2 に入力され、その結果乱数が比較器3
に入力される。一方、各画素の階調データはフレーム同
期信号に同期して比較器3 に入力される。この比較器で
は、乱数と階調値によって画素への供給電圧を点灯、非
点灯で切り替え、間引くフレームを決める。
【0012】この比較の一例としては、例えば N階調の
表示を行うとし、特定の画素の階調度をI ( 0< I≦N
) とする。この場合、乱数発生器からn ( 0≦ n<N-1
) の乱数を発生させる。この乱数n が、 n<I-1 の場
合、その画素には点灯電圧が印加され、 n≧I-1 の場
合、その画素には非点灯電圧が印加される。
【0013】これにより、例えば乱数が小数点以下切り
捨てられたとして、「021120201021…」であったとす
る。この場合、階調3では 2未満が点灯となるので、
「101101011101…」となり、3フレームを一単位とした
「110 」状態が続かないので、特定の低周波のフリッカ
ーを生じにくい。
【0014】同様に、階調2においては 1未満が点灯と
なるので、「100001010100…」となり、3フレームを一
単位とした「100 」状態が続かないので、特定の低周波
のフリッカーを生じにくい。なお、階調4は全点灯、階
調1は全非点灯と従来と同様である。
【0015】本発明では、この乱数発生器は、疑似的に
乱数を順次発生するレジスターを使用して発生させても
よいし、乱数表をROMに書き込んでおいて順次これを
読みだしてきて使用するようにしてもよい。もっとも、
乱数表をROMに書き込んでおいて順次これを読みだし
てきて使用するようにする方が回路が簡単で済む。
【0016】また、上記例の説明では、階調の駆動フレ
ーム数を 0〜 3と等ステップとした。見た目に階調が等
間隔に認識される方が好ましいので、等ステップにしな
くてもよい。この等ステップとは、例えば 8階調の場
合、 0/7,1/7,2/7,3/7,4/7,5/7,6/7,7/7フレームの選択
を意味する。これを、0/1,1/5,1/3,5/11,6/11,2/3,4/5,
1/1 というように異ステップにすることもできる。
【0017】乱数発生器の出力は、簡単なものでれば上
記の例のように整数でかつ各階調共通の乱数とすること
もできるし、異ステップでフレーム数が階調で異なる場
合には、整数で階調毎に異なる乱数を出力するようにし
てもよい。この場合でも 8階調ならば、最大 8個の乱数
となるのみである。回路構成によっては、 1未満の小数
の乱数を発生させ、比較器内で小数演算を行うようにし
てもよい。
【0018】液晶表示素子に使用される液晶材料、セル
の構成、偏光膜の種類、表示色、駆動条件等によって
も、フリッカーの出現モードが異なる。このため、RO
Mに書き込む乱数データを個々の液晶表示素子に合わせ
て最適化するとよい。本来、乱数に最適化というのはお
かしいが、この場合には見た目にフリッカーが低減する
ように、疑似的な乱数のデータを選択するという意味で
ある。
【0019】本発明に用いる液晶セルは、通常の単純マ
トリクスタイプの液晶セルが使用できる。具体的には、
ガラス、プラスチック等の透明基板の表面にIn2O3-SnO2
(ITO)、SnO2等の透明電極をストライプ状に形成
し、電極面が相対向するように配置し、周辺をシール材
でシールし、内部に液晶を封入したものが使用できる。
この電極面の上または下にSiO2、TiO2等の絶縁層やカラ
ーフィルターを形成したり、電極上にポリイミド、ポリ
アミド、シリコン、アクリル、ウレタン、SiO 等の配向
膜を形成したりして用いる。
【0020】この液晶セルはTN型でも使用可能である
が、実質的にはSTN型とされ、少なくとも 200本以上
の走査電極を有し、液晶のねじれ角が 180〜 360°のも
のを用いることが有利である。
【0021】使用する液晶組成物は、公知の種々の液晶
材料を混合したものが使用できる。また、必要に応じて
それに類似構造の非液晶の材料、色素、カイラル剤、そ
の他添加剤を添加して用いてもよい。
【0022】上記のように液晶を注入した液晶セルに、
さらに偏光膜、位相差板、反射膜等を必要に応じて配置
する。特に、本発明では 1/200デューティ以上の時分割
駆動による階調表示を行う場合に好適であり、液晶のね
じれ角が 180〜 360°程度とされるSTN型の液晶表示
装置に好適である。さらに、その中でも、STN型液晶
セルに位相差板や補償用の液晶セルとを積層した白黒表
示のSTN型液晶表示装置またはそれをカラー化した多
色表示を行う液晶表示装置にも好適である。
【0023】さらに、CCT、LED、EL等の光源、
導光板等の照明を組み合わせてもよい。また、表面に透
明タッチスイッチを設ける等してもよい。
【0024】
【作用】本発明によれば、乱数により点灯状態を制御す
るので、中間階調時に同じ点灯、非点灯状態が続かなく
することができる。これにより、見かけ上生じるフレー
ム周波数よりも低い周波数でのフリッカーが低減される
ので、見栄えが向上する。
【0025】
【実施例】
実施例1 1/200 デューティ駆動の 640× 400ドットの白黒表示の
STN液晶セルを作成した。この液晶セルを、 8階調で
駆動した。乱数発生器としては、 0〜 6の乱数の乱数表
を書き込んだROMを使用した。階調信号の方は、階調
記憶RAMに書き込み、これから比較器に出力するよう
にした。
【0026】即ち、特定の画素の階調度をI ( 1≦ I≦
8 ) とする。この場合、乱数発生器から n= 0〜 6の乱
数を発生させる。この乱数n が、 n<I-1 の場合、その
画素には点灯電圧が印加され、 n≧I-1 の場合、その画
素には非点灯電圧が印加されるようにした。なお、階調
8では全点灯、階調1では全非点灯と従来と同様にし
た。
【0027】この結果、中間調表示時に生じていたフレ
ーム周波数よりも低い周波数の低周波のフリッカー等の
周期性の変動のチラツキが大幅に低減され、ほとんど目
立たなくなった。
【0028】実施例2 各画素にカラーフィルターを設けた外は実施例1と同様
にして液晶セルを作成した。これを各色毎に 4階調で駆
動を行った。駆動回路構成は実施例1と同様にした。こ
の結果、中間調表示時に生じていた低周波のフリッカー
等の周期性の変動によるチラツキが大幅に低減され、ほ
とんど目立たなくなり、美しいカラー表示が得られた。
【0029】
【発明の効果】本発明は、中間調の階調駆動を、一定の
点灯周期にしないので、低周波のフリッカーを生じにく
い。また、周期性のビート状のノイズも抑制される。こ
れにより、フリッカー等の周期性のチラツキが少ない見
栄えのよい表示が容易に得られる。
【0030】本発明は、本発明の効果を損しない範囲内
で種々の応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆動回路の基本的な概念を示すブロッ
ク図。
【図2】従来の 4階調駆動の点灯状態を示す図。
【符号の説明】
1:フレーム周期信号 2:乱数発生器 3:比較器 4:階調値 5:出力信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の電極付基板間に液晶組成物を挟持し
    た液晶セルを用い、時分割駆動しながら複数フレームで
    階調表示を行う液晶表示装置において、複数フレームで
    階調表示を行う際にフレームにおけるオンオフを、乱数
    発生器からの出力と階調値とにより決定して駆動するこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1の液晶表示装置において、乱数発
    生器が乱数表を記憶したROMであり、そのROMから
    乱数を順次読みだしてきて出力することを特徴とする液
    晶表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2の液晶表示装置におい
    て、液晶セルが、少なくとも 200本以上の走査電極を有
    する液晶セルであり、その液晶のねじれ角が 180〜 360
    °とされ、液晶セルの各画素にカラーフィルターが配置
    されているものを用いることを特徴とする液晶表示装
    置。
JP3263294A 1994-03-02 1994-03-02 液晶表示装置 Pending JPH07244273A (ja)

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JP3263294A JPH07244273A (ja) 1994-03-02 1994-03-02 液晶表示装置

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JP (1) JPH07244273A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001093239A1 (fr) * 2000-05-31 2001-12-06 Totoku Electric Co., Ltd. Procede de diminution du nombre de niveaux de gradation, procede d'affichage d'image, et afficheur d'image
JP2019039958A (ja) * 2017-08-22 2019-03-14 日本放送協会 画像表示装置、信号処理方法及び信号処理プログラム

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