JPH11194749A - 液晶表示装置とその駆動方法 - Google Patents
液晶表示装置とその駆動方法Info
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- JPH11194749A JPH11194749A JP3998A JP3998A JPH11194749A JP H11194749 A JPH11194749 A JP H11194749A JP 3998 A JP3998 A JP 3998A JP 3998 A JP3998 A JP 3998A JP H11194749 A JPH11194749 A JP H11194749A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 反射型STN型の液晶表示装置において、フ
レーム応答による液晶パネルの輝度変化と外部光源の輝
度変化との干渉によるフリッカをなくすこと。 【解決手段】 走査電極とデータ電極とを有する反射型
STN液晶パネル50に、データ側電圧発生手段30と
走査側電圧発生手段40とを設け、液晶駆動信号発生手
段80で駆動する。垂直同期信号周波数入力手段60に
より、50,60,100, 120Hz等の周波数設定を行い、垂直
同期信号周波数切替手段80により外光の点滅周波数と
同等か整数倍の周波数を選択する。表示データ記憶手段
20からデータ側電圧発生手段30を介して各信号線に
表示データを出力し、走査電極に走査線電圧を出力して
各液晶セルを駆動する。このとき外光の点滅周波数が10
0 Hzであれば、垂直同期信号の周波数を50又は100 Hzに
する。
レーム応答による液晶パネルの輝度変化と外部光源の輝
度変化との干渉によるフリッカをなくすこと。 【解決手段】 走査電極とデータ電極とを有する反射型
STN液晶パネル50に、データ側電圧発生手段30と
走査側電圧発生手段40とを設け、液晶駆動信号発生手
段80で駆動する。垂直同期信号周波数入力手段60に
より、50,60,100, 120Hz等の周波数設定を行い、垂直
同期信号周波数切替手段80により外光の点滅周波数と
同等か整数倍の周波数を選択する。表示データ記憶手段
20からデータ側電圧発生手段30を介して各信号線に
表示データを出力し、走査電極に走査線電圧を出力して
各液晶セルを駆動する。このとき外光の点滅周波数が10
0 Hzであれば、垂直同期信号の周波数を50又は100 Hzに
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マトリクス状の画
素構造を有する単純マトリクス型の液晶表示装置、及び
その駆動方法に関するものである。
素構造を有する単純マトリクス型の液晶表示装置、及び
その駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は近年その表示容量が飛躍
的に拡大し、薄型軽量、低消費電力の特徴により、パー
ソナルコンピュータやモニタなど表示用ディスプレイと
して幅広く利用されている。その中でも反射型スーパー
ツイステッドネマチック(以下、STNと略記)の液晶
表示装置は、透過型の液晶表示装置に比較してバックラ
イトを必要とせず、より低消費電力で駆動できるという
特徴を持っている。
的に拡大し、薄型軽量、低消費電力の特徴により、パー
ソナルコンピュータやモニタなど表示用ディスプレイと
して幅広く利用されている。その中でも反射型スーパー
ツイステッドネマチック(以下、STNと略記)の液晶
表示装置は、透過型の液晶表示装置に比較してバックラ
イトを必要とせず、より低消費電力で駆動できるという
特徴を持っている。
【0003】図7と図8を用いて従来の反射型STNの
液晶表示装置と、その駆動方法について説明する。図7
は従来の反射型STNの液晶表示装置の概略を示す構成
図である。この液晶表示装置は、液晶駆動信号発生手段
10、表示データ記憶手段20、データ側電圧発生手段
30、走査側電圧発生手段40、反射型STN液晶パネ
ル50(以下では、液晶パネルともいう)を含んで構成
される。
液晶表示装置と、その駆動方法について説明する。図7
は従来の反射型STNの液晶表示装置の概略を示す構成
図である。この液晶表示装置は、液晶駆動信号発生手段
10、表示データ記憶手段20、データ側電圧発生手段
30、走査側電圧発生手段40、反射型STN液晶パネ
ル50(以下では、液晶パネルともいう)を含んで構成
される。
【0004】図8は上記構成の反射型STNの液晶表示
装置の駆動方法を示す各部の信号波形図である。ここで
100は時間軸を示し、(a)に示す信号110は反射
型STN液晶パネルの駆動に用いる60Hzの垂直同期
信号である。(b)に示す信号120は印加周波数が6
0Hzの走査側電圧である。(c)に示す波形130は
信号120が印加された場合の液晶セルの反射率の変化
である。尚、以降の説明では、液晶セルの反射率を液晶
セルの輝度と呼ぶ。このように液晶セルの輝度は走査側
電圧に応答し、走査側電圧がオフとなれば、除々に反射
率、即ち輝度が低下する。(d)に示す波形140は外
部光源(以下、外光という)の輝度変化を示す波形であ
る。ここでは商用周波数50Hzで駆動される蛍光灯を
外光とすると、その輝度は周波数100Hzで変化す
る。
装置の駆動方法を示す各部の信号波形図である。ここで
100は時間軸を示し、(a)に示す信号110は反射
型STN液晶パネルの駆動に用いる60Hzの垂直同期
信号である。(b)に示す信号120は印加周波数が6
0Hzの走査側電圧である。(c)に示す波形130は
信号120が印加された場合の液晶セルの反射率の変化
である。尚、以降の説明では、液晶セルの反射率を液晶
セルの輝度と呼ぶ。このように液晶セルの輝度は走査側
電圧に応答し、走査側電圧がオフとなれば、除々に反射
率、即ち輝度が低下する。(d)に示す波形140は外
部光源(以下、外光という)の輝度変化を示す波形であ
る。ここでは商用周波数50Hzで駆動される蛍光灯を
外光とすると、その輝度は周波数100Hzで変化す
る。
【0005】図7において、外部から入力された表示デ
ータは表示データ記憶手段20に一旦記憶される。また
外部から入力された表示タイミング信号は液晶駆動信号
発生手段10により液晶表示用タイミング信号に変換さ
れ、データ側電圧発生手段30と走査側電圧発生手段4
0とに転送される。次に表示データが表示データ記憶手
段20から読み出されると、液晶駆動信号発生手段10
により階調処理などが施される。この表示データは液晶
表示用タイミング信号と同期し、データ側電圧発生手段
30に転送される。反射型STN液晶パネル50におい
て、データ側電圧発生手段30と走査側電圧発生手段4
0とにより、液晶表示用タイミング信号と表示データに
基づく駆動電圧が夫々の液晶セルに印加される。反射型
STN液晶パネル50の各画素を構成する液晶セルは駆
動電圧の実効値に応答し、反射率(厳密には複屈折率)
が変化する。ここではバックライトがないため、外光か
らの光を取り込み、表示に必要な輝度を得る。
ータは表示データ記憶手段20に一旦記憶される。また
外部から入力された表示タイミング信号は液晶駆動信号
発生手段10により液晶表示用タイミング信号に変換さ
れ、データ側電圧発生手段30と走査側電圧発生手段4
0とに転送される。次に表示データが表示データ記憶手
段20から読み出されると、液晶駆動信号発生手段10
により階調処理などが施される。この表示データは液晶
表示用タイミング信号と同期し、データ側電圧発生手段
30に転送される。反射型STN液晶パネル50におい
て、データ側電圧発生手段30と走査側電圧発生手段4
0とにより、液晶表示用タイミング信号と表示データに
基づく駆動電圧が夫々の液晶セルに印加される。反射型
STN液晶パネル50の各画素を構成する液晶セルは駆
動電圧の実効値に応答し、反射率(厳密には複屈折率)
が変化する。ここではバックライトがないため、外光か
らの光を取り込み、表示に必要な輝度を得る。
【0006】反射型STN液晶パネル50において、走
査電極への駆動電圧の繰り返し周波数が60Hzの場
合、液晶駆動信号発生手段10は60Hzの垂直同期信
号110を発生し、他の液晶表示用タイミングと共に走
査側電圧発生手段40に転送する。走査側電圧発生手段
40は、垂直同期信号110により印加周波数60Hz
の走査側電圧120を、反射型STN液晶パネル50の
該当走査電極に印加する。以下この駆動周波数を液晶駆
動周波数60Hzと呼ぶ。
査電極への駆動電圧の繰り返し周波数が60Hzの場
合、液晶駆動信号発生手段10は60Hzの垂直同期信
号110を発生し、他の液晶表示用タイミングと共に走
査側電圧発生手段40に転送する。走査側電圧発生手段
40は、垂直同期信号110により印加周波数60Hz
の走査側電圧120を、反射型STN液晶パネル50の
該当走査電極に印加する。以下この駆動周波数を液晶駆
動周波数60Hzと呼ぶ。
【0007】反射型STN液晶パネル50は、走査側電
圧発生手段40からの電圧印加時の輝度を常時保持でき
ず、次の走査側電圧発生手段40からの走査側電圧12
0の印加時まで輝度が徐々に低下する。以下、この現象
をフレーム応答現象と呼ぶ。このフレーム応答現象によ
り、反射型STN液晶パネル50の輝度は、外光の輝度
が時間的に変化しない場合であっても、図8(c)に示
す波形130のように変化する。
圧発生手段40からの電圧印加時の輝度を常時保持でき
ず、次の走査側電圧発生手段40からの走査側電圧12
0の印加時まで輝度が徐々に低下する。以下、この現象
をフレーム応答現象と呼ぶ。このフレーム応答現象によ
り、反射型STN液晶パネル50の輝度は、外光の輝度
が時間的に変化しない場合であっても、図8(c)に示
す波形130のように変化する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の駆
動方法では、外光の輝度変化と液晶パネルの輝度変化が
干渉し、フリッカが生じてしまう。このフリッカは、液
晶パネルの走査線の輝度が上下に移動するよう見えた
り、画面全体の輝度が周期的に変化することを指す。図
8に示すように、外光の点滅周波数が100Hzで、そ
の輝度が波形140のように変化し、且つ反射型STN
液晶パネル50を60Hzで駆動した場合、反射型ST
N液晶パネル50の輝度のピークと、外光のオンのタイ
ミングとが除々にずれ、結果的に低周波の輝度変化、即
ちフリッカが発生してしまう。このため、液晶表示装置
の表示品位が著しく低下するという課題を有していた。
動方法では、外光の輝度変化と液晶パネルの輝度変化が
干渉し、フリッカが生じてしまう。このフリッカは、液
晶パネルの走査線の輝度が上下に移動するよう見えた
り、画面全体の輝度が周期的に変化することを指す。図
8に示すように、外光の点滅周波数が100Hzで、そ
の輝度が波形140のように変化し、且つ反射型STN
液晶パネル50を60Hzで駆動した場合、反射型ST
N液晶パネル50の輝度のピークと、外光のオンのタイ
ミングとが除々にずれ、結果的に低周波の輝度変化、即
ちフリッカが発生してしまう。このため、液晶表示装置
の表示品位が著しく低下するという課題を有していた。
【0009】なお、従来の方式では、外光の点滅周波数
を100Hzとし、液晶駆動周波数を60Hzとした
が、外光の点滅周波数が液晶駆動周波数の整数倍に近い
場合、又は液晶駆動周波数が外光の点滅周波数の整数倍
に近い場合は同様の課題が生じる。
を100Hzとし、液晶駆動周波数を60Hzとした
が、外光の点滅周波数が液晶駆動周波数の整数倍に近い
場合、又は液晶駆動周波数が外光の点滅周波数の整数倍
に近い場合は同様の課題が生じる。
【0010】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、外光の輝度変化と液晶パネル
の輝度変化の干渉によるフリッカを無くし、画質の高品
位化を図った反射型STNの液晶表示装置と、その駆動
方法を実現することを目的とする。
てなされたものであって、外光の輝度変化と液晶パネル
の輝度変化の干渉によるフリッカを無くし、画質の高品
位化を図った反射型STNの液晶表示装置と、その駆動
方法を実現することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本願の請求項1記載の発明は、マトリクス状に形
成された走査電極とデータ電極とに狭持された液晶セル
の光学特性が、前記両電極の電位差の実効値電圧に応答
することにより、入射光の反射率を変化させる反射型液
晶パネルと、前記複数の走査電極に駆動電圧を与える走
査側電圧発生手段と、前記複数のデータ電極に表示デー
タの電圧信号を与えるデータ側電圧発生手段と、外部か
ら入力される表示データを一時的に保持し、前記反射型
液晶パネルの表示時に前記表示データを出力する表示デ
ータ記憶手段と、前記走査側電圧発生手段及び前記デー
タ側電圧発生手段に対して液晶表示信号と液晶表示タイ
ミング信号を発生する液晶駆動信号発生手段と、前記反
射型液晶パネルの垂直同期信号の周波数を複数個設定す
る垂直同期信号周波数入力手段と、前記垂直同期信号周
波数入力手段で設定された垂直同期信号の複数の周波数
のうち、前記反射型液晶パネルを照明する外光の輝度変
化の周波数と特定の関係にある周波数を有する垂直同期
信号を選択し、前記液晶駆動信号発生手段に与える垂直
同期信号周波数切替手段と、を具備することを特徴とす
るものである。
めに、本願の請求項1記載の発明は、マトリクス状に形
成された走査電極とデータ電極とに狭持された液晶セル
の光学特性が、前記両電極の電位差の実効値電圧に応答
することにより、入射光の反射率を変化させる反射型液
晶パネルと、前記複数の走査電極に駆動電圧を与える走
査側電圧発生手段と、前記複数のデータ電極に表示デー
タの電圧信号を与えるデータ側電圧発生手段と、外部か
ら入力される表示データを一時的に保持し、前記反射型
液晶パネルの表示時に前記表示データを出力する表示デ
ータ記憶手段と、前記走査側電圧発生手段及び前記デー
タ側電圧発生手段に対して液晶表示信号と液晶表示タイ
ミング信号を発生する液晶駆動信号発生手段と、前記反
射型液晶パネルの垂直同期信号の周波数を複数個設定す
る垂直同期信号周波数入力手段と、前記垂直同期信号周
波数入力手段で設定された垂直同期信号の複数の周波数
のうち、前記反射型液晶パネルを照明する外光の輝度変
化の周波数と特定の関係にある周波数を有する垂直同期
信号を選択し、前記液晶駆動信号発生手段に与える垂直
同期信号周波数切替手段と、を具備することを特徴とす
るものである。
【0012】本願の請求項2記載の発明は、請求項1の
液晶表示装置において、前記垂直同期信号周波数切替手
段は、前記外光の輝度変化の周波数をfoとし、前記垂
直同期信号の周波数をfsとし、n,mを自然数とする
とき、fs=nfo又はfs=(1/m)foを満足す
る垂直同期信号を選択することを特徴とするものであ
る。
液晶表示装置において、前記垂直同期信号周波数切替手
段は、前記外光の輝度変化の周波数をfoとし、前記垂
直同期信号の周波数をfsとし、n,mを自然数とする
とき、fs=nfo又はfs=(1/m)foを満足す
る垂直同期信号を選択することを特徴とするものであ
る。
【0013】本願の請求項3記載の発明は、マトリクス
状に形成された走査電極とデータ電極とに狭持された液
晶セルの光学特性が前記両電極の電位差に応答すること
により、入射光の反射率を変化させる反射型液晶パネル
を具備する液晶表示装置の駆動方法であって、外部から
入力される表示データを表示データ記憶手段に一時的に
保持し、前記反射型液晶パネルに画像を表示するとき、
前記反射型液晶パネルを照明する外光の輝度変化の周波
数と特定の関係にある周波数を有する垂直同期信号を選
択し、夫々の走査電極に対して前記垂直同期信号と同一
の周波数を有する駆動電圧を与えると共に、前記表示デ
ータ記憶手段から表示データを読み出し、夫々のデータ
電極を介して前記反射型液晶パネルの各液晶セルに表示
データの電圧信号を与え、前記反射型液晶パネルに画像
を表示することを特徴とするものである。
状に形成された走査電極とデータ電極とに狭持された液
晶セルの光学特性が前記両電極の電位差に応答すること
により、入射光の反射率を変化させる反射型液晶パネル
を具備する液晶表示装置の駆動方法であって、外部から
入力される表示データを表示データ記憶手段に一時的に
保持し、前記反射型液晶パネルに画像を表示するとき、
前記反射型液晶パネルを照明する外光の輝度変化の周波
数と特定の関係にある周波数を有する垂直同期信号を選
択し、夫々の走査電極に対して前記垂直同期信号と同一
の周波数を有する駆動電圧を与えると共に、前記表示デ
ータ記憶手段から表示データを読み出し、夫々のデータ
電極を介して前記反射型液晶パネルの各液晶セルに表示
データの電圧信号を与え、前記反射型液晶パネルに画像
を表示することを特徴とするものである。
【0014】本願の請求項4記載の発明は、請求項3の
液晶表示装置の駆動方法において、外光の輝度変化の周
波数が120Hzであるとき、前記反射型液晶パネルの
垂直同期信号の周波数を60Hzにし、前記外光の輝度
変化の周波数が100Hzであるとき、前記反射型液晶
パネルの垂直同期信号の周波数を50Hzにすることを
特徴とするものである。
液晶表示装置の駆動方法において、外光の輝度変化の周
波数が120Hzであるとき、前記反射型液晶パネルの
垂直同期信号の周波数を60Hzにし、前記外光の輝度
変化の周波数が100Hzであるとき、前記反射型液晶
パネルの垂直同期信号の周波数を50Hzにすることを
特徴とするものである。
【0015】本願の請求項5記載の発明は、請求項3の
液晶表示装置の駆動方法において、外光の輝度変化の周
波数が120Hzであるとき、前記反射型液晶パネルの
垂直同期信号の周波数を120Hzにし、前記外光の輝
度変化の周波数が100Hzであるとき、前記反射型液
晶パネルの垂直同期信号の周波数を100Hzにするこ
とを特徴とするものである。
液晶表示装置の駆動方法において、外光の輝度変化の周
波数が120Hzであるとき、前記反射型液晶パネルの
垂直同期信号の周波数を120Hzにし、前記外光の輝
度変化の周波数が100Hzであるとき、前記反射型液
晶パネルの垂直同期信号の周波数を100Hzにするこ
とを特徴とするものである。
【0016】本願の請求項6記載の発明は、請求項3の
液晶表示装置の駆動方法において、外光の輝度変化の周
波数が100Hz及び120Hzのいずれかの値である
とき、前記反射型液晶パネルの垂直同期信号の周波数を
150Hz以上の値にすることを特徴とするものであ
る。
液晶表示装置の駆動方法において、外光の輝度変化の周
波数が100Hz及び120Hzのいずれかの値である
とき、前記反射型液晶パネルの垂直同期信号の周波数を
150Hz以上の値にすることを特徴とするものであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1における液晶表示装置と、その駆動方法について
図面を参照しつつ説明する。図1は本実施の形態におけ
る液晶表示装置の構成図である。ここでは図7と同一内
容のブロックについては同一符号を付け、それらの説明
は省略する。この液晶表示装置は図1に示すように、表
示データ記憶手段20、データ側電圧発生手段30、走
査側電圧発生手段40、反射型STN液晶パネル50、
垂同期信号周波数入力手段60、垂同期信号周波数切替
手段70、液晶駆動信号発生手段80を含んで構成され
る。
形態1における液晶表示装置と、その駆動方法について
図面を参照しつつ説明する。図1は本実施の形態におけ
る液晶表示装置の構成図である。ここでは図7と同一内
容のブロックについては同一符号を付け、それらの説明
は省略する。この液晶表示装置は図1に示すように、表
示データ記憶手段20、データ側電圧発生手段30、走
査側電圧発生手段40、反射型STN液晶パネル50、
垂同期信号周波数入力手段60、垂同期信号周波数切替
手段70、液晶駆動信号発生手段80を含んで構成され
る。
【0018】垂同期信号周波数入力手段60は、液晶パ
ネルの駆動に用いる垂同期信号の周波数を複数個設定し
たり、外光の点滅周波数を検出してその周波数を出力す
る機能を有している。外光の点滅周波数の検出は、付設
の光センサによって行われる。垂同期信号周波数切替手
段70は垂同期信号周波数入力手段60で設定又は検出
された複数の周波数のうち、特定の周波数を液晶駆動周
波数として選択し、液晶駆動信号発生手段80に与える
手段である。この特定周波数とは、外光の輝度変化と液
晶パネルの輝度が干渉しない周波数、例えば輝度変化周
波数と同一の周波数をいう。液晶駆動信号発生手段80
の出力信号は図7に示す液晶駆動信号発生手段10と同
一である。
ネルの駆動に用いる垂同期信号の周波数を複数個設定し
たり、外光の点滅周波数を検出してその周波数を出力す
る機能を有している。外光の点滅周波数の検出は、付設
の光センサによって行われる。垂同期信号周波数切替手
段70は垂同期信号周波数入力手段60で設定又は検出
された複数の周波数のうち、特定の周波数を液晶駆動周
波数として選択し、液晶駆動信号発生手段80に与える
手段である。この特定周波数とは、外光の輝度変化と液
晶パネルの輝度が干渉しない周波数、例えば輝度変化周
波数と同一の周波数をいう。液晶駆動信号発生手段80
の出力信号は図7に示す液晶駆動信号発生手段10と同
一である。
【0019】以上のように構成された液晶表示装置の動
作について説明する。外部から入力された表示データと
表示タイミング信号のうち、表示データは液晶駆動信号
発生手段80を介して表示データ記憶手段20に一旦記
憶される。また表示タイミング信号は、液晶駆動信号発
生手段80により液晶表示用タイミング信号に変換され
る。このとき、垂直同期信号周波数切替手段70により
選択された周波数は液晶表示用タイミング信号の1つと
して液晶駆動信号発生手段80に出力される。その他の
液晶表示用タイミング信号も、垂直同期信号の周波数に
対応したタイミングで、データ側電圧発生手段30と走
査側電圧発生手段40とに出力される。
作について説明する。外部から入力された表示データと
表示タイミング信号のうち、表示データは液晶駆動信号
発生手段80を介して表示データ記憶手段20に一旦記
憶される。また表示タイミング信号は、液晶駆動信号発
生手段80により液晶表示用タイミング信号に変換され
る。このとき、垂直同期信号周波数切替手段70により
選択された周波数は液晶表示用タイミング信号の1つと
して液晶駆動信号発生手段80に出力される。その他の
液晶表示用タイミング信号も、垂直同期信号の周波数に
対応したタイミングで、データ側電圧発生手段30と走
査側電圧発生手段40とに出力される。
【0020】表示データが表示データ記憶手段20から
読み出されると、液晶駆動信号発生手段80により階調
処理などが施される。そしてこの表示データは、液晶表
示用タイミング信号と同期し、データ側電圧発生手段3
0に転送される。反射型STN液晶パネル50の各液晶
セルに対して、データ側電圧発生手段30と走査側電圧
発生手段40との電位差に相当する駆動電圧が、前述し
た表示タイミング信号と表示データとに基づいて印加さ
れる。各走査電極と信号電極の交差する位置の液晶セル
は、駆動電圧の実効値に応じて応答する。反射型液晶パ
ネルではバックライトがないため、外光からの光を取り
込み、表示に必要な輝度を得る。
読み出されると、液晶駆動信号発生手段80により階調
処理などが施される。そしてこの表示データは、液晶表
示用タイミング信号と同期し、データ側電圧発生手段3
0に転送される。反射型STN液晶パネル50の各液晶
セルに対して、データ側電圧発生手段30と走査側電圧
発生手段40との電位差に相当する駆動電圧が、前述し
た表示タイミング信号と表示データとに基づいて印加さ
れる。各走査電極と信号電極の交差する位置の液晶セル
は、駆動電圧の実効値に応じて応答する。反射型液晶パ
ネルではバックライトがないため、外光からの光を取り
込み、表示に必要な輝度を得る。
【0021】以上のようにして反射型STN液晶パネル
50を駆動した場合、外光の点滅周波数により垂直同期
信号の周波数とその他の液晶表示用タイミング信号とを
切り替える。この場合、外光の輝度の繰り返し周波数を
foとし、選択した垂直同期信号の周波数をfsとし、
n,mを自然数とするとき、垂直同期信号周波数切替手
段70は、fs=nfo又はfs=(1/m)foの垂
直同期信号を出力すればよい。この場合、どのような点
滅周波数をもつ外光下においても、外光の輝度変化と液
晶パネルの輝度変化との干渉を少なくすることができ
る。特に目障りとなる低周波成分の輝度変化も容易に抑
制することができ、フリッカレスの液晶表示装置が実現
できる。
50を駆動した場合、外光の点滅周波数により垂直同期
信号の周波数とその他の液晶表示用タイミング信号とを
切り替える。この場合、外光の輝度の繰り返し周波数を
foとし、選択した垂直同期信号の周波数をfsとし、
n,mを自然数とするとき、垂直同期信号周波数切替手
段70は、fs=nfo又はfs=(1/m)foの垂
直同期信号を出力すればよい。この場合、どのような点
滅周波数をもつ外光下においても、外光の輝度変化と液
晶パネルの輝度変化との干渉を少なくすることができ
る。特に目障りとなる低周波成分の輝度変化も容易に抑
制することができ、フリッカレスの液晶表示装置が実現
できる。
【0022】(実施の形態2)次に本発明の実施の形態
2における液晶表示装置の駆動方法について図2及び図
3を用いて説明する。図2及び図3は本実施の形態にお
ける液晶表示装置の駆動方法を示す信号のタイムチャー
トである。なお液晶表示装置の構成は図1に示すものと
同一とする。また図8のタイムチャートと同一内容につ
いては同一符号を付け、それらの説明は省略する。図2
(a)に示す信号110は図8と同様に60Hzの垂直
同期信号であり、(b)に示す信号120と(c)に示
す波形130の繰り返し周波数は夫々60Hzである。
また図2(d)に示す波形150は、図8(d)の外光
と異なり、点滅周波数が120Hzの外光の輝度波形で
ある。
2における液晶表示装置の駆動方法について図2及び図
3を用いて説明する。図2及び図3は本実施の形態にお
ける液晶表示装置の駆動方法を示す信号のタイムチャー
トである。なお液晶表示装置の構成は図1に示すものと
同一とする。また図8のタイムチャートと同一内容につ
いては同一符号を付け、それらの説明は省略する。図2
(a)に示す信号110は図8と同様に60Hzの垂直
同期信号であり、(b)に示す信号120と(c)に示
す波形130の繰り返し周波数は夫々60Hzである。
また図2(d)に示す波形150は、図8(d)の外光
と異なり、点滅周波数が120Hzの外光の輝度波形で
ある。
【0023】図2に示すように、外光の点滅周波数が1
20Hzの場合を説明する。60Hzの垂直同期信号1
10を発生させると、走査電極の走査側電圧は信号12
0のようになり、その繰り返し周波数は60Hzとな
る。この場合の反射型STN液晶パネルの輝度は波形1
30のように変化し、フレーム応答現象により60Hz
毎にピークが生じる。ここでは外光の点滅周波数は12
0Hzであるため、波形130と波形150との時間的
な相対位置関係は変化しなくなる。このため、反射型S
TN液晶パネルの輝度変化と外光の輝度変化が干渉して
も、その輝度変化に低周波成分は含まれず、液晶パネル
にフリッカは発生しなくなる。
20Hzの場合を説明する。60Hzの垂直同期信号1
10を発生させると、走査電極の走査側電圧は信号12
0のようになり、その繰り返し周波数は60Hzとな
る。この場合の反射型STN液晶パネルの輝度は波形1
30のように変化し、フレーム応答現象により60Hz
毎にピークが生じる。ここでは外光の点滅周波数は12
0Hzであるため、波形130と波形150との時間的
な相対位置関係は変化しなくなる。このため、反射型S
TN液晶パネルの輝度変化と外光の輝度変化が干渉して
も、その輝度変化に低周波成分は含まれず、液晶パネル
にフリッカは発生しなくなる。
【0024】次に、外光の点滅周波数が100Hzの場
合を説明する。図3において(a)の信号160は50
Hzの垂直同期信号でり、(b)の信号170は50H
zの走査側電圧である。(c)の波形180は反射型S
TN液晶パネルの輝度波形であり、50Hzの繰り返し
ピークを有する。外光の輝度は図3(d)に示すように
波形140のように変化する。この場合(a)に示すよ
うに垂直同期信号160を50Hzに設定することによ
り、(c)の液晶パネルの輝度変化と(d)の外光の輝
度変化との相対位置関係が変化しなくなる。この場合も
反射型STN液晶パネルの輝度変化と外光の輝度変化と
が干渉しても、全体の輝度変化に低周波成分は含まれ
ず、フリッカは発生しなくなる。
合を説明する。図3において(a)の信号160は50
Hzの垂直同期信号でり、(b)の信号170は50H
zの走査側電圧である。(c)の波形180は反射型S
TN液晶パネルの輝度波形であり、50Hzの繰り返し
ピークを有する。外光の輝度は図3(d)に示すように
波形140のように変化する。この場合(a)に示すよ
うに垂直同期信号160を50Hzに設定することによ
り、(c)の液晶パネルの輝度変化と(d)の外光の輝
度変化との相対位置関係が変化しなくなる。この場合も
反射型STN液晶パネルの輝度変化と外光の輝度変化と
が干渉しても、全体の輝度変化に低周波成分は含まれ
ず、フリッカは発生しなくなる。
【0025】以上のように、外光の点滅周波数が120
Hzのときには、垂直同期信号周波数切替手段70を介
して垂直同期信号を60Hzにし、それに伴った液晶表
示用タイミング信号で液晶パネルを駆動する。また外光
の点滅周波数が100Hzのときには、垂直同期信号を
50Hzにし、それに伴った液晶表示用タイミング信号
で液晶パネルを駆動する。こうすると、外光の点滅周波
数が120Hz、100Hzどちらの場合でもフリッカ
を抑制することができる。
Hzのときには、垂直同期信号周波数切替手段70を介
して垂直同期信号を60Hzにし、それに伴った液晶表
示用タイミング信号で液晶パネルを駆動する。また外光
の点滅周波数が100Hzのときには、垂直同期信号を
50Hzにし、それに伴った液晶表示用タイミング信号
で液晶パネルを駆動する。こうすると、外光の点滅周波
数が120Hz、100Hzどちらの場合でもフリッカ
を抑制することができる。
【0026】なお、以上の説明では、外光の点滅周波数
が120Hzのときには、液晶駆動周波数を60Hzと
し、外光の点滅周波数が100Hzのときには、液晶駆
動周波数を50Hzとしたが、外光の点滅周波数が液晶
駆動周波数の整数倍であれば、他の組み合わせでも同様
に実施にできる。また太陽光のような自然光、又は直流
点灯の光源の場合は、液晶駆動周波数は任意の値でよい
ことは言うまでもない。
が120Hzのときには、液晶駆動周波数を60Hzと
し、外光の点滅周波数が100Hzのときには、液晶駆
動周波数を50Hzとしたが、外光の点滅周波数が液晶
駆動周波数の整数倍であれば、他の組み合わせでも同様
に実施にできる。また太陽光のような自然光、又は直流
点灯の光源の場合は、液晶駆動周波数は任意の値でよい
ことは言うまでもない。
【0027】(実施の形態3)次に本発明の実施の形態
3における液晶表示装置の駆動方法について図4及び図
5を用いて説明する。図4及び図5は本実施の形態にお
ける液晶表示装置の駆動方法を示す信号のタイムチャー
トである。なお液晶表示装置の構成は図1に示すものと
同一とする。また図8のタイムチャートと同一内容につ
いては同一符号を付け、それらの説明は省略する。
3における液晶表示装置の駆動方法について図4及び図
5を用いて説明する。図4及び図5は本実施の形態にお
ける液晶表示装置の駆動方法を示す信号のタイムチャー
トである。なお液晶表示装置の構成は図1に示すものと
同一とする。また図8のタイムチャートと同一内容につ
いては同一符号を付け、それらの説明は省略する。
【0028】図4において、(a)に示す信号190は
120Hzの垂直同期信号で、(b)に示す信号200
は120Hzの走査側電圧である。また(c)に示す波
形210は120Hzの繰り返し周波数を有する反射型
STN液晶パネルの輝度波形である。
120Hzの垂直同期信号で、(b)に示す信号200
は120Hzの走査側電圧である。また(c)に示す波
形210は120Hzの繰り返し周波数を有する反射型
STN液晶パネルの輝度波形である。
【0029】このような駆動条件の下で、外光の輝度変
化が波形150のように点滅周波数が120Hzであ
り、120Hzの垂直同期信号190を発生させるとす
る。走査電極に対する走査側電圧は信号200のように
なり、その繰り返し周波数は120Hzとなる。そして
反射型STN液晶パネルの輝度変化は波形210のよう
になり、フレーム応答現象により120Hzの繰り返し
ピークを持つ。ここで、外光の点滅周波数は120Hz
であるため、反射型STN液晶パネルの輝度波形210
と外光の輝度波形150における時間的な相対位置関係
は常に一定となる。このため、反射型STN液晶パネル
の輝度変化と外光の輝度変化とが干渉しても、全体の輝
度変化に低周波成分は含まれず、液晶パネルにフリッカ
は発生しない。
化が波形150のように点滅周波数が120Hzであ
り、120Hzの垂直同期信号190を発生させるとす
る。走査電極に対する走査側電圧は信号200のように
なり、その繰り返し周波数は120Hzとなる。そして
反射型STN液晶パネルの輝度変化は波形210のよう
になり、フレーム応答現象により120Hzの繰り返し
ピークを持つ。ここで、外光の点滅周波数は120Hz
であるため、反射型STN液晶パネルの輝度波形210
と外光の輝度波形150における時間的な相対位置関係
は常に一定となる。このため、反射型STN液晶パネル
の輝度変化と外光の輝度変化とが干渉しても、全体の輝
度変化に低周波成分は含まれず、液晶パネルにフリッカ
は発生しない。
【0030】次に、外光の点滅周波数が100Hzの場
合を説明する。図5において(a)の信号220は10
0Hzの垂直同期信号で、(b)の信号230は100
Hzの走査側電圧である。(c)の波形240は100
Hzの繰り返し周波数を有する反射型STN液晶パネル
の輝度波形である。その外光の輝度は図5(d)に示す
波形140のように変化する。(a)に示すように10
0Hzの垂直同期信号220を発生させると、走査電極
の走査側電圧は(b)のような信号230となり、反射
型STN液晶パネルの輝度変化は(c)のように波形2
40となる。即ち液晶パネルのフレーム応答現象により
100Hzの繰り返し周波数を有する波形となる。ここ
で、外光の点滅周波数は100Hzであるため、反射型
STN液晶パネルの輝度波形240と、外光の輝度波形
140とにおける時間的な相対位置関係は常に一定とな
る。このため、反射型STN液晶パネルの輝度変化と外
光の輝度変化が干渉しても、全体の輝度変化に低周波成
分は含まれず、液晶パネルにフリッカは生じない。
合を説明する。図5において(a)の信号220は10
0Hzの垂直同期信号で、(b)の信号230は100
Hzの走査側電圧である。(c)の波形240は100
Hzの繰り返し周波数を有する反射型STN液晶パネル
の輝度波形である。その外光の輝度は図5(d)に示す
波形140のように変化する。(a)に示すように10
0Hzの垂直同期信号220を発生させると、走査電極
の走査側電圧は(b)のような信号230となり、反射
型STN液晶パネルの輝度変化は(c)のように波形2
40となる。即ち液晶パネルのフレーム応答現象により
100Hzの繰り返し周波数を有する波形となる。ここ
で、外光の点滅周波数は100Hzであるため、反射型
STN液晶パネルの輝度波形240と、外光の輝度波形
140とにおける時間的な相対位置関係は常に一定とな
る。このため、反射型STN液晶パネルの輝度変化と外
光の輝度変化が干渉しても、全体の輝度変化に低周波成
分は含まれず、液晶パネルにフリッカは生じない。
【0031】以上のように、外光の点滅周波数が120
Hzのときには、120Hzの垂直同期信号とそれに伴
った液晶表示用タイミング信号とで液晶パネルを駆動す
る。また外光の点滅周波数が100Hzのときには、1
00Hzの垂直同期信号とそれに伴った液晶表示用タイ
ミング信号とで液晶パネルを駆動する。このように液晶
駆動周波数を切り替えることにより、外光の点滅周波数
120Hz、100Hzどちらの場合でも、フリッカを
抑制することができる。
Hzのときには、120Hzの垂直同期信号とそれに伴
った液晶表示用タイミング信号とで液晶パネルを駆動す
る。また外光の点滅周波数が100Hzのときには、1
00Hzの垂直同期信号とそれに伴った液晶表示用タイ
ミング信号とで液晶パネルを駆動する。このように液晶
駆動周波数を切り替えることにより、外光の点滅周波数
120Hz、100Hzどちらの場合でも、フリッカを
抑制することができる。
【0032】なお、以上の説明では、外光の点滅周波数
が120Hzのときには、液晶駆動周波数を120Hz
とし、外光の点滅周波数が100Hzのときには、液晶
駆動周波数を100Hzとするよう切り替えるとした。
しかし、駆動周波数が外光の点滅周波数の整数倍になる
ように切り替えるようにしても、同様の効果が得られ
る。
が120Hzのときには、液晶駆動周波数を120Hz
とし、外光の点滅周波数が100Hzのときには、液晶
駆動周波数を100Hzとするよう切り替えるとした。
しかし、駆動周波数が外光の点滅周波数の整数倍になる
ように切り替えるようにしても、同様の効果が得られ
る。
【0033】(実施の形態4)次に本発明の実施の形態
4における液晶表示装置の駆動方法について図6を用い
て説明する。図6は本実施の形態における液晶表示装置
の駆動方法を示す信号のタイムチャートである。なお液
晶表示装置の構成は図1に示すもの同一とする。また図
8のタイムチャートと同一内容については同一符号を付
け、それらの説明は省略する。
4における液晶表示装置の駆動方法について図6を用い
て説明する。図6は本実施の形態における液晶表示装置
の駆動方法を示す信号のタイムチャートである。なお液
晶表示装置の構成は図1に示すもの同一とする。また図
8のタイムチャートと同一内容については同一符号を付
け、それらの説明は省略する。
【0034】図6(a)に示す信号250は150Hz
の垂直同期信号であり、(b)に示す信号260は15
0Hzの走査側電圧である。また(c)に示す波形27
0は150Hzの繰り返し周波数を有する反射型STN
液晶パネルの輝度波形である。
の垂直同期信号であり、(b)に示す信号260は15
0Hzの走査側電圧である。また(c)に示す波形27
0は150Hzの繰り返し周波数を有する反射型STN
液晶パネルの輝度波形である。
【0035】本実施の形態における液晶表示装置の駆動
方法について説明する。図6(d)に示すような輝度波
形150、即ち外光の点滅周波数が120Hzの場合
と、(e)に示すような輝度波形140、即ち外光の点
滅周波数が100Hzの場合とを考える。(a)のよう
に150Hzの垂直同期信号250を発生させた場合、
(b)に示すように走査電極に対して周波数150Hz
の走査側電圧の信号260が印加される。反射型STN
液晶パネルの輝度波形270は、フレーム応答現象によ
り(c)に示すように繰り返し周波数150Hzのピー
クを有する波形270となる。しかしながら、走査電極
の走査側電圧の周波数が150Hzになると、100H
zや120Hzの場合と比較してその周期が短かくなる
ので、反射型STN液晶パネルのフレーム応答現象によ
る輝度の低下は小さくなる。このため反射型STN液晶
パネルの輝度変化と外光の輝度変化が干渉しても、全体
の輝度変化に含まれる低周波成分は少なくなり、フリッ
カは目立たなくなる。
方法について説明する。図6(d)に示すような輝度波
形150、即ち外光の点滅周波数が120Hzの場合
と、(e)に示すような輝度波形140、即ち外光の点
滅周波数が100Hzの場合とを考える。(a)のよう
に150Hzの垂直同期信号250を発生させた場合、
(b)に示すように走査電極に対して周波数150Hz
の走査側電圧の信号260が印加される。反射型STN
液晶パネルの輝度波形270は、フレーム応答現象によ
り(c)に示すように繰り返し周波数150Hzのピー
クを有する波形270となる。しかしながら、走査電極
の走査側電圧の周波数が150Hzになると、100H
zや120Hzの場合と比較してその周期が短かくなる
ので、反射型STN液晶パネルのフレーム応答現象によ
る輝度の低下は小さくなる。このため反射型STN液晶
パネルの輝度変化と外光の輝度変化が干渉しても、全体
の輝度変化に含まれる低周波成分は少なくなり、フリッ
カは目立たなくなる。
【0036】以上のように、150Hzの垂直同期信号
とそれに伴った液晶表示用タイミング信号とで液晶パネ
ルを駆動することにより、外光の点滅周波数が100H
z、120Hzのいずれの場合でも、垂直同期信号とそ
れに伴った液晶表示用タイミング信号を切り替えること
なく、フリッカを抑制することができる。
とそれに伴った液晶表示用タイミング信号とで液晶パネ
ルを駆動することにより、外光の点滅周波数が100H
z、120Hzのいずれの場合でも、垂直同期信号とそ
れに伴った液晶表示用タイミング信号を切り替えること
なく、フリッカを抑制することができる。
【0037】なお実施の形態4では、150Hzの垂直
同期信号とそれに伴った液晶表示用タイミング信号とで
駆動したが、反射型STN液晶パネルのフレーム応答に
よる輝度があまり低下しない駆動周波数、即ち150H
z以上の垂直同期信号を用いて同様に実施可能である。
同期信号とそれに伴った液晶表示用タイミング信号とで
駆動したが、反射型STN液晶パネルのフレーム応答に
よる輝度があまり低下しない駆動周波数、即ち150H
z以上の垂直同期信号を用いて同様に実施可能である。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、垂直同期
信号周波数切替手段を用いて外光の輝度変化の周波数に
より垂直同期信号の周波数を切り替えるので、どのよう
な輝度周波数をもつ外光下においても、外光の輝度変化
と液晶パネルの輝度変化の干渉による低周波成分の輝度
変化を抑制することができる。このためフリッカの生じ
ない液晶表示装置を実現できる。このため、反射型液晶
パネルの画質の高品位化を図ることができる。
信号周波数切替手段を用いて外光の輝度変化の周波数に
より垂直同期信号の周波数を切り替えるので、どのよう
な輝度周波数をもつ外光下においても、外光の輝度変化
と液晶パネルの輝度変化の干渉による低周波成分の輝度
変化を抑制することができる。このためフリッカの生じ
ない液晶表示装置を実現できる。このため、反射型液晶
パネルの画質の高品位化を図ることができる。
【0039】請求項2〜5記載の発明によれば、外部光
源の輝度変化の周波数に対応して液晶表示タイミング信
号である垂直同期信号の周波数とその他の液晶表示タイ
ミングとを切り替えることにより、どのような点滅周波
数をもつ外光下においても、外光の輝度変化と反射型液
晶パネルの輝度変化の干渉による低周波成分の輝度変化
を抑制することができる。このため、フリッカをなくす
ことができ、画質の高品位化を図ることができる。
源の輝度変化の周波数に対応して液晶表示タイミング信
号である垂直同期信号の周波数とその他の液晶表示タイ
ミングとを切り替えることにより、どのような点滅周波
数をもつ外光下においても、外光の輝度変化と反射型液
晶パネルの輝度変化の干渉による低周波成分の輝度変化
を抑制することができる。このため、フリッカをなくす
ことができ、画質の高品位化を図ることができる。
【図1】本発明の各実施の形態における反射型STN液
晶パネルを有する液晶表示装置の構成を示すブロック図
である。
晶パネルを有する液晶表示装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の実施の形態2において、外光の点滅周
波数が120Hzの場合の液晶表示装置の駆動方法を示
すタイムチャートである。
波数が120Hzの場合の液晶表示装置の駆動方法を示
すタイムチャートである。
【図3】実施の形態2において、外光の点滅周波数が1
00Hzの場合の液晶表示装置の駆動方法を示すタイム
チャートである。
00Hzの場合の液晶表示装置の駆動方法を示すタイム
チャートである。
【図4】本発明の実施の形態3において、外光の点滅周
波数が120Hzの場合の液晶表示装置の駆動方法を示
すタイムチャートである。
波数が120Hzの場合の液晶表示装置の駆動方法を示
すタイムチャートである。
【図5】実施の形態3において、外光の点滅周波数が1
00Hzの場合の液晶表示装置の駆動方法を示すタイム
チャートである。
00Hzの場合の液晶表示装置の駆動方法を示すタイム
チャートである。
【図6】本発明の実施の形態4において、液晶表示装置
の駆動方法を示すタイムチャートである。
の駆動方法を示すタイムチャートである。
【図7】従来例における反射型STNの液晶表示装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図8】従来例の液晶表示装置の駆動方法を示すタイム
チャートである。
チャートである。
10 液晶駆動信号発生手段 20 表示データ記憶手段 30 データ側電圧発生手段 40 走査側電圧発生手段 50 反射型STN液晶パネル 60 垂直同期信号周波数入力手段 70 垂直同期信号周波数切替手段
Claims (6)
- 【請求項1】 マトリクス状に形成された走査電極とデ
ータ電極とに狭持された液晶セルの光学特性が、前記両
電極の電位差の実効値電圧に応答することにより、入射
光の反射率を変化させる反射型液晶パネルと、 前記複数の走査電極に駆動電圧を与える走査側電圧発生
手段と、 前記複数のデータ電極に表示データの電圧信号を与える
データ側電圧発生手段と、 外部から入力される表示データを一時的に保持し、前記
反射型液晶パネルの表示時に前記表示データを出力する
表示データ記憶手段と、 前記走査側電圧発生手段及び前記データ側電圧発生手段
に対して液晶表示信号と液晶表示タイミング信号を発生
する液晶駆動信号発生手段と、 前記反射型液晶パネルの垂直同期信号の周波数を複数個
設定する垂直同期信号周波数入力手段と、 前記垂直同期信号周波数入力手段で設定された垂直同期
信号の複数の周波数のうち、前記反射型液晶パネルを照
明する外光の輝度変化の周波数と特定の関係にある周波
数を有する垂直同期信号を選択し、前記液晶駆動信号発
生手段に与える垂直同期信号周波数切替手段と、を具備
することを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記垂直同期信号周波数切替手段は、 前記外光の輝度変化の周波数をfoとし、前記垂直同期
信号の周波数をfsとし、n,mを自然数とするとき、
fs=nfo又はfs=(1/m)foを満足する垂直
同期信号を選択することを特徴とする請求項1記載の液
晶表示装置。 - 【請求項3】 マトリクス状に形成された走査電極とデ
ータ電極とに狭持された液晶セルの光学特性が前記両電
極の電位差に応答することにより、入射光の反射率を変
化させる反射型液晶パネルを具備する液晶表示装置の駆
動方法であって、 外部から入力される表示データを表示データ記憶手段に
一時的に保持し、 前記反射型液晶パネルに画像を表示するとき、前記反射
型液晶パネルを照明する外光の輝度変化の周波数と特定
の関係にある周波数を有する垂直同期信号を選択し、 夫々の走査電極に対して前記垂直同期信号と同一の周波
数を有する駆動電圧を与えると共に、前記表示データ記
憶手段から表示データを読み出し、夫々のデータ電極を
介して前記反射型液晶パネルの各液晶セルに表示データ
の電圧信号を与え、前記反射型液晶パネルに画像を表示
することを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。 - 【請求項4】 外光の輝度変化の周波数が120Hzで
あるとき、前記反射型液晶パネルの垂直同期信号の周波
数を60Hzにし、 前記外光の輝度変化の周波数が100Hzであるとき、
前記反射型液晶パネルの垂直同期信号の周波数を50H
zにすることを特徴とする請求項3記載の液晶表示装置
の駆動方法。 - 【請求項5】 外光の輝度変化の周波数が120Hzで
あるとき、前記反射型液晶パネルの垂直同期信号の周波
数を120Hzにし、 前記外光の輝度変化の周波数が100Hzであるとき、
前記反射型液晶パネルの垂直同期信号の周波数を100
Hzにすることを特徴とする請求項3記載の液晶表示装
置の駆動方法。 - 【請求項6】 外光の輝度変化の周波数が100Hz及
び120Hzのいずれかの値であるとき、前記反射型液
晶パネルの垂直同期信号の周波数を150Hz以上の値
にすることを特徴とする請求項3記載の液晶表示装置の
駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3998A JPH11194749A (ja) | 1998-01-05 | 1998-01-05 | 液晶表示装置とその駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3998A JPH11194749A (ja) | 1998-01-05 | 1998-01-05 | 液晶表示装置とその駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11194749A true JPH11194749A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=11463185
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP3998A Pending JPH11194749A (ja) | 1998-01-05 | 1998-01-05 | 液晶表示装置とその駆動方法 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JPH11194749A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002202772A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Sharp Corp | 表示装置 |
KR100502037B1 (ko) * | 2000-11-13 | 2005-07-25 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 액정 표시 장치 |
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