JP2538593B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2538593B2
JP2538593B2 JP62108809A JP10880987A JP2538593B2 JP 2538593 B2 JP2538593 B2 JP 2538593B2 JP 62108809 A JP62108809 A JP 62108809A JP 10880987 A JP10880987 A JP 10880987A JP 2538593 B2 JP2538593 B2 JP 2538593B2
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敏昭 藤井
栄 新井
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は液晶表示装置に関し、特にバックライトを有
する液晶表示装置に係る。
(従来の技術) 液晶表示器は、それ自身で光を発しないパッシブな表
示器あり、暗所での使用においては照明光源を必要とす
る。このため、液晶表示器の背面に照明用光源(バック
ライト)を設けることが一般的である。このようなバッ
クライトとしては、EL(エレクトロルミネセンス)パネ
ルや放電灯が利用される。なかでもELパネルは薄形軽量
であり、より積極的に利用されている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述のバックライトを有する液晶表示装置では、表示
面にフリッカーが発生することがあり、表示が見づらく
なるという問題があった。
本発明は、バックライトを有する液晶表示装置におい
て、フリッカーが目立たないようにして、表示品位の高
い液晶表示装置を提供するものである。
[発明の目的] (問題点を解決するための手段) 本発明の液晶表示装置は、液晶表示器と、この液晶表
示器を駆動する駆動回路と、液晶表示器の背面に配置さ
れた背面照明用のバックライトと、このバックライトを
駆動する駆動用電源とを備えた液晶表示装置において、
バックライトの駆動用電源は周波数が時間ととも変化す
る電源であることを特徴とするものである。
(作 用) 一般に液晶表示器は50Hz乃至100Hzのフレーム周波数
で駆動されている。一方、バックライトは一般に400Hz
乃至1000Hzの高周波電源で駆動されている。そして、液
晶表示器のフレーム周波数とバックライトの駆動周波数
とは各々独立して設定されている。
液晶表示器の背面にバックライトを配置した透過形液
晶表示装置における上述のフリッカーの発生は、本発明
者等の実験によれば、液晶表示器のフレーム周波数とバ
ックライトの駆動周波数の干渉によるものであることが
明らかになった。
即ち、第3図は、液晶表示器のフレーム周波数を50Hz
と一定にし、ELバックライトの駆動周波数を600Hzから8
00Hzまで変化させた場合に、液晶表示器で観察されるフ
リッカの発生状態を示す。なお、液晶表示器はドットマ
トリックス形表示器を用いて、デューティ比1/100で駆
動した。同図から明らかなように、バックライトの駆動
周波数が液晶表示器の駆動周波数の整数倍で両周波数の
干渉(ビート)によるフリッカが零となり、整数倍の前
後で大きなフリッカが発生する。フリッカは、チラツキ
が目に見える20Hz乃至30Hzの周波数では、液晶表示器の
画面の上または下から流れるようにはっきりと見える。
しかして、本発明の液晶表示装置では、バックライト
の駆動周波数と液晶表示器のフレーム周波数との干渉に
よるフリッカが目立たない様にしたものである。即ち、
本発明では、バックライトの駆動用電源を周波数が時間
とともに変化する電源とすることにより、液晶表示器の
フレーム周波数とのビート周波数が常に変化するように
したものである。これにより、フリッカ(チラツキ)の
強弱が絶えず変化し、フリッカが目立たないようにでき
る。
(実施例) 第2図は、本発明の液晶表示装置の概略断面図を示
す。液晶表示器1の背面にはELバックライトパネル2が
配置されている。液晶表示器1はTN(ツイストネマチッ
ク)型の透過パネルであり、表面に電極3、4及び配向
膜(図示せず)が形成された一対の基板5、6を対向配
置し、その間隙に液晶組成物7を封入してなり、さらに
基板5、6の外側に偏光板8、9が被着されている。な
お、液晶表示器1はドットマトリックス形である。ELバ
ックライト2には、駆動用電源10が接続されている。な
お、液晶表示器1には駆動回路が接続されるが、図示は
省略した。
次に、液晶表示器1の駆動回路、ELバックライト2の
駆動電源の回路構成図を、第1図に示す。液晶表示器1
はX−Yドットマトリックス形であり、液晶表示器1の
駆動回路11は、多数のカラム(X軸)ドライバIC12、1
つのロー(Y軸)ドライバIC13とが接続され、これらの
IC12、13には電圧発生回路14からの所定の電圧が、また
外部から所定の外部信号群が与えられて、液晶表示器1
を駆動する。外部信号群としては、データ信号ED、シフ
トクロック信号SCL、ラッチ信号LP、フレームパネルFP
および交流化同期信号FRなどがある。なお、液晶表示器
1は、デューティ比1/100で駆動され、またフレームパ
ネルFPによりフレーム周波数50Hzで駆動される。さら
に、交流化同期信号FRにより液晶組成物7に印加される
電圧の極性が反転して、液晶表示器1は交流駆動され
る。
一方、ELバックライト2には駆動電源10が接続されて
いる。この駆動電源10は時間とともにその周波数が変化
するものであり、ランプ電圧発生回路20と、VCO(電圧
制御形周波数可変発振器)回路21、増幅回路22とを有す
る。VCO21はランプ電圧発生回路20の出力電圧に応じ
て、例えば700Hzを中心に±30Hzの周波数偏移を持つ670
Hzから730Hzの高周波をスイープして発振する。ランプ
電圧発生回路20には、液晶表示器1の制御信号であるフ
レームパネルFP(この実施例では50Hz)を1/2分周回路2
3で分周した信号が加えられ、フレーム信号に同期した
ランプ電圧を発生する。なお、可変抵抗器24はランプ電
圧発生回路20の出力電圧を制御するもので、これにより
VCO21の発振周波数の範囲を設定する。また、可変抵抗
器25は増幅回路22の出力電圧を制御するもので、ELバッ
クライト2の輝度を調整する。
このような液晶表示装置は動作させたところ、目障り
となるようなフリッカは殆ど観察されなかった。
なお、実施例ではELバックライト2の駆動中心周波数
を、液晶表示器1のフレーム周波数の整数倍としたが、
これに限らず他の周波数であっても良いのはもちろんで
ある。また周波数の偏移幅は60Hzに限らず、ほぼ50Hz以
上であればよい。さらに、バックライトはELに限らず交
流駆動する他の照明光源、例えば放電灯であっても良
い。
なお、従来のELの駆動方法では、ELの静電容量を利用
した駆動方法が用いられているため、駆動周波数のバラ
ツキが大きくフリッカを発生したり、また当初はフレー
ム周波数とバックライトの駆動周波数との関係からフリ
ッカを発生せず良好な品位の表示が得られていも、使用
環境の変化や寿命によりELの静電容量が変化した場合、
駆動周波数が変動し、フリッカを発生し表示の品位を著
しく低下させる。しかしながら、本発明によれば、この
ような問題は完全に解決され、個々の液晶表示装置(EL
バックライトの駆動周波数のバラツキ等)に依存せず、
また使用環境等によらず、常にフリッカの目立たない良
好な品位の表示が可能な液晶表示装置が実現できる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によればフリッカの目立たない
液晶表示装置が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の液晶表示装置の回路構成を示す図、第
2図は本発明の液晶表示装置の断面を示す図、第3図は
フリッカの発生状況を説明する図である。 1……液晶表示器 2……ELバックライト 10……ELバックライトの駆動電源 11……液晶表示器の駆動回路 20……VCO(電圧制御型周波数可変発振器)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示器と、この液晶表示器を駆動する
    駆動回路と、前記液晶表示器の背面に配置された照明用
    のバックライトと、このバックライトを駆動する駆動用
    電源とを備えた液晶表示装置において、前記バックライ
    トの駆動用電源は周波数が時間ととも変化する電源であ
    ることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記バックライトの駆動用電源の周波数の
    変動範囲が50Hz以上であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記バックライトがELパネルであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液晶表示装置。
JP62108809A 1987-05-06 1987-05-06 液晶表示装置 Expired - Lifetime JP2538593B2 (ja)

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JPS63274931A JPS63274931A (ja) 1988-11-11
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JP2644010B2 (ja) * 1988-11-21 1997-08-25 キヤノン株式会社 表示制御装置
TWI348671B (en) * 2006-08-16 2011-09-11 Au Optronics Corp A circuit for driving an lcd panel and a method thereof

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