JPH0392797A - 原子力発電プラント用信号処理装置及び方法 - Google Patents

原子力発電プラント用信号処理装置及び方法

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JPH0392797A
JPH0392797A JP2226829A JP22682990A JPH0392797A JP H0392797 A JPH0392797 A JP H0392797A JP 2226829 A JP2226829 A JP 2226829A JP 22682990 A JP22682990 A JP 22682990A JP H0392797 A JPH0392797 A JP H0392797A
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Richard E Paris
リチャード・エウィン・パリス
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ジョン・マイケル・ガラガー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、一般に、原子力発電ブランl・制御系及び原
子炉保護系の全体的な性能の向上に関し、特に、給水制
御系の性能の向上、及び給水制御系と原子炉保護系との
間の相互影響の除去に関する2 ?のである。 先−山1え1趣ユ』し星 既存の原子力発電プラントにおいては、蒸気発生器内の
水位を測定するために、2つの手段が設けられている。 即ち、狭レンジスパン( n a r r o wra
nge  span)が、通常の運転レンジでの有効水
インベントリーを測定し、他方、広レンジスパンが、蒸
気発生器全体の水位を測定する。本発明は、主に、狭レ
ンジスパンを用いて蒸気発生器の水位を測定する装置と
方法に関するものである。狭レンジスパン原子炉保護系
は、低低水位( Iou+ − four…ater 
level)l■リップと低給水流量l・リップとを含
む2つの原子炉l・リップメカニズムから構成されてい
る。 第1図は両原子炉l・リップについての論理図である。 低低水位原子炉}・リップは、3つの水位ヂャネル↓0
、1.1.12により実行される。各水位チャネル10
、11.12は個々に蒸気発生器の水位を測定する。水
位チャネル10、11.12によってそれぞれ発生され
、蒸気発生器の水位を表す水位信号】3、3 14、15は、水位比較部16、17、】8により、前
以て決められた蒸気発生器水位設定値と比較される。 各水位比較部16、17、18がらの低低水位信号19
、20、21は一致ゲー1・22に入力される。信号1
9、20、21のいずれか2つから低低水位が指示され
ると、一致ゲート23の出力部に信号23が発生され、
その結果、原子炉1・リップが開始される。原子炉)・
リップは、炉心内に制御棒を挿入することにより完了さ
れ、原子炉は臨界未満状態となる。 水位チャネル10により発生される水位信号13はまた
、電気的分離装置24を介して給水制御系に入力される
。 低給水流量原子炉トリップは、2つの蒸気流量チャネル
25、26と2つの給水流量チャネル27、28とによ
り実行される。蒸気流量チャネル25と給水流量チャネ
ル27は1つの保護セッ1へに属するが、蒸気流量チャ
ネル26と給水流量ヂャネル28は他の予備保護セッh
に属する。蒸気流量チャネル25及び給水流量チャネル
27によりそれぞれ発生される蒸気流量信号29及び給
水流量信号30は、流量比較4 部31に入力される。また、蒸気流量チャネル26及び
給水流量チャネル28によりそれぞれ発生される蒸気流
量信号32及び給水流量信号33は、流星比較部34に
入力される。給水流量が蒸気流量よりも所定の大きさだ
(ブ少ない、というような蒸気流量と給水流量との間の
不一致により、低給水流量信号35、36がそれぞれ流
量比較部31. 34の出力部に発生される。これらの
低給水流量信号35、36は○Rゲーl・37に入力さ
れる。信号35又は信号36のいずれかが低給水流量状
態を示した場合に、信号38がORゲート37の出力部
に発生される。 また、水位チャネル11、12からの水位信号14、1
5はそれぞれ、水位比較部39、40に入力される。 水位比較部39、40は、水位比較部】6、17、18
で用いられる水位設定点と同じ若しくはそれ以上の水位
設定点を用いている。各水位比較部39、40からの低
水位信号41. 42がORゲート43に入力される。 低水位信号41. 42のいずれかから低水位が指示さ
れた場合、信号44が発生され、この信号44はORゲ
ー1・43の出力部から出力される。 5 信号38、44はANDゲー1〜45に入力される。信
号44からの低水位の指示と信号44からの低給水流量
の指示とにより信号46が発生され、この信号46はA
NDゲーl・45の出力部がら出力され、その結果、原
子炉1・リップが開始される。 原子炉保護系の設計において、機能上の妥当性及び運転
上の信頼性についての必要条件を満たずために、最低限
従うべき管理基準として、米国連邦規則(Code o
f Fecleral ReFiulations)タ
イl・ル10、パー1− 50.55a (規則及び基
準)、サブパート(1l)は、電気電子学会基準IEE
E− 279 r原子力発電ステーションのための保護
系の基準」を支持している。このIEEE−279基準
、パラグラフ4.7.3は、制御系と保護系の相互影響
の問題を提起しており、その内容は次の通りである。 「単一偶発故障 一つの偶発故障が、保護動作を必要と
する発電ステーション状態を生じさせる制御系動作を引
き起こす可能性がある場合、また、その状態から保護す
るように設計された保護系チャネルの適正な動作を妨げ
る可能性がある場合、6 他の予備の保護ヂャネルが、第2の偶発故障により機能
低下した場合でも、保護動作を実行て′きるようにずべ
きである。」 第1図から、水位チャネル10が、低低水位原子炉1−
リップ及び給水制御系の両者に適用されることは明らか
である。また、他の2つの水位チャネル11.12が、
低低木位原子炉l・リップ及び低給水流景原子炉トリッ
プの両者に用いられることも明らかである。この構成は
、IEEE−279基準により確立された必要条件に適
合する。例えば、蒸気発生器内の水位が高ずぎると誼っ
て指示する水位ヂャネル10の高位指示における故障は
、給水流量を減少させるよう給水制御系を作動させるこ
ととなる。 その結果として、蒸気発生器低水位保護が続けて必要と
されることとなる。しかし、この保護作動は残りの水位
チャネル11.1.2によって誘導される。 このような場合に対して、TEEE−279基準は、原
子枦保護系内の別のイ9加的な偶発故障とみなしている
。その基礎となるロジックにおいては、最初の保護系故
障を遷移くトランジエンT− )開始現象と7 考え、従って最初の保護系故障は、IEEE−279基
準か保護系に課す条件の「単一故Hiではないとしてい
る。従って、別の保護系故障が生じるものと仮定されな
ければならず、保護系は続けて適当な保護動作を行うこ
とができなげればならない。 この例では、第2の偶発故障は、水位チャネル11、1
2の一方の故障ということになろう。このような故障に
より、水位チャネル11.12の一方しか動作しなくな
り、一致ゲーI・22により低低水位原子枦1・リップ
の場合に実行される3つの原子炉l・リップロジックの
うちの2つを満足するには不十分となる。それにも拘わ
らず、給水制御系に接続された水位チャネル10に最初
の故障が発生して制御系遷移を生じたと仮定し、且つ、
第2の偶発故障が水位チャネルIL12のいずれかに生
じたと仮定した場合、原子炉1・リップは低給水流量原
子炉1・リップロジックにより実行されることが第1図
から理解されるであろう。作動状態に保たれている水位
チャネル11又はl2からの水位信号14又は15によ
って、低水位信号41又は42がORゲー1・43に8 入力され、信号44がORゲート43の出力部から出力
される。蒸気流量 給水流量ロジックは、前述したよう
に、信号38で低給水流量指示を生ずるようfi能する
。従って、原子炉1・リップを開始するための信号46
がANDゲー1・45から出力されることとなる。 低給水流量原子炉トリップロジックは、IEEE−27
9基準により確立された必要条件を満足するだけである
。このロジックは、原子炉の保護又は給水系の制御の他
の別個の目的には用いられない。従って、低給水原子炉
1・リップロジックは、蒸気発生器水位保護計画をより
i雑化している。同時に、給水制御系への入力として水
位チャネル10を1つだけ使用しているのは望ましくな
い。この単一の水位チャネル10が故障した場合、保護
動作を必要とする給水制御系遷移を生じさせるからであ
る。 従って、低給水流量原子炉1・リップロジックの必要性
をなくし、同時に給水制御系の信頼性を向上させる給水
制御系の構成が求められている。 運艷立真1 9一 本発明は、原子力発電ブラン1・の給水制御系の性能を
向上させ、且つ、蒸気発生器の低水位原子炉保護ロジッ
クを単純化するための装置を意図するものである。本装
置は、蒸気発生器の水位を重複して測定し、その測定値
を表す複数の蒸気発生器水位信号を発生する複数の水位
チャネルを含んでいる6中間蒸気発生器水位信号く以下
、「中間水位信号」ないし「中間信号」ともいう)が、
複数の蒸気発生器水位信号の中からマイクロプロセッサ
制御により選択される。この後、中間蒸気発生器水位信
号は、出力インターフェースを介して給水制御系に伝え
られる。 本発明の一実施態様は、原子力発電プラント給水制御系
の性能を向上させるための、蒸気発生器の水位を重複し
て測定し且つその測定値を表す信号を発生ずる3つの水
位チャネルを具備する装置に向けられている。マイクロ
プロセッサは、信号A、信号B及び信号Cと表される3
つの蒸気発生器水位信号から1つの中間蒸気発生器水位
信号を選択するようにプログラムされている。 10 まず、マイク口プロセッザは、信号Aと信号Bのうち大
きな方の信号値を選択し、この値を信号Dとしてマイク
ロブロセッザのメモリに記憶する。 次いで、マイクロブロセッザは、信号Bと信号Cのうち
大きい方の値が選択され、この値が信号Eとしてマイク
ロプロセッサのメモリに記憶される。 更に、マイクロプロセッサは、信号Cと信号Aのうち大
きい方の値を選択し、この値を信号Eとしてマイクロプ
ロセッザのメモリに記憶する。次に、信号Dと信号Eの
うち小さい方の信号値が選択され、これが信号Gとして
マイクロプロセッサのメモリに記憶される。最後に、信
号Fと信号Gのうち小さい方の信号値が選択され、この
値が中間蒸気発生器水位信号としてマイクロプロセッサ
のメモリに記憶される。そして、中間蒸気発生器水位信
号が、出力インターフェースを介して給水制御系に送ら
れる。 本発明の中間信号セレクタは、原子力発電プラントの蒸
気発生器内の給水流量を制御するための信頼性及び効果
のより高い手段を提供するものである。中間信号セレク
タは、1つの水位チャネルの故障が給水制御系の遷移を
開始させるのを防止し、保護動作を必要とする原子力発
電プランI・の状態を生じさせないようにする。従って
、中間信号セレクタは、低給水流量原子f1・リップロ
ジックの必要性を除去すると共に、給水制御系の信頼性
を向上させる。本発明の−1二記及び他の特徴や利点は
、以下の好適な実施例の説明から明らかとなろう。 虻遣4≦稔施士巨工詑駐
【置遜朋 第2図は、給水制御系用の中間信号セレクタを提供する
ために、本発明の方法と装置が適用され得る典型的な加
圧水型原子炉一蒸気発生器系を単純化して示す概略図で
ある。尚、図中、同一参照符号は同一要素を示すものと
する。原子炉容器50は、冷却材の流れの入口千段51
と出口千段52とを有している。また、原子炉容器50
は、大量の熱を発生ずる多数の核燃料要素から主に構成
される炉心(図示しない)を含んでおり、発熱量は主と
して制御棒の位置に左右される。炉心により発生された
熱は、入口千段51から流入して出口手段52から流出
する冷却材の流れにより、炉心から移送される。出口手
段52から流出した流れは、出口導管54を介して熱交
換蒸気発生器系55に運ばれる。加熱された冷却材は伝
熱管56を通って移送される。 伝熱管56は、蒸気を発生するために用いられる水57
と熱交換関係に置かれている。以下で詳説するが、蒸気
発生器55により発生された蒸気は発電用タービン58
を駆動するために用いられる。この後、冷却材の流れは
、蒸気発生器55から入口導管59を経て入口手段51
へと移送される。このように、再循環1次系閉ループが
原子炉容器50及び蒸気発生器55を連結する。ブラン
l・毎に流体流れの閉ループの数、従って蒸気発生器5
5の数は異なっているが(一般的には2〜4基用いられ
ている)、第2図の系は1つの閉ループのみを示してい
る。 蒸気発生器55の2次系側は、伝熟管56により一次系
ループから隔離されている。蒸気発生器55内の本57
は−次冷却材と熱交換の関係に置かれ、従って、水57
は加熟されて蒸気に変換される。蒸気13 は蒸気導管60を経てタービン58に流れる。タービン
58を通過した後、この蒸気は復水器61内で復水され
る。復水、即ち水は導管62を経て蒸気発生器の2次系
側に還流される。このように、再循環2次系ループが蒸
気発生器55をタービン58に連結している。 第2図に示される系において、3つの水位チャネル10
、11,1.2が蒸気発生器内の水57の水位を測定し
、それぞれ、蒸気発生器55内の水位57を表ず水位信
号13、14、15を発生ずる。 本発明に従って構成された蒸気発生器の低水位原子炉保
護系及び給水制御系が第3図に示されている。原子炉保
護系は次のように楕戒されている。 各水位チャネル10、11.12により発生される水位
信号13、14、15はそれぞれ、水位比較部16、1
7、l8に入力される。水位信号13、14、l5はそ
れぞれ、水位比較部16、17、18により、前以て決
められた蒸気発生器水位設定点と比較される。各水位比
較部16、17、18からの低低水位信号19、20、
21はそれぞれ、一致ゲーl・22に入力される。信号
19、20、14 21のうちいずれか2つからの低低水位の指示により信
号23が発生され、この信号23は一致ゲー1〜22の
出力部で得られ、それにより原子炉l・リップが開始さ
れる。原子炉1・リップは、炉心(図示しない)内に制
御棒53(第2図参照)を挿入することにより完了され
、原子炉は臨界未満状態となる。 水位信号13、l4、15は給水制御系への入力信号と
しても機能する。・水位信号13、14、15は、それ
ぞれ、電気的分離装置(electrical  is
olationcleνice) 70、71.72を
介して給水制御系に入力される。各分離装置70、71
.72からの電気的に分離された水位信号73、74、
75は、マイクロプロセッサ81への入力信号として機
能する。マイクロブロセッザ81は、中間信号セレクタ
80として働くようにプログラムされている。中間水位
信号を表す信号82、警報信号84及び給水制御系作動
モード信号85は、周知の出力インターフェース83を
通して給水制御系に出力される。 中間信号セレクタ80は、第4図のフローチャートに示
されるようにして作用する。フローチャー1・はステッ
プ1.00から開始されており、このステップ100で
は、第3図のマイクロブロセッザ81が、周知のデータ
収集技術に基づき、電気的に分離された水位信号73、
74、75を探取する。ステップ101において、電気
的に分離された水位信号73は、信号八としてマイクロ
プロセッサ8lのメモリに記憶され、水位信号74は信
号Bとしてマイクロプロセッサ81のメモリに記憶され
、更に、水位信号75は信号Cとして同メモリに記憶さ
hる。次いで、マイクロプロセッザ81は、ステップ1
02において、信号Aと信号Bのうち大きい方の値を選
択し、この値を信号Dとしてマイクロプロセッサ8】の
メモリに記憶する。更にプログラム制御が続{フられ、
スデップ1.03において、信号nと信号Cのうち大き
い方の値が選択され、この値が信号Eとしてマイクロプ
ロセッサ81のメモリに記憶される。この後、ステップ
104で、マイク口プロセッサ81は、信号Cと信号A
のうち大きい方の値を選択し、この値を信号Eとしてマ
イクロプロセッザ8lのメモリに記憶する。プログラム
のステップ105において、信ワDと信号Eのうち小さ
い方の値が選択され、これが信号Gとしてマイクロプロ
セッザ81のメモリに記憶される。マイクロプロセッザ
81は、信号Gと信号Fのうち小さい方の値を選択する
ステップ106において、この値を信号A、信号B及び
信SCの中間信号として決定する。この中間借号82は
、ステップ107でマイクロプロセッサ81により出力
インターフェース83を介して給水制御系に出力される
。 中間信号セレクタ80の作用の一例は次の通りである。 まず、信号A.信号B及び信号Cがそれぞれ、蒸気発生
器の最高水位の30%、40%及び50%の水位を表す
信号と仮定する。スデップ102、103、104にお
いて、大きい方の値が選択された後、信弓D.信号E及
び信号Fはそれぞれ、蒸気発生器の最高水位の40%、
50%及び50%の水位に対応する。ステップ105で
信号Dと信号Eのうち小さい方の値を選択することによ
り、蒸気発生器の最高水位の40%に相当する信号Gが
形成される。最後に、信号Gと信号Fのうちの小さい方
の値、即ち中間信号82は、蒸気発生器最高水位の40
%水位に対応するものとなる。このようにして、中間信
号セレクタ80は、信号A、信号B及び信号Cの中間の
信号を常に選択する。水位チャネル10、11、12(
第3図)のいずれかが異状高位又は異状低位を示した場
合、対応の水位信号13、14、15は中間信号セレク
タ80により拒絶されることとなり、その結果、そのよ
うな異状ないし故障による制御系の乱れの発生、及び保
護動作を必要とする遷移の開始を防止する。 中間信号セレクタ80は幾つかの故障検出機能も果たす
ことができる。これらの故障検出ルーチンは、第4図の
フローチャ−1・のステップ108において機能的に示
されている。電気的に分離された水位信号73、74、
75のいずれかの値が、他の2つの信号のいずれか一方
の値から、所定の許容差異値を越えて異なっている場合
、警報信号84がマイクロプロセッザ81により発生さ
れ、出力インターフェイス83を介して給水制御系に出
力される。更に、電気的に分離された水位信号73、7
4、75のい18 ずれかの値が、所定の」二限信号値よりも大きい場合、
或は所定の下限信号値よりも小さい場合、警報信号84
がマイクロプロセッサ8】により発生され、出力インタ
ーフェイス83を介して給水制御系に出力される。いず
れの場きも、ステップ106で求められた中間信弓82
は、スデップ107において出力インターフェイス83
を介して給水制御系に出力される。 尤気的に分離された水位(言号73、74、75のいず
れか2つの故障を検出することにより、マイクロプロセ
ッザ81は、出力インターフエイス83を介して給水制
御系に出力される信号85を発生し、自動から手動に給
水制御系を切り替える。故障の検出の前に第4図のフロ
ーチャ−1・のステップ106においてマイクロプロセ
ッサ81により求められた最新の中間信ス82は、スデ
ップ1.07で、出力インターフェイス83を介して給
水制御系に出力される。 中間信号セレクタ80は、IEEE−279基準により
要求されるような第2の水位ヂャネル偶発故障を仮定す
る必要性を除去する。これは、最初の水位チャネル故障
が、保護動作を必要とする原子力発電プラント状態を生
じさせないからである。中間信号セレクタ80は、水位
ヂャネル]O、]1、12の1つの故障によって給水制
御系遷移が開始されるのを防止する。従って、第2の偶
発故障を仮定する必要はなく、よって、3つの水位チャ
ネル10、11.12のうち2つが供用状態のままに医
たれる。残ったこの2つの水位チャネルは、低低水位原
子炉1〜リップの場合に実行される3つの原子炉1・リ
ップロジックのうち2つを満たずには十分てある。従っ
て、低給水流量原子炉1〜リップロジックは、もはや必
要とされない。中間信号セレクタ80は、低給水流量原
子炉1・リップの必要性をなくし、それにより、原子炉
保護系の給水流量チャネル27、28及び蒸気流量チャ
ネル25、26の必要性も除去する。 以上、好適な実施例に関して本発明を説明したが、多く
の変更や変形が当業者により容易になされ得ることは理
解されよう。
【図面の簡単な説明】
第l図は、従来の蒸気発生器の低水位原子炉保護系を示
す説明図、第2図は、典型的な加圧木型原子炉 蒸気発
生器系を単純化して示す説明図、第3図は、本発明に従
って梧成された蒸気発生器低水位原子炉保護系及び原子
力発電プラント制御系を示す説明図、第4図は、本発明
に従って構成された中間信号セレクタのためのフローチ
ャ−1・である。図中、 10,目,12・・水位チャネル 16 1.7.18・・水位比較部 22・・一致ゲーl・ 50・・・原子炉容器 55・蒸気発生器 70 71.72・・・電気的分離装置80・・・中間
信号セレクタ 81・マイクロプロセッサ 83・出力インターフェース 21 FIG.4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原子力発電プラント給水制御系の性能を向上させ、
    且つ蒸気発生器の低水位原子炉保護ロジックを単純化す
    るための原子力発電プラント用信号処理装置であって、 蒸気発生器の水位を重複して測定し、その測定値を表す
    複数の蒸気発生器水位信号を発生する手段と、 前記複数の蒸気発生器水位信号の中から中間蒸気発生器
    水位信号を選択する手段と、 前記中間蒸気発生器水位信号を給水制御系に伝える手段
    と、 から成る原子力発電プラント用信号処理装置。 2、前記中間蒸気発生器水位信号を選択する前記手段が
    、前記複数の蒸気発生器水位信号を発生する前記手段に
    応答するマイクロプロセッサを含む、請求項1記載の原
    子力発電プラント用信号処理装置。 3、原子力発電プラント給水制御系の性能を向上させ、
    且つ蒸気発生器の低水位原子炉保護ロジックを単純化す
    るための原子力発電プラント用信号処理方法であって、 蒸気発生器の水位を重複して測定し、その測定値を表す
    複数の蒸気発生器水位信号を発生する工程と、 前記複数の蒸気発生器水位信号の中から中間蒸気発生器
    水位信号を選択する工程と、 前記中間蒸気発生器水位信号を給水制御系に伝える工程
    と、 から成る原子力発電プラント用信号処理方法。
JP2226829A 1989-08-30 1990-08-30 原子力発電プラント用信号処理装置及び方法 Expired - Lifetime JP2625569B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/400,837 US5192493A (en) 1989-08-30 1989-08-30 Median signal selector for feedwater control systems
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