JPH0392125A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH0392125A
JPH0392125A JP1230233A JP23023389A JPH0392125A JP H0392125 A JPH0392125 A JP H0392125A JP 1230233 A JP1230233 A JP 1230233A JP 23023389 A JP23023389 A JP 23023389A JP H0392125 A JPH0392125 A JP H0392125A
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JP
Japan
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bending
section
curved
external force
insertion section
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Application number
JP1230233A
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English (en)
Inventor
Akira Suzuki
明 鈴木
Hiroki Hibino
浩樹 日比野
Yoshikatsu Nagayama
永山 義勝
Mutsumi Yoshikawa
睦 吉川
Toshiyuki Takara
宝 敏幸
Masahito Goto
後藤 正仁
Sakae Takehata
榮 竹端
Yoshinao Ooaki
義直 大明
Koichi Yoshimitsu
浩一 吉満
Noriyasu Aoki
義安 青木
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0392125A publication Critical patent/JPH0392125A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、αルーブ法による大腸挿入に適した内視鏡に
関する。
[従来の技術1 近年、体腔内に細艮の挿入部を挿入することにより、体
腔内臓器等を観察したり、必要に応じ処置具チャンネル
内に挿通した処置具を用いて各種治療処置のできる内p
A鏡が広く利用されている。
ところで、大腸に内視鏡を挿入していく場合、S状結腸
部分ではそのまま挿入していくことが難しいため、従来
より、αルーブ法という手技が用いられている。このα
ルーブ法では、第8図(a>に示すように、大腸101
挿人後、内視鏡挿入部2をねじりながら、α状のループ
を形成する。これにより、大腸101はなめらかな曲線
状となり、容易に挿入することが可能になる。この手技
により、挿入部2を牌湾曲部103まで進めることがで
きるが、αルーブを形成した状態では、それ以上の進行
は困難になる。そこで、次に、挿入部2の先端側に設け
られた湾曲部5を湾曲させて牌湾曲部103と横行結腸
部105との境界近傍に引っ掛けて、挿入部2に右ねじ
りを加えながら挿入部2を少し引き抜くことにより、第
8図(b)に示すように、挿入部2を直線状にする。こ
の操作により、挿入部2を更に横行結腸部105へ進行
させることが可能となる。
[発明が解決しようとする課題] 前記αルーブ法では、湾曲させた湾曲部5で腸を押すこ
とにより、αルーブを解除する。しかしながら、このと
き、湾曲部5には、湾曲方向と略直交する方向に力が加
わるが、この方向に対する湾曲部5の自己形状保持力が
弱いので、腸を押しても腸は動かず湾曲部5の湾曲形状
の方が変ってしまい、αルーブの解除が難しいという問
題点がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、αル
ーブ解除操作において挿入部をねじったときに、湾曲部
の湾曲形状が変らないようにした内視鏡を提供すること
を目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明の内視鏡は、挿入部の先端側に湾曲部を有するも
のにおいて、前記挿入部のねじり動作を検出する検出手
段と、前記検出手段によって挿入部のねじり動作が検出
されたときに、前記湾曲部の湾曲方向に略直交する方向
の外力による形状変化に対する前記湾曲部の抵抗を増大
させる手段とを備えたものである。
[作用] 本発明では、検出手段によって挿入部のねじり動作が検
出されると、湾曲部の湾曲方向に略直交する方向の外力
による形状変化に対する湾曲部の抵抗が増大され、αル
ープ解除の際に湾曲部に外力が加えられても、湾曲部の
形状が保持される。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図ないし第9図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は内視鏡のねじり及び湾曲のυItll系の構成を示
すブロック図、第2図は内視鏡の測面図、第3図は第2
図のへ矢視図、第4図は第3図のB矢視図、第5図は挿
入部の先端側の断面図、第6図1よ第4図のC部の断面
図、第7図は超音波モータの断面図、第8図はαルーブ
解除操作を示す説明図、第9図は湾曲部負荷制御回路の
動作を示すフローチャートである。
第2図に示すように、内視鏡1は、細長で可撓性を有す
る挿入部2と、この挿入部2の後端に連設された操作部
3とを備えている。前記操作部3?らは図示しないユニ
バーサルコードが延設され、このユニバーサルコードの
端部に設けられたコネクタは、光源と信号処理回路とを
内蔵した図示しないビデオプロセッサに接続されるよう
になっている。第7図に示すように、前記挿入部2の先
端側には、硬性の先端部4が設けられ、この先端部4の
後方に、湾曲可能な湾曲部5が設けられている。
前記操作部3の前端部には、挿入部2と操作部3とを回
転可能に連結する回転部10が設けられ、この回転部1
0内には、超音波モータを用いた挿入部回転用モータ1
1が設けられ、このモータ11によって、操作部3に対
して挿入部2が回転されるようになっている。また、前
記回転部10の後方の操作部3内には、超音波モータを
用いた上下湾曲用モータ(以下、上をUpまたはUと記
し、下を■ownまたはDと記す。)12と右左湾曲用
モータ(以下、右をR i ghtまたはRと記し、左
をl−eftまたはLと記す。)13が配設されている
。第2図及び第3図に示すように、前記モータ12.1
3は、前後方向に並べて配置され、且つ、上下方向にず
れた位置に配埴されている。
そして、このようなモータ12.13の配置により生じ
た空間に、送気送水用スイッチ14,吸引用スイッチ1
5を配設している。また、第3図及び第4図に示すよう
に、前記操作部3には、前記送気送水用スイッチ14,
吸引用スイッチ15の反対側に、湾曲部5のUDRLの
4方向の湾曲の指示を行う湾曲部湾曲用スイッチ16と
、挿入部2の右回り(右ねじり)を指示する挿入部右回
りスイッチ17と、挿入部2の左回り(左ねじり〉を指
示する挿入部左回りスイッチ18とが設けられている。
尚、挿入部2は、前記スイッチ17,18を押している
間、回転を継続するようになっている。
前記挿入部2の先端側は、第5図に千すように構成され
ている。
この図に示すように、先端部4は、略円柱状の先端部本
体21を備え、この先端部本体21の先端面には、円板
状の先端カバー22が貼設されている。前記先端部本体
21及び先端カバー22には、観察用透孔23,吸引,
処置具用透孔24及び図示しない照明用透孔.送気送水
用透孔が設けられている。前記観察用透孔23には、対
物レンズ系26が装着され、この対物レンズ系26の結
像位置に、CCD等の固休撮像素子27が配設されてい
る。この固体搬像素子27に接続された信号線28は、
挿入部2,操作部3及び図示しないユニバーサルコード
内を挿通され、コネクタに接続され、このコネクタを介
してビデオプロセッサに接続されるようになっている。
また、前記吸引,処置具用透孔24には、接続バイブ2
9が嵌着され、この接続バイブ29に、処置具チャンネ
ルチューブ30及び吸引チャンネルチューブが接続され
ている。前記処置具チャンネルチューブ30は、挿入部
2及び操作部3内を挿通され、例えば操作部3に設けら
れた図示しないチャンネル開口部に接続されている。ま
た、吸引チャンネルチューブは、挿入部2.操作部3及
びユニバーサルコード内を挿通され、コネクタに設けら
れた吸引口金に接続されている。
また、前記照明用透孔には、照明レンズが装着され、こ
の照明レンズの後端にライトガイドが連設されている。
このライトガイドは、挿入部2.操作部3及びユニバー
サルコード内を挿通され、]ネクタに接続され、このコ
ネクタを介してビデオプロセッサに接続されるようにな
っている。
また、前記送気送水用透孔には、送気送水チャンネルチ
ューブが接続され、このチャンネルチューブは、挿入部
2.操作部3及びユニバーサルコード内を挿通され、コ
ネクタに設けられた送気送水用コネクタに接続されてい
る。
湾曲部5は、ビン32によって互いに回動自在に連結さ
れた複数の円筒状の関節駒31を有し、最先端の関節駒
31Aが前記先端部本休21の後端部に固定されている
。また、最先端の関節駒31Aの内周部には、4本の湾
曲操作ワイヤ33の先端部が、ワイヤ固定部34によっ
て固定されている。また、各関節駒31の内周部には、
ワイヤガイド35が設けられ、前記湾曲操作ワイヤ33
は、このワイヤガイド35内を挿通され、更に、湾曲部
5以降の挿入部2内に挿通されたガイドコイル36内を
挿通されて、操作部3まで導かれている。4本の湾曲操
作ワイヤ33のうち、先端部が湾曲部5の上下位置に固
定されたUD用のワイヤは、前記UD湾曲用モータ12
に接続され、先端部が湾曲部5の右左位置に固定された
RL用のワイヤは、前記RL湾曲用モータ13に接続さ
れている。
また、前記関節駒31の外周部は、網管38で被覆され
、更に、湾曲チューブ39で被覆されている。この湾曲
チューブ39の先端部は、先端部本体21に外嵌固定さ
れている。
回転部10は、第6図に示すように構或されている。
操作部3のケーシング41の前端部には、回転部10の
円筒状のケーシング42が螺合している。
このケーシング42内には、円板状のステータ43が設
けられ、このステータ43の挿入部2側の端面にロータ
44が当接している。このロータ44は、ボールベアリ
ング45によって、前記ケーシング42に対して回転可
能になっている。また、操作部10のケーシング41の
前端面と前記ステータ43の端面の間には、ステータ4
3をロータ44側へ付勢する付勢ばね46が設けられて
いる。
これらスデータ43,ロータ44,付勢ばね46等によ
って超音波モータによる挿入部回転用モータ11が構或
されている。前記ロータ44の前端部に形或された円筒
部44aは、回転部10のケーシング42の前端部に設
けられだ円孔より突出され、この円筒部44aに、挿入
部2を構或する可撓管47が接続されている。また、前
記ステータ43に接続されたりードIi148は、後述
するねじり制御回路81に接続されている。尚、第6図
中、符849は、信号線28,湾曲操作ワイヤ33,吸
引チャンネルチューブ.ライトガイド,送気送水チャン
ネルチューブ等の内蔵物を示している。
この回転部10では、リード線48を介してステータ4
3に駆動電圧を印加して所定の向きの進行波を発生させ
ることにより、ロータ44が所定に向きに回転する。そ
して、この日ータ44の回転によって、挿入部2が回転
する。
また、操作部3内のUD湾曲用モータ12,RL湾曲用
モータ13は、第7図に示すように構成されている。
モータ12.13は、円板状のステータ53と、このス
テータ53の端面に接触するロータ54とを備え、ロー
タ54とは反対側に位置するステータ53の周部におけ
る面には、圧電体55が接着固定されている。前記ロー
タ54は、回転軸56の先端部に被嵌して固定ざれてい
る。前記回転軸56は、スラストベアリング57と第1
のラジアルベアリング58とにより軸支されている。前
記スラストベアリング57と第1のラジアルベアリング
58は、ベアリングボックス59内に収納して支持され
ている。このベアリングボックス59は、サブフレーム
60に対して接合すると共に、ねじ61により固着され
ている。また、ベアリングボックス59の外周には、前
記ステータ53が被嵌しており、このステータ53は、
ベアリングボックス5つの外周に形或したねじ62に螺
合するナット63により締め付けられて固定されている
。つまり、ステータ53は固定され、回転することがで
きない。
また、前記スラストベアリング57は、スナップリング
65により回転軸56上の定位置に固定される。前記ス
ナップリング65は、その回転軸56の周面に設けられ
た溝66に嵌め込まれたワッシャ67によって支持され
ている。
一方、このように支持される回転軸56の外端部には、
皿ばね69がかしめにより取り付けられ、この皿ばね6
9は、前記ロータ54をステータ53に押し当てる向き
に強く付勢している。尚、Oータ54と皿ばね69の間
には、ロータ54を傷から守るためのゴムシ一ト64が
設けられている。
また、前記回転輪56には、伝達歯車機構、例えば伝達
歯車列70の駆動ギア71が焼ばめ等の手段で固着され
ている。この駆動ギア71は、従動ギア72に噛み合っ
ている。前記従動ギア72は、メインフレーム76とサ
ブフレーム60との間に架設されたシャフト73によっ
て自由に回動できるように支持されている。この従初ギ
ア72とサブフレーム60との間には、その回転が滑ら
かになるように例えば樹脂製のワツシャ74が介挿され
ている。また、従動ギア72とメインフレーム60との
間には、そのシャフト73に対して自由に回動できるよ
うに牽引操作用回転体としてのスブロケット75が支持
されている。更に、従初ギア72とスブロケット75は
、図示しない例えばビスで結合され、一体的に回転する
ようになっている。
更に、このスプロケット75には、図示しないチェーン
が巻装され、このチェーンの各端には、湾曲操作ワイヤ
33.33が連結されている。そして、スブロケット7
5が回転すれば、その回転する向きに応じて、湾曲操作
ワイヤ33.33を押し引きして湾曲部5を湾曲するよ
うになっている。尚、第7図に示すように、伝達歯車列
70とチェーンとの間には、この両者の接触を防止する
仕切り板79が設置されている。
この湾曲用モータ12.13では、ステータ53に所定
の向きの進行波を発生させることにより、口−夕54が
所定に向きに回転する。このロータ54に回転によって
、湾曲部5が湾曲される。
本実施例におけるねじり及び湾曲の制御系は、第1図に
示すように構成されている。
挿入部右回りスイッチ17及び挿入部左回りスイッチ1
8からなる挿入部ねじりスイッチ80は、ねじり制御回
路81に接続され、このねじり$り御回路81に、ねじ
り方向く回転方向)の指示を送るようになっている。前
記ねじり制御回路81は、挿入部回転用モータ11等か
らなるねじり駆動装@82を制御し、このねじり駆動装
置82が挿入部2をねじるようになっている。また、前
記ねじり制御回路81は、ねじり方向検出手段83に接
続され、このねじり方向検出千段83は、挿入部2のね
じり方向を検出するようになっている。このねじり方向
検出千段83で検出ざれたねじり方向の情報は、湾曲部
負荷制御回路84に入力されるようになっている。
また、湾曲部湾曲用スイッチ16は、湾曲制御回路85
に接続され、この湾曲制御回路85に、湾曲方向の指示
を送るようになっている。前記湾曲制御回路85は、湾
曲用モータ12.13等からなる湾曲駆動装置86を制
御し、この湾曲駆動装置86が湾曲部5を湾曲するよう
になっている。
また、前記湾曲I1i1JIl]回路85は、湾曲方向
検出手段87に接続され、この湾曲方向検出千段87は
、湾曲部5の湾曲方向を検出するようになっている。
この湾曲方向検出回路87で検出された湾曲方向の情報
は、前記湾曲部負荷制御回路84に入力されるようにな
っている。
前記湾曲部負荷制御回路84は、挿入部2のねじり動作
が検出されたときに、湾曲部5の湾曲方向に略直交する
方向の外力による形状変化に対する湾曲部5の抵抗を増
大させるように、前記湾曲駆動装置86をi,II I
IIするようになっている。
前記湾曲部負荷制御回路84の動作を、第9図のフロー
チャートを用いて説明する。
湾曲部負荷制郊回路84は、まず、ステップ$1(以下
、ステップ(よ省略し単に81のように記す。)で、ね
じりスイッチ80がONになっているか否かを判断ずる
。Noの場合は、このS1を繰り返す。YESの場合は
、S2で、Up湾曲か否かを判断する。S2でNoの場
合は、S3で、DOWn湾曲か否かを判断する。S3で
Noの場合は、S4でRight湾dJ]か否かを判断
する。
S4でNoの場合は、S5でleft湾曲か否かを判断
する。S5でNoの場合は、前記S1へ戻る。
前記S2でYESの場合及びS3でYESの場合は、S
6で、湾曲部5のR.L方向をロックし、前記S4へ進
む。また、前記S4でYESの場合及びS5でYESの
場合は、S7で、湾曲部5のU.D方向をロックし、前
記S1へ戻る。湾曲駆動装@86として超音波モータを
使用した場合には、この超音波のステータに進行波も定
在波も発生させない状態にずれば、ロータとステータは
密着し湾曲部5がロック状態となる。
このように本実施例によれば、ねじりスイッチ80がO
Nで、湾曲部5がupまたはQown方向に湾曲してい
る場合には、湾曲部5のR.L方向がロックされ、湾曲
部5がR i ghtまたはLeft方向に湾曲してい
る場合には、湾曲部5のU.D方向がロックされる。
次に、第8図を参照して、本実施例の内視鏡を大腸に挿
入していく場合について説明ずる。
αルーブ法では、第8図(a>に示すように、大腸10
1挿人後、挿入部2をねじりながら、α状のループを形
成する。これにより、大19101はなめらかな曲線状
となり、容易に挿入することが可能になる。この手技に
より、挿入部2を牌湾曲部103まで進める。次に、湾
曲部5を湾曲させて牌湾曲部103と横行結腸部105
との境界近傍に引つ11}けて、挿入部2に右ねじりを
加えながら挿入部2を少し引き抜くことにより、第8図
(b)に示づように、挿入部2を直線状にする。
この操作により、挿入部2を更に横行結腸部105へ進
行させることが可能となる。
前記αルーブを解除する際、湾曲部5には、湾曲方向と
略直交する方向に力が加わるが、第9図で説明したよう
に、湾曲部負荷制御回路84の動作により、湾曲部5は
、湾曲方向に直交する方向がロックされる。これにより
、αルーブ解除時の外力により湾曲部5の形状が変化す
ることがなくなり、確実にαルーブを解除することが可
能になる。
第10図は本発明の第2実施例における湾曲部負荷制御
回路の動作を示すフローチャートである。
本実施例の構成は、第1実施例と略同様であるが、湾曲
部負荷制御回路84の動作が異なっている。すなわち、
本実施例では、湾曲部負荷制御回路84は、挿入部2の
ねじり動作が検出されたときに、湾曲部5の湾曲方向に
略直交する方向の外力による形状変化に対する湾曲部5
の抵抗を増大させるように、外力と反対向きの力を湾曲
部5に与えるようにしている。
第10図に示すように、湾曲部負荷制御回路84は、ま
ず、ステップ811で、ねじりスイッチ?0がONにな
っているか否かを判断する。Noの場合は、この811
を繰り返す。YESの場合は、812で、Up湾曲か否
かを判断する。S12でNoの場合は、813で、■o
wn湾曲か否かを判断する。813でNoの場合は、8
14でRight湾曲か否かを判断する。814でNo
の場合は、315でleft湾曲か否かを判断する。8
15でNOの場合は、前記811へ戻る。
前記S12でYESの場合は、816で、ねじりスイッ
チ80は右ねじりがONになっているか否かを判断する
。Noの場合、すなわち左ねじりである場合には、81
7で、湾曲部5の1−et’t方向の牽引手段を所定量
引っ張り、YESの場合には、818で、湾曲部5のR
;ght方向の牽引手段を所定量引っ張る。
また、前記813でYESの場合は、319で、ねじり
スイッヂ80は右ねじりがONになっているか否かを判
断する。Noの場合、すなわち左ねじりである場合には
、前記818で、湾曲部5のRighth向の牽引手段
を所定量引っ張り、Y?Sの場合には、前記817で、
湾曲部5のleft方向の牽引手段を所定量引っ張る。
また、前記814でYESの場合は、S20で、ねじり
スイッチ80は右ねじりがONになっているか否かを判
断する。NOの場合、すなわち左ねじりである場合には
、S21で、湾曲部5のUp方向の牽引手段を所定量引
っ張り、YESの場合には、822で、湾曲部5のoo
wn方向の牽引手段を所定量引っ張る。
また、前記S15でYESの場合は、823で、ねじり
スイッチ80は右ねじりがONになっているか否かを判
断する。NOの場合、すなわち左ねじりである場合には
、前記S22で、湾曲部5の■own方向の牽引手段を
所定量引っ張り、YESの場合には、前記321で、湾
曲部5のuph向の牽引手段を所定量引っ張る。
このような動作により、αループ解除時には、湾曲部5
に、外力と反対向きの力が生じるように牽引手段が所定
量引っ張られるので、外力による形状変化に対する湾曲
部5の抵抗が増大し、αル−プ解除時に外力により湾曲
部5の形状が変化することがなくなる。
その他の構戒,作用及び効果は、第1実施例と同様であ
る。
第11図及び第12図は本発明の第3実施例に係り、第
11図は挿入部の先端側の断面図、第12図は内視鏡の
使用状態を示す説明図である。
本実施例は、ファイバスコープの例であり、第11図に
示すように、対物レンズ系26の結像位置には、固休撮
像索子27の代りに、イメージガイド88の先端面が配
置されている。このイメージガイド88は、挿入部2及
び操作部3内を挿通されて、後端面は、図示しない接眼
部の接眼レンズに対向している。そして、対物レンズ系
26によって結像された被写体像は、イメージガイド8
8によって接眼部に伝達され、この接眼部から観察ざれ
るようになっている。
また、先端部4及び湾曲部5の外周部の所定位置には、
感圧センサ90が設けられている。この感圧センサ90
は、フレキシブル基板91と、このフレキシブル基板9
1上に設けられた感圧素子92とを有し、この感圧セン
サ90に接続されたリード線は、湾曲部負荷制御回路8
4に接続されている。この湾曲部負荷υ1御回路84は
、前記感圧センサ90が圧力を検知したときのみ、作動
するようになっている。その他の構或は、第2実施例と
同様である。
第12図に示すように、αルーブ解除時に挿入部2をね
じると、先端部4や湾曲部5が休壁95に押し付けられ
るので、感圧センサ90がその反力を検知する。このよ
うに、本実施例では、体壁95からの反力を検知してね
じり力が加わったと判断ずる。そして、このように実際
に抵抗体を検知したときだけ、第2実施例と同様に、湾
曲部5に、外力と反対向きの力が生じるように牽引手段
が所定量引っ張られる。従って、本実施例によれば、抵
抗体がないにもかかわらず湾曲部5が湾曲してしまうこ
とがなくなる。
その他の作用及び効果は、第2実施例と同様である。
尚、本発明は上記各実施例に限定されず、例えば、挿入
部のねじり動作は外部の装置によって行っても良い。ま
た、ねじり動作や湾曲動作は、超音波モータに限らず他
の駆動手段で行っても良いし、手動で行っても良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、挿入部のねじり動
作時には、湾曲部の湾曲方向に略直交する方向の外力に
よる形状変化に対する湾曲部の抵抗が増大されるので、
αルーブ解除操作において挿入部をねじったときに、湾
曲部に外力が加えられても、湾曲部の湾曲形状が変らな
いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は内視鏡のねじり及び湾曲の制御系の構或を示すブロ
ック図、第2図は内視鏡の側面図、第3図は第2図のへ
矢視図、第4図は第3図のB矢視図、第5図は挿入部の
先端側の断面図、第6図は第4図のC部の断面図、第7
図は超音波モ−夕の断面図、第8図はαルーブ解除操作
を示す説明図、第9図は湾曲部負荷制御回路の動作を示
すフローチi!一ト、第10図は本発明の第2実施例に
おける湾曲部負荷制御回路の動作を示すフローチャート
、第11図及び第12図は本発明の第3実施例に係り、
第11図は挿入部の先端側の断面図、第12図は内視鏡
の使用状態を示す説明図である。 1・・・内視鏡     2・・・挿入部5・・・湾曲
部 11・・・挿入部回転用モータ 12・・・UD湾曲用モータ 13・・・RL湾曲用モータ 83・・・ねじり方向検出手段 84・・・湾曲部負荷制御回路 87・・・湾曲方向検出手段 第 1 図 第8 図 (0) (b) 第2 図 第3 図 第4 図 第6 図 ○ 第7 図 第9 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  挿入部の先端側に湾曲部を有する内視鏡において、前
    記挿入部のねじり動作を検出する検出手段と、前記検出
    手段によって挿入部のねじり動作が検出されたときに、
    前記湾曲部の湾曲方向に略直交する方向の外力による形
    状変化に対する前記湾曲部の抵抗を増大させる手段とを
    備えたことを特徴とする内視鏡。
JP1230233A 1989-09-05 1989-09-05 内視鏡 Pending JPH0392125A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005110193A1 (ja) * 2004-05-14 2008-03-21 オリンパス株式会社 挿入装置、及び内視鏡システム
JP2015100560A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡

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JPWO2005110193A1 (ja) * 2004-05-14 2008-03-21 オリンパス株式会社 挿入装置、及び内視鏡システム
JP4500310B2 (ja) * 2004-05-14 2010-07-14 オリンパス株式会社 挿入装置、及び内視鏡システム
JP2015100560A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡

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