JPH05309066A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH05309066A
JPH05309066A JP4119237A JP11923792A JPH05309066A JP H05309066 A JPH05309066 A JP H05309066A JP 4119237 A JP4119237 A JP 4119237A JP 11923792 A JP11923792 A JP 11923792A JP H05309066 A JPH05309066 A JP H05309066A
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JP
Japan
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bending
rotating body
pulley
endoscope
driving
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JP4119237A
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English (en)
Inventor
Yoshikatsu Nagayama
義勝 永山
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作部の重量が増すことなく、駆動効率を向
上させ、より小さな力で湾曲できる内視鏡装置を提供す
ること。 【構成】 挿入部6に設けられた湾曲部12と、該湾曲
部12を牽引することにより湾曲させるための湾曲ワイ
ヤ24と、電子内視鏡2の操作部7内に設けられ、前記
湾曲ワイヤ24を駆動する回転体15と、前記操作部7
の外部に設けられ、前記回転体15を駆動させるための
駆動源となるモータ39、40と、該モータ39、40
による駆動力を前記回転体15に伝達する湾曲ワイヤ2
5,26とを有し、前記回転体15の略回転平面上に前
記湾曲ワイヤ25,26の端部側が位置するようにガイ
ドするコイルパイプ31、32の端部を固定した構成で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は湾曲駆動機構を備えた内
視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】湾曲機構に電動モータを利用した内視鏡
が提案されている。これにより、操作性が向上する効果
が得られる。例えば特公昭63−59329号では、モ
ータを内視鏡の操作部内に設け、このモータで牽引手段
を駆動し、湾曲させる方法が提案されている。
【0003】一方、特公昭57−22574号ではモー
タを内視鏡外部に設け、このモータで牽引手段を駆動
し、湾曲させる方法が提案されている。又、特開昭64
−49202号ではモータを内視鏡外部に設け、このモ
ータよりフレキシブルシャフトにより動力を操作部内の
牽引手段を有する湾曲操作部材に伝達する方法が提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】特公昭63−593
29号では、モータを操作部に設けることから操作部重
量が増し操作性が落ちる。特公昭57−22574号で
は、一般に内視鏡の挿入部と外部装置に接続するコネク
タを端部に有するユニバーサルコードとは一直線上に位
置していないため、操作部においてある角度をもって牽
引手段を曲げる必要がある。このため駆動効率が落ちて
しまう欠点があった。
【0005】特開昭64−49202号ではフレキシブ
ルシャフトにより動力を伝達するので、大きなトルクを
伝達できず、十分な湾曲力を得られない欠点があった。
【0006】本発明は上述した点に鑑みてなされたもの
で、内視鏡操作部の外部に湾曲用駆動源を設け、操作部
の重量が増すことなく、駆動効率を向上させ、より小さ
な力で湾曲できる内視鏡装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【問題点を解決する手段及び作用】挿入部に設けられた
湾曲部と、該湾曲部を牽引することにより湾曲させるた
めの牽引手段と、内視鏡の操作部近傍に設けられ、前記
牽引手段を駆動する回転体と、前記操作部の外部に設け
られ、前記回転体を駆動させるための駆動力を発生する
駆動源と、該駆動源による駆動力を前記回転体に伝達す
る駆動力伝達部材とを有する内視鏡装置において、前記
回転体の略回転平面上に前記駆動力伝達部材の端部側が
位置するように固定する固定手段を設けることにより、
操作部の重量が増すことなく、駆動力を効率良く伝達で
きるようにして、より小さな力で湾曲できる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を具体
的に説明する。図1ないし図3は本発明の第1実施例に
係り、図1は第1実施例の内視鏡装置の全体構成図、図
2は操作部内の回転体を示す断面図、図3は図2のA−
A線断面図である。
【0009】図1に示すように第1実施例の内視鏡装置
1は、CCD等の撮像手段を内設した電子内視鏡2と、
この電子内視鏡2に対する信号処理を行う機能と湾曲駆
動機構を内蔵した外部制御装置3と、この外部制御装置
3から出力される映像信号を入力して被写体像を表示す
るモニタ4とを備えている。
【0010】上記電子内視鏡2は、細長の挿入部6と、
この挿入部6の後端に形成された太幅の操作部7と、こ
の操作部7から延出されたユニバーサルコード8と、こ
のユニバーサルコード8の先端に設けられたコネクタ9
からなる。
【0011】上記挿入部6は、CCD等の固体撮像素子
10が内設された先端構成部11、湾曲可能に構成され
た湾曲部12、及び可撓性を有する可撓管部13とから
構成されている。又、上記操作部7の内部にはフレーム
14が設けられており、図2に示すようにこのフレーム
14を貫通して回転体15を回転自在に支持する回転体
支持軸15aがフレーム14にネジ等で固定されてい
る。
【0012】上記回転体支持軸15aにはUp−Dow
n湾曲用(以下、UD用)スプロケット16、仕切板1
7、Right−Left湾曲用(以下、RL用)スプ
ロケット18、RL用プーリ19、UD用プーリ20が
順に挿通されている。このUD用スプロケット16には
UD用プーリ20が、RL用スプロケット18にはRL
用プーリ19がそれぞれ一体的に回転するように固定さ
れている。
【0013】上記回転体支持軸15の軸端にはRL用プ
ーリ19、UD用プーリ20が抜けないようにEリング
等の抜け止め部材21が設けられている。上記UD用ス
プロケット16、RL用スプロケット18にはそれぞれ
UDチェーン22及びRLチェーン23(図1参照)が
巻き付けてあり、これらの両端には操作部7から挿入部
6の湾曲部12側に延出され、湾曲駆動力を伝達する牽
引手段を構成する湾曲ワイヤ24の後端側が固定されて
いる。
【0014】上記RL用プーリ19、UD用プーリ20
にはそれぞれ第2の湾曲ワイヤ25、26が巻回されて
いると共に、これら第2の湾曲ワイヤ25、26はRL
用プーリ19、UD用プーリ20に一部固定されてお
り、第2の湾曲ワイヤ25、26を牽引することにより
RL用プーリ19、UD用プーリ20が回転するように
なっている。第2の湾曲ワイヤ25、26も湾曲駆動力
を伝達する牽引手段を構成し、操作部7からユニバーサ
ルコード8内を経てコネクタ9側に延出されている。
【0015】上記フレーム14にはユニバーサルコード
支持部材27、28がネジ等で固定されており、ユニバ
ーサルコード支持部材27、28の一部はそれぞれ略半
円状をなし、これら2つのユニバーサルコード支持部材
27、28で円状を形作るようになっている。円状を形
作るユニバーサルコード支持部材27、28にユニバー
サルコード8の金属製の先端口金部29が嵌合するよう
になっており、この嵌合部分でユニバーサルコード支持
部材27、28と先端口金部29を固定するようになっ
ている。この固定する部分を断面で示すと図3になる。
【0016】図3に示すように先端口金部29の内面に
はRL用プーリ19、UD用プーリ20に対向する略位
置に合わせた溝30、30が1対づつ設けられており、
これら各対の溝30、30には上記第2の湾曲ワイヤ2
5、26が通るコイルパイプ31、32が鑞付け等で固
定されている。
【0017】上記コイルパイプ31、32は図1に示す
ようにユニバーサルコード8内を通り、コネクタ9内に
導かれ、その端部はコネクタ9内壁等に固定されてい
る。このコネクタ9内には駆動されるドリブンギヤ3
3、34と、該ドリブンギヤ33、34と一体的に回転
する第2のプーリ35、36がそれぞれUD用とRL用
の2対が設けられている。
【0018】上記第2のプーリ35、36にはそれぞれ
第2の湾曲ワイヤ25、26が巻回され、且つ一部を固
定されており、第2のプーリ35、36の回転によって
第2の湾曲ワイヤ25、26が牽引されるようになって
いる。尚、2本の第2の湾曲ワイヤ25、26のそれぞ
れの端部を1つのプーリに固定するようにしても良い。
【0019】上記ドリブンギヤ33、34はそれぞれコ
ネクタ9の端部より歯部の一部が露出し、コネクタ9を
外部制御装置3に接続することにより、外部制御装置3
内のドライブギヤ37、38に噛合するようになってい
る。
【0020】上記外部制御装置3内ではドライブギヤ3
7、38はそれぞれアングル駆動用のRL用及びUD用
DCモータ(以下、DCモータ)39、40の出力軸4
1、42に一体的に回転するように固定されている。
又、外部制御装置3内には上記DCモータ39、40を
駆動するための駆動電力を供給するモータコントロール
ユニット(以下、MCU)43と、上記固体撮像素子1
0からの映像信号を受けて外部のモニタ4に映像として
出力するための信号処理を行うカメラコントロールユニ
ット(以下、CCU)44とが設けられている。
【0021】又、操作部7には湾曲操作を行う湾曲スイ
ッチ45が設けられている。尚、上記固体撮像素子10
に接続された信号線46と湾曲スイッチ45に接続され
た信号線47はコネクタ9に設けた電気接点と接続さ
れ、このコネクタ9を外部制御装置3に接続することに
より、固体撮像素子10はCCU44と電気的に接続さ
れ、湾曲スイッチ45はMCU43と電気的に接続され
る。
【0022】この第1実施例では回転駆動源となるモー
タ39、40による駆動力を操作部7内の回転体15に
伝達する湾曲ワイヤ25、26のガイド部材となるコイ
ルパイプ31、32の回転体15側の端部を図2に示す
ように湾曲ワイヤ25、26が巻回されたプーリ19、
20の回転平面上に位置するように先端口金部29が固
定され、駆動力を高い伝達効率で回転体15に伝達して
いることが特徴となっている。
【0023】又、図3に示すようにコイルパイプ31、
32の回転体15側の端部の位置はプーリ19、20に
巻回された湾曲ワイヤ25、26の半円部分からユニバ
ーサルコード8側に延びる位置に対向するように配置固
定されているので、この関係によっても駆動力を高い伝
達効率で回転体15に伝達できる。
【0024】次にこの実施例の作用を説明する。術者は
検査前に電子内視鏡2のコネクタ9を外部制御装置3に
接続し、図示しない外部制御装置3の電源スイッチをO
Nする。これにより、コネクタ9内のドリブンギヤ3
3,34は外部制御装置3内のドライブギヤ37,38
と噛合し、かつ、電子内視鏡2の先端構成部11内の固
体撮像素子10と3内のCCU43、及び2の操作部1
0に設けられた湾曲スイッチ44と外部制御装置3内の
MCU44が電気的に接続するため、電子内視鏡2は動
作可能状態となる。
【0025】ここで、術者は挿入部6を被検体内に挿入
し、所望の方向を観察したい場合、湾曲スイッチ45を
その方向へ湾曲する位置へONする。例えばUP方向へ
湾曲させる時は、湾曲スイッチ45をUP側へONさせ
る。これにより、MCU44はこのスイッチON信号を
受け、DCモータ40へ駆動電力を供給する。
【0026】これでDCモータ40の出力軸42及びこ
の出力軸42を一体的に固定されドライブギヤ38が回
転する。ドライブギヤ38の回転は噛合したドリブンギ
ヤ34及びこのドリブンギヤ34と一体的に回転する第
2のプーリ36の回転となり、この第2のプーリ36に
固定された第2の湾曲ワイヤ26を牽引する。
【0027】第2の湾曲ワイヤ26の牽引はユニバーサ
ルコード8内のコイルパイプ32内を通って、操作部7
内のUD用プーリ20を回転させる。ここでコイルパイ
プ32の操作部7側端部はユニバーサルコード8の先端
口金部29にロウ付け等でUD用プーリ20の略同位置
に固定されているので、第2の湾曲ワイヤ26はUD用
プーリ20と位置的にずれることなく牽引し回転させ
る。従って、UD用プーリ20からこの第2の湾曲ワイ
ヤ26が外れたりしないし、又、より小さい力で駆動で
きる。
【0028】UD用プーリ20の回転はこのUD用プー
リ20と一体的に回転するように固定されたUD用スプ
ロケット16を回転させる。このUD用スプロケット1
6の回転により、UD用スプロケット16に巻き回され
たUD用チェーン22がこのUD用チェーン22の端部
に固定されたUP側の湾曲ワイヤ24を牽引し、湾曲部
12がUP側に湾曲させる。
【0029】この第1実施例によればモータ39、40
による駆動力を操作部7内の回転体15に伝達する湾曲
ワイヤ25、26のガイド部材となるコイルパイプ3
1、32の回転体15側の端部を図2に示すように湾曲
ワイヤ25、26が巻回されたプーリ19、20の回転
平面上に位置するように先端口金部29が固定され、駆
動力を高い伝達効率で回転体15に伝達できる。従っ
て、駆動源がより小さくても、湾曲部12を湾曲可能に
なり、装置を小型化できるる。又、駆動源を操作部7の
外部に設けているので、操作部7を軽量にでき、操作性
を向上できる。
【0030】図4は本発明の第2実施例における操作部
7内の回転体15周辺部分を示す。操作部7内のフレー
ム14に設けたユニバーサルコード支持部材27、28
にユニバーサルコード8を固定する手段とコイルパイプ
31、32を固定する手段とが第1実施例とは異なる。
【0031】つまり、第1実施例において、ユニバーサ
ルコード8の先端口金部29にさらに別体の中間口金部
50を介してユニバーサルコード支持部材27、28に
ユニバーサルコード8を固定している。又、コイルパイ
プ31、32の端部は先端口金部29からプーリ19、
20側に突き出させた状態で先端口金部29に固定され
る。
【0032】ユニバーサルコード支持部材27、28
と、中間口金部50はそれぞれネジ等の固定部材で固定
されている。又、コイルパイプ31、32は先端口金部
29に鑞付け、又は接着等で固定される。その他の構成
は第1実施例と同じであり、同一の部材は同じ符号を付
け、その説明を省略する。
【0033】この実施例の作用は第1実施例と同じであ
る。又、この第2実施例は以下の効果を有する。コイル
パイプ31、32を先端口金部29からオーバハングさ
せて、可動状態とすることにより第2の湾曲ワイヤ2
5、26の動きにより追従してガイドし、第2の湾曲ワ
イヤ25、26の走行をよりスムーズにする。
【0034】又、コイルパイプ31、32を口金先端部
29からオーバハングさせて、プーリ19,20へより
近づけることにより、コイルパイプ31、32によるガ
イド長がより長くなり第2の湾曲ワイヤ25、26の走
行をよりスムーズにする。又、中間口金部50を設ける
ことにより、コイルパイプ31、32をユニバーサルコ
ード8の先端に固定する作業が奥まったところで行うこ
とを防止し作業がしやすくなる。
【0035】図5は本発明の第3実施例の内視鏡装置6
1を示す。この第3実施例は第1実施例における湾曲用
DCモータを電子内視鏡のコネクタ内に設けるように変
更すると共に、操作部の湾曲スイッチをジョイスティッ
クにしたものである。
【0036】以下、第1実施例と同様である所の説明を
省略し、異なる部分について説明する。この実施例にお
ける電子内視鏡62の操作部63には湾曲操作を行う手
段としてジョイスティック64が設けられている。ユニ
バーサルコード8の先端のコネクタ65内にはUD用D
Cモータ66及びその出力軸67と一体的に回転するよ
う固定されている第2のUD用プーリ68と、RL用D
Cモータ69及びその出力軸70と一体的に回転するよ
う固定されている第2のRL用プーリ71とが設けられ
ている。
【0037】上記第2のUD用プーリ68及び第2のR
L用プーリ71には第2の湾曲ワイヤ25、26が巻回
されており、且つ一部が固定されている。上記コネクタ
65が着脱自在で接続される外部制御装置72内にはM
CU43とCCU44が収納されている。このコネクタ
65が外部制御装置72に接続されると、操作部63の
ジョイスティック64、コネクタ65内のUD用DCモ
ータ66、RL用DCモータ69と外部制御装置72内
のMCU43と、先端構成部11内の固体撮像素子10
と、外部制御装置72内のCCU44は電気的に接続す
るようになっている。
【0038】この実施例の作用は以下のようになる。術
者は検査前に電子内視鏡62のコネクタ65を外部制御
装置72に接続し、図示しない外部制御装置72の電源
スイッチをONする。
【0039】これにより、電子内視鏡62のジョイステ
ィック64、UD用DCモータ66、RL用DCモータ
69及び固体撮像素子10と外部制御装置72内のMC
U43及びCCU44は電気的に接続され、電子内視鏡
62は動作可能な状態となる。
【0040】ここで、術者は挿入部6を被検体内に挿入
し、所望の方向を観察したい場合、(ここではUPとす
る)湾曲スイッチであるジョイスティック64をUP側
へ傾ける。これによりMCU43はUD用DCモータ6
6に駆動電力を供給し、UD用DCモータ66の出力軸
67及びこの出力軸67に固定された第2のUD用プー
リ68が回転し、第2の湾曲ワイヤ32を牽引する。
【0041】この牽引力は操作部63内のプーリ20を
回転させ、結果、湾曲部12を湾曲させる(途中、第1
実施例と同じなため省略)。この実施例は以下の効果を
有する。
【0042】モータ66、69を電子内視鏡62のコネ
クタ65に設けたため電子内視鏡62の防水化が簡単と
なる。又、外部制御装置72を小型化できる。又、内視
鏡コネクタ65と外部制御装置72の間の動力接続構造
が不要のため、外部制御装置72を小型化できる。尚、
回転体15を操作部の把持部側等、操作部近辺に設けて
も良い。
【0043】尚、上述の実施例では撮像手段を先端部に
内蔵した電子内視鏡を有する内視鏡装置で説明してある
が、本発明はこれに限定されるものでなく、ファイバス
コープを用いて構成した内視鏡装置にも適用できる。
又、ファイバスコープの接眼部にTVカメラを装着した
電子式内視鏡装置にも適用できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、挿
入部に設けられた湾曲部と、該湾曲部を牽引することに
より湾曲させるための牽引手段と、内視鏡の操作部近傍
に設けられ、前記牽引手段を駆動する回転体と、前記操
作部の外部に設けられ、前記回転体を駆動させるための
駆動力を発生する駆動源と、該駆動源による駆動力を前
記回転体に伝達する駆動力伝達部材とを有する内視鏡装
置において、前記回転体の略回転平面上に前記駆動力伝
達部材の端部側が位置するようにガイドするガイド手段
を配置固定しているので、効率的に牽引力を回転体に伝
達でき、十分な湾曲機能を確保できる。又、駆動源を小
さくでき、装置の小型化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の内視鏡装置の全体構成
図。
【図2】操作部内の回転体を示す断面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】本発明の第2実施例における操作部の回転体周
辺を示す断面図。
【図5】本発明の第3実施例の内視鏡装置の全体構成
図。
【符号の説明】
1…内視鏡装置 2…電子内視鏡 3…外部制御装置 4…モニタ 6…挿入部 7…操作部 8…ユニバーサルコード 9…コネクタ 10…固体撮像素子 11…先端構成部 12…湾曲部 13…可撓管部 14…フレーム 15…回転体 15a…回転体支持軸 16、18…スプロケット 17…仕切板 19、20…プーリ 22、23…チェーン 24…湾曲ワイヤ 25、26…第2の湾曲ワイヤ 27、28…ユニバーサルコード支持部材 29…先端口金部 30…溝 31、32…コイルパイプ 33、34…ドリブンギヤ 35、36…第2のプーリ 37、38…ドライブギヤ 39、40…モータ 41、42…出力軸 43…MCU 44…CCU 45…湾曲スイッチ
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】この第1実施例によればモータ39、40
による駆動力を操作部7内の回転体15に伝達する湾曲
ワイヤ25、26のガイド部材となるコイルパイプ3
1、32の回転体15側の端部を図2に示すように湾曲
ワイヤ25、26が巻回されたプーリ19、20の回転
平面上に位置するように先端口金部29が固定され、駆
動力を高い伝達効率で回転体15に伝達できる。従っ
て、駆動源がより小さくても、湾曲部12を湾曲可能に
なり、装置を小型化できる。又、駆動源を操作部7の外
部に設けているので、操作部7を軽量にでき、操作性を
向上できる。又、コイルパイプ31、32を固定する先
端口金部29の内面に溝が設けられているので、コイル
パイプ31、32を固定する際、その位置決め作業が簡
単に行える。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】この実施例の作用は第1実施例と同じであ
る。又、この第2実施例は以下の効果を有する。コイル
パイプ31、32を先端口金部29からオーバハングさ
せて、コイルパイプのバネ性を利用し、可動状態とする
ことにより第2の湾曲ワイヤ25、26の動きにより追
従してガイドし、第2の湾曲ワイヤ25、26の走行を
よりスムーズにする。このため、ワイヤの削れを防止で
き耐久性が向上する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部に設けられた湾曲部と、該湾曲部
    を牽引することにより湾曲させるための牽引手段と、内
    視鏡の操作部近傍に設けられ、前記牽引手段を駆動する
    回転体と、前記操作部の外部に設けられ、前記回転体を
    駆動させるための駆動力を発生する駆動源と、該駆動源
    による駆動力を前記回転体に伝達する駆動力伝達部材と
    を有する内視鏡装置において、 前記回転体の略回転平面上に前記駆動力伝達部材の端部
    側が位置するように固定する固定手段を設けたことを特
    徴とする内視鏡装置。
JP4119237A 1992-05-12 1992-05-12 内視鏡装置 Withdrawn JPH05309066A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4119237A JPH05309066A (ja) 1992-05-12 1992-05-12 内視鏡装置

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JP4119237A JPH05309066A (ja) 1992-05-12 1992-05-12 内視鏡装置

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JP4119237A Withdrawn JPH05309066A (ja) 1992-05-12 1992-05-12 内視鏡装置

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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