JPH0391781A - Ｌｅｄプリンタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はＬＥＤ素子をアレー状に配設し、電子写真プロ
セスにより印字を行うＬＥＤプリンタ装置に関する。

〔従来の技術〕

内部にＬＥＤ素子を列状に配列したＬＥＤアレーを有す
るＬＥＤプリンタ装置が知られている。

このＬＥＤプリンタ装置は印字データに基づいて、各Ｌ
ＥＤ発光素子を選択、発光させ感光体に光書き込みを行
い、電子写真プロセスにより画像を用紙に作戒する装置
である。

しかし、上記の様な装置には多数個の発光素子が使用さ
れ、しかもＬＥＤ発光素子はその駆動に大きな電流を必
要とする為、大容量の電源が必要となり、且つ電源も大
型化する。この為、従来、ＬＥＤ発光素子は電源を小容
量とするため時分割により駆動されている。第５図は時
分割により駆動されるＬＥＤ発光素子の制御動作を示す
タイムチャートである。同図に示すＳＴＢ　１〜４はス
トローブ信号（時分割信号）であり本例の場合ＬＥＤ発
光素子ｌラインの光書き込み時間をＴｗとして、このス
トローブ信号で４分割して駆動している。そして、各時
分割時間（τ）の間にストローブ信号ＳＴＢＩ〜４を出
力する。また、ＬＥＤ発光素子を点灯／非点灯すべきデ
ータをクロック信号（ＣＬＫ）に同期して制御回路へ順
次出力し、１ライン分のデータが制御回路に入力した時
点でラッチ信号（ＬＡ信号）により制御回路にラッチす
る。その後、ラッチ回路にラッチされたデータをストロ
ーブ信号の出力に同期して順次ＬＥＤアレーの対応する
ＬＥＤ発光素子へ出力することにより４分割されたＬＥ
Ｄ発光素子を順次点灯制御するものである。例えばｌラ
インの印字データ数はＡ４サイズの用紙の印字で、印字
密度が３００ＤＰＩの場合２５６０ドットであり、上記
のように４分割駆動されることによりＬＥＤ発光素子を
６４０ドット毎に順次点灯制御する。

したがって、ストローブ信号ＳＴＢ　Ｉに同期して列状
に配列されたＬＥＤ発光素子の１番目から６４０番目ま
でに印字データを出力しこれらのＬＥＤ発光素子を点灯
制御し、次にストローブ信号ＳＴＢ２に同期してＬＥＤ
発光素子の６４１番目から１２８０番目までに印字デー
タを出力しこれらのＬＥＤ発光素子を点灯制御し、以下
ストローブ信号ＳＴＢ３に同期して１２８１番目から１
９２０番目までのＬＥＤ発光素子を点灯制御し、ストロ
ーブ信号ＳＴＢ４に同期して１９２１番目から２５６０
番目までのＬＥＤ発光素子を点灯制御する． 〔従来技術の問題点〕 しかしながら、上記のようにＬＥＤ発光素子の点灯を時
分割により点灯制御すると、印字画像に段差が現れる。

例えば、上記のような４分割駆動の場合、第６図に示す
ように一本のラインＡを作成すると４分割されたＬＥＤ
アレーの各ブロックＬｌ””Ｌ２の境界部Ａ′に段差が
生しる。この原因は前述のようにＬＥＤ発光素子へ出力
される印字データはストローブ信号ＳＴＢＩ〜４に同期
して４回に分けて順次出力される為、この間に感光体は
副走査方向ｂ（主走査方向ａに対して直交する方向）に
移動してしまい境界部の印字ドットＢ間に１／４Ｄｓ（
但しＤｓはＬＥＤ素子のドット幅）の段差が生じてしま
う 〔発明の目的〕 本発明は上記従来の問題点に鑑み、ＬＥＤＮ動用の電源
を小容量としながらも段差のない印字品質の優れたＬＥ
Ｄプリンタ装置を提供することを目的とする。

〔発明の要点〕

本発明は上記目的を達成するために、帯電された感光体
に対峙され、主走査方向に多数のＬＥＤ素子を列状に配
列したＬＥＤアレーにより光書き込みを行うＬＥＤプリ
ンタ装置において、前記主走査方向１ラインの印字ドッ
ト数を計数する計数手段と、該計数手段による計数値が
所定ドット数を越えた時前記ＬＥＤアレーの主走査方向
１ラインの印字を複数回に分けて分割印字する分割印字
制御手段と、前記計数値が前記所定ドット数以下の時前
記主走査方向１ラインを一括して印字する一括印字制御
手段とを備えたことを特徴とするＬＥＤプリンタ装置を
提供することによって達成される。

〔実　施　例〕

以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら詳
述する。

第ｌ図及び第２図は本実施例のＬＥＤプリンタ装置の回
路ブロック図である。第１図は本実施例のＬＥＤプリン
タ装置のインターフエイス制御部（以下Ｉ／Ｆ制御部で
示す）ｌであり、ＣＰＵ（中央処理部）２、システムＲ
ＯＭ３、システムＲＡＭ４、キャラクタジェネレータ（
以下ＣＧで示す）５、文字処理部６、フレームＲＡＭ７
、カウンタ／比較器８で構威されている。また、本実施
例のＬＥＤプリンタ装置はホストコンピュータ等の外部
のホスト機器と接続され、ホスト機器から文字コード等
のコードデータが入力する。

ＣＰＵ２はシステムＲＯＭａ内に格納されているプログ
ラムにしたがって各部の制御を行う。例えば上記ホスト
機器から入力するコードデータをシステムＲＡＭ４へ入
力し、システムＲＡＭｄ内に所定量のデータが入力する
と、文字処理部６を介してＣＧ５へ出力し、ＣＧ５で対
応する文字バターンデータに変換された印字データをフ
レームＲＡＭ７へ出力する。フレームＲＡＭ７は用祇１
頁分の文字パターンデータを記憶するエリアを有し、上
記ＣＧ５から出力される文字パターンデータ（印字デー
タ→を記憶する。

また、文字処理部６はフレームＲＡＭ７に書き込まれる
印字データに対して回転、拡大等の処理を施す回路であ
る。また、カウンタ／比較器８は２５６０カウントでき
るカウンタ部と入力する印字データ１ライン内に６４０
ドットを越える黒印字ドットが含まれているかを比較す
る比較部で構成されている．そして、カウンタ／比較器
８には上記フレームＲＡＭ７へ出力される印字データと
全く同じデータが文字処理部６を介して入力し、上記カ
ウンタ部がデータの入力に同朋して２５６０カウントす
る間に比較部は６４０個を越える黒印字データが入力す
るか比較する。そして、カウンタ／比較器８は１ライン
の文字パターンデータ内に６４０個を越える黒印字デー
タを確認すると、その検出信号を文字処理部６を介して
ＣＰＵ２ヘ出力する回路である。

また、このＩ／Ｆ制御部１はバス線Ｂ１、Ｂ．を介して
第２図に示す印字ヘッド制御回路部１０に接続されてい
る。印字ヘッド制御回路部１０はシフトレジスタ１ｌ、
ラッチ回路１２、ナンドゲート１３、ドライバー回路ｌ
４、ＬＥＤアレ−１５等で構威されている。シフトレジ
スタ１１には上述のバス線Ｂ２を介して印字データ（Ｄ
ｉ．）が入力し、バス線Ｂ１を介してＣＬＫ信号が入力
する。また、ラッチ回路１２にはバス線Ｂ，を介してＬ
Ａ信号が入力する。さらに、アンドゲート１３にはバス
線Ｂ，を介してＳＴＢ　１〜４のストローブ信号が入力
する。シフトレジスタ１１はシリアルインーパラレルア
ウト型式のレジスタであり、シフトレジスタｌｌａから
入力する印字データをＣＬＫ信号が入力する毎にシフト
レジスタｌｌａ内を順次転送し、さらにシフトレジスタ
Ｉｌｂ→１１ｃ→ｌｉｄへ転送する（但しシフトレジス
タ１ｌｂ，ｌｌｃは図示せず）。シフトレジスタ１１ａ
＝１１ｄの全てのエリアに印字データが入力すると、シ
フトレジスタＩｌａ〜ｌｉｄ内の印字データはＬＡ信号
に同期してラッチ回路１２ヘラッチされる。

ラッチ回路１２にラッチされた印字データはＣＰＵ２か
らアンドゲート１３に出力されるＳＴＢ１〜４のストロ
ーブ信号に従って対応するドライバー回路１４へ出力さ
れる。すなわち、ストローブ信号ＳＴＢ　１〜４が後述
するように順次出力されればラッチ回路１２から６４０
ドット毎にドライバー回路ｌ４に印字データが出力され
、ストローブ信号ＳＴＢ　１〜４が後述するように同時
に出力されればラッチ回路１２から２５６０ドットのｌ
ライン全ての印字データがドライバー回路１４に同時に
出力される。

ドライバー回路ｌ４は供給される印字データに従って電
流制限用の抵抗Ｒを介してＬＥＤアレー１５内の対応す
るＬＥＤ素子へ電流を流し対応するＬＥＤ素子を点灯又
は非点灯とする。

以上の構戒のＬＥＤプリンタ装置の動作を以下に説明す
る。

先ず、外部のホスト機器から文字コード等のコードデー
タがＣＰＵ２へ出力されると、ＣＰＵ２はＳＲＯＭａ内
のプログラムに従って前述の如くコードデータ等をＳＲ
ＡＭ４に書き込む。その後、ＣＰＵ２はＳＲＡＭ４に書
き込まれた文字コードを順次読み出し、ＣＧ５で文字パ
ターンデータ（印字データ）に変換し、文字処理部６で
印字データに回転、縮小等の処理を施しフレームＲＡＭ
７及びカウンタ／比較器８へ出力する。この時、文字処
理部６からフレームＲＡＭ７及びカウンタ／比較器８へ
出力される印字データはｌライン毎に１ワード又は１バ
イト単位で送られる。カウンタ／比較器８内のカウンタ
部は人力する印字データのドット数をカウントする。例
えば、印字データがワード単位で送られてくれば１ワー
ド入力毎に１６カウントを行い、印字データがバイト単
位で送られてくればＩバイト入力毎に８カウントを行う
。この間カウンタ／比較器８内の比較部は人力する印字
データに含まれる黒印字データの個数と所定の６４０個
とを比較し、カウンタ部のカウント値が゜’２５６０’
を計数したとき印字データに含まれる黒印字データの数
が６４０個を越えていなければ出力を行わないが、黒印
字データの数が６４０個を越えていればこの時検出信号
をＣＰＵ２へ出力する。

カウンタ／比較器８は上記処理を１ライン（印字データ
”２５６０″ドット）毎に実行し、フレームＲＡＭ７に
用紙１頁分の印字デー．夕が書き込まれる間に１回でも
上記検出信号がＣＰＵ２へ出力されていればＣＰＵ２は
従来のようにストローブ信号ＳＴＢ　１〜４を４回に分
けて出力する。一方、フレームＲＡＭ７に用紙１頁分の
印字データが書き込まれる間にカウンタ／比較器８から
１回も上記検出信号がＣＰＵ２へ出力されなければＣＰ
Ｕ２はストローブ信号ＳＴＢＩ〜４を同時に出力する。

ここで、ＣＰｔＪ２がストローブ信号ＳＴ８１〜４を同
時に出力する場合の印字ヘッド制御回路部１０の回路動
作は第３図、第４図に示すように処理される。すなわち
、フレームＲＡＭ７から出力された印字データ（Ｄｉｎ
）が第４図に示すようにＣＬＫ信号の立ち上がりに同期
してシフトレジスタｌｌａ〜ｌｉｄの全てエリアに入力
すると、シフトレジスタｌｌａ〜ｌｉｄ内の印字データ
は第３図に示すＬＡ信号に同期してラッチ回路１２へ出
力される。

ラッチ回路工２へ入力した印字データはＣＰＵ２からア
ンドゲート１３に同時に出力されるストローブ信号ＳＴ
Ｂ　１〜４に従って対応するドライバー回路１４へ出力
される。すなわち、ストローブ信号ＳＴＢ　１〜４が同
時に出力される為ラッチ回路１２から２５６０ドットの
全ての印字データがドライバー回路１４に出力され、Ｌ
ＥＤアレ−１５内の対応するＬＥＤ素子を点灯制御する
。

このようにしてＬＥＤアレ−１５内のＬＥＤ素子を一括
点灯制御しても１ラインの中に含まれる黒印字データが
この時６４０個以下である為、ドライバー回路１４を介
してＬＥＤアレ−１５に供給される電流の総和は６４０
個のＬＥＤ素子を同時に点灯する時の供給電流以下であ
る。また、同時にＬＥＤ素子を点灯制御するのでＬＥＤ
アレ−１５から不図示の感光体への１ライン毎の光照射
が同時に行われる。したがって、従来のように印字が複
数のブロックに分かれ、各境界部に段差が生じた印字画
像になることがない。

一方、ＣＰＵ２がストローブ信号ＳＴＢ　１〜４を４回
に分けて出力した場合、前述の第５図で説明した場合と
同様に１ラインの印字データが４ブロックに分かれて出
力される。すなわち、印字データがＣＬＫ信号に同期し
てシフトレジスタｌ１へ出力し、エライン分のデータが
シフトレジスタ１１に人力した時点でＬＡ信号によりラ
ッチ回路１２にラッチされる。その後、ラッチ回路１２
にラッチされたデータをストローブ信号の出力に同期し
て順次ＬＥＤアレ−１５の対応するＬＥＤ発光素子へ出
力することにより４分割されたＬＥＤ発光素子を順次点
灯制御する。

このように制御することにより、ＬＥＤアレ−１５から
感光体に４回に分けて１ラインの光書き込みが行われ感
光体周面に静電潜像が形或される．そして、この静電潜
像は公知の電子写真プロセスによって用紙に印字され各
印字ブロックの境界部に段差が生じるが、通常の文章を
印字する場合印字データに含まれる黒印字データの割合
はｌＯ％以下であり、ほとんどの文章を印字する場合前
述の第３図のタイムチャートに示す処理が行われ、４分
割で印字が行われるのは稀である。しかし、上記のよう
に黒印字データが１ライン中６４０個を越えて存在する
場合でも上記第５図のタイムチャートに示す処理により
対処できる。

尚、本実施例ではｌラインの印字データの中に含まれる
黒印字データの割合が１／４　（６４０／２５６０）以
下の時１ラインのデータ全てを一括印字したが、黒印字
データを含む比率は上記値に限るものではない。

また、本実施例では１ラインの印字データ数を２５６０
ドットとし、Ａ４サイズの用紙への印字で、印字密度３
００ＤＰ１の場合について説明したが、上記ドット数の
印字データの処理に限るわけではなく、また上記サイズ
の用紙、印字密度で限定的に使用されるわけではないこ
とは勿論である。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように本発明によれば、ＬＥＤ駆動
用の電源容量を小容量としながら通常の文章を印字する
場合の印字データに含まれる黒印字データの割合が１０
％以下であるため、ほとんど全ての文章を印字する場合
１ライン毎に一括印字でき、印字段差のない印字品質の
優れた画像を得ることができる。

また、仮に黒印字の割合が多い画像を印字する場合は所
定数の時分割により勿論印字が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は一実施例のＬＥＤプリンタ装置のＩ／Ｆ制御部
のブロック図、 第２図は一実施例のＬＥＤプリンタ装置の印字ヘッド制
御回路部のブロック図、 第３図はｌラインー括印字の場合の処理動作を説明する
タイムチャート、 第４図は印字データの入力タイミングを説明するタイム
チャート、 第５図は１ライン分割印字の場合の処理動作を説明する
タイムチャート、 第６図は従来例の欠点を説明する１ライン印字の説明図
である。 １・・・Ｉ　／　Ｆ　ＩＩＩ御部、 ２・・・ＣＰＵ， ３・・・ＳＲＯＭ， ４・・・ＳＲＡＭ， ５・・・ＣＧ， ６・・・文字処理部、 ７・・・ＦＲＡＭ， ８・・・カウンタ／比較器、 １０・・・印字ヘッド制御回路部、 ｌ１・・・シフトレジスタ、 ｌ２・・・ラッチ回路、 ｌ３・・・ナンドゲート、 １４・・・ドライバー回路、 １５・・・ＬＥＤアレ−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 帯電された感光体に対峙され、主走査方向に多数のＬＥ
   Ｄ素子を列状に配列したＬＥＤアレーにより光書き込み
   を行うＬＥＤプリンタ装置において、 前記主走査方向１ラインの印字ドット数を計数する計数
   手段と、該計数手段による計数値が所定ドット数を越え
   た時前記ＬＥＤアレーの主走査方向１ラインの印字を複
   数回に分けて分割印字する分割印字制御手段と、前記計
   数値が前記所定ドット数以下の時前記主走査方向１ライ
   ンを一括して印字する一括印字制御手段とを備えたこと
   を特徴とするＬＥＤプリンタ装置。