JPH039160A - 不整地走行用車両のブリーザ装置 - Google Patents

不整地走行用車両のブリーザ装置

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Publication number
JPH039160A
JPH039160A JP13906689A JP13906689A JPH039160A JP H039160 A JPH039160 A JP H039160A JP 13906689 A JP13906689 A JP 13906689A JP 13906689 A JP13906689 A JP 13906689A JP H039160 A JPH039160 A JP H039160A
Authority
JP
Japan
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case
brake
sealed
air chamber
breather pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP13906689A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Yamada
耕三 山田
Ryoichi Ikejima
池島 良一
Hiroyuki Kito
博之 木藤
Noriyuki Maeda
憲之 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP13906689A priority Critical patent/JPH039160A/ja
Publication of JPH039160A publication Critical patent/JPH039160A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/027Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by means for venting gearboxes, e.g. air breathers

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産粟上■且■公立 本発明は、不整地走行用車両における密閉型ブレーキま
たはギヤケース等の密閉ケースのブリーザ装置に関する
ものである。
災来伎歪 近年、レジャー用あるいは実用車として一般にバギー車
と称せられる不整地走行用車両が普及しつつある。この
車両は、バルーンタイヤと称せられる低圧幅広タイヤを
装着した三輪または四輪車であり、不整地を走行し、ま
た沼地等を渡ることができる。
このような不整地走行用車両では、水中走行時にブレー
キケース内への水の流入を防止するために密閉型ブレー
キを採用している。ところが、温度変化によりブレーキ
ケース内の気圧が変化するとシール部に負担がかかるた
め、ブレーキケース内部を大気と連通させることがなさ
れてきた。このことは、車輪の駆動方式としてシャフト
ドライブ方式を採用した場合の最終減速ギヤのギヤケー
スも同様であり、該ギヤケースの内部を大気に連通させ
るようにしている。
しかるに、これらの大気連通部分から水中走行時に水が
流入するため、第1図に図示されるように、大気連通手
段としてブリーザ管02を用い、この開口端02aを前
輪と後輪の上端をつなぐ線Aよりも上に位置させること
で水の流入を防いでいる。
(特公昭63−66532号公報参照)具体的には、シ
ャフトドライブ方式の不整地走行軍両01において、最
終減速ギヤのギヤケース03にブリーザ管02を接続し
、シャフトが通る駆動軸筒04に沿ってブリーザ管02
を配置しさらに上方に延長して、その大気への開口端0
2aを線Aより上方でかつ雨水が入らないように下向き
としている。
しよ゛と る  占 このような構造のブリーザ管02により、平常において
は密閉型ブレーキまたはギヤケース内部を大気に連通ず
るとともに水の流入を防止することが可能であるが、不
整地走行用車両としての使用環境からして、より深い水
中を走行することもあり、その時はブリーザ管から水が
密閉型ブレーキまたはギヤケース内に流入することとな
る。
占  ° るための  お び 本発明はこのような難点を克服した不整地走行用車両の
ブリーザ装置の改良に係り、密閉型ブレーキまたはギヤ
ケース等の密閉ケース内の圧力変動を避けるためのブリ
ーザ管を有する不整地走行用車両のブリーザ装置におい
て、該ブリーザ管の一端を前記密閉ケース内に連通し、
他端を圧力に応じて内容積が可変の密閉されたエアチャ
ンバー内に連通したことを特徴とするものである。
本発明は前記のように構成されているので、前記不整地
走行用車両が走行して、加速および減速を繰り返し、前
記密閉型ブレーキまたはギヤケース等の密閉ケース内の
温度が上昇し、空気が膨張しても、ブリーザ管により密
閉ケースと連通ずる前記エアチャンバーの内容積がそれ
に応じて増大し、密閉ケース内の圧力変動が防止される
また本発明においては、前記不整地走行用車両が沼地や
河川を渡る際に、前記密閉ケースが水により冷却されて
、密閉ケース内の空気が収縮した場合には、ブリーザ管
により密閉ケースと連通ずるエアチャンバーの内容積が
それに応じて縮小し、密閉ケース内の圧力変動が防止さ
れる。
さらに本発明では、前記ブリーザ管は外部に開放されて
いないため、ブリーザ管を通じて水が前記密閉ケースに
流入することがない。
裏−施一■ 以下第2図ないし第5図に図示された本発明の一実施例
について説明する。
不整地走行用車両1は、車体の上部に鞍乗り式シート2
、燃料タンク3、バーハンドル4を備え、前後に、それ
ぞれ低圧幅広のバルーンタイヤを有する一対のフロント
ホイール5およびリアホイール6を備えている。
車体のフレームはパイプフレーム7により形成されてお
り、その前後方向はぼ中央にエンジン8が支持されてい
る。
エンジン8からの出力は、揺動軸部9aで揺動可能なリ
アフォーク組立体9の一部をなす駆動軸筒9b内を貫通
する駆動軸IOに伝達されるように構成されている。そ
の駆動軸10は、ギヤケース11内に回転自在に支持さ
れた最終駆動ギヤ12と一体的に回転可能に連結されて
いる。
またギヤケース11は、シール部16.17.18によ
り密封されており、潤滑油が装填されている。該ギヤケ
ース11内において、最終駆動ギヤ12は、後車軸14
と一体的に回転可能な最終従動ギヤ13に噛み合わされ
ており、エンジン8からの駆動力を後車軸14に伝達す
るようにされている。
さらに後車軸14は、車軸筒14に回転自在に支持され
ており、リアホイール6を一体的に回転させる。
一方、後車軸14の右端には、密閉型ドラムブレーキ2
0が設けられている。
密閉型ドラムブレーキ20のブレーキケース21は、車
軸筒15にボルトにより固定されており、ブレーキドラ
ム22は後車軸14およびリアホイール6と一体に回転
するように結合されている。
さらにブレーキケース21とブレーキドラム22との隣
接部は、シール部23により気水密になされている。
さらにまたブレーキケース21の内部には、2本のブレ
ーキシュー25が対抗してアンカービン24を軸として
揺動可能に取付けられており、ブレーキケース21を貫
通して設けられたブレーキカム26の回転により、スプ
リング27の付勢力に抗して、ブレーキシュー25が外
方に押し広げられてブレーキドラム22の内周面に当接
し制動作用をなすようになっている。またスプリング2
7は、ブレーキシュー25をブレーキドラム22内周面
から離すために内方に付勢している。
しかもブレーキケース21の上方には、開口28が形成
されており、ブレーキケース21の内外を連通し、前記
開口28には、ブリーザ管30が取付けられている。
またリアフォーク組立体9上に、エアチャンバー31が
設置され、該エアチャンバー31は、内外の圧力差によ
り内容積が変化するように蛇腹状にかつ密閉状態に形成
され、かつブリーザ管30を取付けるための開口32を
有している。
さらにエアチャンバー31は、衝撃からの保護のために
保護ケース33が外装されている。
そして密閉型ドラムブレーキ20とエアチャンバー31
とは、それぞれの開口28.32に両端を取付けられた
ブリーザ管30を通じて連通している。
第2図ないし第5図に図示された実施例は、前記したよ
うな構成とされており、不整地走行用車両1が走行して
、加速および減速を繰り返し、密閉型ドラムブレーキ2
0内の温度が上昇し、空気が膨張しても、ブリーザ管3
0により連通ずる前記エアチャンバー31の内容積がそ
れに応じて増大し、密閉型ドラムブレーキ20内の圧力
変動が防止される。
また、不整地走行用車両1が沼地や河川を渡る際に、密
閉型ドラムブレーキ20が水により冷却されて、密閉型
ドラムブレーキ20内の空気が収縮した場合には、ブリ
ーザ管30により連通するエアチャンバー31の内容積
がそれに応じて縮小し、密閉型ドラムブレーキ20内の
圧力変動が防止される。
このように、密閉型ドラムブレーキ20に熱変動があっ
ても、密閉型ドラムブレーキ20内の気圧は一定に保た
れ、シール部23が損われて水が侵入することがない。
しかも、密閉型ドラムブレーキ20に取付けられたブリ
ーザ管30の他端は、密閉されたエアチャンバー31に
連通されており外部に開放されていないため、ブリーザ
管30を通じて、水が密閉型ドラムブレーキ20内に流
入することがない。
第6図に、別の実施例が示されている。
ギヤケース11には、内外を貫通する開口11aが形成
され、該開口11aにブリーザ管40が取付けられてい
る。なお開口11aは、理解が容易なために図面では側
面に形成されているが、できる限り上方にあることが望
ましい。
ブリーザ管40の他端は、リアフォーク組立体9上に設
置された前記実施例におけると同じエアチャンバー31
の開口32に取付けられている。
第6図に図示された実施例は、前記のような構成とされ
ており、ギヤケース11に熱変動があっても、第2図な
いし第5図の実施例における密閉型ドラムブレーキ20
の場合と同様に、ギヤケース11内の気圧は、エアチャ
ンバー31のそれに応じた内容積の変化により一定に保
たれ、シール部16.17.18が損われて水が侵入す
ることがない。
しかも、ギヤケース11に取付けられたブリーザ管40
の他端は、密閉されたエアチャンバー31に連通されて
おり外部に開放されていないため、ブリーザ管40を通
じて、水がギヤケース11内に流入することもない。
さらに図示されない他の実施例として、ブリーザ管の一
端は、密閉型ドラムブレーキ20およびギヤケース11
の両方の内部に同時に取付けられ、他端は、内容積が可
変で密閉されたエアチャンバーに取付けられていてもよ
い。
この場合、密閉型ドラムブレーキ20およびギヤケース
11両方の内部が同時に、圧力変動を防止できることと
なる。
以上の実施例においては、内容積が可変のエアチャンバ
ー31は、蛇腹を有するものであったが、圧力変動に応
じて摺動自在なピストンを有するシリンダーであっても
よい。
また密閉型ドラムブレーキ20は、ブレーキカム26に
よりブレーキシュー25が作動されるものであったが、
油圧シリンダーによりブレーキシューが作動されるもの
であってもよい。
さらに密閉型ブレーキは密閉型ドラムブレーキ20であ
ったが、他の型の密閉型ブレーキであってもよい。また
不整地走行用車両1は、四輪車であったが、前輪−個の
三輪車であってもよい。
光凱■処果 このように本発明においては、密閉型ブレーキまたはギ
ヤケース等の密閉ケース内の圧力が、熱変動に影響され
ず一定に常時保持されるので、ケース内の圧力変動によ
るケースのシール部等の損傷が防止され、またケース内
圧力が大気圧以下に低下しないように保持されるため、
その圧力差によるケース内への浸水が未然に阻止される
また本発明では、ブリーザ装置は、外部に開放されない
構造となっているため、ブリーザ装置から密閉型ドラム
ブレーキまたはギヤケース等の密閉ケース内に水が流入
することがなく、ブレーキやギヤの耐久性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来のブリーザ装置を備えた不整地走行用車両
を示す左後輪を取り除いた状態の側面図、第2図は本発
明の一実施例に係るブリーザ装置を備えた不整地走行用
車両の側面図、第3図は第2図のl1l−III線の水
平断面図、第4図は密閉型ドラムブレーキの縦断側面図
にエアチャンバ一部の水平断面図を合わせて示した図、
第5図は第4図の■−〜′線の縦断面図、第6図は他の
実施例に係る第3図に相当の断面図である。 1・・・不整地走行用車両、2・・・鞍乗り式シート、
3・・・燃料タンク、4・・・バーハンドル、5・・・
フロントホイール、6・・・リアホイール、7・・・パ
イプフレーム、8・・・エンジン、9・・・リアフォー
ク組立体、10・・・駆動軸、11・・・ギヤケース、
12・・・最終駆動ギヤ、13・・・最終従動ギヤ、1
4・・・後車軸、15・・・車軸筒、16.17.18
・・・シール部、20・・・密閉型ドラムブレーキ、2
1・・・ブレーキケース、22・・・ブレーキドラム、
23・・・シール部、24・・・アンカーピン、25・
・・ブレーキシュー、26・・・ブレーキカム、27・
・・スプリング、28・・・開口、30・・・プリーザ
管、31・・・エアチャンバー、32・・・開口、33
・・・保護ケース、40・・・プリーザ管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 密閉型ブレーキまたはギヤケース等の密閉ケース内の圧
    力変動を避けるためのブリーザ管を有する不整地走行用
    車両のブリーザ装置において、該ブリーザ管の一端を前
    記密閉ケース内に連通し、他端を圧力に応じて内容積が
    可変の密閉されたエアチャンバー内に連通したことを特
    徴とする不整地走行用車両のブリーザ装置。
JP13906689A 1989-06-02 1989-06-02 不整地走行用車両のブリーザ装置 Pending JPH039160A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13906689A JPH039160A (ja) 1989-06-02 1989-06-02 不整地走行用車両のブリーザ装置

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JP13906689A JPH039160A (ja) 1989-06-02 1989-06-02 不整地走行用車両のブリーザ装置

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JPH039160A true JPH039160A (ja) 1991-01-17

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ID=15236701

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JP13906689A Pending JPH039160A (ja) 1989-06-02 1989-06-02 不整地走行用車両のブリーザ装置

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JP (1) JPH039160A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5575352A (en) * 1994-04-26 1996-11-19 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Four-wheeled vehicle
GB2466179A (en) * 2008-12-05 2010-06-16 Gm Global Tech Operations Inc Casing having a breather duct with a tank for balancing pressure changes
US20230054337A1 (en) * 2021-08-20 2023-02-23 Super ATV, LLC Portal gear hub with vent bellows

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5575352A (en) * 1994-04-26 1996-11-19 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Four-wheeled vehicle
GB2466179A (en) * 2008-12-05 2010-06-16 Gm Global Tech Operations Inc Casing having a breather duct with a tank for balancing pressure changes
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