JPH0390886A - 魚の向き判別方法 - Google Patents
魚の向き判別方法Info
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- JPH0390886A JPH0390886A JP22459789A JP22459789A JPH0390886A JP H0390886 A JPH0390886 A JP H0390886A JP 22459789 A JP22459789 A JP 22459789A JP 22459789 A JP22459789 A JP 22459789A JP H0390886 A JPH0390886 A JP H0390886A
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- Pending
Links
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 title claims abstract description 27
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 5
- 235000019688 fish Nutrition 0.000 description 21
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 241000269821 Scombridae Species 0.000 description 1
- 241000207961 Sesamum Species 0.000 description 1
- 235000003434 Sesamum indicum Nutrition 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 235000020640 mackerel Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は魚の向き判別方法に関するものである。
(本発明の技術的背景)
巻網漁は例えば第1図(a)のように、1隻の船(1)
により一端を支持した網(2)を他の一隻の船(3)が
魚群(4)を包囲するように巻いて捕獲する方法である
。
により一端を支持した網(2)を他の一隻の船(3)が
魚群(4)を包囲するように巻いて捕獲する方法である
。
ところでこの場合−群となって同一方向へ移動する魚群
の移動方向に応じて網の巻き方を変えることが魚摸の効
率向上のために重要である。しかし従来は魚の方向を判
断する方法がなかったため、ソナーにより得られたデー
タから勘に頼って判断したり、従来から知られる潮流と
これに対する魚の動静から概略的に方向を判断すること
が行われている。しかしこれでは判断に時間を要し、し
かも不正確であるため判断を誤る場合がある。
の移動方向に応じて網の巻き方を変えることが魚摸の効
率向上のために重要である。しかし従来は魚の方向を判
断する方法がなかったため、ソナーにより得られたデー
タから勘に頼って判断したり、従来から知られる潮流と
これに対する魚の動静から概略的に方向を判断すること
が行われている。しかしこれでは判断に時間を要し、し
かも不正確であるため判断を誤る場合がある。
(発明の目的)
本発明は確実な魚の移動方向情報の提供を目的としてな
されたものである。
されたものである。
(本発明の手段)
本発明は次の事から着想してなされたものである。
入射角を種々変えて魚体に音波を投射したとき、例えば
、第2図、第3図のように魚体からの反射波レベルが入
射角によって異なることが知られている。
、第2図、第3図のように魚体からの反射波レベルが入
射角によって異なることが知られている。
即ち第4図のように魚体Fの中心において入射角を零度
とし、頭部方向と尾部方向に行くに伴い音波の入射角θ
を次第に大とした場合、姫鱒を対象として入射角と音波
反射率(ターゲットストレングスTS)との関係を求め
た第2図のように、頭部方向においては入射角(十〇)
が大となるに伴い音波の反射率は急激に小となる一方で
ありその変化は大きい、これに対し尾部方向においては
入射角(−θ)が変わっても、成る角度範囲においては
入射角θ−〇°の場合と反射率は大きく変化せず、その
傾向は第2図A、B、C,Dのように魚の深度が深くな
る程顕著となる。またこの傾向は第3図のごま鯖を対象
とした結果からも同様に云え、音波の入射角によって頭
部方向と尾部方向において明らかな反射率の相違をもつ
ことを示している。
とし、頭部方向と尾部方向に行くに伴い音波の入射角θ
を次第に大とした場合、姫鱒を対象として入射角と音波
反射率(ターゲットストレングスTS)との関係を求め
た第2図のように、頭部方向においては入射角(十〇)
が大となるに伴い音波の反射率は急激に小となる一方で
ありその変化は大きい、これに対し尾部方向においては
入射角(−θ)が変わっても、成る角度範囲においては
入射角θ−〇°の場合と反射率は大きく変化せず、その
傾向は第2図A、B、C,Dのように魚の深度が深くな
る程顕著となる。またこの傾向は第3図のごま鯖を対象
とした結果からも同様に云え、音波の入射角によって頭
部方向と尾部方向において明らかな反射率の相違をもつ
ことを示している。
一方魚は群をなして同一方向に遊よくし、しかも群を形
成する魚体の長さはほぼ同一であるのが一般である。
成する魚体の長さはほぼ同一であるのが一般である。
従って以上から例えば第5図のように鉛直線Mに対して
、指向性主軸を船の前後方向に同一角度θ1だけ傾けた
前斜め方向と後斜め方向の送受波器(5) (6)を船
底に設けて、第7図(C)(d)のように同一レベルの
音波S、、S、を同時に発射する。そして魚群(4)か
らの反射波R0Rzを受波すれば、魚群(4)が船の進
行と同方向に移動したとき、送受波器(5)は魚の尾部
方向からの反射波を受波し、送受波器(6)は頭部方向
からの反射波を受波する。そこでそれぞれの受波レベル
の間において明らかなレベル差をもつように入射角θ、
を設定すれば、受波された反射波R1のレベルE、と反
射波R2のレベルE2の間においてE、>E!の関係を
生ずるので、魚群(4)が船と同一方向に移動している
ことを知ることができる。またE、<E、の場合には船
と逆方向に魚群(4)が移動していることを知る。また
更に魚群(4)が船の進行方向の左右方向に移動してい
るときには、送受波器(5)(6)の反射波は同一レベ
ル即ちE、−E、となるので、船に対する魚群の移動方
向を即座に知ることができる。
、指向性主軸を船の前後方向に同一角度θ1だけ傾けた
前斜め方向と後斜め方向の送受波器(5) (6)を船
底に設けて、第7図(C)(d)のように同一レベルの
音波S、、S、を同時に発射する。そして魚群(4)か
らの反射波R0Rzを受波すれば、魚群(4)が船の進
行と同方向に移動したとき、送受波器(5)は魚の尾部
方向からの反射波を受波し、送受波器(6)は頭部方向
からの反射波を受波する。そこでそれぞれの受波レベル
の間において明らかなレベル差をもつように入射角θ、
を設定すれば、受波された反射波R1のレベルE、と反
射波R2のレベルE2の間においてE、>E!の関係を
生ずるので、魚群(4)が船と同一方向に移動している
ことを知ることができる。またE、<E、の場合には船
と逆方向に魚群(4)が移動していることを知る。また
更に魚群(4)が船の進行方向の左右方向に移動してい
るときには、送受波器(5)(6)の反射波は同一レベ
ル即ちE、−E、となるので、船に対する魚群の移動方
向を即座に知ることができる。
なお以上においては船の前後方向に送信した場合につい
て説明したが、左右方向でも全く同し効果が得られる。
て説明したが、左右方向でも全く同し効果が得られる。
また前後左右に送信すればより正確な方向判断が可能と
なる。
なる。
次に本発明の一実施例について説明する。
(実施例)
第6図は本発明の実施例回路図である0図において(5
)は船の前方の斜め下方向探知用送受波器、(6)は船
の後方の斜め下方向探知用送受波器であって、それぞれ
の入射角は同一である。(7)は送信部であって、送受
波器(5)(6)を同時に駆動して第7図(a)(b)
のように同一レベルの音波S、Stを同時に発射させる
。 (8)(9)は受信回路であって、各送受波器(5
)(6)の受波信号を前記第7図(C)(d)のように
検波増幅する。 (10)(11)は反射信号取得回路
で、例えば送波信号により設定時間τ11信号を送出す
る単安定マルチと、これにより一定時間幅だけ開くゲー
ト回路からなり、第6図(e)(f)のように反射信号
R1,Rzを取得する。 (12)(13)はアナログ
・デジタル変換回路、(14)は演算回路であって、デ
ジタル化された受波信号R,,R,のレベルEIとE2
差を求める。そしてその結果により例えばレベル差が正
の場合には移動方向が船の進行方向と同方向であること
を示す前方表示部(15a)を動作させ、レベル差が負
であるときには船の進行方向と逆方向であることを示す
後方表示部(15b)を動作させる。またレベル差が零
の場合に左右方向表示部(15c)を動作させる。
)は船の前方の斜め下方向探知用送受波器、(6)は船
の後方の斜め下方向探知用送受波器であって、それぞれ
の入射角は同一である。(7)は送信部であって、送受
波器(5)(6)を同時に駆動して第7図(a)(b)
のように同一レベルの音波S、Stを同時に発射させる
。 (8)(9)は受信回路であって、各送受波器(5
)(6)の受波信号を前記第7図(C)(d)のように
検波増幅する。 (10)(11)は反射信号取得回路
で、例えば送波信号により設定時間τ11信号を送出す
る単安定マルチと、これにより一定時間幅だけ開くゲー
ト回路からなり、第6図(e)(f)のように反射信号
R1,Rzを取得する。 (12)(13)はアナログ
・デジタル変換回路、(14)は演算回路であって、デ
ジタル化された受波信号R,,R,のレベルEIとE2
差を求める。そしてその結果により例えばレベル差が正
の場合には移動方向が船の進行方向と同方向であること
を示す前方表示部(15a)を動作させ、レベル差が負
であるときには船の進行方向と逆方向であることを示す
後方表示部(15b)を動作させる。またレベル差が零
の場合に左右方向表示部(15c)を動作させる。
(発明の効果)
以上のように本発明では船に対する魚の移動方向をリア
ルタイムで知ることができる。従って従来のように勘に
頼ることなく最も適切な巻網の実施が可能となるので魚
摸上の効果は大きい。
ルタイムで知ることができる。従って従来のように勘に
頼ることなく最も適切な巻網の実施が可能となるので魚
摸上の効果は大きい。
第1図は巻網漁の説明図、第2図、第3図、第4図は魚
への音波の入射角とターゲットストレングスの関係側図
、第5図は本発明の原理説明図、第6図、第7図は本発
明の一実施例回路図および回路各部の波形図である。 第1図 /
への音波の入射角とターゲットストレングスの関係側図
、第5図は本発明の原理説明図、第6図、第7図は本発
明の一実施例回路図および回路各部の波形図である。 第1図 /
Claims (1)
- (1)船の前方(または右方)の斜め下方向検知用の送
受波器と、船の後方(または左方)の斜め下方向検知用
送受波器を設けて、そのそれぞれから魚群に超音波を発
射し、それぞれの反射信号レベルの差から船に対する魚
群の移動方向を知ることを特徴とする魚の向き判別方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22459789A JPH0390886A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 魚の向き判別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22459789A JPH0390886A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 魚の向き判別方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0390886A true JPH0390886A (ja) | 1991-04-16 |
Family
ID=16816220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22459789A Pending JPH0390886A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 魚の向き判別方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0390886A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011052990A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Tohoku Gakuin | 水中探知装置及び魚種判別方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017272A (ja) * | 1973-06-11 | 1975-02-24 | ||
JPS5847276A (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-18 | Marine Instr Co Ltd | 水中物体速度測定装置 |
-
1989
- 1989-09-01 JP JP22459789A patent/JPH0390886A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017272A (ja) * | 1973-06-11 | 1975-02-24 | ||
JPS5847276A (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-18 | Marine Instr Co Ltd | 水中物体速度測定装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011052990A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Tohoku Gakuin | 水中探知装置及び魚種判別方法 |
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