JPH0390072A - 1,5―ベンゾチアゼピン誘導体 - Google Patents

1,5―ベンゾチアゼピン誘導体

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JPH0390072A
JPH0390072A JP1226503A JP22650389A JPH0390072A JP H0390072 A JPH0390072 A JP H0390072A JP 1226503 A JP1226503 A JP 1226503A JP 22650389 A JP22650389 A JP 22650389A JP H0390072 A JPH0390072 A JP H0390072A
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Hirozumi Inoue
井上 博純
Mitsunori Gaino
我伊野 三徳
Hiroshi Nagao
拓 長尾
Sakae Murata
栄 村田
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Tanabe Seiyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規な1,5−ベンゾチアゼピン誘導体、さ
らに詳しくは優れた降圧作用、脳、冠血管拡張作用、抗
カルモジュリン作用および/または血小板凝集抑制作用
を有する1、5−ベンゾチアゼピン誘導体およびその薬
理的に許容しうる酸付加塩に関する。
(従来技術) 米国特許第3.562.257号には2−(4−メトキ
シフェニル)−3−ヒドロキシ(またはアセトキシ) 
二5− (2−(ジメチルアミノ)エチル)−7−クロ
ロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4
(5H)−オンの如き7−クロロ−1,5−ベンゾチア
ゼピン誘導体を含む種々のベンゾチアゼピン誘導体が開
示されており、またこれらベンゾチアゼピン誘導体が抗
うっ作用、精神安定作用および/または冠血管拡張作用
を有することが示されている。
(発明の目的) 本発明は、カルシウム拮抗剤として有用な1゜5−ベン
ゾチアゼピン誘導体およびその薬理的に許容しうる酸付
加塩を提供しようとするものである。
(発明の構成および効果) 本発明の新規1.5−ベンゾチアゼピン誘導体は次の一
般式(I)で示される。
〔式中、環Aは置換されていることもあるベンゼン環ま
たは複素環、R1は低級アルキル基または低級アルコキ
シ基、R1は(i)複素環、(ii)低級アルコキシ基
、(iii )低級アルケニル基、(iv)モノまたは
ジ低級アルキルアミノ基、(V)モノまたはジ低級アル
キルアミノカルボニル基(vi)アラルキルアミノ基、
(vi)水酸基、(vIIi)ニトロオキシ基、または
(ix)低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基
およびハロゲン原子から選ばれる1〜3個の基で置換さ
れていることもあるフェニル基、Yはハロゲノフェニル
基または水酸基で置換されていることもある低級アルキ
レン基、Zは酸素原子または2個の水素原子、およびR
はZが酸素原子であるときはAlk−R”で示される基
、Zが2個の水素原子であるときはAlk−R”で示さ
れる基または水素原子を表し、R3は(i)低級アルキ
ル基およびアラルキル基から選ばれる1〜2個の基で置
換されていることもあるアミノ基または(ii)窒素原
子を介してAlkと結合している窒素原子含有の複素環
、Alkはエチレン基またはトリメチレン基を表す。た
だし、R2が無置換フェニル基であるときは、環Aは置
換ベンゼン環ではない) 上記式(1)において、低級アルキル基とは炭素数1〜
5の直鎖または分岐鎖アルキル基を表し、たとえば、メ
チル、エチル、イソプロピル、ter t−ブチル、ペ
ンチル等が挙げられる。
低級アルコキシ基とは炭素数1〜5の直鎖または分岐鎖
アルコキシ基を表し、たとえばメトキシ、エトキシ、プ
ロポキシ、5ec−ブトキシ、ペンチルオキシ等が挙げ
られる。
ハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素原
子が挙げられる。
ハロゲノフェニル基とは1〜5個のハロゲン原子で置換
されたフェニル基を表し、たとえばクロロフェニル、ブ
ロモフェニル、ジクロロフェニルトリフルオロフェニル
等が挙げられる。
低級アルケニル基とは炭素数2〜6の直鎖または分岐鎖
アルケニル基を表し、たとえばビニル、アリル、イソプ
ロペニル、3−へキセニル等が挙げられる。
モノまたはジ低級アルキルアミノ基とはアルキル部分が
炭素数1〜5の直鎖または分岐鎖アルキル基であるモノ
またはジアルキルアミノ基を表わし、たとえばメチルア
ミノ、ジエチルアミノ、イソプロピルアミノ、tert
−ブチルアミノ等が挙げられる。
モノまたはジ低級アルキルアミノカルボニル基とはアル
キル部分が炭素数1〜5の直鎖または分岐鎖アルキル基
であるモノまたはジアルキルアミノカルボニル基を表わ
し、たとえばメチルアξノカルボニル、ジエチルアミノ
カルボニル、ジーn−ブチルア朶ノカルボニル等が挙げ
られる。
低級アルキレン基とは炭素数1〜5の直鎖または分岐鎖
アルキレン基を表わし、たとえばメチレン、エチレン、
トリメチレン、テトラメチレン等が挙げられる。
アラルキル基としては、たとえばベンジル、フェネチル
、3−フェニルプロピル等が挙げられる。
アラルキルアミノ基としては、たとえばベンジルアミノ
、フユネチルアミノ、4−フェニルブチルアミノ等が挙
げられる。
置換されていることもあるベンゼン環とはハロゲン原子
、低級アルキル基または低級アルコキシ基で置換されて
いることもあるベンゼン環を表し、たとえばメチルベン
ゼン、エチルベンゼン、メトキシベンゼン、エトキシゼ
ンゼン等が挙げられる。
複素環とは飽和または不飽和5員〜7員複素環を含み、
たとえばピロリル、ピロリジル、フリル、チエニル、オ
キサシリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、
ピリジル、ピリミジル、ピラゾリル、モルホリノ、チオ
モルホリノ、ピペラジノ、チアゼピニル等が挙げられる
本発明の化合物(1)は、たとえば、−i式:〔式中、
環ASR’  R” 、AlkおよびZは前記に同じ〕 で示される化合物もしくはその塩と一般式:%式%() 〔式中、R2およびYは前記に同じ、XI は反応性残
基を表す〕 で示される化合物とを反応させることによって製造する
ことができる。
化合物(II)もしくはその塩と化合物(III)との
反応は適当な溶媒中、脱酸剤の存在下に実施することが
できる。化合物(III)としては、例えば、ジ(置換
アルキル)硫酸(たとえば、ジベンジル硫酸)、置換ア
ルキルハライド(たとえば、ベンジルクロリド、フェネ
チルプロミド、メトキシメチルクロリドなど)などが挙
げられる。溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホトリア
ミドなどを用いるのが好ましい、脱酸剤としては、例え
ば水素化アルカリ金属(例えば、水素化ナトリウム、水
素化カリウム)、炭酸アルカリ金属(例えば、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム)、水酸化アルカリ金属(例えば
、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム)、アルカリ金属
ア逅ド(例えばナトリウムアミドなど)などが挙げられ
る。
本反応は0〜100℃、とくに20〜60℃で実施する
のが好ましい。
R2がニトロオキシ基である化合物(I)は、対応する
R2がヒドロキシル基である化合物(■)を常法により
ニトロ化することによって製造することができる。
Rtがヒドロキシル基である化合物(1)は、たとえば
適当なオキサジン環誘導体を還元するか、または適当な
保護基(例えばテトラヒドロピラニルオキシ誘導体)を
加水分解することによって製造することができる。
R3がモノ置換ア果ノ基である化合物(1)は、対応す
る出発化合物(n)のモノ置換ア藁ノ基を常法により保
護した後、これを化合物(III)と反応させ、次いで
保護基を除去することによって製造することができる。
本発明の化合物(1)はベンゾチアゼピン骨格の2及び
3位に2個の不斉炭素原子を有するため4種の異性体(
即ち、(+)−シス、(−)−シス、(+)−)ランス
及び(−)−hランス異性体〉が存在するが、上記全て
の反応はラセミ化を伴わずに進行するため、原料化合物
として化合物(II)の光学活性体を使用すれば、本発
明の化合物(1)の光学活性体を容易に取得することが
できる。
本発明の原料化合物(II)は、たとえば一般式:〔式
中、環ASR’およびZは前記に同じ〕で示される化合
物を一般式: X−−八lk  −R’              
     (V)〔式中、Xtはハロゲン原子、Alk
およびR3は前記に同じ〕 で示される化合物と反応させることによって製造するこ
とができる〔特公昭46−16749号;Chem、 
Pharm、 Bull、、 1生、2889 (19
78)〕。
本発明の化合物(1)を医薬として使用する場合、これ
を遊離化合物としても、またはその薬理的に許容しうる
酸付加塩としても使用することができる。このような薬
理的に許容しうる酸付加塩としては、例えば塩酸塩、臭
化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、過塩素酸塩、硫酸塩、リ
ン酸塩の如き無機酸付加塩、シュウ酸塩、マレイン酸塩
、フマル酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、コハク
酸塩の如き有機酸付加塩などが挙げられる。これら塩は
、例えば化合物(1)を酸で処理することにより容易に
取得することができる。化合物(I)もしくはその薬理
的に許容しうる酸付加塩は経口的にも非経口的にも投与
することができる。
本発明の化合物(1)およびその薬理的に許容しうる酸
付加塩は優れた降圧作用および脳・冠血管拡張作用を有
している。これに関連して、5((3,4−ジメトキシ
フェネチル)メチルアミノ)−2−(3,4−ジメトキ
シフェニル)−2=イソプロピルバレロニトリル(一般
名:ベラバもル)のようなカルシウム拮抗性の血管拡張
剤が房室伝導時間を抑制して房室伝導時間を延長させる
ことが知られており、このような伝導障害は時には不整
脈を引き起こす原因となるものとされている。しかしな
がら、本発明の化合物(1)およびその塩は、このよう
な既知血管拡張剤とは異なり、副作用(例えば、房室伝
導抑制作用、心拍減少作用〉を殆ど示さないと共に毒性
も低い、このため、化合物(1)およびその塩は副作用
(房室伝導抑制作用)に対する脳もしくは冠血管拡張作
用の治療係数が高く、しかも脳もしくは冠血管拡張剤と
して使用する場合には安全性が高いという特徴を有して
いる。従って、化合物(1)およびその塩は脳血管れん
縮、脳虚血、脳梗塞などの脳疾患;狭心症、心筋梗塞な
どの心臓疾患の治療・予防に有用である。
さらに、本発明の化合物(1)およびその塩は優れた血
小板凝集抑制作用を有する。血小板凝集抑制作用は脳血
管拡張作用と相まって脳血管れん縮、脳虚血、脳梗塞な
どの脳疾患の治療に役立つものである。
さらにまた、本発明の化合物(1)およびその塩は優れ
た抗カルモジュリン作用も有する。カルモジュリン拮抗
剤は血管弛緩作用(ザ・ジャーナル・オブ・ファーマコ
ロジー・アンド・イクスペリメンタル・セラビューティ
クス、第256巻、第8−15i (1978年) 参
照) 及ヒ血小vi凝集抑制作用(ザ・ジャーナル・オ
ブ・バイオロジカル・ケミストリー、第256@、第1
2523−12528頁(1981年);ネイチャー、
第287巻、第863−865頁(1980年)参照)
を有することが報告されている。
本発明の化合物(1)もしくはその薬理的に許容しうる
酸付加塩を医薬として使用する場合、前記化合物(1)
もしくはその塩を経口もしくは非経口投与に適した医薬
賦形剤と混合した医薬製剤として使用することができる
。このような賦形剤としては、例えばデン粉、ラクトー
ス、グルコース、リン酸カリウム、とうもろこしデン粉
、アラビアゴム、ステアリン酸、その他通常の医薬賦形
剤などを好適に使用することができる。医薬製剤は、錠
剤、丸剤、カプセル、座剤の如き固形剤であってもよく
、また溶液、懸濁液、乳液の如き液剤であってもよい。
さらに、非経口的に投与する場合は、この医薬製剤は注
射液として使用することもできる。
本発明の化合物(1)もしくはその薬理的に許容しうる
塩の1日当たりの投与■は投与方法、患者の年令、体重
、状態及び疾患の種類によっても異なるが、通常、1日
当たりの投与量は約0.05〜10mg/kgが好まし
く、とりわけ経口投与では約0. 5〜10rAg/k
g、非経ロ投与(例えば、静脈内注射)では約0.05
〜2■/kgが好ましい。 以下に実施例および製造例
を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。
実益班上 (±) −cis−2−(4−メトキシフェニル)−3
−ヒドロキシ−5−(2−(ジメチルアミノ)エチル)
−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(
5H)−オン3gをテトラヒドロフラン(THF)40
mに溶解し、この溶液を60%水素化ナトリウム(油中
分散物)390■のTHF3M溶液に水冷下で滴下する
。この混合液を50゛Cで30分間撹拌した後、同温度
で4−メチルベンジルクロリド1.2gのTHF I 
Od!溶液を加え、21時間反応さセる。次いで混合液
を減圧濃縮し、残渣に酢酸エチルおよび水を加えて溶解
する。酢酸エチル層を分離し、水洗し、乾燥した後、酢
酸エチルを留去する。得られた油状物4gをアル逅ナカ
ラムクロマログラフィー(?容離液:クロロホルム)で
精製し、得られた油状物にジイソプロピルエーテルを加
えて放置すると(±) −cis −2−(4−メトキ
シフェニル)−3−(4−メチルベンジル)オキシ−5
−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−2,3−ジヒド
ロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン3.
03g (78,5%)が得られる。
M、p、:115−117℃ これを塩酸で処理し、アセトン−ジイソプロピルエーテ
ルより再結晶して塩酸塩を得る。
M、p、:181.5−184°C Mass (m/e):476 IR(Nujol、c1’):2410.1665、6
10 実1東4 (±) −cis −2−(4−メトキシフェニル)−
3−ヒドロキシ−5−(2−(ジメチルアミノ)エチル
−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(
5H)−オン2.0gのジオキサン10d溶液を、60
%水素化ナトリウム(油中分散物)280Wvrのジオ
キサン20d懸濁液に水冷下、20分間で滴下する。こ
の混合物を50℃で30分間攪拌した後、室温でアリル
プロ壽ド0.51−のジオキサン1〇−溶液を10分間
で加え、室温で一晩攪拌する0次いでこの溶液を減圧濃
縮し、残渣をアルミナカラムクロマトグラフィー(溶離
液:ベンゼン)にかけ、(±)−cis−2−(4−メ
トキシフェニル)−3−アリルオキシ−5−ビニル−2
,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H
)−オン350m(17,8%)を得る。
M、p、:148.5−150℃ 次いでベンゼンークqロホルム(1: l)で?容出す
る部分をジイソプロピルエーテルより再結晶して(±)
 −cis−2−(4−メトキシフェニル)−3−アリ
ルオキシ−5−(2−(ジメチルア逅〕)エチル)−2
,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H
)−オン1.48g(66,4%)を得る。
M、p、13−94°C IR(Nujol、cm−’):1680.1635、
605 これをマレイン酸で処理し、イソプロパツールより再結
晶してマレイン酸塩を得る。
M、f)、:145,5−147°C Mass (m/e):412 災脂班主 (+) −cis−2−(4−メトキシフェニル)−3
−ヒドロキシ−5−(2−(ジメチルアミノ)エチル)
−2,3−ジヒドロ−1,5−ペンゾアヒアゼピン−4
(5H)−オン15gを、63%水素化ナトリウム(油
状分散物)1.84gのトルエン200戚懸濁液に室温
で加える。この混合液を室温で30分間撹拌した後、4
0°Cで1時間撹拌し、ナトリウム塩にする。次いで、
25−28℃で4−ニトロベンジルプロミド9.6gの
トルエン60−溶液を15分間で加え、室温で1時間撹
拌する。反応終了後、この溶液を酢酸で酸性とし、水で
希釈した後、減圧濃縮し、残渣にクロロホルムを加えて
溶解する。この溶液を10%にIC01水溶液、次いで
水で洗浄し、乾燥した後、溶媒を留去する。得られた油
状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー〔を容離液
:2%メタノール−クロロホルム(1f) −conc
、 NH40H(5滴)〕で精製し、油状物として(−
)−cis−2−(4−メトキシフェニル)−3−(4
−ニトロベンジル)オキシ−5−(2−(ジンチルアa
〕)エチル)−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチア
ゼピン−4(5H)−オン11.2g(54,9%)を
得る。
これ(1,2g)を塩酸で処理し、含水イソプロパツー
ルより再結晶して塩酸塩・1水和物(112g)を得る
M、P、:204.0−205.5°C〔α〕買ニー2
2.4” (C−1,00,メタノール) Mass  (m/e):507 IR(Nujol、c「’)  :3400.2700
−2200、 l 665、1605、1510また、
遊離塩基(10g)をメタンスルホン酸で処理し、イソ
プロパツールより再結晶してメタンスルホン酸塩・1水
和物(9,83g)を得る。
M、  p、  :193−195. 5°C〔α〕ビ
ニー20.5’  (C=1.00.メタノール)1蓬
迩ロー (±) −c i 5−2−(4−メトキシフェニル)
−3−ヒドロキシ−5−(2−(ジメチルアミノ)エチ
ルゴー8−メヂルー2,3−ジヒドロ−15−ベンゾチ
アゼピン−4(5H)−オン610■(1,58mモル
)のジメチルホルムアもド(DMF)10d溶液に63
%水素化ナトリウム(油状分散物) 96mg (2,
37mモル)を加え、室温で1時間攪拌する。次いでベ
ンジルクロリド220mg(1,74mモル)を加え、
室温で15時間攪拌する。反応終了後、この溶液に少量
の酢酸を加え、減圧下でDMFを留去する。残渣に酢酸
エチルを加えて溶解し、水洗して乾燥した後、溶媒を留
去する。得られた油状物を過塩素酸で処理し、アセトン
−エタノールより再結晶して(±) −cis−2−(
4−メトキシフェニル)−3−ベンジルオキシ−5−(
2−(ジメチルアミノ)エチルツー8−メチル−2,3
−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−
オン・過塩素酸塩540rIAgを得る。
M、p、:23B−241°C Mass (m/e):476.406IR(Nujo
l、cm−’):1660.1610裏施炎i (±)−cis−2(4−メトキシフェニル)−3−ヒ
ドロキシ−5[2(ジンチルアご〕)エチル)−2,3
−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−
オン1.Ogを60%水素化ナトリウム(油状分散物)
140■のジオキサン30Ini懸濁液に加える。この
混合液を50°Cで1時間攪拌してNa塩とした後、エ
ビブロモヒドリン400■のジオキサンlOmh容液を
50−60°Cで加え、同温度で3時間攪拌する。次い
でこの溶液を減圧濃縮し、残渣に氷水を加え、ベンゼン
で抽出する。ベンゼン層を分離し、水洗し、乾燥した後
、ベンゼンを留去する。得られた油状物1.20gをエ
タノール10mに溶解し、t−ブチルアミン2.0gを
加え、60℃で1時間反応させた後、濃縮する。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー〔溶剛液;酢酸エ
チル:トリエチルアもン(40:2)〜酢酸エチル:メ
タノール:トリエチルアミン(40:10:2))で精
製し、油状物として(±) −cis−2−(4−メト
キシフェニル)−3−(3−(t−ブチルアミノ)−2
−(ジメチルアミノ)−2−ヒドロキシプロピル]オキ
シ−5−C2−(ジメチルアミノ)エチル)−2,3−
ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5B)−オ
ン750mg (560%)を得る。
I n (liq、、 cm−’)  : 3350.
1665、610 これを塩酸で処理し、吸湿性粉末の塩酸塩を得る。
Mass (m/e):501 実嵐握旦 (+) −cis−2(4−メトキシフェニル)−3−
ヒドロキシ−5−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−
2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5
H)−オン7.44gのTHF15mffi溶液を、6
0%水素化ナトリウム(油状分散物)1.2gのTHF
20d?A濁液に氷冷下で加える。この混合液を50−
55°Cで1時間撹拌した後、テトラヒドロピラニル・
2−ブロモエタノール5.02gのTHF 10d溶液
を氷冷下に加える。室温で1時間、次いで60−65°
Cで20時間攪拌した後、この溶液を減圧?)11Rシ
、残渣に氷水を加え、酢酸エチルで抽出する。酢酸エチ
ル層を分離し、水洗し、乾燥した後、溶媒を留去する。
得られる油状物をメタノール30−、ジエチルエーテル
40mおよび20%HCl−ジエチルエーテル15m1
!に溶解し、室温で30分間撹拌してテトラヒドロピラ
ニル基を除去する。次いで、この溶液を減圧:aIIし
、残渣に氷水を加え、NaHCO3でアルカリ性とし、
酢酸エチルで抽出する。抽出液を分離、水洗、乾燥した
後、濃縮し、得られる油状物をHciOn塩にかえてメ
タノールより再結晶すると(+) −cis −2(4
−メトキシフェニル)−3−(2−ヒドロキシエチル)
オキシ−5−(2−(ジメチルアミノ)エチル]−2,
3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)
−オン・過塩素酸柄塩7,3g(70,7%)が得られ
る。
M、p、:210−212°C(分解)〔α)”:+6
3.2’ (C=1.00、DMF)Mass (m/
e)  :416 I R(Nu j o I、 cm−’)  :348
0、3060. 1660、 l 580 亥I自東工 (+) −cis −2(4−メトキシフェニル)−3
−(2−ヒドロキシエチル)オキシ−5−(2−(ジメ
チルアミノ)エチル)−2,3−ジヒドロ−1,5−ベ
ンゾチアゼピン−4(5H)−オン2.87gを塩化メ
チレン30I111に溶解し、三臭化リン2.43gの
塩化メチレン5−溶液を氷冷下、15分間で滴下する。
この溶液を同温度で1時間、20°Cで30分間撹拌し
た後、氷片を加え、さらに10%に、Co、を加えてア
ルカリ性とし、塩化メチレンで抽出する。抽出液を水洗
、乾燥したのち濃縮して油状物1.3gを得る。
この油状物をCH,CN10mに溶解し、還流下のA 
g N Os 2.92gのCH3CN35d溶液に加
え、1.5時間還流する。溶媒を減圧留去した後、クロ
ロホルムを加え、5%NaHCOs水溶液を加えてアル
カリ性とする。クロロホルム層を分離し、水洗し、乾燥
した後、減圧濃縮する。
得られた油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
〔ン容離液:3%メタノールークロロホルム〕で精製し
、油状物として(+) −cis −2  (4−メト
キシフェニル)−3− (2−ニトロオキシ)エチル]
オキシ−5−〔2−(ジンチルアξ〕)エチル)−2.
3−ジヒドロ−1.5−ベンゾチアゼピン−4(5H)
−オン560■(18%)を得る。
これを塩酸で処理し、エタノール−ジエチルエーテルよ
り再結晶して塩酸塩400■を得る。
M.p.:149.5−151°C(分解)〔α)”ニ
ー)−26.O@ (C=0.50、CIC13)Ma
 S S (m/e)  : 46 11R (Nu 
j o l,c+n−’): 2300、1670、1
640、1610 災施皿主 3、7−メタノ−2−(4−メトキシフェニル)−2.
3−ジヒドロ−ベンゾ[:l,4.7]チオキサゾニン
−6(5H)−オン1.6gを、水素化アルミニウムリ
チウム2 8 0 mgのジオキサ3740mft懸濁
液に90−100°Cで加える。この混合液を2.5時
間還流した後、氷冷下、含水THFで錯体を分解する。
無機物を濾過し、ジオキサニンで洗浄し、濾液および洗
液を合わせ、減圧濃縮する。得られた油状物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー〔溶離液:5%メタノール
−クロロホルム〕で精製し、酢酸エチル−〇−ヘキサン
より再結晶して(±) −cis −2−(4−メトキ
シフェニル)−3−(2−ヒドロキシエチル)オキシ−
2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼ
ピン280■を得る。
M、p、:92.5−94.5℃ 母液およびこの結晶をエタノールに溶解し、HCl−ジ
エチルエーテルで処理し、エタノール−ジイソプロビル
エーテルより再結晶して塩酸塩640■(36%)を得
る。
M、p。:175.5−178℃(分解)Mass  
(m/e):331 1R(Nujo l、cm−’): 3380,278
0−2300S1610 直1u東i i)  (23,33)−2−(4−メトキシフェニル
)−3−ヒドロキシ−5−(2−(N−メチル−N−)
リフルオロアセチルアミノ〉エチル〕−2,3−ジヒド
ロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン2.
78をTHF2(ldに溶解し、60%水素化ナトリウ
ム(油状分散物〉 210tngのTHF25Fn1M
濁液に滴下する。この溶液を室温で15分間撹拌した後
、ベンジルクロリド830■のTHF5d溶液を加え、
50″Cで16.5時間撹拌し、さらに60%水素化ナ
トリウム270■およびベンジルクロリド830■を追
加し、3時間還流する。次いで反応液を水冷下、酢酸で
中和し、減圧濃縮する。残渣を酢酸エチルに溶解し、l
0%カリウム水溶液、ついで水で洗浄し、乾燥したのち
:a縮する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー〔溶離液:3%酢酸エチル−クロロホルム〕で精製し
、油状物として(2S、3S)−2−(4−メi・キシ
フェニル)−3−ベンジルオキシ−5−(2−(N−メ
チル−N−トリフルオロアセチルアミノ)エチル)−2
,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H
)−オン1.42g (44%)を得る。
ii )この油状物1.35gをエタノール50m1お
よび10%塩酸50成中で4.5時間還流したのち減圧
濃縮し、残渣に酢酸エチルを加え、水冷下に10%Na
OHを加えてアルカリ性にし、酢酸エチルで抽出する。
抽出液を水洗、乾燥したのち濃縮し、残渣をシュウ酸で
処理し、メタノールより再結晶して(23,33)−2
−(4−メトキシフェニル)−3−ベンジルオキシ−5
−(2−(メチルアミノ)エチル)−2,3−ジヒドロ
−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン・シュ
ウ酸塩700■(50%)を得る。
M、p、:187−188.5°C(分解)〔α)”+
29.8° (C=1.00.DMF)Mass  (
m/e):44B IR(Nujol、cm−’):1715.1670、
605 実丑側LL東 (±) −cis −2−(4−メトキシフェニル)−
3−メトキシメチルオキシ−2,3−ジヒドロ−ピリド
(2,3−b)(1,5)チアゼピン−4(5H)−オ
ン1.73g (5mモル)、ジメチルアミノエチルク
ロリド・HCI 730 mg、、に! C○s2.O
gおよびアセトン30dの混合物を17時間還流した後
、無機物を濾去し、濾液を減圧濃縮する。残渣をジ・C
ソブロピルエーテルより再結晶して(±) −cis 
−2−(4−メトキシフェニル)−3−メトキシメチル
オキシ−5−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−2,
3−ジヒドロ−ピリド(2,3−b)(1,5)チアゼ
ピン=4(5H)−オン1.78g (85,1%)を
得る。
M、p、:102−104°C Mass  (m/e):417.347IR(Nu 
jo 1.cm−’):1650.1600同様にして
(±) −Lrans体を得る。
M、p、:147−150°C(再結晶溶媒:酢酸エチ
ル−〇−ヘキサン) Mass (m/e):417.347実施例11 () −cis  2  (4−メトキシフェニル)−
3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチ
アゼピン−4(5H)−オン2.1gをジチルスルホキ
シド 66%水素化ナトリウム(油状分散物)560■とDM
Fo、12dから作ったCH35OCH!Naに室温で
加える。次いで、2−(ピペリジノ)エチルクロリド・
塩酸塩2.84gを50%KOHで遊離塩基にし、ベン
ゼン2dで抽出し、KOHで乾燥した溶液を上記DMS
O溶液に加え、30°Cで26時間撹拌する。反応終了
後、混合物を氷水に江別し、ベンゼンで抽出する。この
ベンゼン層に希釈塩酸を加え、塩酸層を分離し、Naz
 CO3でアルカリ性としたのちベンゼンで抽出する。
抽出液を水洗、乾燥したのち濃縮すると油状物が得られ
、これをアルミナカラムクロマトグラフィー〔)容離液
:ベンゼンーエタノール(25:1)〕で精製すると、
油状物として(−)−cis−2(4−メトキシフェニ
ル)  −3−(2−(ピペリジノ)エチルオキシ−5
−2,3−’;ヒドロー1.5−ベンゾチアゼピン−4
(5H)−オン2.04g (56%)が得られる。
IR(Nujol、cm−’):1680,1610こ
れを塩酸で処理して無色粉末の2塩酸塩を得る。
〔α)2%、−94,7° (C=1.53.Et、O
H)Mass  (m/e):523 実施例12−36 上記実施例と同様にして、対応する原料化合物から下記
第1表の化合物を得る。尚、表中、Meはメチル、Et
はエチル、Prはプロピル、Buはブヂル、Phはフェ
ニルおよびAcはアセチルを表す。
製1u東L (±) −cis −2−(4−メトキシフェニル)3
−ヒドロキシ−8−メチル−2,3−ジヒドロ−1,5
−ペンゾアヒアゼビン−4(5H)−オン2.81g、
ジメチルア藁ノエチルクロリド・塩酸塩1.35g、炭
酸カリウム2.7gおよびアセトン40艷の混合物を1
6時間還流する。冷後、無機物を濾去し、該無機物をク
ロロホルムで洗浄する。濾液および洗液を合わせて、溶
媒を留去し、残渣を塩酸塩とした後、エタノール−ジエ
チルエーテルから再結晶して(±)−cis2−(4−
メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−5−(2−(ジ
メチルアミノ)エチル〕−8−メシルー2.3−ジヒド
ロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン・塩
酸塩を得る。
M、p、  =232−234℃ 袈遺旌主 1)   (±) −cis−2−(4−メトキシフェ
ニル)−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−15−ベ
ンゾチアゼピン−4(5H)−オン30gをジオキサン
360−にン容解し、95−100℃に加熱したLiA
lH411,4gのジオキサン400−懸濁液に1時間
で滴下する。次いで0.5時間還流した後、氷冷し、ジ
エチルエーテル200−およびTHF150−を加えて
希釈し、水40−およびTHF160dの混合物を滴下
して錯体を分解する。無機物を濾去した後、濾液を減圧
濃縮し、残渣を酢酸エチルから再結晶して(±)−ci
s−2−(4−メトキシフェニル〉−3−ヒドロキシ−
2,3,4,5−テトラヒドロ−l。
5−ベンゾチアゼピン25.8g (90%)を得る。
M、p、:166−168℃ この化合物1.4gをクロロホルム−メタノールに溶解
し、1(C1−エタノールで処理し、減圧濃縮した後、
メタノール−ジイソプロピルエーテルから再結晶して塩
酸塩1.55gを得る。
M、p、=223−224℃(分解) ii)(±) −cis−2−(4−メトキシフェニル
)−3−ヒドロキシ−2,3,4,5−テトラヒドロ−
1,5−ベンゾチアゼピン20gを塩化メチレン380
艷に溶解し、クロロアセチルクロリド12.6gの塩化
メチレン5〇−溶液、およびNaHCOs 11.7g
の水90−を、水冷下、同時に15分間で滴下する。同
温度で0.5時間攪拌した後、反応後に5%NaHCO
s水溶液を加えてアルカリ性にする。有機層を分取、水
洗、乾燥したのち濃縮し、残渣をベンゼンから再結晶し
て、(±) −cis−2−(4−メトキシフェニル〉
−3−ヒドロキシ−5−クロロアセチル−2、3,4,
5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン23.0
g (90,8%)を得る。
M、p、:159−160.5℃ iii )上記で得た5−クロロアセチル体3.63g
をTHF40−に溶解し、60%水素化ナトリウム(油
状分散物)480■のTHF30−懸濁液に室温で滴下
する。次いでイソプロパツール20rn1を加え、1時
間還流した後、減圧濃縮し、残渣に水およびクロロホル
ムを加える。クロロホルム層を分離し、水洗し、乾燥し
た後、濃縮し、残渣をエタノールから再結晶して3.7
−メタノ−2−(4−メトキシフェニル)−2,3−ジ
ヒドロ−ベンゾ(1,4,7)チオオキサゾニン−6(
5H〉−オン2.0g (61,1%)を得る。
M、p、:227.5−229.5℃ Mass  (m/e)  :327 IR(Nu jo l、 cm−’)  : l 57
5.1605翌遺明立 i)  (+) −cis −2−(4−メトキシフェ
ニル)−3−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1゜5−
ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン10g、炭酸カリ
ウム10.1g、2−(N−メチル−N−ベンジルアミ
ノ)エチルクロリド・塩酸塩771gをアセトン120
−に加え、15時間加熱還流する0次いでこの混合液を
減圧濃縮し、残渣に水およびベンゼンを加えて抽出する
。ベンゼン層を水洗、乾燥した後、溶媒を留去し、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(?容離ン皮:
1.5%メタノール−クロロホルム)で精製すると油状
物として(2S、3S) −2−(4−メトキシフェニ
ル)−3−ヒドロキシ−5−(2−(N−メチル−N−
ベンジルアξ〕)エチル〕−23−ジヒドロ−1,5−
ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン14.6g (9
8%)が得られる。
〔α’J ”: +130.7 ’ (C= 1.10
SCHC1i)1i)i)で得られた油状物14.4g
をベンゼン200−に溶解し、還流下、ベンゾキシカル
ボニルクロリド16mjを45分間で滴下する。さらに
30分間還流した後、減圧濃縮すると油状物として(2
S、3S)−2−(4−メトキシフェニル)−3−ヒド
ロキシ−5−(2−(N−メチル−N−ペンジルオキシ
カルボニルア累〕)エチル)−2,3−ジヒドロ−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オンが得られる。
1ii)ii)で得られた油状物を酢酸50−に溶解し
、氷水で冷却しながら25%HBr−酢酸8〇−を加え
、ゆっくりと室温まで戻し、同温度で30分間攪拌する
0次いで反応液を60℃以下で減圧tM縮し、残渣に1
0%塩酸を加えて溶解し、酢酸エチルで洗浄してベンジ
ルプロミドを除く。次いで水層を10%NaOHでアル
カリ性にし、酢酸エチルで抽出する。抽出液を水洗、乾
燥した後、減圧濃縮すると油状物として(23,33)
−2−(4−メトキシフェニル〉−3−ヒドロキシ−5
−(2−(メチルアミノ)エチル)−2,3−ジヒドロ
−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン5gが
得られる。
1v)iii)で得られた油状物を塩化メチレン100
−に溶解し、水冷下にトリエチルアミン9mff1゜次
いでトリフルオロ酢酸無水物9−を加える。室温で30
分間攪拌した後、氷片を加え、次いで塩化メチレン層を
分離、水洗、乾燥した後、濃縮する。残渣にメタノール
100−および10%炭酸カリウムを加えて減圧濃縮し
、残渣を酢酸エチルで抽出する。抽出液を水洗、乾燥し
た後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶離液ニア%酢酸エチルークロロホルム)で精製
すると油状物として(2S、3S)−2−(4−メトキ
シフェニル)−3−ヒドロキシ−5−〔2−(N−メチ
ル−N−トリフルオロアセチルアξ〕〉エチル)−2,
3−ジヒドロ−■、5−ベンゾチアゼピンー4(5H)
−オン4.9 (33゜6%)gが得られる。
Ma s s  (m/e)  : 454I R(C
HCl3 、 c3−’)  : 3510.1690
゜1660.1610 類1目叱L i)2−メルカプト−3−ニトロピリジン45g (0
,288モル)および3−(4−メトキシフェニル)グ
リシド酸メチル65.9g (0,288X1.1モル
)をジオキサン700−に溶解し、触媒量の2−エチル
ヘキサン酸スズ4gを加え、100℃で2時間反応させ
る。反応終了後、溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶離液:ベンゼンー酢酸エ
チル(10:1))で精製すると(±)−3−(4−メ
トキシフェニル)−3−(3−ニトロ−2−ピリジル)
チオ−2−ヒドロキシプロピオン酸メチルのスレオーエ
リスロ混合物51.47gが得うれる。
M、  p、  :124−145℃ IR(Nujol、am−’)  :  1750元素
分’tJ’r II (C+ h H、b N z○、
Sとして)CHN     S 計算値:  52.73.4.43.7,696.8.
80実測値:  52.87.4.30.7.62. 
8.92ii)i)で得た化合物30.9gのクロロホ
ルム16〇−溶液にメチラール160−を加え、次いで
水冷下に五酸化リン26.0gを加える。この混合物を
室温で1.5時間攪拌した後、氷を加えたN a HC
Os  1 kgの水溶液に江別し、クロロホルムで抽
出する。抽出液を水洗、乾燥した後、t! 11し、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィー〔溶離液:ベンゼン
ー酢酸エチル(8: 1) )で精製するとく±”) 
−3−(4−メトキシフェニル)−3−(3−ニトロ−
2−ピリジル)チオ−2−メトキシメチルオキシプロピ
オン酸メチルのスレオーエリスロ混合物23.45g 
(68,1%)が油状物として得られる。
Mass  (m/e):4Q9.287IR(1iq
、、cm−’)  :1740iii)(±)−3−(
4−メトキシフェニル)−3−(3−ニトロ−2−ピリ
ジル)チオ−2−メトキシメチルオキシプロピオン酸メ
チル1.54g110%Pd−C450−およびエタノ
ール50dを用い、室温、常圧下で直接還元する0反応
終了後、触媒を除去し、溶媒を留去し、得られた油状物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー〔溶離液:ペン
センー酢酸エチル(4: 1) )で分離する。
最初に溶出する部分から(±’)−3−(4−メトキシ
フェニル)−3−(3−アミノ−2−ピリジル)チオ−
2−メトキシメチルオキシプロピオン酸メチルのスレオ
体604■が油状物として得られる。
IR(1iq、 、 am−’)  : 1740次い
で溶出する部分から(±)−エリスロ体41.3■が油
状物として得られる。
IR(l iq、 、 am−’)  : 1740i
v)(±)−スレオ−3−(4−メトキシフェニル)−
3−(3−アミノ−2−ピリジル)チオ−2−メトキシ
メチルオキシプロピオン酸メチル4.224g (11
,16mモル)のTHF15−溶液を、予めジイソプロ
ピルア逅ン1.13g(11,16mモル)n−ブチル
リチウム(10W/V%へキサン溶液)11−およびT
HF15ml’から3川製しておいたリチウムジイソプ
ロピルアドの溶液に一60℃で10分間かけて加える。
この混合物を同温度で2時間攪拌した後、氷水中に江別
し、酢酸エチルで抽出する.抽出液を水洗、乾燥した後
、溶媒を留去し、残渣を酢酸エチル−ヘキサンから再結
晶するとプリズム晶の(±)−cis−2   (4−
メトキシフェニル)−3−メトキシメチルオキシ2.3
−ジヒドロ−ピリド〔2、3−b)(1.5)チアゼピ
ン−4(5H)−オン2.3g (59.6%)が得ら
れる。
M.I)、:173−174℃ Mass  (m/e):346、3011R (Nu
jol,am−’):1700同様にして(±)−tr
ans体を得る。
M.p.:184−186℃(再結晶溶媒:酢酸エチル
−n−ヘキサン) Ma s s  (m/e)  : 3 4 6、30
11R (Nu jo 1,C!11−’): 320
0−2500、680

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式; ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、環Aは置換されていることもあるベンゼン環ま
    たは複素環、R^1は低級アルキル基または低級アルコ
    キシ基、R^2は(i)複素環、(ii)低級アルコキ
    シ基、(iii)低級アルケニル基、(iv)モノまた
    はジ低級アルキルアミノ基、(v)モノまたはジ低級ア
    ルキルアミノカルボニル基、(vi)アラルキルアミノ
    基、(vi)水酸基、(viii)ニトロオキシ基、ま
    たは(ix)低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニト
    ロ基およびハロゲン原子から選ばれる1〜3個の基で置
    換されていることもあるフェニル基、Yはハロゲノフェ
    ニル基または水酸基で置換されていることもある低級ア
    ルキレン基、Zは酸素原子または2個の水素原子、およ
    びRはZが酸素原子であるときはAlk−R^3で示さ
    れる基、Zが2個の水素原子であるときはAlk−R^
    3で示される基または水素原子を表し、R^3は(i)
    低級アルキル基およびアラルキル基から選ばれる1〜2
    個の基で置換されていることもあるアミノ基または(i
    i)窒素原子を介してAlkと結合している窒素原子含
    有の複素環、Alkはエチレン基またはトリメチレン基
    を表す。ただし、R^2が無置換フェニル基であるとき
    は、環Aは置換ベンゼン環ではない〕で示される1,5
    −ベンゾチアゼピン誘導体またはその薬理的に許容し得
    る酸付加塩。
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