JPH0387999A - 駐輪設備の無人管理ゲート装置 - Google Patents

駐輪設備の無人管理ゲート装置

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JPH0387999A
JPH0387999A JP22619489A JP22619489A JPH0387999A JP H0387999 A JPH0387999 A JP H0387999A JP 22619489 A JP22619489 A JP 22619489A JP 22619489 A JP22619489 A JP 22619489A JP H0387999 A JPH0387999 A JP H0387999A
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Susumu Yamada
山田 邁
Katsusuke Nanba
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ITOCHU SHOJI KK
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ITOCHU SHOJI KK
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SAN CYCLE SYST KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、主としてレンタル用自転車を駐車させる駐
輪設備において、その出口及び入口に設置され、予め登
録したカードシステムによってレンタル用自転車の入退
場を管理する無人管理ゲート装置に関するものである。
[従来の技術] 近年、通勤、通学、買物等に利用される自転車の数は大
幅に増大し、驚異的な数になって来ている。そして、駅
や商店街の周辺等の自転車が集まる場所には、いわゆる
自転車置き場としての駐輪設備が各所に設けられている
ところで、それらの駐輪設備のうち有料の駐輪設備では
、その出入口に無人のゲート装置を設置して自転車の出
入を管理している。
この種の無人ゲート装置として、例えば実開昭61−5
5800号公報に記載のものがある。この装置は、回転
バーを有する自動人出機と、この自動人出機に対向して
利用者用通路と自転車用通路とを挟むように配置された
手摺とを備えており、自転車の利用者が、登録カードや
コイン(硬貨)などを自動人出機の投入口に投入するこ
とによって、前記回転バーが回転可能になり、利用者が
回転バーを回転させながら自転車とともに出入できるよ
うに構成されている。そのほか、特開昭64−1087
8号公報に記載の無人ゲート装置がある。この装置は、
利用者専用ゲートと自転車専用ゲートの両方を備え、各
ゲートの開閉動作が連動して行われるように構成されて
いる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上記公報に記載の従来の無人ゲート装置の
うち、前者の場合は、利用者が利用者用通路を自由に通
行することは前記回転バーによって規制されているが、
回転バーと手摺との間には自転車を通行させるために比
較的大きな空間が設けらているので、利用者が体を斜め
に曲げるようにすれば、回転バーを回転させなくても自
転車とともに通過できる。いいかえれば、従来の無人ゲ
ート装置は自転車の通行を完全に阻止できる構造にはな
っていなかった。したがって、駐輪設備内の自転車の盗
難や駐輪設備の無断利用などを防止するためには、管理
人を駐在させておかなければならなかった。しかも管理
人を駐在させる場合には、その駐在時間が、例えば朝8
時〜夜8時というように1日の特定時間帯に限られるた
め、管理人の不在時には、一般に、出入用ゲートを閉鎖
して利用者の出入を禁止するか、あるいはゲートを開放
したままで利用者が自由に出入出来るようにするかの、
いずれかの方法をとる必要があった。そして、定時にゲ
ートを閉鎖する場合は、ゲート閉鎖後に自転車を駐輪設
備に預は入れたり、或は預けた自転車を持ち出すことが
できず、非常に不便であり、また常時ゲートを開放する
場合は、自転車の出入が自由になるため、利用者の不便
はないが、反面、不特定多数の者が出入りできるので、
盗難や駐輪設備の無断利用のおそれがあった。また上記
無人ゲート装置は、レンタル用自転車を、所有者のいる
オーナーズ用自転車と識別したり、レンタル用自転車の
利用状況を管理したりするための機能がないので、レン
タル用自転車の無人化管理は不可能であった。
後者の場合は、自転車用の通路だけでなく利用者用の通
路にもゲートが設けられているので、構造が複雑で、製
造コストがかなり高くなるという欠点がある。
この発明は上述の点に鑑みなされたもので、カードシス
テムにより自転車専用ゲート装置の開閉作動が制御され
、レンタル用自転車の入退場の管理が1日(24時間)
中無人で行なえ、しかも、構造が簡単で製造コストが安
く、レンタル用自転車の盗難防止や無断使用防止が確実
に図れる駐輪設備の無人管理ゲート装置を提供しようと
するものである。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するためにこの発明の無人管理ゲー
ト装置は、駐輪設備の入口及び出口に設置され、ガイド
金物を備えたレンタル用自転車の入退場をカードシステ
ムで管理する無人管理ゲート装置であって、自転車専用
ゲート装置と該自転車専用ゲート装置に隣接し自転車の
通行が阻止された利用者専用通路とからなり、自転車専
用ゲート装置は、自転車のタイヤ通路と、このタイヤ通
路の上方に相平行して対峙する前記ガイド金物用ガイド
溝と、レンタル用自転車の登録カードにより利用者を確
認するカードリーダーとを備え、ガイド溝内には、前記
カードリーダーからの指令により逆行規制手段を拘束し
た状態を解除するロック手段と、常態で前記ガイド金物
に当接可能で、かつロック手段の解除時にその進行方向
へのみの通過を許容する逆行規制手段と、前記カードリ
ーダーに登録カードへの自転車の入退場等の書き込みを
指令する、ガイド金物の通過検知手段とを配備したもの
である。
[作用] この発明の無人管理ゲート装置によれば、利用者が入退
場する際、予め登録したカードをゲート装置に備えられ
たカードリーダーに挿入することにより、正規の利用者
であることが確認されると、レンタル用自転車に取り付
けられたガイド金物により開放可能な逆行規制手段のロ
ック手段による拘束状態が解除される。この後、利用者
が自転車専用ゲート装置のタイヤ通路内に自転車のタイ
ヤを、またその上方のガイド溝内に自転車のガイド金物
をそれぞれ侵入させることにより、自転車は自立走行可
能な状態になる。したがって、利用者が利用者専用通路
内に入って、自転車をそのハンドル等をもち自転車専用
ゲート装置に沿って前進させることにより、ガイド金物
が逆行規制手段に当接して逆行規制手段が開放され、自
転車の前進を継続できる状態になる。この状態の下に、
利用者が利用者専用通路を通行しながら、自転車を自転
車専用ゲート装置に沿って前進させていけば、利用者お
よび自転車は無人管理ゲート装置をそれぞれ通過(入退
場)することができる。また自転車の前進にともなって
ガイド溝内の前記通過検知手段が、ガイド金物の通過を
検知すると、前記カードリーダーに指令が送られて自転
車の入退場やその日時などが登録カードに書き込まれ、
カードリーダーからカードが払出される。なお利用者は
利用者専用通路を通って自由に入退場できるが、自転車
が利用者専用通路を通行することはできない。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図は無人管理ゲート装置の斜視図、第2図は第1図の
ゲート装置の正面図、第3図は第2図の平面図、第4図
は自転車専用ゲート装置本体の正面図、第5図は自転車
専用ゲート装置本体の一部を切欠いた側面図、第6図は
自転車専用ゲート装置本体の一部を切欠いた平面図、第
7図は第5図の■−■線断面図、第8図は第5図の■−
■線断面図、第9図は第5図のIX−IX線断面図、第
1O図は第5図のX−X線断面図、第11図(a)はレ
ンタル用自転車のガイドローラーを示す正面図、同図(
b)は同図(a)のB−B線断面図である。
第1図〜第3図に示すように、本発明の無人管理ゲート
装置lは、相隣接する利用者専用通路2と自転車専用ゲ
ート装置3とから構成されている。無人管理ゲート装置
lは、駐輪設備の入口と出口にそれぞれ配備される。本
実施例では、第1図に示すように、人口用と出口用の2
組の無人管理ゲート装置Iが)ユニットを構成している
利用者専用通路2では、一対のパイプ柵2Iを一定の間
隔をあけ且つ進行方向に沿って相平行に配設するととも
に、パイプ柵21の一部を、板材22で覆っている。前
記パイプ柵21の間隔は、自転車Aの両側ペダルの幅(
通常は400〜410mm)よりやや狭く、たとえば3
60〜380mmに設定している。このため、自転車A
は利用者専用通路2を通行できない。しかも両側の前記
板材22によって、自転車Aの向きを斜めにした通行も
阻止される。なお利用者専用通路2は常に開放されてい
るので、利用者は自由に通行することができる。また利
用者専用通路2は、通常、進行方向に向かって自転車ゲ
ート装置3の左側に配置される。
自転車ゲート装置3には、自転車Aのタイヤ幅よりやや
広い間隔のタイヤ通路31が設けられおり、タイヤ通路
31の入口側と出口側とは、第3図のように外向きにや
や間隔を広げである。
またタイヤ通路31の出口付近に、自転車Aのタイヤの
通過を検知するための光電管などのセンサー32が配備
されている。
タイヤ通路31の上方には、この通路31と平行に対峙
させてゲート装置本体33が配備されている。このゲー
ト装置本体33は、人口側ゲート装置1と出口側ゲート
装置lの中間に立設した支柱34の上端に水平な支持板
35を固設し、支持仮35の両側にそれぞれ取り付けら
れている。
ゲート装置本体33の正面は、第4図に示すように、縦
長の方形で、その上部に3種類の表示灯36a 136
b 、36cが装着され、中間部にカードの挿入口37
が開設され、下端部に下端開放の凹状ガイド溝38(第
7図)の入口38aが開設されている。なおガイド溝3
8は、レンタル用自転車のガイド金物としての一対のガ
イドローラー99(第11図参照)を案内する構造にな
っている。
ガイドローラー99は、第11図(a) (b)に示す
ようにローラポスト98の上端部に回動自在に装着され
ており、ローラボスト98の下端がレンタル用自転車の
ハンドル中央に着脱自在に連結される。
ゲート装置本体33の内部には、第5図及び第6図のよ
うに、人口側から出口側へかけて順に、カードリーダー
40、ロック手段45及びガイドローラー99の通過検
知手段60を備えた逆行規制手段50、警報器70、ス
トッパー装置80及び逆行規制手段90が配備されてい
る。
カードリーダー40は、レンタル用自転車の利用者が入
場又は退場する際、予め登録された磁気カードやICカ
ード等のカードを前記カード挿入口37に挿入すること
により、カードのデーターが読み取られ、機械室に設置
されたコンピューター(図示せず)に送られて照合され
、正規の利用者であると確認されると、ロック手段45
(ロックピン47)による拘束状態が解除され、逆行規
制手段50の開放が可能になる。符号41はカードの読
み取り部、42a及び42bはカードの位置検出用リミ
ットスイッチ、43はソレノイドを用いたカードの押し
戻し機構、44はカードの手動用押し戻し機構である。
なお上記カードリーダー40は公知の構造である。
逆行規制手段50は、前記ガイドローラー99の通過が
可能な下向きに凹状に開口した開口部51を有し、この
開口部51の両側から内方に一対の係合部材52の先端
部52aがそれぞれ突出している。先端部52aは、ガ
イドローラー99の進行方向に内向きに漸次傾斜した平
面三角形に形成されている。各係合部材52は、逆行規
制手段50の両側にそれぞれ開設された収容孔53内に
、第8図のように相対向方向に摺動自在に嵌挿され、ス
プリング54によりそれぞれ内方へ付勢されている。係
合部材52の下面には、キー溝52bが形成され、この
キー溝52bl、:廻止めピン52cを嵌入させている
。また係合部材52の上面には、前記ロック手段45の
ロックピン47を受は入れるためのビン孔52dが穿設
されている。
ロック手段45は、第8図及び第9図のように逆行規制
手段50の上端に支持金具45aにより固定されている
。ソレノイド46により上下動する一対のロックピン4
7が、それぞれ前記逆行規制手段50の本体50aを上
下方向に貫通し、ロックピン47の先端が係合部材52
のビン孔52dに嵌挿可能に配置されている。ロックピ
ン47は、ソレノイド46の作動部46aを介して上下
動するが、この作動部46aとその上方の各ロックピン
支持部48との間に、ロックピン47を下向きに付勢す
るためのスプリング49が介装されている。またロック
手段45は、前記カードリーダー40と接続されており
、カードリーダー40からの電気信号によってソレノイ
ド46が励磁されてロックピン47が引き上げられ、各
係合部材52の両側方への摺動を可能な状態にする。モ
して係合部材52の先端部52aにガイドローラー99
を当接して前進させると、ガイドローラー99の進行に
従って各係合部材52がスプリング54に抗して両側方
に開放され、ガイドローラー99の通過を許容する。
ガイドローラー99が係合部材52を完全に通過すると
、係合部材52はスプリング54により内方へ摺動して
開口部51内にその先端部52aが突出し、ガイドロー
ラー99の逆行が阻止される。
ガイドローラー99の通過検知手段Goは、ロック手段
45の前方に支持金具61により固設されている。第1
O図に示すように、ガイドローラー99に当接可能な一
対の羽根62が、支持金具61に回動自在に支持された
支持棒63の下部に装着されている。各支持棒63は、
それらの上端間に張設されたスプリング64により両側
の羽根62が一連に内側を向くように相互に付勢されて
いる。したがってガイドローラー99が両側の羽根62
に当接して前進すると、スプリング64に抗して羽根6
2が回転して開放されるが、ガイドローラー99が完全
に通過すると、スプリング64により羽根62が元の内
向き状態に戻る。また、このような各羽根62の開放及
び閉鎖の一連の作動状態を検出するリミットスイッチ6
5が、支持棒63の直後方の支持金具61にそれぞれ装
着されている。符号66(第5図)はリミットスイッチ
65の操作部材で、支持棒63の上端部に取り付けであ
る。そして前記羽根62がガイドローラー99に押され
て開放された後、ガイドローラー99が通過して両側の
羽根62が閉鎖状態に戻ると、この状態か前記リミット
スイッチ65により検知され、前記ロック手段45に電
気信号が送られ、ソレノイド46の励磁が切られてロッ
クピン47はスプリング49により下降してピン孔52
dに嵌入し、逆行規制手段50はロックピン47により
閉鎖状態1こ拘束される。
警報器70は本実施例ではブザーで、第5図のように、
ガイドローラー通過検知手段60の前方に配置されてい
る。
ストッパー装置80は、レンタル用自転車以外の一般の
自転車(以下、オーナーズ用自転車という)の無断入退
場を防止するための装置である。オーナーズ用自転車は
、ハンドル中央から上方に突出する前記ガイドローラー
99を備えておらず、ゲート装置本体33の下端よりも
ハンドル中央の高さが低いので、ストッパー装置80が
なければ、自転車専用ゲート装置3を自由に通過できる
からである。ストッパー装置80は、第5図及び第6図
に示すようにゲート装置本体33内の出口寄りに配備さ
れ、ゲート装置本体33より下方に突出する側方より見
てV字状のストッパ一部材81を備えている。すなわち
、ストッパ一部材81は、ゲート装置本体33内で一定
の間隔をあけて鉛直方向に平行に配設された一対のガイ
ドレール82に、ベアリング81aを介して上下動自在
に配装されている。ストッパ一部材81の上端には、ス
トッパ一部材81とともに上下動する駆動モーター83
が取り付けられている。駆動モーター83の駆動軸には
、歯付きプーリー84が取着され、この歯付きプーリー
84と噛合可能な歯付きベルト85が前記ガイドレール
82に平行に配設されている。ストッパ一部材81は、
駆動モーター83を介して歯付きプーリー84が歯付き
ベルト85に噛合しながら回転することにより上下動す
る。またゲート装置本体33内の上端付近および下端付
近に、一対のリミットスイッチ86a及び86bがそれ
ぞれ装着され、ストッパ一部材81の上限位置及び下限
位置を検出するようになっている。ストッパ一部材81
は、常態では下限位置まで下降して自転車(オーナーズ
用およびレンタル用)の通過を阻止しているが、前記カ
ードリーダー40で正規の利用者であることが確認され
た後にカードが払出されると、カード位置検出用リミッ
トスイッチ42aからの電気信号で駆動モーター83が
作動し、ストッパ一部材81か上限位置まで上昇して自
転車を通過可能な状態にする。また、前記センサー32
が自転車Aの通過(前後のタイヤが通過)を確認すると
、センサー32からの電気信号で駆動モーター83が逆
方向に作動し、ストッパ一部材81が下限位置まで下降
する。
もう1つの逆行規制手段90が、第5図のようにガイド
1i38の出口38b側に配設されている。
この逆行規制手段90は、レンタル用自転車Aのガイド
ローラー99の進行方向への通過のみを許容する前記逆
行規制手段50と同一の構造であるが、ロック手段45
やガイドローラー通過検知手段60を備えていない。こ
のため、単にガイド溝38の出口38b側からのレンタ
ル用自転車Aの侵入を阻止する。
次に、上記した実施例の無人管理ゲート装置lについて
レンタル用自転車と共に利用者が入場或は退場する際の
作動態様を説明する。
先ず、利用者がカードをカードリーダー40の挿入口3
7に挿入することにより、カードのデーターが読み取ら
れ、そのデーターがコンピューターに送られてデーター
ソースと照合され、しンタル契約期間中の利用者である
か否か、二重入出車か否かなどが確認される。そして、
正規の利用者であることが確認されると、前記ロック手
段45のロックビン47がソレノイド46の励磁により
上昇し、逆行規制手段50の係合部材52が開放可能な
状態になる。しかし、正規の利用者でない場合は、ロッ
ク手段45が解除されないほか、警報ブザ−70が鳴っ
たり、表示灯36a〜36Cのいずれかが点滅したりす
る。
ここで、利用者が利用者専用通路2内に入って、自転車
Aのハンドルをもち自転車専用ゲート装置3のタイヤ通
路31内に自転車Aのタイヤを、またその上方のガイド
溝38内に自転車Aのガイドローラー99をそれぞれ侵
入させることにより、自転車Aは自立走行可能な状態に
なる。
この状態の下に、自転車専用ゲート装置3に沿って自転
車Aを前進させることにより、ガイドローラー99が逆
行規制手段50の係合部材52に当接して開放され、自
転車Aの通行が可能になる。
そして、自転車Aのガイドローラー99が係合部材52
を通過した後、通過検知手段60の羽根62に当接して
羽根62が開放され、ガイドローラー99が羽根62を
完全に通過して羽根62が閉じると、この羽根62の開
閉動作がリミットスイッチ65で確認され、リミットス
イッチ65からの電気信号を受けて、カードリーダー4
0が作動し、カードに、入退場やその日時などが書き込
まれると共に、コンピューターのデーターソースにも同
様のデーターが記録される。続いて、カード押し戻し機
構43が作動してカードリーダー40の挿入口37にカ
ードが払出されるので、利用者はカードを取り出せばよ
い。
そして、カードの取り出し完了がリミットスイッチ42
aで確認され、リミットスイッチ42aからの電気信号
により、ストッパー装置80の駆動モーター83が回転
し、ストッパ一部材81が上昇して自転車Aの通行が可
能になる。それから、利用者が利用者専用通路2を通行
しながら、自転車Aを自転車専用ゲート装置3に沿って
移動させ、タイヤ通路31を完全に通過すると、この状
態がセンサー32で確認され、センサー32からの電気
信号により、ストッパー装置80の駆動モーター83が
逆回転し、ストッパ一部材81が下降して自転車Aの通
行が阻止される。このようにして、正規の利用者は自転
車Aとともに無人管理ゲート装置Iを通過(入退場)す
ることができる。なお利用者だけの入退場は、前記した
とおり利用者専用通路2より自由に行える。
ところで、前記実施例ではオーナーズ用自転車の入退場
を規制するためのストッパー装置80を、自転車専用ゲ
ート装置33に装備したが、レンタル用自転車専用の駐
輪設備の場合は、ストッパー装置80は不要である。ま
たレンタル用自転車に取り付けるガイド金物(98及び
99)は、上記構造に限定するものではなく、種々の構
造のものが利用できる。ただしガイド金物の構造を変え
た場合には、その構造に対応してガイド溝38の形状を
変更する必要がある。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の無人管理ゲート装置は
、上記した構成からなるため、下記の如き効果を奏する
(1)カードシステムにより自転車専用ゲート装置の開
閉作動が制御され、レンタル用自転車の入退場の管理が
1日(24時間)中無人で行ない得るため、管理人が不
要となり、人件費を大幅に削減できる。
(2)利用者は1台のレンタル用自転車のみ出し入れ可
能であるため、駐輪設備内の自転車を利用者に順次貸し
出すことにより、1台のレンタル用自転車を複数の利用
者に回転利用させることができる。また自転車の盗難防
止と駐輪設備の無断使用の防止とが確実に図れる。
(3)上記(1)の効果により、時間的な制限を受けず
に常時駐輪設備を利用できるため、レンタル用自転車の
利用者にとって極めて便利である。
(4)利用者専用通路はゲートを設けず常時開放状態に
したうえで、自転車の通行を阻止したので、構造が簡単
になり、製造コストを低減できる。
(5)上記実施例に示したように、オーナーズ用自転車
の入退場を規制するためのストッパー装置を装備すれば
、レンタル用自転車だけでなくオーナーズ用自転車の無
人管理が可能になるので、駐輪設備の利用範囲が拡がり
、有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の無人管理ゲート装置の実施例を示す
斜視図、第2図は第1図のゲート装置の正面図、第3図
は第2図の平面図、第4図は自転車専用ゲート装置本体
の正面図、第5図は自転車専用ゲート装置本体の一部を
切欠いた側面図、第6図は自転車専用ゲート装置本体の
一部を切欠いた平面図、第7図は第5図の■■線断面図
、第8図は第5図の■−■線断面図、第9図は第5図の
IX−!X線断面図、第10図は第5図のX−X線断面
図、第11図(a)はレンタル用自転車のガイド金物の
一例を示す正面図、同図(b)は同図(a)のB−B線
断面図である。 1・・・無人管理ゲート装置、2・・・利用者専用通路
、3・・・自転車専用ゲート装置、31・・・タイヤ通
路、33・・・ゲート装置本体、40・・・カードリー
ダー、45・・・ロック手段、50・・・逆行規制手段
、52・・・係合部材、60・・・ガイド金物の通過検
知手段、99・・・ガイドローラー 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 駐輪設備の入口及び出口に設置され、ガイド金物を備え
    たレンタル用自転車の入退場をカードシステムで管理す
    る無人管理ゲート装置であって、 自転車専用ゲート装置と該自転車専用ゲート装置に隣接
    し自転車の通行が阻止された利用者専用通路とからなり
    、 自転車専用ゲート装置は、自転車のタイヤ通路と、この
    タイヤ通路の上方に相平行して対峙する前記ガイド金物
    用ガイド溝と、レンタル用自転車の登録カードにより利
    用者を確認するカードリーダーとを備え、ガイド溝内に
    は、前記カードリーダーからの指令により逆行規制手段
    を拘束した状態を解除するロック手段と、常態で前記ガ
    イド金物に当接可能で、かつロック手段の解除時にその
    進行方向へのみの通過を許容する逆行規制手段と、前記
    カードリーダーに登録カードへの自転車の入退場等の書
    き込みを指令する、ガイド金物の通過検知手段とを配備
    したことを特徴とする駐輪設備の無人管理ゲート装置。
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