JPH0757126A - 入退場用のカード式ゲート装置 - Google Patents

入退場用のカード式ゲート装置

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JPH0757126A
JPH0757126A JP5198681A JP19868193A JPH0757126A JP H0757126 A JPH0757126 A JP H0757126A JP 5198681 A JP5198681 A JP 5198681A JP 19868193 A JP19868193 A JP 19868193A JP H0757126 A JPH0757126 A JP H0757126A
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JP
Japan
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gate
exit
passage
entrance
entry
Prior art date
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Application number
JP5198681A
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English (en)
Inventor
Toshimi Tanaka
敏美 田中
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】同一のカード式ゲート装置を入場用,あるいは
退場用に使い分けて効率よく運用できるようにした入退
場用のカード式ゲート装置を提供する。 【構成】遊園地などのレジャー施設の入退場口に設置し
て利用者の入退場管理を利用者の携帯するカードの情報
読み取りによって行うゲート装置であり、ゲート本体3
にカードリーダ6,および側方のゲート通路側にゲート
アーム5aを突き出して通行規制を行う1組のゲート機
構5を装備したものにおいて、ゲート本体2を挟んで床
台1の左右両サイドに配したガイドバー4との間に入場
ゲート通路2a,退場ゲート通路2bを仕切るととも
に、ゲート本体を軸受機構8を介して床台上に据付け、
その向きをゲート通路に対して入場方向,退場方向へ反
転可能にするとともに、入場,退場ゲート通路の出口側
にはゲート通路の閉鎖,およびゲート本体をその向きに
鎖錠する開閉ストッパ10を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊園地などのレジャー
施設の入退場口に設置して利用者の入退場管理を行うカ
ード式ゲート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】頭記したカード式ゲート装置には各種方
式のものがあり、そのうちの簡易タイプのゲート装置と
して、回転アーム式ゲート機構を装備して一方向での通
行規制を行うカード式ゲート装置が知られている。この
カード式ゲート装置は、図3,図4で示すように床台1
の上のゲート通路2を挟んでその両サイドにゲート本体
3,ガイドバー4を据付けて構成されたものであり、ゲ
ート本体3にはゲート通路2に向けて3本のゲートアー
ム5aが放射状に突き出す回転アーム式ゲート機構5,
およびカードリーダ6を含む制御部,電源部(図示せ
ず)などを装備している。なお、6aはカード7の挿入
口,6bはカード取出口である。
【0003】かかるカード式ゲート装置の動作はよく知
られており、利用者が投入したカード7(プリペイドカ
ード,利用者ごとに登録したIDカードなど)に書き込
まれた情報内容を読み取って「OK」か「NG」かを判
定し、「OK」である場合には通行許可信号を基にゲー
ト機構5を解錠してゲートアーム5aが定方向へ回転可
能な状態にする。これにより、利用者はゲートアーム5
aを押しながらその間を擦り抜けてゲート通路2を一人
ずつ矢印方向に通過することができる。ここで、ゲート
機構5のゲートアーム5aは一方向にのみ回転可能であ
り、逆方向からのゲート通路の通り抜けを阻止するよう
にしている。
【0004】一方、遊園地などでの料金精算システムと
して、施設への入場のほかに場内遊戯施設の利用,売店
での商品購入をカード7(場外で利用者に発行したID
カード)で全て行い、その精算を場内の料金精算機で一
括精算した後に退場するようにしたカード式精算システ
ムが一部で採用されている。このようなカード式精算シ
ステムを導入した施設では、利用者が場内での料金未精
算のまま退場する不正行為を防ぐために、退場口にも入
場口と同様なカード式ゲート装置を備えて料金精算済み
か否かをチェックし、精算済みのカードでのみ退場でき
るような管理方式を採用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
に入場口と退場口にカード式ゲート装置を備えて利用者
の入退場を管理する場合に、図4で述べたように通行規
制を一方向で行うカード式ゲート装置を採用した場合に
は、入場専用のゲート装置と退場専用のゲート装置をほ
ぼ同じ台数ずつ別々に設備する必要があり、そのために
ゲート装置の設備費が嵩むほか、ゲート装置を設置する
ために広い据付スペースを確保する必要がある。
【0006】一方、施設の入退場口に設置したゲート装
置の運用を考えた場合に、施設の開場時間の直後は入場
専用のゲート装置のみが使用されて退場専用のゲート装
置は殆ど使われることはない。これに対して閉場時間の
間際になれば前記とは逆に新たな入場者はないので、入
場専用のゲート装置は殆ど使われることはない。したが
って、前記のように入場専用と退場専用のゲート装置を
別々に設置した場合には、営業時間帯によってこれらゲ
ート装置の利用状況が大きく変動するために個々のゲー
ト装置の稼働効率が低く、このままではトータル的に見
てゲート装置を効率的に運営することができない。
【0007】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、その目的は前記課題を解決し、先記した一方通
行規制用のゲート装置に簡易な手段を追加することで、
同一のカード式ゲート装置を入場用,あるいは退場用に
使い分けて効率よく運用できるようにした入退場用のカ
ード式ゲート装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカード式ゲート装置は、ゲート本体を挟ん
でその両側に配したガイドバーとの間に入場ゲート通
路,退場ゲート通路を仕切るとともに、ゲート本体の向
きを前記ゲート通路に対して入場方向,退場方向へ反転
可能に据付けて構成するものとする。
【0009】ここで、前記ゲート本体の向きを切換える
ための手段として、ゲート本体を方向転換用の軸受機構
を介して床台上に据付けるのがよい。また、前記構成の
カード式ゲート装置の実施態様として、入場側,退場側
ゲート通路の出口側に、ガイドバーとゲート本体との間
に架け渡してゲート通路の通行を禁止するとともに、ゲ
ート本体をその位置に固定する手動操作式の開閉ストッ
パを備えた構成がある。
【0010】
【作用】上記の構成において、ゲート本体の向きを反転
することにより、同一のカード式ゲート装置を運用面で
入場用ゲート,あるいは退場用ゲートとして使い分ける
ことができる。すなわち、入場用ゲートとして使用する
場合には、ゲート本体をゲート機構のゲートアームが入
場ゲート通路へ突き出すように向きをセットし、反対側
の退場ゲート通路をストッパによって閉鎖する。一方、
前記とは逆にゲート機構のゲートアームが退場ゲート通
路へ向けて突き出すようにゲート本体の向きを180度
反転し、この位置で反対側の入場側ゲート通路をストッ
パで閉鎖すれば、退場用ゲートとして退場者の通行規制
が行える。
【0011】ここで、ゲート装置を入場用ゲートとして
使用する場合には、入場者のカード情報を読み取って
「OK」か「NG」かを判定し、「OK」であればゲー
ト機構を解錠して入場を許可する。また、退場用ゲート
として使用す場合には、退場者のカード情報から場内で
利用した各種料金の精算がなされているか否かを判定
し、精算済みであれば「OK」と判定してゲート機構を
解錠して退場を許可する。また、カードが精算未決裁で
あればゲート機構を鎖錠のまま、例えば利用者に精算を
促すメッセージを表示する。
【0012】また、入場側,あるいは退場側の各ゲート
通路のうち、その時点で使用されてない側のゲート通路
に対してその出口側にゲート本体とガイドバーとの間に
ストッパを架け渡して施錠することにより、このストッ
パが未使用側のゲート通路への進入,通行を禁止すると
ともに、ゲート本体をその位置に固定する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図3に基
づいて説明する。なお、実施例の図中で図3に対応する
同一部材には同じ符号が付してある。すなわち、図示実
施例では図3で説明したと同様な回転アーム式ゲート機
構5,およびカードリーダを搭載したゲート本体3を中
央に挟んで、床台1の左右両サイドに固定したガイドバ
ー4とゲート本体3との間に入場ゲート通路2aと退場
ゲート通路2bとが仕切られており、かつゲート本体3
は床台1に対して図3で示すような方向転換用の軸受機
構8を介して軸支されている。この軸受機構8はゲート
本体3の中心位置に配した縦軸の回転支軸8aとラジア
ル軸受8bとスラスト軸受8cの組合わせからなり、か
つゲート本体3の底面には床台1の上を転がるガイドロ
ーラ9を備えている。
【0014】さらに、左右のガイドバー4にはゲート通
路2a,2bの出口側に向けて出入する回動式の開閉ス
トッパ10が取付けてある。このストッパ10は未使用
側のゲート通路を閉鎖して「通行禁止」を表示するとと
もに、この閉鎖位置でゲート本体3を固定して回転の鎖
錠を行うものであり、待機位置(ガイドバー4と平行位
置)から手動操作によりゲート通路を塞ぐように90度
回転した位置で、ストッパ10の先端をゲート本体1の
側面に設けた施錠部11に掛け止してゲート本体1をそ
の位置に固定するようにしている。
【0015】次に、かかる構成になるゲート装置の使用
法を説明する。まず、ゲート装置を入場用ゲートとして
使用する場合には、図1で示すようにゲート本体3をゲ
ート機構5のアーム5aが入場ゲート通路2aに向けて
突き出すような向きにセットするとともに、退場ゲート
通路2bでは開閉ストッパ10を引出してゲート通路を
閉鎖するととに、ストッパ10の先端をゲート本体3に
設けた鎖錠部11に掛け止め施錠する。なお、入場ゲー
ト通路2aのストッパ10は後退位置に待機させてお
く。
【0016】そして、入場者は入場ゲート通路2aの前
に並び、ゲート本体1のカード挿入口6aにカードを挿
入し、カードが「OK」であればゲート機構5のアーム
5aを押し回して場内に入場する。なお、退場ゲート通
路2bはストッパ10で閉鎖されていて通行禁止となっ
ている。なお、この場合に利用者の通り抜ける入場ゲー
ト通路と反対側の退場ゲート通路は、例えば客を迎える
コンパニオンが立つ場所として利用できる。
【0017】一方、ゲート装置を退場用ゲートとして使
用する場合には、図1の状態から退場ゲート通路2bの
ストッパ10を外して待機位置に後退させた上で、軸受
機構8を中心にゲート本体3を180度回転してゲート
機構5のアーム5aが退場ゲート通路2bへ突き出すよ
うに据付姿勢を反転させるとともに、さらに入場ゲート
通路2aをストッパ10で閉鎖する。そして、退場者は
場内側からカード挿入口6aに自分のカードを挿入し、
ここでカードが「OK」(場内での料金精算済み)であ
れば、ゲート機構5のアーム5aを押し回しながら退場
ゲート通路2bを通り抜けて退場することができる。
【0018】上記から判るように、回転アーム式ゲート
機構5を装備して一方向の通行規制を行うゲート本体3
の向きを180度反転させることで、入場用ゲート,あ
るいは退場用ゲートとして使い分けることができる。し
たがって、遊園地などのレジャー施設で入場者が集中す
る開場時間帯にはゲート装置の全設置台数を入場用ゲー
トとして使用し、逆に退場者が多くなる閉場時間帯には
退場用ゲートに切り替えれば、最小必要な設置台数を有
効に活用して入退場口の混雑を緩和し、入退場の管理を
円滑に運営することができる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明の構成によれ
ば、本来は一方向の通行規制用ゲートとして回転アーム
式ゲート機構を装備したカード式ゲート装置を、入場用
ゲートおよび退場用ゲートとして使い分けることができ
る。したがって、このゲート装置を採用して遊園地など
のように開場,閉場の時間帯によって入場者と退場者の
人数が大幅に変動するレジャー施設の入退場口に設置す
ることにより、少ない設置台数で入退場者の管理を円
滑,かつ合理的に運営することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるカード式ゲート装置の構
成図であり、(a)は装置全体の斜視図、(b)は平面
【図2】図1におけるゲート本体に装備した方向転換用
の軸受機構の構造図
【図3】本発明の実施対象となるカード式ゲート装置の
従来構成図
【図4】ゲート本体の断面図とともに表した図3の正面
【符号の説明】
1 床台 2a 入場ゲート通路 2b 退場ゲート通路 3 ゲート本体 4 ガイドバー 5 ゲート機構 5a ゲートアーム 6 カードリーダ 7 カード 8 軸受機構 10 開閉ストッパ 11 施錠部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊園地などのレジャー施設の入退場口に設
    置して入退場者の管理を利用者の携帯するカードの情報
    読み取りによって行うゲート装置であり、ゲート本体に
    カードリーダ,および側方のゲート通路に突き出して通
    行規制を行う1組のゲート機構を装備したものにおい
    て、前記ゲート本体を挟んでその両側に配したガイドバ
    ーとの間に入場ゲート通路,退場ゲート通路を仕切ると
    ともに、ゲート本体の向きを前記ゲート通路に対して入
    場方向,退場方向へ反転可能に据付けたことを特徴とす
    る入退場用のカード式ゲート装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のカード式ゲート装置におい
    て、ゲート本体を方向転換用の軸受機構を介して床台上
    に据付けたことを特徴とする入退場用のカード式ゲート
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のカード式ゲート装置におい
    て、入場側,退場側ゲート通路の出口側に、ガイドバー
    とゲート本体との間に架け渡してゲート通路の通行を禁
    止するとともに、ゲート本体をその位置に固定する手動
    操作式の開閉ストッパを備えたことを特徴とする入退場
    用のカード式ゲート装置。
JP5198681A 1993-08-11 1993-08-11 入退場用のカード式ゲート装置 Pending JPH0757126A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006134256A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd セキュリティシステム
JP2012238102A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Nittetsu Elex Co Ltd バー式回転ゲート装置
KR20200141276A (ko) * 2019-06-10 2020-12-18 (주)엘다임 신뢰성을 향상시키는 생체정보 인식 출입 통제 장치

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