JPH0387980A - 指紋像入力装置 - Google Patents

指紋像入力装置

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JPH0387980A
JPH0387980A JP1223254A JP22325489A JPH0387980A JP H0387980 A JPH0387980 A JP H0387980A JP 1223254 A JP1223254 A JP 1223254A JP 22325489 A JP22325489 A JP 22325489A JP H0387980 A JPH0387980 A JP H0387980A
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卓 新崎
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井垣 誠吾
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 指紋照合装置等に対して指の指紋像を入力するための指
紋像入力装置に関し、 装置を構成する部品数を減少させると共に、装置が分解
された時でも生体識別処理の方式を容易に推察されない
ようにすることを目的とし、検出対象の指に対して光を
照射し、該指の指紋像を指紋結像光学系により画像検出
手段上に結像して指紋像の入力を行う指紋像入力装置で
あって、前記指の表面にスポット状のビーム光を照射し
、該ビーム光の照射点から反射したスポット画像を前記
指紋結像光学系を用いて前記画像検出手段上に結像し、
該ビーム光の照射点から反射したスポット画像を利用し
て該指が生体のものであるか否かを識別するように構成
する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、指紋像入力装置に関し、特に、指紋照合装置
等に対して指の指紋像を入力するための指紋像入力装置
に関する。
近年、電子計算機等を利用した情報システムが社会全般
に導入されるのに伴い、システムの保全性(セキュリテ
ィ性)を如何に確保するかが問題となっている。例えば
、電算機室への入室や端末等の情報システムを利用する
際の本人確認の手段としては、従前、IDカードや暗証
番号によるものが一般に使用されている。しかし、ID
カードには紛失・盗難の恐れだけでなく、磁気情報を複
製して偽造カードが作られてしまうといった危険もある
。さらに、暗証番号は、一般に、覚え易い生年月日等と
することが多いために、本人の周辺情報から容易に推察
されるといった問題点も指摘されている。
そこで、IDカード等に代わる本人確認の手段として、
「万人不同」・「終生不変」という三大特徴を有する指
紋を利用することが注目されて来ており、各所で指紋を
用いた簡便な個人照合装置等の研究開発が進められてい
る。このような指紋照合装置等は、指紋を画像として取
り扱うため、指紋を画像データに変換する指紋像入力装
置が要望されている。
〔従来の技術〕
第8図は従来の指紋像入力装置の一例を示すブロック図
である。同図において、参照符号Fは検出対象の指、1
01は指紋像を検出するために照射する光源、103は
指紋結像光学系、104は画像検出器。
105は透明体である。
従来の指紋像入力装置は、第8図に示されるように、ガ
ラス等で構成された透明体105の検査面151上に指
Fを接触させ、光源103からの光L<I+を指F全体
に照射するようにされている。さらに、従来の指紋像入
力装置は、指Fにおける指紋の隆線部分(曲部分)の散
乱光の中から透明体105の界面で全反射する成分を指
紋結像光学系(光学レンズ)103でCCD(電荷結合
素子)等の画像検出器104上に結像させて指紋の隆線
パターンの画像を得るようになされている。
このようにして、指紋像入力装置により得られた指紋の
隆線パターンの画像(指紋像)は、例えば、指紋照合シ
ステムに使用され、指紋照合用データとして登録された
り、また、既に登録されている指紋照合用データと対比
されて本人かどうかの判別が行われることになる。
しかしながら、例えば、指紋照合システムに登録された
指紋と全く同じ凹凸をもつレプリカが使用された場合、
そのレプリカによっても指紋が照合することになり、セ
キュリティが破られる恐れがある。そこで、指紋像入力
装置に接触した検知対象の指Fが人間の指(生体)であ
るか、レプリカ(非生体)であるかを識別する生体識別
機構を指紋像入力装置に設けることが必要とされている
第9図は従来の指紋像入力装置における生体検知機能を
実現する一例の構成を概略的に示す図である。同図に示
されるように、瞬時に生体検知を行える方法としては、
例えば、光源102からの光をレンズ121で集光して
指Fの表面にスポット状の光(スポット光)Lozを照
射し、スポット光Lotの照射点から反射したスポット
画像をレンズ123により画像検出器122上に結像し
、このスポット画像の大きさ或いは位置により、生体か
非生体かを識別することが提案されている。
すなわち、指Fが本物の指(生体)の場合、指Fの表面
にスポット光を照射すると、光照射点の部分が輝くのは
もちろんのこと、スポット状の照射光は指の内部(肉の
部分)で伝播および拡散され、成る程度の周辺部も輝く
ことになる。これに対して、指FがSi系ゴム等で作成
されたレプリカ(非生体)の場合、光照射点の部分の極
近傍のみが光を反射または散乱して輝くことになる。
従って、光照射点を物点とする結像光学系を構成すると
、物点の大きさおよび中心位置等が、生体と非生体とで
異なるため、形成される像の大きさや位置もそれらに応
じて異なる。それゆえ、結像されたスポット画像の大き
さまたは位置等を計測することにより、生体識別を行う
ことができる。
ここで、光スポットを照射したときに光が内部に進入し
て散乱する様子は人間の指独特の現象であり、偽造を極
めて困難にするものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように、従来、生体識別機能を備えた指紋像入
力装置が提案されているが、この従来の指紋像入力装置
は、第9図に示されるように、スポット光Logの照射
点から反射したスポット画像は、レンズ123を介して
画像検出器122で検出されるようになされている。す
なわち、従来の指紋像入力装置は、生体識別を行うため
に専用の光学系(レンズ123)および画像検出器12
2を必要としているため、装置の部品数が増加するだけ
でなく、指紋像入力装置が分解された場合に生体識別処
理の方式が容易に推察されてしまうことになる。
本発明は、上述した従来の指紋像入力装置が有する課題
に鑑み、装置を構成する部品数を減少させると共に、装
置が分解された時でも生体識別処理の方式を容易に推察
されないようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明に係る指紋像入力装置の原理を示す図で
ある。
本発明によれば、検出対象の指Fに対して光Llを照射
し、該指Fの指紋像を指紋結像光学系3により画像検出
手段4上に結像して指紋像の入力を行う指紋像入力装置
であって、前記指Fの表面にスポット状のビーム光L2
を照射し、該ビーム光L!の照射点から反射したスポッ
ト画像を前記指紋結像光学系3を用いて前記画像検出手
段4上に結像し、該ビーム光L2の照射点から反射した
スポット画像を利用して該指Fが生体のものであるか否
かを識別するようにしたことを特徴とする指紋像入力装
置が提供される。
〔作 用〕
上述した構成を有する本発明の指紋像入力装置によれば
、第1図(a)に示されるように、指紋像の入力は、指
Fに対して光L1を照射し、指Fの指紋像を指紋結像光
学系3により画像検出手段4上に結像することによって
行われる。また、第1図(b)に示されるように、指F
が生体のものであるか否かの識別は、指Fの表面にスポ
ット状のビーム光L!を照射し、ビーム光L!の照射点
から反射したスポット画像を指紋結像光学系3により画
像検出手段4上に結像し、そして、ビーム光L2の照射
点から反射したスポット画像の大きさ或いは位置等を測
定することにより行われる。
すなわち、本発明の指紋像入力装置によれば、指紋像の
入力処理と指の生体識別処理とは、同一の指紋結像光学
系3および画像検出手段4を使用して行われる。これに
より、装置を構成する部品数を減少させると共に、装置
が分解された時でも生体識別処理の方式を容易に推察さ
れないようにすることができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明に係る指紋像入力装置の実
施例を説明する。
第2図は本発明の指紋像入力装置の一実施例を示すブロ
ック図であり、第3図は第2図の指紋像入力装置におけ
る2つの光源の配置を説明するための図である。また、
第1図は本発明に係る指紋像入力装置の原理を示す図で
あるが、この第1図も参照して指紋像入力装置の一実施
例を説明する。
第1図(a) 、 (b)および第2図に示されるよう
に、指紋像入力装置は、透明体5.指紋像を検出するた
めに指Fの全面を照射する指紋像検出用光源1゜生体識
別を行うために指Fの表面にスポット光を照射する生体
識別用光源2.レンズ31を有する指紋結像光学系3お
よび画像検出手器4を備えている。透明体5はガラス等
の光透過性物質で構成され、その上部には検出対象の指
Fを接触させる検査面51が設けられている。透明体5
の一端には絞り32を介してレンズ31が一体的に設け
られている。
このレンズ31は、透明体5の内部で全反射された光(
指紋像およびスポット画像)をCOD等の画像検出手器
4に結像するために使用されるものである。また、透明
体5の他端には鏡52が設けられていて、指Fからの光
をレンズ31の方向へ反射するようになされている。こ
こで、絞り32は、レンズ31が有する光学的収差を減
少させるために挿入されたもので、固定絞りとされてい
る。
画像検出手器4により得られた画像は、画像取り込み回
路7を介して照合回路8に供給されると共に、生体識別
回路6に供給される。生体識別回路6は、指定アドレス
出力検出回路61およびビデオ信号出力比較回路62を
具備し、後に詳述するような生体識別処理を実行するも
のである。
以上において、指紋像を検出するための指紋像検出用光
源1および生体識別を行うための生体識別用光源2は、
第3図に示されるように、透明体5の両側下方に設けら
れ、検査面51上に接触される指Fの下部表面を照射す
るようになされている。
すなわち、指紋像検出用光源1からの光L1は、指Fの
表面全体を照射し、また、生体識別用光源2からの光を
レンズ21で集光したスポット状の光Lzは指Fの一点
を照射するようになされている。
ここで、指紋像検出用光源1および生体識別用光源2は
、指Fに対して同時に光を照射しないように構成され、
例えば、瞬間的(例えば、数m5ec。
以下の時間)にスポット光を照射して指Fが本物である
か否かを識別し、この識別結果により指Fが本物である
と判断された時にだけ、指紋像検出用光源1から指Fの
表面全体に光を照射して指紋像の検出処理を行うように
構成するようになされている。
次に、第1図(a)および第2図を参照して指紋像の入
力処理を説明する。本実施例における指紋像の入力処理
は、基本的に従来装置のものと同様である。
本実施例の指紋像入力装置は、指Fにおける指紋の隆線
部分く凸部分〉の散乱光の中から透明体5の界面で全反
射する成分を光学レンズ31でCC口等の画像検出器4
上に結像させて指紋の隆線パターンの画像を得るように
なされている。すなわち、ガラス等で構成された透明体
5の検査面51上に接触された指Fには、光源lからの
光L1が全体に照射され、指Fの凸部分の画像が画像検
出器4で検出されるようになされている。
ところで、指Fを透明体5の検査面51に押し当てると
、凸部分は接触するが凹部分は接触しないことになり、
透明体5を介して光源1から照射された光は、指Fの表
面および内部で反射散乱される。すなわち、指Fの凹部
分からの散乱光は、炭窒気中を通り透明体5に入射する
ため、透明体5の中を全反射してレンズ31まで伝播す
る成分は存在しない。しかし、指Fの凸部分からの反射
・散乱光は指Fから直接透明体5の中に散乱光として入
射し、その一部は透明体5の中での全反射条件を満足す
る。そして、透明体5の中での全反射条件を満足する光
は、透明体5の中で全反射を繰り返し、絞り32を介し
てレンズ31まで伝播される。
この全反射成分は、レンズ31により画像検出器4上に
結像され、指Fの凸部分である隆線パターンの像(指紋
像)となる。
さらに、第1図(b)および第2図を参照して指Fの生
体識別処理を説明する。本実施例における生体識別処理
は、光源2からの光をレンズ21で集光して指Fの表面
にスポット状の光L2を照射し、スポット光りよの照射
点から反射したスポット画像を、指紋像を得るために使
用するのと同じ指紋結像光学系3(レンズ31)および
画像検出器4により検出するようになされている。
すなわち、指Fが本物の指(生体)の場合、指Fの表面
にスポット光を照射すると、光照射点の部分が輝くだけ
でなく、スポット状の照射光は指の内部(肉の部分〉で
伝播および拡散され、周辺部も輝くことになる。これに
対して、指FがSi系ゴム等で作成されたレプリカ(非
生体)の場合、光照射点の部分の極近傍のみが光を反射
または散乱して輝くことになる。
第4図は本発明の指紋像入力装置における処理を説明す
るための図である。
第4図に示されるように、指Fが本物の指の場合、指F
の表面にスポット光を照射すると、光照射点の部分が輝
くだけでなく、スポット状の照射光は指の内部で伝播お
よび拡散されて、成る程度の周辺部も輝くことになる。
従って、画像検出器4で検出されたスポット画像は、第
4図中の破線で示されるように、広い範囲に渡って明る
い画像となる。
これに対して、指FがSi系ゴム等のレプリカの場合、
指Fの表面にスポット光を照射すると、光照射点の部分
の極近傍のみが光を反射または散乱して輝くことになり
、画像検出器4で検出されたスポット画像は、第4図中
の実線で示されるように、限られた狭い範囲だけ明るい
画像となる。
穿5図は第4図における各ラインのビデオ信号出力の波
形を示す図であり、第4図中のラインAおよびBにおけ
るビデオ信号出力の波形を示すものである。
第5図から明らかなように、レプリカの指では、光照射
点の極近傍だけのラインAでしかビデオ信号出力が変化
していないのに対して、本物の指の場合には、光照射点
の部分およびその周辺部分の広い範囲、すなわち、ライ
ンAおよびBの両方においてビデオ信号出力が変化する
ことになる。すなわち、画像検出器4により得られたス
ポット画像は、第2図の生体識別回路6に供給され、指
定アドレス出力検出回路6エにより予め定められたライ
ンAおよびBの位置の指定アドレス出力が検出される。
そして、例えば、スポット画像におけるラインAおよび
Bの指定アドレス出力は、ビデオ信号出力比較回路62
に供給されて比較される。すなわち、第5図に示される
ように、ラインAのビデオ信号出力だけが変化している
(ラインAの位置にだけスポット画像が存在する)とき
には、指Fはレプリカであると判断し、また、ラインA
およびBの両方のビデオ信号出力が変化している(ライ
ンAおよびBの両方の位置にスポット画像が存在する)
ときには、指Fは本物であると判断することになる。
ここで、指定アドレス出力検出回路61により検出され
る指定アドレス出力は、ラインAおよびBの2本の直線
に限定されるものではなく、また、画像検出器4の出力
を直線状に走査してその出力を検出するのに限定される
ものでもない、すなわち、画像検出器4において、複数
本の直線状の出力を検出してスポット画像が含まれるで
いるか否か(ビデオ信号出力が変化しているか否か)を
調べてもよく、また、所定範囲の領域を指定して、その
領域内の各画素に対してスポット画像が存在しているか
否かを調べてもよい。従って、画像検出器4で検出され
たスポット画像において、光照射点の物点の大きさおよ
び中心位置等を計測することにより、透明体5の検査面
51上に置かれた指Fが生体のものであるか非生体のも
のであるか、すなわち、指Fが本物であるか否かが識別
できる。
以上において、指Fにスポット光を照射したときに光が
内部に進入して散乱する様子は人間の指独特の現象であ
り、このような人間の指の特性を持たせたレプリカを作
成するのは困難である。また、指紋像入力装置を悪意の
ユーザが分解したとしても、生体の識別専用の光学系お
よび画像検出器が存在しないので、直ちに本実施例にお
ける生体識別処理の方式を推察することが困難であるた
め、システムの安全を保持することができる。
第6図は本発明の指紋像入力装置の他の実施例を示すブ
ロック図であり、第7図は第6図の一部を説明するため
の図である。この第6図および第7図に示す実施例は、
第2図および第3図に示した指紋像入力装置において、
指紋像検出用光源1を赤色Rの光を出力する光源1aと
し、生体識別用光源2を緑色Gの光を出力する光源2a
とし、画像検出器4をカラーC0D(画像検出器)4a
とし、そして、画像検出器4の後にR,G、B分離回路
9を設けるようにしたものである。ここで、指紋像検出
用光源1aおよび生体識別用光源2aは、第7図に示さ
れるように、透明体5の両側下方に設けられ、検査面5
1上に接触される指Fの下部表面を同時に照射するよう
になされている。
検査面51上に接触された指Fには、光源1aからの赤
色Rの光り、が全体に照射され、指Fにおける指紋の隆
線部分の散乱光の中から透明体5の界面で全反射する成
分を光学レンズ31でカラー分割可能な画像検出器4a
上に結像させて指紋の隆線パターンの画像を得るように
なされている。ここで、指紋の隆線パターンの画像(指
紋像)は、赤色Rの色成分を有しているため、画像検出
器4aの赤色Rの画像信号をR,G、 B分離回路9で
分離して画像取り込み回路7に供給し、そして、例えば
、照合回路8において指紋照合処理を行うようになされ
ている。
また、指Fの表面には、光源2aからの緑色の光がレン
ズ2Iで集光され、スポット状の光り。が照射されて前
述した生体識別処理が行われる。すなわち、スポット光
Ltmの照射点から反射したスポット画像は、指紋像を
得るために使用するのと同じレンズ31および画像検出
器4aにより検出される。ここで、生体識別に使用され
るスポット画像は、緑色Gの色成分を有しているため、
画像検出器4aの緑色Gの画像信号をR,G、B分離回
路9で分離して生体識別回路6の指定アドレス出力検出
回路61に供給し、信号出力比較回路62で指Fが本物
であるか否かの識別がおこなわれるようになされている
。ところで、指紋像検出用光源1が照射する光の色およ
び生体識別用光源2が照射する光の色は、上述した赤色
Rおよび緑色Gに限定されないのはもちろんである。
本実施例の場合には、指Fに対して指紋像検出用光源1
aからの赤色Rの光L0および生体識別用光源2aから
の緑色Gの光り。を両方とも同時に照射することができ
るため、第2図および第3図により説明した実施例のよ
うに、生体識別用光源2からの光を指紋像検出用光源1
からの光が照射される直前に照射する必要がない。
〔発明の効果〕
以上、詳述したように、本発明に係る指紋像入力装置は
、指紋像を検出する光学系を使用して生体識別用のスポ
ット画像を検出するため、装置を構成する部品数を減少
させることができると共に、生体識別を行う専用の光学
系が存在しないので装置が分解された時でも生体識別処
理の方式が容易に推察されないことになる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および(b)は本発明に係る指紋像入力装
置の原理を示す図、 第2図は本発明の指紋像入力装置の一実施例を示すブロ
ック図、 第3図は第2図の一部を説明するための図、第4図は本
発明の指紋像入力装置における処理を説明するための図
、 第5図は第4図における各ラインのビデオ信号出力の波
形を示す図、 第6図は本発明の指紋像入力装置の他の実施例を示すブ
ロック図、 第7図は第6図の一部を説明するための図、第8図は従
来の指紋像入力装置の一例を示すブロック図、 第9図は従来の指紋像入力装置における生体検知機能を
実現する一例の構成を概略的に示す図である。 (符号の説明) 1・・・第1の光源、 2・・・第2の光源、 3・・・指紋結像光学系、 4・・・画像検出手段、 5・・・透明体、 51・・・検査面、 6・・・生体識別回路、 61・・・指定アドレス出力検出回路、62・・・ビデ
オ信号比較回路、 7・・・画像取り込み回路、 8・・・照合回路、 9・・・R,G、 B分離回路、 F・・・指。 (CI) 「 本発明に係る指紋像入力装置の原理を示す図3・・・指
紋結像光学系 生体識別回路 本発明の指紋像入力装置の一実施例を示すプOツク図第 間 第2図の一部を説明するための図 第 図 ・本物の指のスポット画像 本発明の指紋像入力装置の他の実施例を示すブロック図
$6 図 第6図の一部を説明するための図 第 図 従来の指紋像入力装置の一例を示すブロック間第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、検出対象の指(F)に対して光(L_1)を照射し
    、該指の指紋像を指紋結像光学系(3)により画像検出
    手段(4)上に結像して指紋像の入力を行う指紋像入力
    装置であって、 前記指の表面にスポット状のビーム光(L_2)を照射
    し、該ビーム光の照射点から反射したスポット画像を前
    記指紋結像光学系を用いて前記画像検出手段上に結像し
    、該ビーム光の照射点から反射したスポット画像を利用
    して該指が生体のものであるか否かを識別するようにし
    たことを特徴とする指紋像入力装置。 2、検査面(51)を有する透明体(5)と、該検査面
    上に接触された指(F)に光(L_1)を照射して指紋
    像を現出させる第1の光源(1)と、 前記検査面上に接触された指の一部にスポット状の光(
    L_2)を照射してスポット画像を現出させる第2の光
    源(2)と、 前記指紋像およびスポット画像を結像する指紋結像光学
    系(3)と、 該結像された指紋像およびスポット画像を電気信号に変
    換する画像検出手段(4)と、 該電気信号に変換された指紋像を取り込んで所定の処理
    を行う指紋像入力処理手段(7、8)と、前記電気信号
    に変換されたスポット画像を取り込んで前記指が生体の
    ものであるか否かを識別する生体検出手段(6)とを具
    備する指紋像入力装置。 3、前記第1の光源および前記第2の光源は、放射する
    光の波長が各々異なるようにされ、且つ、前記画像検出
    手段は、該第1の光源からの光により得られる指紋像お
    よび該第2の光源からの光により得られるスポット画像
    を区別して検出できるようにされている請求項第2項に
    記載の指紋像入力装置。 4、前記指紋像入力処理手段は、前記画像検出手段で電
    気信号に変換された指紋像を取り込む画像取り込み回路
    (7)と、該画像取り込み回路の出力により指紋照合を
    行う指紋照合回路(8)とを備えている請求項第2項に
    記載の指紋像入力装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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