JPH0387427A - チルト式ツーウエイドーザ - Google Patents

チルト式ツーウエイドーザ

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JPH0387427A
JPH0387427A JP22174889A JP22174889A JPH0387427A JP H0387427 A JPH0387427 A JP H0387427A JP 22174889 A JP22174889 A JP 22174889A JP 22174889 A JP22174889 A JP 22174889A JP H0387427 A JPH0387427 A JP H0387427A
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JP
Japan
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tilt
switch
pair
lever
tilt angle
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Application number
JP22174889A
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English (en)
Inventor
Takayuki Sato
孝行 佐藤
Izuru Morita
森田 出
Tatsuya Murase
達也 村瀬
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0387427A publication Critical patent/JPH0387427A/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/76Graders, bulldozers, or the like with scraper plates or ploughshare-like elements; Levelling scarifying devices
    • E02F3/80Component parts
    • E02F3/84Drives or control devices therefor, e.g. hydraulic drive systems
    • E02F3/844Drives or control devices therefor, e.g. hydraulic drive systems for positioning the blade, e.g. hydraulically

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建設車両、特に、船内の荷役作業に適用さ
れるチルト式ツーウェイドーザに関する。
〔従来の技術〕
船内の荷役作業に適用されるチルト式ツーウェイドーザ
としては、例えば、特開昭63−297631号公報に
開示されたものが知られている。
第8図及び第9図は、同公報に開示されたチルト式ツー
ウェイドーザを示すもので、車両本体2のトラッククロ
ーラフレーム4には、一対のブッユアーム6の一端が、
それぞれ、ボールジヨイントB1により支持され、その
他端には、ツーウェイブレード(以下単にブレードとい
う)8が、それぞれ、ユニバーサルジョイン)Ulによ
り支持されている。一対のプッユアーム6には、一対の
チルトシリンダ10の一端が、それぞれ、ユニバーサル
ジヨイントU2により支持され、その他端は、ブレード
8に、それぞれ、ボールジヨイントB2により連結され
ている。車両本体2には、又、一対のリフトシリンダニ
2が、それぞれ、トラニオンTにより支持され、その一
端は、ブレード8に、それぞれ、ポールジョイン)B3
を介して連結されている。そして車両本体2のメインフ
レームMの一方と、プッユアーム6の一方との間には、
タグリンク14が、それぞれ、ボールジヨイントB4を
介して連結されている。
以上のように“柔構造”として構成されたチルト式ツー
ウェイドーザは、図示しない公知の油圧装置により作動
する。同油圧装置には、油圧ポンプに接続されたリフト
コントロールバルブ、チルトコントロールバルブ(チル
ト位置切換弁)、チルトコントロールバルブに直列に接
続された電磁バルブ等が設けられている。電磁バルブは
、チルトシリンダ10によって、ブレード8を、シング
ルチルト位置、前後傾位置(ツーウェイ位置)及びデュ
アルチルト位置に切換できる、3位置切換電磁バルブに
より構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記特開昭63−297631号公報に開示されたチル
ト式ツーウェイドーザは、以上説明した通りの構成を有
するので、フレームの軽量化、コストの低減、作業範囲
及び作業視界の拡大等の優れた利点が得られるものの、
次のような解決すべき課題を持つ。
すなわちチルトシリンダ10は、ブレード8の前後傾角
を十分にするため、ストロークの大きなものが使用され
ている。ブレード8をチルト操作する場合、この大きな
ストロークが欠点となり、ブレード8に関連した部材に
、過大なチルト量を与えることになる。このため、上記
各部材の片当たりや、プッシュアーム6とトラックシュ
ー(履板)との干渉を引き起こす。このことは、本来、
“柔構造”であるべき装置を、機械的に固着させ、各部
材のジヨイント部等に高負荷を与え、破損させる恐れが
ある。
この発明は、上記のような事実に基づいてなされたもの
で、その主たる目的は、従来のチルト式ツーウェイドー
ザの持つ、上記のような利点を損なわずに、ブレードの
チルト量を、適正な範囲に、しかも自動的に制限するこ
とによって、過大なチルトを防止するとともに、そのチ
ルト量を、適正な範囲内で自由に調整することができる
、改良されたチルト式ツーウェイドーザを提供すること
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記主目的を達成するため、この発明によれば、一端が
車両本体に支持され、他端にブレードを支持した一対の
プッシュアームと、前記プッシュアームに一端が支持さ
れ、他端が前記ブレードに連結された一対のチルトシリ
ンダと、前記車両本体に支持され、かつその一端がブレ
ードに連結された一対のリフトシリンダと、油圧ポンプ
にチルトコントロールバルブを介して接続された電磁バ
ルブと、前記電磁バルブの位置を切換作動させる電気回
路とを備えたチルト式ツーウェイドーザにおいて、前記
電磁バルブは、前記チルトシリンダによって、前記ブレ
ードを、チルト位置、前後傾位置及びブロック位置に切
換作動できる3位置切換電磁バルブにより構成され、前
記電気回路は、前記電磁バルブの、チルト位置切換電気
回路と、ブロック位置切換電気回路とを含み、前記ブロ
ック位置切換電気回路には、チルトコントロールレバー
の操作に連動して作動し、かつ、その中立位置以外の操
作位置でONとなるチルトコントロールレバー作動スイ
ッチと、同スイッチに直列接続された、前記一対のリフ
トシリンダ間の回転角度のズレを検出してONとなるチ
ルト角制御スイッチとが含まれていること、を特徴とす
るチルト式−ウェイドーザが得られる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照しながら、この発明に従って改良
されたチルト式ツーウェイドーザを、実施例に基づいて
詳細に説明する。
なお、この実施例におけるチルト式ツーウェイドーザは
、前述した第8図及び第9図に示す“柔構造”を備え、
以下、同一部分は同一符号で示す。
第1図は、この発明に従うチルト式ツーウェイドーザの
油圧及び電気回路を示すものであるが、この実施例では
、電磁バルブ及びこれを作動させる電気回路を除いては
、前記公報に開示されたものと実質的に同一である。従
って、この発明に係わる部分以外の部分については、こ
の発明を理解する上に必要な最小限の説明に止めるもの
とする。
同第1図において、一対のリフトシリンダ12ハ、リフ
トコントロールバルブV1を介して油圧ポンプPに接続
されている。一対のチルトシリンダIOは、チルトコン
トロールバルブV2及びこれと直列に接続された電磁バ
ルブV3を介して油圧ポンプPに接続されている。
チルトコントロールバルブV2は、図示しないチルトコ
ントロールレバーの操作により、中立位置及び他の二つ
の操作位置に切り換え操作される、公知の3位置切換バ
ルブからなる。
電磁バルブv3は、スプリングセンタ式3位置切換電磁
バルブからなる。この電磁バルブV3は、通常は、スプ
リングにより、図の#2で示される前後傾位置(ツーウ
ェイ位置)に保持されている。
後述する電気回路により、電磁バルブV3は、前後傾位
置から、#1で示されるチルト位置又は#3で示される
ブロック位置に切換作動される。
電磁バルブv3の前記前後傾位置及びチルト位置におけ
る油圧回路の構成は、前記公報に開示されたものと実質
的に同一である。
この発明により改良された上記ブロック位置においては
、図面からも明らかなように、油圧ポンプPへ接続され
たボートは閉路(ブロック)される。また、一方のチル
トシリンダ10のヘッドエンドへ接続されたボート、及
び、他方のチルトシリンダ10のヘッドエンドとボトム
エンドに接続された各ボートは、いずれもブロックされ
る。従って、各チルトシリンダ10は、ロック状態とな
る。
電磁バルブV3の位置を切り換えるために、電気回路が
設けられている。この電気回路は、チルト位置切換電気
回路16とブロック位置切換電気回路18とを含む。
チルト位置切換電気回路16は、電源20、チルト位置
切換スイッチA1常閉スイッチR1(!Jトレー1のス
イッチ部分)及び電磁バルブV3(の一方の励磁装置)
を直列接続することにより構成されている。チルト位置
切換スイッチAは、チルトコントロールバルブV2のチ
ルトコントロールレバー(図示せず)に設けられている
常開スイッチである。
ブロック位置切換電気回路18は、電源20゜チルト角
制御スイッチ22、チルトコントロールレバー作動スイ
ッチ24及び常開スイッチR2(リレーR2のリレーコ
イル部分)を直列接続し、更に、電磁バルブV3(の他
方の励磁装置)と電源20とを、前記常開スイッチR2
(リレーR2のスイッチ部分)を介して、直列接続する
ことにより構成されている。常開スイッチR2のスイッ
チ部分の、電磁バルブv3との接続側は、前記常閉スイ
ッチR1のリレーコイル部分と接続されている。
チルトコントロールレバー作動スイッチ24は、この実
施例では、二つのスイッチB及びCからなり、チルトコ
ントロールバルブV2の位置を切換操作するための、チ
ルトコントロールレバー(図示せず)の操作に連動して
作動する。同スイッチ24は、同レバーすなわちバルブ
V2の中立位置でOFF、中立位置以外の二つの操作位
置で、スイッチB又はCのいずれか一方がONとなるよ
う構成されている。
これに関連して、具体的には、図示はしないが、チルト
コントロールレバーの操作に連動して回転する軸が、図
示しないリンク系に設けられ、この軸端に、これと直交
して軸の両側に延びる矩形の操作プレートが固定されて
いる。操作プレート両端部の同一面に面して、二個のス
イッチB及びCが配置されている。チルトコントロール
レバーの中立位置では、上記の状態にあって、二個のス
イッチB及びCは、いずれもOFFである。チルトコン
トロールレバーが、いずれか一方に操作されると、操作
プレートが軸とともに一方に回転し、スイッチB又はC
のいずれか一方を押圧してONとする。
なお、チルトコントロールレバー作動スイッチ24は、
チルトコントロールバルブV2の操作すなわちチルトコ
ントロールレバーの操作に連動して作動し、かつ、その
中立位置以外の位置でONとなるスイッチであれば、−
個のスイッチであってもよい。具体的には、前記した操
作プレートを、中央部に凹部、その両側に凸部が形成さ
れた操作カムにより形成し、中立位置で、その凹部に面
する一個のスイッチを配置することにより構成される。
チルトコントロールレバーの中立位置では、上記の状態
にあって、同スイッチは、OFFである。チルトコント
ロールレバーが、いずれか一方に操作されると、操作カ
ムが軸とともに一方に回転し、その凸部の一方がスイッ
チを押圧してONとする。
また、常開スイッチR2は、前記スイッチ22及び24
の電気的容量さえ許せば、必ずしも必要ではない。その
場合、チルトコントロールレバー作動スイッチ24は、
電磁バルブv3と直列に接続される。
前記チルト角制御スイッチ22は、スイッチD及びEよ
りなり、これらの各スイッチD及びEは、一対のリフト
シリンダの各々の回転に連動する一対のチルト角検出子
役間に設けられる。以下、第2図ないし第7図により、
チルト角検出手段と、それらの間に設けられたチルト角
制御スイッチ22について説明する。
一対のチルト角検出手段は、それぞれ、一対のリフトシ
リンダ12のトラニオンTに連結されて、それと共に回
転される一対のケーブル26と、各ケーブル26に連結
されて、それと共に回転される一対のレバー部材28及
び30とを含んでいる。
一対のリフトシリンダ12は、車両本体2のフードHの
前端両側に配置された、ラジェータガードG(第3図)
において、トラニオンTにより、上下方向に回転できる
よう支持されている。ケーブル26の各一端は、第3図
に示すように、トラニオンTの回転軸TIの端部に、そ
れと同軸にもうけたボスT2に連結されている。なお、
トラニオンTは、ヨークY(第3図)に、左右方向に回
転できるよう支持されており、したがって、各リフトシ
リンダ12は、ラジェータガードに対し、上下左右方向
に回転できるよう支持されていることになる。
フードHの上部中央には、ボックス型のハウジングH1
が取り付けられ、ハウジングH1の一部は、サポートS
により構成されている。第5図及び第6図に示すように
、サボー)Sには、一対の、実質的に同一形状のL字型
ブラケット32が、互いに向き合って固定されている。
各ブラケット32には、ケーブル26の各他端が回転で
きるように支持されている。サポートSの、各ブラケッ
ト320間には、更に、円筒状のボス34が、一体に形
成されている。ボス34は、互いに間隔をもって配置さ
れたボス34a、34b及び34cよF)する。ボス3
4aと34b1及びボス34bと34c間には、シャフ
ト36及び38が、ブツシュを介して回転できるように
支持されている。各シャフト36及び38には、それぞ
れ、中間レバー36a及び38aの一端が固定されてい
る。各ブラケット32に支持されたケーブル26の各他
端は、更に、シャフト36及び38の角一端部に連結さ
れている。これらのシャフト及びケーブル端は、同軸上
に位置されている。
第7図に示すように、サボー)Sには、また、他の円筒
状のボス40が、一体に形成されている。
ボス40は、第5図に示すように、ボス34に対し間隔
をもって配置され、各円筒部の軸は平行である。第7図
に示すように、ボス40は、互いに間隔をもって配置さ
れたボス40a、40b及び40cよりなる。各ボスの
間には、シャフト42が固定されている。シャフト42
には、レバー部材28及び30が、回転できるように支
持されている。
レバー部材28は、レバー28aと、それにボルト28
bにより固定されたレバー28cとからなり、いずれも
、ブツシュを介して、シャフト42に回転できるように
支持されている。レバー28CのL字型端部には、マグ
ネッ)28dが固定されている。マグネット28dは、
レバー28cと同じ幅を持ち、断面は、はぼ矩形である
。第5図に示すように、レバー28aと、中間レバー3
6aとは、連結ロッドRにより連結されている。各連結
部は、ボールジヨイント結合となっている。
連結ロッドRは、その軸方向長さが調整自在の部材、例
えばターンバックルにより樋底されている。
一方レバー部材30は、第5図及び第7図に示すように
、扇型のレバー30aと、レバー30d及び30eとか
らなる。レバー30d及び30eは、レバー30aに、
その回転方向に規定の角度をもって、ポル)30b及び
30cによりそれぞれ固定されている。レバー30d及
び30eの、各ポル)30b及び30c取り付け部(締
め付け部)には、回転方向に延びた長孔30f及び30
gが形成されている。各レバー30a、30d及び30
aの各一端部は、シャフト42にブツシュを介して回転
できるように支持されている。
レバー30eの他端部には、L字型の折り曲部が形成さ
れ、その折り曲げ部に、クリップ30hがボルトにより
固定されている。クリップ30hには、円筒状のリード
スイッチ30iが支持されている。
一方、レバー30dは、第7図に示すように、シャフト
42の支持部を除き、レバー30aに対し、ある間隔を
もってそれと平行に延びるよう形成されている。したが
って、レバー30dとレバー30aとの間には、ボルト
30bの取り付け部において、円筒上のカラー30jが
設けられている。レバー30dの他端部にも、レバー3
0eと同様なL字型の折り曲部が形成され、その折り曲
げ部に、クリップ30kがボルトにより固定されている
。クリップ30kには、円筒上のリードスイッチ30m
が支持されている。
レバー30aと中間レバー38aとは、第5図で説明し
たと同様な、連結ロッドR(図示せず)により連結され
ている。各連結部は、ボールジヨイント結合となってい
る。連結ロッドRは、その軸方向長さが調整自在の部材
、例えばターンバックルにより構成されている。
各リードスイッチ30m及び30iの一端は、マグネッ
ト28dに対し、シャフト42の軸方向に規定の間隔を
持って配置されている。
レバー部材28のポル)28bと、レバー部材30のポ
ル)30b及び30cの各取り付け軸心は、シャフト4
2の軸心に関し、同一半径線上に位置している。各長孔
30f及び30gも、同半径線上に沿って形成されてい
る。シャフト42の軸心に関し、ポル)28bと、ポル
)30b及び30cとの取り付け角度は、それぞれ同一
である。
また、各リードスイッチ30m及び30iの取り付け軸
心は、シャフト42の軸心に関し、同一半径線上に位置
している。マグネッ)28dの、シャフト42の軸心に
関する取り付け位置は、各リードスイッチ30m及び3
0iと、実質的に、同一半径線上に位置している。シャ
フト42の軸心に関し、マグネット28dと、各リード
スイッチ30m及び30iとの取り付け角度は、それぞ
れ同一である。
マグネット28dは、第1図で説明した、チルト角制御
スイッチ22を構成する一方のスイッチ部材であり、リ
ードスイッチ30m及び30iは、チルト角制御スイッ
チ22を構成する他方のスイッチ部材である。マグネッ
ト28dとリードスイッチ30m又は30iとの間で、
第1図に示すチルト角制御スイッチ22のスイッチD又
はEが構成される。
次に、以上のように構成された、この発明の実施例の作
用を、主として第1図ないし第7図に基づいて説明する
。なお、ブレード8のリフト作用及び前後傾作用につい
ては、前記した公知の装置と実質的に同一であるので、
説明は省略する。
第1図において、ブレード8をチルトさせる場合には、
図示しないチルトコントロールレバーを操作して、チル
トコントロールバルブV2を、第1図の中立位置からい
ずれか一方の位置にシフトさせ、また、常開スイッチA
をONとする。以上の操作により、電磁バルブV3は、
#2の中立位置から、#1のチルト位置に切り換えられ
、また、チルトーントロールレバー作動スイッチ24の
、スイッチB又はCがONとなる。
油圧ポンプPからの圧油は、チルトコントロールバルブ
V2または、チルトコントロールバルブv2及び電磁バ
ルブV3を介して、チルトシリンダIOの一方(第1図
の左側)に供給される。チルトシリンダ10の他方への
圧油の供給は、電磁バルブv3により遮断される。一方
のチルトシリンダ10は、伸又は縮作動し、他方(第1
図の右側)はブロック状態となる。これにより、ブレー
ド8はチルトされる。
ブレード8のチルト作用により、各リフトシリンダ12
は、ともに、トラニオンTの部分で回転させられ、かつ
、両者の間に回転角のズレを生ずる。各リフトシリンダ
12の回転は、それぞれトラニオンTから、ケーブル2
6、中間レバー36a及び38a1連結ロツドRを介し
て、レバー28Cとレバー30aとに伝えられる。各リ
フトシリンダ12間の回転角のズレは、各レバー28c
とレバー30aとの間の回転角のズレとして検出される
。この回転角のズレが規定量に達すると、マグネット2
8dとリードスイッチ30mまたは301との間が接近
し、接近したリードスイッチがONとなる。したがって
、第1図のスイッチDまたはEがONとなる。スイッチ
DまたはEに直列接続されたスイッチBまたはCは、す
でにONとなっているので、常開スイッチR2が通電さ
れてONとなる。次いで、常閉スイッチR1も通電され
てOFFとなる。また、電磁バルブV3の、#l側への
通電がOFF、#3側への通電がONとなる。したがっ
て、電磁バルブV3は、#1のチルト位置から、#3の
ブロック位置に切り換えられ、各チルトシリンダIOは
ブロック状態とされる。
以上により、チルト作動は停止される。
この状態で、チルトコントロールレバーを操作して、チ
ルトコントロールバルブv2を中立位置に戻せば、スイ
ッチB及びCは、ともにOFFとなり、電磁バルブV3
は、#2の中立位置に戻される。また、各スイッチも第
1図の状態となる。
第5図に示すように、各リフトシリンダ12と、レバー
部材28及び30との位置関係の調整は、各連結ロッド
Rにより行われる。また、チルト角の調整は、レバー3
0d及び30eの、レバー30aに対するボルト30b
及び30c取り付け部の長孔30f及び30gを利用し
、各レバーの取り付け角を設定した後、ボルト30b及
び30cを締めつけることにより行われる。
〔発明の効果〕
以上、−実施に基づいて説明したこの発明によれば、つ
ぎのような効果が得られる。
(1)油圧ポンプにチルトコントロールバルブを介して
接続された電磁バルブが、チルト位置、前後傾位置及び
ブロック位置に切換作動できる3位置切換電磁バルブに
より構成され、この電磁バルブは、チルトコントロール
レバー作動スイッチとチルト角制御スイッチにより、ブ
ロック位置に切換られるよう構成されているので、ブレ
ードのチルト量を、適正な範囲に、しかも自動的に制限
することができる。
したがって、ブレードの過大なチルトを防ぐことができ
、ブレードを保持する各構成部材の片当たりや、ジヨイ
ント類への過大な負荷を防止し、チルト式ツーウェイド
ーザ−の“柔構造”の持つ利点を、最大限に生かすこと
ができる。
また、これによって、従来の“柔構造”の持つ利点、す
なわち、フレームの軽量化、コストの低減、作業範囲及
び作業視界の拡大等の優れた利点をも、合わせて得るこ
とができる。
(2)ブレードの過大なチルトを気にせずに、運転操作
を行うことができるので、作業効率を著しく向上させる
ことができる。
(3)ブレードを保持する各構成部材の片当たりや、ジ
ヨイント類への過大な負荷を防止することができるので
、各構成部材やジヨイント類の損傷を防ぐとともに、耐
久性を向上させ、寿命を延ばすことができる。
(4)電磁バルブのブロック位置の切り換えが、チルト
コントロールレバーの操作に連動して作動し、かつ、そ
の中立位置以外の位置でONとなるチルトコントロール
レバー作動スイッチと、同スイッチに直列接続された、
前記一対のリフトシリンダ間の回転角度のズレを検出し
てONとなるチルト角制御スイッチとを、直列に設ける
ことによって行われるよう構成されているので、適正な
チルト量を、自動的にしかも確実に得ることができる。
(5)チルト角制御スイッチは、一対のリフトシリンダ
の各々の回転に連動する一対のチルト角検出手段間に設
けられ、このチルト角検出手段には、回転方向の規定の
取り付け角度を調整できるチルト角調整手段が設けられ
ているので、適正なチルト角を、容易に設定することが
できる。
以上、この発明を、実施例に基づいて詳細に説明したが
、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、こ
の発明の範囲内において、さまざまな変形あるいは修正
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す、油圧及び電気回
路図。 第2図は、この発明の一実施例を示す、チルト角検出手
段の一部を上方から見た図。 第3図は、第2図の■矢視図。 第4図は、第3図の■−rV矢視拡大断面図であって、
その一部のみを断面にして示す図。 第5図は、第2図のV−■矢視拡大断面図。 第6図は、第5図の■−■矢視断面図。 第7図は、第5図の■−■矢視断面図。 第8図は、従来のチルト式ツーウェイドーザ−の、特に
ブレードの保持部分を示す上面図。 第9図は、第8図のブレードの保持部分を備えたチルト
式ツーウェイドーザ−の側面図。 2・・・・・車両本体 6・・・・・プッシュアーム 8・・・・・ツーウェイブレード IO・・・・・チルトシリンダ 12・・・・・リフトシリンダ 16 ・ 18 ・ 22 ・ 24 ・ 26 ・ ・ 28 ・ ・ 30 ・ ・ T  ・ ・ V2 ・ ・ V3 ・ ・ ・チルト位置切換電気回路 ・ブロック位置切換電気回路 ・チルト角制御スイッチ ・チルトコントロールレバー作動 スイッチ ・・・ケーブル ・・・レバー部材 ・・・レバー部材 ・・・トラニオン ・・・チルトコントロールバルブ ・・・電磁バルブ 第4図 第5図 手続補正書 平底 元年 9月26

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一端が車両本体に支持され、他端にブレードを支持
    した一対のプッシュアームと、前記プッシュアームに一
    端が支持され、他端が前記ブレードに連結された一対の
    チルトシリンダと、前記車両本体に支持され、かつその
    一端がブレードに連結された一対のリフトシリンダと、
    油圧ポンプにチルトコントロールバルブを介して接続さ
    れた電磁バルブと、前記電磁バルブの位置を切換作動さ
    せる電気回路とを備えたチルト式ツーウエイドーザにお
    いて、前記電磁バルブは、前記チルトシリンダによって
    、前記ブレードを、チルト位置、前後傾位置及びブロッ
    ク位置に切換作動できる3位置切換電磁バルブにより構
    成され、前記電気回路は、前記電磁バルブの、チルト位
    置切換電気回路と、ブロック位置切換電気回路とを含み
    、前記ブロック位置切換電気回路には、チルトコントロ
    ールレバーの操作に連動して作動し、かつ、その中立位
    置以外の操作位置でONとなるチルトコントロールレバ
    ー作動スイッチと、同スイッチに直列接続された、前記
    一対のリフトシリンダ間の回転角度のズレを検出してO
    Nとなるチルト角制御スイッチとが含まれていることを
    特徴とするチルト式ツーウエイドーザ。 2、前記チルト位置切換電気回路には、チルト位置切換
    スイッチと、同スイッチに直列接続された常閉スイッチ
    とが設けられ、前記常閉スイッチは、前記チルトコント
    ロールレバー作動スイッチと、前記チルト角制御スイッ
    チとが、共にONとなった時にOFFするよう、前記ブ
    ロック位置切換電気回路に接続されたことを特徴とする
    請求項1記載のチルト式ツーウエイドーザ。 3、前記チルト角制御スイッチは、前記一対のリフトシ
    リンダの各々の回転に連動する一対のチルト角検出手段
    間に設けられ、前記一対のチルト角検出手段は、互いに
    、回転方向に規定の取り付け角度をもって配置され、こ
    れらの間に規定量の回転のズレが生じたとき、前記チル
    ト角制御スイッチがONとなるよう構成されたことを特
    徴とする請求項1記載のチルト式ツーウエイドーザ。 4、前記一対のチルト角検出手段には、前記回転方向の
    規定の取り付け角度を調整できるチルト角調整手段が設
    けられたことを特徴とする請求項3記載のチルト式ツー
    ウエイドーザ。 5、前記一対のチルト角検出手段は、夫々、前記一対の
    リフトシリンダのトラニオンに連結されて、それと共に
    回転される一対のケーブルと、前記ケーブルに連結され
    て、それと共に回転される一対のレバー部材とを含み、
    前記レバー部材の一方には、前記一対のチルト角制御ス
    イッチを構成する一方のスイッチ部材が設けられ、前記
    レバー部材の他方には、前記一対のチルト角制御スイッ
    チを構成する他方のスイッチ部材が設けられ、前記各ス
    イッチ部材は、互いに、回転方向に前記規定の取り付け
    角度をもって配置されたことを特徴とする請求項3記載
    のチルト式ツーウエイドーザ。 6、前記レバー部材の他方は、一つのレバー部材と、こ
    れに、回転方向に規定の角度をもって固定された二つの
    レバー部材により構成され、前記二つのレバー部材には
    、夫々前記他方のスイッチ部材が設けられ、前記他方の
    スイッチ部材と、前記一方のスイッチ部材との間には、
    夫々、回転方向に前記規定の取り付け角度が設けられて
    いることを特徴とする請求項5記載のチルト式ツーウエ
    イドーザ。 7、前記一方のスイッチ部材は、マグネットにより構成
    され、前記他方のスイッチ部材は、リードスイッチによ
    り構成されたことを特徴とする請求項6記載のチルト式
    ツーウエイドーザ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1130174A1 (en) * 2000-03-02 2001-09-05 Deere & Company Pitch control system

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