JPH03871A - 繊維処理剤 - Google Patents

繊維処理剤

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JPH03871A
JPH03871A JP13183489A JP13183489A JPH03871A JP H03871 A JPH03871 A JP H03871A JP 13183489 A JP13183489 A JP 13183489A JP 13183489 A JP13183489 A JP 13183489A JP H03871 A JPH03871 A JP H03871A
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acid
ester
carboxylic acid
yarn
fiber
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JP13183489A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kimura
勉 木村
Tadao Kobashiri
小走 忠男
Akihiko Yoneda
陽彦 米田
Kazue Takahashi
一栄 高橋
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Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は繊維処理剤、就中、合成繊維の紡糸、紡績およ
び撚糸工程の高速化にともなう糸切れおよび糸損傷を防
止し、糸の生産性および品質向上に有用な繊維処理剤に
関する。
従来の技術 紡績糸においては生産性の向上に精紡工程の高速化、工
程の省略にスライバーツヤーン等の工夫が成されている
。精紡工程を高速化するために、スピンドル回転数を上
げるリング方式や空気流により糸を紡出する空気精紡(
OES:0pen end Spinning)方式が
提案されている。リング方式では紡出された糸は、スネ
ルワイヤーからトラベラ−を通って木管に巻き付けるが
、木管の回転により張力を受けてリング上を回転するト
ラベラ一部で撚がかけられる。そのとき糸はスネルワイ
ヤーとトラベラ−の間で遠心力と空気抵抗を受けて外方
にふくらんでバルーニング等の為張力を受けるが、トラ
ベラ−が軽すぎて糸の張力が低い時はバルーニングが過
大となり中央部でくびれたり、極端な時はスネルワイヤ
ーに巻付くことがある。従って、スピンドルの回転数を
上げるとバルーニングは直径が大きくなり回転も速くな
りパルコンリングは回転しないので、糸とパルコンリン
グとの接触圧と接触回転数及び摩擦速度が大きくなって
、摩擦熱が大きくなり摩擦力も増大する。その摩擦熱に
よって合繊は、溶融し易くなり、それと共にパルコンリ
ングでの横方向の擦過応力による強いねじれとトラベラ
一部での方向転換によるねじれ作用を受けて塑性変形し
切削損傷するため、糸強力が低下し糸切れが発生する。
これを防ぐ為、ハーフバルーン等により糸のバルーニン
グを小さくして、糸の遠心力と周速度を下げる工夫や、
トラベラ−の形態・材質等の見直し検討により設備面の
構造的な改善が為された。又、空気精紡機に於いては、
コーミング作用が強くなる為、融点の無い木綿繊維と違
つて、合繊では表面融解作用の影響を受けて糸の生産性
と繊維損傷が問題になる。これ等の問題に対して、原料
繊維の表面処理剤に於いては従来からの高速紡績用とし
て、ジメチルシリコンオイルは特に高速で接触圧が高く
なると極圧潤滑性に欠けるので、極圧潤滑性に優れてい
るホスフェート化合物か又はシリコーンとかアルキレン
オキサイド変性シリコーンオイルとホスフェート化合物
を混合使用する、いわゆる表面処理剤の油膜強度に依存
する境界潤滑法が提案されている。然し、紡績速度が更
に増大し回転数l〜4万rpmのリング精紡機やHJS
、オートコロ等の空気精紡機(OES)が用いられるよ
うになると、摩擦熱と接触圧の増大により繊維の可塑化
や塑性変形が起り、従来からの表面処理剤の油膜強度に
依存する境界潤滑では、繊維損傷および糸切れと言う欠
点が目立ち、これは一般に高速化が進行し素材面の差別
化と高品質化を前提とする糸の効率的製造に於いて特に
実用上顕著な問題点として指摘されている。
まt;フィラメント糸においては、生産性の向上に製糸
工程、撚糸工程の高速化が進められている。
特にタイヤコード用繊維等の工業用途繊維はより高い強
度を得る目的で高温でより高い倍率で延伸されるため高
温高接圧時の油膜強度に優れた潤滑処理剤が強く要求さ
れている。対金属上の油膜を強化するため、従来、金属
吸着性を有するS基を導入した成分(例えばチオジプロ
ピオン酸、ラウリルチオプロピオン酸と炭素数12〜2
2の脂肪族アルコールとから誘導されるエステル)或い
は炭素数12〜22のアルキルホスフェート等が利用さ
れてきた。
又、製糸プロセス中、単糸同士が重なり単糸間摩擦によ
って生ずる単糸切れに誘発される断糸を防止したり、撚
糸時の強力低下を防止するために繊維−繊維間摩擦を小
さくする成分としてパラフィン、部分酸化ポリエチレン
等ワックス成分、多価アルコールと二塩基酸の縮重合に
よって得られる高分子化合物等が利用されてきた。
これ等の成分を処理剤中に適正量配合することによっで
ある程度製糸性は改良されるが最近の繊維製造工程での
苛酷な条件では十分満足できる製糸性は得られない。
又、撚糸時の強力低下防止性も不十分である。
発明が解決しようとする課題 本発明は上述のごとき繊維製造工程における高速化等極
めて苛酷な条件においても糸切れや糸損傷を生じ難い繊
維油剤を提供することにより、糸の品質と生産性を向上
し、加えて前紡工程の通過性にも優れた繊維用処理剤を
提供するものである。
課題を解決するだめの手段 本発明は炭素数30〜50のアルキル基を有するエステ
ル類を含む繊維用処理剤に関する。前述のごとく、従来
この種の目的に用いるエステル類に含まれるアルキル基
の炭素数は20前後であり、炭素数を30以上とするこ
とにより、本発明で達せられるごとき効果が得られるこ
とについては全く知られていない。
繊維油剤に配合されるエステル類の構造は、限定的では
なく、従来繊維油剤に用いられてきt二、あるいは提案
されてきた炭素数20前後のエステル類と同様の構造を
有するものを任意に用いることができる。それらの例は
、例えば炭素数30〜50のアルキル基を有するアルコ
ールと燐酸、硫酸等の無機酸とのエステル、カルボン酸
等とのエステルおよび炭素数30〜50のアルキル基を
有するカルボン酸とヒドロキシ化合物とのエステルがあ
る。
本発明のポリエステルに使用する炭素数30〜50の脂
肪族アルコールの具体例としてはドトリアコンタノール
等の天然アルコール、ユニリンアルコール#425(C
数平均30)、#550(C数平均40)、#700(
C数平均50)〔東洋インキ製造(株)製〕等の合成ア
ルコールが挙げられる。又本発明のポリエステルに使用
する炭素数31〜51の脂肪族カルボン酸の具体例とし
ては、トドリアコンタン酸等の天然脂肪酸、酸化パラフ
ィン、酸化ポリエチレン等の合成酸ワツクス類およびダ
イヤ−酸等の合成脂肪酸類が挙げられる。
炭素数30〜50のアルキル基を有するアルコールとエ
ステルを形成する酸の例としては以下のものがある: (1)無機酸; 例えば硫酸、燐酸等、(1)単純な有
機酸; 例えば脂肪族モノカルボン酸(酢酸、酪酸、カ
プリル酸、ラウリン酸、オレイン憩、ステアリン酸、べ
へエン酸、あるいはより高級な例えば炭素数30以上の
脂肪族モノカルボン醜等)、脂肪族ヒドロキシカルボン
酸(乳酸、リシノール酸、りんご酸、酒石酸、くえん酸
等);脂肪族多価カルボン酸(こはく酸、マレイン酸、
アジピン酸、セバシン酸、ダイマー酸等); 芳香族カ
ルボン酸(安息香酸、テレフタール酸、イソフタール酸
、トリメリド酸等); チオカルボン酸(チオジプロピ
オン酸)等、 ([[)多価カルボン酸の部分エステル: 例えば過剰
の多価カルボン酸と、ポリアルキレングリコールとのエ
ステル(例えばジカルボン酸2モルとポリエチレングリ
コール1モルのエステル等)、モノまたは多価アルコー
ルとのエステル(ジカルボン酸1モルと高級アルコール
1モルとのエステル、ひまし油とジカルボン酸とのエス
テル、ジグリセリド1モルとジカルボン酸1モルのエス
テル等); (IV)カルボン酸誘導体: 例えばヒドロキシカルボ
ン酸の酸化アルキレン付加物(例えば酒石酸の酸化エチ
レン付加物、ひまし油隙化エチレン付加物のジカルボン
酸エステル等)が例示される。
(1)の酸とのエステルとしては、例えば炭素数30〜
50のアルキル基を有する高級アルコールの硫酸エステ
ル、高級アルコールの酸化アルキレン付加物の硫酸エス
テル、高級アルコールの部分または完全りん酸エステル
、高級アルコールの酸化アルキ1/ン付加物の部分また
は完全りん酸エステルおよびそれらの塩等が例示される
。これらは、それ自体帯電防止作用を有するので、これ
を帯電防止剤として配合してもよくあるいは、乳化作用
を有するので、エマルジョン型油剤として用いるときの
乳化剤の一部として用いてもよい。
(n)の単純な有機酸とのエステルは、それ自体水に不
溶性であるのでこの種のエステルは油性のストレート型
繊維処理剤を得るのに有用である。
もちろんこれに乳化剤等を配合してエマルジョン型とし
て用いることができる。この場合有機酸として多価カル
ボン酸を用い、少なくとも1分子当り1箇のカルボキシ
ル基が残存する割合で炭素数30〜50のアルキル基を
有するアルコールをエステル化してもよい。残存カルボ
キシル基は、前述のご七く適当な中和剤で塩にしてもよ
い。
(III)の多価カルボン酸の部分エステルとのエステ
ルは、本発明にとって重要な成分の一つである。
この種のエステルは、使用する多価カルボン酸や多価ヒ
ドロキシ化合物の分子量や当量比をコントロールするこ
とにより様々な分子量のものを誘導することができ、し
かも、炭素数30〜50のアルキル基を有するアルコー
ルの導入量の調整も容易である。一般に油膜強度は分子
量が小さすぎると不十分となり、逆に分子量が大きすぎ
ると粘性が大となって対金属摩擦が増大するため分子量
2000〜20000が適当である。(I[[)に属す
る部分エステルとのエステルは、分子量範囲を容易に上
記のあるいは所望の範囲に設定でき、かつまたその親水
性および親油性のレベルをコントロールすることも容易
である。この種のエステルは例えば4当量の多価カルボ
ン酸(例えば無水マレイン酸2モル)、2当量の多価ア
ルコール(例えばポリエチレングリコール1モル)およ
び炭素130〜50のアルキル基を有するアルコール2
モルとを混合し、同時にエステル化する等の方法により
得ることができる。もちろん別々にエステル化してもよ
い。このグループの中でも特に重要なエステル類はひま
し油またはその酸化アルキレン付加物とジカルボン酸、
例えばシュウ酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、
ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、
マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、メサコン酸、フ
タル厳、イソフタル酸、テレフタル酸、シジウノウ酸等
とのハーフエステルと、炭素数30〜50のアルキル基
を有するアルコールまt;はその酸化アルキレン付加物
とのエステルである。ひまし油はその構成脂肪酸の約8
0%がリシノール酸であり、そのリシノール酸の水酸基
に対し、酸化エチレンを付加し、その1当量とジカルボ
ン酸2当量および炭素数30〜50のアルキル基を有す
るアルコール1当量をエステル化するかあるいはジカル
ボン酸を2当量以上用い、過剰のカルボキシル基をアル
カリで中和または未中和の状態で使用してもよい。
過剰のカルボキシル基を有するエステルは水や他の成分
との相溶性を調整することが容易になる等の点で好まし
いものである。
炭素数30〜50のアルキル基を有するカルボン酸とエ
ステルを形成するヒドロキシ化合物の例としては以下の
ものがある: (A)単純な一価アルコール: 例えば2−エチルヘキ
サノール、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール
、オレイルアルコールあるいはそれより高級なアルコー
ル等 (B)多価アルコール類: 例えばエチレングリコール
、グリセリン、ペンタエリスリトール、ソルビタン、蔗
糖、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、ポリエチレンボリプロビレ
ングリコール、ビスフェノール等、 (C)多価アルコールの部分エステル類: 例えば、モ
ノグリセリド、ジグリセリド、ソルビタン七ノまt二は
ジグリセリド、ペンタエリスリトールエステル、ジグリ
セリンエステル、蔗糖エステル、脂肪酸のポリアルキレ
ングリコールエステル、(D)アルコールの酸化アルキ
レン付加物: 例えば、高級アルコールの酸化エチレン
付加物、ビスフェノールの酸化エチレン付加物、アルキ
ルフェノールの酸化アルキレン付加物、ヒドロキシル基
含有エステル類の酸化アルキレン付加物(例えばひまし
油の酸化アルキレン付加物、ソルビタン脂肪酸エステル
の酸化アルキレン付加物等が例示される。
(E)多価アルコールとのエステルの硫酸化またはりん
酸化物: このグループに属する化合物は、例えばポリ
エチレングループと炭素数30〜50のアルキル基を有
するカルボン酸とのエステルをさらに硫酸′またはりん
酸エステル化したもの(部分エステル化物、完全エステ
ル化物いずれでもよい)、ひまし油等の酸化アルキレン
付加物の部分エステル化物(炭素数30〜50のアルキ
ル基を有するカルボン酸)の硫酸エステルまたはりん酸
エステル等が例示される。
本発明エステル類は完全エステルであっても部分エステ
ルであってもよく、部分エステルであって遊離酸の残存
するものはこれを適当なアルカリで中和して用いてもよ
い。この様な中和型は本発明にとって好ましいものの例
であり、アルカリとしては、塩としてNa塩の他に、C
a、Cu、Mg、Liなどの金属塩、ジエチレントリア
ミンなどのポリエチレンポリアミン、ジェタノールアミ
ンなどのアルカノールアミン、ステアリルアミンなどの
脂肪族アルキルアミン、シクロヘキシルアミンなどの脂
環式アミン、アニリンなどの芳香族アミン、ヒドラジン
等が上げられ、これ等を単独であるいは混合して使うこ
とができる。
上記(A)〜(E)のうち、本発明の目的にとって特に
好ましいエステルは(C)および(D)に属するヒドロ
キシ化合物と炭素数30〜50のアルキル基を有するカ
ルボン酸とのエステルである。その理由は(III)に
属するカルボン酸と炭素数30〜50のアルキル基を有
するアルコールとのエステルについて述べたのと同様で
ある。特に、脂肪族ヒドロキシカルボン酸と多価アルコ
ールとのエステルに酸化アルキレンを付加して得られる
アルコールに炭素数30〜50のアルキル基を有するカ
ルボン酸をエステル化したものにおいて好結果が得られ
る。その様なアルコールとして、例えばリシ/−ル酸等
トエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセ
リン、トリメチロールプロパン、ソルビタン、ポリグリ
セリン、ポリエチレングリコール等の完全または、部分
エステル(他のカルボン酸が混在していてもよい)との
エステルが例示される。具体的にはひまし油またはその
酸化アルキレン付加物と炭素数30〜50のアルキル基
を有するカルボン酸とのエステルまたは前記酸化アルキ
レン付加物と多価カルボン酸との部分エステル化物と炭
素数30〜50のアルキル基を有するカルボン酸とのエ
ステル等が例示される。この様なエステルも前記(If
)において述べたと同様分子:l12000〜2000
0程度のものが好ましい。
本発明のポリエステルは公知の方法で製造することがで
きる。例えば多価ヒドロキシ化合物と二塩基酸とを両末
端にカルボキシル基を有するポリエステルが得られるよ
うな割合で反応した後、末端カルボキシ基を炭素数30
〜50の脂肪族アルコールもしくは、そのアルキレンオ
キシド付加物でエステル化するか、あるいは多価ヒドロ
キシル化合物と二塩基酸とを両末端にヒドロキシル基を
有するポリエステルが得られるような割合で反応した後
、末端ヒドロキシル基を炭素数31〜50の脂肪族カル
ボン酸でエステル化することによって得られる。
エステル化の方法も公知の方法でよく、特に制限されな
い。例えばパラトルエンスルホン酸、次亜りん酸、アル
キルチタネート等の触媒の存在下で110〜230℃で
反応させればよい。
これら本発明の高級アルキル系化合物は、従来の油脂系
界面活性剤系化合物、シリコン系化合物、鉱物油系化合
物、ポリエチレン系化合物、弗素系化合物などと併用す
ることができる。本発明の合繊としては、ビニロンの他
にビスコースレイヨン、ポリフラール、アセテート、ポ
リエステル、アクリノ呟ポリアラミド、ナイロン、ポリ
オレフィン及び塩ビ系等の繊維であり、これ等の単独あ
るいは一種類以上の混合品などを上げることができる。
又、スパンデックス繊維、硝子繊維等の無機質繊維を含
めてこれ等合繊は、紡糸してから布帛になるまでの多く
の加工工程を予定通り効率良く操業するために油剤が使
用される。天然繊維の場合に於いても油剤が使われる例
があり特に表皮膜を有するビニロンや横方向の摩擦に弱
いアラミド繊維の耐摩耗性改善に有効である。又、タイ
ヤコード等の撚糸時の強力低下防止に有効である。本発
明の表面処理剤は、ストレート油剤の形態あるいは水で
乳化したエマルジョンの形で、スプレー式、ローラ給油
方式等の公知の給油方法にて、繊維糸条に対し、処理剤
固形分として0.3ないし2重量%付与される。本発明
の表面処理剤を合成繊維に適用することにより、製糸工
程、紡績工程、撚糸工程等の繊維製造上の各工程にて、
金属上及び繊維上での油膜が強化され糸切れ、毛羽が減
少し、糸の生産性、品質が向上する。I;とえば、タイ
ヤコード等の撚糸、接着処理を経る用途のものは単糸−
単糸間の摩擦が小さくなりコードの強力低下が著るしく
抑制できる。
以下、実施例により本発明を説明するが、本発明はこれ
に限定されるものではない。
実施例1(フィラメント用途) 本発明に用いるポリエステル化合物(A、B。
C,D、E)と比較例として用いるポリエステル化合物
(as Cs av e)の構成を以下に示す。得られ
た各ポリエステルを表−1に示すごとき処方で配合して
得られた油剤を、四塩化炭素で連続脱脂しf:、 l 
50デニルのポリエステルフィラメントに付着量0.8
%になるように給油した。
この処理フィラメントを使用し、対金属上油膜強さの指
数として高温高接圧下の繊維−金属間静摩擦および対金
属上油膜強さの指数として高温高接圧下の繊維−繊維間
静摩擦を次の方法で測定し比較評価した。
又、金属上の油膜強さの別の見方として油剤バルクで曽
田式振子型摩擦試験機にて高温高接圧下の金属−金属間
摩擦を次の方法で測定し比較評価した。更に、高速下の
対金属摩擦として繊維−金属間動摩擦を併せて比較評価
した。
(1)繊維−金属間静摩擦 繊維−金属間走行摩擦測定機を用いて、次の条件で測定
し摩擦係数を求めた。
摩 擦 体 :l’60mff1梨地クロムピン摩擦体
温度 = 20°0.200℃ 接触角:180゜ 入張力(T+) :  100g 糸    速 :  001m/min摩擦係数の小さ
い程、高温高接圧時の油膜強度および潤滑性能が優れる
(2)繊維上油膜強さ 繊維上の油膜強さを繊維−繊維間静摩擦で評価した。測
定法および条件を第1図を用いて説明する。
繊維(1)の一端をUゲージ(2)に固定し、プーリー
(3)にかけ、さらに撚を3回かけて荷重(W)30g
により引っ張る。繊維−繊維間の交差角度(θ)を20
″にとり、撚部の温度を20’C(室温)と200℃(
この場合はヒータープレート(4)で撚部を加熱する)
に保ち、Uゲージ(2)を3 am/分の速度で引っ張
る。その際、Uゲージに感知される張力(Tzkg)を
測定し、繊維−繊維間静摩擦力(kg):Tz  3を
求める。
数値の小さい程、高温高接圧時の油膜強度及び潤滑性が
優れる。
(3)振子式油性摩擦 曽田式振子型油性摩擦試験機にて全荷重300g(接触
面最大応力111 kg/mmす、測定温度200℃に
於ける動摩擦係数を測定。摩擦係数の小さい程、高温高
接圧時の油膜強度及び潤滑性能が優れる。
(4)繊維−金属動摩擦 繊維−金属間静摩擦測定と同一条件で糸速のみ200m
/minで測定し、摩擦係数を求めた。
本発明のポリエステル化合物 ポリエステルA PEG100O(1モル) アジピン酸         (1,4モル)POE(
20)コニリン     (0,5モル)アルコール#
425 からなる平均MW6,000のポリエステルポリエステ
ルB PEG l 540          (1モル)イ
ソフタル酸        (1,2モル)コニリンア
ルコール#550  (0,7モル)からなる平均MW
7.000のポリエステルポリエステルC POE(20)硬化ヒマシ油    (1モル)無水マ
レイン酸        (198モル)ドトリアコン
タノール    (0,6モル)からなる平均分子量a
、oooのポリエステルポリエステルD POE(20)硬化ヒマシ油    (1モル)アジピ
ン酸         (0,5モル)トドリアコンタ
ンII      (1,5モル)からなる平均分子量
6.000のポリエステルポリエステルE POE(25)ソルビタン     (1モル)ステア
レート 無水マレイン酸        (0,5モル)トドリ
アコンタン酸      (195モル)からなる平均
分子量6,000のポリエステル比較化合物 ポリエステルa PEG100O(1モル) アジピン酸         (1,4モル)POE(
l O)ステアリル   (0,5モル)アルコール からなる平均分子量6.000のポリエステルポリエス
テルC POE(20)硬化ヒマシ油   (1モル)無水マレ
イン酸       (1,8モル)オレイルアルコー
ル     (0,6モル)からなる平均分子量a、o
ooのポリエステルポリエステルd POE(20)硬化ヒマシ油   (1モル)アジピン
酸         (0,5モル)ステアリン酸  
      (1,5モル)からなる平均分子量6,0
00のポリエステフレポリエステルe POE(20)硬化ヒマシ油   (1モル)無水マレ
イン酸       (0,5モル)からなる平均分子
i5.ooOのポリエステル(以下、余白) 表−1に示すように、本発明のポリエステルA〜Eは、
比較ポリエステルa−eに比べて、繊維−金属間静摩擦
、繊維−繊維間摩擦、振子式油性摩擦を著るしく低下し
特別な優れた効果を有することよ明らかである。
実施例2および比較例2 実施例1に示したポリエステル化合物ASD、!−従来
使用の金属上油膜強化成分1.繊維上油膜強化成分を配
合した表−2に記載の油剤を次の方法で比較評価した。
1500デニル、288フイラメントのポリエチレンテ
レフタレートフィラメント糸を紡糸し表−2に示す処理
剤の20重量%水エマルジョン型油剤をローラタッチ法
にて油剤付着量0.8%になるように付与した後直接2
30℃で延伸倍率6゜2倍で延伸し、その時の糸切れ及
び延伸糸の毛羽を比較評価した。結果を表−2に示す。
表−2の結果から明らかなごとく本発明の処理剤は製糸
時糸切れ、毛羽を著しく低下し、製糸性が著しく向上す
ることが明白である。
実施例38よび比較例3 実施例2で得られた原糸2本を下撚り40T/10cm
、上撚数40 T/ l 0craの生コードを作りそ
の強力を測定し原糸2本を合わせた撚糸前の強力を10
0とした時の指数(強力利用率)で表わした。結果を表
−3に示す。
表−3 上記結果に示すように本発明の処理剤は生コードの強力
利用率も著しく向上できる。
実施例4および比較例4(ビニロン系ステーブルファイ
バー) 表−4に示す旭方の繊維処理剤109、水990gから
成る液35gを短繊維(2デニ一ル51mm)100g
に付与し80℃の熱風で90分間乾燥した後、所定の条
件で24時間保管して紡績を行い、工程中の静電気発生
が60■で、精紡(スピンドル回転数16000 rp
m)ローラー巻付きが2回であり繊維損傷が皆無の糸を
得た。
処理剤付着量は0.35%であった。
上記処理ビニロンステーブルを用いて紡績工程での次の
性能判定を行った。
制電性 ;線条20℃45%RHに於いてフロントロー
ラーから紡出されたフリース 上の帯電圧を測定 5”0.lKV未満、 4−0.IKVから0.5KVtJ、 3”0.5KVから1.OKV未満、 2”1.OKVかも2.OKV未満、 1−”2.OKV以上。
巻付き ;精紡35℃75%RHに於いてフロントロー
ラーから紡出された糸をニュ ーマに直接吸引して紡績を行い、七の 時にフロントローラーへの巻付き回数 を測定 5−1o未満、 4−10から30未満、 3−30から50未満、 2−50から100未満、 1−100以上。
繊維損傷;精紡のスピンドル回転16000rpmによ
り作製した糸の表面損傷程度を走 査型電子顕微鏡で観察し、次の基準で 判定した。
5−繊維損傷皆無、 4−殆ど損傷無し、 3−極く一部に軽い損傷有り、 2−若干損傷有り、 ■−全全面深い損傷有り。
得られた結果を同じく表−4に示す。
表−4中成分(イ)〜(す)は以下の化合物を示す。配
合成分は以下の通りである。
(イ)アルキル(炭素数30アルキル基燐酸)エステル
、 (ロ)アルキル(炭素数30アルキル基)燐酸エステル
に1 (ハ)アルキル(炭素数30アルキル基)ステアレート
、 (ニ)ポリオキシエチレン(n−20)アルキル(炭素
数30アルキル基)ステアレート、 (ホ)ジポリオキシエチレン(n=5)アルキル(炭素
数30アルキル基)セバケート、 (へ)ジポリオキシエチレン(n=12)アルキル(炭
素数30アルキル基)フタレート、 (ト)ポリオキシエチレン(n=20)アルキル(炭素
数30アルキル基)硫酸エステルNa。
(チ)ラウリル燐酸エステルに1 (す)ステアリル燐酸エステルに1 (ヌ)ジオクチルスル7オサクシネートNa。
(ル)セチルスルフォネートNa。
(オ)ステアリルステアレート、 (ワ)ポリオキシエチレン(n=5)琵麻子油、(力)
ポリオキシエチレン(n=40)琵麻子油、(ヨ)ポリ
オキシエチレン(n=15)ラウリルエーテル、 (り)ポリオキシエチレン(n40)ステアリルエール
、 (し)ポリオキシエチレン(nlO)ドデシルフェノー
ルエーテル、 (ン)ジメチルシリコーン(150センチスト一クス2
5℃)、 (ツ)固形パラフィン(融点45°C)、(ネ)部分酸
化ポリエチレン(分子量−3500)(す)ポリオキシ
エチレン(n=20)セチル硫酸エステルNa。
(以下、余白) 実施例5および比較例5(ポリエステルステーブルファ
イバー) ポリエステルステープルファイバー(2de  51 
mm)を用いる以外、実施例4と同様にして給油した繊
維の繊維屓傷度を評価した。但し、給油量は対繊維0.
15%、スピンドル回転数2500rpmであった。
繊維処理剤処方および繊維損傷度を表−5に示す。
発明の効果 本発明の合繊用表面処理剤組成物の第1の特徴は製糸工
程及び紡績工程、特に精紡スピンドル回転数が1〜4万
回転/分の高速リング精紡及び高速空気精紡工程での金
属上及び繊維上での油膜を強化し糸切れ、毛羽を減少で
きるので延伸収率向上、糸質向上に非常に有効である。
本発明の合繊用表面処理剤組成物の第2の特徴は繊維/
繊維間摩擦を非常に小さくしコードの強力利用率及び線
条粗紡精紡での均一ドラフト性が向上できるので最終用
途での品質向上にも非常に有効である。即ち、シートベ
ルト、タイヤコード等は原糸を2本ないし3本が下撚り
、上撚りを施されて撚糸されているため単糸間の自由度
が低下し、極部に応力が集中し強力は一般に原糸強力よ
りも低下する。又、紡績では100本以上の繊維集束体
が高速でドラフトされるため単繊維の自由度が低下して
繊維集束体が不均一になり、それに伴い糸切れが発生す
る。該化合物で処理することによって単糸−単糸間の摩
擦が小さくなり応力が分散され単糸1本、1本が均等に
応力を分担するため強力低下及び糸損傷、糸切れは小さ
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は繊維−繊維間静摩擦力の測定法を模式%式% (,1)繊維    (2)Uゲージ (3)プーリー  (4)ヒーター 第1図 特許出願人 松本油脂製薬株式会社 代 理 人 弁理士 青 山 葆 はか1名手続補正書 1.小作の表示 平成 1年  特許願  第131834号2、発明の
名称 4JIl維処理剤 3、補正をする者 +J(件との関係 特許出願人 名称 松本油脂製薬株式会社 4、代理人 6゜ 自  発 補正の対象 11krAii)ノr発明ノ、lF綱な説明」の欄7、
補正の内容 (1)明細書、第21頁、第5行、rpoE(20)コ
ニリン」とあるをrPOE(20)ユニリン」に訂正す
る。 (2)明細書、第21頁、第11行、「コニリンアルコ
ール#550Jとあるを「ユニリンアルコール#550
Jに訂正する。 (3)明細書、第29頁、下から第1行、[(イ)アル
キル(炭素数30アルキル基燐酸)ニス」とあるを「(
イ)アルキル(炭素数40アルキル基燐酸)ニス」に訂
正する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、炭素数30〜50のアルキル基を有するエステル類
    を含む繊維処理剤。 2、エステル類が炭素数30〜50の脂肪族アルコール
    または該脂肪族アルコールの酸化アルキレン付加物とカ
    ルボン酸とのエステルである請求項1に記載の繊維処理
    剤。 3、カルボン酸が多価カルボン酸と多価ヒドロキシ化合
    物との部分エステル化により得られるカルボン酸である
    請求項2に記載の繊維処理剤。 4、エステル類が炭素数31〜51の脂肪族カルボン酸
    とヒドロキシル基含有化合物の酸化アルキレン付加物と
    のエステルである請求項1に記載の繊維処理剤。 5、ヒドロキシル基含有化合物の酸化アルキレン付加物
    が多価ヒドロキシ基含有化合物の酸化エチレン付加物ま
    たはその多価カルボン酸との部分エステルから得られる
    ヒドロキシル基含有化合物である請求項1に記載の繊維
    処理剤。
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