JPH0387062A - バイポーラ型半導体メモリの製造方法 - Google Patents

バイポーラ型半導体メモリの製造方法

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JPH0387062A
JPH0387062A JP2160162A JP16016290A JPH0387062A JP H0387062 A JPH0387062 A JP H0387062A JP 2160162 A JP2160162 A JP 2160162A JP 16016290 A JP16016290 A JP 16016290A JP H0387062 A JPH0387062 A JP H0387062A
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B10/00Static random access memory [SRAM] devices
    • H10B10/10SRAM devices comprising bipolar components

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はバイポーラ型半導体メモリに関する。
〔従来の技術〕
バイポーラ型半導体メモリ、特にバイポーラ型ランダム
・アクセス・メモリ(以下、バイポーラRAMと記す〉
は、超高速電子計算機に使用されている。超高速、高集
積度のバイポーラRAMでは素子の微細化と、ソフトエ
ラー耐性の良いトランジスタ構造の追求がなされている
発明者は、かつてメモリセル部分の縦型NPNトランジ
スタのベース領域の深さが周辺回路部分の縦型NPNト
ランジスタのベース領域の深さより深いバイポーラRA
Mを提案し、高速動作可能なバイポーラRAMのα線照
射によるソフトエラー耐性の改善を図った(日本国特許
出願公開公報特開昭58−191465号〉。現在では
、更に進んで、例えば、ダイジェスト・オブ・テクニカ
ル・ペーパーズ、1987アイ・イー・イー・イー・イ
ンターナショナル・ソリッド・ステート・す−キッツ・
コンファレンス(DIGEST  0FTECHNIC
AL  PAPER3,1987I E E E  I
nternational 5olid−8tate 
C1rcuitsConference) 、第130
頁−第131頁に示されているように、メモリセル部分
の縦型NPNトランジスタのベース領域が埋込コレクタ
領域に直接接触している構造が採用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような従来のバイポーラRAMでは、ソフトエラー
耐性を考慮に入れて単位メモリセル領域の面積が決めら
れた上で高速性の追求が図られている。すなわち、主と
して周辺回路の高速性の要求からP型シリコン基体の不
純物濃度は1Q14がら10 ”c m−3となってい
る。そして、埋込コレクタ領域は、周辺回路部分の縦型
NPNトランジスタと同様に、P型シリコン基体とN−
型エピタキシャル層との境界部に埋込まれている。その
結果メモリセル部分で、縦型NPNトランジスタの埋込
コレクタ領域とP型シリコン基体間の空乏層体積が、ベ
ース−コレクタ間などの他の接合部の空乏層体積に比べ
て圧倒的に大きくなる。この結果、64にビットのバイ
ポーラRAMまでは、この従来技術で可能であったが、
次の段階の256にビットのバイポーラRAMには何ら
かのソフトエラー耐性の改善が必要とされているのであ
る。
本発明の目的は、周辺回路部分の縦型バイポーラトラン
ジスタの高速動作を損うことなくメモリセル部分のソフ
トエラー耐性を改善できるバイポーラ型半導体メモリお
よびその製造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のバイポーラ型半導体メモリにおいては、周辺回
路部分の縦型バイポーラトランジスタの高濃度埋込コレ
クタ領域は半導体基体とその上に積層された半導体層と
の境界部に設けられ、メモリセル部分の縦型バイポーラ
トランジスタの高濃度埋込コレクタ領域は半導体基体に
形成された高濃度拡散領域とその上に積層された半導体
層との境界部に設けられている。高濃度拡散領域と半導
体基体の導電型は同じである。
又、本発明のバイポーラ型半導体メモリの他の態様にお
いては、メモリセル部分の縦型バイポーラトランジスタ
の高濃度埋込コレクタ領域と高濃度拡散領域との間のP
N接合より下方に高濃度拡散領域のピーク不純物濃度位
置が配置される。このピーク不純物濃度位置に電子に対
する障壁が存在することになる。
更に又、本発明のバイポーラ型半導体メモリの製造方法
は、P型シリコン基体に選択的にP型不純物を導入して
高濃度P型拡散領域を形成する工程と、 前記高濃度P型拡散領域に選択的にP型不純物を導入し
た後N−型エピタキシャル層を形成して前記高濃度P型
拡散領域とN″′型エピタキシャル層との境界部にN+
型埋込コレクタ領域を形成する工程と、 前記N−型エピタキシャル層の表面から前記N1型埋込
コレクタ領域を突抜ける絶縁分離領域を形成して素子形
成領域を区画する工程と、前記素子形成領域内のN−型
エピタキシャル層にP型不純物を導入して前記N+型埋
込コレクタ領域に接触するP型ベース領域を形成する工
程と、 前記P型ベース領域に選択的にN型不純物を導入してN
+型エミッタ領域を形成する工程とを含むメモリセル用
の縦型NPNトランジスタの形成工程を有している。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第3図(a)は本発明バイポーラ型半導体メモリの一実
施例のデバイス構造によって実現すべきバイポーラRA
Mの一部の回路図であり、特にメモリセルアレイ部と周
辺回路の一部を示す。
第3図(b)は第3図(a)におけるメモリセル部の回
路図である。
第1図(a)は本発明バイポーラ型半導体メモリの一実
施例のバイポーラRAMのデバイス構造を説明するため
の略平面図である。
第1図(b)、(c)は第1図(a)における−点鎖線
X−X、Y−Yにおける略断面図である。
第3図(a)にはバイポーラRAMのメモリセルアレイ
100と、周辺回路の一部であるワード線駆動回路20
0とが示されている。
メモリセルアレイ100は、一対のワード線WTi、W
Bi (i=0.1.−、m)と一対のデイジット線D
j、Dj (j=0.1.・・・n)とで指定されるメ
モリセルMijを含んでいる。
ワード線は駆動回路200で駆動される。ワード線WT
oは、図示したワード線駆動回路の出力段トランジスタ
Q30のエミッタに接続されている。この出力段トラン
ジスタQsoは、トランジスタQto、 Q20のエミ
ッタ同士を共通接続したECLゲートからなるワード線
駆動ゲートによって駆動される。トランジスタQ1oの
ベースには、ワード・アドレス・デコーダ(図示せず)
の出力X。
が供給され、トランジスタQzoのベースには基準電圧
VRが供給される。他のワード線WT、にもワード線駆
動ゲートの出力段トランジスタQs+mが同様に接続さ
れている。
バイポーラRAMの周辺回路には、ここに例示したよう
に、多数のECLゲートが含まれている。
第3図(b)は、交差PNPN型メモリセルMijの回
路図である。マルチエミッタ型のNPNトランジスタQ
 111 + Q n 2のそれぞれの一方のエミッタ
は共通接続されてワード線WBiに接続されている。N
PNトランジスタQ nl+ Qn2のそれぞれの他方
のエミッタはデイジット線Dj、Djに接続されている
。NPNトランジスタQユlのベースおよびコレクタは
PNPトランジスタQ p iのコレクタおよびベース
にそれぞれ接続され、NPNトランジスタQf12のベ
ースおよびコレクタはPNPトランジスタQp2のコレ
クタおよびベースにそれぞれ接されている。更に、NP
NトランジスタQ、のベースおよびコレクタはNPNト
ランジスタQイ2のコレクタおよびベースにそれぞれ接
続されている。
動作状態において、このメモリセルに論理状態が記憶さ
れる。すなわち、NPNトランジスタQntおよびQ1
12のコレクタの一方が高で他方が低に保持される。例
えば、Q n lのコレクタが高、Qア2のコレクタが
低とする。NPNトランジスタQ n lはオフ、PN
PトランジスタQ、2はオンとなり、NPNトランジス
タQ n 1のコレクタを高に引張り、PNPトランジ
スタQ El 1はオフし、NPNトランジスタQ a
 Iのベース電流の供給が断たれる。逆にNPNトラン
ジスタQn2はオン状態にあり、そのエミッタ電流はワ
ード線WBiを介して定電流源Iiへ流れる。
メモリセルの論理状態の変更を行なうには、高の状態に
ある側のトランジスタ、前述の例ではNPNトランジス
タQ n tからデイジット線Djに電流を流せばよい
。そうすると、NPNトランジスタQ、、1はオン状態
になり、そのコレクタ電位が引下げられ、PNPトラン
ジスタQptがオンとなる。すると、トランジスタQ1
12のコレクタが高となり、トランジスタQ9□及びQ
fi□はオフになる。
このようにしてトランジスタQ、lのコレクタが低、ト
ランジスタQnzのコレクタが高となり、論理状態は変
更される。
次に、第1図(a)、(b)および(c)ならびに第2
図を参照して本発明バイポーラ型半導体メモリの一実施
例のバイポーラRAMについて説明する。第1図(b)
、(c)において、絶縁膜14の開口とその下の活性領
域は便宜上はぼ同一寸法で示されているが、正確には活
性領域の方がやや大きくなっているのはいうまでもない
。第1図(a)、(b)には、簡単のために、メモリセ
ル領域Iには1対のメモリセルのみ、左右の周辺回路領
域■には縦型NPNトランジスタがそれぞれ配置されて
いる。第2図には、第1図(a)〜(c)に示したメモ
リセル領域■が複数偏集まって構成されるメモリセルア
レイ部の全体が示されている。そして4偶のメモリセル
M oo、 M on、M no、 M mnが配置さ
れる部分には便宜上斜視を施しである。
この実施例には、第3図(b)に示す交差PNPN型メ
モリセルが使用されている。第1図(a)、(b)およ
び(c)にはこの交差PNPN型メモリセルのトランジ
スタが示されて、各種の配線は省略されている。各トラ
ンジスタはトレンチ分離領域に猛威した絶縁膜5によっ
て横方向に分離・絶縁されている。絶縁膜5の底部には
P+型チャネルストッパ領域6が設けられている。
この実施例においては、不純物濃度的10110l4’
のP型シリコン基体1とその上に積層されたN−型エピ
タキシャル層4との境界部に、N+型埋込コレクタ領域
3−1.3−2を設けた縦型NPNトランジスタが構成
されている。メモリセルを構成する縦型バイポーラトラ
ンジスタQfi1゜QIl12のn+型埋込コレクタ領
域3−1の少なくとも一部と接するように基板1内にピ
ーク濃度が少なくとも1016c m→のP+型拡散領
域2が設けられている。
なお、メモリセルアレイにおいて、P+型拡散領域2は
、第2図に示すように、全てのメモリセルについて共通
である。いいかえれると全てのメモリセルは一つのP+
型拡散領域2を共有している。
周辺回路領域■においては、第1図(b)に示すように
トレンチ分離領域5の内側においてN1型埋込コレクタ
領域3−2の上のN−型エピタキシャル層4に表面から
P型ベース領域8が埋込コレクタ領域3−2に達しない
ように設けられ、その内部にN+型エミッタ領域9−3
が設けられている。したがって周辺回路用の縦型NPN
トランジスタ(例えば、第3図(a)のトランジスタQ
IO,Q20. Q30)は、P型ベース領域8とN+
型埋込コレクタ領域3−2との間に設けられたN−型コ
レクタ領域(N−型エピタキシャル層4の一部)による
小さなベース−コレクタ間容量を有し、そしてN+型埋
込コレクタ領域3−2の底面とP型シリコン基体1との
接合による小さなコレクター基体間接合容量を有してい
る。従って、周辺回路用の縦型NPNトランジスタは高
速動作に適した構造を有している。
メモリセル領域■においては、第1図(a)。
(b)および(c)に示すようにトレンチ分離領域5の
内側においてP+型拡散領域2の上にN+型埋込コレク
タ領域3−1が設けられ、その上のN−型エピタキシャ
ル層4の深さ方向の全体にわたってP型ベース領域7−
1.7−2が設けられている。すなわちN4型埋込コレ
クタ領域3−1は上部でP型ベース領域7−1.7−2
に接し下部でP+型拡散領域2に接している。P型ベー
ス領域7−1.7−2のそれぞれに表面からそれぞれ2
つのN+型エミッタ領域9−11および9−12.9−
21および9−22が設けられており、それぞれ2つの
N+型エミッタ領域の中間部において各P型ベース領域
7−1.7−2にベースコンタクト用の開口10−1.
10−2が設けられている。第1図(a)および(c)
を参照すると、細長いトランジスタ領域の各々の一端に
はP壁領域12−1.12−2が表面から埋込層3−1
に達するまで設けられており、他端にはN+型コレクタ
コンタクト領域11−1.11−2が埋込層3−1に達
するまで設けられている。第3図(b)のNPNトラン
ジスタQ n tは2つのエミッタ領域9−11.9−
12とベース領域7−1とベースコンタクト開口10−
1とコレクタ領域3−1とコレクタコンタクト領域11
−1とがら構成され、もう一つのNPN型トランジスタ
Q+12は、2つのエミッタ領域9−21.9−22と
ベース領域7−2とベースコンタクト開口1o−2とコ
レクタ領域3−1とコレクタコンタクト領域11−2と
から構成される。PNP負荷トランジスタQ Dll 
Q112は横型トランジスタであり、P型エミッタ領域
12−1.12−2.N−型ベース領域13をそれぞれ
有し、それらのコレクタ領域は縦型NPNトランジスタ
Q fi1+ Q n 2のP型ベース領域7−1.7
−2である。メモリセル用の縦型NPNトランジスタQ
QI、Qazは、P型ベース領域7−1.7−2とN+
型埋込コレクタ領域3−2との直接接触による大きなベ
ース−コレクタ間接合容量を有し、そしてN”型埋込コ
レクタ領域3−1の底面とP+型拡散領域2との接触に
よる大きなコレクター基体間の接合容量を有している。
従って、メモリセル用の縦型NPNトランジスタQ a
 l 、Q n2はソフトエラー耐性の良好な構造を有
している。従来のメモリセル用の縦型NPNトランジス
タは、P+型拡散領域2を有していす、N+型埋込コレ
クタ領域の底面がP−型シリコン基体と接触する構造を
有していた。小さなコレクター基体間の接合容量は、ソ
フトエラー耐性の改善に困難をもたらす。
P+型拡散領域2のピーク不純物濃度位置は、N+型埋
込コレクタ領域3−1とP+型拡散領域2との間のPN
接合の位置より約1.5μm下方に配置されている。従
って、このピーク不純物濃度位置に電子に対するポテン
シャル障壁が存在する。このポテンシャル障壁は、それ
より下方で発生した電子がメモリセル用の縦型NPN 
トランジスタのコレクタに流入するのを防止し、ソフト
エラー耐性を一層改善するのに役立つ。
次に、第4図(a)〜(d)を参照して本発明バイポー
ラ型半導体メモリの一実施例のバイポーラRAMの製造
方法を説明する。
まず第4図(a)に示すように、1014c m””の
不純物濃度を有するP型シリコン基体1の主面にフォト
レジストマスクMが10μmの厚さで形成され、これに
選択的に開口が設けられ、ボロンのイオン注入が注入エ
ネルギー2 M e Vで、1×l Q 13c m−
2から5 X 3−0 ”c m−”、好ましくは5 
X 1014c m−”のドーズ量で行なわれる。この
後、1000″Cで30分間の熱処理が施される。
ドーズi5 X 1014c rrr’″2のとき、深
さ3μmの位置にピーク濃度lX1019cm−3を有
するP+型拡散領域2が形成される。続いて第4図(b
)に示すように、P型シリコン基体1主面に選択的にN
+型埋込コレクタ原領域30−1.30−2がヒ素のイ
オン注入により形成される。注入エネルギーは150K
eV、ドーズ量はI X 1015cm−2からI X
 1016c m−”、好ましくは5×10 ”c m
−2である。N1型埋込コレクタ原領域30−1はP1
型拡散領域2に、N+型埋込コレクタ原領域30−2は
P1型拡散領域2の形成されていないところにそれぞれ
形成される。次に、1000℃、6時間の熱処理を行な
う。このとき、N1型埋込コレクタ原領域30−1.3
0−2の形成されているP型シリコン基体の表面を、酸
化シリコン膜(図示せず)などで保護しておく。
次に、前述の酸化シリコン膜を除去し、第4図(c)に
示すように、不純物濃度1016c m−3のN−型エ
ピタキシャル層4が厚さ1μm成長される。この時N+
型埋込コレクタ原領域はN−型エピタキシャル層4中へ
約0.4μm上方拡散して拡がりN+型埋込コレクタ領
域3−1.3−2となる。N+型コレクタ領域3−1と
P“型拡散領域2とのPN接合の位置は前述したヒ素の
ドーズ量が5X10”cm−2のとき、P型シリコン基
体1とN−型エピタキシャル層4との境界から約1.5
μm下方にくる。従って、このPN接合の位置はP+型
拡散領域2のピーク不純物濃度の位置より約1.5μm
だけ浅いところにくる。
次に第4図(d)に示すように、公知の技術により、ト
レンチ分離領域5及びP+型チャネルストッパが形成さ
れ素子間絶縁分離構造が実現される。次に、第1図(a
)〜(C)に示すように、メリセル領域■のP型ベース
領域7−1.7−2およびP型エミッタ領域12−1.
12−2.12−3が選択的にN+型埋込コレク、り領
域3−1に接する様に深く形成され、次に周辺回路領域
■のP型ベース領域8が選択的に浅く形成される。
続いてN+型コレクタコンタクト領域11−1゜11−
2が埋込領域3−1に接するように深く形成され、N+
型エミッタ領域9−11..9−12.9−21.9−
22.9−3が選択的に浅く形成される。更に、酸化シ
リコンなどの絶縁膜14が被着され、Q n iのベー
スコンタクト10−1、Q、□のベースコンタクト10
−2.周辺トランジスタのベースコンタクト10−3な
どのコンタクト六が形成される。この製造方法において
は、高エネルギー・イオン注入によりP“型拡散領域2
が形成されるので、ピーク不純物濃度の位置が深いとこ
ろに定められる。従って、前述のように、ソフトエラー
耐性の一層の改善が可能となる。
上に具体的数値をあげて開示されたバイポーラRAMの
ソフトエラー率は、周辺回路及びメモリセルが同一不純
物濃度のP型シリコン基体に集積されている従来のバイ
ポーラRAMのソフトエラー率の1/10〜1/100
に減少されることが可能である。しかも周辺回路の動作
速度は犠牲にされない。
以上、交差PNPN型メモリセルを有するバイポーラR
AMについて説明したが、ショットキーダイオードクラ
ンプ型メモリセルを有するバイポーラRAMについても
ほぼ同様である。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明では、バイポーラ型半導体
メモリのメモリセル領域と周辺回路領域とで基体濃度を
変えて、埋込コレクター基体間空乏層体積を前者に対し
てはソフトエラー耐性の点から、また後者に対しては速
度性能の点からそれぞれ最適化することにより、ソフト
エラー耐性の高い微細なメモリセルを有する超高速・高
集積度のバイポーラ型半導体メモリ装置が実現可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明バイポーラ型半導体メモリの一実
施例のバイポーラRAMのデバイス構造を説明するため
の略平面図、第1図(b)および(c)はそれぞれ第1
図(a)における−点鎖線X−X、Y−Yにおける略断
面図、第2図はメモリセル領域Iが複数側薬まって構成
されるメモリセルアレイ部の全体構成を説明するための
平面図、第3図(a)は本発明バイポーラ型半導体メモ
リの一実施例のデバイス構造によって実現するべきバイ
ポーラRAMの一部の回路図であり、特にメモリセルア
レイ部と周辺回路の一部を示す。 第3図(b)は第3図(a)におけるメモリセル部の回
路図、第4図<a)〜(d)は本発明のバイポーラ型半
導体メモリの製造方法の一実施例を説明するための主要
工程における略断面図である。 1・・・P型シリコン基板、2・・・P+型拡散領域、
3−1.3−2・・・N++埋込コレクタ領域、4・・
・N−型エピタキシャル層、5・・・トレンチ分離領域
、6・・・P+型チャネルストッパ領域、7−1゜7−
2・・・P型ベース領域、8・・・P型ベース領域、9
−11.9−12.9−21.9−22・・・N++エ
ミッタ領域、10−1.10−2・・・ベースコンタク
ト用の開口、11−1.11−2・・・N+コレクタコ
ンタクト領域、12−1.12−2・・・P型ベース領
域、13・・・N−型ベース領域、14・・・絶縁膜、
30−1.30−2・・・N+埋埋込コレクタ領領域1
00・・・メモリアレイ、200・・・ワード線駆動回
路、Do、D、、D、、D、、D。 Dj・・・デイジット線、IO+In・・・定電流源、
M 00 + ”’ + M I J + M ma”
・メモリセル、Qpt、Q112、−、 P N P 
トランジスタ、Q nl+ Qr12+ QIOI Q
20!Q so + Q31・・NPNトランジスタ、
VR・・・基準電圧、WTo 、WT+ 、WT、、W
Bo 、WB+。 WB、・・・ワード線、Xo・・・デコーダ出力端。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1導電型の半導体基体とその上に積層された第2
    導電型の半導体層との境界部に第2導電型の高濃度埋込
    コレクタ領域を設けた縦型バイポーラトランジスタを有
    するバイポーラ型半導体メモリにおいて、 メモリセルを構成する縦型バイポーラトランジスタの前
    記埋込コレクタ領域に接するように、前記第1導電型の
    半導体基体に第1導電型の高濃度拡散領域が設けられて
    いることを特徴とするバイポーラ型半導体メモリ。 2、第1導電型の半導体基体の第1の部分に選択的に形
    成された高濃度第1導電型拡散領域、前記第1導電型の
    半導体基体上に積層された第2導電型の半導体層、前記
    高濃度第1導電型拡散領域と前記第2導電型の半導体層
    との境界部に設けられた少くとも1つの第1の高濃度第
    2導電型埋込コレクタ領域、前記第2導電型の半導体層
    の表面から前記第1の高濃度第2導電型埋込コレクタ領
    域にかけて設けられた第1導電型の複数の第1のベース
    領域および前記第1のベース領域にそれぞれ設けられた
    第2導電型の第1のエミッタ領域を有する縦型バイポー
    ラトランジスタを含むメモリセルと、 前記第1導電型の半導体基体の第2の部分とその上に積
    層された前記第2導電型の半導体層との境界部に設けら
    れた複数の第2の高濃度第2導電型埋込コレクタ領域、
    前記第2導電型の半導体層内であって前記第2の高濃度
    第2導電型埋込コレクタ領域のそれぞれの上部に前記第
    2導電型の半導体層の一部を挟むようにそれぞれ設けら
    れた第1導電型の第2のベース領域および前記第2のベ
    ース領域にそれぞれ設けられた第2導電型の第2のエミ
    ッタ領域からなる他の縦型バイポーラトランジスタを含
    む周辺回路とを有することを特徴とするバイポーラ型半
    導体メモリ。 3、請求項1または2記載のバイポーラ型半導体メモリ
    において、前記第1導電型の半導体基体は、P型シリコ
    ン基体であることを特徴とするバイポーラ型半導体メモ
    リ。 4、高濃度P型拡散領域が選択的に形成されたP型シリ
    コン基体とその上に積層されたN型エピタキシャル層と
    の境界部のうち、前記高濃度P型拡散領域部にN^+型
    埋込コレクタ領域および前記N型エピタキシャル層の表
    面から前記N^+型埋込コレクタ領域に達して設けられ
    たP^+型ベース領域を有する縦型NPNトランジスタ
    で構成されたフリップ・フロップ回路をメモリ・セルと
    して有するバイポーラ型半導体メモリ。 5、請求項4記載のバイポーラ型半導体メモリにおいて
    、 前記フリップ・フロップ回路の負荷は、前記N型エピタ
    キシャル層に前記P^+型ベース領域と所定間隔離れて
    設けられたP^+型領域をエミッタ領域として有する横
    型PNPトランジスタであることを特徴とするバイポー
    ラ型半導体メモリ。 6、P型シリコン基体に選択的にP型不純物を導入して
    高濃度P型拡散領域を形成する工程と、前記高濃度P型
    拡散領域に選択的にP型不純物を導入した後N^−型エ
    ピタキシャル層を形成して前記高濃度P型拡散領域とN
    ^−型エピタキシャル層との境界部にN^+型埋込コレ
    クタ領域を形成する工程と、 前記N^−型エピタキシャル層の表面から前記N^+型
    埋込コレクタ領域を突抜ける絶縁分離領域を形成して素
    子形成領域を区画する工程と、前記素子形成領域内のN
    ^−型エピタキシャル層にP型不純物を導入して前記N
    ^+型埋込コレクタ領域に接触するP型ベース領域を形
    成する工程と、 前記P型ベース領域に選択的にN型不純物を導入してN
    ^+型エミッタ領域を形成する工程とを含むメモリセル
    用の縦型NPNトランジスタの形成工程を有することを
    特徴とするバイポーラ型半導体メモリの製造方法。 7、請求項6記載の製造方法において、前記高濃度P型
    拡散領域はP型不純物をイオン注入により導入してピー
    ク不純物濃度位置が前記P型シリコン基体表面から所定
    深さにあるように形成し、前記N^+型埋込コレクタ領
    域と前記高濃度P型拡散領域との接合を前記ピーク不純
    物濃度位置より浅い処に形成することを特徴とするバイ
    ポーラ型半導体メモリの製造方法。 8、請求項6または7の製造方法において、前記高濃度
    P型拡散領域形成のため導入するP型不純物はボロンで
    あり、 前記N^+型埋込コレクタ領域形成のため導入するN型
    不純物はヒ素であることを特徴とするバイポーラ型半導
    体メモリの製造方法。 9、請求項6、7または8記載の製造方法において、 前記絶縁分離領域は、トレンチ分離領域であることを特
    徴とするバイポーラ型半導体メモリの製造方法。
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