JPH0386642A - 車載用音響機器の音場コントローラ - Google Patents

車載用音響機器の音場コントローラ

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JPH0386642A
JPH0386642A JP22351889A JP22351889A JPH0386642A JP H0386642 A JPH0386642 A JP H0386642A JP 22351889 A JP22351889 A JP 22351889A JP 22351889 A JP22351889 A JP 22351889A JP H0386642 A JPH0386642 A JP H0386642A
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JP
Japan
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circuit
speaker
front seat
seat
sound field
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JP22351889A
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English (en)
Inventor
Toshio Shiina
利夫 椎名
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Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ワンボックス車等、車室が前後に長く、しか
も、スライドドアやスイングドア等のようにドア全体が
車体に対して移動するドアが前席の後方位置に設けられ
ている車両に適用するのに最適な音響機器の音場コント
ローラに関する。
(従来の技術) 従来、車載用音響機器の音場コントローラとして、例え
ば、実開昭59−187289号公報や実開昭56−1
72100号公報に記載されているものが知られている
前者の6のは、運転席側と助手席側に対して、それぞれ
最適音場を与える補正回路が設けられ、最適音場を運転
席側とするか助手席側とするか選択可能となっている。
後者のものは、車室前部と後部とにそれぞれスピーカが
配設され、車室後部のスピーカに対する音響信号の位相
をずらせる位相手段が設けられている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述したようなワンボックス車のように
、車室前後方向が長く、乗車人員も多く、さらに、前席
後方の車室側部にスライドドア等を有するものでは、ス
ピーカを設ける位置の制約があり、上述のような従来装
置を、単に用いても、前席(運転席・助手席)と後席(
2列目・3列目)とを満足させる音場のコントロールが
できない。
即ち、低音用の大きなスピーカを1つ設けるのであれば
後部ドアの反対側側壁に設けるスペースがある。しかし
、低音で指向性がほとんどないといっても、車室の片側
側壁に1つでは左、中、右岸でスピーカに近い方の席と
そうでない方の席とでは片寄りが生じる。そこで、左、
中、右岸のどの席でもより片寄りのない均等な音響を得
ようとすると、車室の左右に対称に設定することがのぞ
ましいのであるが上述のような車両では、低音用の大き
なスピーカは、スライドドア等の存在により前席近傍に
設けられず、スライドドア等の後部ドアの後方等車室の
後部に配設しなければならない。こうすると、車室が長
いため、前席にも低音の利いた最適音場を形成すると、
音量を上げなければならない。そうすると、2列目や3
列目の後席の音場が悪化する。
本発明は、このような問題に着目して成されたもので、
低音用スピーカが前席から離れて配置される車両におい
て、前席側と後席側の両方で最適の台場を得ることがで
きるようにした装置を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上述の目的達成のために、本発明の車載用音響機器の音
場コントローラにおいて、請求項1では、車室後席側に
低音用スピーカが設けられ、該低音用スピーカに対し音
響機器からの音響信号に補正を加えて出力する前席用回
路及び後席用回路が設けられると共に、両回路の作動を
切り換える切換手段が設けられ、前記前席用回路は、前
席側に最適音場を形成するべく補正を加えるよう形成さ
れ、前記後席用回路は、低音用スピーカの音量を前席用
回路を作動させた場合に比較して低下させるよう1F□
成されている手段とした。
また、請求項2では、車室後席側に低音用スピーカ及び
中・高音用スピーカが設けられ、該低音用スピーカ及び
中・高音用スピーカに対し音響機器からの音響信号に補
正を加えて出力する前席用回路及び後席用回路が設けら
れると共に、両回路の作動を切り換える切換手段が設け
られ、前記前席用回路は、前席側に最適音場を形成する
べく補正を加えるよう形成され、前記後席用回路は、低
音用スピーカ及び中・高音用スピーカの音量を、前席用
回路を作動させた場合に比較して低下させるよう形成さ
れている手段とした。
また、請求項3では、請求項1記載と同様の構成におい
て、前記前席用回路が、低音用スピーカの前記音響信号
の位相を所定量ずらせるよう形成されている手段とした
(作 用) 本発明の車載用音響機器の音場コントローラでは、音響
機器からの音響信号が、切換手段による切り換えに基づ
き、前席用回路及び後席用回路のいずれかを介して低音
用スピーカ等のスピーカに伝達されるもので、前席を主
体として聴く場合は、前席用回路を選択し、後席を主体
として聴く場合には後席用回路を選択するものである6
そこで、請求項Iのコントローラの場合、前席用回路を
作動させた時には、低音用スピーカが前岸側に最適音場
を形成するように音響信号に対して補正が加えられる。
従って、前席から離れた車室後席側に低音用スピーカが
あっても、前席において低音が利いた音が得られる。
一方、後席用回路を作動させた時には、低音用スピーカ
の音量が低下される。従って、低音用スピーカに近い後
席の乗員に最適な音量にできる。
尚、このとき、低音用スピーカには指向性が無いため、
前席にも低音はとどき、前席での低音の音量は前席用回
路を選択したときより小さくなるが、前席の音場は低音
が全くとどかなくなる等悪化することはない。
次に、請求項2のコントローラの場合、前席用回路を作
動させた時には、低音用スピーカ及び中・高音用スピー
カが前席に最適音場を形成するように音響信号に対して
補正が加えられる。従って、前席から離れた車室後席側
に低音用スピーカがあっても、前席において低音及び中
・高音が十分に利いた音が得られる。
一方、後席用回路を作動させた時には、低音用スピーカ
及び中・高音用スピーカの音量を低下させる。従って、
低音用スピーカ及び中・高音用スピーカに近い後席の乗
員に最適な音量にできる。
次に、請求項3のコントローラの場合、請求項1記載の
ものとは、前席用回路を作動させた場合の作用が異なっ
ていて、即ち、前席用回路を作動させると、低音用スピ
ーカへの音響信号の位相を所定量だけずらす、従って、
通常、前席では、前席から離れた位置にある低音用スピ
ーカからの音が前席側の他のスピーカからの音と位相が
ずれて干渉するが、本発明では低音スピーカからの音の
位相を所定量だけずらすことで、前席の音場が悪化する
ような干渉が生じないようにできる。ちなみに1位相が
180°ずれると、前席側のスピーカと低音用スピーカ
との音が打ち消し合うことになり、音圧(音量)低下を
まねくもので、特に、前席から1m程度離れた後席側の
低音用スピーカの位置では、位相のずれが180°に近
くなりがちであるが、このような最悪の状態の干渉を防
ぐことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、第1実施例の構成について説明する。
第2図は、第1実施例の車載用音響機器の音場コントロ
ーラAを有した車両Cを示す平面図であって、この車両
Cは、運転席11と助手席12から成る前席IOが設け
られると共に、その後方に、後席20を構成する2列目
シート21及び3列目シート22が設けられている。
前席10の側部の前部ドア1.2には、6,5インチ程
度の大きさの全域再生用のフロントスピーカ41.42
が設けられている。
また、前席IOのすぐ後方位置のルーフの左右には、2
列目シート21に向けて、3.5インチ程度の大きさの
中・高音用のルーフスピーカ43゜44が設けられてい
る。
さらに、前記2列目シート21の側部のサイドドア33
よりも後方位置の左右のサイドボディには、低a用のサ
ブスピーカ45.46が設けられている。
加えて、ルーフの最後端部位置の左右には、前記ルーフ
スピーカ43.44と同様のルーフスピーカ47.48
が、3列目シート22に向けて設けられている。
次に、第1図は、実施例コントローラAを示す回路図で
あって、51はラジオやテープデツキ等の音響機器を示
している。
尚、音響機器5Iには0N−OFFスイッチ。
音量調整用のボリュームレバー等が当然ながら設けられ
ている。
前記音響機器51かの合力された音響信号は、切換手段
としての切換スイッチ52及び、各回路53〜58及び
各アンプ61〜63を介して、各スピーカ41〜48に
伝達される構成となっている。
即ち、前記フロントスピーカ41.サブスピーカ45及
び両ルーフスピーカ43.47には、それぞれアンプ6
1.62.63が接続されると共に、前記フロントスピ
ーカ4Lには、フロント側前席用回路53とフロント側
後席用回路54とが並列に接続され、また、サブスピー
カ45には、低音側前席用回路55と低き側後席用回路
56とが並列に接続され、また、ルーフスピーカ43゜
47には、ルーフ側前席用回路57とルーフ側後席用回
路58とが並列に接続されている。尚、音wIm器5L
はステレオ構造のもので、左右用の音響信号をそれぞれ
左右の各スピーカ41〜48に対して出力するが、コン
トローラAの構造は左右で同じであるので、左側用の各
スピーカ42.44.44,46.48に対して音響信
号を出力する構成は省略し右側用のものだけを示す。
そして、前記切換スイッチ52には、前席用ポジション
のと後席用ポジションのとが設けられ、前席用ポジショ
ンのを選択すると、前記フロント側前席用回路53.低
音側前席用回路55及びルーフ側前席用回路57が作動
し、一方、後席用ポジション■を選択すると、前記フロ
ント側後席用回路54.低音側後席用回路56及びルー
フ側後席用回路58が作動する。
前記フロント側前席用回路53は1周波数補正するイコ
ライザにより構成され、前席IO側で最適音場となるよ
うな補正を加えるように設定されている。
前記フロント側後席用回路54も、同様にイコライザで
構成され、この回路54では、後席20側で最適な音場
が得られるように、前記フロント側前席用回路53に比
べて、大きな音量となるような補正を加えるようになっ
ている。
前記低音側前席用回路55は、請求の範囲各項でいう前
席用回路に対応するもので、音響信号の中から低音のみ
を通すローパスフィルタ551と、音響信号の位相を1
80°ずらせる位相反転回路552とで構成されている
6 一方、前記低音側後席用回路56は、請求の範囲各項で
いう後席用回路に対応するもので、前記ローパスフィル
タ551と同様のローパスフィルタ561と音響信号を
減衰させるアッテネイタ562とで構成されている。
前記ルーフ側前席用回路57は、請求の範囲第2項の前
席用回路に含まれ、前席lO側に最適音場を形成するべ
く周波数補正するイコライザにより構成されている。そ
して、この回路57は、比較的大きな音量となるような
補正を加えるようになっている。
一方、前記ルーフ側後席用回路58は、請求の範囲第2
項の後席用回路に含まれ、周波数補正するイコライザで
構成されており、この場合、ルーフ側前席用回路57を
通す場合に比べて音量が小さくなるような補正を加える
ように設定されている。尚、前記前席用回路57と後席
用回路58とを構成するイコライザは、それぞれ、その
周波数補正の特性および音量補正の特性を変えている。
また、両ルーフスピーカ43.47とアンプ63との間
には、パンポットコントローラ64が設けられでいる。
このパンポットコントローラ64は、他のルーフスピー
カ44.48にも接続されていて、この4つのルーフス
ピーカ43.44゜46.48の音場の中心位置を前後
左右の任意の位置に移動させることのできるコントロー
ラである。
次に実施例の作用について説明する。尚、作用について
も第1図に基づき、車両Cの右側についてのみ説明する
が、左右で同様の作用が得られるものである。
(イ)前席用ポジション切換時 後席201qに乗員がいない場合等のように、前席10
を主体として音楽等を再生する場合には、切換スイッチ
52を、前席用ポジション■に切り換える。
こうした場合、音響機器51からの音響信号は、フロン
ト側前席用回路53.低音側前席用回路55及びルーフ
側前席用回路57を介して各スピーカ41.43,45
.47に伝達されるもので、これにより、前席lO側に
最適の音場が形成される。
即ち、前席lOの側部の前部ドアに設けた、全域再生用
のフロントスピーカ4Lでは、比較的小さな音量で再生
され、前席lOにあっては、音響信号の全域を適度の音
量で聴くことができる。
しかもこの場合、サブスピーカ45では、位相を反転さ
せながら比較的大きな音量で再生されるから、サブスピ
ーカ45とは離れた位置の前席10において、低音を十
分な音量で聴くことができると共に、距離が離れている
ことで生じる位相のずれを補正して、前席IOにおいて
、逆位相の音が干渉し合う不都合を防止することができ
る。
さらに、この場合、ルーフスピーカ43.47の音量が
比較的大きくなり、ルーフスピーカ43゜47の指向性
の方向とは異なる前席lOにあっても、十分な音量の中
・高音が得られる。
(ロ)後席用ポジション切換時 後席20m1に乗員が乗車した場合、前述の状態のまま
では、サブスピーカ45及びルーフスピーカ43.47
の音量が大きく、後席20の乗員にとって最適の状態と
は言い難い。そこで、このような場合には、切換スイッ
チ52において後席用ポジション■を選択する。
こうした場合、音V機器51からの音響信号は、フロン
ト側後席用回路54.低音側後席用回路56及びルーフ
側後席用回路58を介して各スピーカ41.43.45
.47に伝達されるもので、これにより、後席20側に
最適の音場が形成される。
即ち、フロントスピーカ41は、フロント側後席用回路
54の作動により、フロント側前席用回路53を作動さ
せた場合よりも音量が大きくなる。
従って、フロントスピーカ41から離れた後席20の位
置でも、十分な音量が得られる。
一方、サブスピーカ45では、アッテネイタ562によ
り音響信号が減衰され、音量が低下する。
従って、このサブスピーカ45に近い後席20の乗員に
最適な音量にできる。尚、サブスピーカ45には指向性
が無いため、このように減衰した状態であっても前席l
Oに低音はとどき、前席10での低音の音量は低いが、
前席IOの音場は低音が全くとどかなくなるといったよ
うに悪化することはない。
また、ルーフ側後席用回路58の作動によりルーフスピ
ーカ43.47の音量が低下し、ルーフスピーカ43.
47に近い後席20の乗員に最適な音量にできる。尚、
このときに、パンポットコントローラ64を操作するこ
とにより、各ルーフスピーカ43.44.47.48の
音場の中心を2列目シート21や3列目シート22に移
動させたり、さらに、両シート21.22において、右
寄りとしたり左寄りとしたりすることができる。
以上説明したように、低音用の大きなサイズのスピーカ
であるサブスピーカ45を前席LOから離れた位置に設
けた構成でありながら、切換スイッチ52の操作により
、前席10側で最適の音場を得るか、後席20側で最適
の音場を得るかを選択することができる。
これにより、ワンボックス車等、前席近傍にスライドド
ア等の後部ドアがあって、大きな低音スピーカが設ける
ことができない車体であっても、スライドドア等の後部
ドアの後方の側壁に左右対称に低音スピーカを設けるこ
とができ、該部に設けることによる欠点も解消してより
よい音場をワンボックス車等においてもつくり出すこと
が可能になった。
次に、第3図に示す、第2実施例について説明する。尚
、第1実施例と同様の構成には同じ符合を付は説明を省
略する。
この第2実施例では、フロントスピーカ41に接続され
たアンプ261及びルーフスピーカ43.47に接続さ
れたアンプ264の増幅率を高低2通り設定しておき、
アンプ261では、前席用ポジション■を選択した際の
増幅率を低くする一方、後席用ポジション■を選択した
際の増幅率を高くし、アンプ264では、前席用ポジシ
ョンのを選択した際の増幅率を高くする一方、後席用ポ
ジション■を選択した際の増幅率を低くした例である。
従って、第1実施例と同様の作用効果が得られる。
以上1本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。
例えば、実施例では、フロントスピーカにも前席用回路
と後席用回路を設けて、切換スイッチの切り換えに基づ
いて、両回路がそれぞれ作動する構成としたが、本発明
は、少なくとも、後席側に設けた低音用スピーカ及び請
求項2にあってはそれに加えて中・高音用スピーカに音
響信号を伝達する回路に関するものであって、これらの
スピーカにより前席側と後席側との音場の両立を図るこ
とを目的とするので、フロントスピーカ等の前席用のス
ピーカに関しては、必ずしも前席用・後席用回路を設け
る必要なない。
また低音用スピーカであるサブスピーカの音量を下げる
ための手段として、実施例ではアツテネイタ(減衰器)
を示したが、イコライザによる周波数補正やアンプの増
幅率変化により音量を下げるようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の車載用音響機器の音
場コントローラにあっては、低音用スピーカが前席から
離れた位置に配置される車両において、選択することに
より前席側と後席側のいずれかで最適の音場を得ること
ができるという効果が得られる。
即ち、請求項1のコントローラの場合、前席用回路を作
動させた時には、前席から離れた単室後席側に低音用ス
ピーカがあっても、前席において低音が利いた音が得ら
れ、一方、後席用回路を作動させた時には、低音用スピ
ーカの音量が低下し、低音用スピーカに近い後席の乗員
に最適な音量となると共に、低音の音量は低くなるもの
の低音スピーカの無指向性により前席にも低音はとどく
もので、このような音量変化により、前席側と後席側の
いずれかに選択により最適音場を形成させることができ
る。
次に、請求項2のコントローラの場合、前席、用回路を
作動させた時には、前席から離れた車室後席側に低音用
スピーカ及び中・高音スピーカがあっても、前席におい
て低音から中・高音の全ての音域が利いた音が得られ、
一方、後席用回路を作動させた時には、低音用スピーカ
及び中・高音用スピーカの音量を低下させて、これらの
スピーカに近い後席の乗員に最適な音量にできる。
次に、請求項3のコントローラの場合、請求項1記載の
ものに加えて、前席用回路を作動させ時に、前席側の他
のスピーカの音と低音用スピーカから音とが逆位相とな
るような不都合な干渉が生じるのを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例の車載用音響機器の音場コン
トローラを示す回路図、第2図は第1実施例コントロー
ラを備えた車両を示す平面図、第3図は本発明第2実施
例のコントローラを示す回路図である。 C−・・車両 A・・・第1実施例コントローラ 0−・−前席 O・・・後席 3・・・ルーフスピーカ(中・高音用スピーカ)4・・
・ルーフスピーカ(中・高音用スピーカ)5・・・サブ
スピーカ(低音用スピーカ)46・・・サブスピーカ(
低音用スピーカ)47・・・ルーフスピーカ(中・高音
用スピーカ)48・・・ルーフスピーカ(中・高音用ス
ピーカ)51・・・音響機器 52・・・切換スイッチ(切換手段) 55・・・低音側前席用回路 56−・・低音側後席用回路 57・・・ルーフ側前席用回路 58−・・ルーフ側後席用回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)車室後席側に低音用スピーカが設けられ、該低音用
    スピーカに対し音響機器からの音響信号に補正を加えて
    出力する前席用回路及び後席用回路が設けられると共に
    、両回路の作動を切り換える切換手段が設けられ、 前記前席用回路は、前席側に最適音場を形成するべく補
    正を加えるよう形成され、 前記後席用回路は、低音用スピーカの音量を前席用回路
    を作動させた場合に比較して低下させるよう形成されて
    いることを特徴とする車載用音響機器の音場コントロー
    ラ。 2)車室後席側に低音用スピーカ及び中・高音用スピー
    カが設けられ、 該低音用スピーカ及び中・高音用スピーカに対し音響機
    器からの音響信号に補正を加えて出力する前席用回路及
    び後席用回路が設けられると共に、両回路の作動を切り
    換える切換手段が設けられ、 前記前席用回路は、前席側に最適音場を形成するべく補
    正を加えるよう形成され、 前記後席用回路は、低音用スピーカ及び中・高音用スピ
    ーカの音量を、前席用回路を作動させた場合に比較して
    低下させるよう形成されていることを特徴とする車載用
    音響機器の音場コントローラ。 3)前記前席用回路が、前記低音用スピーカの音響信号
    の位相を所定量ずらせるよう形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の車載用音響機器の音場コントロー
    ラ。
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