JPH0386521A - 折り目線入り熱可塑性プラスチックシートの製造方法およびその装置 - Google Patents
折り目線入り熱可塑性プラスチックシートの製造方法およびその装置Info
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- JPH0386521A JPH0386521A JP22490789A JP22490789A JPH0386521A JP H0386521 A JPH0386521 A JP H0386521A JP 22490789 A JP22490789 A JP 22490789A JP 22490789 A JP22490789 A JP 22490789A JP H0386521 A JPH0386521 A JP H0386521A
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Landscapes
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は食品、化粧品、文具、雑貨、贈答用品、配送品
、スーパー等での個別包装品等において5内容物を透視
可能にすると共に、包装物品の外観を改善した、プラス
チック製箱体の製造に用いられる折り目線入り熱可塑性
プラスチックシートの製造方法およびその装置に関する
。
、スーパー等での個別包装品等において5内容物を透視
可能にすると共に、包装物品の外観を改善した、プラス
チック製箱体の製造に用いられる折り目線入り熱可塑性
プラスチックシートの製造方法およびその装置に関する
。
(従来の技術)
従来の折り目線入り熱−口f塑性プラスチックシートの
製造は、第5図(a)に示すような熱盤を兼用した成形
台a上にプラスチックシートbを置き。
製造は、第5図(a)に示すような熱盤を兼用した成形
台a上にプラスチックシートbを置き。
このプラスチックシートb全体を加熱軟化後、その上方
に設けた上型Cに成形工具dを支持具eにより装着し、
上型Cを矢印方向へ移動させて、成形工具dの下端をプ
ラスチックシートbに接触、押圧する(熱間加工)。
に設けた上型Cに成形工具dを支持具eにより装着し、
上型Cを矢印方向へ移動させて、成形工具dの下端をプ
ラスチックシートbに接触、押圧する(熱間加工)。
この際の押し当て圧力と衝撃力とによってプラスチック
シートbはシート全体が均一に加熱軟化されているので
、溝形成部には伸びが生じ、同図(b)に示す断面形状
のシートfに変形される。
シートbはシート全体が均一に加熱軟化されているので
、溝形成部には伸びが生じ、同図(b)に示す断面形状
のシートfに変形される。
シートfは上向に成形工具dの下端部に対応する半円状
の溝gを備え、下面にシートの伸びに(?う浅い凹陥部
りをイjするものとなり、半円状の溝gと凹陥部りとの
間のシートの肉厚iによって熱可塑性プラスチックシー
トの屈曲時の強度を保持しようとするものであった。
の溝gを備え、下面にシートの伸びに(?う浅い凹陥部
りをイjするものとなり、半円状の溝gと凹陥部りとの
間のシートの肉厚iによって熱可塑性プラスチックシー
トの屈曲時の強度を保持しようとするものであった。
他方、熱可塑性プラスチックシートを加熱せず常温で熱
力を用いて溝を形成する方法(冷間加工)も提案されて
いる。
力を用いて溝を形成する方法(冷間加工)も提案されて
いる。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、前者の熱間加工によって得られた折り目線入り
熱nI塑性プラスチックシートでは、■押し当て反力が
熱rJI−’15性プラスチッラプラスチックシート伸
ばし変形させるように働くため、圧力の強さの変動によ
り成形工具を押圧した時の最下降点が不安定となり、所
望の肉厚のものが得にくい; ■製函の際、折り目線と折り目線との間隔が熱u■塑性
プラスチックシートの伸びのため、所定の寸法精度のも
のとならない; ■熱可塑性プラスチックシートのカレンダーリングにお
けるエクストルージョンに際し、引取時の内部歪みが加
熱時に発現し、シートに応力ムラが生ずる;という問題
点があり、 他方、後者の冷間加工によって得られた折り目線入り熱
可塑性プラスチックシートでは、■熱a(塑性プラスチ
ックシートの加工部に衡撃力が加わるため、ここに応力
が集中してクラックを生じ易く、それがシートの破断に
つながる;■加工が常温で行われるため、プラスチック
シートが白化したり、伸びの応力により折り目線の近く
が変形したりする; ■プラスチックシートの残りの肉J1を原シートの20
〜50%以下にしたいときには大きな力を必要とし、こ
れがシートの耐久限度を超えると、加工時のシートの破
断となる;という問題点があった。
熱nI塑性プラスチックシートでは、■押し当て反力が
熱rJI−’15性プラスチッラプラスチックシート伸
ばし変形させるように働くため、圧力の強さの変動によ
り成形工具を押圧した時の最下降点が不安定となり、所
望の肉厚のものが得にくい; ■製函の際、折り目線と折り目線との間隔が熱u■塑性
プラスチックシートの伸びのため、所定の寸法精度のも
のとならない; ■熱可塑性プラスチックシートのカレンダーリングにお
けるエクストルージョンに際し、引取時の内部歪みが加
熱時に発現し、シートに応力ムラが生ずる;という問題
点があり、 他方、後者の冷間加工によって得られた折り目線入り熱
可塑性プラスチックシートでは、■熱a(塑性プラスチ
ックシートの加工部に衡撃力が加わるため、ここに応力
が集中してクラックを生じ易く、それがシートの破断に
つながる;■加工が常温で行われるため、プラスチック
シートが白化したり、伸びの応力により折り目線の近く
が変形したりする; ■プラスチックシートの残りの肉J1を原シートの20
〜50%以下にしたいときには大きな力を必要とし、こ
れがシートの耐久限度を超えると、加工時のシートの破
断となる;という問題点があった。
このように、従来の方法では加工後のシートの残りの肉
厚が不安定であり、折り口部はシートの伸び変形のため
元のプラスチックシートの機械的強度には及ばないもの
となり、また肉厚が充分にあるものでは、折り返し時の
反発力が強くて製函を妨げるため、自動製函機には実装
できないという問題があった。
厚が不安定であり、折り口部はシートの伸び変形のため
元のプラスチックシートの機械的強度には及ばないもの
となり、また肉厚が充分にあるものでは、折り返し時の
反発力が強くて製函を妨げるため、自動製函機には実装
できないという問題があった。
したがって、本発明の目的は曲げ強度が低く製函作業を
容易に行うことのできる、折り目線入り熱−J塑性プラ
スチックシートの製造方法およびその装置を提供するに
ある。
容易に行うことのできる、折り目線入り熱−J塑性プラ
スチックシートの製造方法およびその装置を提供するに
ある。
(課題を解決するための手段)
本発明による折り目線入り熱可塑性プラスチックシート
の製造方法は、成形台上に置かれた熱可塑性プラスチッ
クシートの表面近傍に加熱された成形工具を配し、熱n
f塑性プラスチックシートの前記成形工具近傍部のみを
、その軟化温度よりも+16<溶融温度より低い温度に
加熱した後、成形工具を移動させて前記シート而に溝を
刻むことを特徴とするものであり、またその装置は、熱
0[性プラスチックシートをa置する成形台と、加熱手
段を備えた成形工具と、この工具を成形台に向けて移動
する手段とを備えてなるものとしたことを要旨とするも
のである。
の製造方法は、成形台上に置かれた熱可塑性プラスチッ
クシートの表面近傍に加熱された成形工具を配し、熱n
f塑性プラスチックシートの前記成形工具近傍部のみを
、その軟化温度よりも+16<溶融温度より低い温度に
加熱した後、成形工具を移動させて前記シート而に溝を
刻むことを特徴とするものであり、またその装置は、熱
0[性プラスチックシートをa置する成形台と、加熱手
段を備えた成形工具と、この工具を成形台に向けて移動
する手段とを備えてなるものとしたことを要旨とするも
のである。
つぎに1本発明の詳細を第t〜4図に示した実施態様に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
まず、第1図はこの装置の全体を示す正面図で、図にお
ける1は基台、2は架台、3は基台1および架台2に対
し上下動自在に設けられた枠体、4は原動機(図示せず
)により回転されるカム装置、5はカム装置4の回転を
枠体3の上下方向の動きに変換するための枠体3に設け
られた連動機構、6は枠体2と共に連動される上部枠体
である。
ける1は基台、2は架台、3は基台1および架台2に対
し上下動自在に設けられた枠体、4は原動機(図示せず
)により回転されるカム装置、5はカム装置4の回転を
枠体3の上下方向の動きに変換するための枠体3に設け
られた連動機構、6は枠体2と共に連動される上部枠体
である。
7.8は架台2上に設けられた折り目線加工用と打ち抜
き加工用の成形台(図では平坦なものを示したが、これ
は凹面でも凸面でも(イら差し支えない)で、この上を
被加工材である長尺の熱可塑性プラスチックシートSが
図の左側から右側へ向は矢印方向へ移送できるようにな
っている。
き加工用の成形台(図では平坦なものを示したが、これ
は凹面でも凸面でも(イら差し支えない)で、この上を
被加工材である長尺の熱可塑性プラスチックシートSが
図の左側から右側へ向は矢印方向へ移送できるようにな
っている。
9、IOはこの成形台7,8の上方の上部枠体6にそれ
ぞれ装着された成形工具である。一方の成形工具9には
下部に所定の間隔で複数個、それぞれが後述する形状を
した成形刃11と、これらを熱可塑性プラスチックシー
トSの軟化温度よりも高く溶融温度より低い温度に維持
するための加熱手段上2とが設けられ、他方の成形工具
10には熱aJ塑性プラスチックシートSから所定の形
状の製函用のシートを切り出すためのカッター13が設
けられている。
ぞれ装着された成形工具である。一方の成形工具9には
下部に所定の間隔で複数個、それぞれが後述する形状を
した成形刃11と、これらを熱可塑性プラスチックシー
トSの軟化温度よりも高く溶融温度より低い温度に維持
するための加熱手段上2とが設けられ、他方の成形工具
10には熱aJ塑性プラスチックシートSから所定の形
状の製函用のシートを切り出すためのカッター13が設
けられている。
ここで用いられる成形刃11はセラミック、金属のいず
れでもよいが、鋼鉄製であることが望ましく、その厚み
は材料に関係なく0.7〜L、5macのものがHまし
い。また表面が粗いと成形品に亀裂などが入り易くなる
ため、メツキなどの表面処理の施されているのがl)f
ましい。
れでもよいが、鋼鉄製であることが望ましく、その厚み
は材料に関係なく0.7〜L、5macのものがHまし
い。また表面が粗いと成形品に亀裂などが入り易くなる
ため、メツキなどの表面処理の施されているのがl)f
ましい。
この断四形状にはU字状、U字状、W号:状、L1室状
、あるいはこれらが複数個連続した形状などがあり、さ
らにその幅方向の形状も実線を画くのに適した抜歯状の
もの、破線や鎖線を画くに適した鋸歯状のものなど様々
なものがあるが、これらの内では第2図に示したような
断面U字状で幅方向の形状が板氷状のものがよく、とく
にtJ字部の両ド隅を0.2R〜0.5Rとすると、第
3図(a)に示すような溝が形成されて折り曲げも容易
となるので好適である。これが0.2R未満では、成形
物の外観が見苦しくなったり折り助けたときの折線部分
が蛇行したりして商品価値を損ない、また0、5Rを超
えると、成形刃下面の水平部分が相対的に狭くなるので
、成形物の溝も同図(b)に示すようにU字状となり、
この内側への180°の折り曲げが素直にできないとい
う場合が生ずるので好ましくない。
、あるいはこれらが複数個連続した形状などがあり、さ
らにその幅方向の形状も実線を画くのに適した抜歯状の
もの、破線や鎖線を画くに適した鋸歯状のものなど様々
なものがあるが、これらの内では第2図に示したような
断面U字状で幅方向の形状が板氷状のものがよく、とく
にtJ字部の両ド隅を0.2R〜0.5Rとすると、第
3図(a)に示すような溝が形成されて折り曲げも容易
となるので好適である。これが0.2R未満では、成形
物の外観が見苦しくなったり折り助けたときの折線部分
が蛇行したりして商品価値を損ない、また0、5Rを超
えると、成形刃下面の水平部分が相対的に狭くなるので
、成形物の溝も同図(b)に示すようにU字状となり、
この内側への180°の折り曲げが素直にできないとい
う場合が生ずるので好ましくない。
成形刃11を成形工具9の本体に支持するための支持部
材(図示せず)には、軟化温度(柔軟温度)が200℃
以上の(例えばフェノール樹脂などの)樹脂、または金
属が用いられるが、耐熱性。
材(図示せず)には、軟化温度(柔軟温度)が200℃
以上の(例えばフェノール樹脂などの)樹脂、または金
属が用いられるが、耐熱性。
強度などの点からアルミニウム合金が好ましい。
本発明に用いられる熱可塑性プラスチックシートSを構
成する材料には、重合度が同一または異なる、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体
、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリ塩化ビニ
ル、ポリカーボネートなどの単独または2種以上のブレ
ンド品が例示され、さらにはこれらの材料からなる異種
または同種の熱可塑性プラスチックシートの2層以上の
ラミネート品も包含される。
成する材料には、重合度が同一または異なる、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体
、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリ塩化ビニ
ル、ポリカーボネートなどの単独または2種以上のブレ
ンド品が例示され、さらにはこれらの材料からなる異種
または同種の熱可塑性プラスチックシートの2層以上の
ラミネート品も包含される。
(発明の作用)
次に、上記実施態様の作用を同様に第1〜4図を参照し
て説明する。
て説明する。
まず、熱μIm性プラスチックシートSを成形台7上に
置き、折り目線加工用成形工具9の成形刃11を、加熱
手段12によりこのシートSの軟化温度よりも高く溶融
温度より低い温度(例えば。
置き、折り目線加工用成形工具9の成形刃11を、加熱
手段12によりこのシートSの軟化温度よりも高く溶融
温度より低い温度(例えば。
上記シートSが硬質ポリ私化ビニル製のときは60−1
90℃、ポリプロピレン製のときは70〜170℃)に
保持する。
90℃、ポリプロピレン製のときは70〜170℃)に
保持する。
第り図に示されている成形装置は、カム装置4の回転位
置では第4図(a)にボすAの帯域がド方に位置してい
る状態にあり、また成形刃11の成形台7に対する関係
位置では第2図(、、”)に示す状態であって、第4図
(b)ではAの位置に該当している。
置では第4図(a)にボすAの帯域がド方に位置してい
る状態にあり、また成形刃11の成形台7に対する関係
位置では第2図(、、”)に示す状態であって、第4図
(b)ではAの位置に該当している。
ここで、原動機(図示せず)に人力してカム装置4を矢
印方向に回転させ、第4図(a)におけるBの搭載が下
方に位置する状態になると、枠体3が上部枠体6.成形
工具9,10と共に、基台1、架台2等に対して第4図
(b)におけるストローク■に相当する長さだけ下方へ
押しドげられ、成形工具9の成形刃り上の下端は熱q(
塑性プラスチックシートの表面近傍、すな゛わち、熱n
fN性プラプラスチックシート表面より僅かに高い位置
か5第2図(b)および第4図(b)に示されるように
、熱可塑性プラスチックシートSの表面に接する位置か
、あるいはシートS内に僅かに(最大でシートの肉厚の
10%の深さまで)食い込んだ位置に達する。
印方向に回転させ、第4図(a)におけるBの搭載が下
方に位置する状態になると、枠体3が上部枠体6.成形
工具9,10と共に、基台1、架台2等に対して第4図
(b)におけるストローク■に相当する長さだけ下方へ
押しドげられ、成形工具9の成形刃り上の下端は熱q(
塑性プラスチックシートの表面近傍、すな゛わち、熱n
fN性プラプラスチックシート表面より僅かに高い位置
か5第2図(b)および第4図(b)に示されるように
、熱可塑性プラスチックシートSの表面に接する位置か
、あるいはシートS内に僅かに(最大でシートの肉厚の
10%の深さまで)食い込んだ位置に達する。
カム装置4が回転を続けBの帯域が下方に位置している
間、成形刃11の下端は同じ場所に暫時(上記ポリ塩化
ビニルシートで0.6〜0.8秒。
間、成形刃11の下端は同じ場所に暫時(上記ポリ塩化
ビニルシートで0.6〜0.8秒。
ポリプロピレンシートで0.2〜0.4秒)留まり、そ
の間に成形刃11の熱がその付近の熱り塑性プラスチッ
クシートSに伝えられ、この部分のシートSのみをその
軟化温度より高く溶融温度より低い温度に加熱する。
の間に成形刃11の熱がその付近の熱り塑性プラスチッ
クシートSに伝えられ、この部分のシートSのみをその
軟化温度より高く溶融温度より低い温度に加熱する。
カム装置4がさらに回転して第4図(a)におけるCの
帯域がド方に位置する状態になると、成形刃11のト端
は、同図(b)におけるストロークHに相当する長さ、
シートの底部の肉厚t2が、好ましくは0.05〜O,
12nmを保持できる位置まで大凡0゜2〜0.4秒か
けて熱11塑性プラスチツクシートS内に押し込まれ、
ここに熱塑性変形を与えて、第2図(c)に示すような
溝14を形成すると共に、その両側に左右工対の小児1
5.15を形成する。
帯域がド方に位置する状態になると、成形刃11のト端
は、同図(b)におけるストロークHに相当する長さ、
シートの底部の肉厚t2が、好ましくは0.05〜O,
12nmを保持できる位置まで大凡0゜2〜0.4秒か
けて熱11塑性プラスチツクシートS内に押し込まれ、
ここに熱塑性変形を与えて、第2図(c)に示すような
溝14を形成すると共に、その両側に左右工対の小児1
5.15を形成する。
なお、成形刃の押し込みに使用する加圧手段としては、
油ノ王シリンダープレス、カムプレスなどがあるが、カ
ムプレスではカムの形状を所をの加工曲線に従って作製
できるので好ましい。
油ノ王シリンダープレス、カムプレスなどがあるが、カ
ムプレスではカムの形状を所をの加工曲線に従って作製
できるので好ましい。
この際の加工出力としては、硬質P V Cの場合で、
加工単位内積(成形刃)当り50〜150kgが好まし
い。これが50kg果満の8きは加工に長時間を必要と
し、またシートの底部の肉J’Zムラとなる。
加工単位内積(成形刃)当り50〜150kgが好まし
い。これが50kg果満の8きは加工に長時間を必要と
し、またシートの底部の肉J’Zムラとなる。
さらにカム装置4が回転して第4図(a)におけるAの
帯域が再び下方に位置する状態になると、枠体3が上部
枠体6、成形工具9.10と共に、基台1.架台2等に
対して上方へ引上げられて、架台2上には第2図(d)
に示す形状の本発明による折り目線入り熱可塑性プラス
チックシートSが残される。
帯域が再び下方に位置する状態になると、枠体3が上部
枠体6、成形工具9.10と共に、基台1.架台2等に
対して上方へ引上げられて、架台2上には第2図(d)
に示す形状の本発明による折り目線入り熱可塑性プラス
チックシートSが残される。
このシートSは次に打ち抜き加工用の成形台8上に送ら
れ、ここでカッター13により所定の形状に切り出され
てユーザーに提供され、目的とする商品の形状に応じて
内側方向へ90〜180゜折り曲げられて実用に供され
る。
れ、ここでカッター13により所定の形状に切り出され
てユーザーに提供され、目的とする商品の形状に応じて
内側方向へ90〜180゜折り曲げられて実用に供され
る。
(発明の効果)
本発明によって得られる折り目線入り熱IJI塑性プラ
スチックシートは、成形台上に置かれた熱DJ塑性プラ
スチックシートの表向近傍に加熱された成形工具を配し
、熱可塑性プラスチックシートの前記成形工具近傍部の
みを、その軟化温度よりも高く溶融温度より低い温度に
加熱した後、成形工具を移動させて前記シート而に溝を
刻むものであるため、 ■一定の圧力、温度の下で、溝の底部の肉厚を常に一定
の値のものとして成形することができる。
スチックシートは、成形台上に置かれた熱DJ塑性プラ
スチックシートの表向近傍に加熱された成形工具を配し
、熱可塑性プラスチックシートの前記成形工具近傍部の
みを、その軟化温度よりも高く溶融温度より低い温度に
加熱した後、成形工具を移動させて前記シート而に溝を
刻むものであるため、 ■一定の圧力、温度の下で、溝の底部の肉厚を常に一定
の値のものとして成形することができる。
■熱可塑性プラスチックシートの加工部分が白化したり
、クラックを生じたりすることがなく、その材料特性も
原シートと殆ど変わらないため、長期間使用しても破断
することがない。
、クラックを生じたりすることがなく、その材料特性も
原シートと殆ど変わらないため、長期間使用しても破断
することがない。
■加工部分の伸び変形が殆ど無いため、隣接する折り目
線との1′法間隔の精度が極めてよい。
線との1′法間隔の精度が極めてよい。
■折り目線底部の残肉厚を原シートの50%以下にして
も充分な強度があるため、0.05〜0.1211m1
にまで薄くすることができ、その結果、折り返し時の反
発力が小さく、自動製函機に適用することができる。
も充分な強度があるため、0.05〜0.1211m1
にまで薄くすることができ、その結果、折り返し時の反
発力が小さく、自動製函機に適用することができる。
第1〜4図は本発明の実施例に係り、第1図は折り目線
入り熱可塑性プラスチックシートの成形装置の一実施態
様を示す正面図、第2図(a)〜(d)はそれぞれ成形
過程における熱可塑性プラスチックシートの状態を示す
拡大断面説明図、第3図(a)、(b)はそれぞれ異な
る先端形状の成形刃を用いて成形したときの、熱mf塑
性プラスチックシートの形状と、それを折り曲げたとき
の状態を示す拡大断面説明図、第4図(a)、(b)は
それぞれ成形過程におけるカムM&構および成形工具の
動きについての説明図である。 第5図は従来例に係わり、その(a)は成形時の状態を
示す拡大説明図、(b)は得られた成形品の状態を示す
拡大正面図である。 (主要な符号の説明) 7・・・成形台、 9・・・成形工具、1
2・・・加熱手段、 14・・・溝、S・・・
・・・熱可塑性プラスチックシート。 第2図 第3房 第4図
入り熱可塑性プラスチックシートの成形装置の一実施態
様を示す正面図、第2図(a)〜(d)はそれぞれ成形
過程における熱可塑性プラスチックシートの状態を示す
拡大断面説明図、第3図(a)、(b)はそれぞれ異な
る先端形状の成形刃を用いて成形したときの、熱mf塑
性プラスチックシートの形状と、それを折り曲げたとき
の状態を示す拡大断面説明図、第4図(a)、(b)は
それぞれ成形過程におけるカムM&構および成形工具の
動きについての説明図である。 第5図は従来例に係わり、その(a)は成形時の状態を
示す拡大説明図、(b)は得られた成形品の状態を示す
拡大正面図である。 (主要な符号の説明) 7・・・成形台、 9・・・成形工具、1
2・・・加熱手段、 14・・・溝、S・・・
・・・熱可塑性プラスチックシート。 第2図 第3房 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、成形台上に置かれた熱可塑性プラスチックシートの
表面近傍に加熱された成形工具を配し、熱可塑性プラス
チックシートの前記成形工具近傍部のみを、その軟化温
度よりも高く溶融温度より低い温度に加熱した後、成形
工具を移動させて前記シート面に溝を刻むことを特徴と
する折り目線入りプラスチックシートの製造方法。 2、熱可塑性プラスチックシートを載置する成形台と、
加熱手段を備えた成形工具と、この工具を成形台に向け
て移動する手段とを備えてなる折り目線入りプラスチッ
クシートの成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1224907A JPH0639125B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 折り目線入り熱可塑性プラスチックシートの製造方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1224907A JPH0639125B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 折り目線入り熱可塑性プラスチックシートの製造方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0386521A true JPH0386521A (ja) | 1991-04-11 |
JPH0639125B2 JPH0639125B2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=16821028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1224907A Expired - Lifetime JPH0639125B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 折り目線入り熱可塑性プラスチックシートの製造方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639125B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013255851A (ja) * | 2013-09-30 | 2013-12-26 | Daio Paper Corp | テープタイプ使い捨ておむつ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5430707A (en) * | 1977-08-12 | 1979-03-07 | Hitachi Ltd | Six-wire switching system |
JPS5952612A (ja) * | 1982-09-17 | 1984-03-27 | Toyota Danball Kogyo Kk | 熱可塑性樹脂製段ボ−ルの折曲成形方法 |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP1224907A patent/JPH0639125B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5430707A (en) * | 1977-08-12 | 1979-03-07 | Hitachi Ltd | Six-wire switching system |
JPS5952612A (ja) * | 1982-09-17 | 1984-03-27 | Toyota Danball Kogyo Kk | 熱可塑性樹脂製段ボ−ルの折曲成形方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013255851A (ja) * | 2013-09-30 | 2013-12-26 | Daio Paper Corp | テープタイプ使い捨ておむつ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0639125B2 (ja) | 1994-05-25 |
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