JPH0386273A - シート連続塗布方法 - Google Patents

シート連続塗布方法

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Publication number
JPH0386273A
JPH0386273A JP1222392A JP22239289A JPH0386273A JP H0386273 A JPH0386273 A JP H0386273A JP 1222392 A JP1222392 A JP 1222392A JP 22239289 A JP22239289 A JP 22239289A JP H0386273 A JPH0386273 A JP H0386273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
coating
coating liquid
sheet
bubbles
Prior art date
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Pending
Application number
JP1222392A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Matsuo
松尾 陽司
Koji Toyama
外山 孝治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Paper Mills Ltd filed Critical Mitsubishi Paper Mills Ltd
Priority to JP1222392A priority Critical patent/JPH0386273A/ja
Publication of JPH0386273A publication Critical patent/JPH0386273A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Color Printing (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (A)産業上の利用分野 本発明は、紙又はフィルムをベースに塗層を設けた塗工
シートを製造するシート連続塗布方法に関するものであ
る。
特に、平滑な塗層表面を要求される塗工シートである感
熱シートを製造するシート連続塗布方法に関するもので
ある。
(B)従来の技術 紙やフィルムをベースに塗層を設けた塗工シートは、一
般に塗液を塗布し乾燥して得られる。塗液は、撹はんや
粉砕や送液等の操作により起泡し泡を抱き込み易い。更
に、シート連続塗布装置の液上ケ部のオーバーフローや
コーターヘッド部の余剰液回収経路により起泡し、泡を
抱き込み易い。
そして、塗液は塗液循環系を経て、コーターヘッドで塗
布されるが、泡の大きさにより、形成される塗層に及ぼ
す影響度が異なる。塗液の液性や塗布方法にもよるが、
一般に直径数百μm以上の大きな泡は、塗布直後に破泡
し易くまた塗布直後はまだ塗層の粘度も低いため、塗布
面に破泡跡や空洞を生じがたい。しかし、直径が数十μ
m以下の微細な泡は塗布直後は容易に破泡せず、主に乾
燥工程で破泡するが、乾燥工程では既に塗層の粘度が高
まっているため、塗布面に微細な破泡跡や空洞を生じ易
い。
この塗布面の破泡跡や空洞の発生を防止するために種々
の脱泡手段がとられてきた。
従来、塗液の脱泡は、界面活性剤等の消泡剤を配合中に
添加またはスプレー散布し、泡の表面張力を低下させ、
破泡を促す方法が最も一般的である。消泡剤は、塗液に
対して化学的変化やピンホールの発生がないことが必要
であり、消泡剤の種類、添加濃度、添加方法、添加場所
等の選択には、十分注意する必要がある。そして、消泡
剤の脱泡効果に関しては、液面上に浮上した泡は効率良
く消泡するが、流動している液中に浮遊している泡は脱
泡できない。
また、設備面においても、例えば、ブラシやポリプロピ
レン製の数千の針を有するローラーが回転し、風船玉を
針で破るごとく破泡する回転式消泡機や、密閉容器内で
減圧して池内と泡外の圧力差を大きくして破泡するバッ
チ式の真空脱泡装置や、同じく密閉容器内で、超音波を
空気振動として利用し破泡する音波渦動消泡装置等があ
る。
しかし、回転式は微細な泡を消泡できず、また真空式及
び音波式はいずれも密閉容器内の利用にのみ限られる。
そして、いずれの脱泡装置も、液面上に浮上した泡のみ
を対象としており、流動している液中に浮遊している泡
は脱泡できない。
よって、消泡剤や脱泡機等の上記の従来技術では、流動
液中に浮遊している微細な泡を脱泡することができない
。この浮遊している泡の大半は、直径数十μm以下の微
細な泡であるため、塗布乾燥後の塗層に微細な破泡跡や
空洞を生じ易い。この破泡跡や空洞が、塗層表面を粗面
化し、製品に種々の品質不良を生じる。感熱シートの場
合、発色不良や地肌カプリの原因となっている。
(C)発明が解決しようとする問題点 即ち、本発明の目的とするところは、破泡跡や空洞のな
い平滑な塗層を有する塗工シート、特に感熱シートを得
るシート連続塗布方法を提供するものである。
(D)問題点を解決するための手段 本発明者は、鋭意研究を行った結果、シート連続塗布装
置の塗液循環系内に、連続式オリフィス真空脱気装置を
設けることにより、上記問題点を解決した。即ち、本発
明は、シート連続塗布装置の塗液循環系内に連続式オリ
フィス真空脱気装置を設け、流動している塗液を連続的
にオリフィス真空脱気装置で処理することにより、前記
の従来技術の欠点を解消するものである。
以下に作用を図面に基づいて詳述する。
第1図は本発明における連続式オリフィス真空脱気装置
の設置場所の実施例を示すフロー図であり、調液系から
の供給液(5)は、非常に泡の少ない塗液であるが、そ
の後の送液、回収等の循環系で起泡してしまう。よって
、連続式オリフィス真空脱気装置(2)の設置場所は、
回収タンク(1)から塗液アプリケーター装置(3)供
給前の回流系に設置するのが特に好ましい。
脱気処理塗液(7)は、ポンプより塗液アプリケーター
装置(3)へ供給し、紙またはフィルムに塗布装置によ
り塗布し乾燥することにより、破泡跡や空洞のない平滑
な塗層を有する塗工シートが得られる。
本発明に使用する連続式オリフィス真空脱気装置は、真
空下において一定量の処理液を回転板に供給し、薄膜に
しながらオリフィス(特殊フィルター)を通過させ、ベ
ッセル壁に衝突させることで塗液中の気泡を強制的に取
り除くもので、分離された気泡あるいはガスは真空ポン
プによって排出される。ベッセル内壁に送り込まれた処
理塗液は、下方の排出孔に流れ、吐出ポンプにより後工
程のアプリケーター装置へ供給される。
このような装置のため、従来の脱気装置では見られなか
った定量連続運転を容易にし、かつ塗液の脱気効果は大
きい。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、
これにより本発明が限定されるものではない。なお実施
例中の「部」は、「重量部」を示す。
(E)実施例 炭酸カルシウムを5部、3−ジエチルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオランを1部、ベンジル−4−ヒ
ドロキシベンゾエートを2部、ステアリン酸亜鉛を1.
5部、ポリビニルアルコールを3部、ノブコ8034を
0.01部を含む塗液を16%の濃度に調整した。第1
図に示すようなエアーナイフ式の連続塗布装置において
、連続式オリフィス真空脱気装置(荏原製作所製Dil
AERMILD UCD型)を使用し、塗液処理条件と
して、処理量5007分、真空度100Toor、オリ
フィス1.4mmφ、吸入弁開度45度で上記塗液を処
理し、坪量50g/rrfの上質紙の片面に、固形分で
5g1rdになるように塗布し、感熱記録紙を製造した
場合の結果を第1表に示す。
なお、第1表に比較として連続式オリフィス真空脱気装
置を使用しない場合の結果も示す。
第1表 印字濃度は大金電機■製感熱紙印字試験機で印字後マク
ベス濃度計で印字部の反射濃度を測定した。
(F)発明の効果 塗液を連続式オリフィス真空脱気装置で脱気することに
より、従来では除去できなかった塗液中の微細な泡を減
少させ、かつ破泡跡や空洞の少ない平滑な塗布表面を有
する塗工シートを連続的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における連続式オリフィス真空脱気装置
の設置場所の実施例を示すフロー図である。 回収タンク 連続式オリフィス真空脱気装置 塗液アプリケーター装置 コーターヘッド部 調液系からの供給液 循環液 脱気処理塗液 アプリケーター装置からの回収液 コーターヘッドからの回収液 シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塗工シートを製造するシート連続塗布方法におい
    て、塗液の供給及び/又は回収及び再供給の流路である
    塗液循環系内に、連続式オリフィス真空脱気装置を設け
    て塗液を脱気して塗布することを特徴とするシート連続
    塗布方法。
  2. (2)塗工シートが、感熱シートである特許請求の範囲
    第1項記載のシート連続塗布方法。
JP1222392A 1989-08-28 1989-08-28 シート連続塗布方法 Pending JPH0386273A (ja)

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JP1222392A JPH0386273A (ja) 1989-08-28 1989-08-28 シート連続塗布方法

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JP1222392A JPH0386273A (ja) 1989-08-28 1989-08-28 シート連続塗布方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0386273A true JPH0386273A (ja) 1991-04-11

Family

ID=16781650

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1222392A Pending JPH0386273A (ja) 1989-08-28 1989-08-28 シート連続塗布方法

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JP (1) JPH0386273A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5447753A (en) * 1991-06-07 1995-09-05 Nippon Paper Industries Co., Ltd. Method of manufacturing coated paper for printing

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5447753A (en) * 1991-06-07 1995-09-05 Nippon Paper Industries Co., Ltd. Method of manufacturing coated paper for printing

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