JPH0386220A - 複合膜 - Google Patents

複合膜

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JPH0386220A
JPH0386220A JP2215108A JP21510890A JPH0386220A JP H0386220 A JPH0386220 A JP H0386220A JP 2215108 A JP2215108 A JP 2215108A JP 21510890 A JP21510890 A JP 21510890A JP H0386220 A JPH0386220 A JP H0386220A
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membrane
filler
weight
film
composite membrane
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JP2215108A
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Holger Ohst
ホルガー・オースト
Karlheinz Dr Hildenbrand
カルルハインツ・ヒルデンブラント
Rolf Dhein
ロルフ・ダイン
Herbert Hugl
ヘルベルト・フグル
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Original Assignee
Bayer AG
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/36Pervaporation; Membrane distillation; Liquid permeation
    • B01D61/362Pervaporation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D69/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by their form, structure or properties; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D69/12Composite membranes; Ultra-thin membranes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D69/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by their form, structure or properties; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D69/12Composite membranes; Ultra-thin membranes
    • B01D69/125In situ manufacturing by polymerisation, polycondensation, cross-linking or chemical reaction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D69/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by their form, structure or properties; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D69/14Dynamic membranes
    • B01D69/141Heterogeneous membranes, e.g. containing dispersed material; Mixed matrix membranes

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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な複合膜、その製造方法並びにこれらの複
合膜を用いる浸透気化(pervaporat 1on
)及びガス分離方法に関する。
浸透気化において、液体または蒸発状態の異なった液体
物質の混合物(原料)を個々の原料の物質に対して異な
った透過性を有する摸まで運ぶ。
膜の他の側において、原料の個々の物質または物質のグ
ループに高度に富むか、またはこのものが減じられたガ
ス状透過物を捕集する。この透過物を例えば更に処理す
るために再び縮合し得る。原料がガス状物質の混合物か
らなり、そして膜工程の駆動力が本質的に原料側の増大
された圧力の適用により生じる場合、末法は技術的にガ
ス分離に等しい。
浸透気化法は他の物質の分離法例えば蒸留または吸収に
加えて有用である。これらのものは共沸する物質混合物
の分離及びエコロジー的に関係する分離操作における望
ましくない物質の低濃度物質の除去において有用な役割
を与える。
今日種々の材料が透過選択性膜、即ちポリウレタンの非
多孔性プラスチック膜(米国特許第2゜953.520
号)及びポリウレタン膜(米国特許第3,776.97
0号及びドイツ国特許出願公告第2.627.629号
)の製造に用いられている。
殊に次の必要性が浸透気化膜の経済的使用に合致してい
る: (a)  分離される物質に関して最高に可能な選択性
、 (b)  最高に可能な浸透流密度及び(c)  最長
に可能な寿命(機械的及び化学的安定性)。
必要とされる特性はしばしば考えられる材料の特性プロ
フィールから除外され、従って多くのフィルム形成用重
合体は膜技術における用途から除外される。特殊な問題
点は高い浸透流密度の実現にある。原理的に、このため
には選択的作用を有する可能な限り最も薄い膜が必要と
されるが、このものはまた必要とされる機械的安定性を
有しない。従って多孔性支持構造体及び選択的作用を有
する薄い層からなる複合膜が提案されている[Chem
、 −1ng、 −Tech、 60 (1988)、
590]。
これに関して多孔性支持構造体に対して限外濾過膜が提
案されているが、その表面多孔性はその意図する用途の
ために極めて低く、ある浸透流密度を越えることができ
ない。
透過選択性のエラストマー性分離層と一緒の、ヨーロッ
パ特許第77.509号から公知の限外濾過膜は高い選
択性と高い浸透流密度並びに優れた化学的及び機械的耐
久性を併せ持つ複合膜を生成させる。
従って本発明は i) 無機フィラーを含み、その際に該フィラーが5〜
200m”7gの比表面積を有し、且つ膜の全重量の6
0〜90重量%を構成するフィルム形成用熱可塑性重合
体の微細孔膜、及びN) 該膜に塗布される透過選択性
のエラストマー性分離層、からなる複合膜に関する。
適当なフィラーは好ましくは0.05〜0.5μm1殊
に好ましくは0.2〜0.4μmの平均粒径(電子顕微
鏡計数法により測定)を有する無機物質である。これに
適する物質には二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、カ
ーボンブラック、酸化鉄、酸化アルミニウム、Sin、
、石膏、硫酸バリウム、酸化亜鉛、硫化亜鉛、タルク(
ケイ酸マグネシウム)、アルミノケイ酸塩例えばカオリ
ナイト、「陶土」もしくは雲母、炭酸カルシウム例えば
カルサイト、ドロマイト、チョークもしくはケイソウ土
、及び天然または合皮ゼオライトがある。上記の多くの
物質は種々の製造元からの市販品であり、そしてこれら
のものが適当な粒径及び比表面積範囲にあれば同等に適
している。顔料は本発明によるその使用前に専門家には
周知の方法で分散剤で処理し得る。
二酸化チタンまたは二酸化チタンが混合物の少なくとも
50重量%を構成するフィラーの混合物を好適に用いる
。重合体マトリックスとの良好な適合性の理由から、有
機的に改質化された二酸化チタンを用いることが有利で
あり得る。
膜の全重量における好適なフィラーの含有量は70〜9
0重量%であり:好適な比表面積は5〜15m”7gで
ある。
上記のフィラーの上記の量で本発明により使用し得る微
細孔膜を生成させるフィルム形成用熱可塑性重合体には
随時陽イオンまたは陰イオン性基を持ち得る共縮合体例
えばポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリ
ヒダントイン、芳咎族複素環式化合物との重合体、ポリ
パラバン酸または環式ポリウレタン、ポリスルホン、ポ
リエーテルケトン並びにポリアクリロニトリル及びアク
リロニトリル共重合体がある。かかる重合体は公知であ
り(特にドイツ国特許出願公開第2,642.979号
、同第2.554.922号、同第1゜494.433
号、同第1,570.552号、同第1.720.74
4号、同第1.770.146号、同第2,003,3
98号、ヨーロッパ特許第4゜287号及び同第8,8
95号);これらの重合体から、そのすべてのものはフ
イラートと一緒にo、ooi〜lo、oumの範囲の細
孔径を有する微細孔膜を生皮させ、専門家は浸透気化法
により処理されるある物質混合物に使用する際に化学的
に最も適するものを選択し得る。
これらの重合体は浸透気化及びガス分離の工程温度に適
する余裕を有するために120℃以上、好ましくは15
0℃以上の軟化点を有するべきである。これらの必要性
は好ましくはポリヒダントイン、ポリスルホン、ポリエ
ーテルケトン、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイ
ミド及びポリパラバン酸よりなる群からの重合体により
満足される。かかる重合体例えばポリフェニレンジアミ
ン及びイソフタル酸のポリアミド、ヘキサメチレンジア
ミン及び芳香族ジカルボン酸例えばテレフタル酸もしく
はイソフタル酸のポリアミド、トリメリド酸もしくはピ
ロメリト酸及び芳香族ジアミンもしくはジイソシアネー
トのポリイミド、またはビスフェノールA及びビス(p
−クロロ7エ二ル)スルホンのポリスルホンは好ましく
は重合体鎖中に芳香族基を含む。
特に適当であることが分った重合体は式式中、R1及び
R1は相互に独立してC1〜C。
−アルキルを表わし、そして R3及びR4は相互に独立してC2〜C6−アルキレン
、C6〜C1!−アリーレン、−C,H,−CI!−C
,H,−1−CsHa−C(CHs)*−CsHl、−
C,H,−0−C,H,−または−C,H4−5O2−
CJaを表わす、のヒダントインである。
その際にc、−Cm−アルキルは例えばメチル、エチル
、プロピル、ブチル、ヘキシルまたはアクチル及びその
分枝鎖状の異性体であり:C3〜C。
−アルキレンは例えばエチレン、プロピレン、ブチレン
、ヘキシレンまたはオクチレン及びその分枝鎖状の異性
体である。C6〜C1□−アリーレンは例えばフェニレ
ン、ビフェニレンまたはす7チレン、好ましくはフェニ
レンである。基R3及びR4の少なくとも1つは更に好
ましくはアリーレンである。
数値nに対する値は広い範囲内で変えることができ、そ
して2〜200、好ましくは2〜150である。
次式のジフェニルメタン−ポリヒダントインを例として
挙げ得る: 既に挙げられた熱プラスチックの半透性膜はこれらのも
のがやや乾燥した場合に専門家に公知のように不可逆的
に収縮するが、無機フィラーに富んだ本発明により用い
る膜はここにその特性に劣化を示さず、かくてその顕著
な表面多孔性を保持する。
更に本発明による複合膜はi)による膜に塗布される透
過選択性のエラストマー性分離層からなる。このため、
これらのエラストマー性重合体は通常のキャスティング
技術により微細孔膜に塗布される。エラストマー性重合
体の例にはポリブタジェン、ポリイソプレン、ポリクロ
ロプレン、ポリ(ブタジエンーコマチレン)、ポリ(ジ
メチルシロキサン)、ブタジェン−アクリロニトリル共
重合体、ポリエーテルウレタン及び/またはポリエステ
ルウレタン並びにポリウレタン−ポリウレアがある。こ
れらの重合体のあるもの例えばポリブタジェン及びポリ
(ブタジエンーコースチレン)は熱によるか、または活
性化照射による交叉結合(加硫)後にのみそのエラスト
マー性特性が達成される。これらの重合体の塗布に対す
る溶媒の例には次のものがある:トルエン、シクロヘキ
サン、テトラヒドロフラン、アセトン、メタノール、メ
チルエチルケトン、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド
、アルカン及びエラストマーをその水性分散体の状態で
用いる場合Iこ水。またこれらの溶媒の混合物をしばし
ば有利に使用し得る。
キャスティング溶液は全キャスティング溶液をベースと
して5〜50!!量%、好ましくは10〜25重量%の
濃度でエラストマー性重合体を含む。
本発明による複合膜の機械的安定性はi)による微細孔
膜をn)による分離層をi)に塗布する前に織られてい
ない繊維布または織られた繊維布製の粗い多孔性の支持
層に最初に塗布する方法により更に有利に増大し得る。
粗い多孔性の支持層に対する材料は殊に織られていない
繊維布または織られた繊維布の状態のポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリフェニ
レンスルフィドまたはガラス繊維である。
更に本発明は a)5〜200m2/gの比表面積を有するフィラーを
重合体及びフィラーの重量をベースとして60〜90重
量%の量でフィルム形成用重合体の溶液中に分散させ、
その際に粘度500−15゜000cpを有する均一ギ
ヤスティン1.グ溶液を生皮させ、 b)該溶液を処理してフィルム、チューブ、ホースまた
は中空繊維状の膜を生皮させ、その際に溶媒を蒸発また
は沈殿凝集により除去し、モしてC)透過選択性のエラ
ストマー性分離層をエラストマーの溶液の状態で膜に塗
布し、続いて蒸発により溶媒を除去し、そして適当なら
ばエラストマーの最終生成物を交叉結合(照射または熱
)により生皮させることを特徴とする、上記の複合膜の
製造方法に関する。
沈殿凝集は更に溶媒の蒸発と一緒にし得る。
ここに適当な溶媒には次のものがあるニジメチルホルム
アミド(DMF) 、N−メチル−ピロリドン(NMP
)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、ジメチルアセ
トアミド、ジオキソラン、ジオキサン、アセトン、メチ
ルエチルケトンまたはセロソルブ、好ましくはDMF及
びNMP、殊に好ましくはDMF、上記の粘度を達成さ
せるために、重合体は一般に溶液中に全キャスティング
溶液をベースとして6〜10重量%の濃度で含まれる。
フィラーを高速回転撹拌機[デイソルバー(disso
lver) ]を用いてかかる溶液中に分散させる。か
かる分散体は更にまた細孔形戊用戒分として分散体の全
重量をベースとして約1−10重量%のCaCj!zま
たはLiCj!を含有し得る。
キャスティング溶液としてのかかる分散体を放置するか
、または弱く真空に引くことにより脱ガスし、次にドク
ター・ブレードを用いて担体基体に50〜400μn+
、好ましくは80−150μmの層の厚さで塗布する。
次に溶媒を蒸発または好ましくは凝集浴中、例えば純水
中に浸漬することにより除去する。例えば2分間の滞留
時間後、フィラーを含む微細孔膜を凝集浴から除去し、
そして熱風で乾燥し得る。
キャスティング溶液の塗布に用いる担体基体は単にフィ
ラーを含むi)による微細孔膜を製造するためのもので
あり、従って凝集操作後に再びi)から剥離する。この
ため、担体基体は滑らかでなければならず、そして例え
ばガラス、ポリエチレ、ンテレフタレートフイルムまた
はシラン化された担体材料である。しかしながら、本発
明によるi)及びii)の複合膜に機械的安定性を改善
するために支持物質を与える場合、担体基体としてこの
ものに対してフィラーを含む微細孔膜が良好な接着性を
示す液体に対して透過可能である物質例えば織られてい
ない繊維布または織られた繊維布を用いる。かかる粗い
多孔性の支持層に適する物質の例には既に上に記載され
た織られていない繊維布または織られた繊維布の状態の
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリア
ミド、ポリフェニレンスルフィドまたはガラス繊維があ
る。
かかる支持層の同時の用途は好ましくは本発明による複
合膜の製造である。
膜を凝集浴中に浸漬する前に、用いた溶媒の1〜30重
量%を40〜100°Cの温度で蒸発させ得る。
更に膜の表面積を増加させ、並びにその製造を上に記載
したフィルムの状態で用いるために、これらのものはチ
ューブ、ホースまたは中空繊維の状態でも使用し得るこ
とは公知である。可能な限り最小の装置容積を用いて最
大の膜表面積を得るために、これらのものを特殊な分離
ユニット(モジュール)中に配置し、そして使用し得る
。かかるチューブ、ホースまたは中空繊維は例えば同心
円の2戒分ノズルを用い、上記のフィラーを含むキャス
ティング溶液を外側の環状ギャップを通して押出し、一
方凝集剤例えば水及び更に空気または不活性ガスを中心
のノズル開口を通して吹き出させ、またノズルから出て
きたキャスティング溶液を凝集塔例えば水中に入れ;凝
集をこのように内側及び外側から行うことにより製造し
得る。
蒸発または凝集及び乾燥による溶媒の除去後、透過選択
性のエラストマー性分離層をキャスティング技術により
フィラーを含む微細孔膜i)に塗布する。この方法にお
いて、実際的な理由のため、フィラーを含む微細孔膜i
)を貯蔵し、取扱い、そしてその細孔構造を変えずに乾
燥状態で更に処理し得ることは極めて有利である。
この分離層の厚さは0.5〜500 am1好ましくは
5〜50umである。
本発明による複合膜は浸透気化及びガス分離法に使用す
る際に顕著に適している。
かくて更に本発明は上記のタイプの複合膜を用いること
を特徴とする、かかる浸透気化及びガス分離法に関する
例えばドイツ国特許出願公告第2.627,629号に
記載の装置を浸漬気化法を行う際に用いた。
ここにおいて、製造した複合膜を一緒にねじで締められ
る測定装置中で用い、その際に該装置の上半分は300
−の容積を有する円筒状チャンバーからなり、その中に
分離される混合物(原料)を導入した。装置の下部は放
出コネクターを有する低容量のほぼ半球形のカバーであ
った。試験する複合膜を焼結金属板により透過側上に支
持し;装置ヲテフロンシール用リングにより上部及び膜
間並びに焼結板及び−緒にねじで締められる装置の低部
間でシールした。複合膜の充填側は大気圧下での原料の
水圧下にあり、そして透過側は膜の透過側上で連続的に
吸引した。このため、装置の放出コネクターをドライ−
アイス−アセトン混合物で冷却した、直列に接続した3
個の冷却トラップを介してラインにより真空ポンプに接
続した。透過液を冷却トラップ中で実質的に完全に濃縮
した。
活性膜面積は39.6cm”であつI;。
他の実験をドイツ国特許出願公開第3.441゜190
号に記載の通りに浸透気化モジュールを用いて行った。
かかるモジュールはフィルタープレスまたはグレート熱
交換器と同様に結合された多数のフラット成分からなり
、その際に各々の浸透気化ユニットは原料チャンバー及
び本発明による複合膜によりこのものから分離された透
過チャンバーからなり、多数の浸透気化ユニットを平行
に接続してモジュールを形成し、同様に作った凝縮器を
モジュールに適用し、モジュール及び凝縮器を一緒にし
てカバー板及びテレションロンドにより1つの部品を形
成し、適当なシールを中間層として挿入し、結合し、そ
して原料及び除去チャンネルをエツジに作った。
殊に織られていない繊維布または織られた繊維布を用い
るその好適な具体例において、本発明による複合膜は多
数のかかる浸透気化法に適している。かくて、例えば高
い分離効率で有機物質を水から除去することができる。
ここに有機物質は次のものとして理解し得る:アルコー
ル例えばメタノール、エタノール、プロパツール、ブタ
ノールなど;エステル例えば酢酸エチル、酢酸メチル、
プロピオン酸メチルなど;アルデヒド及びケトン例えば
アセトアルデヒド、アセトン、ブタノンなど;芳香族化
合物例えばフェノール、アニリン、クロロベンゼン、ト
ルエン、クレゾール、異性体性クロロトルエンなど;塩
素化された脂肪族炭化水素例えば塩化メチレン、クロロ
ホルムなど;エーテル例えばジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサンなど。例として挙げられるこ
れらの有機物質は少なくとも低い水溶解度及び浸透気化
法に適する蒸気圧により特徴がある。フィラーを含む微
細孔膜をエラストマー性分離層■)としてポリ(ジメチ
ルシロキサン)で処理した本発明によるこれらの複合膜
は例えばこれらの分離法に対して殊に適することが分っ
た。lO%〜lppmの濃度範囲の有機物質の除去が浸
透気化法に適している。エラストマー性分離層を猛威さ
せるために、例えば一方ではビニルシラン基及び他方で
はヒドリドシラン基を含み、そして交叉結合反応として
熱により、及び白金化合物の触媒下でヒドロシリル化反
応を行うポリ(ジメチルシロキサン)を用いる。またポ
リ(シロキサン)の交叉結合反応はポリ(シロキサン)
含有ビニル基の過酸化物交叉結合、ポリ(シロキサン)
含有アクリレートまたはメタクリレート基の光化学的交
叉結合またはヒドロキシ含有ポリ(シロキサン)と3も
しくは4官能性ケイ素化合物例えば四酢酸ケイ素との縮
合により可能である。
フィラーを含む微細孔膜1)、交叉結合されたポリ(ブ
タジェン)及びブタジェン−スチレン共重合体(ランダ
ム共重合体またはブロック共重合体)、ポリ(ノルポル
ネル)、ポリ(オクテナマー)、ポリ(ブタジエンーコ
ーアクリロニトリル)またはエテンープロペン共重合体
例えばエチリデン−ノルボルネン単位を有するEPDM
ゴムのエラストマー性分離層■)を持つ本発明による複
合膜は更に上に記載の通りに水からの有機物質の分離法
に対して適している。
ポリ(ブタジェン)は昇温下(代表的には40〜80℃
)での遊離基交叉結合剤としての少量(0,1〜4重量
%)の遊離基交叉結合剤または含硫黄交叉結合剤の添加
により交叉結合し得る。
かかるポリ(ブタジェン)に適する分子量範囲は約Mn
−500,000〜2,000.000g1モルである
。ポリ(ブタジエンーコースチレン)の構成はポリ(ブ
タジェン)中のスチレン単量体単位のランダム分布また
はスチレン末端ブロック及びポリ(ブタジェン)中心部
とのトリーブロック共重合体の状態であり得る。これら
のブタジェン−スチレン共重合体の交叉結合反応及び分
子量は純粋なポリ(ブタジェン)と同様である。
浸透気化法により本発明による複合膜で達成される他の
作用は脂肪族または環式脂肪族炭化水素からのベンゼン
、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、プロピルベン
ゼン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ブロモベン
ゼン、フェノール、アニリン及び他の芳香族物質の除去
である。本発明による複合膜に関して、フィラーを含む
微細孔膜i)をエラストマー性ポリウレタンのエラスト
マー性分離層ii)で被覆した場合、顕著な結果がこの
分離作用で達成された。エラストマー性ポリウレタン例
えばポリエステル−ウレタンまたはポリエーテル−ウレ
タンにより被覆されたかかる微細孔膜は水からのベンゼ
ン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、フロビルベ
ンゼン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ブロモベ
ンゼン、フェノール、アニリンまたは他の芳香族物質の
除去を行う際に同様に顕著に適している。
膜の選択的透過性の尺度を表わす分離ファクターσは一
般に分離作用の尺度として表わされ;次式により定義さ
れる: 式中、CA、及びCs、は透過液(p)中の物質A及び
Bの濃度を表わし、そして CA、及びC1は分離される混合物(m)(原料)中の
対応する濃度を表わし、ここにAは各々の場合に除去さ
れる成分を表わし、そして Bは混合物の他のまたは残りの成分を表わす。
上記のように、原料をガス状で膜に送る場合にガス分離
を伴う浸透気化の基本的類似性のために、本発明による
複合膜は同様にガス分離に顕著に適している。ガス分離
を検討するために、理想的に混和性であるガスの場合に
、ガス混合物を試験する必要がなく、個々のガスを純粋
な状態で膜上で試験することが適当である。
次にかかるガスに対するかかる膜の分離能は個々のガス
透過性の相互の比により記載し得る。
PA −>1である場合に膜はガスBよりガスAに対しP@ て選択的であり、ここにFA及びP、はガスA及びBの
透過性を表わす。
実施例1 多孔性支持構造体、ポリヒダントイン含有Ti01の製
造 N−メチルピロリドン(NMP)中のジフェニルメタン
−ポリヒダントインの18%溶液800゜0g;デイソ
ルバーを用いて溶液中に懸濁させた二酸化チタン(バイ
エルAG製の市販生成物R−KB@) 816.0 g
 ;及びNMP480.Ogからなるキャスティング溶
液を調製し、その際に3゜850cPの所望の粘度が遠
戚された。
熱可塑性重合体/フィラーの重量比は15:85であつ
t;。
キャスティング溶液を圧力フィルターを用いて25μm
の金属ふるいを通して濾過し、真空中で脱ガスし、そし
てドクター・プレートを用いて150μmの湿式塗布で
ポリプロピレンの織られていない繊維布に塗布した。重
合体を純水中で凝集させ、そして処理した膜を熱風で乾
燥した。
担体の織られていない繊維布として次のものを同様に用
いることができた:ポリエチレンの織られていない繊維
布、ポリエステルの織られていない繊維布、ポリエステ
ルの織られた繊維布、ポリフェニレンスルフィドの織ら
れていない繊維布またはガラス繊維の織られた繊維布。
実施例2 多孔性支持構造体、ポリアクリロニトリル含有Ti01
の製造 実施例1と同様に、粘度4.680cPを有する重合体
/フィラー分散体(15:85)を叶alonT溶液、
DMF中14% 400.0g、二酸化チタンR−KB
2 317.3g及びDMFloo。
Ogから製造し、処理して実施例1と同様に多孔性担体
構造体を生成させた。用いた担体の織られていない繊維
布はポリプロピレンの織られていない繊維布及びポリエ
ステルの織られていない繊維布であった。
実施例3 多孔性支持構造体、ポリアミド含有TiO2の製造 実施例1と同様に、粘度2.260cPを有する重合体
/フィラー分散体(15: 85)をDurethan
T40溶液、DMF中15% 400.0 g。
CaC1,、粉末18.0g、二酸化チタンR−KB2
340.Og及びDMF50.0 gから調製し、そし
てポリプロピレンの織られていない繊維本土で処理し、
実施例1と同様に多孔性担体構造体を生成させた。
実施例4 多孔性支持構造体、ポリスルホン含有TiO2の製造 実施例1と同様に、粘度3.520cPを有する重合体
/フィラー分散体(15:85)をN−メチルピロリド
ン中のポリスルホン(Udel 3500)の18%溶
液800.0g;デイソルバーを用いて溶液中に懸濁さ
せた二酸化チタン(バイエルAG製の市販生成物R−K
B■)816.0g;及びNMP480.0gから調製
し、濾過し、脱ガスし、そしてポリエステルの織られて
いない繊維本土で処理して実施例1と同様の方法で多孔
性担体構造体を生成させた。
実施例5 活性分離層としての複合膜、ポリ(ジメチルシロキサン
)の製造 実施例1〜3に記載の多孔性支持構造体をトルエン中に
て厚さ100μmの湿潤層に加熱により交叉結合し得る
ポリ(ジメチルシロキサン)(バイエルAG製の市販生
成物5ilopren 2530■)の50%溶液で被
覆した。溶媒を蒸発した後、熱による交叉結合を80°
Cで1時間行った。
5a       1 5b      2 5c       3 5d       4 実施例6 Silopren 2530 Silopren 2530 Silopren 2530 Silopren 2530 50μm 50μm 50μm 0 am 活性分離層としての複合膜、ポリ(ブタジェン)の製造 実施例1に記載の多孔性支持構造体をトルエン溶液中の
ポリ(ブタジェン)及びポリ(ブタジエンーコースチレ
ン)で被覆した。活性分離層の乾燥した層の厚さを用い
た特定のキャスティング溶液及び湿式塗布の厚さから計
算した。次の表に挙げる、活性分離層としてのエラスト
マーのあるもの80’Oで16時間のキャスト膜の熱処
理により交叉結合させ、その際に上記の重量%の量の過
酸化ジベンゾイルを交叉結合剤として特定のキャスト溶
液に最初に加えた。
Buna22 CBはシス−含有量98%及び数平均分
子量Mn=600.000〜700.000を有するポ
リ(ブタジェン)である。Buna EM  1500
はブタジェン77重量%及びスチレン23重量%のラン
ダム共重合体である。これに対して、5olpren 
l 205は全体でスチレン25重量%及びブタジェン
75重量%を含むSBS l−リーブロック共重合体で
あり、そして5olpren E L  6533はス
チレン40重量%を含むブロック共重合体である。
実施例7 浸透気化法による水からのエタノールの除去に対する複
合膜の使用 浸透気化実験をドイツ国特許出願公告第2,627.6
29号に記載の装置中にてエタノールlO%及び水90
%の混合物を用いて行い;各々の場合に実験を室温で4
時間続け、そして透過液の組成を屈折率により測定した
実施例8 実施例5aに記載の膜を例えばドイツ国特許出願公開v
g3,441.190号に記載の浸透気化モジュールを
用い、種々の組成の原料溶液を流すことにより試験した
。実験条件及び結果を第1及び2図に示す。第2図にお
いて、動力学的蒸発平衡を膜の分離能として破線でプロ
ットする。
実施例9 浸透気化法による水からのフェノールの除去だ対する複
合膜の使用 浸透気化実験を実施例7と同様に異なった原料溶液中の
7エノールの含有量を用いて行った。
実施例10 実施例5aによる膜の特性を実施例7と同様にこのもの
に流す種々の組成の原料溶液(フェノール−水)により
浸透気化モジュールを用いて試験した。実験条件及び結
果を第3及び4図に示す。
第3図及び第4図は浸透気化法による水からのフェノー
ルの除去に対する実施例5aによる膜の浸透特性及び分
離作用を示す。
実施例11 浸透気化法による水からのアセトンの除去に対する複合
膜の使用(W材中のアセトン20重量%)浸透気化実験
は実施例7と同様に行つt;。
実施例12 脂肪族からの芳香族の除去に対するポリウレタン浸透気
化膜の製造 実施例1により得られる多孔性膜マトリックスをポリウ
レタンで被覆した。このために、ポリブタンジオールア
ジペート、平均分子量約2,250 g−mol−’ 
 l OO,Og、メチレンジ(フェニルイソシアネー
ト)(MDI)51.7g及びブタン−1,4−ジオー
ル15gを公知の方法で相互に反応させた。ジメチルホ
ルムアミド及びブタノンの混合物(3: 2)中のこの
ポリウレタンの30%溶液(Ii量/容量)を圧力フィ
ルターを通して濾過し、そして泡が消えるまで放置した
。このポリウレタン溶液を多孔性支持膜に実施例1に記
載のとおりに湿式塗布で300μmに塗布した。
溶媒を熱風で除去した。
実施例13 浸透気化法によるトルエン及びシクロヘキサンの分離に
対する実施例12からの複合膜の使用実施例12に記載
の膜を例えばドイツ国特許出願公開第3,441.19
0号に記載される浸透気化モジュールを用いて種々の組
成で流す原料溶液(トルエン−シクロヘキサン)により
試験した。
実験条件及び結果を第5及び6図に示す。第5図及び第
6図は30℃及び浸透圧1ミリバールでの浸透気化法に
よるトルエン及びシクロヘキサンの分離に対する実施例
12の膜の浸透特性及び分離作用を示す。
実施例14 ポリウレタン複合膜のガス浸透性 実施例12に記載の複合膜を湿式塗布の厚さが100μ
mのみが異なって製造した。
直径8cmの円形の膜を次のガスのガス浸透性に対して
23℃で試験した: ヘリウム    499 窒素      30 酸素      106 二酸化炭素   875 アルゴン     67 メタン     71 ブタン     133 窒素と比較して酸素に対して驚くべき程に良好な分離能
をこの値から知り得る。計算された選択性は である。
かかる分離能により空気から酸素を浸透側に富ませるか
、または供給側で欠乏され、これにより適当ならば不活
性ガスとして0□の欠乏した窒素が単離される。
本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。
1、i)無機フィラーを含み、その際に該フィラーが5
〜200m”/gの比表面積を有し、且つ膜の全重量の
60〜90重量%をI!1IfRする、フィルム形成用
熱可塑性重合体の微細孔膜、及びi)該膜に塗布される
透過選択性のエラストマー性分離層、からなる複合膜。
2、フィルム形成用熱可塑性重合体をポリヒダントイン
、ポリアミド、ポリスルホン、ポリエーテルケトン、ポ
リイミド、ポリアミドイミド、ポリパラバン酸及びポリ
アクリロニトリルよりなる群から選ぶことを特徴とする
、上記lに記載の複合膜。
3、フィルム形成用熱可塑性重合体が芳香族単量体を含
み、且つ少なくとも150℃の軟化点を有することを特
徴とする、上記2に記載の複合膜。
4、フィラーが二酸化チタンまたは二酸化チタンが混合
物の50重量%を構成するフィラーの混合物であること
を特徴とする、上記lに記載の複合膜。
5、分離層に対するエラストマーとしてポリブタジェン
、ポリイソプレン、ポリクロロプレン、ポリ(ブタジエ
ンーコーアクリロニトリル)、EPDMゴム、ポリ(ブ
タジエンーコースチレン)、ポリ(ジメチルシロキサン
)、ポリエーテルウレタンまたはポリエステルウレタン
を用いることを特徴とする、上記lに記載の複合膜。
6、i)による微細孔膜をii)による分離層をi)に
塗布する前に織られていない繊維布または織られた繊維
布製の粗い多孔性の支持層に最初に塗布することを特徴
とする、上記lに記載の複合膜。
7、粗い多孔性の支持層に対する材料として織られてい
ない繊維布または織られた繊維布の状態のポリエチレン
、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリフ
ェニレンスルフィドまたはガラス繊維を用いることを特
徴とする、上記6に記載の複合膜。
8、a)5〜200m”/gの比表面積を有するフィラ
ーを重合体及びフィラーの重量をベースとして60〜9
0重量%の量でフィルム形成用重合体の溶液中に分散さ
せ、その際に粘度500〜15.000cpを有する均
一キャスティング溶液を生皮させ、 b)該溶液を処理してフィルム、チューブ、ホースまた
は中空繊維状の膜を生皮させ、その際に溶媒を蒸発また
は沈殿凝集により除去し、そして C)透過選択性のエラストマー性分離層をエラストマー
の溶液の状態で膜に塗布し、続いて蒸発により溶媒を除
去することを特徴とする、上記lに記載の複合膜の製造
方法。
9.1)無機フィラーを含み、その際に該フィラーが5
〜200 m27 Hの比表面積を有し、且つ膜の全重
量の60〜90重量%の量である、フィルム形成用熱可
塑性重合体の微細孔膜、及びi)該膜に塗布される透過
選択性のエラストマー性分離層、からなる複合膜を用い
ることを特徴とする、浸透気化またはガス分離方法。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、実施例4aの膜の夫々浸透特性及
び分離作用を示すグラフであり、第3図及び第4図は、
実施例5aの膜の夫々浸透特性及び分離作用を示すグラ
フであり、第5図及び第6図は、実施例12の膜の夫々
浸透特性及び分離作用を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、i)無機フィラーを含み、その際に該フィラーが5
    〜200m^2/gの比表面積を有し、且つ膜の全重量
    の60〜90重量%を構成する、フィルム形成用熱可塑
    性重合体の微細孔膜、及びii)該膜に塗布される透過
    選択性のエラストマー性分離層、からなる複合膜。 2、a)5〜200m^2/gの比表面積を有するフィ
    ラーを重合体及びフィラーの重量をベースとして60〜
    90重量%の量でフィルム形成用重合体の溶液中に分散
    させ、その際に粘度500〜15,000cpを有する
    均一キャスティング溶液を生成させ、 b)該溶液を処理してフィルム、チューブ、ホースまた
    は中空繊維状の膜を生成させ、その際に溶媒を蒸発また
    は沈殿凝集により除去し、そして c)透過選択性のエラストマー性分離層を エラストマーの溶液の状態で膜に塗布し、続いて蒸発に
    より溶媒を除去することを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項記載の複合膜の製造方法。 3、i)無機フィラーを含み、その際に該フィラーが5
    〜200m^2/gの比表面積を有し、且つ膜の全重量
    の60〜90重量%の量である、フィルム形成用熱可塑
    性重合体の微細孔膜、及びii)該膜に塗布される透過
    選択性のエラストマー性分離層、からなる複合膜を用い
    ることを特徴とする、浸透気孔またはガス分離方法。
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