JPH0312226A - 複合膜、それらの製造方法及びそれらの使用 - Google Patents

複合膜、それらの製造方法及びそれらの使用

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JPH0312226A
JPH0312226A JP2121388A JP12138890A JPH0312226A JP H0312226 A JPH0312226 A JP H0312226A JP 2121388 A JP2121388 A JP 2121388A JP 12138890 A JP12138890 A JP 12138890A JP H0312226 A JPH0312226 A JP H0312226A
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membrane
filler
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polymer
polyurethane
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カルルハインツ・ヒルデンブラント
Rolf Dhein
ロルフ・ダイン
Willi Dr Meister
ビリイ・マイスター
Dittmar K Dr Nerger
デイトマル・ケイ・ネルガー
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C7/144Purification; Separation; Use of additives using membranes, e.g. selective permeation
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1、発明の分野 本発明は、新規な複合膜、それらの製造方法、及び低級
アルキル基、ヒドロキシル、塩素または臭素によって随
時置換されたベンゼンを、脂肪族及び/または脂環式炭
化水素、アルコール、エーテル、ケトン及び/またはカ
ルボン酸エステルとのそれらの混合物からあるいは流出
液から取り出すためのそれらの使用に関する。
浸透(permeation)による物質混合物の取り
出しのために膜を使用することができる。ここで、例え
ば、液相の物質混合物(供給溶液)を膜の一つの側に持
ってきて、そしてそれからの一つの物質、それからのあ
る群の物質、あるいは一つ物質にまたはある群の物質に
富んだ混合物を膜のもう一つの側に、また液体の形で、
取り出す(より狭い意味での浸透)手順に従うことがで
きる。膜を通り抜けそしてもう一つの側で再び集められ
た物質、あるいは述べられたような物質混合物を浸透物
(permeate)と呼ぶ。しかしながら、例えば、
供給物を液体または気体の形で、好ましくは液体の形で
膜の一つの側に持ってきて、そして浸透物をもう一つの
側で蒸気の形で取り出し、そして次に凝縮させる(浸透
蒸発(pervaporation) )手順に従うこ
ともまた可能である。
このような浸透法は、物質取り出しのその他の方法、例
えば蒸留または吸収への有用な付加手段である。浸透、
特に浸透蒸発は、特に共沸混合物として沸騰する物質混
合物の取り出しにおいて有用な助けであり得る。
2、技術の現状の説明 種々のポリマー材料の膜を個々の特定の目的に適合させ
る多くの試みが以前からあった。かくして、ポリエチレ
ンの非多孔性プラスチック膜の助けによって透過物中に
ベンゼンを富化しそしてこの方法でベンゼン/メタノー
ル共沸混合物からベンゼンを実質的に分離することはU
S2,953゜520から知られている。さらにまた、
ある種のポリウレタンエラストマーの膜の助けによって
二つの芳香族化合物であるスチレン及びエチルベンゼン
を、スチレンが透過物中で富化されるように分離するこ
とはUS3,776.970から知られている。さらに
また、ポリウレタン膜の助けによって脂肪族炭化水素、
脂環式炭化水素、アルコール、エーテル及ヒカルポン酸
エステルからベンゼン及びアルキルベンゼンを取り出す
ことはドイツ特許明細書2,627,629から知られ
ている。
発明の要約 低級ア゛ルキル基、ヒドロキシル、塩素または臭素によ
って随時置換されたベンゼンの、脂肪族及び/または脂
環式炭化水素、アルコール、エーテル、ケトン及び/ま
たはカルボン酸エステルとのそれらの混合物からのある
いは流出液からの取り出しが、ドイツ特許明細書2,6
27,629中で述べられたポリウレタン膜と比較して
以下に述べる複合膜を用いることによってかなり改良さ
れ得ること、そしてこれらの改良された取り出し効果は
低い芳香族含量の混合物の分野において特に明瞭になる
ことが、ここに驚くべきことに見い出され Iこ 。
かくして、本発明は、 I) 少なくとも一つの充填剤を含む少なくとも二つの
混和しないポリマーの、このような充填剤または数個の
充填剤の混合物の量が充填剤及び混和しないポリマーの
総重量の30〜85%である、大多孔性(macrop
orous)膜、及びii)   i)に付与された孔
のないポリウレタン(PU)膜 から成る複合膜に関する。
発明の詳細な説明 1)による大多孔性膜は、溶液において混和しない、即
ち、共通溶液において相分離を導く少なくとも二つのポ
リマーから成る。分離する(demix)混和しないポ
リマーシステムに関する一層の詳細は、ボール(Pau
l) J 、70−リ((Flory)による論文、“
ポリマー化学の原理”、イタ力(Ithaca) 、N
、 Y、、(1953)中に見い出される。この不安定
な混合物中に少なくとも一つの不溶性充填剤を分散させ
ることによって、この混合物は安定で均質な分散液に転
換される。次にこの分散液を注型溶液として基体に付与
する。i)による大多孔性の充填剤含有膜は、転相とも
呼ばれる沈殿凝固によってこの注型溶液から製造される
この転相の技術は、例えばH,ストラットマン(Str
athman口)、“合成膜の助けによる分子混合物の
分離′″、シュタインコア (Steinkopf)出
版社、ダルムシュタット(1979)及びり、R。
ロイズ(Lloyds)、“合成膜の材料科学”、AC
Sシンポ、 C5ymp、)セル、 (Sar、) 2
69、ワシントンD、C,(1985)から知られてい
る。
これらの刊行物はまた、沈殿凝固の間に得られる典型的
な膜構造を述べている。これらは、常に、膜表面上によ
り密なポリマーの皮(5kin)そして膜の内部により
高い多孔性を有する非対称な膜構造である。この孔構造
は、注を溶液の処方に依存して指状または7オーム状で
あり得る。膜表面上により密なポリマーの皮を生成させ
ることによって、従来の膜の孔径は限定されそして概し
て約8〜loIJmの値を越えない。
従来のタイプの沈殿凝固膜の製造に8いては出発物質と
して均質なポリマー注型溶液を使用する。
何故ならばさもないと不安定な膜が得られるからである
。この理由のために、典型的な膜性型溶液は、ポリマー
及び溶媒または溶媒混合物(例えばジメチルアセトアミ
ド中のポリアミドまたはアセトン/ホルムアミド中の酢
酸セルロース)から生成される。
ポリマー注型溶液の特別な処方によって増加された浸透
性を有する膜を製造する試みも既になされてきた。水中
での凝固の間に溶は出しそしてこのようにして拡大され
た孔に導く水溶性ポリマー例えばポリビニルピロリドン
を含むポリマー注型溶液を用いて製造された膜はダム。
プロ、レス。
デブ、  (Che+++、Pro、Res、Dev、
) 22 (1983)、320〜326中にまたはD
E−OS(ドイツ公開特許明細書)3,149.976
中に述べられている。ポリマー混合物の膜もまた述べら
れてきた。
しかしながら、対応する注型溶液の処方は、溶解度パラ
メータを基にして均質なポリマー溶液が得られるように
作られている。例えば、EP66゜408は、ただ一つ
のポリマーの通常の膜と比較して増加した浸透性を有す
る、酢酸セルロース及びポリメチルメタクリレートの混
合物の膜を述べている。しかしながら、ここでは類似の
溶解度パラメータ及びある非常に狭い混合比を有するポ
リマーの組み合わせに依存している。
それ自体は混和せずそして混合しないポリマーの大多孔
性膜は、もしある種の不溶性充填剤をこれらのポリマー
の中に分散させれば、任意の所望の混合比で処理して均
質な注型溶液を生成させることができ、そしてこの大多
孔性膜はそれらに付与された孔のないポリウレタン(P
U)膜と結合して上で述べたより良い取り出し効果を演
することが、ここに驚くべきことに見い出されI;。
例えば、もしジメチルホルムアミド中のポリウレタンの
20重量%濃度の溶液(PU/DMF溶液)及びジメチ
ルホルムアミド中のポリアクリロニトリルの20重量%
濃度の溶液(PAN/DMF溶液)を撹拌しながら混合
すれば、この混合物を短時間放置した後では相分離が起
きる。このような混合物は不安定でありそして膜の製造
のための注型溶液としては不適当である。これに反して
、もし同じポリマー/DMF溶液を、充填剤、例えばタ
ルクの同時のまI;は引き続く分散混入も伴って合わせ
るならば、沈殿凝固法による膜製造に適当である均質で
安定な注型溶液が得られる。
公知の膜と比較して、このような注型溶液から製造され
る膜は、表面上にもっとはるかに大きな孔を、そしても
っとはるかにずっと高い全体の気孔率を有する。
これらのポリマー膜の断面の電子顕微鏡写真は、これら
がフェルト状積み重ねを有する構造物であり、一方膜表
面上にもっと密なポリマーの皮を有する公知の非対称構
造積み重ねは、はとんど完全に抑圧されていることを示
す。30μmまでの平均孔径を、上の処方の膜の膜表面
上に検出することができる。
このような膜母体の製造のために必要とされるポリマー
注型溶液は以下の条件を満たさねばならない: a) 個々のポリマー成分の溶液はお互いに混和しては
ならない。従来の注型溶液と類似の、混和するシステム
によっては、細かい多孔性の膜構造及び顕著な非対称の
構造が得られる。
b) 個々のポリマー成分の溶媒はお互いに混和性でな
ければならない。
C) 混和しないポリマー成分を均質な注型溶液に転換
させるためには、適当な不溶性充填剤、例えば無機充填
剤をポリマー成分中に、充填剤及び混和しないポリマー
の総重量の30〜85%を構成する量で、分散させねば
ならない。好ましい変形例においては、充填剤は総重量
の50〜75%を構成する。
ある場合においては、充填剤の性質が、注型溶液の安定
性及び均質性にとって重要であり得る。
例えば1.二酸化チタン(T i O*  RK B 
2 ’バイエルAG)または約3m”/gの比表面積(
約0.5〜1.Opmの粒径)を有する硫酸バリウム(
プラン フイクセ ミクロン(Blanc Fixs 
Mikron) ”、ザハトレーベン(Sachtle
ben) )を含むPU/PAN混金物の注混溶物は、
安定性及び均質性に関してあまり好ましくないけれども
、タルク(タルクATI、 ノルウェーのタルク)を含
む同じポリマー混合物の溶液は、良好な均質性及び分散
安定性を示す。
高い比表面積の非常に細かな粒の充填剤によって、例え
ば二酸化チタンデグッサP25(約40m”/g)また
は二酸化ケイ素アエロジル(Aerosil) 200
8、デグッサ(200m”/g)によってもまた、同様
に良好な結果を得ることができるであろう。タルクと硫
酸バリウムとの、またはタルクとTies  RKB2
@との、または二酸化チタンP25■、デグッサと硫酸
バリウムとの混合物は、適当な注型溶液に導く。微品質
セルロース(例えばアルボセル(Arbocel) B
 E600/30@ J、レッテンマイアー(Rett
engaier) &ゾーネ(5oehne)を分散混
入させることによって適当な注型溶液を製造することも
また可能であった。その他の適当な充填剤は、CaCO
3、MgC0,、ZnO及び酸化鉄である。
既に述べた充填剤に加えて、ゼオライト及びベントナイ
ト、そしてさらにまたTi O、とBa5o4とのまた
はタルクとBa5O,との混合物、そしてさらにまた大
きな及び小さな比表面積のTiO□の混合物、例えばT
ie、RKB2@バイエル/ T i O* P 25
 ’デグッサもまた述べられてよい。好ましい充填剤は
、タルク、微晶質セルロース、ゼオライト、ベントナイ
ト、BaSO4、Tie、及びSin、である。
充填剤の機能及び作用は、不安定で不均質なポリマー溶
液の安定なそして均質な注型溶液への転換である;この
“溶解化(solubNization)Hの機構は知
られていない。予備試験を知らせることによって、適当
な充填剤/ポリマーの組み合わせを見い出すことができ
る。
孔の大きさは、ポリマー及び特別な量の選択によって制
御される。充填剤は、もしあるとしても、孔の大きさに
は小さな影響しか持たない。充填剤の粒径は、ポリマー
膜の孔径(≦30μm)よりも小さい程度の大きさ、即
ち0.007〜16μm1 Lばしば0.3〜5μmで
ある。ここで述べられた注型溶液のタイプと組み合わせ
られた沈殿凝固の方法は、本発明による膜の孔生成の原
因となる。本発明による大多孔性膜の平均孔サイズの範
囲は、10〜30μm1好ましくは15〜25μmであ
る。このような平均孔サイズは、それ以下の範囲(例え
ば111mから)のそしてそれ以上の範F!B(例えば
50μmまで)の孔の出現をvp除しない。
例えば、以下のポリマーの種類をi)による大多孔性の
充填剤含有膜を製造するために使用することができる:
セルロースエステル、ポリビニルエステル、ポリウレタ
ン、ポリアクリル誘導体及びアクリルコポリマー、ポリ
カーボネート及びそれらのコポリマー、ポリスルホン、
ポリアミド、ポリイミド、ポリヒダントイン、ポリスチ
レン及びスチレンコポリマー、ポリ(パラ−ジメチル−
フェニレンオキシド)、ポリ7ツ化ビニリデン、ポリア
クリロニトリル及び少なくとも50重量%の酢酸ビニル
を含むエチレン/酢酸ビニルコポリマー。
好ましくは、ポリウレタン、ポリアクリロニトリル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリスチレン、ポリスルホン、ポリ7ツ
化ビニリデン、ポリアミド、ポリヒダントイン及び少な
くとも50重量%の酢酸ビニルを含むエチレン/酢酸ビ
ニルコポリマーの群からの2または3の混和しないポリ
マーが使用される。二元の混和しないポリマーシステム
の例はセルロースエステル/ポリビニルエステル(例え
ば酢酸セルロース セリドール(Cellidor)C
P@/ポリ酢酸ビ酢酸ビニルモスイリスwilith)
■) ポリウレタン/ポリアクリル誘導体(例えばデズモダー
ム(Des+*oderm) K B HO/ポリアク
リロニトリル ドラロン(Dralon) T @また
はデズモダームKBH@/アミン改質されたドラロンA
@またはデズモダームKBHO/陰イオン的に改質され
た、即ち硫酸塩の基を供給されたドラロンU’3) ポリカーボネートコポリマー/ポリウレタン(例えばポ
リエーテルポリカーボネート/デズモダームKBH■) ポリビニル誘導体/ポリスルホン(例えばポリフッ化ビ
ニリデン/ポリスルホン ウーデル(Udel) P 
l 700 @)ポリアミドまたはポリイミド/ポリス
チレンまたはスチレンコポリマー ポリ(パラ−ジメチル−フェニレンオキシド)/ポリフ
ッ化ビニリデン、そして 一部 ポリヒダントイン/ポリスチレン。
述べてよいその他の2成分の組み合わせは、ドラロンU
@/モウイリスの及びセリドールCPe/ドラロンUO
であり、三元のポリマー混金物の例は、セリドールCP
@/ドラロンUO/ポリスチレン、モウイリスR■/デ
ズモダームKBH@/ポリ塩化ビニル及びデズモダーム
KBH”/モウイリスRO/ドラロンT[相]であり、
そしてドラロンT@をドラロンA0によって置き換える
ことも可能である。
好ましい二元及び三元ポリマーシステムは、デズモダー
ムKBH■/ドラロンT■、デズモダームKBH■/ド
ラロンA■、デズモダームKBH■/モウイリス0/ド
ラロンTOであり、そしてドラロンTOをドラロンAO
またはドラロンUOによって置き換えることも可能であ
る。
好ましくは使用されるポリマーの化学構造は、実施態様
実施例の付録において述べられる。。
一般に、4またはそれより多い混和しないポリマーでさ
え使用することができるが、これは、より高度な努力に
も拘わらず、追加の利点を生じない。
特定の組み合わせにおける、孔径のために必要とされる
、ポリマーの量の比は、適切な実験によって決定するこ
とができる。
もし少なくとも二つ存在するポリマーが大体同じ量で混
合されれば、概して平均孔サイズに関する比較的高い値
が得られ:もしこれらの量が相対的に広く異なれば、比
較的低い値が得られる。ポリマー注を溶液は、2のポリ
マーから成る時には、すべてのポリマーの総量を基にし
て少なくとも10重量%の一つのポリマーを含まねばな
らない。2より多い混和しないポリマーに関しては、一
つのポリマーのこの最小量は、すべてのポリマーの8重
量%でなければならない。
本発明による複合膜の一部としての大多孔性の充填剤含
有膜i)は、10〜2002m1好ましくは30〜10
0/jmの厚さを有する。
ジメチルホルムアミド(DMF)は、好ましいポリマー
組み合わせの注型溶液の製造のための特に適当な溶媒で
ある。その他の適当な溶媒は、使用されるポリマーに依
存して、N−メチルピロリドン(NMP) 、ジメチル
スルホキシド(DMSO)、ジメチルアセトアミド、ジ
オキソラン、ジオキサン、アセトン、メチルエチルケト
ンセロソルブ(Cellosolve)■である。
溶媒の量は、500〜25.000mPa sの範囲に
達する注型溶液の粘度が達成されるように遺沢−される
。概して、これは、全体の充填剤含有注型溶液中の10
〜40重量%のポリマー含量に対応する。
本発明による複合膜における含有物i)の製造のための
全体の方法は、好ましい実施例の助けによって以下のよ
うに述べることができる:各々の場合において約20重
量%濃度のデズモダームKBH■、モウイリス■及びド
ラロンT■のDMFポリマー溶液を、高速撹拌機(溶解
機)の助けによって混合して、タルクを分散混入させて
、均質なポリマー注型溶液を生成させた。真空中で脱ガ
スした後で、この注型溶液を、ドラタブレードの助けに
よって例えば150μmの層厚さで担体基体に塗布しそ
して凝固浴、例えば純水中に浸漬させた。約2分の滞留
時間の後で、このようにして生成されt;大多孔性の充
填剤含有膜を凝固浴から取り出しそして暖かい空気によ
って乾燥させた。
界面活性剤、例えばジオクチルナトリウムスルホスクシ
ネートまt二1まドブ・ンルベンゼンスルホン酸塩もま
た、注型溶液を製造するために、注型溶液の総重量の2
〜lO%の量で使用することができる。
水溶性ポリマー、例えばセルロースエーテル、ポリエチ
レングリコール、ポリビニルアルコールまたはポリビニ
ルピロリドンもまた、ポリマー注型溶液の一成分である
ことができる。その他の可能な添加物は、いわゆる凝固
助剤、例えば、陽イオン性ポリウレタン分散液(例えば
デズモダームコアギュラント(Koagulant) 
K P K ” )である。
水溶性ポリマー及びその他の添加物は、注型溶液の総重
量の0−1o%を構成することができる。
注型溶液の塗布のために使用される担体基体は、i)に
よる大多孔性の充填剤含有膜の製造のためだけに機能し
そしてそれ故i)に関する凝固操作の後で再び剥がし取
られるものでよい。この目的のためには、担体基体は滑
らかでなければならず、そして、例えば、ガラス、ポリ
エチレンテレフタレートフィルムまたはシリコン化され
た担体材料である。しかしながら、もしi)及びn)の
本発明による複合膜に機械的安定性を改良するための支
持材料を備える予定であるならば、大多孔性の充填剤含
有膜i)がそれへの良好な接着を示す、液体に浸透性で
ある材料、例えば織られたポリマー織物またはポリマー
不織布を担体基体として使用する。このような支持材料
(織られた織物または不織布)の共用は、本発明による
複合膜のために好ましい。このための適当な材料は、ポ
リプロピレン及びポリエステル不織布、多繊維の(mu
lti −f 1brous)ポリエステル、ポリアミ
ド及びガラス繊維の織られた織物である。
さらにまた、膜の表面積を増加させるt;めに、これら
をチューブ、ホースまたは中空繊維の形で、並びにフィ
ルムの形で使用することも知られている。これらの製造
はすぐに述べられる。これらのチューブ、ホースまたは
中空繊維は、最小の可能な装置体積によって最大の膜表
面積を達成するために、モジュールと呼ばれる特別な分
離装置として配置しそして使用することができる。この
ようなチューブ、ホースまI;は中空繊維は、例えば、
上で述べt;充填剤を含有しそしてこのようにして安定
化された注型溶液を同心の2成分ダイの外側の環状の隙
間を通して押し込み、一方凝固剤、例えば水を中央のダ
イ開口を通して押し込み、そしてさらに出てくる注型溶
液を凝固浴、例えば水に入れることによって製造するこ
とができる;この方法においては凝固は内側からそして
外側から実施される。
凝固及び乾燥の後で、孔のないポリウレタン(PU)膜
を大多孔性の充填剤含有膜i)に注型技術によって付与
する。
この孔のないPUll!l!の厚さは、0.5〜500
μm1好ましくは5〜50μmである。
この孔のないPU膜i)のためのポリウレタン及びそれ
らの製造は知られている。ポリウレタンは、一般に、比
較的高分子量のジーまたはポリヒドロキシ化合物及び脂
肪族、芳香脂肪族まl;は芳香族ジーまたはポリインシ
アネート及びもし適切ならばいわゆる連鎖伸長剤の反応
によって製造される。
OH宋端基を含む出発物質の述べてよい例は、炭酸及び
2〜10のCJl[子を有する脂肪族ジカルボン酸、好
ましくはアジピン酸及びセバシン酸と2〜10の0M子
を有する脂肪族ジアルコール、好ましくは2〜6のC[
子を有するものとのポリエステル(ここでポリエステル
の融点を低下させるためにジアルコールを混合物として
使用することも可能である):そのカルボキシル基がジ
オールと反応させられた、低分子量脂肪族ラクトン及び
ω−ヒドロキシカルボン酸、好ましくはカプロラクトン
またはω−ヒドロキシカプリン酸のポリエステル;そし
てさらにまた、ポリアルキレンエーテルジオール、特に
ポリテトラメチレンニーアルジオール、ポリトリメチレ
ンエーテルジオーノ呟ポリプロピレングリコールまたは
対応するコポリエーテルである。
芳香族ジイソシアネート、例えばトルイレンジイソシア
ネート及びm−キンリレンジイソシアネート、芳香脂肪
族ジイソシアネート、例えばジフェニルメタン4.4′
−ジイソシアネート、または脂肪族及び脂環式ジイソシ
アネート、例えばヘキサメチレンジイソシアネート及び
ジシクロヘキシルメタン4.4′−ジイソシアネート、
並びにインホロンジインシアネートが、ジイソシアネー
トとして使用される。
もし適切ならば、これらの出発物質はまた、付加的に用
いられるジアルコールと反応させていわゆるプレポリマ
ーを生成することもでき、そして次にこれらは、さらに
ジーまたはポリヒドロキシ化合物及びジーまたはポリイ
ソシアネート及びもし適切ならばさらに連鎖伸長剤と再
び重合させることができる。ジオール及びジイソシアネ
ートを使用することによって得られる二次元的に橘かけ
されたポリウレタンに加えて、もしトリヒドロキシ化合
物及び/またはポリオール及び/またはトリス−及び/
またはポリイソシアネートを重合における出発物質とし
て同時に使用するならば、三次元的に橘かけされたポリ
ウレタンもまた得ることができる。
しかしながら、三次元橘かけ結合はまた、もしまだ遊離
のヒドロキシル及び/またはポリシアネート基を含む二
次元的に橘かけされたポリウレタンを引き統いてさらに
三官能のアルコール及び/またはイソシアネートと反応
させれば、達成することができる。このような三次元的
に橋かけされたポリウレタンは、同様に、遊離のインシ
アネート末端基を含む二次元的に橘かけされたポリウレ
タンと反応性水素原子を含む末端基を有する小量のポリ
マー、例えばホルムアルデヒド樹脂またはメラミン樹脂
との後続する反応によっても得ることもできる。フィル
ムを形成する弾性ポリウレタンが、孔のないP U #
!Xii )のために好ましく使用される。これらは、
約1.0の、例えば0.95〜1.1の範囲の特性数(
当量) NCOloHまたはNCO/ (OH+NH,)ををす
るいわゆる“l成分PU”として製造される。ここで、
ブタン−1,4−ジオールアジピン酸ポリエステル、ヘ
キサメチレン−1,6−ゲリコールアジピン酸ポリエス
テル及びヘキサン−1,6−ジオールポリカーボネート
が、特に、・ジオールとして使用される。
好ましいジイソシアネートは、イソホロンジイソシアネ
ート、4.4’−ジイソシアナト−ジフェニルメタン及
びトルイレンジイソシアネートである。
エチレングリコール、ブタン−1,4−ジオール、エタ
ノールアミン及びジアミノ−ジシクロへキシル−メタン
が、好ましくは、連鎖伸長剤として使用される。
このグループはまた、約lの特性数、NGOloHを有
する、遊離のヒドロキシル基を有するプレポリマー、ジ
オール及びジイソシアネートから製造されるポリウレタ
ンを含む。
このようなフィルム形成ポリウレタンの別の好ましいグ
ループは、ポリオール、例えばトリメチロールプロパン
、そしてもし適切ならば連鎖伸長剤、例えばブチレン−
1,3−グリコール、そしてジイソシアネートとの後続
する一層の重合によって橘かけされた、上で述べたポリ
ウレタンの一つのいわゆる“2成分PU”である。“2
成分PU″のこのグループはまた、ホルムアルデヒド樹
脂またはメラミン樹脂とさらに引き続いて橋かけされた
ポリウレタンを含む。
その他のポリウレタンもまた、勿論、本発明による複合
膜において使用されるような孔のないPU膜li)の製
造のために使用することができる;分離されるべき芳香
族及び脂肪族または脂環式炭化水素中に溶解するポリウ
レタンだけが不適当である。
大多孔性の充填剤含有膜I)の上に孔のないPU II
I ij )を付与するための上で述べた注型技術に加
えて、押出し、カレンダ加工または射出成形技術による
付与もまた、原則的には考えられる。しかしながら、注
型技術による付与が好ましい。
注型技術の中では、あり得る実施態様はPU注型溶液に
アクリレートを添加することである。これらの添加され
たアクリレートは、孔のないPU膜U)が、UV光また
はν放射線または電子ビームによって本発明による複合
膜内部で橘かけされそしてこのようにして機械的に安定
化されることを可能にする。
考えられるアクリレートは、4〜12のC原子を有する
ジオールのあるいはトリーまたはテトラアルコールのア
クリル酸エステル及び/またはメタクリル酸エステル、
特にブタン−1,4−ジオールアクリレート、ブタンジ
オールビス−メタクリレート、そして特にトリメチロー
ルプロパントリスアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート、ペンタエリトリトールテトラア
クリレートまたはペンタエリトリトールテトラメタクリ
レート、またはウレタンアクリレート(例えばトリメチ
ロールプロパン、インホロンジイソシアネート及びヒド
ロキシエチルアクリレートの反応生成物)である。それ
らの量は、ポリウレタン及びアクリレートの総量を基に
して4〜24重量%である。かくして、橘かけできるア
クリレート/ポリウレタンブレンドがii)のために得
られる。
トリメチロールプロパントリスアクリレートが特に好ま
しく用いられる。
もし水性PU分散液(アンゲバ、マクロモレク。
ケミ−(Angev、Makromolek、Ches
ie )98  (1981)133〜165)を孔の
ないP U UX ii )の製造のために使用するな
らば、これらは、もし適切ならば、機械的強さを改良す
るためにカルボジイミドによって橋かけすることができ
る。
可塑剤、例えばノニルフェノール、まt;は充填剤、例
えば細かく分割されたSiO□(例えばシリカゲルまt
二はデグッサからのアエロジルグレード)及びゼオライ
トもまた、PU膜i)の製造のためにさらに使用するこ
とができる。
本発明はさらにまた、 a) 少なくとも二つの混和しないポリマーを、溶液中
に相分離を導く量で、含む溶液中に、少なくとも一つの
不溶性充填剤を、このような充填剤または数個の充填剤
の混合物の量が充填剤及び混和しないポリマーの総重量
の30〜85%となるように、分散させて、均質な注型
溶液を生成させ、b) この溶液を、フィルム、チュー
ブ、ホースまたは中空繊維の形の膜に加工し、そして沈
殿凝固を実施し、そして C) この方法で得られる大多孔性の充填剤含有膜に、
孔のないPU膜を付与する ことを特徴とする、上で述べたタイプの複合膜の製造に
関する。
フィルムの形でのステップb)における膜の製造におい
ては、溶液を担体基体に付与しそして、上で述べt;方
法での沈殿凝固の後でステップC)を実施する前に、凝
固体を担体基体から引き離す。
しかしながら、好ましくは、この方法は、担体基体が、
複合膜上に留まる、述べられたタイプの支持材料である
ように改変される。次に、孔のないPU膜d)を上で述
べた方法で注型プロセスで付与する。
本発明による複合膜がチューブ、ホースまI;は中空繊
維の形で製造される場合においては、例えば上で述べた
方法で押出し及び凝固による大多孔性の充填剤含有膜i
)の製造の後で、PU注型溶液を、このようなチューブ
、ホースまたは中空繊維の内側に注型によって付与して
孔のないPU膜ム)を生成させ、もし適切ならば、例え
ば中空繊維の場合においては内側の粘着を避けるために
、系を引き続いて不活性ガスでフラッシュする。この不
活性ガスは、注を溶液からの溶媒の揮発を促進させるた
めに、同時に予備加温してもよい。d)の付与のこのよ
うな方法は、低級アルキル基、ヒドロキシル、塩素また
は臭素によって随時置換されたベンゼン及び脂肪族及び
/または脂環式炭化水素、アルコール、エーテル、ケト
ン及び/またはカルボン酸エステルの分離されるべき混
合物、あるいはこのようなベンゼンを含む流出液をこれ
らのチューブ、ホースまたは中空繊維の内側に待ってき
てそしてチューブ、ホースまたは中空繊維の外側表面か
ら随時置換されたベンゼンに富んだ浸透物を取り出すた
めに適当である。本発明による複合膜のこのタイプの構
成は、もし比較的高い圧力から比較的低い圧力への圧力
勾配が混合物側から浸透物側へと適用されるならば、特
に望ましい。
加えて、逆の使用、即ち出発混合物をチューブ、ホース
または中空繊維の外側表面上に持ってきてそして浸透物
を内側表面から取り出すこともまた原理的には可能であ
る。この実施態様のためには、ム)の製造のためのPU
注型溶液は、大多孔性の充填剤含有膜i)のチューブ、
ホースまたは中空繊維の外側表面上に持ってこなければ
ならない。
本発明はさらにまた、塩素、臭素、01〜C4アルキル
またはヒドロキシルによって1,2または3置換されて
いてよいベンゼンを、脂肪族及び/または脂環式炭化水
素、アルコール、エーテル、ケトン及び/またはカルボ
ン酸エステルカ1らあるいは流出液から取り出すための
、上で述べた複合膜の使用に関する。
随時置換されたベンゼンは、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、エチルベンゼン、プロピルベンゼン、クロロベン
ゼン、ジクロロベンゼン、フロモベンゼン、フェノール
まt;はクレゾールである。
それから随時置換されたベンゼンが取り出される脂肪族
または脂環式炭化水素の例は、例えば、5〜14のC原
子を有する直鎖のまたは分岐した炭化水素、例えばペン
タン、ヘキサン、ヘプタン、2−メチル−及び3−メチ
ルヘキサン、2.2−ジメチルペンタン、 2.4−ジ
メチルペンクン、2,2.3−トリメチルブタン、直鎖
のまたは分岐したテトラデカン、i−オクタン、あるい
はCl−C1−ルキシ、好ましくはC,−C,−ルキシ
そして特に好ましくはメチル及びエチルによってまた置
換されていてよい脂環式炭化水素、特に5及び6の環の
C原子を有するものである。これらの脂肪族または脂環
式炭化水素は、個々にまたは混合物として存在してよい
;例えば燃料のための、石油化学起源の混合物が好まし
くは適当である。これらにおける好ましい脂環式炭化水
素は、メチルシクロペンタン、シクロヘキサン及びメチ
ルシクロヘキサンである。取り出しのだめのlより多い
随時置換されたベンゼンが混合物中に存在することもま
た可能である。
本発明による膜の助けによってそれから随時置換された
ベンゼンを取り出すことができる考えられる別の有機溶
媒は、アルコール、例えばエタノール;エーテル、例え
ばジオキサン;ケトン、例えばシクロヘキサノン、及び
カルボン酸エステル、例えば酢酸エチルである。
取り出しは、液体/液体浸透、気体/気体浸透蒸発また
は液体/気体浸透蒸発、好ましくは液体/気体浸透蒸発
による。このために必要とされる技術は熟達者には知ら
れている。好ましくは、浸透物の方向への圧力勾配が使
用され、このためには浸透物の側に減圧(例えば1〜5
00mbar)を適用する。
本発明による複合膜が随時置換されたベンゼンに関して
顕著に改良された分離係数を有することは驚くべきこと
である。
膜の選択的浸透性の尺度を表す分離係数αは、一般に、
取り出し効果の尺度として述べられる;それは、以下の
式: %式%) [式中、 CA、及びCLpは、浸透物(p)中の物質A及びBの
濃度を表し、そして CAg及びC1,は、分離されるべき混合物(g)中の
対応する濃度を表し、 そして式中、 各々の場合におけるAは、取り出されるべき成分、本件
の場合には随時置換されたペンゼン(または数個のベン
ゼン[)を表し、そして Bは、混合物のその他のまたは残りの成分を表す] によって定義される。
本発明による複合膜の非常に驚くべき効果は、流出液か
らの随時置換されたベンゼンの取り出しのためのそれら
の成功する使用である。
実施例1 a) 大多孔性の充填剤含有ポリマーブレンド膜の製造
: 21.6gの17%濃度のドラロンT@/DMF溶液、
65.2gの20%濃度のKBH”ポリウレタン/DM
F溶液、86.6gの25%濃度のモウイリス50@/
DMF溶液、22.5gのナトリウムジオクチルスルホ
スクシネート、14.8gのタルクATL、59.4g
の硫酸バリウム(プラン フィクセ ミクロン)、17
.3gのKPK@ (バイエルAG、陽イオン性ポリウ
レタン分散液)及び140.0gのDMFを、高速撹拌
機(溶解機)の助けによって均質な分散液へと処理した
。真空中で脱ガスした後で、この注型溶液を、厚さ20
0μmのポリプロピレン不織布(フロイデンベルグ(F
reudenberg)からのタイプFO2430)の
上にドラタブレードの助けによって150μmの層厚さ
で被覆させ、そして水中で45″で3分間凝固させた。
このようにして生成されそして担体フィルムの上にかか
つているポリマー母体を暖かな空気によって乾燥させた
b) 孔のないPU膜の付与(本発明による複合膜の製
造): a)に従って得られた多孔性膜母体を以下のポリウレタ
ンによって被覆した:100.Ogのポリヘキサンジオ
ールアジペート(平均分子量約850)、57.5gの
イソホロンジイソシアネート及び23.7gのインホロ
ンジアミンを公知の方法でお互いに反応させた。トルエ
ン及びインプロパツール(1:l)の混合物中のこのポ
リウレタンの30%濃度の溶液(重量/容量)を加圧フ
ィルターを通して濾過し、そして濾液を、それが泡を含
まなくなるまで放置せしめた。このポリウレタン注型溶
液を、a)中で述べられた大多孔性担体膜の上に100
μmの湿式塗布で塗布した。
溶媒を暖かい空気の助けによって除去した;第1図及び
第2図中で特徴づけられる複合膜NO12はこのように
して得られた。
第1図及び第2図中で特徴づけられる膜No。
3(比較のための)は、ポリアミドのマイクロフィルト
レージョン(microfiltration)  (
M F )膜(ボール(Pall) 、0 、2 p 
m)をb)による同じポリマー注型溶液によって同じ製
造パラメータの下で被覆することによって得られた。
実施例2(比較のため) 担体のないポリウレタン浸透蒸発膜の製造実施例1b)
中で述べられたポリマー溶液を透明なポリエチレンテレ
フタレートフィルム(PETフィルム)の上に100μ
mの層厚さで被覆すせた。溶媒を暖かい空気による揮発
によって除去した。PETフィルムに接着する膜フィル
ムがこのようにして得られた。第1図及び第2図中で特
徴づけられる膜No、lは、PETフィルムからの注意
深いはぎ取りによって得られた。
実施例3 孔のないアクリレート/ポリウレタンブレンド分離層を
有する複合膜の製造: 3.75gのトリメチロールプロパントリアクリレート
(ロームからの市販の製品)及び光開始剤として0.1
8gの1−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン(
イルガキュア(Irgacure)184■、チバガイ
ギーからの市販の製品)を、25.0gのポリウレタン
(実施例1b)におけるような化学構造)、37.5g
のトルエン及び37.5gのインプロパツールのポリウ
レタン注型溶液に添加した。
この混合物を撹拌によって均質化させそして脱ガスのた
めに放置せしめた。次にこの注型溶液を実施例1a)中
で述べられたポリマーブレンド膜に150pmの層厚さ
で塗布し、そして引き続いて溶媒を揮発し去った。この
ようにして生成された孔のないアクリレート/ポリウレ
タンブレンド層をUV光の助けによって橋かけさせた。
露光条件: 露光装置:        ハノビア(Hanovia
)照射源:      中圧水銀蒸気ランプランプ出力
’              80W/cmサンプル
とランプの間の距離:  11cmベルト速度+   
       10m/分トルエン/シクロヘキサン分
離の間のこの膜の分離効果及び流れ特性は、実施例1(
第1図)中で述べられt;膜のそれらに対応した。しか
しながら、改良された膜安定性を高い温度、例えば約9
0℃で観察することができた。
実施例4 トルエン/シクロヘキサン分離: 実施例1及び2中で述べられた膜を、例えば、DE−O
3(ドイツ公開特許明細書)3,441゜190中で述
べられているような浸透蒸発器(pervaporat
or)モジュールの助けによって、種々の組成の供給溶
液を流すことによって同じ条件下で試験した。実験条件
及び実験結果を第1図及び第2図中に示す。
複合成分として大多孔性ポリマーブレンド膜を本発明に
従って使用する時の選択性における増加は、膜No、l
と比較して顕著である。本発明による複合膜が50℃で
数日間完全に機能的に留まったのに対して、ポリウレタ
ン膜No、lはこれらの条件下で数時間後に溶解した。
第1図及び第2図に関する説明の記載:増加するトルエ
ン含量の関数としての分離されるべき物質混合物(供給
)の組成は、どちらの場合にも横軸に示す。増加するト
ルエン含量による浸透物濃度は、第1図中の縦軸に示し
、そして対応する浸透物の流れは、第2図中の縦軸に示
す。
本発明による複合膜No、2は、選択性における予期し
なかった増加(分離係数aにおける増加)を、特に低い
トルエン濃度の領域で、示す。少なくとも二つの混和し
ないポリマーの大多孔性の充填剤含有膜(i)は、かく
して、選択効果に対して貢献するが、それは、大多孔性
構造のために供給に対して抵抗を与えず、そしてかくし
て溶解度/拡散モデルの概念に従う対応する分離作用を
演じない。本発明による複合膜は、付加的に全体として
比較的高い温度においてさえ、−層機械的にそして化学
的に安定である。
実施例5 流出液からのクロロベンゼンの取り出し:精製されるべ
き供給溶液は、10%のエタノール及び150ppmの
クロロベンゼンを含む流出液であった。実施例1からの
複合膜No、2を使用した。供給溶液を膜上で静止(流
すことなく)させた(温度−30℃;浸透圧p=l1m
bar)。
試験の4時間後に、供給溶液中のクロロベンゼンの含量
は、0.O2ppmに減っていた。
実施例6 ベンゼン/シクロヘキサンの分離: 実施例1からの複合膜No、2を使用した。供給溶液の
組成は、55%のベンゼン、45%のシクロヘキサンで
あ7た。
実験は実施例4におけるように実施した。
0.6(2/m”x時間の流れが測定された。浸透物中
には痕跡(<0.5%のシクロヘキサン)だけを見い出
すことができた。
実施例7 a) 大多孔性の充填剤含有ポリマーブレンド膜の製造
: 21.6gの17%濃度のドラロンU@/DMF溶液、
62.5gの20%濃度のKBH■ポリウレタン/DM
F溶液、86.6gの25%濃度のモウイリス■/DM
F溶液、1.5gのドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム、74.2gのタルクATI及び80.0gのDM
Fを、実施例1に従って大多孔性膜に加工した。
b) 孔のないPU膜の付与(本発明による複合膜の製
造): a)に従って得られた多孔性膜母体を以下のポリウレタ
ンによって被覆した:lOO,Ogのポリープタンジオ
ールアジペート、10.0gのブタンジオール及び38
.7gのジフェニルメタンジイソシアネートを公知の方
法でお互いに反応させた。DMF及びブタノール(3:
 2)の混合物中のこのポリウレタンの30重量%の溶
液を実施例1b)と同様にして製造しモしてa)の下で
述べられた支持膜上に被覆させた。
ガスクロマトグラフ分析によって1%より多い55の成
分を含む燃料混合物を、浸透蒸発による分離のために使
用した。
1日の浸透蒸発の後で、芳香族化合物に関する浸透物及
び残留物(retantate)の分析測定は、以下の
結果を与えた: 付録: 好ましく使用されるポリマーの化学構造ポリウレタン(
KBH■、バイエルAG)アジピン酸、エチレングリコ
ール及び1.4−ブタンジオールのポリエステル(分子
量−2,000)75部、アジピン酸及び1.4−ブタ
ンジオールのポリエステル(分子量−2,250)25
部、1.4−ブタンジオール25部及びジフェニルメタ
ン4.4′−ジイソシアネート85部の反応によって得
られた熱可塑性重付加物。
ベンゼン トルエン 0−キシレン p / m−キシレン 残留物  浸透物 4%   10% 7%   17% 6%   8% 18%   24% −N ドラロンU■(バイエルAG) CH。
この結果によって示されるように、浸透蒸発は、ベンゼ
ン及びトルエンに関して顕著な富化をもだらす。
OCR,SO3Na Mn : 4g、000 91.5%b、w、   5.0%b、w、   3.
5%b、w。
ドラロンA@ (バイエルAG) CI。
Mn:48,000 91.4%b、w、   4.9%b、w、   3.
7%b、w。
モウイリス50■(ポリ酢酸ビニル、ヘキストAG) (CHzCH)n− 0−C−CH。
l       Mnニア3.000 陽イオン性ポリウレタン分教液(KPK■、バイエルA
G) このポリウレタン分散液は凝固助剤としての役割を果し
、そしてアジピン酸、7タル酸及びエチレングリコール
のポリエステルl子量−1,700)200部、トルイ
レンジイソシアネート50%、N−メチルジェタノール
アミン20部及びp−キシレンジクロリド6部の反応生
成物の陽イオン性の乳化剤を含まない分散液である。
本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。
1)i)少なくとも一つの充填剤を含む少なくとも二つ
の混和しないポリマーの、このような充填剤または数個
の充填剤の混合物の量が充填剤及び混和しないポリマー
の総重量の30〜85%である、大多孔性膜、及び ii)i)に付与された孔のないポリウレタン(p u
)膜 から成る複合膜。
2)ポリウレタン、ポリアクリロニトリル、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリスチレン、ポリスルホン、ポリフッ化ビニリ
デン、ポリアミド、ポリヒダントイン、及び少なくとも
50重量%の酢酸ビニルを含むエチレン/酢酸ビニルコ
ポリマーを含有して成る群からの2または3の混和しな
いポリマーが1)のために使用されることを特徴とする
、上記lに記載の複合膜。
3)タルク1.微晶質セルロース、ゼオライト、ベント
ナイト、Sin、、T i O、及びBa5Oaを含有
して成る群からの−またはそれより多い充填剤が使用さ
れることを特徴とする、上記lに記載の複合膜。
4)その上にi)そして次にif)が付与される支持材
料を付加的に含むことを特徴とする、上記lに記載の複
合膜。
5)孔のない膜■)が橋かけされたアクリレート/ポリ
ウレタンブレンドであることを特徴とする、上記lに記
載の複合膜。
6)アクリル酸またはメタクリル酸と、脂肪族、脂環式
または芳香脂肪族ジオール(ここで該ジオールは4〜1
2のC[子を有する)及び/または3またはそれより多
いOH基を有するポリオールとの−またはそれより多い
エステルが該アクリレートとして使用されることを特徴
とする、上記5に記載の複合膜。
7)ブタン−1,4−ジオールアクリレート、ブタンジ
オールビス−メタクリレート、トリメチロールプロパン
トリスアクリレート、トリメチロールグミパントリメタ
クリレート、ペンタエリトリトールテトラアクリレート
またはペンタエリトリトールテトラメタクリレート、ま
t;はウレタンアクリレートが該アクリレートとして使
用されることを特徴とする、上記6に記載の複合膜。
8)トリメチロールプロパントリスアクリレートが該ア
クリレートとして使用されることを特徴とする、上記7
に記載の複合膜。
9)a)少なくとも二つの混和しないポリマーを、溶液
中に相分離を導く量で、含む溶液中に、少なくとも一つ
の不溶性充填剤を、このような充填剤または数個の充填
剤の混合物の量が充填剤及び混和しないポリマーの総重
量の30〜85%となるように、分散させて、均質な注
型溶液を生成させ、 b)この溶液を、フィルム、チューブ、ホースまたは中
空繊維の形の膜に加工し、そして沈殿凝固を実施し、そ
して C)この方法で得られる大多孔性の充填剤含有膜に、孔
のないPU膜を付与する ことを特徴とする、複合膜の製造方法。
10)該複合膜の上に留まる支持材料が、フィルムの形
での複合膜の製造の間に混和しないポリマー及び充填剤
を含む溶液を注型するための担体基体として使用される
ことを特徴とする、上記9に記載の方法。
11)上記lに記載の 1) 少なくとも二つの混和しないポリマーの大多孔性
の充填剤含有膜、及び ii)   i)に付与された孔のないポリウレタン(
PU)膜 から成る複合膜を使用することを特徴とする、塩素、臭
素、ヒドロキシルまたはC0〜C6−アルキルによって
1,2または3置換されていてよいベンゼンを、脂肪族
及び/または脂環式炭化水素、アルコール、エーテル、
ケトン及び/まt;はカルボン酸エステルからあるいは
流出液から取り出す方法。
【図面の簡単な説明】
glI!Iは、トルエンきシクロヘキサンの混合物を分
離する時の各種の膜の分離効果を示すグラフであり;そ
して 第2図は、トルエンとシクロヘキサンの混合物を分離す
る時の各種の膜の流れ特性を示すグラフである。 第1図及び第2図は、それぞれ実施例1〜3による膜(
lllNo、l:孔のない(pu)膜;膜No、2:本
発明による複合膜;膜No、3:ボリアミド膜と組み合
わせられた孔のないPU膜)の分離効果及び流れ特性を
示す。 20 第1図 0 0 80 v/。 +00 供給濃度 F1 第2図 供給濃度 WF凰

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)i)少なくとも一つの充填剤を含む少なくとも二つ
    の混和しないポリマーの、このような充填剤または数個
    の充填剤の混合物の量が充填剤及び混和しないポリマー
    の総重量の30〜85%である、大多孔性膜、及び ii)i)に付与された孔のないポリウレタン(PU)
    膜から成る複合膜。 2)a)少なくとも二つの混和しないポリマーを、溶液
    中に相分離を導く量で、含む溶液中に、少なくとも一つ
    の不溶性充填剤を、このような充填剤または数個の充填
    剤の混合物の量が充填剤及び混和しないポリマーの総重
    量の30〜85%となるように、分散させて、均質な注
    型溶液を生成させ、 b)この溶液を、フィルム、チューブ、ホースまたは中
    空繊維の形の膜に加工し、そして沈殿凝固を実施し、そ
    して c)この方法で得られる大多孔性の充填剤含有膜に、孔
    のないPU膜を付与する ことを特徴とする、複合膜の製造方法。 3)請求項1記載の i)少なくとも二つの混和しないポリマーの大多孔性の
    充填剤含有膜、及び ii)i)に付与された孔のないポリウレタン(PU)
    膜から成る複合膜を使用することを特徴とする、塩素、
    臭素、ヒドロキシルまたはC_1〜C_4−アルキルに
    よって1、2または3置換されていてよいベンゼンを、
    脂肪族及び/または脂環式炭化水素、アルコール、エー
    テル、ケトン及び/またはカルボン酸エステルからある
    いは流出液から取り出す方法。
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