JPH0386001A - パンタグラフの騒音低減装置 - Google Patents
パンタグラフの騒音低減装置Info
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- JPH0386001A JPH0386001A JP22150389A JP22150389A JPH0386001A JP H0386001 A JPH0386001 A JP H0386001A JP 22150389 A JP22150389 A JP 22150389A JP 22150389 A JP22150389 A JP 22150389A JP H0386001 A JPH0386001 A JP H0386001A
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- Japan
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- noise
- pantograph
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- wave
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- Pending
Links
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- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 3
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、パンタグラフの騒音低減itに係り、特に高
速鉄道車両に好適なパンタグラフの騒音低減装置に関す
るものである。
速鉄道車両に好適なパンタグラフの騒音低減装置に関す
るものである。
従来、パンタグラフカバーについては、特開昭52−2
5310号公報記載のように、パンタグラフの両側に障
壁を車体上に配置したり、特開昭58−4667号公程
に記載のように、障壁と共に前後壁を設けるようにして
いる。この場合、パンタグラフの主音源に対し、十分に
高さのある壁を設けなければならなかったが、車両限界
により前lem高さには限界があった。
5310号公報記載のように、パンタグラフの両側に障
壁を車体上に配置したり、特開昭58−4667号公程
に記載のように、障壁と共に前後壁を設けるようにして
いる。この場合、パンタグラフの主音源に対し、十分に
高さのある壁を設けなければならなかったが、車両限界
により前lem高さには限界があった。
上記従来技術は、音源に対して壁の高さが車両限界によ
り制限され、大巾な騒音低減効果を得るには限界があっ
た。第5図、第6図において、車体1の屋根上にパンタ
グラフ3.碍子5等を囲む前後壁、側壁、底板からなる
パンタグラフのしゃ音カバーが設置されていて、車両が
走行風を受けて発生する騒音あるいは架!14とパンタ
グラフ3の接触による騒音を前記しゃ音カバーによって
し平蔽している。しかし、前記しゃ音カバーの徒高さは
車両限界により制限されるため、受音点Gでの減音効果
には限界がある。これは、前記しゃ音カバーの裏側に騒
音の回折波6が伝播するためである。
り制限され、大巾な騒音低減効果を得るには限界があっ
た。第5図、第6図において、車体1の屋根上にパンタ
グラフ3.碍子5等を囲む前後壁、側壁、底板からなる
パンタグラフのしゃ音カバーが設置されていて、車両が
走行風を受けて発生する騒音あるいは架!14とパンタ
グラフ3の接触による騒音を前記しゃ音カバーによって
し平蔽している。しかし、前記しゃ音カバーの徒高さは
車両限界により制限されるため、受音点Gでの減音効果
には限界がある。これは、前記しゃ音カバーの裏側に騒
音の回折波6が伝播するためである。
本発明は、簡単な構成でパンタグラフから発生する騒音
を低減することができるパンタグラフの騒音低減装置を
提供することを目的としたものである。
を低減することができるパンタグラフの騒音低減装置を
提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するため、パンタグラフから生じる騒音
のうち直接伝播するものl二対して位相をずらして伝播
する中空通路体を、パンタグラフの周囲に配置したもの
である。
のうち直接伝播するものl二対して位相をずらして伝播
する中空通路体を、パンタグラフの周囲に配置したもの
である。
中空通路体はパンタグラフからの騒音を直接伝播する騒
音に対して位相をずらして伝播させるため、該中空通路
体のパンタグラフに対する裏面側では直接伝播する騒音
と中空通路体を通過した騒音とが干渉作用により打消さ
れ、騒音を低減することができる。
音に対して位相をずらして伝播させるため、該中空通路
体のパンタグラフに対する裏面側では直接伝播する騒音
と中空通路体を通過した騒音とが干渉作用により打消さ
れ、騒音を低減することができる。
以下、本発明による一実施例を第1図および第2図によ
って説明する。同図において、前記従来例と同一符号は
同一部材を示すものである。車体lの屋根上には、褥子
5を介してパンタグラフ3が設置されている。該パンタ
グラフ3の周囲には、。
って説明する。同図において、前記従来例と同一符号は
同一部材を示すものである。車体lの屋根上には、褥子
5を介してパンタグラフ3が設置されている。該パンタ
グラフ3の周囲には、。
中空通路体によって構成されたしや音カバー7が設置さ
れ、その上端は車両限界に可能な限り近付けて設置され
る。
れ、その上端は車両限界に可能な限り近付けて設置され
る。
このような構成において、車両が高速で走行するとパン
タグラフ3自体の風切音および架線との接触点すなわち
主音源4から摺動音が騒音となって発生する。この騒音
は、前配しゃ音カバー7の上方から直接伝播する直接波
面6と、前記しゃ音カバー7の中空通路体を通過して伝
播する屈接波面8とに分かれる。なお、前記しゃ音カバ
ー7の中空通路体は前記直接波面6に対して屈接波面8
0位相を1800ずらすように設計されている。
タグラフ3自体の風切音および架線との接触点すなわち
主音源4から摺動音が騒音となって発生する。この騒音
は、前配しゃ音カバー7の上方から直接伝播する直接波
面6と、前記しゃ音カバー7の中空通路体を通過して伝
播する屈接波面8とに分かれる。なお、前記しゃ音カバ
ー7の中空通路体は前記直接波面6に対して屈接波面8
0位相を1800ずらすように設計されている。
したがって、直接波面6の伝播距離so 81と屈接波
面8の伝播距111soszとが同一であっても見かけ
上の伝播距離がずれることになり、核直接波面6と屈接
波面8との間で干渉作用が生じる。
面8の伝播距111soszとが同一であっても見かけ
上の伝播距離がずれることになり、核直接波面6と屈接
波面8との間で干渉作用が生じる。
すなわち、1N2図中B域で前記直接波面6と屈接波面
8との干渉作用により、騒音を低減することができる。
8との干渉作用により、騒音を低減することができる。
したがって、前記減音領域Bを車両からの騒音の最も影
響の大きい位置に合わせることにより、騒音問題を最少
限に抑えることができる。なお、標準的な受音点Gは軌
道中心から25肩の地点で、地上1.2mの点である。
響の大きい位置に合わせることにより、騒音問題を最少
限に抑えることができる。なお、標準的な受音点Gは軌
道中心から25肩の地点で、地上1.2mの点である。
また、前記しゃ音カバー7を車両限界の上限位置に配置
し、さらに、中空通路体からの屈接波面8の伝播範囲を
拡げることにより、前記減音領域Bを拡げることができ
る。さらに、軌道の防音壁0によって減音領域Cが形成
されるが、該防音壁9の高さおよび車体lとの間隔を配
慮することによって該減音領域Cを拡大させることもで
きる。
し、さらに、中空通路体からの屈接波面8の伝播範囲を
拡げることにより、前記減音領域Bを拡げることができ
る。さらに、軌道の防音壁0によって減音領域Cが形成
されるが、該防音壁9の高さおよび車体lとの間隔を配
慮することによって該減音領域Cを拡大させることもで
きる。
このことは、前記減音領域Bの拡大と相まって騒音低減
上有効である。
上有効である。
このような構成によれば、パンタグラフ3の周囲にしゃ
音カバー7を設置することにより、該パンタグラフ3か
ら発生する騒音を低減することができる。また、前記し
ゃ音カバー7自体は、音を伝播させる通路を有した中空
通路体から威り、それ自体の構造が非常に簡単である。
音カバー7を設置することにより、該パンタグラフ3か
ら発生する騒音を低減することができる。また、前記し
ゃ音カバー7自体は、音を伝播させる通路を有した中空
通路体から威り、それ自体の構造が非常に簡単である。
さらに、車体1への取付も走行風に対する強度さえ確保
できればよく、特別な取付構造を必要としない。
できればよく、特別な取付構造を必要としない。
次に、第3図および第4図に示す本発明の他の実施例を
説明する。同図において、前記−実施例と同一符号は同
一部材を示すものである。本実施例において、前記一実
施例との相違点は、しや音カバー71の周囲に、内面に
吸音材10を設置したしゃ前壁2を設置した点にある。
説明する。同図において、前記−実施例と同一符号は同
一部材を示すものである。本実施例において、前記一実
施例との相違点は、しや音カバー71の周囲に、内面に
吸音材10を設置したしゃ前壁2を設置した点にある。
すなわち、該しゃ音I!2を前記しゃ音カバー7の位置
に設置し、その内側に中空通路体からなるしゃ音カバー
7麿を設置した構造となっている。また、しや前壁10
の上端を減音領域Bに対応させた構成となっている。
に設置し、その内側に中空通路体からなるしゃ音カバー
7麿を設置した構造となっている。また、しや前壁10
の上端を減音領域Bに対応させた構成となっている。
このような構成によれば、しや音l!10の内面に吸音
材を設置していることから、パンタグラフ3bら生じ該
くや音W1ioに直接伝播する騒音は該吸音材によって
減衰される。また、しダ音カバー71から干渉作用を行
なわずに伝播する騒音についても前記しゃ前壁10の吸
音材10によって減衰される。さらに、パンタグラフ3
からの騒音の直接波面6およびしゃ音カバー71を通過
した屈接波面8は干渉して減音領域Bを構成する。この
ように、しゃ前壁10を設置することにより前記−実施
例よりも減音領域を拡大することができる。
材を設置していることから、パンタグラフ3bら生じ該
くや音W1ioに直接伝播する騒音は該吸音材によって
減衰される。また、しダ音カバー71から干渉作用を行
なわずに伝播する騒音についても前記しゃ前壁10の吸
音材10によって減衰される。さらに、パンタグラフ3
からの騒音の直接波面6およびしゃ音カバー71を通過
した屈接波面8は干渉して減音領域Bを構成する。この
ように、しゃ前壁10を設置することにより前記−実施
例よりも減音領域を拡大することができる。
以上説明したように本発明によれば、簡単な構成でパン
タグラフから発生する騒音を低減することができる。
タグラフから発生する騒音を低減することができる。
第1図は本発明による騒音低減gl置の一実施例を示す
正面図、第2図は111図の騒音低減装置を備えた車両
の受音点との関係を示す正面図、gJ3図は本発明によ
る騒音低減装置の他の実施例を示す正面図、第4図は第
3図の騒音低減装置を備えた車両の受音点との関係を示
す正面図、第5図は従来のし中音カバーを有した車両と
受音点との関係を示す正面図、第6図は第5図のしゃ音
カバーの正面図である。 l・・・・・・車体、3・・・・・・パンタグラフ、4
・・・・・・主音閃 牙 図 第 イ を 図
正面図、第2図は111図の騒音低減装置を備えた車両
の受音点との関係を示す正面図、gJ3図は本発明によ
る騒音低減装置の他の実施例を示す正面図、第4図は第
3図の騒音低減装置を備えた車両の受音点との関係を示
す正面図、第5図は従来のし中音カバーを有した車両と
受音点との関係を示す正面図、第6図は第5図のしゃ音
カバーの正面図である。 l・・・・・・車体、3・・・・・・パンタグラフ、4
・・・・・・主音閃 牙 図 第 イ を 図
Claims (1)
- 1、パンタグラフの周囲に設置され、該パンタグラフか
ら直接伝播する騒音に対して位相をずらして騒音を伝播
させる中空通路体から構成したことを特徴とするパンタ
グラフの騒音低減装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22150389A JPH0386001A (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | パンタグラフの騒音低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22150389A JPH0386001A (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | パンタグラフの騒音低減装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0386001A true JPH0386001A (ja) | 1991-04-11 |
Family
ID=16767732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22150389A Pending JPH0386001A (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | パンタグラフの騒音低減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0386001A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5497866A (en) * | 1993-10-26 | 1996-03-12 | Hitachi, Ltd. | Current collecting apparatus |
-
1989
- 1989-08-30 JP JP22150389A patent/JPH0386001A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5497866A (en) * | 1993-10-26 | 1996-03-12 | Hitachi, Ltd. | Current collecting apparatus |
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