JPH0385935A - 統制通信受信確認方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は地域防災無線システムにおける通信制御方式に
関するものである。

〔発明の概要〕

地域防災無線は一箇所の基地局と複数の移動局で構成す
るシステムであり２通信のモードに一斉通報、統制通信
、一般通信等があり９通信接続に関する手順は郵政省の
無線設備規則に規定されている。この中の一斉通報と統
制通信では基地局が複数移動局を対象に通報もしくは通
信を行う。この時呼出対象の移動局が受信状態にあり、
正しく被呼したかどうかの確認がとれるならば１通信の
徹底を図る上で非常に都合が良い。

本発明は、統制通信の通話設続時に基地局が通信開始直
前に送出する「開始信号」をトリガとして、被呼した各
移動局があらかじめ設定されたタイミングに順次「送信
局識別信号」を返送し、これを基地局が受信して、受信
局の確認をしようとするものである。これは−斉通報に
も応用できる。

〔従来の技術〕

地域防災無線は、一箇所の基地局（統制局）と複数の移
動局（一般局）とから構成され、−斉通報、統制通信、
緊急連絡、一般通信等の通信モードを有している。

この中の、−斉通報と統制通信では基地局が複数移動局
を対象に通報または通信を行なうものである。

上記統制通信を行う時、基地局から制御チャネル（以後
Ｃチャネルという）で複数の移動局に対して「捕捉信号
」を送出し２次に一斉通報用チャネル（以後ＣＩチャネ
ルという）に移行し、「捕捉信号」、「開始信号」を送
出し通信状態に入る。

ところで、移動系システムでは、移動局は消費電力節減
のために電源スィッチを切ることが多く、また、必ずし
も電波伝搬状態の良好なサービスエリア内にいるとは限
らない。

そのため、上記統制通信においても、基地局から移動局
に対して常に通信できるという保証がない。

しかしながら、従来は相手移動局からの受信応答信号の
返送が無いため、基地局にて呼出対象の移動局がまちが
いなく受信しているかどうか自動的に把握できなかった
。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のように従来技術には、統制通信を行う基地局が、
呼出対象である移動局が受信しているかどうかを自動的
に把握できないという問題があった０ 本発明は、上記問題を解決し９通信の徹底を図ることが
できるようにすることを目的とする。

〔８題を解決するための手段〕 本発明は、上記の目的を達成するために、統制通信の通
話接続手順に従い、基地局が「捕捉信号」。

「開始信号」の順に信号を送出した時、この「開始信号
」を受信し終った時点を基点とｌ−で、各移動局はあら
かじめ個々に設定されたタイミングに「送信局識別信号
」を順次送出１−２基地局がこれらを順次受信するよう
にしたものである。

〔作用〕

基地局は、受信したこれ等の「送信局識別信号」の中に
含まれる「自局コード」により、基地局からの信号（捕
捉信号、呼出信号）を受信している移動局を認識するこ
とができる０ 〔実施例〕 第１図は本発明の実施例で地域防災無線における基地局
とｎ個の統制通信呼出対象移動局間の信号授受タイミン
グを表わす。地域防災無線の無線機は多チヤネル切換無
線機を使用し、設備規則に定められた手順に従い、チャ
ネル制御および信号送出を行い通話接続をする。信号は
デジタル信号をサブキャリアにてＭＳＫ変調し電波にて
伝送する０ 図において基地局は「捕捉信号」１をＣチャネルにて送
出し２次にＣＩチヤネルにて「捕捉信号２を規定時間送
出する。次に「開始信号」３を送出する。ここまでが設
備規則に定められた統制通信の通話接続手順であり、以
後は終了信号９を送出するまでの間ユーザーが音声通信
またはデータ通信が行えるようになっている０ 本発明では「開始信号」３を受信した移動局１゜２・・
・・・・ｎはあらかじめ移動局毎にきめられた開始信号
３の終了時点からの時間ｔｌ、ｔ２・・・・・・ｔｎ後
に順次「送信局識別信号Ｊ４，５．６を送出するように
機能を付加した。ここで、ｔｌ、ｔ２・・・・・・ｔｎ
はそれぞれの「送信局識別信号」が重ならないように設
定Ｉ−でおく。

基地局は「送信局識別信号Ｊ４，５．６に含まれる自局
コードにより受信できている移動局を把握することがで
きる。

受信している移動局を把握した後、音声またはデータ信
号７を送出し通信に入る０音声またはデータ信号には「
送信局識別信号」８を付加することが義務づけられてい
る。同様に移動局からも。

音声またはデータ信号な送出、できるが９本図では省略
した。最後に基地局が「終了信号」９を送出して通信を
終了し基地局、移動局ともＣチャネルでの待受状態に戻
る。

第２図は「送信局識別信号」の構成を示したもので、こ
の中の自局コードは文字通り送信局を識別するための自
局呼出番号である。

なお、第１図は地域防災無線の直接通信について表わし
たが、中継通信の場合亀使用チャネルが異なるのみで同
様に「開始信号」ヲトリガとして移動局から送信局識別
信号を送出させることができる。

また１本発明は統制通信について述べたが、−斉通報時
にも応用できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、基地局にて統制通信を受信できた移動
局を認識した上で通信を行うことができる。そのため１
通信の徹底を図る上で非常に有利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基地局とｎ個の統制通信呼出対象移動
局間の信号授受タイミングを示す図、第２図は「送信局
識別信号」の符号構成を示す図である○ ｌ：捕捉信号、２：捕捉信号、３：開始信号。 ４：移動局１の送信局識別信号、５：移動局２の送信局
識別信号、６：移動局ｎの送信局識別信号。 ７：音声またはデータ信号、８：基地局の送信局識別信
号、９：終了信号。 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、地域防災無線の通信制御方式において、統制通信時
   、複数の移動局が、基地局から選出される「開始」信号
   を受信完了した時点から起算して、それぞれ移動局毎に
   定められた一定時間後に受信応答の役割を果す「送信局
   識別信号」を順次基地局に送信し、基地局において、移
   動局での受信状況を確認できるようにしたことを特徴と
   する統制通信受信確認方式。